刃物研ぎ具
【課題】 専門的な業に携わる人に限らず一般家庭において誰でも簡単で手軽に、しかも鋭利に包丁等の刃物を研ぐことができる刃物研ぎ具を提供する。
【解決手段】 前部に２本の角度調整ボルトを設けた長方形の台板の中央部に横長で後方へ緩やかに傾斜突出した所定高さの刃物載置台を設け、この刃物載置台の上面に板状の磁石を設けると共に、刃物の位置を決めるための３個の設定突起を設けた研ぎ具本体と、これとは別に、ー端にロ−ラ−を設けた長尺板の他方の下面所定長さの板状の研磨材を設けた研ぎ板をー組としたことを特徴とする。
【解決手段】 前部に２本の角度調整ボルトを設けた長方形の台板の中央部に横長で後方へ緩やかに傾斜突出した所定高さの刃物載置台を設け、この刃物載置台の上面に板状の磁石を設けると共に、刃物の位置を決めるための３個の設定突起を設けた研ぎ具本体と、これとは別に、ー端にロ−ラ−を設けた長尺板の他方の下面所定長さの板状の研磨材を設けた研ぎ板をー組としたことを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明はあらゆる調理用の包丁等の刃物を研ぐ際に使用する研ぎ具に関するもので、経験、熟練を必要とせず、誰にでも手軽に簡単で、然も正確に研ぐことができる研ぎ具であって、ナイフ、鋏その他の工作用刃物も正確に研ぐことができる刃物研ぎ具に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、刃物研ぎ具は各種提供されており、古くは天然の岩石を利用した砥石があらゆる刃物の研ぎ具として広く使用され、現在でも尚広く使用されている。
しかし、近年サンドペ−パ−を使った研ぎ具や円盤状に形成した砥石を回転させて研ぐ研磨機等が提供され、手軽に使用できると共に正確に研ぐことができるようになってきた。
【先行技術文献】
【０００３】
【特許文献１】 実願昭６０−１７８６６０号公報
【特許文献２】 特開２００２−４６０７４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、天然の石を利用した研ぎ具を除き、これまでに提供されている研ぎ具は年々改良され、手軽で安全に研ぐことができるようになったが、研ぐ技術には限界があり、従って更に研ぎ具を改良する必要があった。
又、機械的に研ぐ研磨機等は確実で精巧に研ぐことはできるが、高価であるばかりでなく危険が伴うのである程度の経験を積んで熟練したものでないと扱うことはできなかった。
従って、家庭において刃物を研ぐには安全が最優先されなければならないことは言をまたないが、手軽に使えて安価に提供できることも重要である。
本発明は料理師が使用する刃物に限らず、一般家庭において手軽に安全に利用することができる刃物研ぎ具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記目的を達成するため本発明は、前部に２本の角度調整ボルト６，６ａを設けた長方形の台板１の中央部に横長であって後方へ緩やかに傾斜突出した所定高さの刃物載置台２を設け、この刃物載置台２の上面に板状の磁石３を設けると共に、刃物の位置を設定するための３個の設定突起４、４ａ、４ｂを設けた研ぎ具本体Ａと、これとは別にー端にローラー１０を設けた長尺板の他方の下面に所定長さの板状の研磨材８を設けた研ぎ板Ｂをー組としたものである。
【発明の効果】
【０００６】
上記のように構成された本発明は次のような効果がある。
ａ．長方形の台板の中央部に横長で後方へ緩やかに傾斜突出した刃物載置台を設け、この載置台の上面に磁石を設けた研ぎ具本体の上面の磁石に刃物を載せて固定し、この研ぎ具本体とは別に設けた、ー端にロ−ラ−を設け、下面に板状の研磨材を設けた研ぎ板によって刃物の刃の角度に従って誰にでも簡単にしかも正確に研ぐことができる。
ｂ．刃物載置台の上面に三個の設定突起が設けられており、この設定突起を利用して刃物を正確な角度に載置固定できるようになっているので、この場合刃物の把手寄りに前記設定突起が挿通される程度の穴を設けておく必要がある。
ｃ．研ぎ具本体の台板前部の両側寄りに角度調整ボルトが設けられているので刃物設置台の上の磁石を利用して載置固定された刃物は、刃の角度が異なっていてもこの角度調整ボルトで刃物に合わせて角度調整ができる。
ｄ．研ぎ板に設けられた研磨材はダイヤモンドの紛末材を使用しているので、従来の砥石やサンド研磨材に比較すると研磨精度、耐久性に優れている。
ｅ．刃物載置台の上面の中央部に小型刃物用調整バーが設けらているので、小型の包丁やナイフ等の刃物を研ぐ場合に，それぞれの刃物の形状に合わせて位置を設定することができるようになっている。
ｆ．実際に刃物を研ぐ場合は、前記のように研ぎ具本体の刃物設置台上に刃物を設置した後、研ぎ板の研磨材の面を刃物の刃の角度に当て、片手で把手を握り、、研ぎ板を前後に摺動することによって適確に研ぐことができる。
ｇ．従って老若男女を問わず誰でも手軽に正確に刃物を研ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】 本発明の研ぎ具本体の斜視図
【図２】 本発明の研ぎ板の斜視図
【図３】 刃物の刃を研ぐ状態を示した図
【図４】 研ぎ具本体の正面図
【図５】 研ぎ具本体の側面図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【０００９】
図１は本発明の研ぎ具本体の斜視図、図２はの研ぎ板の斜視図、図３は実際に刃物を研ぐ状態を示す斜視図、図４は正面から見た研ぎ具本体、図５は側面から研ぎ具本体で、図中の符号Ａは研ぎ具本体、Ｂは研ぎ板、Ｃは刃物を示す。
【００１０】
１は研ぎ具本体Ａの台板で、この長方形で板状の台板の中央部には上面が後方にやや傾斜状で所定高さの刃物載置台２が設けられ、載置台２の上面には薄板状の磁石３が全面に設けられ、所定の間隔をおいて三個の設定突起４ａ，４ｂ，４ｃが設けられており、前記刃物載置台２の前部の両端寄りに二本の高さ調整ボルト６、６ａが設けられている。
【００１１】
刃物載置台２は台板１の中央部に、横長の所定高さで後方にやや低く傾斜した台で、刃物を載置した際刃物の刃先が水平になるように傾斜させたものである。
【００１２】
刃物載置台２上に設けられた磁石３は、刃物載置台の上面と同一形状の板状の永久磁石で、刃物載置台が鉄の場合は磁力によって固着することができるが、鉄、ステンレス及び刃物鋼素材すべて吸着固定することができる。
【００１３】
磁石３の上面の三カ所に突出して設けられた設定突起４、４ａ，４ｂは刃物の位置を決めるために設けられたもので、図３に示したように、予め刃物の把手寄りに設定突起に対応する穴を設けておき、この設けられた穴を設定突起４又は４ｂの何れかに嵌着させ、刃物の背部が設定突起４ａに当接するような状態で磁石に接着させて固定するようになっていて、設定突起４ａに付設されている調整バ−５はナイフ、剃刀等の小型の刃物を研ぐ際に使用する調整バ−で、小型刃物の大きさや形状に合わせて刃物の固定位置を設定するためのもので、必要に応じて設定突起に着脱するようになっている。
【００１３】
６、６ａは研ぎ具本体Ａの台板１の前部の両側寄りに設けられた角度調整ボルトで、刃物は種類によって刃先の角度が多少異なるため載置台上に刃物を載置した際に刃先の角度が水平になるように調整するためのボルトである。
【００１４】
７は長尺板状の研ぎ板Ｂの中間から後端部分の把手部で、この先端部分を下方へ湾曲状に折り曲げてロ−ラ−取付部９が形成され、ロ−ラ−１０が取り付けられており、研ぎ板Ｂの前半部は永久磁石になっている。
【００１５】
８は前記研ぎ板Ｂの中間から前端部分の下面に設けられた研磨材で、この研磨材はダイヤモンドの微粉を利用したもので、その優れた研磨精度、効果、耐久性は周知の通りで、研磨材として広く使用されている。
尚、この研磨材は薄い鉄板の両面に設けられ、ー面にダイヤモンドの微粉が、他面にやや荒いダイヤモンドの微粉が敷設されていて、粗仕上げと最終仕上げの両面を具備しており、研ぎ板Ｂの磁石によって着脱自在に吸着固定されている。
【００１６】
ロ−ラ−取り付け部９は図３に示したように、刃物載置台上に水平に載置された刃物の刃に研ぎ板の研磨材の面を当て、手を使って摺動させる際、研ぎ板が円滑水平に動くようにロ−ラ−１０を設けたものである。
【００１７】
ロ−ラ−１０は特に必要とするものではないが、研ぎ板を円滑に静かに摺動させるためにゴム等のロ−ラ−が望ましい。
【００１８】
上記のように構成された本発明を実際に使用する場合は次のようになる。
図３に示したように、刃物に設けられた穴を設定突起４に嵌着し、刃物の背部が設定突起４ａに当接する状態で磁石３に接着させると、刃物は刃物置き台上の所定位置に固定される。
この状態で研ぎ板Ｂを刃物に直交状に当て、把手部７を片手で軽く握り、研磨材８の面を刃物の刃の部分に当て、刃の角度が１５度になるように調整ボルトを介して調整した後、軽く前後に摺動させることによって鋭利な刃に研ぐことができる。
この際、研磨材の面を刃に強く押しつけたり、必要以上に摺動を繰り返すと刃を損傷する怖れがあるので注意する必要がある。
又、反対面の刃を研ぐ場合は、刃物に設けられた穴を設定突起４ｂに嵌着し、刃物の背部が設定突起４ａに当接するようにして磁石３に接着させて固定する。
このように接着固定した後、研ぎ板Ｂを刃物に対し直交状に刃の部分に当て把手部７を軽く握り、前後に軽く摺動せることによって鋭利な刃に仕上げることができる。
【符号の説明】
【００１９】
１ 台板
２ 刃物載置台
３ 磁石
４ 設定突起
４ａ 設定突起
４ｂ 設定突起
５ 調整バー
６ 調整ボルト
６ａ 調整ボルト
７ 把手部
８ 研磨材
９ ロ−ラ−取付部
１０ ロ−ラ−
Ａ 研ぎ具本体
Ｂ 研ぎ板
Ｃ 刃物
【技術分野】
【０００１】
本発明はあらゆる調理用の包丁等の刃物を研ぐ際に使用する研ぎ具に関するもので、経験、熟練を必要とせず、誰にでも手軽に簡単で、然も正確に研ぐことができる研ぎ具であって、ナイフ、鋏その他の工作用刃物も正確に研ぐことができる刃物研ぎ具に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来、刃物研ぎ具は各種提供されており、古くは天然の岩石を利用した砥石があらゆる刃物の研ぎ具として広く使用され、現在でも尚広く使用されている。
しかし、近年サンドペ−パ−を使った研ぎ具や円盤状に形成した砥石を回転させて研ぐ研磨機等が提供され、手軽に使用できると共に正確に研ぐことができるようになってきた。
【先行技術文献】
【０００３】
【特許文献１】 実願昭６０−１７８６６０号公報
【特許文献２】 特開２００２−４６０７４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、天然の石を利用した研ぎ具を除き、これまでに提供されている研ぎ具は年々改良され、手軽で安全に研ぐことができるようになったが、研ぐ技術には限界があり、従って更に研ぎ具を改良する必要があった。
又、機械的に研ぐ研磨機等は確実で精巧に研ぐことはできるが、高価であるばかりでなく危険が伴うのである程度の経験を積んで熟練したものでないと扱うことはできなかった。
従って、家庭において刃物を研ぐには安全が最優先されなければならないことは言をまたないが、手軽に使えて安価に提供できることも重要である。
本発明は料理師が使用する刃物に限らず、一般家庭において手軽に安全に利用することができる刃物研ぎ具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記目的を達成するため本発明は、前部に２本の角度調整ボルト６，６ａを設けた長方形の台板１の中央部に横長であって後方へ緩やかに傾斜突出した所定高さの刃物載置台２を設け、この刃物載置台２の上面に板状の磁石３を設けると共に、刃物の位置を設定するための３個の設定突起４、４ａ、４ｂを設けた研ぎ具本体Ａと、これとは別にー端にローラー１０を設けた長尺板の他方の下面に所定長さの板状の研磨材８を設けた研ぎ板Ｂをー組としたものである。
【発明の効果】
【０００６】
上記のように構成された本発明は次のような効果がある。
ａ．長方形の台板の中央部に横長で後方へ緩やかに傾斜突出した刃物載置台を設け、この載置台の上面に磁石を設けた研ぎ具本体の上面の磁石に刃物を載せて固定し、この研ぎ具本体とは別に設けた、ー端にロ−ラ−を設け、下面に板状の研磨材を設けた研ぎ板によって刃物の刃の角度に従って誰にでも簡単にしかも正確に研ぐことができる。
ｂ．刃物載置台の上面に三個の設定突起が設けられており、この設定突起を利用して刃物を正確な角度に載置固定できるようになっているので、この場合刃物の把手寄りに前記設定突起が挿通される程度の穴を設けておく必要がある。
ｃ．研ぎ具本体の台板前部の両側寄りに角度調整ボルトが設けられているので刃物設置台の上の磁石を利用して載置固定された刃物は、刃の角度が異なっていてもこの角度調整ボルトで刃物に合わせて角度調整ができる。
ｄ．研ぎ板に設けられた研磨材はダイヤモンドの紛末材を使用しているので、従来の砥石やサンド研磨材に比較すると研磨精度、耐久性に優れている。
ｅ．刃物載置台の上面の中央部に小型刃物用調整バーが設けらているので、小型の包丁やナイフ等の刃物を研ぐ場合に，それぞれの刃物の形状に合わせて位置を設定することができるようになっている。
ｆ．実際に刃物を研ぐ場合は、前記のように研ぎ具本体の刃物設置台上に刃物を設置した後、研ぎ板の研磨材の面を刃物の刃の角度に当て、片手で把手を握り、、研ぎ板を前後に摺動することによって適確に研ぐことができる。
ｇ．従って老若男女を問わず誰でも手軽に正確に刃物を研ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
【図１】 本発明の研ぎ具本体の斜視図
【図２】 本発明の研ぎ板の斜視図
【図３】 刃物の刃を研ぐ状態を示した図
【図４】 研ぎ具本体の正面図
【図５】 研ぎ具本体の側面図
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【０００９】
図１は本発明の研ぎ具本体の斜視図、図２はの研ぎ板の斜視図、図３は実際に刃物を研ぐ状態を示す斜視図、図４は正面から見た研ぎ具本体、図５は側面から研ぎ具本体で、図中の符号Ａは研ぎ具本体、Ｂは研ぎ板、Ｃは刃物を示す。
【００１０】
１は研ぎ具本体Ａの台板で、この長方形で板状の台板の中央部には上面が後方にやや傾斜状で所定高さの刃物載置台２が設けられ、載置台２の上面には薄板状の磁石３が全面に設けられ、所定の間隔をおいて三個の設定突起４ａ，４ｂ，４ｃが設けられており、前記刃物載置台２の前部の両端寄りに二本の高さ調整ボルト６、６ａが設けられている。
【００１１】
刃物載置台２は台板１の中央部に、横長の所定高さで後方にやや低く傾斜した台で、刃物を載置した際刃物の刃先が水平になるように傾斜させたものである。
【００１２】
刃物載置台２上に設けられた磁石３は、刃物載置台の上面と同一形状の板状の永久磁石で、刃物載置台が鉄の場合は磁力によって固着することができるが、鉄、ステンレス及び刃物鋼素材すべて吸着固定することができる。
【００１３】
磁石３の上面の三カ所に突出して設けられた設定突起４、４ａ，４ｂは刃物の位置を決めるために設けられたもので、図３に示したように、予め刃物の把手寄りに設定突起に対応する穴を設けておき、この設けられた穴を設定突起４又は４ｂの何れかに嵌着させ、刃物の背部が設定突起４ａに当接するような状態で磁石に接着させて固定するようになっていて、設定突起４ａに付設されている調整バ−５はナイフ、剃刀等の小型の刃物を研ぐ際に使用する調整バ−で、小型刃物の大きさや形状に合わせて刃物の固定位置を設定するためのもので、必要に応じて設定突起に着脱するようになっている。
【００１３】
６、６ａは研ぎ具本体Ａの台板１の前部の両側寄りに設けられた角度調整ボルトで、刃物は種類によって刃先の角度が多少異なるため載置台上に刃物を載置した際に刃先の角度が水平になるように調整するためのボルトである。
【００１４】
７は長尺板状の研ぎ板Ｂの中間から後端部分の把手部で、この先端部分を下方へ湾曲状に折り曲げてロ−ラ−取付部９が形成され、ロ−ラ−１０が取り付けられており、研ぎ板Ｂの前半部は永久磁石になっている。
【００１５】
８は前記研ぎ板Ｂの中間から前端部分の下面に設けられた研磨材で、この研磨材はダイヤモンドの微粉を利用したもので、その優れた研磨精度、効果、耐久性は周知の通りで、研磨材として広く使用されている。
尚、この研磨材は薄い鉄板の両面に設けられ、ー面にダイヤモンドの微粉が、他面にやや荒いダイヤモンドの微粉が敷設されていて、粗仕上げと最終仕上げの両面を具備しており、研ぎ板Ｂの磁石によって着脱自在に吸着固定されている。
【００１６】
ロ−ラ−取り付け部９は図３に示したように、刃物載置台上に水平に載置された刃物の刃に研ぎ板の研磨材の面を当て、手を使って摺動させる際、研ぎ板が円滑水平に動くようにロ−ラ−１０を設けたものである。
【００１７】
ロ−ラ−１０は特に必要とするものではないが、研ぎ板を円滑に静かに摺動させるためにゴム等のロ−ラ−が望ましい。
【００１８】
上記のように構成された本発明を実際に使用する場合は次のようになる。
図３に示したように、刃物に設けられた穴を設定突起４に嵌着し、刃物の背部が設定突起４ａに当接する状態で磁石３に接着させると、刃物は刃物置き台上の所定位置に固定される。
この状態で研ぎ板Ｂを刃物に直交状に当て、把手部７を片手で軽く握り、研磨材８の面を刃物の刃の部分に当て、刃の角度が１５度になるように調整ボルトを介して調整した後、軽く前後に摺動させることによって鋭利な刃に研ぐことができる。
この際、研磨材の面を刃に強く押しつけたり、必要以上に摺動を繰り返すと刃を損傷する怖れがあるので注意する必要がある。
又、反対面の刃を研ぐ場合は、刃物に設けられた穴を設定突起４ｂに嵌着し、刃物の背部が設定突起４ａに当接するようにして磁石３に接着させて固定する。
このように接着固定した後、研ぎ板Ｂを刃物に対し直交状に刃の部分に当て把手部７を軽く握り、前後に軽く摺動せることによって鋭利な刃に仕上げることができる。
【符号の説明】
【００１９】
１ 台板
２ 刃物載置台
３ 磁石
４ 設定突起
４ａ 設定突起
４ｂ 設定突起
５ 調整バー
６ 調整ボルト
６ａ 調整ボルト
７ 把手部
８ 研磨材
９ ロ−ラ−取付部
１０ ロ−ラ−
Ａ 研ぎ具本体
Ｂ 研ぎ板
Ｃ 刃物
【特許請求の範囲】
【請求項１】
前部に２本の角度調整ボルトを設けた長方形の台板の中央部に横長であって、後方へ緩やかに傾斜突出した所定高さの刃物載置台を設け、この刃物載置台の上面に板状の磁石を設けると共に、刃物の位置を決めるための３個の設定突起を設けた研ぎ具本体と、これとは別にー端にロ−ラ−を設けた長尺板の他方の下面に所定長さの板状の研磨材を設けた研ぎ板をー組としたことを特徴とする刃物研ぎ具。
【請求項１】
前部に２本の角度調整ボルトを設けた長方形の台板の中央部に横長であって、後方へ緩やかに傾斜突出した所定高さの刃物載置台を設け、この刃物載置台の上面に板状の磁石を設けると共に、刃物の位置を決めるための３個の設定突起を設けた研ぎ具本体と、これとは別にー端にロ−ラ−を設けた長尺板の他方の下面に所定長さの板状の研磨材を設けた研ぎ板をー組としたことを特徴とする刃物研ぎ具。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開２０１０−２６０１６０（Ｐ２０１０−２６０１６０Ａ）
【公開日】平成２２年１１月１８日（２０１０．１１．１８）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−１２６９８０（Ｐ２００９−１２６９８０）
【出願日】平成２１年４月３０日（２００９．４．３０）
【出願人】（５９２２６３５４０）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年１１月１８日（２０１０．１１．１８）
【国際特許分類】
【出願日】平成２１年４月３０日（２００９．４．３０）
【出願人】（５９２２６３５４０）
【Ｆターム（参考）】
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