説明

制御システム

【課題】 安価かつ簡便に信頼性の高い制御動作を発揮することのできる制御システムを提供する。
【解決手段】 上位制御装置(111)と当該上位制御装置とシリアル回線を介して接続されて少なくともON−OFF動作を行う被制御装置(114)を駆動制御する下位制御装置(112)とからなる制御システムにおいて、上位制御装置に設けられて、下位制御装置にシリアル回線を介してON−OFF制御データを送信する制御データ送信手段と、下位制御装置に設けられて、ON−OFF制御データに基づいて出力ポートに被制御装置をON−OFF制御するための二値信号を生成して出力する二値信号出力手段と、出力ポートからの複数の二値信号の論理和を求めて被制御装置に出力する論理和手段(113)とを有する制御システムである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御システムに関し、特に上位制御装置、及びそれぞれに複数の被制御装置が接続される下位制御装置からなる制御システムに関する。
【背景技術】
【0002】
図10は、従来の制御システムの基本的な構成を示す図である。
従来の制御システムは、システムを制御する上位制御装置101、上位制御装置101の指令により制御される下位制御装置102を備えている。二つの制御装置間はシリアル通信回路等の伝送路容量が制限された伝送路にて接続されている。即ち、この制御システムは省配線システムとなっている。また、下位制御装置102には被制御装置103が接続されている。そして、下位制御装置102には、接続されている少なくとも二つ以上の被制御装置を制御する装置(不図示)が設けられている。
【0003】
このような制御システムの具体的な例として、特許文献1に開示されたアクチュエータ等を制御する制御システムが知られている。
この制御システムにおいては、CPUを実装した主制御部(上位制御装置)と複数のユニット制御部(下位制御装置)がシリアル回線を介して接続されている。そして、上記ユニット制御部側には、ユニットの機構を動作させる手段として、アクチュエータ制御部(被制御装置を制御する装置)が実装されている。
【0004】
主制御部のCPUが出力するアクチュエータ(被制御装置)の動作を指定するON/OFF情報は、パラレル−シリアル変換器によってシリアル信号に変換され、シリアル回線を介してユニット制御部に出力される。ユニット制御部では、シリアル−パラレル変換器を介して、ON/OFF情報を取得する。出力ポート回路は、取得したON/OFF情報に従って、各ユニット制御部の出力ポートのON/OFFを制御する。
【0005】
一方、上記CPUが出力する対象アクチュエータを指定するコマンド情報は、上述のようにパラレル−シリアル変換器、シリアル回線、シリアル−パラレル変換器を介してユニット制御部に出力される。ユニット制御部では、コマンド解析部が当該コマンドを解析した結果に従って、アクチュエータ制御部がアクチュエータ等を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2001−75608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、図10に示す従来システムにおいては、上述のようにシリアル回線を用いた省配線システムとなっている。従って、シリアル回線にノイズが混入したような場合では、誤った信号に基づいて制御が実行される結果、被制御装置が誤った動作をする可能性が高い。
【0008】
このような可能性を低減あるいは排除してより高い信頼性を得るために、被制御装置のON→OFFまたはOFF→ON等の制御に対し、制御システムの各部装置を適宜多重化して構成することが考えられる。すなわち、上位制御装置101、下位制御装置102、制御信号の伝送路等の装置を適宜複数備えることが考えられる。
【0009】
しかしながら、装置を多重化することは、単に増加する装置の費用に留まらず、設計上の問題も生ずる。例えば、下位制御装置に到達した複数の制御要求内容が一致しなかった場合、どの制御要求が正であるのかを判定するための仕組みが必要になるなど、制御システムの構成に大幅な変更を伴う可能性もある。
【0010】
本願発明は係る事情に鑑みてなされたものであって、安価かつ簡便に信頼性の高い制御動作を発揮することのできる制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するための本発明は、上位制御装置と当該上位制御装置とシリアル回線を介して接続されて少なくともON−OFF動作を行う被制御装置を駆動制御する下位制御装置とからなる制御システムにおいて、前記上位制御装置に設けられて、前記下位制御装置に前記シリアル回線を介してON−OFF制御データを送信する制御データ送信手段と、前記下位制御装置に設けられて、前記ON−OFF制御データに基づいて出力ポートに前記被制御装置をON−OFF制御するための二値信号を生成して出力する二値信号出力手段と、前記出力ポートからの複数の二値信号の論理和を求めて前記被制御装置に出力する論理和手段とを有する制御システムである。
【発明の効果】
【0012】
この発明によれば、安価かつ簡便に信頼性の高い制御動作を発揮することのできる制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】第1の実施形態の制御システムの具体的な構成を示すブロック図。
【図2】主制御部と各ユニット制御部との間のシリアル回線接続を示す図。
【図3】主制御部、ユニット制御部の主要構成を示す図。
【図4】シリアル回線のフレームフォーマットの一例を示す図。
【図5】1つの制御基板の出力ポートデータの内容を示す図。
【図6】第1の実施の形態の制御システムの概念的な構成を示す図。
【図7】制御要求信号の内容とそのフローを示す図。
【図8】第2の実施の形態の制御システムの概念的な構成を示す図。
【図9】3系統の信号の論理和を出力する状態を表した図。
【図10】従来の制御システムの構成を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
[第1の実施の形態]
まず本発明の第1の実施形態の制御システムの具体的な構成と動作について説明する。
図1は、媒体、例えば紙葉類を搬送する為の制御システムの構成を示す図である。図1に示されるように、主制御部1には、搬送部、取込部、集積部の各ユニット制御部20がシリアル回線を介して接続されている。各ユニット制御部20には、紙葉類の状態や位置を検知するための1つ又は複数のセンサSが接続されると共に、搬送系駆動用のモータMが接続されている。
【0015】
図2は、主制御部1と各ユニット制御部20との間のシリアル回線接続を示す図である。図2に示されるように、主制御部1と各ユニット制御部20との間は、6本のシリアル回線によって並列接続されている。
【0016】
図3は、主制御部1、ユニット制御部20の主要構成を示す図である。
主制御部1は、中央演算処理装置であるCPU2を備えている。当該CPU2には、コマンドメモリ7、ポートON/OFFメモリ60が接続されている。コマンドメモリ7は、パラレルーシリアル変換器8を介してシリアル回線54に接続されている。ポートON/OFFメモリ60は、パラレル−シリアル変換器61を介してシリアル回線62に接続されている。
【0017】
一方、ユニット制御部20のシリアル−パラレル変換器34は、主制御部1のパラレル−シリアル変換器8からシリアル回線54を介して伝送されるコマンドをパラレル変換する。そして、このパラレル変換されたコマンドは、コマンドメモリ35に保持され、その保持内容はコマンド解析部36によって解析される。
【0018】
コマンド解析部36は、コマンドメモリ35内の所定のコマンドを解析し、そのコマンドがモータの制御に関するものである場合は、モータ制御回路65に出力する。
【0019】
モータ制御回路65は、モータの初期速度、最高速度、加速レート、減速レート、動作量等のパラメータを与え、動作開始、動作停止等のコマンドを与えることにより制御される。モータ制御回路65は、こうして送られてきたパラメータ及びコマンドに従った動作を行う。
【0020】
パラレル−シリアル変換器61は、ポートON/OFFメモリ60の内容を、シリアル化してシリアル回線62を介してシリアル−パラレル変換器63に伝送する。このシリアル−パラレル変換器63でパラレル化されたパラメータやコマンドは、出力ポート回路64に送信される。
【0021】
次に、出力ポート回路64の動作について説明する。
CPU2は、ポートON/OFFメモリ60のON、又はOFFしたい出力ポートに対応するアドレスに、ONする場合は「1」、OFFする場合は「0」を書き込む。パラレル−シリアル変換器61は、ポートON/OFFメモリ60の内容をシリアル化し、シリアル回線62を介してシリアル−パラレル変換器63に伝送する。シリアル−パラレル変換器63でパラレル化された、出力ポートON/OFF情報は、出力ポート回路64によって読取られ、出力ポート回路64は、出力ポートON/OFF情報及びコマンド解析部36から送信されたコマンドに従って、所定のポートの出力を設定する。
【0022】
図4はシリアル回線62のフレームフォーマットの一例を示す図である。
図4のシリアル回線62のフレームフォーマットにて、スタートマーク101は先頭ビットと最終ビットが0、その他のビットが1で構成されている。さらに、制御基板No.n(n:0〜15)出力ポートデータは、それぞれ26ビットからなっている。
【0023】
図5は、1つの制御基板の出力ポートデータの内容を示す図である。26ビットの出力ポートデータの内、出力ビットとして上位8ビット、下位8ビットの合計16ビットが割り付けられている。
【0024】
次に、出力ポート回路64からの、例えばソレノイドの入り・切り、モータ起動・停止などのON/OFF動作信号とアクチュエータとの接続方法について説明する。
なお説明を簡略化するため、以下では、主制御部1を上位制御装置111、ユニット制御部20を下位制御装置112、ON/OFF動作を行うアクチュエータを被制御装置114と表して説明する。
【0025】
図6は、第1の実施の形態の制御システムの概念的な構成を示す図である。
上位制御装置111と下位制御装置112は、送信ラインと受信ラインを備えたシリアルケーブル115で接続されている。制御システムに接続されているすべての被制御装置114に対しては、上位制御装置111が統括的に指令を送る。下位制御装置112には、複数の被制御装置114の制御を行うための信号出力装置(不図示)を介して、それぞれ被制御装置114に接続されている。
【0026】
被制御装置114は、二値、例えばON/OFFのいずれかの制御要求信号によって制御される。従って、下位制御装置112からの一系統の制御要求信号によって被制御装置114はON/OFFの制御が可能である。即ち、下位制御装置112からの、図5に示す出力ポートデータの出力ビットの1ビットの制御要求信号によって被制御装置114が制御される。
【0027】
上位制御装置111は、シリアルケーブル115を介した二値による制御要求、例えば、ON→OFFまたはOFF→ONへの制御要求をシリアル信号で下位制御装置112へ伝達する。下位制御装置112は、シリアル信号をパラレル信号に変換して二値信号に変換し、変換したON/OFFを表すビット情報を対応する被制御装置114に出力する。
【0028】
本制御システムにおいては、一部の被制御装置114は、上位制御装置111からの制御要求のうちON又はOFFどちらかへの動作に対する制御要求が他方に比べ、重要度(信頼性)が高く要求されている。例えば、被制御装置114は以下のような重要度が要求される。
ON→OFF :重要度 高、 OFF→ON :重要度 低
このように、制御要求のうちON/OFFどちらかへの動作に対する制御要求が、他方に比べ、重要度が高い場合としては、ETC(Electronic Toll Collecting System)におけるゲートバーの開閉動作を例として挙げることができる。
【0029】
ETC車載器を備えた自動車が料金所に接近すると、車載器と料金所との間で情報の授受が行われる。そして、所要の条件が充足されることが確認されたときは、料金所のETCレーンに設けられたゲートバーが開き、自動車は停止することなく料金所を通過することができる。
【0030】
このゲートバーが被制御装置114であった場合、ゲートバーを閉→開とする制御要求が、ゲートバーを開→閉とする制御要求よりも重要度が高い。これは、開とされるべきゲートバーが閉となることによる車の損傷などのトラブルの影響が大きいからである。
【0031】
そこで本実施の形態の制御システムでは、被制御装置114に対しては下位制御装置112から出力される制御要求信号を複数系統、例えば二系統用意し、これを論理和した後、被制御装置Aに接続する。図6おいて、信号経路116および117は、二つのON/OFFの制御要求信号の経路を表している。この信号経路116および117に対する二つのON/OFFの制御要求信号は、上位制御装置111から下位制御装置112に対してそれぞれの経路別に送信されたものである。
【0032】
図7は、制御要求信号の内容とそのフローを示す図である。
上位制御装置111が下位制御装置112を介して被制御装置Aを制御する場合、ONまたはOFFの制御要求信号を経路116及び117に対してそれぞれ発行する。ここで経路116及び117に対するONまたはOFFの要求信号の内容は、両者とも同じ要求内容である。
【0033】
図7には、シリアルケーブル115を流れるシリアル信号の内容を記載している。上位ビットのDO0が経路116に出力する信号を表し、下位ビットのDO15が経路117に出力する信号を表している。そして、上位ビットのDO0と下位ビットのDO15は同じ信号となっている。
シリアル信号は、下位制御装置112内においてパラレル信号に変換され、出力ポートデータの出力ビットのDO0とDO15からそれぞれ経路116及び経路117に出力される。この両信号は論理和回路113で論理和演算がなされ、その結果が被制御装置Aに出力される。被制御装置Aでは、要求の内容に応じてON/OFFの動作を行う。
【0034】
上述のように、被制御装置114では、ON→OFFの重要度が高く、OFF→ON の重要度が低い場合について、本制御システムの動作について説明する。
【0035】
上位制御装置111が被制御装置AをONからOFFにするための要求を発行した際に伝送経路または、下位制御装置112に何らかの異常が発生し、被制御装置114に伝達される電気信号がOFF要求ではなくON要求となった場合について説明する。なお、以下の説明では、ON要求は二値論理で「0」を意味し、OFF要求は二値論理で「1」を意味している。
【0036】
図7の構成において、経路116に流れる信号がON要求、他方の経路117に流れる信号がOFF要求の場合、この両者の電気信号は、論理和回路113を経ると、その信号はOFF要求となり、本来の上位制御装置111の目的であるONからOFFへの制御が実行される。
仮に、異常が発生した場合に経路117が存在せず、経路116のみであった場合は、上位制御装置111からのOFF要求は被制御装置114へ正しく伝達することができず、所望した制御が実現不可能となる。
【0037】
ここで、2つの信号を出力ポートデータに割り付ける際には、シリアルケーブル115にノイズが混入した場合でも共にその影響を受けないように配置を考慮することが必要である。図7で上位8ビットのグループと下位8ビットのグループに分離して配置しているのは、通信で属するパケットが異なるようにするためである。これによってノイズの影響で信号が共に反転する確率を低減することができる。また、2つのビットの割り付けをできるだけ離した位置に設定しても良い。例えば、図4に示すフレームフォーマットの異なる出力ポートに割り付けても良い。
【0038】
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、下位制御装置112から被制御装置114に出力される制御要求信号の本数が第1の実施の形態と異なっている。従って、第1の実施の形態と同一の部位には同一の符号を付してその詳細の説明は省略する。
【0039】
図8は、第2の実施の形態の制御システムの概念的な構成を示す図である。
下位制御装置112から被制御装置A、B、C に出力される信号本数は、それぞれ2、3、4本である。従って、被制御装置A、B、C に入力される信号は、下位制御装置112から出力される複数系統の信号の論理和値である。
【0040】
図9は、3系統の信号(X,Y,Z)の論理和(W)を出力する状態を表した図である。
上位制御装置111が被制御装置BをONからOFFにするための要求を発行した際、シリアルケーブル115または、下位制御装置112に何らかの異常が発生し、図9のX及びYに伝達される電気信号が共にOFF要求ではなくON要求となった場合について説明する。なお、以下の説明では、ON要求は二値論理で「0」を意味し、OFF要求は二値論理で「1」を意味している。
【0041】
図9の構成において、X,Yの信号がON要求、Zの信号がOFF要求の場合、これらの電気信号が論理和の回路を経ると、その信号はOFF要求となり、本来の上位制御装置111の目的であるONからOFFへの制御が実行される。
一方、系統数が2本で、かつ、両者に異常信号ON要求が入力された場合、2本の信号の要求がON要求となり、本来の上位制御装置111の要求目的を達成できない。このように系統数が増えるほど、制御信号の異常発生確率を小さくすることが可能である。
【0042】
論理和に入力する系統数をn本(n:正の整数)とする。系統数のうちの一本に異常が発生する確率をQ(0<Q<1)とすると、重要度の高い信号を出力する確率P(n)は、次式(1)で表される。
P(n)= 1−Q ・・・式(1)
本数nが多ければ多いほど、重要度の高い信号を出力する確率が大きくなり、信号異常発生時の信頼性を向上させることが可能となる。
また、確率P(n)<α (0<α<1)となるためには、式(2)の関係を充足するように本数nを定めれば良い。
n > Log(1−α)/Log(Q) ・・・式(2)
以上説明した各実施の形態によれば、種々の効果を奏することができる。
【0043】
(1)制御装置を多重化するのではなく、制御信号を多重化することで制御信号の信頼性を高めることができる。従って、装置の部品点数を少なくでき、実装面積の低減、コストの削減を図ることができる。
【0044】
(2)論理和に接続する信号数を変更することにより、ON→OFFまたはOFF→ONの双方に要求される重要度(信頼性)に応じた構成とすることができる。従って、簡便に要求される重要度に対応することができる。
【0045】
尚、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
【符号の説明】
【0046】
111…上位制御装置、112…下位制御装置、113…論理和回路、114…被制御装置、115…シリアルケーブル、116…信号経路、117…信号経路。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上位制御装置と、当該上位制御装置とシリアル回線を介して接続されて少なくともON−OFF動作を行う被制御装置を駆動制御する下位制御装置とからなる制御システムにおいて、
前記上位制御装置に設けられて、前記下位制御装置に前記シリアル回線を介してON−OFF制御データを送信する制御データ送信手段と、
前記下位制御装置に設けられて、前記ON−OFF制御データに基づいて出力ポートに前記被制御装置をON−OFF制御するための二値信号を生成して出力する二値信号出力手段と、
前記出力ポートからの複数の二値信号の論理和を求めて前記被制御装置に出力する論理和手段とを有すること
を特徴とする制御システム。
【請求項2】
前記制御データ送信手段は、同じ被制御装置に対して複数の同じ内容のON−OFF制御データを送信し、
前記論理和手段に入力される複数の二値信号は、前記同じ内容のON−OFF制御データから前記二値信号出力手段によって生成された二値信号であること
を特徴とする請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記制御データ送信手段は、同じ被制御装置に対する複数の同じ内容のON−OFF制御データをそれぞれ異なるパケットで送信することを特徴とする請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記同じ被制御装置に対する複数の同じ内容のON−OFF制御データはフレームフォーマットのそれぞれ異なる出力ポートに割り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の制御システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−218055(P2010−218055A)
【公開日】平成22年9月30日(2010.9.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−62014(P2009−62014)
【出願日】平成21年3月13日(2009.3.13)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】