説明

勤務情報処理システムと装置、方法及びプログラム

【課題】スペース的にネットワークタイムレコ−ダに用いる専用端末機の置けないところや、コスト的に同専用端末機を置けない場合であっても、省スペース、低コストで従業者等勤務者の勤務状況を把握できる仕組みを提供する。
【解決手段】勤務情報請求装置20からの要求に応じて、勤務情報生成装置10にて生成装置情報を含む勤務情報を所定時間毎に異なった内容で生成し、出力する。出力した勤務情報を勤務情報請求装置20が受け付ける。受け付けた勤務情報を勤務情報取得装置30にて取得し、更に所定の勤務情報収集装置40へ送信する。送られた勤務情報を勤務情報収集装置40が受付け、受付けた勤務情報の請求装置情報より勤務先を特定すると共に、取得装置情報より勤務先へ勤務した勤務者を特定する。その後、特定した勤務先及び勤務者を勤務情報として勤務情報収集装置40に記録し、さらに、この勤務情報を勤怠管理装置60へ送信する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、勤務者の勤務状況のデータを収集するための技術であって、詳しくは、勤務先に特別な装置を設置しなくても、誰が、いつ、どこで勤務したのかを特定する際に好適な技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、通信ネットワークを介して従業者の出退時刻等の勤怠管理を行うようにした所謂ネットワークタイムレコ−ダが利用されている。このようなネットワークタイムレコ−ダによる従業者の出退時刻等の勤怠管理の手段として、例えば、社員証カードとカードリーダを備える専用端末機と管理パソコンとで構成されるシステムであって、社員が出退社時等に、出入口に設置されたカードリーダを備える専用端末機から社員証カードに記録されている社員コードを読み取らせ、社員コードに対応した出退社データ、休暇データ等を入力して専用端末機のメモリに記録し、専用端末機に記録されたデータを管理装置に送信して、管理装置にてそれらのデータを集計することにより社員の勤怠管理を行うようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平9−115021号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述したネットワークタイムレコ−ダによる従業者の勤怠管理手段においては、従業者の出勤や退勤といった勤務情報を取得する際に、従業者勤務用の社員証カードを読み込ませる必要があった。そのため、勤怠管理用のカードリーダや、IDやパスワード等の入力動作を行うためのタッチ式パネル等を具備した専用端末機が必要となってしまうという問題があった。
特に、バックヤードが狭く、物を置くスペースが少ない小規模店舗等では、このような専用端末機設置のためのスペースが確保し辛く、ネットワークタイムレコ−ダを利用した従業者の勤怠管理を行なうことが困難なものであった。
【0005】
また、近年、在宅介護者やコンパニオン、技術者など、派遣社員や移動社員による社外での仕事(勤務行為)が増加しているが、端末の費用及び配置するスペースなどの点からその勤務先にタイムレコ−ダを用意することが出来ず、これらの勤務状況を正確に掴むことができなかった。
【0006】
そのため、現在では、移動勤務者や移動先の自己申告によって、労働時間とそれに対する報酬を計算しているが、労働時間は自己申告による場合が多いため、不正の温床となるなどの問題があった。そのため、介護保険の適用など、労働時間の管理に正確を期することが望まれていた。
【0007】
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、特別な装置を設置しなくても、低コストで勤務者の勤務状況を確認できる仕組みを提供することにある。
また、本発明は、どの勤務者が、いつ、どの場所(勤務先)で勤務したのか勤務状況を確実に把握することが出来る仕組みを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するため、本発明の一の観点にかかる勤務情報処理システムは、所定の場所に設置された勤務情報生成装置と、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が操作する勤務情報請求装置と、勤務先に勤務する勤務者が操作する勤務情報取得装置と、勤務者の勤務情報を収集する勤務情報収集装置とを有するシステムであって、上記勤務情報生成装置は、時間を計時する計時手段と、上記勤務情報請求装置から勤務情報の生成要求を受け付ける勤務情報生成要求受付手段と、上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求から、当該勤務情報請求装置の識別情報を抽出する請求装置情報抽出手段と、上記抽出した当該勤務情報請求装置の識別情報を一時的に記憶する第1の識別情報記憶手段と、上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する勤務情報生成手段と、上記勤務情報生成手段にて生成された勤務情報を、勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する勤務情報送信手段と、を有し、上記勤務情報請求装置は、当該勤務情報請求装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、上記第2の識別情報記憶手段に記憶している当該勤務情報請求装置の識別情報を含めて、上記勤務情報生成装置への勤務情報の生成要求を行なう勤務情報請求手段と、上記勤務情報生成装置から送信された勤務情報を受け付ける勤務情報受付手段と、上記受け付けた勤務情報を一時的に記憶する勤務情報記憶手段と、上記記憶する勤務情報を当該勤務情報請求装置の表示部に出力表示する勤務情報出力表示手段と、を有し、上記勤務情報取得装置は、上記出力表示された勤務情報を取得する取得手段と、当該勤務情報取得装置の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段と、取得した勤務情報及び上記第3の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報取得装置の識別情報を出力する出力手段と、上記勤務情報収集装置は、上記勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する収集処理手段と、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務状況記憶手段と、を有することを特徴とする。
【0009】
ここで、勤務情報請求装置の識別情報とは、勤務情報請求装置に固有に付与されたシリアル番号(ID)や、勤務情報請求装置が携帯電話機等の通信端末である場合は、メールアドレスや電話番号を言う。
また、上記勤務情報請求装置の識別情報と生成した勤務情報の送信先情報とを関連付けて記憶する送信先情報記憶手段を更に有するものとしても良い。
【0010】
これにより、勤務情報請求装置の識別情報がシリアル番号や電話番号であった場合でも、勤務情報を送信することが出来る。
【0011】
本発明の別の観点にかかる勤務情報処理システムは、所定の場所に設置された勤務情報生成補助装置と、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が操作する勤務情報請求生成装置と、勤務先に勤務する勤務者が操作する勤務情報取得装置と、勤務者の勤務情報を収集する勤務情報収集装置とを有するシステムであって、上記勤務情報生成補助装置は、時間を計時する計時手段と、勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、上記勤務情報請求生成装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける勤務情報生成プログラム要求受付手段と、上記勤務情報生成プログラム要求受付手段で受け付けたプログラムの要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する、上記プログラム記憶手段に記憶手段に記憶されているプログラムを出力する勤務情報出力手段と、を有し、上記勤務情報請求生成装置は、上記勤務情報生成補助装置へ勤務情報を生成するプログラムを要求する勤務情報生成プログラム請求手段と、当該勤務情報請求生成装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段と、上記勤務情報生成補助装置から出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付けるプログラム受付手段と、上記受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶手段と、上記記憶するプログラムに基づいて、上記時間データ、及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている識別情報を含む勤務情報を生成する勤務情報生成手段と、上記勤務情報生成手段にて生成された勤務情報を、当該勤務情報請求装置の表示部に出力表示する勤務情報出力表示手段と、を有し、上記勤務情報取得装置は、上記出力表示された勤務情報を取得する取得手段と、当該勤務情報取得装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、取得した勤務情報及び上記第2の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報取得装置の識別情報を出力する出力手段と、上記勤務情報収集装置は、上記勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する収集処理手段と、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求生成装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求生成装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務状況記憶手段と、を有することを特徴とする。
【0012】
また、上記勤務情報出力表示手段は、上記勤務情報を取得する取得手段からの勤務情報取得要求に応じて、上記勤務情報記憶手段にて記憶し、表示部に表示する勤務情報を無線で送信することにより出力応答し、上記勤務情報を取得する取得手段は、上記勤務情報出力表示手段より無線で送信された勤務情報を受信することにより勤務情報を取得するようにしてもよい。
【0013】
また、本発明の別の観点にかかる勤務情報処理システムは、所定の場所に設置された勤務情報生成装置と、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が操作する勤務情報請求取得装置と、勤務先に勤務する勤務者が操作する勤務者装置と、勤務者の勤務情報を収集する勤務情報収集装置とを有するシステムであって、上記勤務情報生成装置は、時間を計時する計時手段と、上記勤務情報請求取得装置から勤務情報の生成要求を受け付ける勤務情報生成要求受付手段と、上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求から、当該勤務情報請求装置の識別情報を抽出する請求装置情報抽出手段と、上記抽出した当該勤務情報請求装置の識別情報を一時的に記憶する第1の識別情報記憶手段と、上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する勤務情報生成手段と、上記勤務情報生成手段にて生成された勤務情報を、勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する勤務情報送信手段とを有し、上記勤務情報請求取得装置は、当該勤務情報請求取得装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、勤務情報の送信先情報を記憶する送信先情報記憶手段と勤務者装置から勤務者装置識別情報を取得する手段と、上記取得した勤務者装置識別情報を一時的に記憶する勤務者装置識別情報記憶手段と、上記第2の識別情報記憶手段に記憶している当該勤務情報請求装置の識別情報、及び上記勤務者装置識別情報記憶手段に記憶している勤務者装置識別情報を含めて、上記勤務情報生成装置への勤務情報の生成要求を行なう勤務情報請求手段と、上記勤務情報生成装置から送信された勤務情報を受け付ける勤務情報受付手段と、上記受け付けた勤務情報を一時的に記憶する勤務情報記憶手段と、上記記憶する勤務情報を上記送信先情報記憶手段に記憶されている送信先に対して出力する手段とを有し、上記勤務者装置は、当該勤務者装置の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段と、上記第3の識別情報記憶手段に記憶されている勤務者装置識別情報を出力する出力手段とを有し、上記勤務情報収集装置は、上記勤務情報請求取得装置の識別情報と当該勤務情報請求取得装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務者装置の識別情報と当該勤務者装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、上記勤務情報請求取得装置から出力された勤務情報及び勤務者装置識別情報を収集する収集処理手段と、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求取得装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求取得装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務者装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務状況記憶手段とを有することを特徴とする。
【0014】
また、本発明のさらに別の観点にかかる勤務情報処理システムは、所定の場所に設置された勤務情報生成補助装置と、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が操作する勤務情報請求取得装置と、勤務先に勤務する勤務者が操作する勤務者装置と、勤務者の勤務情報を収集する勤務情報収集装置とを有するシステムであって、上記勤務情報生成補助装置は、時間を計時する計時手段と、勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、上記勤務情報請求取得装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける勤務情報生成プログラム要求受付手段と、上記勤務情報生成プログラム要求受付手段で受け付けたプログラムの要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する、上記プログラム記憶手段に記憶手段に記憶されているプログラムを出力する勤務情報出力手段とを有し、上記勤務情報請求取得装置は、上記勤務情報生成補助装置へ勤務情報を生成するプログラムを要求する勤務情報生成プログラム請求手段と、当該勤務情報請求取得装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段と、勤務情報の送信先情報を記憶する送信先情報記憶手段と、勤務者装置から勤務者装置識別情報を取得する手段と、上記取得した勤務者装置識別情報を一時的に記憶する勤務者装置識別情報記憶手段と、上記勤務情報生成補助装置から出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付けるプログラム受付手段と、上記受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶手段と、上記記憶するプログラムに基づいて、上記時間データ、上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている識別情報、及び上記勤務者装置識別情報記憶手段に記憶している勤務者装置識別情報を含む勤務情報を生成する勤務情報生成手段と、上記勤務情報生成手段にて生成された勤務情報を、上記送信先情報記憶手段に記憶されている送信先に対して出力する手段とを有し、上記勤務情報収集装置は、上記勤務情報請求取得装置の識別情報と当該勤務情報請求取得装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務者装置の識別情報と当該勤務者装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、上記勤務情報請求取得装置から出力された勤務情報及び勤務者装置識別情報を収集する収集処理手段と、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求取得装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求取得装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務者装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務状況記憶手段とを有することを特徴とする。
【0015】
この上記勤務者装置識別情報を出力する出力手段は、上記勤務者装置識別情報を取得する手段からの勤務者装置識別情報取得要求に応じて上記第3の識別情報記憶手段に記憶する勤務者装置識別情報を無線で送信することにより出力応答し、
上記勤務者装置識別情報を取得する手段は、上記勤務者装置識別情報を出力する出力手段より無線で送信された勤務者装置識別情報を受信することにより勤務者装置識別情報を取得するようにしてもよい。
【0016】
また、記勤務情報収集装置と通信を介して接続可能に構成された勤怠情報管理装置をさらに有し、上記勤務情報収集装置は、上記勤務状況記憶手段に記憶されている時間データ、場所情報及び勤務者情報を上記勤怠情報管理装置に対して通知する手段をさらに有し、上記勤怠情報管理装置は、通知された時間データを勤務時間として、場所情報を勤務場所情報として勤務者の出勤、退勤などの勤怠情報の処理を行うようにしても良い。
【0017】
また、上記勤務情報生成手段は、勤務情報をコード化して生成するようにしても良い。
【0018】
また、上記勤務情報取得手段は、取得したコード化されている勤務情報をデコードするようにしても良い。
【0019】
また、上記収集処理手段は、取得したコード化されている勤務情報をデコードするようにしても良い。
【0020】
また、上記勤務情報出力手段は、コード化された勤務情報を所定のディスプレイに出力し、上記勤務情報取得手段は、ディスプレイに出力されたコード化された勤務情報を撮像しても良い。
【0021】
本発明の一の観点にかかる勤務情報生成装置は、受け付けた勤務情報を表示部に出力表示する勤務情報請求装置と、勤務情報請求装置から取得した勤務情報及び当該勤務情報取得装置の識別情報を勤務情報収集装置へ出力する勤務情報取得装置と、上記勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有し、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集し、当該勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定すると共に、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務情報収集装置と、を有してなる勤務情報処理システムに使用される装置であって、時間を計時する計時手段と、上記勤務情報請求装置から勤務情報の生成要求を受け付ける勤務情報生成要求受付手段と、上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求から、当該勤務情報請求装置の識別情報を抽出する請求装置情報抽出手段と、上記抽出した当該勤務情報請求装置の識別情報を一時的に記憶する第1の識別情報記憶手段と、上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する勤務情報生成手段と、上記勤務情報生成手段にて生成された勤務情報を、勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する勤務情報送信手段と、を有することを特徴とする。
【0022】
本発明の勤務情報生成装置は、上記勤務情報請求装置の識別情報と、生成した勤務情報の送信先情報とを関連付けて記憶する送信先情報記憶手段を更に有するようにしても良い。
【0023】
上記勤務情報生成手段は、勤務情報をコード化しても良い。
【0024】
また、上記勤務情報生成手段は、勤務情報を二次元コード化するようにしても良い。
【0025】
また、上記勤務情報送信手段は、勤務情報を無線により送信するようにしても良い。
【0026】
また、本発明の勤務情報生成装置は、標準時間データを含む標準電波発信源から標準時刻電波を受信する手段と、上記受信した標準時刻電波に従い前記計時手段の計時時刻を修正する手段とを更に有するようにしても良い。
【0027】
本発明の一の観点にかかる勤務情報生成補助装置は、受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムに基づいて、上記時間データ、及び当該勤務情報生成装置の識別情報を含む勤務情報を生成し、当該勤務情報請求装置の表示部に出力表示する勤務情報請求生成装置と、勤務情報請求生成装置から取得した勤務情報及び当該勤務情報取得装置の識別情報を勤務情報収集装置へ出力する勤務情報取得装置と、上記勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有し、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集し、当該勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定すると共に、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務情報収集装置と、を有してなる勤務情報処理システムに使用される装置であって、時間を計時する計時手段と、勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、上記勤務情報生成装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける勤務情報生成プログラム要求受付手段と、上記勤務情報生成プログラム要求受付手段で受け付けたプログラムの要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する上記プログラム記憶手段に記憶手段に記憶されているプログラムを出力する勤務情報出力手段とを有することを特徴とする。
【0028】
本発明の一の観点にかかる勤務情報収集装置は、少なくとも計時手段で計時している時間データ及び勤務情報請求装置の識別情報に基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成して送信する勤務情報生成装置と、勤務情報の生成を要求し、送信された勤務情報を受け付けて表示部に出力表示する勤務情報請求装置、及び出力表示された勤務情報を取得して当該勤務情報及び勤務情報取得装置の識別情報を通知する勤務情報取得装置を有するシステムに使用される装置であって、上記勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、
上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する収集処理手段と、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務状況記憶手段とを有することを特徴とする。
【0029】
本発明の別の観点にかかる勤務情報収集装置は、少なくとも計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成するプログラムを出力する勤務情報生成補助装置と、勤務情報を生成するプログラムを要求し、出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付けて上記時間データ及び勤務情報請求生成装置の識別情報を含む勤務情報を生成し、表示部に出力表示する勤務情報請求生成装置、及び出力表示された勤務情報を取得して当該勤務情報及び勤務情報取得装置の識別情報を通知する勤務情報取得装置を有するシステムに使用される装置であって、上記勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する収集処理手段と、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務状況記憶手段とを有することを特徴とする。
【0030】
また、本発明の勤務情報収集装置は、上記収集した時間データを勤務時間として、場所情報を勤務場所情報として勤務者の出勤、退勤などの勤怠情報の処理を行う手段を更に有するようにしても良い。
【0031】
本発明の一の観点にかかる勤務情報処理方法は、受け付けた勤務情報生成要求から抽出した勤務情報請求装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段を有する勤務情報生成装置と、当該勤務情報請求装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段を有する勤務情報請求装置と、当該勤務情報取得装置の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段を有する勤務情報取得装置と、勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段及び、勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有する勤務情報収集装置とにより実行される方法であって、上記勤務情報請求装置が、勤務情報の生成要求を、上記第2の識別情報記憶手段に記憶している当該勤務情報請求装置の識別情報を含めて上記勤務情報生成装置へ行なう処理と、上記勤務情報生成装置が、勤務情報請求装置からの勤務情報の生成要求を受け付ける処理と、上記勤務情報生成装置が、受け付けた勤務情報生成要求から勤務情報請求装置の識別情報を抽出する処理と、上記勤務情報生成装置が、計時手段により時間を計時する処理と、 上記勤務情報生成装置が、受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する処理と、上記勤務情報生成装置が、生成された勤務情報を勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する処理と、上記勤務情報請求装置が、送信された勤務情報を受け付ける処理と、上記勤務情報請求装置が、受け付けた勤務情報を記憶する処理と、上記勤務情報請求装置が、記憶する勤務情報を当該勤務情報請求装置の表示部に出力表示する処理と、上記勤務情報取得装置が、出力表示された勤務情報を取得する処理と、上記勤務情報取得装置が、取得した勤務情報及び上記第3の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報取得装置の識別情報を出力する処理と、上記勤務情報収集装置が、出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する処理と、上記勤務情報収集装置が、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、上記勤務情報収集装置が、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、上記勤務情報収集装置が、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて勤務状況記憶手段に記憶する処理とを行うことを特徴とする
【0032】
本発明の別の観点にかかる勤務情報処理方法は、勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段を有する勤務情報生成補助装置と、当該勤務情報請求生成装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段及び、受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶手段を有する勤務情報請求生成装置と、当該勤務情報取得装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段を有する勤務情報取得装置と、勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段及び、勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有する勤務情報収集装置とにより実行される方法であって、上記勤務情報請求生成装置が、上記勤務情報生成補助装置へ勤務情報を生成するプログラムを要求する処理と、上記勤務情報生成補助装置が、勤務情報請求生成装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける処理と、上記勤務情報生成補助装置が、計時手段により時間を計時する処理と、上記勤務情報生成補助装置が、受け付けたプログラムの要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する上記プログラム記憶手段に記憶手段に記憶されているプログラムを出力する処理と、上記勤務情報請求生成装置が、出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付ける処理と、上記勤務情報請求生成装置が、受け付けた上記プログラムに基づいて、上記時間データ、及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている識別情報を含む勤務情報を生成する処理と、上記勤務情報請求生成装置が、生成した勤務情報を、当該勤務情報請求生成装置の表示部に出力表示する処理と、上記勤務情報取得装置が、出力表示された勤務情報を取得する処理と、上記勤務情報取得装置が、取得した勤務情報及び上記第2の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報取得装置の識別情報を出力する処理と、上記勤務情報収集装置が、出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する処理と、上記勤務情報収集装置が、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求生成装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求生成装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、上記勤務情報収集装置が、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、上記勤務情報収集装置が、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報と、を関連付けて勤務状況記憶手段に記憶する処理とを行うことを特徴とする。
【0033】
また、本発明の別の観点にかかる勤務情報処理方法は、受け付けた勤務情報生成要求から抽出した勤務情報請求取得装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段を有する勤務情報生成装置と、当該勤務情報請求取得装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段を有する勤務情報請求取得装置と、勤務者装置の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段を有する勤務者装置と、勤務情報請求取得装置の識別情報と当該勤務情報請求取得装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段及び、勤務者装置の識別情報と当該勤務者装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有する勤務情報収集装置とにより実行される方法であって、上記勤務情報請求装置が、勤務情報の生成要求を、上記第2の識別情報記憶手段に記憶している当該勤務情報請求装置の識別情報を含めて上記勤務情報生成装置へ行なう処理と、上記勤務情報生成装置が、勤務情報請求装置からの勤務情報の生成要求を受け付ける処理と、上記勤務情報生成装置が、受け付けた勤務情報生成要求から勤務情報請求装置の識別情報を抽出する処理と、上記勤務情報生成装置が、計時手段により時間を計時する処理と、上記勤務情報生成装置が、受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する処理と、上記勤務情報生成装置が、生成された勤務情報を勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する処理と、上記勤務情報請求取得装置が、送信された勤務情報を受け付ける処理と、上記勤務情報請求取得装置が、受け付けた勤務情報を記憶する処理と、上記勤務者装置が当該勤務者装置の識別情報を出力する処理と、上記勤務情報請求取得装置が、出力された勤務者装置の識別情報を取得する処理と、上記勤務情報請求取得装置が、記憶する勤務情報及び取得した勤務者装置の識別情報を上記勤務情報収集装置へ送信する処理と、上記勤務情報収集装置が、送信された勤務情報及び勤務者装置識別情報を収集する処理と、上記勤務情報収集装置が、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求取得装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求取得装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、上記勤務情報収集装置が、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務者装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、上記勤務情報収集装置が、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて勤務状況記憶手段に記憶する処理とを行うことを特徴とする。
【0034】
また、本発明のさらに別の観点にかかる勤務情報処理方法は、勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段を有する勤務情報生成補助装置と、当該勤務情報請求取得装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段及び、受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶手段を有する勤務情報請求取得装置と、勤務者装置の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段を有する勤務者装置と、勤務情報請求取得装置の識別情報と当該勤務情報請求取得装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段及び、勤務者装置の識別情報と当該勤務者装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有する勤務情報収集装置とにより実行される方法であって、上記勤務情報請求取得装置が、上記勤務情報生成補助装置へ勤務情報を生成するプログラムを要求する処理と、上記勤務情報生成補助装置が、勤務情報請求取得装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける処理と、上記勤務情報生成補助装置が、計時手段により時間を計時する処理と、上記勤務情報生成補助装置が、受け付けたプログラムの要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する上記プログラム記憶手段に記憶されているプログラムを出力する処理と、上記勤務情報請求取得装置が、出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付ける処理と、上記勤務情報請求取得装置が、受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムを記憶する処理と、上記勤務者装置が当該勤務者装置の識別情報を出力する処理と、上記勤務情報請求取得装置が、出力された勤務者装置の識別情報を取得する処理と、上記勤務情報請求取得装置が、受け付けた上記プログラムに基づいて、上記時間データ、上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている識別情報、及び取得した勤務者装置の識別情報を含む勤務情報を生成する処理と、上記勤務情報請求取得装置が、生成した勤務情報を上記勤務情報収集装置へ送信する処理と、上記勤務情報収集装置が、送信された勤務情報を収集する処理と、上記勤務情報収集装置が、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求取得装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求取得装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、上記勤務情報収集装置が、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務者装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、上記勤務情報収集装置が、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて勤務状況記憶手段に記憶する処理とを行うことを特徴とする。
【0035】
本発明の一の観点にかかるコンピュータプログラムは、受け付けた勤務情報を表示部に出力表示する勤務情報請求装置と、取得した勤務情報及び当該勤務情報取得装置の識別情報を出力する勤務情報取得装置と、上記勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有し、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集し、当該勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定すると共に、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務情報収集装置と、を有してなる勤務情報処理システムに使用される装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに対して、時間を計時する処理と、上記勤務情報請求装置から勤務情報の生成要求を受け付ける処理と、上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求から、当該勤務情報請求装置の識別情報を抽出する処理と、上記抽出した当該勤務情報請求装置の識別情報を一時的に記憶する処理と、上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時した時間データ及び記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する処理と、上記生成した勤務情報を、勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する処理と、を実行させることを特徴とする。
【0036】
本発明の別の観点にかかるコンピュータプログラムは、生成した勤務情報の返信を無線で実行されてもよい。
【0037】
本発明の別の観点にかかるコンピュータプログラムは、受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムに基づいて、上記時間データ、及び当該勤務情報生成装置の識別情報を含む勤務情報を生成し、当該勤務情報請求装置の表示部に出力表示する勤務情報請求生成装置と、取得した勤務情報及び当該勤務情報取得装置の識別情報を出力する勤務情報取得装置と、上記勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有し、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集し、当該勤務情報に含まれている勤務情報請求生成装置の識別情報及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求生成装置の識別情報に対応する場所情報を特定すると共に、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務情報収集装置と通信可能に構成され、勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段を有する装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに対して、時間を計時する処理と、上記勤務情報請求生成装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける処理と、上記受け付けたプログラムの要求に応じ、予め上記プログラム記憶手段に記憶された上記計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成するプログラムを出力する処理と、を実行させることを特徴とする。
【0038】
本発明の別の観点にかかるコンピュータプログラムは、少なくとも計時手段で計時している時間データ及び勤務情報請求装置の識別情報に基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成して送信する勤務情報生成装置と、勤務情報の生成を要求し、送信された勤務情報を受け付けて表示部に出力表示する勤務情報請求装置、及び出力表示された勤務情報を取得して当該勤務情報及び勤務情報取得装置の識別情報を通知する勤務情報取得装置と通信可能に構成され、上記勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段とを有する装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに対して、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する処理と、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、予め記憶する上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する処理と、を実行させることを特徴とする。
【0039】
本発明のさらに別の観点にかかるコンピュータプログラムは、少なくとも計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成するプログラムを出力する勤務情報生成補助装置と、勤務情報を生成するプログラムを要求し、出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付けて上記時間データ及び勤務情報生成装置の識別情報を含む勤務情報を生成し、表示部に出力表示する勤務情報請求生成装置、及び出力表示された勤務情報を取得して当該勤務情報及び勤務情報取得装置の識別情報を通知する勤務情報取得装置と通信可能に構成され、上記勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、 上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段とを有する装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータに対して、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する処理と、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求生成装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求生成装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する処理と、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0040】
本発明によれば、特別な装置を設置しなくても、簡単かつ安価な構成により従業者等勤務者の勤務状況を確実に、かつ、効率良く把握することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0041】
以下、本発明の一実施の形態として、所定の場所に設置された勤務情報生成装置と、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が操作する勤務情報請求装置と、勤務先に勤務する勤務者が操作する勤務情報取得装置と、勤務者の勤務情報を収集する勤務情報収集装置とから構成されるシステムの一例について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る勤務情報処理システムの一例を示す概略図である。また、図2は、本実施の形態に係る勤務情報処理システムに用いる勤務情報生成装置と勤務情報請求装置と勤務情報取得装置と勤務情報収集装置の機能ブロック図である。
【0042】
本実施の形態における勤務情報処理システムは、勤務情報生成装置として時計付二次元コード生成装置10と、勤務情報請求装置として携帯電話機20と、勤務情報取得装置としてカメラ付携帯電話機30と、勤務情報収集装置(サーバ)40とにより実現される。
そして、カメラ付携帯電話機30と勤務情報収集装置(サーバ)40とは、インターネット等の所定のネットワーク50を介して通信可能に構成されている。
【0043】
時計付二次元コード生成装置10は、従業員等の勤務者が勤務する勤務先や、外部の管理センタといった所定の場所に設置された端末である。CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するコンピュータプログラムと、コンピュータプログラムや所定のデータを記憶することが出来るRAM、ROMなどの内部メモリなどにより、図2に示す機能ブロックを構成することが出来る。
なお、この時計付二次元コード生成装置10は、後述する勤務情報収集装置(サーバ)40と同じ場所に設置しても良い。
【0044】
図2に示した機能ブロックは、計時部11と、勤務情報生成要求受付部12と、請求装置情報抽出部13と、勤務情報生成部14と、勤務情報送信部15と、標準時刻電波受信部16と、計時情報修正部17と、識別情報記憶部18と、送信先情報記憶部19とから構成されている。
【0045】
計時部11は、時間を計時するクロック手段である。
この計時部11は、標準電波送信所100より送信される標準電波を受信して計時情報(例えば、年、月、日、時、分、秒)を修正する所謂電波時計となっている。
【0046】
勤務情報生成要求受付部12は、上記携帯電話機20から送られる勤務情報の生成を要求する情報を受け付ける処理を行う。勤務情報生成の要求は、上記携帯電話機20からの電話や電子メールにより行われる。すなわち、携帯電話機20から電話や電子メールがあると、当該電話や電子メールを勤務情報生成の要求情報として受け付ける。
【0047】
請求装置情報抽出部13は、勤務情報生成要求受付部12で受け付けた勤務情報生成要求情報の中から、当該勤務情報請求装置の識別情報を抽出する処理を行う。
抽出された識別情報は、後述する識別情報記憶部18に一時的に記憶される。
【0048】
勤務情報生成部14は、少なくとも上記計時手段で計時した現在時刻の時間データ、及び後述する識別情報記憶部18に記憶されている勤務情報請求装置20の識別情報に基づいて、勤務情報を生成する処理を行う。
この勤務情報は、本実施の形態ではQRコードである。したがって、時計付二次元コード生成装置10では、計時部11が出力する現在時刻及び携帯電話機20の識別情報を含んだ内容を勤務情報としてのQRコードに変換することが出来る。これにより、生成されるQRコード情報は、現在時刻をキーとして毎回異なるバーコードが生成されることとなる。
【0049】
ここで、勤務情報生成部14が生成する勤務情報としての二次元コードは、QRコードの他にベリコードなどを用いても良い。このコードの生成は、勤務情報生成部14がUSS規格などに従ってバーコードを生成することが出来る。
なお、バーコードとしては、二次元バーコードに限らず一次元バーコードでもよく、一次元バーコードとしては、JANコード、EAN−128コードなどを用いても良い。
【0050】
勤務情報送信部15は、勤務情報生成部14で生成された勤務情報を、後述する送信先情報記憶部19の送信情報を参照して、勤務情報の生成要求のあった携帯電話機20へ送信する処理を行う。
【0051】
標準時刻電波受信部16は、日本標準時刻を基準とする標準電波を受信する処理を行う。また、計時情報修正部17は、標準時刻電波受信部16で受信された標準電波に基づき、計時部11の時刻情報(時刻及びカレンダ)を自動修正する処理を行う。
【0052】
識別情報記憶部18は、勤務情報の生成要求のあった勤務情報請求装置20を特定するための識別情報を一時的に記憶する記憶部である。携帯電話機20の識別情報は、個々の携帯電話機20を特定するために付与された固有の文字、数字などからなる情報である。
【0053】
送信先情報記憶部19は、請求装置情報抽出部13により抽出された勤務情報請求装置の識別情報と、生成した勤務情報の送信先情報とを関連付けて記憶する記憶部である。したがって、勤務情報請求装置の識別情報がシリアルID(番号)や電話番号であったとしても、生成した勤務情報を送信することができる。
【0054】
これらの構成により、時計付二次元コード生成装置10は、標準時刻電波受信部16が標準電波を受信し、計時情報修正部17が受信した標準電波に基づき計時部11の時刻情報を標準時刻に修正する。次いで、勤務情報生成要求受付部12が勤務情報請求装置20より勤務情報の生成要求を受け付けた際に、請求装置情報抽出部13が受け付けた勤務情報生成要求情報の中から当該勤務情報請求装置の識別情報を抽出し、抽出した識別情報を識別情報記憶部18が一時的に記憶する。そして、勤務情報生成部14が、上記計時手段で計時した現在時刻の時間データ及び識別情報記憶部18に記憶する勤務情報請求装置20の識別情報に基づいて勤務情報を生成する。その後、勤務情報請求装置20の識別情報に基づき送信先情報記憶部19を参照し、勤務情報送信部15が、勤務情報の生成要求のあった勤務情報請求装置20へ生成した勤務情報を送信するようになっている。
【0055】
携帯電話機20は、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が所持し、操作するものであって、CPU、コンピュータプログラム、RAM・ROM等の記憶部により、勤務情報請求部21、勤務情報受付部22、勤務情報記憶部23、識別情報記憶部24、勤務情報出力表示部25の機能ブロックを構成することができる。
【0056】
勤務情報請求部21は、上記勤務情報生成装置10に対して、当該勤務情報請求装置の識別情報を含めた勤務情報の生成を要求する処理を行う。したがって、勤務情報請求部21は、後述する識別情報記憶部24に記憶している当該勤務情報請求装置の識別情報を含めて勤務情報の生成を要求する。この勤務情報請求装置の識別情報が勤務情報に含まれることにより、どこに勤務先で勤務者を管理する管理者が操作する勤務情報請求装置であるかが把握できるようになる。
【0057】
勤務情報受付部22は、勤務情報生成装置10にて生成し、送信された勤務情報を受け付ける処理を行う。この勤務情報を受け付けは、上記勤務情報請求部21での勤務情報の生成要求に応じて返信される。
【0058】
勤務情報記憶部23は、勤務情報受付部22で受け付けた勤務情報を一時的に記憶する記憶部である。この勤務情報記憶部23に記憶された勤務情報は、後述する勤務情報出力表示部25にて自由に読み出して、表示させることが出来る。
【0059】
識別情報記憶部24は、当該勤務情報請求装置の識別情報を記憶する記憶部である。この識別情報は、上記勤務情報請求部21での勤務情報の生成要求に応じて読み出され、勤務情報生成装置10に対して送信される。
【0060】
勤務情報出力表示部25は、勤務情報受付部22で受け付けた勤務情報や勤務情報記憶部23に記憶する勤務情報を、認識可能な画像データとして携帯電話機20の表示部に表示出力させる処理を行う。この勤務情報出力表示部23としては、例えば、液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの表示制御を行う駆動回路とから構成することが出来る。
なお、勤務情報であるQRコードの表示部として、本実施の形態では液晶を用いるが、EL(エレクトロルミネセンス)や、その他の発光素子を用いることもできる。
【0061】
これらの構成により、携帯電話機20は、勤務情報の生成要求時に、識別情報記憶部24より当該携帯電話機20の識別情報を読み出し、この識別情報を伴って勤務情報請求部21より勤務情報生成装置10に対して勤務情報の生成を要求する。次いで、携帯電話機20は、勤務情報生成装置10において生成された勤務情報を勤務情報受付部22にて受け付け、勤務情報記憶部23へ記憶する。そして、例えば、勤務先に勤務する従業員等から勤務情報の取得を要求された場合、この勤務情報を携帯電話機20の表示部に表示出力させ、勤務者が所持し、操作するカメラ付携帯電話機30にて、当該勤務情報の取得を行わせる。
【0062】
カメラ付携帯電話機30は、勤務先に勤務する従業員等の勤務者が所持し、操作するものであって、CPU、コンピュータプログラム、RAM・ROM等の記憶部により、勤務情報取得部31と、勤務情報出力部32と、識別情報記憶部33と、送信先情報記憶部34の機能ブロックを構成することができる。
【0063】
勤務情報取得部31は、携帯電話機20の勤務情報出力表示部25に表示されたQRコードよりなる勤務情報を読み取る処理を行うものである。勤務情報取得部31は、例えば、画像を撮像する撮像手段であるCCDカメラと、このCCDカメラにより撮像された画像のバーコードをデコードするためのバーコード認識部から構成される。
【0064】
勤務情報出力部32は、取得した勤務情報及び後述する識別情報記憶部33に記憶されているカメラ付携帯電話機30の識別情報を出力し、所定の送信先、例えば、勤務情報収集装置(サーバ)40へ送信する処理を行う。
【0065】
この際、取得した勤務情報を勤務情報収集装置(サーバ)40へ送信する手段としては、カメラ付携帯電話機30によって取得した勤務情報を、送信先情報として予め当該カメラ付携帯電話機30の送信先情報記憶部34に記憶している送信先の電話番号やIPアドレスに基づいて送信しても良いし、E−Mailアドレスに基づいて送信しても良いし、URLに基づいて所定のWebサイトにアクセスして、そこでデータを入力するなどして送信することができる。また、送信先情報は、カメラ付携帯電話機30の内部メモリに記憶するようにしても良い。
【0066】
これにより、送信先情報が予め当該カメラ付携帯電話機30に記憶されているものの場合は、勤務情報を自分の都合の良い時に送信したり、勤務情報をまとめて送信したりすることが出来る。
【0067】
また、カメラ付携帯電話機30側で送信先情報を持たなくとも、上記勤務情報生成装置10が内部メモリに送信先のURL、IPアドレス、電話番号やE−Mailアドレスを記憶しておき、勤務情報を生成する際にこれらの送信先情報を含めてコード化し、この勤務情報を取得したカメラ付携帯電話機30側で送信先情報を読み取って送信するようにしても良い。
【0068】
これにより、カメラ付携帯電話機30側が勤務情報を取得した際に、取得した送信先情報に基づいてメーラーやブラウザーなどの所定のプログラムをプラグインにより起動させ、勤務情報を即時に送信することが出来るので、勤務情報の取得後送信忘れてしまうことが防止できる。
【0069】
この送信先情報としては、このシステムを用いて勤怠管理を行う場合、ネットワークを介して各従業者の出退時刻の管理を行なう出退管理装置のWebサイトのURL等を特定しておくことにより、当該勤怠管理の勤怠情報として送信することができる。
【0070】
識別情報記憶部33は、該勤務情報取得装置としてのカメラ付携帯電話機30の識別情報を記憶することが出来る記憶部である。この識別情報は、個々のカメラ付携帯電話機30を識別するために付与された情報であって、例えば、当該カメラ付携帯電話機30の電話番号でも良いし、又固有のシリアルコードでも良い。
【0071】
送信先情報記憶部34は、勤務情報取得部31にて取得した勤務情報を送信するための所定の送信先情報を記憶する記憶部である。したがって、勤務情報の中に送信先情報が含まれていなくとも、当該送信先情報記憶部34に記憶する送信先情報を呼び出せば勤務情報を確実に送信することが出来る。
【0072】
なお、カメラ付携帯電話機30は、安定した画像を得るために、人物や風景を撮影することを目的とした通常撮像モードとは別に、認証コード表示であるバーコードのコントラストが強調されるように露出を調整したり、輪郭部をより強調するように補正係数を調整したり、解像度を調整したりする、バーコード専用モードを準備し、撮影対象切替手段により切り替えることが出来るようにすると望ましい。
【0073】
これらの構成により、カメラ付携帯電話機30は、携帯電話機20の勤務情報出力表示部25に表示されたQRコードよりなる勤務情報を勤務情報取得部31で読み取り、読み取った勤務情報に、識別情報記憶部33に記憶された識別情報を読み出して付け加え、所定の送信先とした、例えば、勤務情報収集装置(サーバ)40へ勤務情報出力部32より勤務情報等を送信する。そして、この際勤務情報の中に送信先情報が含まれていない場合は、送信先情報記憶部34に記憶する送信先情報を呼び出して送信する。
【0074】
また、勤務情報収集装置(サーバ)40は、カメラ付携帯電話機30と通信を介して情報の授受が可能に構成されたものであって、勤務情報受付部41と、勤務先特定部42と、勤務者特定部43と、勤務地情報記憶部44と、勤務者情報記憶部45と、勤務状況記憶部46と、勤務状況通知部47とを有している。
【0075】
勤務情報受付部41は、カメラ付携帯電話機30から送られた勤務情報を受け付ける処理を行う。勤務情報受付部41は、カメラ付携帯電話機30から送られた勤務情報が暗号化されものである場合、この情報を復号化する処理も行うことが出来る。したがって、受付けた勤務情報を後述する勤務先特定部42及び勤務者特定部43等で解析することで、誰が、どこで、いつ、勤務情報の読み取り操作を行ったか特定することができる。
【0076】
勤務先特定部42は、勤務情報受付部41で取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置20の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶部44を参照して抽出した識別情報に対応する勤務情報請求装置20を操作する管理者が存在する場所情報(勤務先)を特定する処理を行う。
【0077】
勤務者特定部43は、勤務情報受付部41で勤務情報と共に取得した勤務情報取得装置の識別情報に基づき、上記勤務者情報記憶部45を参照して取得した識別情報に対応する勤務情報取得装置を操作する勤務者情報より勤務者を特定する処理を行う。
【0078】
勤務地情報記憶部44は、勤務情報請求装置20の識別情報と当該勤務情報請求装置20を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する記憶部である。この勤務情報記憶部44に記憶されているデータ構成としては、たとえば図12に示すような、勤務地情報データベース44Aとして、勤務情報における勤務情報請求装置としての請求装置ID、当該請求装置の所有者(管理者)の氏名、当該請求装置の管理場所(勤務先)、電話番号等が記憶できるようになっている。したがって、請求装置情報が分かれば、当該請求装置を所有する所有者(管理者)の氏名、管理場所(勤務先)、電話番号等が特定できる。
【0079】
勤務者情報記憶部45は、勤務情報取得装置30の識別情報と当該勤務情報取得装置30を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する記憶部である。この勤務者情報記憶部45に記憶されるデータ構成としては、たとえば図13に示すような勤務者情報データベース45Aが考えられる。この勤務者情報データベース45Aには、勤務情報における取得装置情報としての取得装置ID、当該取得装置の所有者(勤務者)の氏名、住所、電話番号等が登録されている。したがって、取得装置情報が分かれば、その取得装置が所有登録されている氏名、住所、電話番号等が特定できる。
【0080】
勤務状況記憶部46は、勤務先特定部42及び勤務者特定部43で特定された勤務先及び勤務者の情報を勤務状況情報として記憶することが出来る記憶部である。記憶される勤務状況情報は、その後勤務者を管理する者(派遣会社など)に対して開示される。
【0081】
勤務状況通知部47は、上記勤務状況記憶部46に記憶される勤務状況情報を、勤怠情報管理装置60へ送る処理を行う。この勤務状況情報は、後述する勤怠情報管理装置60へ送り、所謂インターネットタイムレコ−ダによって勤務者の給与計算等を行うのに利用することが出来る。
なお、勤怠情報管理装置60への勤務情報の送信は、勤務者を管理する者(派遣会社など)が指示、登録した場合だけ行うようにしても良い。
【0082】
ここで、勤怠情報管理装置60にて提供するタイムレコ−ダ機能について簡単に説明すると、タイムレコ−ダ機能は、上述したように、従業者の出勤時刻、退出時刻等を従業者の識別IDに関連付けて入力し、従業者の出退予定や休日予定といった勤務予定の管理を行なう勤務予定データと、従業者の実際の出退時刻(勤務実績)の管理を行なう勤務実績データとに基づいて、各従業者の勤務時間の集計、総労働時間の集計等を行うものである。
【0083】
これらの構成により、勤務情報収集装置(サーバ)40は、カメラ付携帯電話機30から送られた勤務情報等を勤務情報受付部41にて受け付ける。次いで、勤務先特定部42において、受け付けた勤務情報等から勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、勤務地情報記憶部44を参照して抽出した識別情報に対応する勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報(勤務先)を特定すると共に、勤務者特定部43において、勤務情報と共に取得した勤務情報取得装置の識別情報に基づき、上記勤務者情報記憶部45を参照して取得した識別情報に対応する勤務情報取得装置を操作する勤務者情報より勤務者を特定する。そして、特定された勤務先及び勤務者の情報を勤務状況情報として勤務状況記憶部46に記憶し、その後、希望に応じてこの勤務状況情報を勤怠情報管理装置60へ送るものとする。
【0084】
なお、上述の実施形態では、勤務情報請求装置20を携帯電話機としたが、時計付二次元コード生成装置10と通信可能であり、生成された勤務情報を出力表示することが可能であれば、ノート型のパーソナルコンピュータやPDAであっても良い。
また、時計付二次元コード生成装置10と勤務情報収集装置(サーバ)40とを同一の場所に設置したり、一体として構成したりしても良い。
【0085】
次に、図1及び図2に示したシステムにより実行される方法の一例を、図3に基づき説明する。
なお、図3の例では、勤務情報生成装置10は勤務場所とは異なる所定の場所に設置されているものとし、また、勤務情報としてQRコードを用いるものとする。
【0086】
まず、勤務者が出勤することに伴い、勤務先の管理者が操作する携帯電話機20より時計付二次元コード生成装置10に対して、勤務情報の生成を要求する(1)。この勤務情報の生成要求は、携帯電話機20の勤務情報請求部21が、識別情報記憶部24に記憶している当該携帯電話機20の識別情報を伴って行われる。
【0087】
一方、時計付二次元コード生成装置10では、勤務情報生成要求受付部12が携帯電話機20からの勤務情報の生成要求を受け付ける(2)。
【0088】
勤務情報の生成要求が受け付けられると、時計付二次元コード生成装置10では、請求装置情報抽出部13が、受け付けた勤務情報生成要求から携帯電話機20の識別情報を抽出し、抽出した識別情報を識別情報記憶部18に一時的に記憶する(3)。
【0089】
次いで、勤務情報生成部14が、計時部11を参照し、識別情報記憶部18に記憶されている携帯電話機20の識別情報に基づき、上記計時部11で計時した時間データ及び当該識別情報を含んだ勤務情報を生成する(4)。
【0090】
なお、時計付二次元コード生成装置10では、勤務情報の生成に先立って標準時刻電波受信部16にて標準電波を受信し(A)、計時情報修正部17にて受信した標準電波に基づき計時部11の時刻情報の自動修正を行う(B)。
【0091】
そして、時計付二次元コード生成装置10では、勤務情報送信部15が、生成された勤務情報を勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する(5)。
この際、勤務情報生成要求受付部12で受け付けた勤務情報の生成要求が電話によるものであったとしても、送信先情報記憶部19を参照することで、請求装置情報抽出部13により抽出された携帯電話機20の識別情報と関連付けて記憶されている送信先情報を取得することが可能であり、生成した勤務情報を確実に送信することができる。
【0092】
次いで、携帯電話機20では、勤務情報受付部22が、時計付二次元コード生成装置10より送信された勤務情報を受け付ける(6)。
【0093】
勤務情報が受け付けられると、携帯電話機20では、勤務情報記憶部23が受け付けた勤務情報を記憶する(7)。
【0094】
そして、勤務情報出力表示部25が、時計付二次元コード生成装置10で生成され、勤務情報記憶部23に記憶された勤務情報を、当該携帯電話機20の出力表示部25に出力表示する(8)。
【0095】
次いで、勤務先へ勤務(出勤)した勤務者は、携帯電話機20の表示部に勤務情報が表示されると、カメラ付携帯電話機30の勤務情報取得部31であるCCDカメラを用いて、この勤務情報部分を撮像することで勤務情報を取得する(9)。
【0096】
なお、本実施の形態においては勤務情報を勤務情報出力表示部25にて表示するものとしたが、携帯電話機20にブルートゥースなど無線発信機を付け、カメラ付携帯電話機30に無線受信機をつけて、無線によって勤務情報の取得が可能となるようにしても良い。
【0097】
勤務情報が取得されると、勤務情報出力部32が、識別情報記憶部33に記憶されている当該カメラ付携帯電話機30の識別情報を参照し、取得した勤務情報及び当該識別情報を出力して、勤務情報収集装置(サーバ)40へ送信する(10)。
【0098】
この際、カメラ付携帯電話機30では、取得した勤務情報に送信先情報が含まれているか否かを確認し、その結果、勤務情報に送信先情報が含まれている場合は、その送信先情報を読み取り送信してもよい。また、勤務情報に送信先情報が含まれていない場合は、送信先情報記憶部34を参照して予め当該カメラ付携帯電話機30に登録されている送信先情報を検索し、勤務情報の送信先を指示する。なお、勤務情報は、カメラ付携帯電話機30のメモリ等に一旦記憶し、後からまとめて送信するようにしても良い。
【0099】
次いで、勤務情報収集装置(サーバ)40では、カメラ付携帯電話機30より送られた勤務情報及び当該カメラ付携帯電話機30の識別情報を勤務情報受付部41にて受け付け収集する(11)。
【0100】
この勤務情報を受け付けると、勤務先特定部42が、まず、受け付けた勤務情報に含まれている勤務情報請求装置20の識別情報、及び時間データを抽出する(12)。識別情報及び時間データが抽出されると、引き続き勤務先特定部42が、勤務地情報記憶部44を参照して、抽出した携帯電話機20の識別情報に対応する管理場所情報(勤務先)を特定する(13)。
【0101】
また、当該カメラ付携帯電話機30の識別情報を受け付けると、上記場所情報の特定と平行して、勤務者特定部43が、勤務者情報記憶部45を参照して、取得したカメラ付携帯電話機30の識別情報に対応する勤務者情報を特定する(13)。
【0102】
この勤務先特定部42により特定した勤務先と勤務者特定部43により特定した勤務者の情報、及び勤務情報から抽出した時間データは、引き続き勤務状況記憶部46に記憶する(14)。
【0103】
そして、ここで登録された勤務情報は、要望に応じ、勤務状況通知部47によって勤怠情報管理装置60へ送る。その後、勤怠情報管理装置60では、所謂インターネットタイムレコ−ダによって勤務者勤怠管理を行い、給与計算等を行うのに利用することが出来る。
【0104】
次に、上述の勤務情報処理システムにおける勤務情報生成装置としての時計付二次元コード生成装置10の詳細な動作の一例を、図4を参照し説明する。
まず、時計付二次元コード生成装置10側での動作は、図4に示すように、標準時刻電波受信部16が、標準電波送信所100より送られる標準電波を受信する(S11)。標準時刻電波受信部16で受信した標準時刻電波を計時情報修正部17へ送り、計時情報修正部17で受信した標準電波に基づき計時部11の計時情報(時刻情報)の自動修正を行う(S12)。
【0105】
次いで、勤務情報生成要求受付部12では、勤務情報の生成要求を受け付けたか否かを判別する(S13)。
【0106】
判別の結果、勤務情報の生成要求を受け付けた場合(Y)は、続いて請求装置情報抽出部13が、勤務情報生成要求受付部12で受け付けた勤務情報生成要求情報の中から、当該勤務情報請求装置である携帯電話機20の識別情報を抽出する(S14)。また、抽出された識別情報は、識別情報記憶部18に一時的に記憶する。
【0107】
一方、判別の結果、勤務情報の生成要求を受け付けなかった場合(N)は、再度標準時刻電波の受信(S11)、計時情報の修正(S12)、及び勤務情報の生成要求を受け付けたか否かの判別(S13)を繰り返す。
【0108】
また、勤務情報の生成要求を受け付けた場合(Y)は、勤務情報生成部14が、計時部11を参照し時間データを計時する(S15)。
【0109】
次いで、勤務情報生成部14が、識別情報記憶部18に記憶されている携帯電話機20の識別情報に基づき、上記計時部11で計時した時間データ及び当該識別情報を含んだ勤務情報を生成する(S16)。
【0110】
そして、勤務情報生成部14で生成された勤務情報は、勤務情報の生成要求のあった携帯電話機20へ返信されように勤務情報送信部15によって送信する(S17)。この際、勤務情報生成要求受付部12で受け付けた勤務情報の生成要求が電話によるものであり、勤務情報の送信先が不明の場合は、携帯電話機20の識別情報と送信先情報とを関連付けて記憶する送信先情報記憶部19を参照し、送信先情報を取得することで勤務情報を勤務情報の生成要求のあった携帯電話機20へ送信する。
【0111】
これにより、時計付二次元コード生成装置10での携帯電話機20の識別情報を含んだ一連の勤務情報の生成処理が終了(エンド)する。
【0112】
次に、勤務情報請求装置としての携帯電話機20側の処理方法の一例を図5に示す。
図5に示すように、まず、携帯電話機20側での動作は、勤務情報請求部21が、勤務情報の生成要求指示を受け付けたか否かを判別する(S21)。
【0113】
判別の結果、勤務情報の生成要求指示を受け付けた場合(Y)は、続いて勤務情報請求部21が、勤務情報請求装置20の識別情報記憶部24を参照し、当該勤務情報請求装置の識別情報を含めた勤務情報の生成を要求する(S22)。
一方、判別の結果、勤務情報の生成要求指示を受け付けなかった場合(N)は、再度勤務情報の生成要求指示を受け付けたか否かの判別(S21)を繰り返す。
【0114】
次いで、勤務情報受付部22では、勤務情報の生成要求に応じて、勤務情報を受け付けたか否かを判別する(S23)。
【0115】
判別の結果、勤務情報を受け付けた場合(Y)は、受け付けた勤務情報を勤務情報記憶部23に記憶する(S24)。
一方、判別の結果、勤務情報を受け付けない場合(N)は、再度勤務情報の生成要求指示を受け付けたか否かの判別(S21)を繰り返す。
【0116】
勤務情報が受け付けられると、勤務情報出力表示部25が受け付けた勤務情報を当該携帯電話機20の表示部に出力表示する(S25)。
これにより、携帯電話機20での勤務情報の請求処理が終了(エンド)する。
【0117】
次に、勤務情報取得装置としてのカメラ付携帯電話機30側の処理方法の一例を図6に示す
図6に示すように、まず、カメラ付携帯電話機30の勤務情報取得部31が、携帯電話機20から勤務情報を取得したか否かを判別する(S31)。
【0118】
判別の結果、勤務情報の取得があった場合(Y)は、勤務情報取得部31で取得した勤務情報の中に送信する勤務情報収集装置(サーバ)40の送信先情報が含まれているか否かを判別する(S32)。
一方、勤務情報の取得がなかった場合(N)は、再度勤務情報を取得したか否かを判別する(S31)。
【0119】
次いで、送信先情報の有無の判別の結果、送信先情報が含まれている場合(Y)は、識別情報記憶部33を参照し、勤務情報出力部32にて携帯電話機20から取得した勤務情報に、カメラ付携帯電話機30の識別情報を付加して勤務情報収集装置(サーバ)40へする(S34)。
【0120】
一方、送信先情報が含まれていない場合(N)は、送信先情報記憶部34を参照し、予め当該カメラ付携帯電話機30に登録されている送信先情報を抽出する(S33)。
その後、勤務情報出力部32にて、勤務情報と共にカメラ付携帯電話機30の識別情報を勤務情報収集装置(サーバ)40へする(S34)。
これによりカメラ付携帯電話機30での一連の勤務情報の取得処理が終了(エンド)する。
【0121】
一方、勤務情報収集装置(サーバ)40側での動作は、図7に示すように、まず、勤務情報受付部41が上記勤務情報及びカメラ付携帯電話機30の識別情報を受け付けたか(収集したか)否かを判別する(S41)。
【0122】
判別の結果、上記勤務情報及びカメラ付携帯電話機30の識別情報を受け付けた場合(Y)は、勤務先特定部42が、受け付けた勤務情報より携帯電話機20の識別情報及び時間データを抽出する(S42)。
【0123】
一方、勤務情報及びカメラ付携帯電話機30の識別情報を受け付けていない場合(N)は、再度勤務情報及びカメラ付携帯電話機30の識別情報を受け付けたか(収集したか)否かの判別を繰り返す(S41)。
【0124】
携帯電話機20の識別情報が抽出されると、引き続き勤務先特定部42が勤務地情報記憶部44に基づき管理場所(勤務先)を特定する(S43)。管理場所を特定する処理としては、勤務先特定部42が、勤務地情報記憶部44を参照して、カメラ付携帯電話機30から受信した携帯電話機20の識別情報(請求装置ID)に対応する当該携帯電話機20を所有する管理者が管理する場所を特定することにより、当該管理場所を勤務先として特定することが出来る。
【0125】
一方、カメラ付携帯電話機30の識別情報を受け付けると、引き続き勤務者特定部43が、勤務者情報記憶部45に基づき勤務者を特定する(S44)。勤務者を特定する処理としては、勤務者特定部43が、勤務者情報記憶部45を参照して、受け付けたカメラ付携帯電話機30の識別情報(取得装置ID)に対応する当該カメラ付携帯電話機30の所持者を特定することにより、当該所持者を勤務者として特定することが出来る。
【0126】
そして、この抽出された時間データは、勤務者の出勤等所定の行動開始又は終了時間を示す勤務状況情報として、また、特定された管理場所(勤務先)情報は、勤務先を示す勤務状況情報として、また、特定された勤務者情報は、勤務者を示す勤務状況情報として、それぞれ勤務状況記憶部46に記憶する(S45)。
これにより勤務情報収集装置40側での一連の勤務情報の取得処理が終了(エンド)する。
【0127】
なお、勤務状況記憶部46に記憶された各勤務状況情報は、その後勤務状況通知部47によって勤怠情報管理装置60へ送ることによって勤務者勤怠管理を行い、給与計算等を行うのに利用するようにしても良い。
【0128】
なお、本実施の形態では、勤務情報をカメラ付携帯電話機で取得する場合について説明
するものであるので、勤務情報を勤務情報出力表示部25にて表示するものとしたが、ブルートゥース、赤外線通信等の無線LANによる送受信システムによって勤務情報の取得を行なうようにしても良い。
【0129】
このように、本実施の形態によれば、特別な装置を設置しなくても、近年、広く普及している携帯電話機を用いることで、簡単かつ安価な構成により従業者等勤務者の勤務状況を確実に、かつ、効率良く把握することが出来る。
これら携帯電話機の操作で出勤と退勤の2つの情報を、確実かつ効率的に取得することが出来る。
【0130】
次に、本発明の別の実施の形態として、管理者が操作する端末側に勤務情報を生成するプログラムを取得(ダウンロード)して、勤務情報を処理する場合の例について、図面を参照して説明する。
図8は、本発明の別の実施の形態に係る勤務情報処理システムに用いる各装置をそれぞれ概略的に示すブロック図である。
【0131】
図8に示すように、本実施の形態における勤務情報処理システムは、勤務情報生成補助装置としての時計付二次元コード生成装置110(以下、「プログラム提供装置110」と言う。)と、勤務情報請求生成装置としての携帯電話機120と、カメラ付携帯電話機30と、勤務情報収集装置としての勤務管理サーバ40とにより実現される。
そして、カメラ付携帯電話機30と勤務管理サーバ40とは、インターネット等の所定のネットワーク50を介して通信可能に構成されている。
なお、本実施の形態の説明では、前述した実施の形態の共通する部分は同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0132】
プログラム提供装置110は、従業員等の勤務者が勤務する勤務先や、外部の管理センタといった所定の場所に設置された端末であって、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するコンピュータプログラムと、コンピュータプログラムや所定のデータを記憶することが出来るRAM、ROMなどの内部メモリなどにより機能ブロックを構成することが出来る。
【0133】
図8に示した機能ブロックは、計時部111と、勤務情報生成のためのプログラム要求受付部112と、勤務情報出力部113と、標準時刻電波受信部114と、計時情報修正部115と、プログラム記憶部118とから構成されている。また、プログラム提供装置110は、勤務管理サーバ40と同じ場所に設置しても良い。
【0134】
計時部111は、前記実施の形態での勤務情報生成装置における計時部11と同様、時間を計時するクロック手段である。
したがって、この計時部111は、標準電波送信所100より送信される標準電波を受信して計時情報(例えば、年、月、日、時、分、秒)を修正する所謂電波時計となっている。
【0135】
プログラム要求受付部112は、上記携帯電話機120から送られる、勤務情報として例えばQRコードの生成を可能とするプログラムを要求する情報を受け付ける処理を行う。
【0136】
勤務情報出力部113は、プログラム要求受付部112で受け付けたプログラムの要求に応じ、上記計時手段111で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する、後述するプログラム記憶部118に記憶されているプログラムを出力する処理を行う。
【0137】
標準時刻電波受信部114は、前記実施の形態での勤務情報生成装置における標準時刻電波受信部16と同様、日本標準時刻を基準とする標準電波を受信する処理を行う。
また、計時情報修正部115は、前記実施の形態での勤務情報生成装置における計時情報修正部17と同様、標準時刻電波受信部114で受信された標準電波に基づき、計時部111の時刻情報(時刻及びカレンダ)を自動修正する処理を行う。
【0138】
プログラム記憶部18は、QRコードといった勤務情報を生成するプログラムを、ダウンロード可能に記憶する記憶部である。
【0139】
これらの構成により、プログラム提供装置110は、標準時刻電波受信部114が標準電波を受信し、計時情報修正部115が受信した標準電波に基づき計時部111の時刻情報を標準時刻に修正する。次いで、プログラム要求受付部112が、携帯電話機120からプログラムのダウンロード要求を受け付けると、勤務情報出力部113より勤務情報の生成するプログラムを出力するようになっている。
【0140】
携帯電話機120は、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が所持し、操作するものであって、CPU、コンピュータプログラム、RAM・ROM等の記憶部により、勤務情報生成プログラム請求部121、プログラム受付部122、プログラム記憶部123、識別情報記憶部124、勤務情報生成部125、勤務情報出力表示部126の機能ブロックを構成することができる。
【0141】
勤務情報生成プログラム請求部121は、プログラム提供装置110に対して、勤務情報を生成するプログラムを要求する処理を行う。
【0142】
プログラム受付部122は、プログラム提供装置110から出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付ける処理を行う。
【0143】
プログラム記憶部123は、プログラム受付部122で受け付けた時間データ、及び勤務情報を生成するプログラムを一時的に記憶する。すなわち、当該プログラムは所定時間経過後、削除処理される。
【0144】
識別情報記憶部124は、当該携帯電話機120の識別情報を記憶する記憶部である。この識別情報は、後述する勤務情報生成部125での勤務情報の生成に応じて読み出される。
【0145】
勤務情報生成部125は、プログラム受付部122で受け付け、プログラム記憶部123に一時的に記憶されたプログラムに基づいて、時間データ及び識別情報記憶部124に記憶している当該携帯電話機120の識別情報を含む勤務情報を生成する処理を行う。
この勤務情報は、本実施の形態ではQRコードとして生成する。このコードの生成もまた、勤務情報生成部125がUSS規格などに従ってバーコードを生成することが出来る。
【0146】
また、携帯電話機120では、プログラム提供装置110から出力された時間データ、及び携帯電話機120の識別情報を含んだ内容を勤務情報としてQRコードに変換することが出来る。これにより、生成されるQRコード情報は、プログラム提供装置110から受け付けた時間データをキーとして毎回異なるバーコードが生成されることとなる。
【0147】
ここでも、勤務情報生成部125が生成する勤務情報としての二次元コードは、QRコードの他にベリコードなどを用いても良く、また、JANコード、EAN−128コードなどの一次元バーコードでも良い。
【0148】
勤務情報出力表示部126は、勤務情報生成部125にて生成された勤務情報を、当該携帯電話機120の表示部に出力表示する処理を行う。この勤務情報出力表示部126としては、例えば、液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの表示制御を行う駆動回路とから構成することが出来る。
なお、勤務情報であるQRコードの表示部として、本実施の形態では液晶を用いるが、EL(エレクトロルミネセンス)や、その他の発光素子を用いることもできる。
【0149】
これらの構成により、携帯電話機120は、勤務情報生成プログラム請求部121より請求した勤務情報の生成するプログラムをプログラム受付部122で受け付け、当該プログラムを一旦プログラム記憶部123に記憶する。そして、勤務情報生成部125において、勤務情報の生成に応じて当該携帯電話機120の識別情報を読み出し、プログラム記憶部123に記憶している当該プログラムを実行し、時間データ及び識別情報記憶部124に記憶している当該携帯電話機120の識別情報を含む勤務情報を生成する。その後、この勤務情報を携帯電話機120の表示部に表示出力させ、勤務者が所持し、操作するカメラ付携帯電話機30にて、当該勤務情報の取得を行なわせる。
【0150】
なお、カメラ付携帯電話機30及び勤務管理サーバ40は、前記実施の形態におけるカメラ付携帯電話機30及び勤務管理サーバ40の機能ブロックと同じに構成することができる。
したがって、これらの構成により、カメラ付携帯電話機30により取得された勤務情報等は、勤務管理サーバ40へ送られ、勤務先及び勤務者が特定される。そして、特定された勤務先及び勤務者の情報を勤務状況情報として勤務状況記憶部46に記憶し、その後、希望に応じてこの勤務状況情報を勤怠情報管理装置としてのネットワークタイムレコーダ60へ送るものとする。
【0151】
次に、図8に示したシステムにより実行される方法の一例を、図9に基づき説明する。図9は、本発明の実施の形態に係る勤務情報処理システムにおいて、所定の場所に設置された勤務情報生成補助装置110より取得した勤務情報生成プログラムにしたがって、携帯電話機120にてQRコードよりなる勤務情報を生成し、この生成した勤務情報を勤務情報取得装置としてのカメラ付携帯電話機30で取得し、この取得した勤務情報を勤務管理サーバ40へ送信する場合の処理の流れを示すシーケンス図である。
【0152】
まず、勤務者が出勤することに伴い、勤務先の管理者が操作する携帯電話機120の勤務情報生成プログラム請求部121よりプログラム提供装置110に対して、勤務情報生成プログラムを要求する(101)。
【0153】
一方、プログラム提供装置110では、プログラム要求受付部112が携帯電話機120からの勤務情報生成プログラム提供の要求を受け付ける(102)。
【0154】
勤務情報生成プログラム提供の要求が受け付けられると、プログラム提供装置110では、計時手段111で時間を取得する(103)。
なお、プログラム提供装置110では、勤務情報の生成に先立って標準時刻電波受信部114にて標準電波を受信し(A)、計時情報修正部115にて受信した標準電波に基づき計時部111の時刻情報の自動修正を行う(B)。
【0155】
そして、勤務情報出力部113において、上記時間データ及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する、後述するプログラム記憶部118に記憶されているプログラムを送信出力する(104)。
【0156】
携帯電話機120では、プログラム受付部122において、プログラム提供装置110より出力された時間データ及び勤務情報生成プログラムを受け付け、プログラム記憶部123に記憶する(105)。
【0157】
次いで、勤務情報生成部125が、上記時間データ及び識別情報記憶部124に記憶している当該携帯電話機120の識別情報を含む勤務情報を生成する(106)。
【0158】
そして、勤務情報出力表示部126が、携帯電話機120側で生成された勤務情報を、当該携帯電話機20の表示部に出力表示する(107)。
【0159】
その後、上記実施の形態と同様に、勤務先へ勤務(出勤)した勤務者が、携帯電話機120の表示部に表示された勤務情報を、カメラ付携帯電話機30の勤務情報取得部31であるCCDカメラを用いて、この勤務情報部分を撮像することで勤務情報を取得する(108)。
【0160】
なお、本実施の形態においては勤務情報を勤務情報出力表示部126にて表示するものとしたが、携帯電話機120にブルートゥースなど無線発信機を付け、カメラ付携帯電話機30に無線受信機をつけて、無線によって勤務情報の取得が可能となるようにしても良い。
【0161】
勤務情報が取得されると、勤務情報出力部32が、識別情報記憶部33に記憶されている当該カメラ付携帯電話機30の識別情報を参照し、取得した勤務情報及び当該識別情報を出力して、勤務管理サーバ40へ送信する(109)。
【0162】
次いで、勤務管理サーバ40では、カメラ付携帯電話機30より送られた勤務情報及び当該カメラ付携帯電話機30の識別情報を勤務情報受付部41にて受け付け収集する(110)。
【0163】
この勤務情報を受け付けると、勤務先特定部42が、まず、受け付けた勤務情報に含まれている勤務情報請求生成装置の識別情報、及び時間データを抽出する(111)。識別情報及び時間データが抽出されると、引き続き勤務先特定部42が、勤務地情報記憶部44を参照して、抽出した携帯電話機120の識別情報に対応する管理場所情報(勤務先)を特定する(112)。
【0164】
また、当該カメラ付携帯電話機30の識別情報を受け付けると、上記場所情報の特定と平行して、勤務者特定部43が、勤務者情報記憶部45を参照して、取得したカメラ付携帯電話機30の識別情報に対応する勤務者情報を特定する(112)。
【0165】
そして、この勤務先特定部42により特定した勤務先と勤務者特定部43により特定した勤務者の情報、及び勤務情報から抽出した時間データは、引き続き勤務状況記憶部46に記録する(113)。
【0166】
また、ここで登録された勤務情報は、要望に応じ、勤務状況通知部47によって勤怠情報管理装置60へ送る。その後、勤怠情報管理装置60では、所謂インターネットタイムレコ−ダによって勤務者勤怠管理を行い、給与計算等を行うのに利用することが出来る。
【0167】
次に、上述の勤務情報処理システムにおける勤務情報生成補助装置としてのプログラム提供装置110の動作の一例を、図10を参照し説明する。
まず、プログラム提供装置110側での動作は、図10に示すように、標準時刻電波受信部114が、標準電波送信所100より送られる標準電波を受信する(S111)。標準時刻電波受信部114で受信した標準時刻電波を計時情報修正部115へ送り、計時情報修正部115で受信した標準電波に基づき計時部111の計時情報(時刻情報)の修正を行う(S112)。
【0168】
次いで、プログラム要求受付部112では、勤務情報生成プログラムの要求を受け付けたか否かを判別する(S113)。
【0169】
判別の結果、勤務情報生成プログラムの要求を受け付けた場合(Y)は、続いて計時部111を参照し時間を取得する(S114)。
一方、判別の結果、勤務情報生成プログラムの要求を受け付けなかった場合(N)は、再度標準時刻電波の受信(S111)、計時情報の修正(S112)、及び勤務情報生成プログラムの要求を受け付けたか否かの判別(S113)を繰り返す。
【0170】
次いで、勤務情報出力部113が、上記取得時間及び勤務情報を生成するためのプログラムを出力する(S115)。
【0171】
これにより、プログラム提供装置110での一連の勤務情報生成プログラムの出力処理が終了(エンド)する。
【0172】
次に、勤務情報請求生成装置としての携帯電話機120側の処理方法の一例を図11に示す。
図11に示すように、まず、携帯電話機120側での動作は、勤務情報生成プログラム請求部121が、操作者から勤務情報生成プログラムの要求指示を受け付けたか否かを判別する(S121)。
【0173】
判別の結果、勤務情報生成プログラムの要求指示を受け付けた場合(Y)は、続いて勤務情報生成プログラム請求部121が、勤務情報生成プログラムを要求する(S122)。
一方、判別の結果、勤務情報生成プログラムの要求指示を受け付けなかった場合(N)は、再度勤務情報生成プログラムの要求指示を受け付けたか否かの判別(S121)を繰り返す。
【0174】
次いで、プログラム受付部122では、勤務情報生成プログラムの要求に応じて、上記計時手段111で計時した時間データ及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成するプログラムを受け付けたか否かを判別する(S123)。
【0175】
判別の結果、プログラム等を受け付けた場合(Y)は、受け付けたプログラム等をプログラム記憶部123に一旦記憶する。
一方、判別の結果、プログラム等を受け付けない場合(N)は、再度勤務情報の生成要求指示を受け付けたか否かの判別(S121)を繰り返す。
【0176】
プログラム等が受け付けられると、勤務情報生成部125が、上記時間データ及び識別情報記憶部124に記憶している当該携帯電話機120の識別情報を含む勤務情報を生成する(S124)。
【0177】
そして、勤務情報出力表示部126が、携帯電話機120の勤務情報生成部125で生成された勤務情報を、当該携帯電話機20の表示部に出力表示する(S125)。
これにより、携帯電話機120での勤務情報の請求生成処理が終了(エンド)する。
【0178】
そして、勤務情報はカメラ付携帯電話機30で取得され、勤務情報収集装置(サーバ)40へ送信されるが、これらの処理方法の一例は、前述したものと同様に示すことが出来る。
【0179】
このように、別の実施の形態によっても、前述の実施形態と同様の効果を奏することが出来る。
【0180】
次に、本発明のさらに別の実施の形態として、管理者が操作する端末側にて勤務者の識別情報を取得し、管理者が勤務情報を勤務情報収集装置へ送ることで、勤務情報を処理する場合の例について、図面を参照して説明する。図14は、本発明に係る勤務情報処理システムの別の実施形態の例を全体的に示す概略図である。図15は、本発明のさらに別の実施の形態に係る勤務情報処理システムに用いる勤務情報生成装置10と勤務情報請求取得装置220と勤務者装置230と勤務情報収集装置40をそれぞれ概略的に示すブロック図である。
また、本実施の形態の説明では、前述した実施の形態の共通する部分は同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0181】
図14に示すように、本実施の形態における勤務情報処理システムは、勤務情報生成装置としての時計付二次元コード生成装置10と、勤務情報請求取得装置としての識別情報読取機能付携帯電話機220(以下、単に「管理者用携帯電話機220」と言う。)と、勤務者装置としての識別情報送信機能付携帯電話機230(以下、単に「勤務者用携帯電話機230」と言う。)と、勤務管理サーバ40とにより実現される。
そして、管理者用携帯電話機220と勤務管理サーバ40とは、インターネット等の所定のネットワーク50を介して通信可能に構成されている。
なお、本実施の形態の説明では、前述した実施の形態の共通する部分は同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0182】
管理者用携帯電話機220は、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が所持し、操作するものであって、CPU、コンピュータプログラム、RAM・ROM等の記憶部により、勤務情報請求部221、勤務情報受付部222、勤務情報記憶部223、識別情報記憶部224、勤務情報出力部225、勤務者識別情報取得部226、送信先情報記憶部227、勤務者識別情報記憶部228の機能ブロックを構成することができる。
【0183】
勤務情報請求部221は、前記実施の形態での携帯電話機20における勤務情報請求部21と同様、上記時計付二次元コード生成装置10に対して、当該勤務情報請求装置の識別情報を含めた勤務情報の生成を要求する処理を行う。
【0184】
勤務情報受付部222も、前記実施の形態での携帯電話機20における勤務情報受付部22と同様、勤務情報生成装置10にて生成し、送信された勤務情報を受け付ける処理を行う。
勤務情報記憶部223も、前記実施の形態での携帯電話機20における勤務情報記憶部23と同様、勤務情報受付部222で受け付けた勤務情報を一時的に記憶する記憶部である。
【0185】
識別情報記憶部224は、当該管理者用携帯電話機220の識別情報を記憶する記憶部である。したがって、この識別情報は、上記勤務情報請求部221での勤務情報の生成要求に応じて読み出され、上記時計付二次元コード生成装置10に対して送信される。
【0186】
勤務情報出力部225は、勤務情報受付部222で受け付けた勤務情報や勤務情報記憶部223に記憶する勤務情報を出力し、所定の送信先、例えば、勤務管理サーバ40へ送信する処理を行う。
【0187】
勤務者識別情報取得部226は、勤務者携帯電話機230から当該勤務者携帯電話機230の電話番号やシリアルIDと言った識別情報を取得する処理を行う。したがって、勤務者識別情報取得部226は、勤務者用携帯電話機230にブルートゥースなど無線発信機を付けた場合、無線によって勤務情報の取得が可能となる無線受信機能を有するものを言う。なお、勤務者識別情報取得部226は、勤務者用携帯電話機230と管理者用携帯電話機220とを通信ケーブルによって物理的に連絡し、勤務者用携帯電話機230から管理者用携帯電話機220へ識別情報を送るようにしても良い。
【0188】
送信先情報記憶部227は、勤務情報受付部222にて取得した勤務情報を送信するための所定の送信先情報を記憶する記憶部である。
【0189】
勤務者識別情報記憶部228は、勤務者識別情報取得部226で取得した勤務者用携帯電話機230の識別情報を記憶する記憶部である。
【0190】
これらの構成により、勤務者用携帯電話機220は、勤務情報の生成要求時に、識別情報記憶部224より当該勤務者用携帯電話機220の識別情報を読み出し、この識別情報を伴って勤務情報請求部221より時計付二次元コード生成装置10に対して勤務情報の生成を要求する。次いで、勤務者用携帯電話機220は、時計付二次元コード生成装置10において生成された勤務情報を勤務情報受付部222にて受け付け、勤務情報記憶部223へ記憶する。そして、勤務者用携帯電話機230より識別番号を取得し、取得した識別番号を勤務者識別情報記憶部228に記憶させ、勤務情報出力部225より、勤務情報と勤務者用携帯電話機230の識別番号とを勤務管理サーバ40へ送信するようにする。
【0191】
勤務者用携帯電話機230は、勤務先に勤務する従業員等の勤務者が所持し、操作するものであって、CPU、コンピュータプログラム、RAM・ROM等の記憶部により、勤務者情報出力部231と、勤務者識別情報記憶部232の機能ブロックを構成することができる。
【0192】
勤務者情報出力部231は、当該勤務者用携帯電話機230の識別番号を出力する処理を行うものである。したがって、勤務者情報出力部231は、管理者用携帯電話機220に設けた無線受信機と無線によって勤務情報の取得が可能となる無線発信機能を有するものを言う。
【0193】
勤務者識別情報記憶部232は、当該勤務者用携帯電話機230の識別番号を記憶する記憶部である。
【0194】
次に、図14及び図15に示したシステムにより実行される方法の一例を、図16に基づき説明する。図16は、本発明の実施の形態に係る勤務情報処理システムにおいて、所定の場所に設置された時計付二次元コード生成装置10より取得した勤務情報を、勤務者用携帯電話機230より取得した識別番号と共に勤務情報を勤務管理サーバ40へ送信する場合の処理の流れを示すシーケンス図である。
【0195】
まず、勤務者が出勤することに伴い、勤務先の管理者が操作する管理者用携帯電話機220より時計付二次元コード生成装置10に対して、勤務情報の生成を要求する(201)。
【0196】
一方、時計付二次元コード生成装置10では、勤務情報生成要求受付部12が管理者携帯電話機220からの勤務情報の生成要求を受け付ける(202)。
【0197】
勤務情報の生成要求が受け付けられると、時計付二次元コード生成装置10では、請求装置情報抽出部13が、受け付けた勤務情報生成要求から勤務情報請求装置である管理者用携帯電話機220の識別情報を抽出し、抽出した識別情報を識別情報記憶部18に一時的に記憶する(203)。
【0198】
次いで、勤務情報生成部14が、計時部11を参照し、識別情報記憶部18に記憶されている携帯電話機20の識別情報に基づき、上記計時部11で計時した時間データ及び当該識別情報を含んだ勤務情報を生成する(204)。
【0199】
なお、時計付二次元コード生成装置10では、勤務情報の生成に先立って標準時刻電波受信部16にて標準電波を受信し(A)、計時情報修正部17にて受信した標準電波に基づき計時部11の時刻情報の修正を行う(B)。
【0200】
そして、時計付二次元コード生成装置10では、勤務情報送信部15が、生成された勤務情報を勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する(205)。
【0201】
次いで、管理者用携帯電話機220では、勤務情報受付部222が、時計付二次元コード生成装置10より送信された勤務情報を受け付ける(206)。
【0202】
勤務情報が受け付けられると、管理者用携帯電話機220では、勤務情報記憶部223が受け付けた勤務情報を記憶する(207)。
【0203】
次いで、勤務者用携帯電話機230は、勤務者情報出力部231より、勤務者識別情報記憶部232に記憶する識別番号を管理者用携帯電話機220に対して出力する(208)。
【0204】
管理者用携帯電話機220では、勤務者用携帯電話機230から出力された当該勤務者用携帯電話機230の識別番号を取得する(209)。
【0205】
そして、勤務情報受付部222で受け付けた勤務情報と、勤務者識別情報取得部226で取得した勤務者用携帯電話機230の識別番号を勤務情報収集装置(サーバ)40へ送信する。
【0206】
次いで、勤務管理サーバ40では、管理者用携帯電話機220より送られた勤務情報及び勤務者用携帯電話機230の識別番号を勤務情報受付部41にて受け付け収集する(211)。
【0207】
この勤務情報を受け付けると、勤務先特定部42が、まず、受け付けた勤務情報に含まれている管理者用携帯電話機220の識別情報、及び時間データを抽出する(212)。識別情報及び時間データが抽出されると、引き続き勤務先特定部42が、勤務地情報記憶部44を参照して、抽出した管理者用携帯電話機220の識別情報に対応する管理場所情報(勤務先)を特定する(213)。
【0208】
また、勤務者用携帯電話機230の識別番号を受け付けると、上記場所情報の特定と平行して、勤務者特定部43が、勤務者情報記憶部45を参照して、取得した勤務者用携帯電話機230の識別番号に対応する勤務者情報を特定する(213)。
【0209】
この勤務先特定部42により特定した勤務先と勤務者特定部43により特定した勤務者の情報、及び勤務情報から抽出した時間データは、引き続き勤務状況記憶部46に記録する(214)。
【0210】
そして、ここで登録された勤務情報は、要望に応じ、勤務状況通知部47によって勤怠情報管理装置60へ送る。その後、勤怠情報管理装置60では、所謂インターネットタイムレコ−ダによって勤務者勤怠管理を行い、給与計算等を行うのに利用することが出来る。
【0211】
このように、さらに別の実施の形態によっても、前述の実施形態と同様の効果を奏することが出来る。
【0212】
また、勤務情報収集装置40により勤務情報を収集することで、使用者等がその場に居なくとも確実に勤務状況を確認することが出来る。
また、勤務者に勤務情報を勤務先に到着してから即時に送信させることで、使用者等は即時に勤務者の勤務状況を把握することが出来る。これにより、例えば、勤務者が出勤していない場所には代わりの者を直ちに出勤させることなども可能になる。また、勤務者の出勤から退勤までの時間を確実に管理することが出来るため、勤務者による不正や、或はサービス残業など違法な労働状況を把握することが出来る。
【0213】
また、カメラ付携帯電話機30側でQRコードデータをデコード処理するようにすれば、カメラ付携帯電話機30がQRコードデータを読み込めなかった場合には勤務情報を送信できなくなるから、勤務者側で確実に読み込めたか否かを確認してから勤務情報を勤務情報収集装置30に送信することが出来る。
【0214】
また、携帯電話機からデータを収集する方法としては、携帯電話網を通じて送信しなくとも、取得した勤務情報を携帯電話機の内部メモリに記憶しておき、これに電気的に接続可能な装置(例えば、スティックメモリ)などを接続させて、これでデータを収集しても良い。
【0215】
また、携帯端末機側で読み取ったQRコードをイメージデータとしてそのまま勤務情報収集装置へ送信し、勤務情報収集装置側でデコード処理を行うようにしても良い。
【0216】
また、上記実施形態では、QRコード中に時刻データを含める例について説明したが、これは必ずしも必要なく、例えば、時刻に基づいて所定の乱数を発生させ、これにより勤務情報を時刻に応じて異ならせてもよい。
また、所定の暗号アルゴリズムを用いて、勤務情報を暗号化、コード化しても良い。
【0217】
また、携帯電話機20の記憶部に、受け付けた勤務情報を複数記憶できるようにし、これをまとめて表示するようにしても良い。
これにより、例えば、出勤と退勤の際にそれぞれ勤務情報を生成した場合にも、これらをまとめて表示することが出来、これを一緒にカメラ付携帯電話機30から送信することが出来、一回
【0218】
また、上述の実施形態では、勤務情報収集装置と勤怠情報管理装置が別体として構成された例について説明したが、これを一体として勤怠情報収集装置で、勤務者、勤務時間、勤務場所を出勤、退勤等を管理し、給与計算などの勤怠情報の処理を行うようにしてもよい。
【0219】
次に、本発明のさらに別の実施の形態として、勤務情報を無線により取得する場合の例について、図面を参照して説明する。図17は、本発明の実施の形態に係る勤務情報処理システムのさらに別の一例を全体的に示す概略図である。また、図18は、本実施の形態に係る勤務情報処理システムのさらに別の一例に用いる勤務情報生成装置と勤務情報請求装置と勤務情報取得装置と勤務情報収集装置をそれぞれ概略的に示すブロック図である。
【0220】
本実施形態では、勤務情報の無線通信手段として、応答機と要求機との間で電磁誘導による無線通信を行う非接触式のデータキャリアシステムとして知られているICタグを用いる。詳しくは、ICチップを備えたICタグと、リーダ/ライタ(またはリーダ)との間でデータの更新を行うRFID(Radio Frequency Identification)システムを用いる。
このデータキャリアシステムは、要求機が応答機に記憶されている識別情報等の各種データを読み出すものである。
そして、図19は、上記勤務情報生成装置で用いるICタグを概略的に示すブロック図であり、図20は、上記勤務情報請求装置で用いるICタグ読取装置を概略的に示すブロック図である。
【0221】
本実施形態は、勤務情報生成装置として時計付二次元コード生成装置10と、勤務情報請求装置としてICタグ70が具備された携帯電話機(以下、「ICタグ付携帯電話機」と言う。)320と、勤務情報取得装置としてICタグ読取装置80が具備された携帯電話機(以下、「ICタグ読取装置付携帯電話機」と言う。)330と、勤務情報収集装置として勤務管理サーバ40とにより実現される。
この場合、ICタグ読取装置付携帯電話機330と勤務管理サーバ40とは、インターネット等の所定のネットワーク50を介して通信可能に構成されている。なお、本実施の形態の説明では、前述した実施の形態の共通する部分は同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0222】
時計付二次元コード生成装置10は、従業員等の勤務者が勤務する勤務先に設置された端末であって、CPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行するコンピュータプログラムと、コンピュータプログラムや所定のデータを記憶することが出きるRAM、ROMなどの内部メモリなどにより図18に示す機能ブロックを構成することができる。
【0223】
図18に示した機能ブロックは、計時部11と、勤務情報生成要求受付部12と、請求装置情報抽出部13と、勤務情報生成部14と、勤務情報送信部15と、標準時刻電波受信部16と、計時情報修正部17と、識別情報記憶部18と、送信先情報記憶部19とから構成されている。
【0224】
ICタグ付携帯電話機320は、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が所持し、操作するものであって、CPU、コンピュータプログラム、RAM・ROM等の記憶部により、勤務情報請求部21と、勤務情報受付部22と、勤務情報記憶部23と、識別情報記憶部24と、勤務情報出力表示部25と、ICタグ70の機能ブロックを構成することができる。
また、ICタグ付携帯電話機320は、図示しないが、操作部や保存部、表示部をも有する。
【0225】
ICタグ70は、図19に示すように、勤務情報出力手段としてのコイル71と、タグ側制御部72等を備える。
コイル71は、後述するICタグ読取装置80のコイル81と電磁誘導による無線通信を行うためのものである。すなわち、ICタグ70にはアンテナパターンが形成されており、ICチップに内蔵された容量素子とにより共振回路を形成し、ICタグ読取装置80から一定周波数の電波を受信して、ICタグ70内に記憶されているデータをICタグ読取装置80へ送信する。
【0226】
タグ側制御部72は、ICタグ付携帯電話機320自身の電源によって起動され、ICタグ読取装置80との無線通信を制御する。詳しくは、タグ側制御部72は、生成装置情報(識別ID)記憶部721と、勤務情報配信プログラム722とを有し、時計付二次元コード生成装置10より受け付けた勤務情報のICチップへの登録・更新・削除といったICチップ管理処理を行ったり、あるいは勤務情報配信プログラムに従って、ICチップに登録された勤務情報を、コイル71を介してICタグ読取装置80へ送信したりする。
【0227】
請求装置情報(識別ID)記憶部721は、個々のICタグ付携帯電話機320を特定するための識別情報を記憶できる記憶部である。この識別情報は、個々のICタグ付携帯電話機320に固有の情報であって、例えば、ICタグ付携帯電話機320の出荷時に予めROM等の内部メモリに記憶させて設定しておくことができる。
【0228】
勤務情報配信プログラム722は、勤務情報生成部724で生成されICチップに登録された勤務情報を上述したコイル71からICタグ読取装置80へ送信する処理を行うプログラムを記憶する記憶部である。
【0229】
このような構成により、まず、ICタグ付携帯電話機320は、時計付二次元コード生成装置10に対して勤務情報請求部21より勤務情報を請求し、時計付二次元コード生成装置10より受け付けた勤務情報を勤務情報受付部22で受け付け、勤務情報記憶部23に記憶する。そして、ICタグ読取装置付携帯電話機330からの勤務情報取得要求に応じ、勤務情報配信プログラム723に従って、勤務情報記憶部23に記憶する勤務情報をコイル71を介してICタグ読取装置付携帯電話機330のICタグ読取装置80へ送信する。
【0230】
次に、ICタグ読取装置80を組み込んだ(勤務情報取得装置としての)ICタグ読取装置付携帯電話機330の機能構成について説明する。この携帯電話は、勤務先に勤務する従業員等の勤務者が所持し、操作するものであって、CPU、コンピュータプログラム、RAM・ROM等により、勤務情報取得部31と、勤務情報出力部32と、識別情報記憶部33と、送信先情報記憶部34と、ICタグ読取部80の機能ブロックを構成することができる。
また、ICタグ読取装置付携帯電話機330は、電子メール送受信機能を具備している。
【0231】
CPUは、操作部を介して入力される指示等に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行う。具体的には、たとえば、CPUは、操作部を介して入力される操作信号に応じて、ROM内に格納された各種プログラムを読み出してRAMに展開し、当該プログラムに基づく処理を実行し、処理結果を表示するための表示信号を表示部に出力して当該表示信号を表示させる。
【0232】
また、操作部は、数値や文字の入力、或いは機能選択等に必要なボタンを備え、押下されたボタンの押下信号等をCPUに出力する処理を行う。
保存部は、携帯電話機の備える種々の機能を実現するためのプログラムやデータ等が格納されると共に、CPUが実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に格納するメモリ領域を備える。
表示部は、たとえば、有機EL(Electro Luminescence)やLCD(Liquid Crystal Display)等で構成された装置であり、CPUから入力される表示信号に基づいた各種画面を表示する処理を行う。この表示部としては、例えば、液晶表示パネルと、この液晶表示パネルの表示制御を行う駆動回路とから構成することができる。
【0233】
ICタグ読取部80は、勤務情報取得手段としてのコイル81と、ICタグ読取装置側制御部82等を備え、ICタグ70との間でコイル81を介して無線通信を行う。具体的には、ICタグ読取装置側制御部82は勤務情報記憶部821と、ICタグ検知プログラム記憶部822とを有し、コイル81に流す電流および電圧を制御して変化させて、ICタグ70との無線通信を実行し、ICタグ70から勤務情報を受信する。
【0234】
勤務情報記憶部821は、コイル81を介して受信した勤務情報を記憶する記憶部である。この勤務情報記憶部821に記憶された勤務情報は、上述する操作部での指示により、表示部に出力させたり、通信部から勤務情報収集装置としての勤務管理サーバ40へ送信したりすることができる。
そして、ICタグ検知プログラム記憶部822は、コイル81を介して受信した勤務情報を上述した勤務情報記憶部821へ記憶する処理を行うプログラムを記憶する記憶部である。
【0235】
次に、図17乃至図20に示したシステムにより実行される方法の一例を、図21に基づき説明する。図21は、本発明の実施の形態に係る勤務情報処理システムにおいて、勤務情報生成装置である時計付二次元コード生成装置10にて生成された成勤務情報を、勤務先より勤務情報生成装置であるICタグ付携帯電話機320により受け付け、さらに、この受け取った勤務情報を、勤務先に勤務する従業員等の勤務者が所持し操作する勤務情報取得装置としてのICタグ読取装置付携帯電話機330で取得する場合の処理の流れを示すシーケンス図である。
【0236】
勤務先の管理者が操作するICタグ付携帯電話機320より時計付二次元コード生成装置10に対して、勤務情報の生成を要求する(301)。この勤務情報の生成要求は、ICタグ付携帯電話機320の勤務情報請求部21が、識別情報記憶部24に記憶している当該携帯電話機320の識別情報を伴って行われる。
【0237】
一方、時計付二次元コード生成装置10では、勤務情報生成要求受付部12がICタグ付携帯電話機320からの勤務情報の生成要求を受け付ける(302)。
【0238】
勤務情報の生成要求が受け付けられると、時計付二次元コード生成装置10では、請求装置情報抽出部13が、受け付けた勤務情報生成要求からICタグ付携帯電話機320の識別情報を抽出し、抽出した識別情報を識別情報記憶部18に一時的に記憶する(303)。
【0239】
次いで、勤務情報生成部14が、計時部11を参照し、識別情報記憶部18に記憶されている携帯電話機20の識別情報に基づき、上記計時部11で計時した時間データ及び当該識別情報を含んだ勤務情報を生成する(304)。
【0240】
なお、時計付二次元コード生成装置10では、勤務情報の生成に先立って標準時刻電波受信部16にて標準電波を受信し(A)、計時情報修正部17にて受信した標準電波に基づき計時部11の時刻情報の自動修正を行う(B)。
【0241】
そして、時計付二次元コード生成装置10では、勤務情報送信部15が、生成された勤務情報を勤務情報生成要求のあった当該ICタグ付携帯電話機320へ送信する(305)。
この際、勤務情報生成要求受付部12で受け付けた勤務情報の生成要求が電話によるものであったとしても、送信先情報記憶部19を参照することで、請求装置情報抽出部13により抽出されたICタグ付携帯電話機320の識別情報と関連付けて記憶されている送信先情報を取得することが可能であり、生成した勤務情報を確実に送信することができる。
【0242】
次いで、ICタグ付携帯電話機320では、勤務情報受付部22が、時計付二次元コード生成装置10より送信された勤務情報を受け付ける(306)。
【0243】
勤務情報が受け付けられると、ICタグ付携帯電話機320では、勤務情報記憶部23が受け付けた勤務情報を記憶する(307)。
【0244】
そして、勤務者が、ICタグ付携帯電話機320を所有している勤務先の管理者のところへ出向き、ICタグ付携帯電話機320に自らが所有するICタグ読取装置付携帯電話機330をかざす様に近づけると、ICタグ読取装置付携帯電話機330より無線にて勤務情報取得要求がICタグ付携帯電話機320へ送信される(308)。
【0245】
ICタグ付携帯電話機320では、ICタグ読取装置付携帯電話機330からの勤務情報読取要求を受け、勤務情報記憶部23で記憶された最新の勤務情報を出力送信して応答する(309)。
これに対し、ICタグ読取装置付携帯電話機330では、ICタグ付携帯電話機320からの応答を受付け、勤務情報を取得する(310)。
【0246】
次いで、ICタグ読取装置付携帯電話機330では、取得した勤務情報に送信先情報が含まれているか否かを確認する。その結果、勤務情報に送信先情報が含まれている場合は、その送信先情報を読み取って抽出し、また、勤務情報に送信先情報が含まれていない場合は、予め当該ICタグ読取装置付携帯電話機330に登録されている送信先情報を検索し、勤務情報の送信先を指示する。
【0247】
ICタグ読取装置付携帯電話機330では、送信先情報の読み取りまたは送信先の指示がなされると、この勤務情報に当該ICタグ読取装置付携帯電話機330の識別情報を付加した勤務情報の作成を行う。そして、この勤務情報を、勤務情報出力部32により、読み取った送信先情報または送信指示された送信先情報に基づいて勤務管理サーバ40へ送信する(311)。なお、この際、読み取った勤務情報を保存部にて一旦記憶し、後からまとめて送信するようにしてもよい。
【0248】
次いで、勤務管理サーバ40では、ICタグ読取装置付携帯電話機330より送られた勤務情報及び当該ICタグ読取装置付携帯電話機330の識別情報を勤務情報受付部41にて受け付け収集する(3121)。
【0249】
この勤務情報を受け付けると、勤務先特定部42が、まず、受け付けた勤務情報に含まれているICタグ付携帯電話機320の識別情報、及び時間データを抽出する(313)。識別情報及び時間データが抽出されると、引き続き勤務先特定部42が、勤務地情報記憶部44を参照して、抽出したICタグ付携帯電話機320の識別情報に対応する管理場所情報(勤務先)を特定する(314)。
【0250】
また、当該ICタグ読取装置付携帯電話機330の識別情報を受け付けると、上記場所情報の特定と平行して、勤務者特定部43が、勤務者情報記憶部45を参照して、取得したICタグ読取装置付携帯電話機330の識別情報に対応する勤務者情報を特定する(314)。
【0251】
この勤務先特定部42により特定した勤務先と勤務者特定部43により特定した勤務者の情報、及び勤務情報から抽出した時間データは、引き続き勤務状況記憶部46に記憶する(315)。
【0252】
そして、ここで登録された勤務情報は、要望に応じ、勤務状況通知部47によって勤怠情報管理装置60へ送る。その後、勤怠情報管理装置60では、所謂インターネットタイムレコ−ダによって勤務者勤怠管理を行い、給与計算等を行うのに利用することが出来る。
【0253】
次に、上述の勤務情報処理システムにおける
まず、勤務情報生成装置である時計付二次元コード生成装置10では、標準時刻電波受信部16が、標準電波送信所100より送られる標準電波を受信する(S311)。
標準時刻電波受信部16が受信した標準時刻電波を計時情報修正部17に送り、計時情報修正部17が受信した標準電波に基づき計時部11の計時情報(時刻情報)を標準時刻に修正する(S312)。
【0254】
次いで、勤務情報生成要求受付部12では、ICタグ付携帯電話機320から勤務情報の生成要求があったか否か判別する(S313)。
判別の結果、勤務情報生成要求があった場合(Y)は、受け付けた勤務情報生成要求からICタグ付携帯電話機320の識別情報を抽出する(S314)。
そして、抽出した識別情報を識別情報記憶部18に一時的に記憶する。
【0255】
勤務情報生成部14では、勤務情報生成プログラムに従い、所定時間毎に計時部11が計時する現在時刻を参照する(S315)。これに識別情報記憶部18に記憶されているICタグ付携帯電話機320の識別情報を含んだ内容の勤務情報を生成する(S316)。
生成された勤務情報は、ICタグ付携帯電話機320へ送信される(S317)。
【0256】
一方、判別の結果、勤務情報生成要求なかった場合(N)は、再度標準時刻電波の受信(S311)、計時情報の修正(S312)、及びICタグ付携帯電話機320から勤務情報生成要求があったか否かの判別を繰り返す(S313)。
これにより、時計付二次元コード生成装置10での一連の勤務情報の生成処理が終了(エンド)する。
【0257】
次に、勤務情報請求装置としてのICタグ付携帯電話機320側の詳細な動作の一例を、図23を参照し説明する。
まず、ICタグ付携帯電話機320が、勤務情報の生成要求指示を受け付けたか否かを判別する(S321)。
【0258】
判別の結果、勤務情報の生成要求指示を受け付けた場合(Y)は、続いて勤務情報請求部21が、ICタグ付携帯電話機320の識別情報記憶部24を参照し、当該勤務情報請求装置の識別情報を含めた勤務情報の生成を時計付二次元コード生成装置10に対して要求する(S322)。
一方、判別の結果、勤務情報の生成要求指示を受け付けなかった場合(N)は、再度勤務情報の生成要求指示を受け付けたか否かの判別(S321)を繰り返す。
【0259】
次いで、勤務情報受付部22では、勤務情報の生成要求に応じて、勤務情報を受け付けたか否かを判別する(S323)。
判別の結果、勤務情報を受け付けた場合(Y)は、受け付けた勤務情報を勤務情報記憶部23に記憶する(S324)。
一方、判別の結果、勤務情報を受け付けない場合(N)は、再度勤務情報の生成要求指示を受け付けたか否かの判別(S321)を繰り返す。
【0260】
勤務情報が受け付けられると、次に、ICタグ読取装置付携帯電話機320から勤務情報の取得要求を受け付けたか否かを判別する(S325)。
判別の結果、勤務情報取得要求があった場合(Y)は、勤務情報受付部22で受け付け、勤務情報記憶部23に記憶した最新の勤務情報を、コイル71を介して無線でICタグ読取装置付携帯電話機330へ出力送信することにより応答する(S326)。
【0261】
一方、判別の結果、勤務情報取得要求がなかった場合(N)は、再度ICタグ読取装置付携帯電話機320から勤務情報の取得要求を受け付けたか否かを判別を繰り返す(S325)。
これにより、ICタグ付携帯電話機320での一連の勤務情報の請求処理が終了(エンド)する。
【0262】
次に、勤務情報取得装置としてのICタグ読取装置付携帯電話機330側の処理方法の一例を図24に示す。
図24において、まず、ICタグ読取装置付携帯電話機330より勤務情報取得指示があったか否か判別する(S331)。
判別の結果、勤務情報読取指示があった場合(Y)は、ICタグ読取プログラム記憶部822に記憶されたプログラムに従い、ICタグ読取装置付携帯電話機330をかざしたICタグ付携帯電話機320に対して勤務情報取得要求を送信する(S332)。
一方、判別の結果、勤務情報取得指示が無かった場合(N)は、再度勤務情報取得指示があったか否か判別を繰り返す(S331)。
【0263】
次いで、ICタグ読取装置付携帯電話機330のICタグ読取部80が、かざしたICタグ付携帯電話機320よりコイル81を介して勤務情報応答を受付けたか否か判別する(S333)。
判別の結果、勤務情報応答を受付けた場合(Y)は、勤務情報を取得し、保存部に記憶する(S334)。
一方、判別の結果、勤務情報応答を受付け無かった場合(N)は、再度勤務情報応答を受付けたか否か判別を繰り返す(S333)。
【0264】
勤務情報を取得すると、次に、取得した勤務情報の中に送信する勤務情報収集装置の送信先情報が含まれているか否か、送信先情報の有無を勤務情報出力部32にて判別する(S335)。
判別の結果、送信先情報が含まれている場合(Y)は、ICタグ付携帯電話機320から取得した勤務情報に、識別情報記憶部33に記憶しているICタグ読取装置付携帯電話機の識別情報を付加して新たな勤務情報を生成し、この新たに生成された勤務情報を、勤務情報の中に含まれている送信先情報に基づき送信する(S337)。
【0265】
一方、送信先情報が含まれていない場合(N)は、送信先情報記憶部34を参照し、送信先情報を抽出する(S336)。
そして、ICタグ付携帯電話機320から取得した勤務情報に、識別情報記憶部33に記憶しているICタグ読取装置付携帯電話機の識別情報を付加して新たに生成した勤務情報を、抽出した送信先情報に基づき送信する(S337)。
これによりICタグ読取装置付携帯電話機330での一連の処理が終了(エンド)する。
【0266】
このように、別の実施形態によっても、前述の各実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、上述の各実施形態では、何れも勤務情報収集装置と勤怠情報管理装置が別体として構成された例について説明したが、これを一体として勤怠情報収集装置で、勤務者、勤務時間、勤務場所を出勤、退勤などを管理し、給与計算などの勤怠情報の処理を行うようにしてもよい。
【0267】
なお、本発明は勤在宅介護者やコンパニオン、技術者、ガードマン、ルート配送業者など、派遣社員や移動社員による社外での仕事(勤務行為)の勤怠管理システムに利用できる。また、本発明は、誰が何処へ行ったかが判別できるので、オリエンテーリングゲーム等の遊びにも利用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0268】
【図1】本発明に係る勤務情報処理システムの一実施形態の例を全体的に示す概略図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る第一のシステムの構造を概略的に説明するブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る第一のシステムにおける情報の流れを説明するシーケンス図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る第一のシステムにおける勤務情報生成装置での手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態に係る第一のシステムにおける勤務情報請求装置での手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係る第一のシステムにおける勤務情報取得装置での手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係る第一のシステムにおける勤務情報収集装置での手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係る第二のシステムの構造を概略的に説明するブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る第二のシステムにおける情報の流れを説明するシーケンス図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る第二のシステムにおける勤務情報生成補助装置での手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の実施の形態に係る第二のシステムにおける勤務情報請求生成装置での手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の各実施の形態に係る勤務情報収集装置に記録される勤務地情報記憶手段の構造を示す一例である。
【図13】本発明の各実施の形態に係る勤務情報収集装置に記録される勤務者情報記憶手段の構造を示す一例である。
【図14】本発明に係る勤務情報処理システムの別の実施形態の例を全体的に示す概略図である。
【図15】本発明の実施の形態に係る第三のシステムの構造を概略的に説明するブロック図である。
【図16】本発明の実施の形態に係る第三のシステムにおける情報の流れを説明するシーケンス図である。
【図17】本発明に係る勤務情報処理システムのさらに別の実施形態の例を全体的に示す概略図である。
【図18】本発明の実施の形態に係る第四のシステムの構造を概略的に説明するブロック図である。
【図19】本発明の実施の形態に係る第四のシステムで用いるICタグを概略的に示すブロック図である。
【図20】本発明の実施の形態に係る第四のシステムで用いるICタグ読取装置を概略的に示すブロック図である。
【図21】本発明の実施の形態に係る第四のシステムにおける情報の流れを説明するシーケンス図である。
【図22】本発明の実施の形態に係る第四のシステムにおける勤務情報生成装置での手順を示すフローチャートである。
【図23】本発明の実施の形態に係る第四のシステムにおける勤務情報請求装置での手順を示すフローチャートである。
【図24】本発明の実施の形態に係る第四のシステムにおける勤務情報取得装置での手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0269】
10・・・勤務情報生成装置(時計付二次元コード生成装置)、20・・・勤務情報請求装置(携帯電話機)、30・・・勤務情報取得装置(カメラ付携帯電話機)、40・・・勤務情報収集装置(サーバ)、50・・・ネットワーク、60・・・勤怠情報管理装置(インターネットタイムレコ−ダ)、70・・・ICタグ、80・・・ICタグ読取装置、100・・・標準電波送信所、110・・・勤務情報生成補助装置、120・・・勤務情報請求生成装置、220・・・勤務情報請求取得装置、230・・・勤務者装置、320・・・勤務情報生成装置(ICタグ付携帯電話機)、330・・・勤務情報取得装置(ICタグ読取装置付携帯電話機)。





【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の場所に設置された勤務情報生成装置と、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が操作する勤務情報請求装置と、勤務先に勤務する勤務者が操作する勤務情報取得装置と、勤務者の勤務情報を収集する勤務情報収集装置とを有するシステムであって、
上記勤務情報生成装置は、
時間を計時する計時手段と、
上記勤務情報請求装置から勤務情報の生成要求を受け付ける勤務情報生成要求受付手段と、
上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求から、当該勤務情報請求装置の識別情報を抽出する請求装置情報抽出手段と、
上記抽出した当該勤務情報請求装置の識別情報を一時的に記憶する第1の識別情報記憶手段と、
上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する勤務情報生成手段と、
上記勤務情報生成手段にて生成された勤務情報を、勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する勤務情報送信手段と、を有し、
上記勤務情報請求装置は、
当該勤務情報請求装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、
上記第2の識別情報記憶手段に記憶している当該勤務情報請求装置の識別情報を含めて、上記勤務情報生成装置への勤務情報の生成要求を行なう勤務情報請求手段と、
上記勤務情報生成装置から送信された勤務情報を受け付ける勤務情報受付手段と、
上記受け付けた勤務情報を一時的に記憶する勤務情報記憶手段と、
上記記憶する勤務情報を当該勤務情報請求装置の表示部に出力表示する勤務情報出力表示手段と、を有し、
上記勤務情報取得装置は、
上記出力表示された勤務情報を取得する取得手段と、
当該勤務情報取得装置の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段と、
取得した勤務情報及び上記第3の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報取得装置の識別情報を出力する出力手段と、を有し、
上記勤務情報収集装置は、
上記勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、
上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、
上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する収集処理手段と、
取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、
上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、
上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務状況記憶手段と、
を有することを特徴とする勤務情報処理システム。
【請求項2】
上記勤務情報生成装置は、上記勤務情報請求装置の識別情報と生成した勤務情報の送信先情報とを関連付けて記憶する送信先情報記憶手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の勤務情報処理システム。
【請求項3】
所定の場所に設置された勤務情報生成補助装置と、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が操作する勤務情報請求生成装置と、勤務先に勤務する勤務者が操作する勤務情報取得装置と、勤務者の勤務情報を収集する勤務情報収集装置とを有するシステムであって、
上記勤務情報生成補助装置は、
時間を計時する計時手段と、
勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
上記勤務情報請求生成装置から勤務情報を生成するプログラムの取得要求を受け付ける勤務情報生成プログラム要求受付手段と、
上記プログラムの取得要求に応じて、上記計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成するプログラムを出力する勤務情報出力手段と、を有し、
上記勤務情報請求生成装置は、
上記勤務情報生成補助装置へ勤務情報を生成するプログラムを要求する勤務情報生成プログラム請求手段と、
当該勤務情報請求生成装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段と、
上記勤務情報生成補助装置から出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付けるプログラム受付手段と、
上記受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶手段と、
上記記憶するプログラムに基づいて、上記時間データ、及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている識別情報を含む勤務情報を生成する勤務情報生成手段と、
上記勤務情報生成手段にて生成された勤務情報を、当該勤務情報請求生成装置の表示部に出力表示する勤務情報出力表示手段と、を有し、
上記勤務情報取得装置は、
当該勤務情報取得装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、
上記勤務情報出力表示手段に出力表示された勤務情報を取得する取得手段と、
取得した勤務情報及び上記第2の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報取得装置の識別情報を出力する出力手段と、を有し、
上記勤務情報収集装置は、
上記勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、
上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、
上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する収集処理手段と、
取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求生成装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求生成装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、
上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、
上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務状況記憶手段と、
を有することを特徴とする勤務情報処理システム。
【請求項4】
上記勤務情報出力表示手段は、上記勤務情報を取得する取得手段からの勤務情報取得要求に応じて、上記勤務情報記憶手段にて記憶し、表示部に表示する勤務情報を無線で送信することにより出力応答し、
上記勤務情報を取得する取得手段は、上記勤務情報出力表示手段より無線で送信された勤務情報を受信することにより勤務情報を取得する、
請求項1から3いずれかの項に記載の勤務情報処理システム。
【請求項5】
所定の場所に設置された勤務情報生成装置と、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が操作する勤務情報請求取得装置と、勤務先に勤務する勤務者が操作する勤務者装置と、勤務者の勤務情報を収集する勤務情報収集装置とを有するシステムであって、
上記勤務情報生成装置は、
時間を計時する計時手段と、
上記勤務情報請求取得装置から勤務情報の生成要求を受け付ける勤務情報生成要求受付手段と、
上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求から、当該勤務情報請求装置の識別情報を抽出する請求装置情報抽出手段と、
上記抽出した当該勤務情報請求装置の識別情報を一時的に記憶する第1の識別情報記憶手段と、
上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する勤務情報生成手段と、
上記勤務情報生成手段にて生成された勤務情報を、勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する勤務情報送信手段と、を有し、
上記勤務情報請求取得装置は、
当該勤務情報請求取得装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段と、
勤務情報の送信先情報を記憶する送信先情報記憶手段と
勤務者装置から勤務者装置識別情報を取得する手段と、
上記取得した勤務者装置識別情報を一時的に記憶する勤務者装置識別情報記憶手段と、
上記第2の識別情報記憶手段に記憶している当該勤務情報請求装置の識別情報、及び上記勤務者装置識別情報記憶手段に記憶している勤務者装置識別情報を含めて、上記勤務情報生成装置への勤務情報の生成要求を行なう勤務情報請求手段と、
上記勤務情報生成装置から送信された勤務情報を受け付ける勤務情報受付手段と、
上記受け付けた勤務情報を一時的に記憶する勤務情報記憶手段と、
上記記憶する勤務情報を上記送信先情報記憶手段に記憶されている送信先に対して出力する手段と、を有し、
上記勤務者装置は、
当該勤務者装置の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段と、
上記第3の識別情報記憶手段に記憶されている勤務者装置識別情報を出力する出力手段と、を有し、
上記勤務情報収集装置は、
上記勤務情報請求取得装置の識別情報と当該勤務情報請求取得装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、
上記勤務者装置の識別情報と当該勤務者装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、
上記勤務情報請求取得装置から出力された勤務情報及び勤務者装置識別情報を収集する収集処理手段と、
取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求取得装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求取得装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、
上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務者装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、
上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務状況記憶手段と、
を有することを特徴とする勤務情報処理システム。
【請求項6】
所定の場所に設置された勤務情報生成補助装置と、勤務先にて勤務者の出退勤といった所定の行動を確認する管理者が操作する勤務情報請求取得装置と、勤務先に勤務する勤務者が操作する勤務者装置と、勤務者の勤務情報を収集する勤務情報収集装置とを有するシステムであって、
上記勤務情報生成補助装置は、
時間を計時する計時手段と、
勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
上記勤務情報請求取得装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける勤務情報生成プログラム要求受付手段と、
上記勤務情報生成プログラム要求受付手段で受け付けたプログラムの要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する、上記プログラム記憶手段に記憶手段に記憶されている勤務情報生成プログラムを出力する勤務情報出力手段と、を有し、
上記勤務情報請求取得装置は、
上記勤務情報生成補助装置へ勤務情報を生成するプログラムを要求する勤務情報生成プログラム請求手段と、
当該勤務情報請求取得装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段と、
勤務情報の送信先情報を記憶する送信先情報記憶手段と
勤務者装置から勤務者装置識別情報を取得する手段と、
上記取得した勤務者装置識別情報を一時的に記憶する勤務者装置識別情報記憶手段と、
上記勤務情報生成補助装置から出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付けるプログラム受付手段と、
上記受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶手段と、
上記記憶するプログラムに基づいて、上記時間データ、上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている識別情報、及び上記勤務者装置識別情報記憶手段に記憶している勤務者装置識別情報を含む勤務情報を生成する勤務情報生成手段と、
上記勤務情報生成手段にて生成された勤務情報を、上記送信先情報記憶手段に記憶されている送信先に対して出力する手段と、を有し、
上記勤務情報収集装置は、
上記勤務情報請求取得装置の識別情報と当該勤務情報請求取得装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、
上記勤務者装置の識別情報と当該勤務者装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、
上記勤務情報請求取得装置から出力された勤務情報及び勤務者装置識別情報を収集する収集処理手段と、
取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求取得装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求取得装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、
上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務者装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、
上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務状況記憶手段と、
を有することを特徴とする勤務情報処理システム。
【請求項7】
上記勤務者装置識別情報を出力する出力手段は、上記勤務者装置識別情報を取得する手段からの勤務者装置識別情報取得要求に応じて上記第3の識別情報記憶手段に記憶する勤務者装置識別情報を無線で送信することにより出力応答し、
上記勤務者装置識別情報を取得する手段は、上記勤務者装置識別情報を出力する出力手段より無線で送信された勤務者装置識別情報を受信することにより勤務者装置識別情報を取得する、
請求項6記載の勤務情報処理システム。
【請求項8】
上記勤務情報収集装置と通信を介して接続可能に構成された勤怠情報管理装置をさらに有し、
上記勤務情報収集装置は、上記勤務状況記憶手段に記憶されている時間データ、場所情報及び勤務者情報を上記勤怠情報管理装置に対して通知する手段をさらに有し、
上記勤怠情報管理装置は、通知された時間データを勤務時間として、場所情報を勤務場所情報として勤務者の出勤、退勤などの勤怠情報の処理を行う、
請求項1から7のいずれかの項に記載の勤務情報処理システム。
【請求項9】
上記勤務情報生成手段は、勤務情報をコード化して生成する、
請求項1、2、3、5、6のいずれかの項に記載の勤務情報処理システム。
【請求項10】
上記勤務情報取得手段は、取得したコード化されている勤務情報をデコードする、
請求項9記載の勤務情報処理システム。
【請求項11】
上記収集処理手段は、取得したコード化されている勤務情報をデコードする、
請求項9記載の勤務情報処理システム。
【請求項12】
上記勤務情報出力表示手段は、コード化された勤務情報を所定のディスプレイに出力し、
上記勤務情報取得手段は、ディスプレイに出力されたコード化された勤務情報を撮像する、
請求項9から11のいずれかの項に記載の勤務情報処理システム。
【請求項13】
受け付けた勤務情報を表示部に出力表示する勤務情報請求装置と、勤務情報請求装置から取得した勤務情報及び当該勤務情報取得装置の識別情報を勤務情報収集装置へ出力する勤務情報取得装置と、上記勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有し、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集し、当該勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定すると共に、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務情報収集装置と、を有してなる勤務情報処理システムに使用される装置であって、
時間を計時する計時手段と、
上記勤務情報請求装置から勤務情報の生成要求を受け付ける勤務情報生成要求受付手段と、
上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求から、当該勤務情報請求装置の識別情報を抽出する請求装置情報抽出手段と、
上記抽出した当該勤務情報請求装置の識別情報を一時的に記憶する第1の識別情報記憶手段と、
上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する勤務情報生成手段と、
上記勤務情報生成手段にて生成された勤務情報を、勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する勤務情報送信手段と、
を有することを特徴とする勤務情報生成装置。
【請求項14】
上記勤務情報請求装置の識別情報と、生成した勤務情報の送信先情報とを関連付けて記憶する送信先情報記憶手段を更に有することを特徴とする請求項13記載の勤務情報生成装置。
【請求項15】
上記勤務情報生成手段は、勤務情報をコード化する、
請求項13又は14記載の勤務情報生成装置。
【請求項16】
上記勤務情報生成手段は、勤務情報を二次元コード化する、
請求項15記載の勤務情報生成装置。
【請求項17】
上記勤務情報送信手段は、勤務情報を無線により送信する、
請求項13から16のいずれかの項に記載の勤務情報処理システム。
【請求項18】
標準時間データを含む標準電波発信源から標準時刻電波を受信する手段と、
上記受信した標準時刻電波に従い前記計時手段の計時時刻を修正する手段と、
を更に有する請求項13から17のいずれかの項に記載の勤務情報生成装置。
【請求項19】
受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムに基づいて、上記時間データ、及び当該勤務情報生成装置の識別情報を含む勤務情報を生成し、当該勤務情報請求装置の表示部に出力表示する勤務情報請求生成装置と、勤務情報請求生成装置から取得した勤務情報及び当該勤務情報取得装置の識別情報を勤務情報収集装置へ出力する勤務情報取得装置と、上記勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有し、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集し、当該勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定すると共に、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務情報収集装置と、を有してなる勤務情報処理システムに使用される装置であって、
時間を計時する計時手段と、
勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
上記勤務情報生成装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける勤務情報生成プログラム要求受付手段と、
上記勤務情報生成プログラム要求受付手段で受け付けたプログラムの要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する上記プログラム記憶手段に記憶手段に記憶されているプログラムを出力する勤務情報出力手段と、
を有することを特徴とする勤務情報生成補助装置。
【請求項20】
少なくとも計時手段で計時している時間データ及び勤務情報請求装置の識別情報に基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成して送信する勤務情報生成装置と、勤務情報の生成を要求し、送信された勤務情報を受け付けて表示部に出力表示する勤務情報請求装置、及び出力表示された勤務情報を取得して当該勤務情報及び勤務情報取得装置の識別情報を通知する勤務情報取得装置を有するシステムに使用される装置であって、
上記勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、
上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、
上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する収集処理手段と、
取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、
上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、
を有することを特徴とする勤務情報収集装置。
【請求項21】
少なくとも計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成するプログラムを出力する勤務情報生成補助装置と、勤務情報を生成するプログラムを要求し、出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付けて上記時間データ及び勤務情報請求生成装置の識別情報を含む勤務情報を生成し、表示部に出力表示する勤務情報請求生成装置、及び出力表示された勤務情報を取得して当該勤務情報及び勤務情報取得装置の識別情報を通知する勤務情報取得装置を有するシステムに使用される装置であって、
上記勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、
上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段と、
上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する収集処理手段と、
取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定する勤務先特定手段と、
上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務者特定手段と、
を有することを特徴とする勤務情報収集装置。
【請求項22】
上記収集した時間データを勤務時間として、場所情報を勤務場所情報として勤務者の出勤、退勤などの勤怠情報の処理を行う手段、
を更に有する請求項20または21記載の勤務情報収集装置
【請求項23】
受け付けた勤務情報生成要求から抽出した勤務情報請求装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段を有する勤務情報生成装置と、当該勤務情報請求装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段を有する勤務情報請求装置と、当該勤務情報取得装置の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段を有する勤務情報取得装置と、勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段及び、勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有する勤務情報収集装置とにより実行される方法であって、
上記勤務情報請求装置が、勤務情報の生成要求を、上記第2の識別情報記憶手段に記憶している当該勤務情報請求装置の識別情報を含めて上記勤務情報生成装置へ行なう処理と、
上記勤務情報生成装置が、勤務情報請求装置からの勤務情報の生成要求を受け付ける処理と、
上記勤務情報生成装置が、受け付けた勤務情報生成要求から勤務情報請求装置の識別情報を抽出する処理と、
上記勤務情報生成装置が、計時手段により時間を計時する処理と、
上記勤務情報生成装置が、受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する処理と、
上記勤務情報生成装置が、生成された勤務情報を勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する処理と、
上記勤務情報請求装置が、送信された勤務情報を受け付ける処理と、
上記勤務情報請求装置が、受け付けた勤務情報を記憶する処理と、
上記勤務情報請求装置が、記憶する勤務情報を当該勤務情報請求装置の表示部に出力表示する処理と、
上記勤務情報取得装置が、出力表示された勤務情報を取得する処理と、
上記勤務情報取得装置が、取得した勤務情報及び上記第3の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報取得装置の識別情報を出力する処理と、
上記勤務情報収集装置が、出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する処理と、
上記勤務情報収集装置が、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、
上記勤務情報収集装置が、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、
上記勤務情報収集装置が、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて勤務状況記憶手段に記憶する処理と、
を行うことを特徴とする勤務情報処理方法。
【請求項24】
勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段を有する勤務情報生成補助装置と、当該勤務情報請求生成装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段及び、受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶手段を有する勤務情報請求生成装置と、当該勤務情報取得装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段を有する勤務情報取得装置と、勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段及び、勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有する勤務情報収集装置とにより実行される方法であって、
上記勤務情報請求生成装置が、上記勤務情報生成補助装置へ勤務情報を生成するプログラムを要求する処理と、
上記勤務情報生成補助装置が、勤務情報請求生成装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける処理と、
上記勤務情報生成補助装置が、計時手段により時間を計時する処理と、
上記勤務情報生成補助装置が、受け付けたプログラムの要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する上記プログラム記憶手段に記憶されているプログラムを出力する処理と、
上記勤務情報請求生成装置が、出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付ける処理と、
上記勤務情報請求生成装置が、受け付けた上記プログラムに基づいて、上記時間データ、及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている識別情報を含む勤務情報を生成する処理と、
上記勤務情報請求生成装置が、生成した勤務情報を、当該勤務情報請求生成装置の表示部に出力表示する処理と、
上記勤務情報取得装置が、出力表示された勤務情報を取得する処理と、
上記勤務情報取得装置が、取得した勤務情報及び上記第2の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報取得装置の識別情報を出力する処理と、
上記勤務情報収集装置が、出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する処理と、
上記勤務情報収集装置が、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求生成装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求生成装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、
上記勤務情報収集装置が、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、
上記勤務情報収集装置が、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて勤務状況記憶手段に記憶する処理と、
を行うことを特徴とする勤務情報処理方法。
【請求項25】
受け付けた勤務情報生成要求から抽出した勤務情報請求取得装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段を有する勤務情報生成装置と、当該勤務情報請求取得装置の識別情報を記憶する第2の識別情報記憶手段を有する勤務情報請求取得装置と、勤務者装置の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段を有する勤務者装置と、勤務情報請求取得装置の識別情報と当該勤務情報請求取得装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段及び、勤務者装置の識別情報と当該勤務者装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有する勤務情報収集装置とにより実行される方法であって、
上記勤務情報請求装置が、勤務情報の生成要求を、上記第2の識別情報記憶手段に記憶している当該勤務情報請求装置の識別情報を含めて上記勤務情報生成装置へ行なう処理と、
上記勤務情報生成装置が、勤務情報請求装置からの勤務情報の生成要求を受け付ける処理と、
上記勤務情報生成装置が、受け付けた勤務情報生成要求から勤務情報請求装置の識別情報を抽出する処理と、
上記勤務情報生成装置が、計時手段により時間を計時する処理と、
上記勤務情報生成装置が、受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ及び上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する処理と、
上記勤務情報生成装置が、生成された勤務情報を勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する処理と、
上記勤務情報請求取得装置が、送信された勤務情報を受け付ける処理と、
上記勤務情報請求取得装置が、受け付けた勤務情報を記憶する処理と、
上記勤務者装置が当該勤務者装置の識別情報を出力する処理と、
上記勤務情報請求取得装置が、出力された勤務者装置の識別情報を取得する処理と、
上記勤務情報請求取得装置が、記憶する勤務情報及び取得した勤務者装置の識別情報を上記勤務情報収集装置へ送信する処理と、
上記勤務情報収集装置が、送信された勤務情報及び勤務者装置識別情報を収集する処理と、
上記勤務情報収集装置が、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求取得装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求取得装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、
上記勤務情報収集装置が、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務者装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、
上記勤務情報収集装置が、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて勤務状況記憶手段に記憶する処理と、
を行うことを特徴とする勤務情報処理方法。
【請求項26】
勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段を有する勤務情報生成補助装置と、当該勤務情報請求取得装置の識別情報を記憶する第1の識別情報記憶手段及び、受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムを一時的に記憶するプログラム記憶手段を有する勤務情報請求取得装置と、勤務者装置の識別情報を記憶する第3の識別情報記憶手段を有する勤務者装置と、勤務情報請求取得装置の識別情報と当該勤務情報請求取得装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段及び、勤務者装置の識別情報と当該勤務者装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有する勤務情報収集装置とにより実行される方法であって、
上記勤務情報請求取得装置が、上記勤務情報生成補助装置へ勤務情報を生成するプログラムを要求する処理と、
上記勤務情報生成補助装置が、勤務情報請求取得装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける処理と、
上記勤務情報生成補助装置が、計時手段により時間を計時する処理と、
上記勤務情報生成補助装置が、受け付けたプログラムの要求に応じ、上記計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成する上記プログラム記憶手段に記憶されているプログラムを出力する処理と、
上記勤務情報請求取得装置が、出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付ける処理と、
上記勤務情報請求取得装置が、受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムを記憶する処理と、
上記勤務者装置が当該勤務者装置の識別情報を出力する処理と、
上記勤務情報請求取得装置が、出力された勤務者装置の識別情報を取得する処理と、
上記勤務情報請求取得装置が、受け付けた上記プログラムに基づいて、上記時間データ、上記第1の識別情報記憶手段に記憶されている識別情報、及び取得した勤務者装置の識別情報を含む勤務情報を生成する処理と、
上記勤務情報請求取得装置が、生成した勤務情報を上記勤務情報収集装置へ送信する処理と、
上記勤務情報収集装置が、送信された勤務情報を収集する処理と、
上記勤務情報収集装置が、取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求取得装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求取得装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、
上記勤務情報収集装置が、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務者装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、
上記勤務情報収集装置が、上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて勤務状況記憶手段に記憶する処理と、
を行うことを特徴とする勤務情報処理方法。
【請求項27】
受け付けた勤務情報を表示部に出力表示する勤務情報請求装置と、取得した勤務情報及び当該勤務情報取得装置の識別情報を出力する勤務情報取得装置と、上記勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有し、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集し、当該勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定すると共に、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務情報収集装置と、を有してなる勤務情報処理システムに使用される装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータに対して、
時間を計時する処理と、
上記勤務情報請求装置から勤務情報の生成要求を受け付ける処理と、
上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求から、当該勤務情報請求装置の識別情報を抽出する処理と、
上記抽出した当該勤務情報請求装置の識別情報を一時的に記憶する処理と、
上記勤務情報生成要求受付手段で受け付けた勤務情報生成要求に応じ、上記計時した時間データ及び記憶されている勤務情報請求装置の識別情報に基づいて、時刻に応じて異なる勤務情報を生成する処理と、
上記生成した勤務情報を、勤務情報生成要求のあった当該勤務情報請求装置へ返信する処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。
【請求項28】
上記生成した勤務情報を返信する処理は、無線で送信することにより実行させる、
請求項27記載のコンピュータプログラム。
【請求項29】
受け付けた時間データ、及び勤務情報生成プログラムに基づいて、上記時間データ、及び当該勤務情報生成装置の識別情報を含む勤務情報を生成し、当該勤務情報請求装置の表示部に出力表示する勤務情報請求生成装置と、取得した勤務情報及び当該勤務情報取得装置の識別情報を出力する勤務情報取得装置と、上記勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段を有し、上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集し、当該勤務情報に含まれている勤務情報請求生成装置の識別情報及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求生成装置の識別情報に対応する場所情報を特定すると共に、上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する勤務情報収集装置と通信可能に構成され、勤務情報を生成するプログラムを記憶するプログラム記憶手段を有する装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータに対して、
時間を計時する処理と、
上記勤務情報請求生成装置から勤務情報を生成するプログラムの要求を受け付ける処理と、
上記受け付けたプログラムの要求に応じ、予め上記プログラム記憶手段に記憶された上記計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成するプログラムを出力する処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。
【請求項30】
少なくとも計時手段で計時している時間データ及び勤務情報請求装置の識別情報に基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成して送信する勤務情報生成装置と、勤務情報の生成を要求し、送信された勤務情報を受け付けて表示部に出力表示する勤務情報請求装置、及び出力表示された勤務情報を取得して当該勤務情報及び勤務情報取得装置の識別情報を通知する勤務情報取得装置と通信可能に構成され、上記勤務情報請求装置の識別情報と当該勤務情報請求装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段とを有する装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータに対して、
上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する処理と、
取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求装置の識別情報、及び時間データを抽出し、予め記憶する上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、
上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、
上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。
【請求項31】
少なくとも計時手段で計時した時間データ、及び当該時間データに基づいて時刻に応じて異なる勤務情報を生成するプログラムを出力する勤務情報生成補助装置と、勤務情報を生成するプログラムを要求し、出力された時間データ、及び勤務情報生成プログラムを受け付けて上記時間データ及び勤務情報生成装置の識別情報を含む勤務情報を生成し、表示部に出力表示する勤務情報請求生成装置、及び出力表示された勤務情報を取得して当該勤務情報及び勤務情報取得装置の識別情報を通知する勤務情報取得装置と通信可能に構成され、上記勤務情報請求生成装置の識別情報と当該勤務情報請求生成装置を操作する管理者が存在する場所情報とを関連付けて記憶する勤務地情報記憶手段と、上記勤務情報取得装置の識別情報と当該勤務情報取得装置を操作する勤務者情報とを関連付けて記憶する勤務者情報記憶手段とを有する装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムであって、
コンピュータに対して、
上記勤務情報取得装置から出力された勤務情報及び勤務情報取得装置識別情報を収集する処理と、
取得した勤務情報に含まれている勤務情報請求生成装置の識別情報、及び時間データを抽出し、上記勤務地情報記憶手段を参照して抽出した勤務情報請求生成装置の識別情報に対応する場所情報を特定する処理と、
上記勤務者情報記憶手段を参照して取得した勤務情報取得装置の識別情報に対応する勤務者情報を特定する処理と、
上記勤務情報から抽出した時間データと、上記特定した場所情報及び勤務者情報とを関連付けて記憶する処理と、
を実行させるコンピュータプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【公開番号】特開2006−18793(P2006−18793A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−323666(P2004−323666)
【出願日】平成16年11月8日(2004.11.8)
【出願人】(501091833)メキキ・クリエイツ株式会社 (56)
【Fターム(参考)】