説明

包装装置の調整方法

【課題】外側フラップを内側フラップに押し付けるための一対のガイド部材の位置決めに有利な調整方法を提供する。
【解決手段】物品を箱材で包装する包装装置の調整方法は、コンベアによる前記箱材および前記物品の搬送方向に直交する方向における基準位置を示す指標を有する治具を停止している前記コンベアに配置する工程と、錘が付された紐を前記紐が前記指標を横切るように、前記コンベアの上方に配置されている構造物から垂らす工程と、前記紐からの距離が所定距離になるように前記一対の折り曲げガイドおよび前記一対の押し付けガイドの少なくも一方を位置決めする工程とを含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を箱材で包装する包装装置の調整方法に関する。
【背景技術】
【0002】
板状の箱材(カートン材)を箱形状に成形しながら該箱材によってビール入り缶等の製品或いは物品を包装する包装装置(例えば、ケーサーとも呼ばれる)が知られている。板状の箱材を箱形状に成形する際は、成形途中の箱材で包まれるように物品を配列し、該箱材の内側フラップに糊を吹き付けた後に外側フラップを折り曲げて内側フラップに押しつける。これにより外側フラップが内側フラップに糊付けされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−138864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図1、図2は、それぞれ箱材を箱形状に成形する様子を模式的に示す平面図、断面図である。板形状の箱材10は、不図示のコンベアによる搬送路60の側方から見て四角形状に成形されるとともに物品が側方から挿入され、かつ、4つの内側フラップ1が搬送方向に沿うように折り曲げられる。次いで、内側フラップ1の外側表面に糊(例えば、ホットメルト)が付された後に、徐々に間隔が狭くなる一対のガイド部材50a、50bによって外側フラップ2が鉛直方向に沿うように折り曲げられながら外側フラップ2が内側フラップ1に押し付けられる。これによって、外側フラップ2が内側フラップ1に糊付けされる。
【0005】
一対のガイド部材50a、50bは、コンベアによる搬送路60の第1側方S1および第2側方S2から搬送路60を挟み込むように配置されている。箱材10は、その中心が搬送路60の中心線RL上に位置するように配置される。一対のガイド部材50a、50bは、中心線RLからガイド部材50aまでの距離D1と中心線RLからガイド部材50bまでの距離D2とが等しくなるように配置されなければならない。距離D1と距離D2とが等しくないと、ガイド部材50aによる外側フラップ2の押し付け力とガイド部材50bによる外側フラップ2の押し付け力とに差が生じ、接着不良が発生しうる。例えば、距離D1が距離D2よりも許容範囲を超えて小さい場合、第1側方S1の側の外側フラップ2は内側フラップ1に強く押し付けられるので、第1側方S1の側では内側フラップ1への外側フラップ2の接着が十分になされるが、第2側方S2の側の外側フラップ2は内側フラップ1に十分な力で押し付けられないので、第2側方S2の側では内側フラップ1への外側フラップ2の接着が十分になされない。なお、以上のような問題を考慮して、ガイド部材50a、50b間の距離、即ちD1+D2を小さめにすると、ガイド部材50a、50bと箱材10との間の摩擦が大きくなるので、箱材10の搬送が難しくなる。
【0006】
本発明は、上記の課題認識を基礎としてなされたものであり、外側フラップを内側フラップに押し付けるための一対のガイド部材の位置決めに有利な調整方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の1つの側面は、物品を箱材で包装する包装装置の調整方法に係り、前記包装装置は、コンベアと、前記コンベアによる搬送路の第1側方および第2側方から前記搬送路を挟み込むように配置され、前記コンベアによって搬送されている前記箱材の上に前記物品が配置された状態で、前記箱材の前記第1側方の側および前記第2側方の側の内側フラップに糊を供給する一対の糊供給部と、前記第1側方および前記第2側方から前記搬送路を挟み込むように配置され、前記第1側方の側および前記第2側方の側の前記内側フラップに糊が供給された前記箱材の前記コンベアによる搬送に伴って、前記箱材の前記第1側方の側および前記第2側方の側の外側フラップを折り曲げて前記第1側方の側および前記第2側方の側の前記内側フラップに押し付ける一対の折り曲げガイドと、前記第1側方および前記第2側方から前記搬送路を挟み込むように配置され、前記一対の折り曲げガイドによって折り曲げられた前記第1側方の側および前記第2側方の側の前記外側フラップを、前記コンベアによる前記箱材の搬送に伴って、前記第1側方の側および前記第2側方の側の前記内側フラップに押し付ける一対の押し付けガイドと、を備え、前記調整方法は、前記コンベアによる前記箱材および前記物品の搬送方向に直交する方向における基準位置を示す指標を有する治具を停止している前記コンベアに配置する工程と、錘が付された紐を前記紐が前記指標を横切るように、前記コンベアの上方に配置されている構造物から垂らす工程と、前記紐からの距離が所定距離になるように前記一対の折り曲げガイドおよび前記一対の押し付けガイドの少なくも一方を位置決めする工程と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、外側フラップを内側フラップに押し付けるための一対のガイド部材の位置決めに有利な調整方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】箱材を箱形状に成形する様子を模式的に示す平面図である。
【図2】箱材を箱形状に成形する様子を模式的に示す断面図である。
【図3】本発明の好適な実施形態の包装装置の構成を模式的に示す図である。
【図4】内側フラップに対して糊を提供する糊提供部の一構成例を模式的に示す図である。
【図5】フラップ折り曲げ領域に配置される一対の折り曲げガイドの一構成例を模式的に示す平面図である。
【図6】フラップ押し付け領域に配置される一対の押し付けガイドの一構成例を示す図である。
【図7】包装装置の調整方法における第1工程を例示的に示す図である。
【図8】包装装置の調整方法における第2工程を例示的に示す図である。
【図9】包装装置の調整方法における第3工程を例示的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の調整方法が適用されうる包装装置100を例示的に説明する。図3は、包装装置100の構成を模式的に示す図である。包装装置100は、板状の箱材(カートン材)10を折り曲げて箱状態に成形しながら、例えばビール缶或いは飲料缶等の物品20を包装する。図3に示す例では、物品20は、ビール缶或いは飲料缶等の缶製品であり、例えば、4×6本からなる集合体が箱材10によって包装されうる。なお、いわゆるマルチパック製品では、典型的には、2×3本を単位としてそれぞれ包装された4個のマルチパックからなる集合体が箱材10によって包装されうる。
【0011】
物品20の包装において、板状態で積み重ねられた複数の箱材10からなる箱材群10Sから1枚ずつ箱材10が取り出されて、例えば、Aに示すように胴部(本体部)の2辺を折り曲げて、コンベアCVによる搬送路60上に供給される。以後、箱材10は、搬送路60上を搬送されながら処理される。なお、以下では、搬送路60の両側方を第1側方S1、第2側方S2として区別する。また、箱材10の内側フラップ1および外側フラップ2についても、搬送路60に配置された状態において搬送路60の第1側方S1の側にある内側フラップ1および外側フラップ2を第1側方S1の側の内側フラップ1および外側フラップ2と表現し、搬送路60の第2側方S2の側にある内側フラップ1および外側フラップ2を第2側方S2の側の内側フラップ1および外側フラップ2と表現する。
【0012】
搬送路60上に供給された箱材10は、次いで、Bに示すように、第2側方S2の側の内側フラップ1が約90度折り曲げられ、第1側方S1から物品20が挿入され、その後に更に、物品20が挿入された第1側方S1の側の内側フラップ1も約90度折り曲げられる。
【0013】
次いで、Cに示すように、折り曲げられた内側フラップ1の外側表面の適所に糊が提供される。より具体的には、包装装置100は、搬送路60の第1側方S1および第2側方S2から搬送路60を挟み込むように配置された一対の糊供給部30を備えていて、コンベアCVによって搬送されている箱材10の上に物品20が配置された状態で、一対の糊供給部30により第1側方S1の側および第2側方S2の側の内側フラップ1に糊が供給される。糊は、典型的には、一対の糊供給部30により、第1側方S1の側および第2側方S2の側の内側フラップ1に吹きつけられる。この例では、一対の糊供給部30は、第1側方S1の側に配置された2つの糊供給部30と第2側方の側に配置された2つの糊供給部30とによって構成されている。
【0014】
次いで、D、Eに示すように、フラップ折り曲げ領域40rにおいて、箱材10は、胴部(本体部)の残りの1辺が約90度折り曲げられて筒状にされるとともに、4つの外側フラップ2が鉛直方向に折り曲げられる。
【0015】
次いで、物品を包装した箱材10は、フラップ押し付け領域50rを通して更に下流側に搬送される。この際に、箱材10は、第1方向S1の側の外側フラップ2が第1方向S1の側の内側フラップ1に押し付けられるとともに第2方向S2の側の外側フラップ2が第2方向S2の側の内側フラップ1に押し付けられ、これによって各外側フラップ2が対応する内側フラップ1に確実に糊付けされて完全な箱になる。
【0016】
図4は、第1側方S1の側および第2側方S2の側の一対の内側フラップ1に対して糊を供給する一対の糊供給部30の一構成例を模式的に示す図である。図4に示す例では、第1側方S1には、2つの糊供給部30が配置され、第2側方S2にも、2つの糊供給部30が配置されている。第1側方S1の側では、まず、2つの糊供給部30により進行方向側の1つの内側フラップ1の2箇所に対して同時に糊が吹き付けられ、次いで、当該2つの糊供給部30により進行方向に向かって後ろ側の1つの内側フラップ1の2箇所に対して同時に糊が吹き付けられる。同様に、第2側方S2の側では、まず、2つの糊供給部30により進行方向側の1つの内側フラップ1の2箇所に対して同時に糊が吹き付けられ、次いで、当該2つの糊供給部30により進行方向に向かって後ろ側の1つの内側フラップ1の2箇所に対して同時に糊が吹き付けられる。これらの糊供給部30は、搬送中の箱材10の内側フラップ1の糊付け領域に対して溶解状態の糊31を吹き付けるように構成されうる。
【0017】
図5は、フラップ折り曲げ領域40rに配置されるフラップ折り曲げ部40の一構成例を模式的に示す平面図である。フラップ折り曲げ部40は、上側の一対の外側フラップ2を折り曲げるための折り曲げ機構として、一対の折り曲げガイド41a、41bを有する。一対の折り曲げガイド41a、41bは、搬送路60の第1側方S1および第2側方S2から搬送路60を挟み込むように配置されている。一対の折り曲げガイド41a、41bは、搬送方向の上流側から下流側に向かって約90度ねじれた部分を有するガイドであり、ほぼ箱状態になった箱材10の上側の一対の外側フラップ2(第1側方S1の側の2つの外側フラップ2のうち上側の外側フラップ2と、第2側方S2の側の2つの外側フラップ2のうち上側の外側フラップ2)は、搬送方向に移動しながら、一対の折り曲げ41a、41bによって、鉛直方向に沿うように(対応する内側フラップ1に向けて)約90度折り曲げられる。フラップ折り曲げ部40は、下側の外側フラップ2を折り曲げるための折り曲げ機構としても、一対の折り曲げガイド41a、41bと同様の方式の折り曲げガイドを有しうる。
【0018】
図6は、フラップ押し付け領域50rに配置される一対の押し付けガイド51a、51bの一構成例を示す図である。一対の押し付けガイド51a、51bは、第1側方S1および第2側方S2から搬送路60を挟み込むように配置され、一対の折り曲げガイド41a、41bによって折り曲げられた第1側方S1の側、第2側方S2の側の外側フラップ2を、コンベアCVによる箱材10の搬送に伴って、それぞれ第1側方S1の側、第2側方S2の側の内側フラップ1に押し付ける。これによって各外側フラップ2が対応する内側フラップ1に確実に糊付けされて完全な箱になる。
【0019】
コンベアCVは、箱材10を搬送するための可動部MPと、可動部MPを支持するフレームなどの基準部材RMとを含みうる。基準部材RMは、コンベアCVの動作時においても静止した部材である。コンベアCVがローラーコンベアである場合には、可動部MPはローラーであり、基準部材RMはローラーを直接又は間接的に支持する部材またはそれに固定された部材でありうる。コンベアCVがチェーンコンベアである場合には、可動部MPはチェーンであり、基準部材RMはチェーンを支持するスプロケットを支持することによってチェーンを間接的に支持する部材またはそれに固定された部材でありうる。図6は、コンベアCVがチェーンコンベアである場合の構成を例示的に示していて、コンベアCVは、2つのチェーンコンベアと、それらの間に配置された支持部SPと、基準部材RMとを含む。支持部SPは、箱材10を下方から支持するように構成され、例えば、ローラーでありうる。
【0020】
一対の押し付けガイド51a、51bは、それぞれ支持ベース54a、54bによって支持される。ここで、押し付けガイド51a、51bは、それぞれ、押し付けガイド51a、51bを支持する部材52a、52bを固定部材56a、56bによって支持ベース54a、54bに固定することによって支持ベース54a、54bに固定されうる。固定部材56a、56bによる固定を解除することによって押し付けガイド51a、51bの位置を調整可能な状態となる。ここでは、説明を省略するが、前述の一対の折り曲げガイド41a、41bについても、それらの位置を調整するための機構が設けられている。
【0021】
一対の押し付けガイド51a、51bおよび一対の折り曲げガイド41a、41bの位置調整は、例えば、それらを包装装置100から取り外して再び包装装置100に組み込む場合、あるいは、型替えの場合などに行われうる。型替えとは、製造する製品の種類の変更に応じて包装装置100の部品を交換又は調整する作業をいう。例えば、製造する製品の種類の変更に応じて箱材10のサイズを変更する必要があり、それに応じて一対の押し付けガイド51a、51bおよび一対の折り曲げガイド41a、41bを交換したり、それらの位置を調整したりする作業が型替えである。
【0022】
以下、図7〜図9を参照しながら包装装置100の調整方法を説明する。ここでは、コンベアCVによる箱材10および物品20の搬送方向に直交する方向における基準位置に対する一対の押し付けガイド51a、51bの位置を調整する方法を例にとって説明するが、本発明に係る包装装置の調整方法は、一対の押し付けガイド51a、511bおよび一対の折り曲げガイド41a、41bの少なくとも一方の位置調整に適用することができるものである。
【0023】
包装装置100の調整方法は、第1工程、第2工程および第3工程を含む。図7に第1工程、図8に第2工程、図9に第3工程の様子が模式的に示されている。まず、図7に示す第1工程において、コンベアCVによる箱材10および物品20の搬送方向に直交する方向における基準位置を示す指標RPを有する治具210を停止しているコンベアCVに配置する。ここで、基準位置とは、包装装置100の基準位置であり、包装装置100の基準位置は、コンベアCVを基準として定められることが便利である。これは、箱材10の供給がコンベアCVに対してなされ、物品20の供給がコンベアCV上の箱材10に対してなされ、糊の供給がコンベアCV上の箱材10に対してなされ、また、一対の押し付けガイド51a、51bおよび一対の折り曲げガイド41a、41bによるガイドの対象もコンベアCV上の箱材10であるからである。そのような基準位置は、典型的には、コンベアCVによる搬送方向に直交する方向における搬送路60の中心である。
【0024】
治具210は、例えば、コンベアCVの基準部材RMに係合する2つの係合部212を有しうる。該2つの係合部212を基準部材RMに係合させることによって治具210をコンベアCVあるいは基準部材RMに対して位置決めすることができる。治具210の指標RPは、治具210がコンベアCVに配置された状態でコンベアCVあるいは包装装置100の基準位置を示すように形成されている。
【0025】
次に、図8に示す第2工程において、錘222が付された紐224を当該紐224が指標RPを横切るようにコンベアCVの上方に配置されている構造物300から垂らす。ここで、紐224の一端には構造物300に紐224を固定するための固定部226が取り付けられていて、固定部226を構造物300に取り付けることによって構造物300から紐224を垂らすことができる。固定部226は、例えば、それを固定すべき部分が鉄などで構成されている場合には、磁石を含みうる。
【0026】
次に、図9に示す第3工程において、紐224からの距離が所定距離になるように一対の押し付けガイド51a、51bを位置決めし、固定部材56a、56bによって支持ベース54a、54bに固定する。指標RPがコンベアCVによる搬送方向に直交する方向における搬送路60の中心を示している場合には、紐224から押し付けガイド51aまでの距離D1は、紐224から押し付けガイド51bまでの距離D2と等しい。
【0027】
従来は、コンベアあるいは包装装置の基準位置を示す表示がなく、したがって、一対の押し付けガイドおよび一対の折り曲げガイドの位置決め作業は、作業者の経験に依存する不確実なものであった。これに対して、上記の実施形態のように、基準位置を示す指標RPを有する治具210をコンベアCVに取り付け、更に、その上方の構造物300から錘222が付された紐224をそれが指標RPを横切るように垂らし、その紐224からの距離に従って一対の押し付けガイド41a、41bおよび/または一対の折り曲げガイド41a、41bの位置を決定することによって、位置決め作業に要する時間と正確さが格段に向上する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品を箱材で包装する包装装置の調整方法であって、
前記包装装置は、
コンベアと、
前記コンベアによる搬送路の第1側方および第2側方から前記搬送路を挟み込むように配置され、前記コンベアによって搬送されている前記箱材の上に前記物品が配置された状態で、前記箱材の前記第1側方の側および前記第2側方の側の内側フラップに糊を供給する一対の糊供給部と、
前記第1側方および前記第2側方から前記搬送路を挟み込むように配置され、前記第1側方の側および前記第2側方の側の前記内側フラップに糊が供給された前記箱材の前記コンベアによる搬送に伴って、前記箱材の前記第1側方の側および前記第2側方の側の外側フラップを折り曲げて前記第1側方の側および前記第2側方の側の前記内側フラップに押し付ける一対の折り曲げガイドと、
前記第1側方および前記第2側方から前記搬送路を挟み込むように配置され、前記一対の折り曲げガイドによって折り曲げられた前記第1側方の側および前記第2側方の側の前記外側フラップを、前記コンベアによる前記箱材の搬送に伴って、前記第1側方の側および前記第2側方の側の前記内側フラップに押し付ける一対の押し付けガイドと、を備え、
前記調整方法は、
前記コンベアによる前記箱材および前記物品の搬送方向に直交する方向における基準位置を示す指標を有する治具を停止している前記コンベアに配置する工程と、
錘が付された紐を前記紐が前記指標を横切るように、前記コンベアの上方に配置されている構造物から垂らす工程と、
前記紐からの距離が所定距離になるように前記一対の折り曲げガイドおよび前記一対の押し付けガイドの少なくも一方を位置決めする工程と、
を含むことを特徴とする包装装置の調整方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−236616(P2012−236616A)
【公開日】平成24年12月6日(2012.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−105604(P2011−105604)
【出願日】平成23年5月10日(2011.5.10)
【出願人】(311007202)アサヒビール株式会社 (36)
【Fターム(参考)】