説明

半導体発光装置

【課題】 薄型化した半導体発光装置を提供する。
【解決手段】 半導体発光素子6と、貫通孔2が設けられた基板1とを有し、貫通孔2内には、半導体発光素子6を支持する導電性支持材5が基板1の底面側に設けられ、基板1の上面と側面には、第1の電極パターン3および第2の電極パターン4が配設されている。また、貫通孔2の内壁には、第1の電極パターン3と連続している導電パターン10が形成され、導電性支持材5が導電パターン10と接触するように形成されることで、半導体発光素子6の第1の電極6aと第1の電極パターン3は電気的に接続され、半導体発光素子6の第2の電極6bと第2の電極パターン4は、導電ワイヤ15を介して電気的に接続されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体発光装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1には、薄型チップLEDが示されている。図1は従来の薄型チップLEDを示す図である。図1を参照すると、この薄型チップLEDは、基板1に貫通した開口2が設けられ、また、基板1には、上面から側面を介し底面にわたって第1および第2の電極パターン53,54が形成されており、また、基板1の裏面には、金属薄膜55が添設され、第1の電極パターン53は、金属薄膜55まで延設するように形成されている。開口2内において金属薄膜55上にはAgペーストなどの導電性接着剤5を介して発光ダイオード素子(LED素子)6の底面(一方の電極)が載置され、また、第2の電極パターン54と発光ダイオード素子(LED素子)6の他方の電極とがボンディングワイヤ(金線)7によって電気的に接続された状態で、基板1上を封止樹脂8が覆っている。
【0003】
なお、このような薄型チップLEDは、例えばはんだパット17上にはんだ18により取り付けられる。
【特許文献1】特開平7−235696号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような従来の薄型チップLEDに対し、当業者間にはさらなる薄型化が望まれている。
【0005】
本発明は、従来よりもさらに薄型化した半導体発光装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、半導体発光素子と、貫通孔が設けられた基板とを有し、前記貫通孔内には、前記半導体発光素子を支持する支持材が前記基板の底面側に設けられ、前記半導体発光素子は、前記貫通孔内に前記支持材により支持されて配置され、前記基板の上面と側面には、第1の電極パターンおよび第2の電極パターンが配設され、前記貫通孔内と前記基板上を封止樹脂が覆っていることを特徴としている。
【0007】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の半導体発光装置において、前記半導体発光素子は、底面に第1の電極、底面とは反対側の上面に第2の電極を有し、前記貫通孔の内壁には、前記第1の電極パターンと連続している導電パターンが形成され、前記支持材は、導電性を有し、前記導電パターンと接触するように形成され、前記第1の電極と前記第1の電極パターンは、前記支持材と導電パターンを介して電気的に接続され、前記第2の電極と前記第2の電極パターンは、導電ワイヤを介して電気的に接続されていることを特徴としている。
【0008】
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の半導体発光装置において、前記半導体発光素子は、上面に第1の電極および第2の電極を有し、前記第1の電極と前記第1の電極パターン、および、前記第2の電極と前記第2の電極パターンは、それぞれ導電ワイヤを介して電気的に接続されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
請求項1乃至請求項3記載の発明によれば、半導体発光素子と、貫通孔が設けられた基板とを有し、前記貫通孔内には、前記半導体発光素子を支持する支持材が前記基板の底面側に設けられ、前記半導体発光素子は、前記貫通孔内に前記支持材により支持されて配置され、前記基板の上面と側面には、第1の電極パターンおよび第2の電極パターンが配設され、前記貫通孔内と前記基板上を封止樹脂が覆っているので、基板の底面に電極パターンを設ける必要がない構成(基板の底面に電極パターンを設けて半導体発光素子を支持する必要がない構成)をとることができ、基板の底面に電極パターンを設けない分、従来よりもさらに薄型化することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図2は本発明の半導体発光装置の構成例を示す図である。なお、図2において、図1と対応する箇所には同じ符号を付している。図2を参照すると、この半導体発光装置(例えば、発光ダイオード(LED)等)は、ガラスエポキシ基板などの基板1に貫通した開口(貫通孔)2が設けられ、基板1の開口2内には、半導体発光素子(例えば、LED素子)6を支持する支持材5が設けられ、半導体発光素子6は、基板1の開口2内に支持材5によって支持されて配置されている。
【0012】
なお、図2の例では、半導体発光素子6は、底面に第1の電極6aを有し、底面とは反対側の上面に第2の電極6bを有する形式のものであり、前記支持材5は、導電性のもの(例えば、Agペーストなどの樹脂中に導電性粒子を分散させた導電性接着剤)であって、前記基板1の開口2内の前記基板1の底面側に設けられ、半導体発光素子6の底面が載置されるようになっている。また、前記基板1の底面とは反対側の上面には(図2の例では、基板1の上面から側面にわたって)、第1の電極パターン3と、第2の電極パターン4とが形成され、前記第1の電極パターン3と前記支持材5とは、開口2の内壁に形成された導電パターン10を介して電気的に接続され、前記支持材5に前記半導体発光素子6の底面が載置されることで、前記半導体発光素子6の第1の電極6aと第1の電極パターン3との電気的接続が図られ、また、前記半導体発光素子6の第2の電極6bは、第2の電極パターン4に金線などの導電ワイヤ15によって電気的に接続されている。そして、上記の状態で、前記基板1の開口2内も含めて前記基板1上を封止樹脂12が覆っている。なお、封止樹脂12には、透明な樹脂が用いられる。具体的に、封止樹脂12には、例えばエポキシ樹脂等を用いることができる。
【0013】
図2の半導体発光装置は、基板1の底面が半導体発光装置における最底面を構成している。第1の電極パターン3と第2の電極パターン4は、基板1の上面から側面に延設されており、前記基板1の底面までは延在していない。
【0014】
また、図2の半導体発光装置は、実装基板上のはんだパット17に実装されて使用される場合において、第1の電極パターン3と第2の電極パターン4のうち基板1の側面に形成された部分が接続端子3a、4aとして用いられ、はんだ18を介してはんだパット17と電気的に接続される。
【0015】
図2の半導体発光装置では、上記のように、第1の電極パターン3と支持材5とは、開口2の内壁に形成された導電パターン10を介して電気的に接続され、前記支持材5に前記半導体発光素子6の底面が載置されることで、前記半導体発光素子6の第1の電極6aと第1の電極パターン3との電気的接続が図られるようになっている。
【0016】
また、図2の半導体発光装置では、具体的には、全体の厚さhを約0.20〜0.25mmにすることができる。
【0017】
ここで、図1に示した従来例と類似した半導体発光装置を図2の半導体発光装置と同様の構成部材で作製したものを比較例の半導体発光装置とし、比較例の半導体発光装置を回路基板上へはんだを介して取り付けた状態の例を図8に示す。図8において、図1および図2と対応する箇所には同じ符号を付している。比較例の半導体発光装置においては、電極パターン53、54は、基板1の底面まで延設している。また、比較例の半導体発光装置は、底面に設けられた電極パターン53、54が実装基板上のはんだパット17上にはんだ18を介して配置されている。
【0018】
比較例の半導体発光装置では、全体の厚さhは約0.3mmとなっている。つまり、図2の半導体発光装置は、基板1の底面に電極パターンを設けない分、すなわち、図8の電極パターンの厚さd(約50μm)の分だけ、薄型化することができる。
【0019】
なお、図1に示した従来例では、基板1の底面に形成された電極パターンは、半導体発光素子6を支持固定する機能も有している。図2の半導体発光装置では、基板1の底面に電極パターンが設けられていないが、半導体発光素子6は、最終的には封止樹脂12によって確実に固定することができる。
【0020】
さらに、実装基板等に実装される場合において、図2の半導体発光装置では、実装基板上のはんだパット17上に半導体発光装置の底面が配置されるのに対し、比較例の半導体発光装置は、図8に示すように実装基板上のはんだパット17上にはんだ18を介して半導体発光装置の底面である電極パターンが配置されている。そのため、図2に示す本発明の半導体発光装置は、比較例の半導体発光装置より、半導体発光装置の下にはんだが介在しない分、実装高さを低くすることができる。つまり、図2の半導体発光装置を実装基板等へ実装して作製する発光装置を薄型化することができる。
【0021】
図3は図2の半導体発光装置の製造工程例を示す図である。図3を参照すると、半導体発光素子6を収める開口(図3の例では、貫通孔)2と第1の電極パターン3,第2の電極パターン4,導電パターン10とが設けられた基板1を用意する(図3(a))。
次いで、貫通孔2の底面側を補助治具30で塞ぐ(図3(b))。この補助治具30には、少なくとも貫通孔に対応する部分に、ポリテトラフルオロエチレン等による表面処理を施したものを用いることが好ましい。後述する後工程の補助治具30の除去工程を容易とすることができるためである。
次いで、基板1の貫通孔2内に導電性接着剤からなる支持材5を添加する(図3(c))。このとき、導電性接着剤からなる支持材5が導電パターン10と接触して、導電性接着剤からなる支持材5と第1の電極パターン3とは、導電パターン10を介して電気的に接続される。支持材5は、少なくとも一時的に半導体発光素子を支持する役割を有し、導電パターン10と接触して半導体発光素子の第1の電極と第1の電極パターン3との電気的接続を得る役割をも有している。半導体発光素子は、封止樹脂12の形成により、確実に固定することができるためである。
次いで、基板1の貫通孔2内の導電性接着剤5上に半導体発光素子6の底面を載置し固定する(図3(d))。これにより、半導体発光素子6の第1の電極6aと第1の電極パターン3との電気的接続が図られる。
次いで、半導体発光素子6の上面の第2の電極6bと第2の電極パターン4とを導電ワイヤ15によって電気的に接続する(図3(e))。
次いで、後述のトランスファ成形によって、封止樹脂12を形成する(図3(f))。
しかる後、補助治具30を除去する(図3(g))。これによって、図2の半導体発光装置が作製される。
【0022】
図4は本発明の半導体発光装置の他の構成例を示す図である。なお、図4において、図2と対応する箇所には同じ符号を付している。図4を参照すると、この半導体発光装置(例えば、発光ダイオード(LED)等)も、図2の半導体発光装置と同様に、ガラスエポキシ基板などの基板1に貫通した開口(貫通孔)2が設けられ、基板1の開口2内には、半導体発光素子(例えば、LED素子)6を支持する支持材5が設けられ、半導体発光素子6は、基板1の開口2内に支持材5によって支持されて配置されている。
【0023】
ここで、図4の例では、半導体発光素子6は、上面に第1の電極6aと第2の電極6bとの両方を有する形式のものであり、底面には電極が設けられていない。また、前記支持材5は、前記基板1の開口2内の前記基板1の底面側に設けられて、半導体発光素子6の底面が載置されるようになっている。なお、半導体発光素子6の底面には電極が設けられていないので、前記支持材5としては、導電性のもの(例えば、Agペーストなどの導電性接着剤)でもよいが、導電性のないもの(例えば、絶縁性の接着剤)でも良い。また、前記基板1の底面とは反対側の上面には(図4の例では、基板1の上面から側面にわたって)、第1の電極パターン3と、第2の電極パターン4とが形成され、前記半導体発光素子6の第1の電極6aは、第1の電極パターン3に金線などの導電ワイヤ14によって電気的に接続され、また、前記半導体発光素子6の第2の電極6bは、第2の電極パターン4に金線などの導電ワイヤ15によって電気的に接続されている。そして、上記の状態で、前記基板1の開口2内も含めて前記基板1上を封止樹脂12が覆っている。なお、封止樹脂12には、透明な樹脂が用いられる。具体的に、封止樹脂12には、例えばエポキシ樹脂等を用いることができる。
【0024】
図4の例では、上記のように、第1の電極パターン3、第2の電極パターン4と、半導体発光素子6の上面に形成された第1の電極6a、第2の電極6bとを、導電ワイヤ14、15を介してそれぞれ電気的に接続するようになっている。
【0025】
図4の半導体発光装置では、具体的には、全体の厚さhを約0.20〜0.25mmにすることができる。
【0026】
ここで、前述した図8の比較例の半導体発光装置では、全体の厚さhは約0.3mmとなっている。つまり、図4の半導体発光装置は、基板1の底面に電極パターンを設けない分、すなわち、図8の電極パターンの厚さd(約50μm)の分だけ、薄型化することができる。
【0027】
なお、図1に示した従来例では、基板1の底面に形成された電極パターンは、半導体発光素子6を支持固定する機能も有している。図4の半導体発光装置では、基板1の底面に電極パターンが設けられていないが、半導体発光素子6は、最終的には封止樹脂12によって確実に固定することができる。
【0028】
さらに、実装基板等に実装される場合において、図4の半導体発光装置では、実装基板上のはんだパット17上に半導体発光装置の底面が配置されるのに対し、比較例の半導体発光装置は、図8に示すように実装基板上のはんだパット17上にはんだ18を介して半導体発光装置の底面である電極パターンが配置されている。そのため、図4に示す本発明の半導体発光装置は、比較例の半導体発光装置より、半導体発光装置の下にはんだが介在しない分、実装高さを低くすることができる。つまり、図4の半導体発光装置を実装基板等へ実装して作製する発光装置を薄型化することができる。
【0029】
図5は図4の半導体発光装置の製造工程例を示す図である。図5を参照すると、半導体発光素子6を収める開口(図5の例では、貫通孔)2と第1の電極パターン3,第2の電極パターン4とが設けられた基板1を用意する(図5(a))。
次いで、貫通孔2の底面側を補助治具30で塞ぐ(図5(b))。この補助治具30には、少なくとも貫通孔に対応する部分に、ポリテトラフルオロエチレン等による表面処理を施したものを用いることが好ましい。後述する後工程の補助治具30の除去工程を容易とすることができるためである。
次いで、基板1の貫通孔2内に接着剤からなる支持材5を添加する(図5(c))。ここで、接着剤からなる支持材5は、導電性のものでも良いし、導電性のものでなくても良い。すなわち、接着剤からなる支持材5は、後述する導電ワイヤ接続時に半導体発光素子6が固定されている必要があるために設けられる。
次いで、基板1の貫通孔2内の接着剤5上に半導体発光素子6の底面を載置し固定する(図5(d))。
次いで、第1の電極パターン3、第2の電極パターン4と、半導体発光素子6の上面に形成された第1の電極6a、第2の電極6bとを、導電ワイヤ14、15を介してそれぞれ電気的に接続する(図5(e))。
次いで、後述のトランスファ成形によって、封止樹脂12を形成する(図5(f))。
しかる後、補助治具30を除去する(図5(g))。これによって、図4の半導体発光装置が作製される。
【0030】
上述したように、図2、図4の構成例では、いずれも、図1に示した従来例のように基板1の底面に電極パターンを形成する必要がないので、基板1の底面に電極パターンを設けない分、従来よりもさらに薄型化することが可能となる。
【0031】
なお、図2、図4の半導体発光装置は、例えばリフロー方式ではんだ付けすることによって、はんだパット17上にはんだ18により取り付けられる。
【0032】
さらに、図2、図4の半導体発光装置は、実装基板等へ実装した場合に、半導体発光装置の底面においてはんだが介在しない分、従来よりも実装高さを低くすることができる。そして、半導体発光装置を実装して使用する発光装置を、従来の半導体発光装置を用いた場合よりも薄型化することが可能となる。
【0033】
また、図2、図4の半導体発光装置において、封止樹脂12は、上述したように、例えばトランスファ成形によって形成される。すなわち、例えば、基板1の開口2内の支持材5に半導体発光素子6を載置して該半導体発光素子6に導電ワイヤを接続したものを、金型内にセットして型締めし、金型内に流動性のエポキシ樹脂を圧入することによって、封止樹脂12を形成することができる。
【0034】
しかし、上記のようなトランスファ成形のかわりに、図6、図7に示すように(図6、図7は、それぞれ、図2、図4に対応している)、基板1の上方に、基板1の開口2の開口径または開口幅よりも大きな開口径または開口幅の開口(貫通孔)22をもつ基板21を積層して(貼り付けて)基板1、21を2層構造にし、2層構造の基板21、1の開口(貫通孔)22、2内に流動性のエポキシ樹脂などの樹脂を注入して硬化し、封止樹脂12を形成することもできる。この製造方法では、基板21の高さを低くし、基板21の高さ内に導電ワイヤ14および/または15を設置することにより、封止樹脂12の厚さをより薄くでき、半導体発光装置のより一層の薄型化が可能となる。
【0035】
また、上述の例では、基板1の開口2内に1つの半導体発光素子6が収められるとしたが、基板1の開口2内に複数の半導体発光素子が収められるようにすることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明は、単色LED、蛍光体励起型白色LED(一般照明,ストロボ,バックライトなど)、RGB混色型白色LED、調光回路搭載LED、受発光一体型フォトセンサ,フォトインターラプタ,フォトカプラなどに利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】従来の薄型チップLEDを示す図である。
【図2】本発明の半導体発光装置の構成例を示す図である。
【図3】図2の半導体発光装置の製造工程例を示す図である。
【図4】本発明の半導体発光装置の他の構成例を示す図である。
【図5】図4の半導体発光装置の製造工程例を示す図である。
【図6】図2の半導体発光装置の他の製造工程例を示す図である。
【図7】図4の半導体発光装置の他の製造工程例を示す図である。
【図8】比較例の半導体発光装置を示す図である。
【符号の説明】
【0038】
1、21 基板
2、22 開口
3 第1の電極パターン
4 第2の電極パターン
5 支持材
6 半導体発光素子
6a 第1の電極
6b 第2の電極
10 導電パターン
12 封止樹脂
14、15 導電ワイヤ
17 はんだパット
18 はんだ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
半導体発光素子と、貫通孔が設けられた基板とを有し、前記貫通孔内には、前記半導体発光素子を支持する支持材が前記基板の底面側に設けられ、前記半導体発光素子は、前記貫通孔内に前記支持材により支持されて配置され、前記基板の上面と側面には、第1の電極パターンおよび第2の電極パターンが配設され、前記貫通孔内と前記基板上を封止樹脂が覆っていることを特徴とする半導体発光装置。
【請求項2】
請求項1記載の半導体発光装置において、前記半導体発光素子は、底面に第1の電極、底面とは反対側の上面に第2の電極を有し、前記貫通孔の内壁には、前記第1の電極パターンと連続している導電パターンが形成され、前記支持材は、導電性を有し、前記導電パターンと接触するように形成され、前記第1の電極と前記第1の電極パターンは、前記支持材と導電パターンを介して電気的に接続され、前記第2の電極と前記第2の電極パターンは、導電ワイヤを介して電気的に接続されていることを特徴とする半導体発光装置。
【請求項3】
請求項1記載の半導体発光装置において、前記半導体発光素子は、上面に第1の電極および第2の電極を有し、前記第1の電極と前記第1の電極パターン、および、前記第2の電極と前記第2の電極パターンは、それぞれ導電ワイヤを介して電気的に接続されていることを特徴とする半導体発光装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−283521(P2009−283521A)
【公開日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−131588(P2008−131588)
【出願日】平成20年5月20日(2008.5.20)
【出願人】(000002303)スタンレー電気株式会社 (2,684)
【Fターム(参考)】