説明

印刷装置、印刷装置の制御方法および制御プログラム

【課題】ラスターデータや設定データなどのASCII文字データ以外のデータがASCII文字として印刷されてしまうのを防止する。
【解決手段】ASCII文字データおよびラスターデータのいずれをも受け付け可能で、ASCII文字データあるいはラスターデータに基づいて印刷を行うプリンタ11において、当該プリンタ11の動作モードがASCII文字データによる印刷を抑制する所定の印刷抑制モードであるか否かを判別し、印刷抑制モードであると判別された場合に、ASCII文字データと認識されたデータによる印刷を禁止する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法および制御プログラムに係り、特にASCII文字データおよびラスターデータのいずれも印刷可能な印刷装置、印刷装置の制御方法および制御プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ASCII文字データも受け付け可能なラスターデータ対応プリンタは、専用プリンタドライバから印刷を行っている。
この専用プリンタドライバは、データ種類(イメージ、文字)に関係なく、印刷データをラスター形式に変換し、キャリッジ走査方向単位に印刷データを生成し、スプーラ経由でプリンタに送信している(例えば、特許文献1参照)。
これにより、ラスターデータ対応プリンタは、受信した印刷データに基づいて実際の印刷処理を行う。
【特許文献1】特開平08−244289号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上述したラスターデータ対応プリンタは、ASCII文字データも受け付け可能であるため、ラスターデータをASCII文字データとして受け付けてしまった場合には、文字化けを起こし、ユーザの予期せぬ印字結果を生むことがある。
これにより、印刷用紙やインクなどを無駄に消費してしまうという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、ユーザがラスターデータの印刷中にケーブルを抜き差しするなどの操作を行うことにより、ラスターデータや設定データなどのASCII文字データ以外のデータがASCII文字として印刷されてしまうのを防止することが可能な印刷装置、印刷装置の制御方法および制御プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するため、ASCII文字データおよびラスターデータのいずれをも受け付け可能で、前記ASCII文字データあるいは前記ラスターデータに基づいて印刷を行う印刷装置において、当該印刷装置の動作モードが前記ASCII文字データによる印刷を抑制する所定の印刷抑制モードであるか否かを判別する印刷抑制状態判別部と、前記印刷抑制状態判別部により前記印刷抑制モードであると判別された場合に、ASCII文字データと認識されたデータによる印刷を禁止する印刷禁止部と、を備えたことを特徴としている。
【0005】
上記構成によれば、印刷抑制状態判別部は、当該印刷装置の動作モードが前記ASCII文字データによる印刷を抑制する所定の印刷抑制モードであるか否かを判別する。
印刷禁止部は、印刷抑制状態判別部により印刷抑制モードであると判別された場合に、ASCII文字データと認識されたデータによる印刷を禁止する。
したがって、印刷抑制モードにおいては、ラスターデータなどのASCII文字データ以外のデータが誤ってASCII文字データとして認識された場合であっても、印刷が行われることがない。
【0006】
この場合において、前記印刷禁止部は、入力されたあるいは入力されたと見なされた前記ASCII文字データを前記印刷抑制モードにおいて読み捨てることにより前記印刷の禁止を実現するようにしてもよい。
したがって、印刷の禁止はデータの読み捨て処理だけを行えばよいので、確実かつ簡易な構成で印刷の禁止を実現することができる。
【0007】
また、外部からのコマンドを判断するとともに、印刷抑制コマンドが入力されたと判断された場合に前記印刷抑制モードに設定し、あるいは、前記印刷抑制モードを解除するコマンド判断部を備えるようにしてもよい。
上記構成によれば、コマンド判断部は、外部からのコマンドとして印刷抑制コマンドが入力されたと反された場合には、当該印刷抑制コマンドに基づいて印刷抑制モードに設定し、あるいは、印刷抑制モードを解除するので、容易に印刷装置の制御を外部から行ってラスターデータなどのASCII文字データ以外のデータが誤ってASCII文字データとして認識された場合であっても、印刷が行われないようにし、あるいは、正規のASCII文字データが入力される場合には、ASCII文字データによる印刷を行うことができる。
【0008】
また、前記コマンド判断部は、前記ASCII文字データによる印刷中に改行コードが入力された場合、当該改行コードの処理がなされた時点で、動作モードを前記印刷抑制モードに設定するようにしてもよい。
上記構成によれば、印刷抑制モードが解除された状態で、ASCII文字データ以外のデータがASCII文字データとして認識されるような状況となっても、誤って印刷がなされることがない。
【0009】
また、ASCII文字データおよびラスターデータのいずれをも受け付け可能で、前記ASCII文字データあるいは前記ラスターデータに基づいて印刷を行う印刷装置の制御方法において、当該印刷装置の動作モードが前記ASCII文字データによる印刷を抑制する所定の印刷抑制モードであるか否かを判別する印刷抑制状態判別過程と、前記印刷抑制状態判別過程において、前記印刷抑制モードであると判別された場合に、ASCII文字データと認識されたデータによる印刷を禁止する印刷禁止過程と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、印刷抑制モードにおいては、ラスターデータなどのASCII文字データ以外のデータが誤ってASCII文字データとして認識された場合であっても、印刷が行われることがない。
【0010】
また、ASCII文字データおよびラスターデータのいずれをも受け付け可能で、前記ASCII文字データあるいは前記ラスターデータに基づいて印刷を行う印刷装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、当該印刷装置の動作モードが前記ASCII文字データによる印刷を抑制する所定の印刷抑制モードであるか否かを判別させ、前記印刷抑制モードであると判別された場合に、ASCII文字データと認識されたデータによる印刷を禁止させる、ことを特徴としている。
上記構成によれば、印刷抑制モードにおいては、ラスターデータなどのASCII文字データ以外のデータが誤ってASCII文字データとして認識された場合であっても、印刷が行われることがない。
この場合において、制御プログラムをコンピュータ読取可能な記録媒体に記録するようにしても良い。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
次に本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、印刷システムの概要構成ブロック図である。
印刷システム10は、実際の印刷を行うプリンタ11と、プリンタ11に印刷データを送信するホストとしてのパーソナルコンピュータ(PC)12と、プリンタ11とパーソナルコンピュータ12とを接続するLANなどの通信ネットワーク13と、を備えている。
【0012】
図2は、プリンタの機能ブロック図である。
プリンタ11は、大別すると、受信バッファ21Aを有し、通信ネットワーク13との間のインタフェース動作を行うインタフェース(I/F)部21と、インタフェース部21を介してパーソナルコンピュータ12から送信された印刷コマンドを解析するコマンド解析部22と、各種データを不揮発的に記憶する不揮発性メモリ23と、コマンド解析部22の解析結果に基づいて、各種設定がなされるとともに、印刷を実行するプリントエンジン24と、を備えている。この場合において、コマンド解析部22は、図示しないCPU、ROM、RAMなどを備えたマイクロプロセッサユニット(MPU)として構成され、ROMに格納された制御プログラムにより、コマンド解析部22の各機能を実現している。
【0013】
コマンド解析部22は、インタフェース部21を介してパーソナルコンピュータ12から送信された印刷コマンドを判断するコマンド判断部25と、コマンド判断部25の判断結果がASCII文字データの印刷である場合に印刷抑制状態であるか否かを判断し入力されたデータの読み捨てを行い、あるいは、後述の文字展開部へ出力する印刷抑制判断部26と、入力されたASCII文字データをイメージデータに展開する文字展開部27と、電源オン時あるいはリセット時の初期設定値を記憶する初期設定保存部28と、を備えている。
図3は、実施形態の処理フローチャートである。
まず、コマンド解析部22は、インタフェース部21の受信バッファ21Aから1バイト分のデータを読み出す(ステップS11)。
これにより、コマンド判断部25は、受信データの解析を行う(ステップS12)。
つづいてコマンド判断部25は、受信データが設定データ系のコマンドであるか否かを判断する(ステップS13)。
ステップS13の判断において、受信データが設定データ系のコマンドである場合には(ステップS13;Yes)、コマンド判断部25は、コマンドデータ長を確認する(ステップS14)。
【0014】
つづいてコマンド判断部25は、確認したコマンド長データに基づいてコマンドデータを受信バッファ21Aから読み出し(ステップS15)、対応する設定をプリントエンジン24に対して実行し(ステップS16)、処理を終了する。
ステップS13の判別において、受信データが設定データ系のコマンドではない場合には(ステップS13;No)、コマンド判断部25は、受信データがプリントエンジン24のステータスを確認するためのステータス要求コマンドであるか否かを判断する(ステップS17)。
ステップS17の判断において、受信データがステータス要求コマンドである場合には(ステップS17;Yes)、コマンド判断部25は、ステータス要求コマンドのコマンドデータ長を確認する(ステップS18)。
【0015】
つづいてコマンド判断部25は、確認したコマンドデータ長に基づいてコマンドデータを受信バッファ21Aから読み出し(ステップS19)、対応するステータス送信データを作成し(ステップS20)、当該ステータス送信データをインタフェース部21および通信ネットワークを介してパーソナルコンピュータに送信して(ステップS21)、処理を終了する。
ステップS17の判別において、受信データがステータス要求コマンドではない場合には(ステップS17;No)、コマンド判断部25は、受信データがラスターデータに基づいて印刷を行うラスター印刷コマンドであるか否かを判断する(ステップS22)。
ステップS22の判断において、ラスター印刷コマンドである場合には(ステップS22;Yes)、コマンド判断部25は、ラスター印刷コマンドのコマンドデータ長を確認する(ステップS23)。
【0016】
つづいてコマンド判断部25は、確認したコマンドデータ長に基づいてコマンドデータを受信バッファ21Aから読み出し(ステップS24)、当該ラスター印刷コマンドに対応するラスターデータのデータ展開を行い、プリントエンジン24に出力して、印刷を行わせ(ステップS26)、処理を終了する。
ステップS22の判別において、受信データがラスター印刷コマンドではない場合には(ステップS22;No)、コマンド判断部25は、受信データがASCII文字印刷抑制の設定あるいは解除を指定するためのASCII文字印刷抑制コマンドであるか否かを判断する(ステップS27)。
【0017】
ステップS27の判断において、受信データがASCII文字印刷抑制コマンドである場合には(ステップS27;Yes)、コマンド判断部25は、ASCII文字印刷抑制コマンドのコマンドデータ長を確認する(ステップS28)。
つづいてコマンド判断部25は、確認したコマンドデータ長に基づいてコマンドデータを受信バッファ21Aから読み出し(ステップS29)、当該ASCII文字印刷抑制コマンドがASCII文字印刷抑制フラグを設定するものであるか、あるいは、ASCII文字印刷抑制フラグを解除するものであるかを判別する(ステップS30)。
【0018】
ステップS30の判別において、ASCII文字印刷抑制コマンドがASCII文字印刷抑制フラグを設定するものである場合には、ASCII文字印刷抑制フラグを設定し(ステップS31)、処理を終了する。
ステップS30の判別において、ASCII文字印刷抑制コマンドがASCII文字印刷抑制フラグを解除するものである場合には、ASCII文字印刷抑制フラグを解除し(ステップS32)、処理を終了する。
ステップS27の判別において、受信データがASCII文字印刷抑制コマンドではない場合には(ステップS27;No)、受信データは、ASCII文字データであるので、コマンド判断部25は、ASCII文字データを印刷抑制判断部26に出力する。
これにより、印刷抑制判断部26は、ASCII文字印刷抑制フラグが設定されているか否か、すなわち、ASCII文字印刷抑制状態であるか否かを判断する(ステップS33)。
【0019】
ステップS33の判断において、ASCII文字印刷抑制フラグが設定されている場合には(ステップS33;Yes)、受信したASCII文字データは、何らかのエラーによる印刷すべきものではないので、印刷抑制判断部26は、入力されたデータの読み捨てを行い、処理を終了する。
この結果、ユーザが印刷途中でケーブルの抜き差しを行ったり、リセットスイッチを操作するなどの理由により、本来、各種設定データ、各種制御データあるいはラスターデータであったものがASCII文字データと認識された場合でも、当該ASCII文字データと認識された設定データやラスターデータによる無意味な文字列が印刷されることがない。
【0020】
ステップS33の判断において、ASCII文字印刷抑制フラグが解除されている場合には(ステップS33;No)、印刷抑制判断部26は、入力されたデータを正規のASCII文字データとして、文字展開部27に出力する。
これにより、文字展開部27は、入力されたASCII文字データをイメージデータに展開し(ステップS34)、プリントエンジン24に出力する。
この結果、プリントエンジン24は、ASCII文字を印刷することとなる(ステップS35)。
続いて、印刷抑制判断部26は、ASCII文字データを参照して改行がなされたか否か、すなわち、改行コードが入力されたか否かを判断する(ステップS36)。
ステップS36の判断において、改行がなされていない場合には(ステップS36;No)、処理を終了する。
【0021】
ステップS36の判断において、改行コードが入力され、実際の改行処理がなされた場合には(ステップS36;Yes)、コマンド判断部25は、ASCII文字印刷抑制フラグを設定して処理を終了する。したがって、これ以降は、ASCII文字印刷抑制フラグを解除しない限り、ASCII文字データあるいはASCII文字データと認識されたデータが入力された場合でも、当該ASCII文字データあるいは当該ASCII文字データと認識されたデータによる印刷がなされることはない。
【0022】
以上の説明のように、本実施形態によれば、ユーザが印刷途中でケーブルの抜き差しを行ったり、リセットスイッチを操作するなどの理由により、本来、設定データやラスターデータであったものがASCII文字データと認識された場合でも、当該ASCII文字データと認識された設定データやラスターデータによる無意味な文字列(いわゆる、文字化け)が印刷されることがなく、インクや印刷用紙を無駄に消費することがない。
以上の説明においては、改行コードが入力され、実際の改行処理がなされた場合にはASCII文字印刷抑制フラグを設定して処理を終了する構成を採っていたが、外部コマンドが入力されるまでは、そのままの状態とすることも可能である。
【0023】
以上の説明においては、上記各機能を実現するための制御プログラムが、予めROMに格納されている場合について説明したが、制御プログラムを、コンピュータ(CPU)読取可能な記録媒体に記録するようにしてもよい。このような構成であれば、コンピュータによってプログラムが記憶媒体から読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータが処理を実行すると、上記各実施形態と同等の作用および効果が得られる。
【0024】
ここで、記憶媒体とは、RAM、ROM等の半導体記憶媒体、FD、HD等の磁気記憶型記憶媒体、CD、CDV、LD、DVD等の光学的読取方式記憶媒体、MO等の磁気記憶型/光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体であれば、どのような記憶媒体であってもよい。
また、インターネット、LANなどの通信ネットワークおよび通信インタフェースを介して制御用プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】印刷システムの概要構成ブロック図である。
【図2】プリンタの機能ブロック図である。
【図3】実施形態の処理フローチャートである。
【符号の説明】
【0026】
10…印刷システム、11…プリンタ、12…パーソナルコンピュータ、13…通信ネットワーク、21…インタフェース部、21A…受信バッファ、22…コマンド解析部、23…不揮発性メモリ、24…プリントエンジン、25…コマンド判断部、26…印刷抑制判断部、27…文字展開部、28…初期設定保存部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ASCII文字データおよびラスターデータのいずれをも受け付け可能で、前記ASCII文字データあるいは前記ラスターデータに基づいて印刷を行う印刷装置において、
当該印刷装置の動作モードが前記ASCII文字データによる印刷を抑制する所定の印刷抑制モードであるか否かを判別する印刷抑制状態判別部と、
前記印刷抑制状態判別部により前記印刷抑制モードであると判別された場合に、ASCII文字データと認識されたデータによる印刷を禁止する印刷禁止部と、
を備えたことを特徴とする印刷装置。
【請求項2】
請求項1記載の印刷装置において、
前記印刷禁止部は、入力されたあるいは入力されたと見なされた前記ASCII文字データを前記印刷抑制モードにおいて読み捨てることにより前記印刷の禁止を実現することを特徴とする印刷装置。
【請求項3】
請求項1または請求項2記載の印刷装置において、
外部からのコマンドを判断するとともに、印刷抑制コマンドが入力されたと判断された場合に前記印刷抑制モードに設定し、あるいは、前記印刷抑制モードを解除するコマンド判断部を備えたことを特徴とする印刷装置。
【請求項4】
請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の印刷装置において、
前記コマンド判断部は、前記ASCII文字データによる印刷中に改行コードが入力された場合、当該改行コードの処理がなされた時点で、動作モードを前記印刷抑制モードに設定することを特徴とする印刷装置。
【請求項5】
ASCII文字データおよびラスターデータのいずれをも受け付け可能で、前記ASCII文字データあるいは前記ラスターデータに基づいて印刷を行う印刷装置の制御方法において、
当該印刷装置の動作モードが前記ASCII文字データによる印刷を抑制する所定の印刷抑制モードであるか否かを判別する印刷抑制状態判別過程と、
前記印刷抑制状態判別過程において、前記印刷抑制モードであると判別された場合に、ASCII文字データと認識されたデータによる印刷を禁止する印刷禁止過程と、
を備えたことを特徴とする印刷装置の制御方法。
【請求項6】
ASCII文字データおよびラスターデータのいずれをも受け付け可能で、前記ASCII文字データあるいは前記ラスターデータに基づいて印刷を行う印刷装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムにおいて、
当該印刷装置の動作モードが前記ASCII文字データによる印刷を抑制する所定の印刷抑制モードであるか否かを判別させ、
前記印刷抑制モードであると判別された場合に、ASCII文字データと認識されたデータによる印刷を禁止させる、
ことを特徴とする制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−221614(P2008−221614A)
【公開日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−63277(P2007−63277)
【出願日】平成19年3月13日(2007.3.13)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】