説明

印字装置

【課題】 本発明は、バックフィード時に、剥離板で折り返された帯状台紙に弛みが生じることなく、剥離不良の発生を防止することができる印字装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 フィード時には、プラテンローラ6の回転動力をフィードローラ9に伝達させ、バックフィード時には、プラテンローラ6からフィードローラ9への回転動力の伝達を遮断するワンウェイヒンジ94と、帯状台紙のバックフィードに伴うフィードローラ9の回転に一定量のトルクを与えるトルクリミッタ92とをフィードローラ9のフィード軸91に環装し、フィード時には、プラテンローラ6とフィードローラ9とを連結してフィード方向に回転駆動させ、バックフィード時には、プラテンローラ6のみをバックフィード方向に回転駆動させると共に、帯状台紙のバックフィードに伴うフィードローラ9の回転に一定量のトルクを与える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、帯状台紙にラベルが間隔おいて仮着されたラベル連続体に印字を行う印字装置に関し、特に印字後のラベルを帯状台紙から剥離する剥離機構を有する印字装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、帯状台紙にラベルが間隔おいて仮着されたラベル連続体に印字を行う印字装置において、印字後のラベルを帯状台紙から剥離する剥離機構を有するものが存在する。このような剥離機構を有する印字装置においては、ラベル連続体をプラテンローラとサーマルヘッドとで挟持して搬送しながらラベル連続体に仮着されているラベルに印字を行うと共に、剥離板において帯状台紙をラベルから離間する方向に折り返し、折り返した帯状台紙をフィードローラとピンチローラとで挟持して印字後のラベルを帯状台紙から剥離するように構成されている。
【0003】
ラベル連続体をサーマルヘッドとの間に挟持して搬送するプラテンローラと、帯状台紙をピンチローラとの間で挟持して搬送するフィードローラとは、例えばタイミングベルト等の回転動力の伝達手段によって連結され、同一の駆動源によって直結駆動されるのが一般的であり、プラテンローラによるラベル連続体の搬送速度、すなわちプラテンローラの周速を「1」とすると、フィードローラによる帯状台紙の搬送速度、すなわちフィードローラの周速は、プラテンローラによるラベル連続体の搬送速度よりも速い「1.1」程度に設定されており、剥離板で折り返された帯状台紙にテンションを与えることにより、剥離板によって印字後のラベルを帯状台紙から剥離できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、従来技術では、フィードローラの周速がプラテンローラの周速よりも速く設定されているため、ラベル長が長い場合等には、フィードローラによってラベル連続体が必要以上に搬送され、印字伸びが発生する恐れがあると共に、バックフィード時には、フィードローラの周速がプラテンローラの周速よりも速く設定されているため、剥離板で折り返された帯状台紙に弛みが生じ、次回の剥離動作時に発生した弛みが取れてから剥離動作が開始されることになるため、剥離不良が発生してしまうという問題点があった。
【特許文献1】特開平10−101047号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フィードローラの周速をプラテンローラの周速よりも速く設定しても、フィードローラによってラベル連続体が必要以上に搬送されることなく、印字伸びの発生を防止することができ、バックフィード時にも、剥離板で折り返された帯状台紙に弛みが生じることなく、剥離不良の発生を防止することができる印字装置を提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
請求項1記載の発明の要旨は、帯状台紙にラベルが間隔おいて仮着されたラベル連続体を搬送するプラテンローラと、当該プラテンローラとの間に前記ラベル連続体を挟持して前記ラベルに印字を行うサーマルヘッドと、前記ラベル連続体を折り返して前記帯状台紙から印字後の前記ラベルを剥離する剥離板と、当該剥離板で折り返された前記帯状台紙を搬送するフィードローラとを有する印字装置であって、前記ラベル連続体をフィードする際には、前記プラテンローラと前記フィードローラとを連結してフィード方向に回転駆動させ、前記ラベル連続体をバックフィードする際には、前記プラテンローラのみをバックフィード方向に回転駆動させると共に、前記帯状台紙のバックフィードに伴う前記フィードローラの回転に一定量のトルクを与えることを特徴とする印字装置に存する。
また請求項2記載の発明の要旨は、前記ラベル連続体をフィードする際には、回転動力を前記フィードローラに伝達させ、前記ラベル連続体をバックフィードする際には、前記フィードローラへの回転動力の伝達を遮断するワンウェイヒンジと、前記帯状台紙のバックフィードに伴う前記フィードローラの回転に一定量のトルクを与えるトルク付与手段とが前記フィードローラのフィード軸に環装されていることを特徴とする請求項1記載の印字装置に存する。
また請求項3記載の発明の要旨は、前記ワンウェイヒンジは、前記ラベル連続体をフィードする際に、前記フィードローラによって前記ラベル連続体が前記プラテンローラによる搬送速度を超えて搬送されそうになると、前記プラテンローラから前記フィードローラへの回転動力の伝達を遮断させることを特徴とする請求項2記載の印字装置に存する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の印字装置は、ラベル連続体をフィードする際には、プラテンローラとフィードローラとを連結してフィード方向に回転駆動させ、ラベル連続体をバックフィードする際には、プラテンローラのみをバックフィード方向に回転駆動させると共に、帯状台紙のバックフィードに伴うフィードローラの回転に一定量のトルクを与えるように構成することにより、バックフィード時にも、剥離板で折り返された帯状台紙に所定のテンションを付与することができるため、剥離板で折り返された帯状台紙に弛みが生じることなく、剥離不良の発生を防止するという効果を奏する。
【0008】
さらに、本発明の印字装置は、ラベル連続体をフィードする際に、フィードローラによってラベル連続体がプラテンローラによる搬送速度を超えて搬送されそうになると、プラテンローラからフィードローラへの回転動力の伝達を遮断させるように構成することにより、フィードローラの周速をプラテンローラの周速よりも速く設定しても、フィードローラによってラベル連続体がプラテンローラによる搬送速度を超えて搬送されそうになるとフィードローラの回転が停止するため、フィードローラによってラベル連続体が必要以上に搬送されることなく、印字伸びの発生を防止することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1は、本発明に係る印字装置の実施の形態の構成を示す概略構成図であり、図2は、図1に示すプラテンローラおよびフィードローラを駆動する構成を示す図であり、図3は、図1に示すフィードローラを駆動する構成を示す斜視図であり、図4は、図1に示すフィードローラを駆動する構成を示す断面図である。
【0011】
本実施の形態は、帯状台紙2にラベル1が間隔おいて仮着されたラベル連続体3を搬送しながらラベル1に印字を行う印字装置であり、図1を参照すると、ロール状に巻き回されたラベル連続体3が回転可能に装着されるラベル供給軸4と、ラベル供給軸4から繰り出されたラベル連続体3の搬送をガイドするガイドローラ5と、ラベル連続体3を搬送するプラテンローラ6と、プラテンローラ6との間にラベル連続体3を挟持してラベル1に印字を行うサーマルヘッド7と、印字後のラベル連続体3(帯状台紙2)を折り返して帯状台紙2からラベル1を剥離する剥離板8と、剥離板8によって折り返された帯状台紙2を搬送するフィードローラ9と、フィードローラ9に対向させて配置されているピンチローラ10と、ラベル1が剥離された帯状台紙2を巻き取る台紙巻き取り軸11とからなる。
【0012】
プラテンローラ6は、図2を参照すると、プラテン軸61によって右側板12と第1左側板13とに回転自在に支持されており、第1左側板13から延出したプラテン軸61にプラテン用プーリ62が環装されている。プラテン用プーリ62と図示しないモータの回転軸との間には、第1タイミングベルト15が張架されており、図示しないモータの回転によって、プラテンローラ6がフィード方向(図1における反時計回り)およびバックフィード方向(図1における時計回り)に回転される構成になっている。
【0013】
フィードローラ9は、図2および図3を参照すると、フィード軸91によって右側板12と第2左側板14とに回転自在に支持されており、フィード軸91には、トルクリミッタ92と、ワンウェイヒンジ94とが環装されている。
【0014】
トルクリミッタ92は、図4を参照すると、外輪921が第2左側板14に固定されていると共に、内輪922にフィード軸91が貫装されており、フィード軸91(フィードローラ9)の回転、すなわち内輪922の回転に一定量の負荷(トルク)を発生させると共に、回転する内輪922に設定トルクを越えるトルクが作用すると伝達力を遮断してフリーの状態(トルクが発生しない状態)で内輪922が回転されるように構成されている。
【0015】
ワンウェイヒンジ94は、ワンウェイクラッチとトルクリミッタの機能を兼ね備えたヒンジであり、図4を参照すると、内輪942にフィード軸91が貫装されていると共に、外輪941にフィード用プーリ93が環装されており、フィード用プーリ93とプラテン用プーリ62との間には、第2タイミングベルト16が張架され、プラテン用プーリ62とフィード用プーリ93(外輪941)とが連結されて回転されるようになっている。
【0016】
ワンウェイヒンジ94は、フィードローラ9をフィード方向(図1における反時計回り)に回転させる方向に、外輪941が回転された場合には、外輪941の回転と共に内輪942が回転され、フィードローラ9をバックフィード方向(図1における時計回り)に回転させる方向に、外輪941が回転された場合には、外輪941のみが回転されて内輪942が外輪941と共に回転しないように構成されている。また、フィードローラ9をフィード方向に回転させる方向に、外輪941が回転された際に、回転する外輪941に設定トルクを越えるトルクが作用すると、内輪942への伝達力が遮断されて、外輪941がフリーの状態(トルクが発生しない状態)で回転されるように構成されている。
【0017】
帯状台紙2に仮着されたラベル1に印字を行うためにラベル連続体3をフィードする場合には、プラテンローラ6をフィード方向に回転させる回転動力が第1タイミングベルト15によって図示しないモータの回転軸からプラテン用プーリ62に伝達されることによって、プラテンローラ6がフィード方向に回転し、ラベル連続体3をプラテンローラ6とサーマルヘッド7とで挟持して搬送(フィード)しながら印字すると共に、フィードローラ9をフィード方向に回転させる回転動力が第2タイミングベルト16によってプラテン用プーリ62からフィード用プーリ93(外輪941)に伝達され、外輪941の回転と共に内輪942が回転されることによって、フィードローラ9がフィード方向に回転し、剥離板8で折り返された帯状台紙2をフィードローラ9とピンチローラ10とで挟持して搬送する。
【0018】
プラテンローラ6によるラベル連続体3の搬送速度、すなわちプラテンローラ6の周速を「1」とすると、フィードローラ9による帯状台紙2の搬送速度、すなわちフィードローラ9の周速は、プラテンローラ6によるラベル連続体3の搬送速度よりも速い「1.1」程度に設定されており、剥離板8で折り返された帯状台紙2にテンションを与えることにより、剥離板8によって印字後のラベル1が帯状台紙2から剥離できるようになっている。
【0019】
フィードローラ9の周速がプラテンローラ6の周速よりも速く設定されているため、ラベル長が長い場合等には、フィードローラ9によってラベル連続体3が必要以上に搬送、すなわちプラテンローラ6による搬送速度を超えて搬送され、印字伸びが発生する恐れがあるが、本実施の形態では、ワンウェイヒンジ94において、フィードローラ9によってラベル連続体3が必要以上に搬送されることを防止している。すなわち、ワンウェイヒンジ94の設定トルクを、フィードローラ9によってラベル連続体3が必要以上に搬送されそうになった際に外輪941に作用するトルクよりも低く設定しておき、フィードローラ9によってラベル連続体3が必要以上に搬送されそうになると、外輪941に作用するトルクが設定トルクを越えて内輪942への伝達力が遮断されて、外輪941がフリーの状態(トルクが発生しない状態)で回転されるため、フィードローラ9の回転が停止し、フィードローラ9によってラベル連続体3が必要以上に搬送されることを防止している。
【0020】
なお、ワンウェイヒンジ94の設定トルクは、トルクリミッタ92の設定トルクよりも高く設定されており、フィードローラ9のフィード方向の回転がトルクリミッタ92によって妨げられることはない。
【0021】
次の印字を行うためにラベル連続体3をバックフィードする場合には、プラテンローラ6をバックフィード方向に回転させる回転動力が第1タイミングベルト15によって図示しないモータの回転軸からプラテン用プーリ62に伝達されることによって、プラテンローラ6がバックフィード方向に回転し、ラベル連続体3をプラテンローラ6とサーマルヘッド7とで挟持して搬送(バックフィード)する。ラベル連続体3がバックフィードされると、フィードローラ9とピンチローラ10とに挟持された帯状台紙2もバックフィードされることになり、帯状台紙2のバックフィードに伴ってフィードローラ9がバックフィード方向に回転させられる。この際、フィードローラ9の回転には、トルクリミッタ92によって一定量のトルクを与えられ、バックフィードされる帯状台紙2に弛みが発生することを防止している。
【0022】
なお、フィードローラ9をバックフィード方向に回転させる回転動力は、第2タイミングベルト16によってプラテン用プーリ62からフィード用プーリ93(外輪941)に伝達されるが、ワンウェイヒンジ94において外輪941のみが回転されて内輪942が外輪941と共に回転しないため、フィードローラ9に回転動力が伝達されることがない。
【0023】
以上説明したように、本実施の形態によれば、ラベル連続体3をフィードする際には、プラテンローラ6とフィードローラ9とを連結してフィード方向に回転駆動させ、ラベル連続体3をバックフィードする際には、プラテンローラ6のみをバックフィード方向に回転駆動させると共に、帯状台紙2のバックフィードに伴うフィードローラ6の回転に一定量のトルクを与えるように構成することにより、バックフィード時にも、剥離板8で折り返された帯状台紙2に所定のテンションを付与することができるため、剥離板8で折り返された帯状台紙2に弛みが生じることなく、剥離不良の発生を防止するという効果を奏する。
【0024】
さらに、本実施の形態によれば、ラベル連続体3をフィードする際に、フィードローラ9によってラベル連続体3がプラテンローラ6による搬送速度を超えて搬送されそうになると、プラテンローラ6からフィードローラ9への回転動力の伝達を遮断させるように構成することにより、フィードローラ9の周速をプラテンローラ6の周速よりも速く設定しても、フィードローラ9によってラベル連続体3がプラテンローラ6による搬送速度を超えて搬送されそうになるとフィードローラ9の回転が停止するため、フィードローラ9によってラベル連続体3が必要以上に搬送されることなく、印字伸びの発生を防止することができるという効果を奏する。
【0025】
なお、本実施の形態では、フィードローラ9とピンチローラ10とで帯状台紙2を挟持した状態でフィードおよびバックフィードする例について説明したが、ピンチローラ10の代わりに搬送路を形成する板状部材を設け、当該板状部材とフィードローラ9との間に帯状台紙2を挟持するように構成しても良い。
【0026】
また、本実施の形態では、回転動力の伝達手段としてプラテン用プーリ62と図示しないモータの回転軸との間に張架された第1タイミングベルト15と、フィード用プーリ93とプラテン用プーリ62との間に張架された第2タイミングベルト16とを用いたが、タイミングベルトの代わりにギア等の他の伝達手段を用いて回転動力を伝達するようにしても良い。
【0027】
さらに、本実施の形態では、バックフィード時にフィードローラ9の回転に一定量のトルクを与える手段としてトルクリミッタ92を用いたが、トルクリミッタ92の代わりに、
フィードローラ9がフィード方向に回転する場合には、フリーの状態(トルクが発生しない状態)で回転され、フィードローラ9がバックフィード方向に回転する場合には、一定量のトルクを与えるワンウェイヒンジを用いても良い。
【0028】
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。なお、各図において、同一構成要素には同一符号を付している。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明に係る印字装置の実施の形態の構成を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すプラテンローラおよびフィードローラを駆動する構成を示す図である。
【図3】図1に示すフィードローラを駆動する構成を示す斜視図である。
【図4】図1に示すフィードローラを駆動する構成を示す断面図である。
【符号の説明】
【0030】
1 ラベル
2 帯状台紙
3 ラベル連続体
4 ラベル供給軸
5 ガイドローラ
6 プラテンローラ
7 サーマルヘッド(印字手段)
8 剥離板
9 フィードローラ
10 ピンチローラ
11 台紙巻き取り軸
12 右側板
13 第1左側板
14 第2左側板
15 第1タイミングベルト
16 第2タイミングベルト
61 プラテン軸
62 プラテン用プーリ
91 フィード軸
92 トルクリミッタ(トルク付与手段)
93 フィード用プーリ
94 ワンウェイヒンジ
921 外輪
922 内輪
941 外輪
942 内輪

【特許請求の範囲】
【請求項1】
帯状台紙にラベルが間隔おいて仮着されたラベル連続体を搬送するプラテンローラと、当該プラテンローラとの間に前記ラベル連続体を挟持して前記ラベルに印字を行うサーマルヘッドと、前記ラベル連続体を折り返して前記帯状台紙から印字後の前記ラベルを剥離する剥離板と、当該剥離板で折り返された前記帯状台紙を搬送するフィードローラとを有する印字装置であって、
前記ラベル連続体をフィードする際には、前記プラテンローラと前記フィードローラとを連結してフィード方向に回転駆動させ、
前記ラベル連続体をバックフィードする際には、前記プラテンローラのみをバックフィード方向に回転駆動させると共に、前記帯状台紙のバックフィードに伴う前記フィードローラの回転に一定量のトルクを与えることを特徴とする印字装置。
【請求項2】
前記ラベル連続体をフィードする際には、回転動力を前記フィードローラに伝達させ、前記ラベル連続体をバックフィードする際には、前記フィードローラへの回転動力の伝達を遮断するワンウェイヒンジと、
前記帯状台紙のバックフィードに伴う前記フィードローラの回転に一定量のトルクを与えるトルク付与手段とが前記フィードローラのフィード軸に環装されていることを特徴とする請求項1記載の印字装置。
【請求項3】
前記ワンウェイヒンジは、前記ラベル連続体をフィードする際に、前記フィードローラによって前記ラベル連続体が前記プラテンローラによる搬送速度を超えて搬送されそうになると、前記プラテンローラから前記フィードローラへの回転動力の伝達を遮断させることを特徴とする請求項2記載の印字装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−7672(P2006−7672A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−190419(P2004−190419)
【出願日】平成16年6月28日(2004.6.28)
【出願人】(000130581)株式会社サトー (1,153)
【Fターム(参考)】