説明

即時脱型コンクリート製品の製造方法及びコンクリート製蓋

【課題】 振動加圧成形等による即時脱型法によってシート状の弾性緩衝材が一体化され
たコンクリート製品の製造方法を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】 加圧成形または振動加圧成形によって成形するシート状弾性緩衝材を一体化したコンクリート製品の即時脱型製法において、コンクリート中に埋設される突起部を備えた前記シート状弾性緩衝材をあらかじめ型枠に設置し、かつ該突起部の両端部を打設するコンクリートの細骨材最大寸法より長くカットして配置し成形することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路舗装に使用されるコンクリート製平板ないしブロックおよびU字溝など
の水路・側溝類の蓋に使用されるコンクリート製の蓋に関し、特に振動加圧成形等による
即時脱型法によって製造され、ガタツキ音の発生や跳ね上がりを防止するためにシート状
弾性緩衝材を一体化したコンクリート製品の製造方法並びにシート状弾性緩衝材を一体化
したコンクリート製蓋に関する。
【背景技術】
【0002】
道路側溝や集水桝等の蓋付きコンクリート製品は、蓋掛り形式によって落ちふた式と上
ぶた式とがある。これらのコンクリート製品では、本体の蓋掛り部と蓋の裏面との間に小
石などの介在物が存在する場合や、本体または蓋自体の反りや変形によって、跳ね上りや
ガタツキ音が発生し易いという問題があった。
【0003】
従来こうした問題に対して、第一に本体の蓋掛り部と蓋の裏面との間にゴム等の緩衝材
を設ける対策(特開平1ー247624号公報等)、第二に本体と蓋体とを固定する対策
(実用新案登録第2526667号公報等)、また第三に本体の蓋掛り部または蓋の裏面
接触部の形状を特殊なものとして線ないし点接触させ、防音効果を期待する対策(特許第
2863151号公報等)が行われている。
【0004】
なかでも、本体の蓋掛り部と蓋の裏面との間にゴム等の緩衝材を設けるようにした前記
第一の対策は広範に行われており、蓋自体にゴム等の緩衝材を一体に成形したもの(特開
平1ー247624号公報等)、ないし接着したもの(実公平5ー21587号公報等)
が知られる。
【0005】
【特許文献1】特開平1ー247624号公報
【特許文献2】実用新案登録第2526667号公報
【特許文献3】特許第2863151号公報
【特許文献4】実公平5ー21587号公報
【0006】
一方、路面舗装に使用されるコンクリート製平板ないしブロックにおいては、従来スリ
ップ防止や走行時の負荷軽減を目的に、製品表層部としてゴムチップ成形体やゴム板を一
体化することが行われている。あるいは、製品裏層部に緩衝層を設けた構造とすることも
考えられる。
【0007】
こうした緩衝材一体型のコンクリート製品では、コンクリートが硬化した後に接着剤等
で貼り付ける場合を除き、成形型の底面に緩衝材を固定してコンクリートを打設し一体化
するか、あるいは成形型にいったんコンクリートを打設し、これが完全に硬化しないうち
に緩衝材を未硬化コンクリートの表面に配置して、コンクリートの硬化と同時に一体化す
る手段がとられる。一般には、緩衝材の裏面になにがしかのアンカーを設けて剥離しない
ように工夫されている。
【0008】
ところで、従来一般にコンクリート製品はコンクリートの流し込み成形によって製造さ
れることが多いが、コンクリート製蓋のような比較的単純な形状を有する製品では、振動
加圧成形等による即時脱型による製造方法が効率的である。しかし、前記のようなゴム等
の緩衝材を一体に成形した製品の製造法でも流し込み成形を想定したものがほとんどで、
即時脱型法による製造には適用できないことが想定される。何故なら、加圧工程を伴う即
時脱型製法では、ゴム等の弾性を有する緩衝材を一体に成形する場合、弾性体の除圧後の
もどり(スプリングバック)によって、コンクリートがひび割れたり崩壊したりする畏れ
が大きいからである。
【0009】
一方、流し込みコンクリートとは異なり、比較的低含水比でパサパサの状態のコンクリ
ートを用い加圧成形または振動加圧成形によって成形する即時脱型法では、シート状緩衝
材を一体に成形する場合、仮に成形できてもその一体性に疑問が残る。例えば、シート状
緩衝材を一体に成形する場合には、実開昭62ー125185号公報のように、コンクリ
ートに埋め込まれるアンカー部を有する突起を設けることが考えられるが、即時脱型法で
はモルタル分がアンカー部に十分入り込めず、付着性が確保できない場合があるからであ
る。振動加圧即時脱型法では充填率を十分確保する必要があり、シート状緩衝材との一体
性を確保するためにも、突起またはアンカー部付きの突起形状や付着構造について従来に
ない工夫を施す必要がでてくる。
【0010】
【特許文献5】実開昭62ー125185号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、振動加圧成形等による即時脱型法によってシート状の弾性緩衝材が一体化さ
れたコンクリート製品を製造するにあたり、脱型により除圧された弾性緩衝材のスプリン
グバックによる成形障害を除去するとゝもに、シート状弾性緩衝材とコンクリートの一体
性が十分な防音型のコンクリート製品の製造方法およびガタツキ音の発生を防止したコン
クリート製蓋を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記の目的を達成するため、本願の第一発明は、加圧成形又は振動加圧成形によって成
形するシート状弾性緩衝材を一体化したコンクリート製品の即時脱型製法において、コン
クリート中に埋設される突起部を備えた前記シート状弾性緩衝材をあらかじめ型枠に設置
し、かつ前記突起部の両端部を打設するコンクリートの細骨材最大寸法より長くカットし
て配置し成形することを特徴とする即時脱型コンクリート製品の製造方法であり、本願の
第二発明は、前記シート状弾性緩衝材が弾性を有するゴム製または樹脂製であることを特
徴とする。
【0013】
また、上記の目的を達成するため、本願の第三発明は、前記シート状弾性緩衝材の突起
部がその頂部にアンカー部を備えたことを特徴とするものであり、本願の第四発明は、前
記シート状弾性緩衝材の突起部のシート面からアンカー部下面までの長さが前記コンクリ
ートの細骨材最大寸法以上とし、本願の第五発明は、前記アンカー部の突起部側面よりの
突き出し長さが前記コンクリートの細骨材最大寸法の1/2以下であることを特徴とする
即時脱型コンクリート製品の製造方法である。
【0014】
そして、本願の第六発明は、加圧成形又は振動加圧成形によって製造されるコンクリー
ト製品の蓋において、ガタツキ音を防止するために該蓋裏面の前記コンクリート製品の蓋
係り部との接触面にシート状弾性緩衝材が一体に設置され、該シート状弾性緩衝材のコン
クリート中に埋設される突起部の長手方向両端部を少なくともコンクリートの細骨材最大
寸法より長くカットして配置された構成としたことを特徴とする即時脱型コンクリート製
蓋である。
【0015】
そして更に、本願の第七発明は、前記シート状弾性緩衝材が蓋本体に埋め込まれる突起
部がその頂部にアンカー部を備え、該アンカー部のシート面からの立ち上がりまでの長さ
が前記コンクリートの細骨材最大寸法以上である構成としたことを特徴とする即時脱型コ
ンクリート製蓋であり、更に本願の第七発明は、前記アンカー部の突起部側面よりの突き
出し長が前記コンクリートの細骨材最大寸法の1/2以下である構成としたことを特徴と
する即時脱型コンクリート製蓋である。
【発明の効果】
【0016】
本発明は以上のような構成であるから、
(1)即時脱型における成形時に、シート状弾性緩衝材のスプリングバックによるコンク
リート製品の端部に亀裂等が発生せず、
(2)シート状弾性緩衝材とコンクリートとの付着が十分な、
(3)シート状弾性緩衝材を一体化した即時脱型コンクリート製品の製造方法を提供する
ことができ、
(4)防音効果の優れたコンクリート製蓋を連続的に生産できる、
といった効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明を図面に示す実施形態により詳細に説明する。図1は本発明の実施方法を
フロー化したもので、通常の即時脱型コンクリート製品の製造方法と変わらない。鉄筋メ
ッシュのような補強筋を必要とする場合には、これが一定のかぶりを有するようにスペー
サー等によって配置される。
【0018】
本発明で使用するシート状弾性緩衝材は、図2の(a),(b),(c) にそれぞれ示
すような、一般に市販された埋め込み用ゴムシートA1,2,を使用することができる
が、本発明では、図2の(c) に示すような、帯状のシート本体1と、該シート本体1の
幅方向の中央から突出する起立部2及びその頂部に設けたアンカー部3とからなる埋め込
み用の突起部4とから構成されたシート状弾性緩衝材Aが推奨される。このシート状弾
性緩衝材の素材としてはゴム製のものが望ましいが、一定の弾性効果を有するものであれ
ば樹脂製のものであってもよく、これらリサイクル材やコンパウンド材であってもよい。
【0019】
しかし、本発明では、図3のコンクリート製品に示すように、図2の(a),(b)お
よび(c) にそれぞれ示すシート状弾性緩衝材A(A1,2,)にあって、その突起部
4の長手方向両端部4A,4Bを、コンクリート製品Wの端部Rから少なくとも使用する
コンクリートの細骨材最大寸法より長くカットしてある。すなわち、例えば、細骨材の最
大骨材寸法が5mmである場合、前記突起部4の長手方向両端部4A及び4Bのカット長
はそれぞれ5mmより大きい。
【0020】
また、本発明では、図2(c) に示すタイプのシート状弾性緩衝材Aについて、その
突起部4を構成する起立部2及びアンカー部3について望ましい形態を提案している。す
なわち、図4に示すように、前記起立部2のシート本体1の上面1Aからの立ち上がり長
さLが打設するコンクリートの細骨材最大寸法以上であり、望ましい形態としては、前
記アンカー部3の前記起立部2側面よりの突き出し長さLが前記コンクリートの細骨材
最大寸法の1/2以下であることを提案している。以下、本発明を実施例に基づいて説明
する。
【実施例1】
【0021】
表1は、粗骨材最大寸法10mm,細骨材最大寸法5mmの普通コンクリート(細骨材
率64%、水セメント比36.5%)および粗骨材最大寸法15mm,細骨材最大寸法5
mmの軽量コンクリート(細骨材率60%、水セメント比30%)を用い、振動プレス成
形機の型枠底板に突起部4の両端部4A及び4Bのカット長Lを変えたシート状弾性緩
衝材を配置して成形した結果を示したものである。シート状弾性緩衝材としては、図2の
(c)に示すタイプのシート状弾性緩衝材Aを用いた。
【0022】
【表1】

【0023】
突起部4の長手方向両端部4A及び4Bのカット長Lが打設するコンクリートの細骨材最大寸法以下の場合には、加圧下面から上面に向けたクラックが発生し易いが、カット長Lが打設するコンクリートの細骨材最大寸法より長い場合にはこうしたクラックがみられない。またカット長Lが打設するコンクリートの粗骨材最大寸法以下の場合には製品Wの隅部のコンクリート充填が悪い一方、コンクリートの粗骨材最大寸法より大きくした場合には製品Wの隅部でもコンクリート充填が十分であった。
【0024】
このように、シート状弾性緩衝材Aに形成した突起部4の長手方向両端部4A,4Bを
打設するコンクリートの細骨材最大寸法より長くそれぞれカットして配置することで、弾
性緩衝材の脱型時のスプリングバックによる成形障害を除去でき、クラックの発生は防止
できる。また、製品Wの四隅にコンクリートが十分充填されるようにするためには、コン
クリートの粗骨材最大寸法より長くカットして配置すれば良い。
【0025】
図4は、埋め込み用突起部付きシート状弾性緩衝材を示したものである。本発明では、
硬練りコンクリートを用いた即時脱型用として、シート状弾性緩衝材Aの突起部4を詳細
に特定している。すなわち、コンクリートに埋め込まれる突起部4は起立部2の頂部に該
起立部2の幅より大きな幅を有するアンカー部3を設けており、かつ前記起立部2のシー
ト面1Aから前記アンカー部3下面までの長さLが使用されるコンクリートの細骨材最
大径以上とし、望ましくは、前記アンカー部3の起立部2側面よりの突き出し長さL
前記コンクリートの細骨材最大径の1/2以下であることを特徴としたものである。
【実施例2】
【0026】
表2は、シート状弾性緩衝材Aの突起部4を構成している起立部2のシート面1Aから
アンカー部3下面までの長さLが即時脱型したコンクリートとの一体に及ぼす影響を検
討したものであり、表3は、同じく突起部4を構成している前記アンカー部3の起立部2
側面よりの突き出し長さLが即時脱型したコンクリートとの一体に及ぼす影響を検討し
たものである。実施例1と同様の普通コンクリート配合およびカット長Lを細骨材最大
寸法より大きくしたシート状緩衝材A(タイプ(c) )を用いて、振動プレス成形機の
型枠底板にシート状緩衝材を配置し、振動プレス成形機によって成形した。
【0027】
【表2】

【0028】
【表3】

【0029】
起立部2のシート面1Aからアンカー部3下面までの長さLが極めて短い場合には一
体性がなく、コンクリート硬化後もシートが簡単に剥がせる状態にある。Lの最短長は
細骨材の最大径であり、モルタル分が十分入り込む必要がある。一方、Lが長くなれば
なるほど一体性は増すが、突起部4が補強されていない場合はこれが加圧力によって押し
つぶされることが懸念される。また、アンカー部3の起立部2側面よりの突き出し長L
は、これが長いとアンカー部3の下部に空隙ができるものと考えられ、シートが抜けない
までも一体性が不十分である。アンカー部3の突き出しは過大に設ける必要はなく、モル
タル分がアンカー部下に十分移動できるように、細骨材の最大寸法の1/2以下とするこ
とが望ましい。
【0030】
以上の結果から、コンクリートの細骨材最大寸法よりカット長Lを長くした場合には
製品Wの隅部にクラックが発生しないが、カット長Lがコンクリートの細骨材最大寸法
以下である場合にはクラックが発生して成形できないことが分かる。また、コンクリート
の細骨材最大寸法よりカット長Lを長くした場合でも、特に、シート状弾性緩衝材の突
起部4の前記長さLが該突起部4が埋め込まれる前記コンクリートの細骨材の最大寸法
以上とし、かつアンカー部3の起立部2側面よりの突き出し長Lが前記コンクリートの
細骨材最大寸法の1/2以下であるものを使用した場合、シート状弾性緩衝材Aとコンク
リートの一体性が強いことが分かる。
【実施例3】
【0031】
表4は、実施例1および実施例2で製作したシート状弾性緩衝材A一体型の側溝蓋を側
溝本体に嵌め込み、シート状弾性緩衝材を設けない従来蓋とのガタツキ音の比較をみたも
のである。実施例1および実施例2で製作したシート状弾性緩衝材一体型の側溝蓋はガタ
ツキがなく、消音効果も十分であることが判明した。ただ前記Lが過剰に長くなるとコ
ンクリートの露出が大きくなり消音効果が不十分となり、前記Lが過剰に長くなるとシ
ート状弾性緩衝材Aが変形し易く不経済となり、また前記Lが過剰に短くなるとアンカ
ー効果が失われるから、Lは細骨材の最大寸法とし、ほゞ粗骨材の最大寸法程度、L
は細骨材の最大寸法よりやや大きく、Lはほぼ細骨材の最大寸法1/2とすることが望
ましい。
【0032】
【表4】

【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明方法の工程を示すフローチャート図である。
【図2】シート状弾性緩衝材の一部を省略した実施形態の斜視図である。
【図3】シート状弾性緩衝材を一体化したコンクリート製品の正面図(a),右側 面図(b)及び底面図(c)である。
【図4】シート状弾性緩衝材の拡大部分斜視面である。
【符号の説明】
【0034】
A シート状弾性緩衝材
1 帯状のシート本体
2 起立部
3 アンカー部
4 突起部
4A,4B 突起部の両端部
突起部のカット長
起立部のシート面からアンカー部下面までの長さ
アンカー部の起立部側面よりの突き出し長
W コンクリート製品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
加圧成形又は振動加圧成形によって成形するシート状弾性緩衝材を一体化したコンクリ
ート製品の即時脱型製法において、コンクリート中に埋設される突起部を備えた前記シー
ト状弾性緩衝材をあらかじめ型枠に設置し、かつ前記突起部の両端部を打設するコンクリ
ートの細骨材最大寸法より長くカットして配置し成形することを特徴とする即時脱型コン
クリート製品の製造方法。
【請求項2】
前記シート状弾性緩衝材が弾性を有するゴム製または樹脂製であることを特徴とする請
求項1記載の即時脱型コンクリート製品の製造方法。
【請求項3】
前記シート状弾性緩衝材の突起部がその頂部にアンカー部を備えたことを特徴とする請
求項1又は2記載の即時脱型コンクリート製品の製造方法。
【請求項4】
前記シート状弾性緩衝材の突起部のシート面からアンカー部までの長さが前記コンクリ
ートの細骨材最大寸法以上であることを特徴とする請求項3記載の即時脱型コンクリート
製品の製造方法。
【請求項5】
前記シート状弾性緩衝材のアンカー部の突起部側面よりの突き出し長さが前記コンクリ
ートの細骨材最大寸法の1/2以下であることを特徴とする請求項4記載の即時脱型コン
クリート製品の製造方法。
【請求項6】
加圧成形又は振動加圧成形によって製造されるコンクリート製品の蓋において、ガタツ
キ音を防止するために該蓋裏面の前記コンクリート製品の蓋係り部との接触面にシート状
弾性緩衝材が一体に設置され、該シート状弾性緩衝材のコンクリート中に埋設される突起
部の長手方向両端部を少なくともコンクリートの細骨材最大寸法より長くカットして配置
された構成としたことを特徴とする即時脱型コンクリート製蓋。
【請求項7】
前記シート状弾性緩衝材の蓋本体に埋め込まれる突起部がその頂部にアンカー部を備え
、該アンカー部のシート面からの立ち上がりまでの長さが前記コンクリートの細骨材最大
寸法以上である構成としたことを特徴とする請求項6記載の即時脱型コンクリート製蓋。
【請求項8】
前記シート状弾性緩衝材のアンカー部の突起部側面よりの突き出し長が前記コンクリー
トの細骨材最大寸法の1/2以下である構成としたことを特徴とする請求項7記載の即時
脱型コンクリート製蓋。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−142512(P2006−142512A)
【公開日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−332131(P2004−332131)
【出願日】平成16年11月16日(2004.11.16)
【出願人】(000201504)前田製管株式会社 (35)
【Fターム(参考)】