説明

反射表面上にインプリントされた又は表示された光学コードを読み取るためのシステム及び方法

反射表面上にインプリントされた光学コードを読み取るための光学コード読み取りシステム及び方法が提供される。このシステムは、複数の光源と、像センサと、プロセッサと、デコーダとを含む。複数の光源は、拡張光源と、直接マーク光学コードといった光学コードを照明するように向けられた直接点光源とを含む。像センサは、光学コードから反射された光を検出し、像を生成する。プロセッサは、像を分析し、像のコード形式を求める。データは、次いで、デコーダによりデコードされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学コード読み取りデバイスを用いた像形成に関する。具体的には、本発明は、反射表面上にインプリントされた光学コードを読み取るためのシステム及び方法に関する。
【背景技術】
【0002】
業界が生産技術及び生産手順を改良し、改善し続けたため、これに対応して、識別データに関連するマーキングを、製造された組立体の部品上に配置することに対する必要条件が課された。これらのマーキングは、例えば、製品製造における歴史的段階の追跡を可能にする。さらに、これらのマーキングは、例えば、製造中、品質管理要員によって、又は、調査過程において政府当局等によって、自動車及び同様なものといった複雑な機械類の部品の識別を可能にする。
【0003】
種々の製品形成手法が業界で使用されている。例えば、UPCコードを支持する紙のタグ又はラベルは、製品の組み立て過程において部品に適用されることが普通である。この方法は、従来技術の光学コード・リーダにより高度に読み取り可能な識別タグを提供する。しかし、多数の適用例においては、こうしたタグ又はラベルがなくなったり、損傷を受けたり、変更されたりし、したがって、コード化を無能なものにすることがある。この欠点は、直接部品マーキング(DPM)により良好に対処されており、その結果、DPMは、広範囲の種類に渡る表面上に配置することができる耐性マーキング又はコード記号を与えることにより、業界での用途おいて広く普及して受け入れられた。
【0004】
DPMにおいては、物理的部品は、金属で形成されたものであれ、プラスチックで形成されたものであれ、ガラスその他の材料で形成されたものであれ、好ましくはエッチング又はドット・ピーニング工程により2D識別記号で直接マークされる。しかし、反射表面又は暗表面といった広範囲の種類に渡る材料表面及びテクスチャ上に直接エッチングされる結果として、記号と背景表面との間のコントラストは制御可能なものではなく、多くの場合、不良なコントラストが典型である。こうした場合においては、どのようなコントラストも、照明光源と異なる表面特性及びテクスチャとの間の相互作用により取得され、したがって、DPMコード記号の正確な読み取り及びデコードには、従来技術のバーコード・スキャナにおいては容易に見出されることのない適当な照明が必須である。
【0005】
一般に、従来技術の像形成スキャナは、用紙をベースとした光学コードを走査するように設計されている。用紙の秀逸な全方向性散乱特性は、光源における構造の殆どを隠す。しかし、本発明の目的である部品は、完全に異なる特徴の表面を有することができる。幾つかの場合においては、滑らかな部品表面は、光源の反射像を形成して、DPM記号が色あせて見えたり、又は、その周囲から見分けられない状態さえ引き起し、こうした状況においては、大きくかつ一様な放出表面を与える拡張光源が望ましい。
【0006】
1つの市販されている従来技術のDPMスキャナ(従来技術の図6aを参照されたい)は、拡張光源を与え、多数の角度を覆う。しかし、このシステムは、本発明に関して特に関心がもたれる2つの制限を有する。第1に、このシステムは、相対的に大きいものであり、スキャナを扱いにくいものにし、一般に、手持ち式コンピューティング・デバイス、すなわち、PDAと統合するのに適していない。第2に、このシステムにより使用される半透明の拡散プレートは、大きくかつ一様な放出表面を与えるのに有効であるように、十分に厚いものでなくてはならない。しかし、過度に厚い拡散プレートは、光を透過するのに特に能率が悪く、したがって、薄い拡散プレートに必要なものより強力な照明を必要とする。
【0007】
他の場合においては、直接点源により取られたDPM像は、特に、ドット・ピーニング法を用いて形成されたDPMマークに対して、最良のコントラストを生成する。ドット・ピーニングは、尖った工具により部品の表面に繰り返し衝撃を与え、したがって、表面上にくぼみを形成する方法である。このくぼみは、照明源の入射角と実質的に同様な角度で光を反射する傾向がある。別の従来技術のDPMスキャナ(従来技術の図6bに示す)は、上述の拡張光源法を直接点源法と組み合わせる。しかし、このスキャナは、前述の拡張光源DPMスキャナより、さらに大きい。
【発明の開示】
【0008】
本発明の態様は、反射表面上にインプリントされた光学コードを読み取るためのシステム及び方法を提供することである。
【0009】
本発明の別の態様は、カメラが装備された手持ち式コンピューティング・デバイス(PDA)又は移動/携帯電話に組み込んで、コード記号を読み取るためのシステム及び方法を提供することである。本発明のこうした実施形態においては、背面光及び/又は正面光を備えたPDA又は携帯電話のスクリーンが拡張光源を与え、像形成は内蔵カメラにより処理される。さらに、LEDを内蔵カメラ上に又は該カメラの近くに取り付けて、直接点光源を与えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明のこれら及びその他の特徴、態様、及び利点は、図面、及び本発明の詳細な説明を参照することにより、より良く理解されるであろう。
【0011】
本発明は、広範囲の標準化された1−D記号論及び2−D記号論に対応する光学コードを読み取り、デコードするのに特に適している。本発明は、さらに、画像処理及び分析のために、PDA及び移動電話といった種々のデバイス内に組み込むように構成することができる。本発明は、DMPコード、特に、移動電話、PDA、及びラップトップ・コンピュータに見出されるLCDスクリーンといった反射表面上にインプリントされる又は表示されるDPMコードの像形成、読み取り、及びデコードについて重点的に述べられる。
【0012】
図2aを参照すると、本発明によるシステム及び方法が示されており、全体が参照番号200により示されている。システム200は、カラー像センサといった像センサ201と、正面光又は背面光ユニットとして構成することができる拡散プレート202aを有する拡張光源202(以下、及び図2b並びに図2cを参照されたい)と、少なくとも1つのLED202bと、直接点光源として作用する第2のLED203と、デコード機能(及び付加的な制御機能)を提供し、データ格納206のため、及び総合的に番号208で示されるホスト・コンピュータ、プリンタ等の外部システムとの通信207のために必要なサポート回路を含むロジック・ボード205上に位置されたプロセッサ204と、を含む。像センサは、当該技術分野に知られるように、自動焦点組立体209に嵌め込んで、したがって、より大きい動作範囲又は作業範囲、及び光学コードのより鮮明な像形成を可能にする。LCDスクリーンその他の反射表面上に表示された光学コードを像形成する場合には、拡張光源202が照明を与え、直接点光源203は非反射表面上の光学コードを照明するのに最適である。
【0013】
図2bに示すように、正面光ユニット210を拡散プレートとして用いる、図2aに示す実施形態の代替的な実施は、二組のLED光源202b及び203を必要とする。一方のLEDの組202bは、光を実質的に正面光ユニット210に透過し、これは次いで、光を実質的に一方向に、外向きに、レンズ209から離れるように透過する。他方のLEDの組203は、光を、正面光210を通して透過して、物体を直接照明する。二組の光源202b及び203は、プロセッサ制御の下で、交互に用いられる。移動電話スクリーン上に表示される読み取りコードの設計のために、第2の組のLED203は必要ではない。正面光ユニット210は、かなり効率的に光をLED202bから結合し、むしろ一様に光を出力するように設計することができる。市販の正面光ユニットが容易に入手可能である。さらに、特定の形数寸法制限を満たすように、カスタム正面光を特別に設計することができる。
【0014】
背面光組立体211を拡散プレートとして用いる、図2aの実施形態の別の構成を図2cに示す。正面光210と背面光211との間の差異は、背面光組立体221は半透明ではないため、カメラ201をこれの後に存在することができないという2つのことがある。しかし、背面光組立体は、背面にミラー(図示せず)を組み込むことができ、通常、これを組み込んでいるため、設計の妥協は少なく、より効率的かつ経済的に形成することができる。物体を光源に対してより中央に位置できるようにレンズ209は幾分傾斜される。
【0015】
図3は、図2aないし図2cに示す本発明の種々の部品を収容するDMP光学コード・リーダ手持ち式ユニット300を示す。手持ち式ユニット300は、光学コード・リーダ分野で一般に採用される「ピストル形数」として構成され、そのような大きさにされる。手持ち式ユニット300の正面部分は、カメラ/像形成組立体302及び背面光ユニット301を与える。しかし、前述のように、背面光ユニット301は、別の形態として正面光とすることができ、この場合には、カメラは、正面光の後に配置することができる(図2bを参照されたい)。DPM走査は、背面光ユニット301及びカメラ/像形成組立体302を起動させるトリガ303を押下げることにより開始される。手持ち式ユニット300とホスト・コンピュータ等との間の通信は、無線システムであるか又はインターフェース・ケーブルにより与えることができる。無線形態には、充電可能であることが好ましい電池電源が備えられており、インターフェース・ケーブル形態は、ケーブル内の導体により必要な電力を取得することができる。
【0016】
さらに、手持ち式ユニット300の正面部分に直接点光源が与えられている場合には、制御部(図示せず)を手持ち式ユニット300に加えて、オペレータが、2つの照明方法間で選択することを可能にすることができる。背面光ユニット301は、さらに、色調整可能であり、オペレータに、多数の照明色を与えることができる。種々の照明色は、特定の表面上にインプリントされたコードが一方の光の波長より別の光の波長の下で、より視認可能になるといった機能目的のために与えられ、したがって、多数の波長を与えることは、オペレータが、特定の用途に最適な色を選択することを可能にする。
【0017】
図4に示す代替的な実施形態においては、本発明は、PDA400の中に組み込まれる。PDAハウジング401は、回転可能組立体404内に収容された内蔵カメラ405と、やはり回転可能組立体404内に収容された少なくとも1つの直接点光源406、並びに、背面光組立体402aをもつLCDスクリーン402を含む。内蔵カメラには、当該技術分野に知られる自動焦点システムが備えられていること有利であるとすることができる。さらに、PDAハウジング401は、幾つかのボタン403を有し、LCDスクリーン402の上に重なるタッチ・センシティブ・メンブレン(図示せず)を有して、ユーザにPDA400との相互作用を与えることができる。PDA400は、さらに、背面光402a、直接点光源406、及び内蔵カメラ405を制御するため、及び、内蔵カメラ405により取得されたコード像を処理し、デコードするために必要なソフトウェアを含む。このソフトウェアにより実行されるステップは、図6のフローチャートにより詳細に示され、以下に述べられる。
【0018】
別の実施形態においては、本発明は、図5に示す携帯電話500の部分である。PDAハウジング501は、回転可能組立体504内に収容された内蔵カメラ505と、やはり回転可能組立体504内に収容された少なくとも1つの直接点光源506、並びに、背面光組立体502aをもつLCDスクリーン502を含む。さらに、携帯電話ハウジング501は、標準的なキーパッド503を有して、ユーザに携帯電話500との相互作用を与える。携帯電話500は、さらに、背面光502a、直接点光源506、及び内蔵カメラ505を制御するため、及び、内蔵カメラ505により取得されたコード像を処理し、デコードするために必要なソフトウェアを含む。このソフトウェアにより実行されるステップは、図6のフローチャートにより詳細に示され、以下に述べられる。
【0019】
図6は、本発明のPDAの実施形態及び携帯電話の実施形態内に取り付けられるソフトウェアにより実行されるステップを示す。以下の説明は、PDAの実施形態に言及するが、携帯電話の実施形態にも等しく適用される。ステップ601は、幾つかのボタン403の組から所定のボタンを作動させることによるユーザの起動を検出することによって走査工程を開始する。プログラムは、LCDスクリーン402を消去するステップ602に進む。ステップ603では背面光402aの起動、ステップ604では直接点光源406の起動、及びステップ605ではカメラ405の起動が、実質的に同じ時に生じる。次いで、ステップ606が実行されて、コード像を収集し、この像をステップ607に送る。ステップ607においては、コード像が分析されて、デコード可能性及びコード形式が求められる。コード形式が識別されると、ステップ608において、適切なデコーダ・アルゴリズムが内部メモリから検索される。ステップ609は、コード像のデコードにより進む。コード情報がLCDスクリーンに表示される。さらに、プログラムは、コード化された部分情報を更新するために、無線通信により遠隔ホスト・コンピュータとの相互作用性を提供すること、プリンタに対する接続性を提供すること等といった付加的な機能を提供するように構成することができる。
【0020】
本発明の述べられた実施形態は、制限的なものではなく、例示的なものであることが意図されており、本発明のすべての実施形態を表すことを意図するものではない。特許請求の範囲において文字通り述べられ、法律において認知される均等技術に述べられる、本発明の精神及び範囲から離れることなく、種々の修正及び変形を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1a】従来技術のDPM光学読み取りシステムを示す。
【図1b】従来技術のDPM光学読み取りシステムを示す。
【図2a】本発明によるDPM光学コード読み取りシステムを示す。
【図2b】本発明による図1aのDPM光学コード読み取りシステムの代替的な構成を示す。
【図2c】本発明による図1aのDPM光学コード読み取りシステムの代替的な構成を示す。
【図3】本発明による手持ち式DPM光学コード読み取りユニットを示す。
【図4】本発明によるPDA形数を有するDPM光学コード読み取りシステムを示す。
【図5】本発明による携帯電話形数を有するDPM光学コード読み取りシステムを示す。
【図6】本発明による、図4のPDA及び図5の携帯電話を制御するソフトウェアにより実行されるステップを示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光学コード読み取り及びデコードシステムであって、
光学コードを照明するための実質的に一様な光を放出し、背面光又は正面光照明システムにより生成される拡張光源と、
前記光学コードの少なくとも1つの像を生成するための像センサと、
前記少なくとも1つの像のデコード可能像を分析し、求めるためのプロセッサと、
前記デコード可能像の少なくとも一部をデコードするためのデコーダと、
を含むことを特徴とする光学コード。
【請求項2】
前記光学コードの一方向性照明を与えるための直接点光源をさらに含む請求項1に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項3】
前記プロセッサが、前記像形成されたコードのコード形式を求めるようにさらに構成された請求項1に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項4】
前記コード形式がUPCコード、データ・マトリックス・コード、又はQRコードである請求項3に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項5】
前記光学コードの前記像を前記像センサ上に合焦するための自動焦点機構をさらに含む請求項1に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項6】
前記システムが、前記像センサとして作用するカメラと、前記拡張光源を与える背面光付きLCDディスプレイと、前記分析及びデコード機能を与えるように構成されたプロセッサとを有する手持ち式デバイスとして構成され、そのような寸法にされた請求項1に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項7】
前記手持ち式デバイスがPDA又は携帯電話である請求項6に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項8】
光学コードを読み取り、デコードするための方法であって、
ユーザ作動組立体により光学コードの像形成を開始するステップと、
拡散及び一様な光を前記光学コードの方向に放射することにより、前記光学コードをターゲット表面上に照明するステップと、
前記光学コードの少なくとも1つの像を生成するステップと、
前記少なくとも1つの像の或る像の少なくとも一部をデコードするステップと、
を含む方法。
【請求項9】
前記光学コードがUPCコード、データ・マトリックス・コード、又はQRコードである請求項8に記載の方法。
【請求項10】
直接点光源から光を放射することにより前記光学コードを照明するステップをさらに含む請求項8に記載の方法。
【請求項11】
前記像を生成する前記ステップが、前記像を像センサ上に自動的に合焦するステップを含む請求項8に記載の方法。
【請求項12】
前記少なくとも1つの像に対応して少なくとも1つのパラメータを分析し、前記少なくとも1つの像のデコード可能像を求めるステップをさらに含み、前記デコード可能像が、その少なくとも一部が前記デコードするステップによりデコードされた像である請求項8に記載の方法。
【請求項13】
光学コード読み取り及びデコードシステムであって、
手持ち式ユニットとして寸法決めされたハウジングと、
前記ハウジング内に配置され、光学コードを照明するための拡散された一様な光源を与えるように構成された照明されたディスプレイと、
少なくとも前記照明されたディスプレイにより照明された前記光学コードを像形成するための前記ハウジング内に統合されたデジタル・カメラと、
前記像形成された光学コードを分析し、デコード可能性及びコード形式を求め、かつ前記像形成された光学コードをデコードするように構成されたプロセッサと、
を含むことを特徴とする光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項14】
直接点(一方向性)照明を前記光学コードに与える第2光源をさらに含む請求項13に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項15】
前記ハウジングがPDAとして寸法決めされた請求項13に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項16】
前記ハウジングが携帯/移動電話として寸法決めされた請求項13に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項17】
前記照明されたディスプレイが前記像形成された光学コードに関する情報を表示するようにさらに構成された背面光付き又は正面光付きLCDスクリーンである請求項13に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項18】
前記デジタル・カメラに、前記光学コード像を前記像センサ上に自動的に合焦するための自動焦点システムが備えられた請求項13に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項19】
前記コード形式が、UPCコード、データ・マトリックス・コード、及びQRコードで構成された群から選択され、各々のコード形式が、それぞれの前記光学コードをデコードするための前記プロセッサにより使用可能な関連するデコードアルゴリズムを有する請求項13に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項20】
前記ハウジング内に一体的に配置されており、前記像形成された光学コードに関連するデータを送信し、受信するように構成された通信組立体をさらに含む請求項13に記載の光学コード読み取り及びデコードシステム。
【請求項21】
拡張ビーム光を生成するための光組立体であって、
第1部分のアレイと、第2部分のアレイとを含む光パイプ、
を含み、前記第1部分のアレイの第1部分が、前記第2部分の第2部分と交互になっており、
それぞれの第1部分に向けられる対応する第1光ビームのアレイを生成する第1光源のアレイと、それぞれの第2部分に向けられる対応する第2光ビームのアレイを生成する第2光源のアレイとを含む光源形成、
を含み、前記第1光ビームのアレイの前記第1光ビームが、前記第2光ビームのアレイの前記第2光ビームと交互になっており、
前記第1部分のアレイのそれぞれの第1部分と、前記第2部分のアレイのそれぞれの第2部分との少なくとも1つが、少なくとも1つの傾斜した表面を含んでおり、前記第1光ビーム及び前記第2光ビームの少なくとも1つの方向を変えるために、前記それぞれの第1部分の前記少なくとも1つの傾斜した表面が前記第1光ビームに対して傾斜しており、前記それぞれの第2部分の前記少なくとも1つの傾斜した表面が前記第2光ビームに対して傾斜しており、隣接する第1光ビームと第2光ビームとの間の間隙を実質的になくし、前記第1光ビームのアレイと前記第2光ビームのアレイとを結合して、前記拡張ビーム光として前記光パイプにより出力される連続光ビームにするようにすることを特徴とする光組立体。
【請求項22】
前記第1部分のアレイと前記第2部分のアレイとが、材料の単片で形成された請求項21に記載の光組立体。
【請求項23】
それぞれの前記第1部分が、前記第1光ビームのアレイを第1の方向から受け取り、前記受け取った光を前記第1の方向において出力する請求項21に記載の光組立体。
【請求項24】
前記第1部分のアレイが光を第1の方向において出力し、
それぞれの前記第2部分が、前記少なくとも1つの傾斜した表面を含み、
前記第2部分のアレイが、前記第2光ビームのアレイを第2の方向から受け取り、前記少なくとも1つの傾斜した表面により、前記受け取った第2光ビームのアレイの方向を変えて、方向が変えられた前記第2光ビームのアレイを前記第1の方向において出力する、
請求項21に記載の光組立体。
【請求項25】
それぞれの前記第2部分の前記少なくとも1つの傾斜した表面が、それぞれの前記第2部分に対する1つの傾斜した表面である請求項24に記載の光組立体。
【請求項26】
それぞれの前記第2部分の前記少なくとも1つの傾斜した表面が、それぞれの前記第2部分に対する2つの傾斜した表面である請求項24に記載の光組立体。
【請求項27】
それぞれの前記第2部分の前記2つの傾斜した表面の一方の傾斜した表面が、少なくとも1つの他方の第2部分の前記2つの傾斜した表面の対応する前記傾斜した表面に連結され、前記連結された傾斜された表面が1つの連続する平らな表面に含まれるようになった請求項26に記載の光組立体。
【請求項28】
前記第1光源のアレイと前記第2光源のアレイとが同じ平面に配置された請求項21に記載の光組立体。
【請求項29】
前記第1光源のアレイと前記第2光源のアレイとが、光を第1の方向及び第2の方向のそれぞれに出力するようになった請求項21に記載の光組立体。
【請求項30】
前記第1光源のアレイと前記第2光源のアレイとが、1つのプリント基板に含まれるようになった請求項21に記載の光組立体。
【請求項31】
前記第1光ビームのアレイと前記第2光ビームのアレイの少なくとも1つのそれぞれの光ビームの幅が、前記それぞれの光ビームが向けられるそれぞれの前記第1部分又は前記第2部分の幅より大きい請求項21に記載の光組立体。
【請求項32】
拡張ビーム光を生成するための光組立体であって、
拡張ビーム光を放出する第1光パイプ、
を含み、前記第1光パイプが、少なくとも1つの入口表面を通して光を受け取り、前記拡張ビーム光を、出口表面を通して放出し、前記少なくとも1つの入口表面は総合的に前記出口表面より実質的に面積が小さいものであり、
光を前記第1光パイプに出力する光源、
を含み、前記光源が、
少なくとも入口表面の第1の群及び第2の群と、光が出力され、前記第1光パイプの前記少なくとも1つの入口表面に与えられる出口表面とを含み、前記入口表面の前記第1の群の少なくとも一部が、前記入口表面の前記第2の群の少なくとも一部に対して同一線上にない、第2光パイプと、
前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面に向けられる対応する第1光ビームのアレイを生成する第1光源のアレイと、前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面に向けられる対応する第2光ビームのアレイを生成する第2光源のアレイとを含む光源形成と、
を含む
ことを特徴とする光組立体。
【請求項33】
前記第1光パイプの前記少なくとも1つの入口表面が実質的に線形である請求項32に記載の光組立体。
【請求項34】
前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面が、前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面と交互になった請求項32に記載の光組立体。
【請求項35】
前記第1光ビームのアレイのそれぞれの第1光ビームが、前記第2光ビームのアレイのそれぞれの第2光ビームと交互になった請求項32に記載の光組立体。
【請求項36】
前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面と前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面との少なくとも1つが、少なくとも1つの傾斜した表面を含んでおり、前記第1光ビーム及び前記第2光ビームの少なくとも1つの方向を変えるために、前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面の前記少なくとも1つの傾斜した表面が、前記第1光ビームに対して傾斜しており、前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面の前記少なくとも1つの傾斜した表面が、前記第2光ビームに対して傾斜しており、隣接する第1光ビームと第2光ビームとの間の間隙を実質的になくし、前記第1光ビームのアレイと前記第2光ビームのアレイとを結合して、前記第2光パイプにより出力され、前記第1光パイプに与えられる光である連続光ビームにするようにすることを特徴とする請求項32に記載の光組立体。
【請求項37】
前記第1光パイプの前記少なくとも1つの入口表面及び前記出口表面の各々が、それぞれの表面域を定義する少なくとも2つの寸法を有し、前記少なくとも1つの入口表面の前記少なくとも2つの寸法の寸法が、前記出口表面の前記少なくとも2つの寸法の寸法と実質的に等しい請求項32に記載の光組立体。
【請求項38】
前記第1光パイプ及び前記第2光パイプが材料の単片で形成された請求項32に記載の光組立体。
【請求項39】
拡張ビーム光を生成するために光を第1光パイプに出力する光組立体のための光源であって、
少なくとも入口表面の第1の群及び第2の群と、光が出力される出口表面とを含む第2光パイプ、
を含み、前記入口表面の前記第1の群の少なくとも一部が、前記入口表面の前記第2の群の少なくとも一部に対して同一線上になく、
前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面に向けられる対応する第1光ビームのアレイを生成する第1光源のアレイと、前記入口表面の第2の群のそれぞれの入口表面に向けられる対応する第2光ビームのアレイを生成する第2光源のアレイとを含む光源形成、
を含み、
前記第1光パイプが、少なくとも1つの入口表面を通して、前記第2光パイプの前記出口表面から出力された光を受け取り、前記拡張ビーム光を、出口表面を通して放出し、前記第1光パイプの少なくとも1つの前記入口表面は総合的に前記第1光パイプの前記出口表面より実質的に面積が小さいことを特徴とする光源。
【請求項40】
前記第2光パイプの前記入口表面の前記第1の群の中心が、実質的に、第1の直線に沿って位置し、前記第2光パイプの前記入口表面の前記第2の群の中心が、実質的に、第2の直線に沿って位置し、前記第1の直線と前記第2の直線とが、実質的に平行である請求項39に記載の光源。
【請求項41】
前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面が、前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面と交互になった請求項39に記載の光源。
【請求項42】
前記第1光ビームのアレイのそれぞれの第1光ビームが、前記第2光ビームのアレイのそれぞれの第2光ビームと交互になった請求項39に記載の光源。
【請求項43】
前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面と前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面との少なくとも1つが、少なくとも1つの傾斜した表面を含んでおり、前記第1光ビーム及び前記第2光ビームの少なくとも1つの方向を変えるために、前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面の前記少なくとも1つの傾斜した表面が、前記第1光ビームに対して傾斜しており、前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面の前記少なくとも1つの傾斜した表面が、前記第2光ビームに対して傾斜しており、隣接する第1光ビームと第2光ビームとの間の間隙を実質的になくし、前記第1光ビームのアレイと前記第2光ビームのアレイとを結合して、前記第2光パイプにより出力され、前記第1光パイプに与えられる光である連続光ビームにするようにすることを特徴とする請求項39に記載の光源。
【請求項44】
前記第1光パイプの前記少なくとも1つの入口表面及び前記出口表面の各々が、それぞれの表面域を定義する少なくとも2つの寸法を有し、前記少なくとも1つの入口表面の前記少なくとも2つの寸法の寸法が、前記出口表面の前記少なくとも2つの寸法の寸法と実質的に等しい請求項39に記載の光源。
【請求項45】
光学コード読み取りシステムであって、
光学コードを照明するための拡張ビーム光を放出する拡張光源と、
前記光学コードにより反射された光を感知し、前記光学コードの少なくとも1つの像に関する信号を生成するための少なくとも1つの像センサと、
前記信号の少なくとも一部を処理し、前記信号に対応するデコード可能像を生成し、前記デコード可能像の少なくとも一部をデコードするための少なくとも1つのプロセッサと、
を含み、
前記拡張光源が、
第1部分のアレイと第2部分のアレイとを含む光パイプ、
を含み、前記第1部分のアレイの第1部分が前記第2部分のアレイの第2部分と交互になっており、
それぞれの第1部分に向けられる対応する第1光ビームのアレイを生成する第1光源のアレイと、それぞれの第2部分に向けられる対応する第2光ビームのアレイを生成する第2光源のアレイとを含む光源形成、
を含み、前記第1光源のアレイの前記第1光ビームが前記第2光ビームのアレイの前記第2光ビームと交互になっており、
前記第1部分のアレイのそれぞれの第1部分と、前記第2部分のアレイのそれぞれの第2部分との少なくとも1つが、少なくとも1つの傾斜した表面を含んでおり、前記第1光ビーム及び前記第2光ビームの少なくとも1つの方向を変えるために、前記それぞれの第1部分の前記少なくとも1つの傾斜した表面が前記第1光ビームに対して傾斜しており、前記それぞれの第2部分の前記少なくとも1つの傾斜した表面が前記第2光ビームに対して傾斜しており、隣接する第1光ビームと第2光ビームとの間の間隙を実質的になくし、前記第1光ビームのアレイと前記第2光ビームのアレイとを結合して、前記光パイプにより、前記拡張ビーム光として出力される連続光ビームにするようにすることを特徴とする光学コード読み取りシステム。
【請求項46】
前記拡張光源が、直接、前記光学コードを照明する請求項45に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項47】
狭いビーム光により前記光学コードを照明するための少なくとも1つの直接点光源をさらに含み、前記少なくとも1つのプロセッサが、さらに、前記拡張光源及び前記少なくとも1つの直接点光源の一方を選択的に動作させるように構成された請求項45に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項48】
前記第1部分のアレイ及び前記第2部分のアレイが材料の単片で構成された請求項45に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項49】
前記第1光ビームのアレイ及び前記第2光ビームのアレイの少なくとも1つのそれぞれの光ビームの幅が、前記それぞれの光ビームが向けられるそれぞれの前記第1部分又は前記第2部分の幅より大きい請求項45に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項50】
光学コード読み取りシステムであって、
光学コードを照明するための拡張ビーム光を放出する拡張光源と、
前記光学コードにより反射された光を感知し、前記光学コードの少なくとも1つの像に関する信号を生成するための少なくとも1つの像センサと、
前記信号の少なくとも一部を処理し、前記信号に対応するデコード可能像を生成し、前記デコード可能像の少なくとも一部をデコードするための少なくとも1つのプロセッサと、
を含み、
前記拡張光源が、
拡張ビーム光を放出する第1光パイプ、
を含み、前記第1光パイプが、少なくとも1つの入口表面を通して光を受け取り、前記拡張ビーム光を、出口表面を通して放出し、前記少なくとも1つの入口表面は総合的に前記出口表面より実質的に面積が小さいものであり、
光を前記第1光パイプに出力する光源、
を含み、前記光源が、
少なくとも入口表面の第1の群及び第2の群と、光が出力され、前記第1光パイプの前記少なくとも1つの入口表面に与えられる出口表面とを含み、前記入口表面の前記第1の群の少なくとも一部が、前記入口表面の前記第2の群の少なくとも一部に対して同一線上にない、第2光パイプと、
前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面に向けられる対応する第1光ビームのアレイを生成する第1光源のアレイと、前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面に向けられる対応する第2光ビームのアレイを生成する第2光源のアレイとを含む光源形成と、
を含む
ことを特徴とする光学コード読み取りシステム。
【請求項51】
前記第1光パイプの前記少なくとも1つの入口表面が実質的に線形である請求項50に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項52】
前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面が、前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面と交互になった請求項50に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項53】
前記第1光ビームのアレイのそれぞれの第1光ビームが、前記第2光ビームのアレイのそれぞれの第2光ビームと交互になった請求項50に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項54】
前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面と前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面との少なくとも1つが、少なくとも1つの傾斜した表面を含んでおり、前記第1光ビーム及び前記第2光ビームの少なくとも1つの方向を変えるために、前記入口表面の前記第1の群のそれぞれの入口表面の前記少なくとも1つの傾斜した表面が、前記第1光ビームに対して傾斜しており、前記入口表面の前記第2の群のそれぞれの入口表面の前記少なくとも1つの傾斜した表面が、前記第2光ビームに対して傾斜しており、隣接する第1光ビームと第2光ビームとの間の間隙を実質的になくし、前記第1光ビームのアレイと前記第2光ビームのアレイとを結合して、前記第2光パイプにより出力され、前記第1光パイプに与えられる光である連続光ビームにするようにすることを特徴とする請求項50に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項55】
前記入口表面の前記第1の群及び前記入口表面の前記第2の群が材料の単片で構成された請求項50に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項56】
前記第1光ビームのアレイ及び前記第2光ビームのアレイの少なくとも1つのそれぞれの光ビームの幅が、前記それぞれの光ビームが向けられるそれぞれの前記第1部分又は前記第2部分の幅より大きい請求項50に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項57】
前記第1の光パイプ及び第2の光パイプが材料の単片で構成された請求項50に記載の光学コード読み取りシステム。
【請求項58】
複数のLEDを含む光源、
を含み、前記複数のLEDの少なくとも一部がLED光バー内に共にパッケージされており、
前記光バーにより放出される光を受け取り、拡張ビーム光を放出する光パイプ、
を含むことを特徴とする正面光組立体。
【請求項59】
前記光パイプが、複数の全反射(TIR)表面を含んで、受け取った光の方向を異なる方向に変えるようになった請求項58に記載の正面光組立体。
【請求項60】
前記光パイプが、少なくとも1つの入口表面を通して光を受け取り、前記拡張ビーム光を、出口表面を通して放出し、前記出口表面及び少なくとも1つの前記入口表面が平行ではない請求項58に記載の正面光組立体。
【請求項61】
前記光パイプが、少なくとも1つの入口表面を通して光を受け取り、前記拡張ビーム光を、出口表面を通して放出し、前記入口表面が前記出口表面より実質的に面積が小さい請求項58に記載の正面光組立体。
【請求項62】
拡張光ビームを生成するためのステップであって、
第1光ビームのアレイを出力するステップと、
前記第1光ビームのアレイを光パイプに向けるステップと、
第2光ビームのアレイを出力するステップと、
を含み、前記第2光ビームのアレイの光ビームが前記第1光ビームのアレイの光ビームと交互になっており、
前記第2光ビームのアレイを前記光パイプに向けるステップと、
前記第1光ビームのアレイと前記第2光ビームのアレイの少なくとも1つの方向を前記光パイプに変えて、隣接する第1光ビームと第2光ビームとの間の間隙をなくし、前記第1光ビームのアレイと前記第2光ビームのアレイとを結合して連続光ビームにするようにするステップと、
前記連続光ビームを前記拡張ビーム光として前記光パイプから出力するステップと、
を含む方法。
【請求項63】
ターゲット表面上の光学コードを読み取るためのステップであって、
光学コードを照明するために、拡張ビーム光を前記光学コードの方向に放出するステップ、
を含み、このステップが、
第1光ビームのアレイを出力するステップと、
前記第1光ビームのアレイを光パイプに向けるステップと、
第2光ビームのアレイを出力するステップと、
を含み、前記第2光ビームのアレイの光ビームが前記第1光ビームのアレイの光ビームと交互になっており、
前記第2光ビームのアレイを前記光パイプに向けるステップと、
前記第1光ビームのアレイと前記第2光ビームのアレイの少なくとも1つの方向を前記光パイプに変えて、隣接する第1光ビームと第2光ビームとの間の間隙をなくし、前記第1光ビームのアレイと第2光ビームのアレイとを結合して連続光ビームにするようにするステップと、
前記連続光ビームを前記拡張ビーム光として前記光パイプから出力するステップと、
を含み、
前記光学コードから反射された光を感知するステップと、
前記感知された光に対応して前記光学コードの少なくとも1つの像を生成するステップと、
前記少なくとも1つの像の少なくとも一部をデコードするステップと、
を含む方法。
【請求項64】
像形成デバイスであって、
像形成されるべきターゲットを照明するための拡張ビーム光を出力する光組立体、
を含み、前記光組立体が、
少なくとも1つの光ビームを出力する少なくとも1つの光源を有する光源形成と、
前記少なくとも1つの光ビームを受け取る光パイプ、
を含み、前記光パイプが、
前記少なくとも1つの光ビームの少なくとも一部の方向を変えるための少なくとも1つの傾斜した表面と、
前記方向を変えられた光からの光が出て行く外面と、
を含み、前記出ていく光が前記外面に対して垂直に該外面を出て行くベクトルからずらされた所定の角度で前記外面を出て行き、
カメラ、
を含み、前記カメラが、
前記ターゲットにより反射された光を感知し、前記ターゲットの少なくとも1つの像に関する信号を生成するためのセンサ・アレイと、
前記反射された光を前記センサ・アレイ上に合焦するための少なくとも1つのレンズを有し、かつ光学軸を有する光学組立体と、
を含み、
前記光組立体が、前記光学軸に対して垂直な軸の周りで所定の角度だけ前記光組立体を回転させることにより傾斜される、
ことを特徴とする像形成デバイス。
【請求項65】
前記像形成デバイスが光学コード・リーダである請求項64に記載の像形成デバイス。
【請求項66】
前記ターゲットを照明するための少なくとも1つの直接点光源をさらに含み、前記直接点光源及び前記光組立体の一方が前記ターゲットを照明するために選択される請求項64に記載の像形成デバイス。
【請求項67】
前記光組立体が、前記カメラの正面に配置された正面光組立体である請求項64に記載の像形成デバイス。
【請求項68】
前記ターゲットを照明するための少なくとも1つの直接点光源をさらに含み、前記直接点光源及び前記光組立体の一方が前記ターゲットを照明するために選択され、
前記光組立体が、前記カメラ及び前記直接点光源の正面に配置された正面光組立体であり、
前記光組立体の傾斜が、前記光組立体から前記カメラ上への前記直接点光源により生成された光の反射を最小にするようになった、
請求項64に記載の像形成デバイス。
【請求項69】
前記光組立体が、さらに、前記像形成デバイスのウィンドウとして機能する請求項64に記載の像形成デバイス。

【図1a】
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【図1b】
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【図2a】
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【図2b】
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【図2c】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2007−526579(P2007−526579A)
【公表日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−501851(P2007−501851)
【出願日】平成17年2月28日(2005.2.28)
【国際出願番号】PCT/US2005/006045
【国際公開番号】WO2005/086071
【国際公開日】平成17年9月15日(2005.9.15)
【出願人】(599101597)シンボル テクノロジーズ インコーポレイテッド (68)
【Fターム(参考)】