喫煙品用パッケージ
パネル(1100)の第1及び第2の部分(1110、1120)によって互いに連結された第1、第2及び第3の実質的に平行六面体の容器(300、500、700)を含み、各容器は、前壁(301、501、701)、後壁(302、502、702)、第1の側壁(303、503、703)及び第2の側壁(304、504、704)を有する喫煙品を収納するためのパッケージ(100)であって、前壁及び後壁はそれぞれ各側壁よりも大きく、前記容器それぞれの前壁または後壁の少なくとも一方が前記パネルを含む、パッケージが提供される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はパッケージに関する。特に、本発明はパネルのいくつかの部分によって互いに連結された第1、第2及び第3の容器を含む喫煙品用のパッケージに関するが、これに限定するものではない。
【0002】
本明細書中で使用する「喫煙品」なる用語は、タバコ、タバコ派生物、膨張タバコ、再生タバコまたはタバコ代替物および熱によって燃焼しない製品から得られる紙巻きタバコ、シガーおよびシガリロなどの喫煙可能な製品を含む。
【背景技術】
【0003】
従来から、喫煙品用パッケージは、ヒンジ式の蓋付きの剛性の箱形状のものが知られている。その箱は通常、金属箔紙の密封されたパケットに包まれた複数の喫煙品、例えば20本の紙巻きタバコなどを収納する。未開封のパッケージから喫煙品を取り出すために、使用者は内部の喫煙品に触れることができるように金属箔パケットの封を切る。しかしながら、金属箔パケットを開封することによって、箱内の全ての喫煙品が箱の外の空気に直ちに晒されるので、喫煙品の鮮度を失い始める原因になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この問題を解決するために喫煙品が複数の密封金属箔パケットに分けられるように、2つ以上の箱を含むパッケージを提供することが提案されている。このような複数のパケットを有するパッケージでは、より少ない数の喫煙品がそれぞれの金属箔パケットに収納され、したがって、特定の金属箔パケットの封が切られたときに箱外の空気に晒される喫煙品の数は少なくなる。
【0005】
そのようなパッケージを提供することには、いくつかの理由で問題がある。たとえば、複数のパケットを有するパッケージは、それら個々のパケットが残りのパッケージから外れやすくなるので、耐久性が乏しくなる場合がある。さらに、複数のパケットを設けることによって、パッケージが使用するにつれて早く損耗するという意味で、パケットが比較的脆くて壊れやすくなることがよくある。これにより複数のパケットを有するパッケージを使用し難くし、従来の剛性のある箱と比較すると、パッケージの内部の紙巻きタバコが損傷する可能性を高めることにつながる。さらに、複数のパケットを使用することは、それが従来のパッケージよりもさらに複雑な構造を有することを意味し、対応する製造工程を複雑にすることにつながる。特に、複数のパケットを有する構造が複雑なパーケージは、そのようなパッケージの表面に情報を印刷する際に、時間および費用がかかってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明では喫煙品を収納するためのパッケージが供され、そのパッケージはパネルの第1及び第2の部分によって互いに連結された第1、第2及び第3の実質的に平行六面体の容器を含み、各容器は、前壁、後壁、第1の側壁及び第2の側壁を有し、前壁及び後壁はそれぞれ各側壁よりも大きく、各容器の前壁または後壁の少なくとも一方がそのパネルを含む。
【0007】
パネルは、第1、第2及び第3容器のそれぞれの前壁または後壁の外面を形成する第3、第4及び第5の部分を含む。
【0008】
パネルは、少なくとも2つの容器の前壁及び後壁の両方の外面を形成してもよい。
【0009】
パッケージは、単一のパネルから形成してもよい。
【0010】
それぞれの容器は、パネルの一部と、パネルに接合された実質的に平行六面体の箱を含んでもよい。
【0011】
それぞれの容器の前壁または後壁の少なくとも一方は、実質的に平行六面体の箱のうちの1つからなるセクションをさらに含んでもよい。
【0012】
箱は内蔵式(self-contained)ユニットであってもよく、それぞれの箱の一面がパネルの表面に接着されてもよい。
【0013】
上記容器のうちの少なくとも1つが複数の喫煙品を収納してもよい。
【0014】
情報をパッケージの使用者が視認できるようにパネルに印刷してもよい。
【0015】
パッケージは、第1、第2及び第3の容器が平行六面体の形状になるように重ね合わせられたコンパクト化された状態になるように可動である。
【0016】
また本発明では上記パッケージのブランクが提供される。
【0017】
本発明の実施態様を、添付図面を参照し、あくまで例示を目的として以下に詳述する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】開いた形態にある喫煙品用パッケージの一例を正面から示した斜視図であり、パッケージはパネルのいくつかの部分によって連結された第1、第2及び第3の容器を含む。
【図2】図1に示した開いた形態にある喫煙品用パッケージを背面側から示した斜視図である。
【図3】半分開いた形態にある喫煙品用パッケージを正面から示した斜視図であり、第1容器が第2容器に対面するように位置合わせされ、積み重ねられている。
【図4】コンパクト化された状態にある喫煙品用パッケージを正面から示した斜視図であり、第1、第2及び第3容器が互いに面するように全てが位置合わせされ、積層体を形成している。
【図5】コンパクト化された状態にある喫煙品用パッケージの斜視図であり、第1、第2及び第3容器の側壁がパネルの一部によって覆われている。
【図6】コンパクト化された状態にある喫煙品用パッケージの斜視図であり、第1及び第2容器の側壁がパネルの一部によって覆われている。
【図7】喫煙品を収納し、かつ、喫煙品用パッケージの第1、第2及び第3容器のうちの1つを形成するための実質的に平行六面体の箱の第1の視点における斜視図である。
【図8】喫煙品を収納し、かつ、喫煙品用パッケージの第1、第2及び第3容器のうちの1つを形成するための実質的に平行六面体の箱の第2の視点における斜視図である。
【図9】パッケージがコンパクト化された状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第1の例の開口端部を示し、さらに第1、第2及び第3の箱の面とパネルとの間の接合状態を示す平面図である。
【図10】パッケージが開いた状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第1の例の開口端部を示し、さらに第1、第2及び第3の箱の面とパネルとの間の接合状態を示す平面図である。
【図11】パッケージがコンパクト化された状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第2の例の開口端部を示し、さらに第1、第2及び第3の箱の面とパネルとの間の接合状態を示す平面図である。
【図12】パッケージが開いた状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第2の例の開口端部を示し、さらに第1、第2及び第3の箱の面とパネルとの間の接合状態を示す平面図である。
【図13】パッケージがコンパクト化された状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第3の例の開口端部を示す平面図である。
【図14】パッケージが開いた状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第3の例の開口端部を示す平面図である。
【図15】開いた状態にある喫煙品用パッケージを正面から示した斜視図であり、パッケージには折りたたみ式の蓋が設けられ、該蓋が開いた状態に示されている。
【図16】コンパクト化された状態にある喫煙品用パッケージを正面から示した斜視図であり、パッケージには折りたたみ式の蓋が設けられ、該蓋が閉じた状態に示されている。
【図17】喫煙品用パッケージの側面図であり、パッケージに設けられた折りたたみ式の蓋には舌部が設けられ、さらに第3容器の前壁は舌部を受けるためのスロットを含んでいる。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1と2は、喫煙品用のパッケージ100の正面側斜視図及び背面側斜視図である。パッケージ100は、開いた状態に示されており、それぞれが複数の喫煙品900を収納するのに適した第1容器300、第2容器500及び第3容器700を含む。以下に示す例においてパッケージ100は、紙巻きタバコのパッケージとして説明する。しかし、当然のことながら、パッケージ100は、たとえば上記に挙げた喫煙品や、または嗅ぎたばこ(snuff)やスヌースなどの非喫煙式のタバコ製品などの別の形式の喫煙品を収納するのにも適している。
【0020】
この例では、容器300、500、700は、それぞれ外観が実質的に平行六面体であり、前壁301、501、701、後壁302、502、702、第1の側壁303、503、703、第2の側壁304、504、704及び底壁305、505、705を含む。また容器300、500、700は、それぞれ喫煙品900を容器300、500、700に挿入し、そして各容器から喫煙品900を取り出すための開口端部306、506、706を含む。容器300、500、700は、紙巻きタバコパッケージ100が図1及び2に示す開いた形態にあるときに、パッケージ100の背面側を横断するパネル1100の部分1110、1120によって互いに連結されている。パネルの部分1110、1120は、容器300、500、700を相互に移動可能にし、このことは、パッケージ100が開いた状態とコンパクト化された状態の両方の状態になるることを意味する。
【0021】
より具体的には、図1及び2で例示するように、第1及び第2容器300、500は、パネル1100の第1の部分1110によって接続され、第2及び第3容器500、700はパネル1100の第2の部分1120によって接続されている。この例では、これら第1及び第2パネル部分1110、1120は、第1及び第3容器300、700のそれぞれが第2容器500の周囲で枢動できるように、容器300、500、700をヒンジ式に接続されている。同様に、第1及び第2パネル部分1110、1120によって第2容器500は、第1及び第3容器300、700のそれぞれの周囲で枢動できるようになっている。図2において点線で示されているようにパネル1100は、ヒンジ線を含んでもよく、これらヒンジ線を中心に第1及び第2パネル部分1110、1120および第1から第3容器300、500、700が枢動することができる。容器300、500、700が枢動可能であることによって、容器300、500、700を、たとえば図3から図6に示すように、互いに重ねた状態に折りたたみ、パッケージ100をコンパクト化することが可能になる。コンパクト化された状態にあるとき、パッケージ100の外観形状は、単一の剛性の箱から構成された従来の紙巻きタバコパッケージと似た外観形状を有する。
【0022】
この例において、図4、5及び6を参照すると、パッケージ100がコンパクト化された状態にあるとき、第1容器300は、第2容器500と第3容器700の間に挟まれる。例えば、パッケージ100が図5及び6に示すように配向された場合、第2容器500は、重ねられた容器300、500、700の一番下に位置し、第1容器300は第2容器500の上に位置し、さらに第3容器700は第1容器300の上に位置する。このような積層体において、第1容器300の前壁301は第2容器500の前壁501に面し、さらに第3容器700の前壁701は、第1容器300の後壁302に面する。
【0023】
再度図1及び2を参照すると、第1容器300と第2容器500を接続する第1パネル部分1110の幅は、第2容器500と第3容器700を接続する第2パネル部分1120の幅よりも実質的に短い。さらに詳細には、この例において、第1パネル部分1110の幅は、第2パネル部分1120の幅の約3分の2である。第1パネル部分1110の幅は、パッケージ100が図4から6に示されたコンパクト化された状態にあるときの、第2容器500の後壁502と第1容器300の後壁302との間の距離に対応する。そのため、第1パネル部分1110の幅は、第1容器300の第1側面壁303の幅と、第2容器500の第2側面壁504の幅と、第3容器700の第1側面壁703の幅の合計に実質的に等しい。
【0024】
同様に、第2パネル部分1120の幅は、パッケージ100が図4から6に示すコンパクト化された状態にあるとき、第2容器500の後壁502と第3容器700の後壁702との間の距離に対応する。したがって、この例において、第2パネル部分1120の幅は、第1容器300の第2側壁304の幅と、第2容器500の第1側壁503の幅の合計に実質的に等しい。このようにして、第1パネル部分1110と第2パネル部分1120の幅の違いによって容器300、500、700を共に折りたたんだ時に、容器300、500、700の縁部間に正確な距離の間隔を供し、それによって容器300、500、700が折り重ねやすくなる。
【0025】
第1及び第2パネル部分1110、1120は、その長さが実質的に等しくてもよいが、しかし当然のことながら、第1及び第2パネル部分の長さが異なるパッケージ100の実施態様も同様に可能である。この例において、第1及び第2パネル部分1110、1120のそれぞれの長さは、当該パネル部分1110、1120が接続される容器300、500、700の側壁303、503、703、304、504、704の長さに実質的に等しい。
【0026】
図2に示すように、第1パネル部分1110と第2パネル部分1120は、パッケージ100が開いた形態にある時にパッケージ100の背面側を横断する連続するパネル1100の部分である。上述した第1及び第2パネル部分1110、1120に加え、連続するパネル1100は、容器300、500、700のそれぞれの後壁302、502、702の外面を形成する第3の部分1130、第4の部分1140及び第5の部分1150も含む。
【0027】
一例において、容器300、500、700の構造は、図13及び14で示されるように、パネル1100のみから形成される。しかしながら、この例では、容器300、500、700のそれぞれが、喫煙品を収納するための空洞360、560、760を有する内蔵式の実質的に平行六面体の箱350、550、750を含んでいる。このような平行六面体の箱の例を図7及び8に示す。箱350、550、750は、それぞれ前面351、551、751、後面352、552、752、第1側面353、553、753、第2側面354、554、754、端面355、555、755及び空洞360、560、760内の内容物を取り出すための開口端部356、556、756を有する。箱350、550、750のそれぞれの後面352、552、752は、図9から12に示すように、パネル1100の第3、第4及び第5部分1130、1140、1150のひとつに接合される。さらに具体的にいえば、この例では、パッケージ100が開いた形態にあるとき、パネル1100が、平行六面体の箱350、550、750の全ての後面352、552、752を横断するように、第1の箱350の後壁352はパネル1100の第3部分1130に接合され、第2の箱550の後面552はパネル1100の第4部分1140に接合され、さらに第3の箱750の後面752はパネル1100の第5部分1150に接合される。
【0028】
パネル1100は、たとえば適切な接着剤を含む接合手段1300を用いて箱350、550、750のそれぞれの後面352、552、752に接合される。この例において、パネル1100の第3から第5部分1130、1140、1150は、実質的に箱350、550、750の後面352、552、752全面を覆う。これにより接着剤が面352、552、752の広い範囲に亘って塗布され、箱350、550、750と、パネル1100の第3から第5部分1130、1140、1150とをしっかりと、かつ、確実に固定することができる。このようにして箱350、550、750をパネルに固定することによって、パッケージ100に高い水準の耐久性を付与し、さらに、使用時にパネル1100から箱350、550、750が外れる可能性を低減する。
【0029】
図9から12に示すように、パネル1100の第3、第4及び第5部分1130、1140、1150は、平行六面体の箱350、550、750の後面352、552、752と共に、パッケージ100の容器300、500、700の後壁302、502、702をそれぞれ構成する。第3から第5部分1130、1140、1150は、容器300、500、700それぞれの後壁302、502、702の外面を形成し、このことは、なんらかの情報をこれらパネル部分1130、1140、1150の表面に印刷可能であり、情報を箱350、550、750に印刷する必要なくユーザーに表示できることを意味する。
【0030】
図9から12を参照すると、パネル1100はさらに、第1容器300の第1側壁303、第1容器300の前壁301、第3容器700の第2側壁704及び第3容器700の前壁701のそれぞれの外面を形成するための第6、第7、第8及び第9の部分1160、1170、1180、1190を含んでもよい。実際には、全ての容器300、500、700の全ての壁の外面をパネル1100で形成してもよい。
【0031】
パネル1100の第1部分から第9部分1110、1120、1130、1140、1150、1160、1170、1180、1190は、そのいずれにもユーザーに情報を提示するために印刷可能である。情報は、パッケージが上記のようなコンパクト化された状態び開いた状態のいずれの状態であっても、視認できる。このように情報が提示できるので、内蔵式の箱350、550、750の表面に情報を印刷する必要がなくなる。
【0032】
したがって、パネル1100は、パッケージ100の剛性と頑丈性を両方を高め、さらに製造中に情報を印刷しなければならないパッケージ100の構成部品の数を減らす。
【0033】
判りやすくするために、上述の例のパッケージ100は、蓋のない状態で説明し、図1から図14に示している。しかしながら、図1から図14に関して説明した全ての例のパッケージ100は、図15及び16に示すような蓋1500を含んでもよい。蓋1500は、パネル1100から形成可能であり、さらに、蓋1500が閉じられたときに、蓋1500を所定の位置に保持するために第3容器700の後壁702に設けられた溝1155によって受け入れられるように構成される舌部1510を含んでもよい。舌部1510を受けるための溝1155は、パネル1100の第5部分1150に設けられてもよい。
【0034】
パッケージ100は、たとえばプラスチック加工された厚紙、厚紙及び/または好適なプラスチックなどの材料から形成されてもよいが、しかし当然のことながら、多くの別の材料もまた好適に利用可能である。本発明は特許請求の範囲内の変性および種々の変形例をも包含するものである。
【技術分野】
【0001】
本発明はパッケージに関する。特に、本発明はパネルのいくつかの部分によって互いに連結された第1、第2及び第3の容器を含む喫煙品用のパッケージに関するが、これに限定するものではない。
【0002】
本明細書中で使用する「喫煙品」なる用語は、タバコ、タバコ派生物、膨張タバコ、再生タバコまたはタバコ代替物および熱によって燃焼しない製品から得られる紙巻きタバコ、シガーおよびシガリロなどの喫煙可能な製品を含む。
【背景技術】
【0003】
従来から、喫煙品用パッケージは、ヒンジ式の蓋付きの剛性の箱形状のものが知られている。その箱は通常、金属箔紙の密封されたパケットに包まれた複数の喫煙品、例えば20本の紙巻きタバコなどを収納する。未開封のパッケージから喫煙品を取り出すために、使用者は内部の喫煙品に触れることができるように金属箔パケットの封を切る。しかしながら、金属箔パケットを開封することによって、箱内の全ての喫煙品が箱の外の空気に直ちに晒されるので、喫煙品の鮮度を失い始める原因になる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この問題を解決するために喫煙品が複数の密封金属箔パケットに分けられるように、2つ以上の箱を含むパッケージを提供することが提案されている。このような複数のパケットを有するパッケージでは、より少ない数の喫煙品がそれぞれの金属箔パケットに収納され、したがって、特定の金属箔パケットの封が切られたときに箱外の空気に晒される喫煙品の数は少なくなる。
【0005】
そのようなパッケージを提供することには、いくつかの理由で問題がある。たとえば、複数のパケットを有するパッケージは、それら個々のパケットが残りのパッケージから外れやすくなるので、耐久性が乏しくなる場合がある。さらに、複数のパケットを設けることによって、パッケージが使用するにつれて早く損耗するという意味で、パケットが比較的脆くて壊れやすくなることがよくある。これにより複数のパケットを有するパッケージを使用し難くし、従来の剛性のある箱と比較すると、パッケージの内部の紙巻きタバコが損傷する可能性を高めることにつながる。さらに、複数のパケットを使用することは、それが従来のパッケージよりもさらに複雑な構造を有することを意味し、対応する製造工程を複雑にすることにつながる。特に、複数のパケットを有する構造が複雑なパーケージは、そのようなパッケージの表面に情報を印刷する際に、時間および費用がかかってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明では喫煙品を収納するためのパッケージが供され、そのパッケージはパネルの第1及び第2の部分によって互いに連結された第1、第2及び第3の実質的に平行六面体の容器を含み、各容器は、前壁、後壁、第1の側壁及び第2の側壁を有し、前壁及び後壁はそれぞれ各側壁よりも大きく、各容器の前壁または後壁の少なくとも一方がそのパネルを含む。
【0007】
パネルは、第1、第2及び第3容器のそれぞれの前壁または後壁の外面を形成する第3、第4及び第5の部分を含む。
【0008】
パネルは、少なくとも2つの容器の前壁及び後壁の両方の外面を形成してもよい。
【0009】
パッケージは、単一のパネルから形成してもよい。
【0010】
それぞれの容器は、パネルの一部と、パネルに接合された実質的に平行六面体の箱を含んでもよい。
【0011】
それぞれの容器の前壁または後壁の少なくとも一方は、実質的に平行六面体の箱のうちの1つからなるセクションをさらに含んでもよい。
【0012】
箱は内蔵式(self-contained)ユニットであってもよく、それぞれの箱の一面がパネルの表面に接着されてもよい。
【0013】
上記容器のうちの少なくとも1つが複数の喫煙品を収納してもよい。
【0014】
情報をパッケージの使用者が視認できるようにパネルに印刷してもよい。
【0015】
パッケージは、第1、第2及び第3の容器が平行六面体の形状になるように重ね合わせられたコンパクト化された状態になるように可動である。
【0016】
また本発明では上記パッケージのブランクが提供される。
【0017】
本発明の実施態様を、添付図面を参照し、あくまで例示を目的として以下に詳述する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】開いた形態にある喫煙品用パッケージの一例を正面から示した斜視図であり、パッケージはパネルのいくつかの部分によって連結された第1、第2及び第3の容器を含む。
【図2】図1に示した開いた形態にある喫煙品用パッケージを背面側から示した斜視図である。
【図3】半分開いた形態にある喫煙品用パッケージを正面から示した斜視図であり、第1容器が第2容器に対面するように位置合わせされ、積み重ねられている。
【図4】コンパクト化された状態にある喫煙品用パッケージを正面から示した斜視図であり、第1、第2及び第3容器が互いに面するように全てが位置合わせされ、積層体を形成している。
【図5】コンパクト化された状態にある喫煙品用パッケージの斜視図であり、第1、第2及び第3容器の側壁がパネルの一部によって覆われている。
【図6】コンパクト化された状態にある喫煙品用パッケージの斜視図であり、第1及び第2容器の側壁がパネルの一部によって覆われている。
【図7】喫煙品を収納し、かつ、喫煙品用パッケージの第1、第2及び第3容器のうちの1つを形成するための実質的に平行六面体の箱の第1の視点における斜視図である。
【図8】喫煙品を収納し、かつ、喫煙品用パッケージの第1、第2及び第3容器のうちの1つを形成するための実質的に平行六面体の箱の第2の視点における斜視図である。
【図9】パッケージがコンパクト化された状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第1の例の開口端部を示し、さらに第1、第2及び第3の箱の面とパネルとの間の接合状態を示す平面図である。
【図10】パッケージが開いた状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第1の例の開口端部を示し、さらに第1、第2及び第3の箱の面とパネルとの間の接合状態を示す平面図である。
【図11】パッケージがコンパクト化された状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第2の例の開口端部を示し、さらに第1、第2及び第3の箱の面とパネルとの間の接合状態を示す平面図である。
【図12】パッケージが開いた状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第2の例の開口端部を示し、さらに第1、第2及び第3の箱の面とパネルとの間の接合状態を示す平面図である。
【図13】パッケージがコンパクト化された状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第3の例の開口端部を示す平面図である。
【図14】パッケージが開いた状態にあるときの、第1、第2及び第3容器の第3の例の開口端部を示す平面図である。
【図15】開いた状態にある喫煙品用パッケージを正面から示した斜視図であり、パッケージには折りたたみ式の蓋が設けられ、該蓋が開いた状態に示されている。
【図16】コンパクト化された状態にある喫煙品用パッケージを正面から示した斜視図であり、パッケージには折りたたみ式の蓋が設けられ、該蓋が閉じた状態に示されている。
【図17】喫煙品用パッケージの側面図であり、パッケージに設けられた折りたたみ式の蓋には舌部が設けられ、さらに第3容器の前壁は舌部を受けるためのスロットを含んでいる。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1と2は、喫煙品用のパッケージ100の正面側斜視図及び背面側斜視図である。パッケージ100は、開いた状態に示されており、それぞれが複数の喫煙品900を収納するのに適した第1容器300、第2容器500及び第3容器700を含む。以下に示す例においてパッケージ100は、紙巻きタバコのパッケージとして説明する。しかし、当然のことながら、パッケージ100は、たとえば上記に挙げた喫煙品や、または嗅ぎたばこ(snuff)やスヌースなどの非喫煙式のタバコ製品などの別の形式の喫煙品を収納するのにも適している。
【0020】
この例では、容器300、500、700は、それぞれ外観が実質的に平行六面体であり、前壁301、501、701、後壁302、502、702、第1の側壁303、503、703、第2の側壁304、504、704及び底壁305、505、705を含む。また容器300、500、700は、それぞれ喫煙品900を容器300、500、700に挿入し、そして各容器から喫煙品900を取り出すための開口端部306、506、706を含む。容器300、500、700は、紙巻きタバコパッケージ100が図1及び2に示す開いた形態にあるときに、パッケージ100の背面側を横断するパネル1100の部分1110、1120によって互いに連結されている。パネルの部分1110、1120は、容器300、500、700を相互に移動可能にし、このことは、パッケージ100が開いた状態とコンパクト化された状態の両方の状態になるることを意味する。
【0021】
より具体的には、図1及び2で例示するように、第1及び第2容器300、500は、パネル1100の第1の部分1110によって接続され、第2及び第3容器500、700はパネル1100の第2の部分1120によって接続されている。この例では、これら第1及び第2パネル部分1110、1120は、第1及び第3容器300、700のそれぞれが第2容器500の周囲で枢動できるように、容器300、500、700をヒンジ式に接続されている。同様に、第1及び第2パネル部分1110、1120によって第2容器500は、第1及び第3容器300、700のそれぞれの周囲で枢動できるようになっている。図2において点線で示されているようにパネル1100は、ヒンジ線を含んでもよく、これらヒンジ線を中心に第1及び第2パネル部分1110、1120および第1から第3容器300、500、700が枢動することができる。容器300、500、700が枢動可能であることによって、容器300、500、700を、たとえば図3から図6に示すように、互いに重ねた状態に折りたたみ、パッケージ100をコンパクト化することが可能になる。コンパクト化された状態にあるとき、パッケージ100の外観形状は、単一の剛性の箱から構成された従来の紙巻きタバコパッケージと似た外観形状を有する。
【0022】
この例において、図4、5及び6を参照すると、パッケージ100がコンパクト化された状態にあるとき、第1容器300は、第2容器500と第3容器700の間に挟まれる。例えば、パッケージ100が図5及び6に示すように配向された場合、第2容器500は、重ねられた容器300、500、700の一番下に位置し、第1容器300は第2容器500の上に位置し、さらに第3容器700は第1容器300の上に位置する。このような積層体において、第1容器300の前壁301は第2容器500の前壁501に面し、さらに第3容器700の前壁701は、第1容器300の後壁302に面する。
【0023】
再度図1及び2を参照すると、第1容器300と第2容器500を接続する第1パネル部分1110の幅は、第2容器500と第3容器700を接続する第2パネル部分1120の幅よりも実質的に短い。さらに詳細には、この例において、第1パネル部分1110の幅は、第2パネル部分1120の幅の約3分の2である。第1パネル部分1110の幅は、パッケージ100が図4から6に示されたコンパクト化された状態にあるときの、第2容器500の後壁502と第1容器300の後壁302との間の距離に対応する。そのため、第1パネル部分1110の幅は、第1容器300の第1側面壁303の幅と、第2容器500の第2側面壁504の幅と、第3容器700の第1側面壁703の幅の合計に実質的に等しい。
【0024】
同様に、第2パネル部分1120の幅は、パッケージ100が図4から6に示すコンパクト化された状態にあるとき、第2容器500の後壁502と第3容器700の後壁702との間の距離に対応する。したがって、この例において、第2パネル部分1120の幅は、第1容器300の第2側壁304の幅と、第2容器500の第1側壁503の幅の合計に実質的に等しい。このようにして、第1パネル部分1110と第2パネル部分1120の幅の違いによって容器300、500、700を共に折りたたんだ時に、容器300、500、700の縁部間に正確な距離の間隔を供し、それによって容器300、500、700が折り重ねやすくなる。
【0025】
第1及び第2パネル部分1110、1120は、その長さが実質的に等しくてもよいが、しかし当然のことながら、第1及び第2パネル部分の長さが異なるパッケージ100の実施態様も同様に可能である。この例において、第1及び第2パネル部分1110、1120のそれぞれの長さは、当該パネル部分1110、1120が接続される容器300、500、700の側壁303、503、703、304、504、704の長さに実質的に等しい。
【0026】
図2に示すように、第1パネル部分1110と第2パネル部分1120は、パッケージ100が開いた形態にある時にパッケージ100の背面側を横断する連続するパネル1100の部分である。上述した第1及び第2パネル部分1110、1120に加え、連続するパネル1100は、容器300、500、700のそれぞれの後壁302、502、702の外面を形成する第3の部分1130、第4の部分1140及び第5の部分1150も含む。
【0027】
一例において、容器300、500、700の構造は、図13及び14で示されるように、パネル1100のみから形成される。しかしながら、この例では、容器300、500、700のそれぞれが、喫煙品を収納するための空洞360、560、760を有する内蔵式の実質的に平行六面体の箱350、550、750を含んでいる。このような平行六面体の箱の例を図7及び8に示す。箱350、550、750は、それぞれ前面351、551、751、後面352、552、752、第1側面353、553、753、第2側面354、554、754、端面355、555、755及び空洞360、560、760内の内容物を取り出すための開口端部356、556、756を有する。箱350、550、750のそれぞれの後面352、552、752は、図9から12に示すように、パネル1100の第3、第4及び第5部分1130、1140、1150のひとつに接合される。さらに具体的にいえば、この例では、パッケージ100が開いた形態にあるとき、パネル1100が、平行六面体の箱350、550、750の全ての後面352、552、752を横断するように、第1の箱350の後壁352はパネル1100の第3部分1130に接合され、第2の箱550の後面552はパネル1100の第4部分1140に接合され、さらに第3の箱750の後面752はパネル1100の第5部分1150に接合される。
【0028】
パネル1100は、たとえば適切な接着剤を含む接合手段1300を用いて箱350、550、750のそれぞれの後面352、552、752に接合される。この例において、パネル1100の第3から第5部分1130、1140、1150は、実質的に箱350、550、750の後面352、552、752全面を覆う。これにより接着剤が面352、552、752の広い範囲に亘って塗布され、箱350、550、750と、パネル1100の第3から第5部分1130、1140、1150とをしっかりと、かつ、確実に固定することができる。このようにして箱350、550、750をパネルに固定することによって、パッケージ100に高い水準の耐久性を付与し、さらに、使用時にパネル1100から箱350、550、750が外れる可能性を低減する。
【0029】
図9から12に示すように、パネル1100の第3、第4及び第5部分1130、1140、1150は、平行六面体の箱350、550、750の後面352、552、752と共に、パッケージ100の容器300、500、700の後壁302、502、702をそれぞれ構成する。第3から第5部分1130、1140、1150は、容器300、500、700それぞれの後壁302、502、702の外面を形成し、このことは、なんらかの情報をこれらパネル部分1130、1140、1150の表面に印刷可能であり、情報を箱350、550、750に印刷する必要なくユーザーに表示できることを意味する。
【0030】
図9から12を参照すると、パネル1100はさらに、第1容器300の第1側壁303、第1容器300の前壁301、第3容器700の第2側壁704及び第3容器700の前壁701のそれぞれの外面を形成するための第6、第7、第8及び第9の部分1160、1170、1180、1190を含んでもよい。実際には、全ての容器300、500、700の全ての壁の外面をパネル1100で形成してもよい。
【0031】
パネル1100の第1部分から第9部分1110、1120、1130、1140、1150、1160、1170、1180、1190は、そのいずれにもユーザーに情報を提示するために印刷可能である。情報は、パッケージが上記のようなコンパクト化された状態び開いた状態のいずれの状態であっても、視認できる。このように情報が提示できるので、内蔵式の箱350、550、750の表面に情報を印刷する必要がなくなる。
【0032】
したがって、パネル1100は、パッケージ100の剛性と頑丈性を両方を高め、さらに製造中に情報を印刷しなければならないパッケージ100の構成部品の数を減らす。
【0033】
判りやすくするために、上述の例のパッケージ100は、蓋のない状態で説明し、図1から図14に示している。しかしながら、図1から図14に関して説明した全ての例のパッケージ100は、図15及び16に示すような蓋1500を含んでもよい。蓋1500は、パネル1100から形成可能であり、さらに、蓋1500が閉じられたときに、蓋1500を所定の位置に保持するために第3容器700の後壁702に設けられた溝1155によって受け入れられるように構成される舌部1510を含んでもよい。舌部1510を受けるための溝1155は、パネル1100の第5部分1150に設けられてもよい。
【0034】
パッケージ100は、たとえばプラスチック加工された厚紙、厚紙及び/または好適なプラスチックなどの材料から形成されてもよいが、しかし当然のことながら、多くの別の材料もまた好適に利用可能である。本発明は特許請求の範囲内の変性および種々の変形例をも包含するものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パネル(1100)の第1及び第2の部分(1110、1120)によって互いに連結された第1、第2及び第3の実質的に平行六面体の容器(300、500、700)を含み、各容器は、前壁(301、501、701)、後壁(302、502、702)、第1の側壁(303、503、703)及び第2の側壁(304、504、704)を有する喫煙品を収納するためのパッケージ(100)であって、
前壁及び後壁はそれぞれ各側壁よりも大きく、
前記容器それぞれの前壁または後壁の少なくとも一方が前記パネルを含む、パッケージ。
【請求項2】
前記パネルは、第1、第2及び第3容器のそれぞれの前壁または後壁の外面を形成する第3部分(1130)、第4の部分(1140)及び第5の部分(1150)を含むことを特徴とする、請求項1記載のパッケージ。
【請求項3】
パネルは、前記容器の内の少なくとも2つの容器の前壁及び後壁の両方の外面を形成することを特徴とする、請求項1または2記載のパッケージ。
【請求項4】
パッケージは、単一のパネルから形成されることを特徴とする、請求項1乃至3いずれか1項記載のパッケージ。
【請求項5】
前記容器は、それぞれ
パネルの一部と、
パネルに接合された実質的に平行六面体の箱(350、550、750)を含む、
ことを特徴とする、請求項1乃至3いずれか1項記載のパッケージ。
【請求項6】
前記容器それぞれのの前壁または後壁の少なくとも一方は、実質的に平行六面体の前記箱のうちの1つからなるセクションをさらに含むことを特徴とする、請求項5記載のパッケージ。
【請求項7】
前記箱が内蔵式ユニットであり、前記箱のそれぞれの一面がパネルの表面に接着されていることを特徴とする、請求項5または6記載のパッケージ。
【請求項8】
前記容器のうちの少なくとも1つが複数の喫煙品を収納することを特徴とする、請求項1乃至7いずれか1項記載のパッケージ。
【請求項9】
情報をパッケージの使用者が視認できるようにパネルに印刷されることを特徴とする、請求項1乃至8いずれか1項記載のパッケージ。
【請求項10】
パッケージが、第1、第2及び第3の容器が平行六面体の形状になるように重ね合わせられたコンパクト化された状態になるように可動であることを特徴とする、請求項1乃至9いずれか1項記載のパッケージ。
【請求項1】
パネル(1100)の第1及び第2の部分(1110、1120)によって互いに連結された第1、第2及び第3の実質的に平行六面体の容器(300、500、700)を含み、各容器は、前壁(301、501、701)、後壁(302、502、702)、第1の側壁(303、503、703)及び第2の側壁(304、504、704)を有する喫煙品を収納するためのパッケージ(100)であって、
前壁及び後壁はそれぞれ各側壁よりも大きく、
前記容器それぞれの前壁または後壁の少なくとも一方が前記パネルを含む、パッケージ。
【請求項2】
前記パネルは、第1、第2及び第3容器のそれぞれの前壁または後壁の外面を形成する第3部分(1130)、第4の部分(1140)及び第5の部分(1150)を含むことを特徴とする、請求項1記載のパッケージ。
【請求項3】
パネルは、前記容器の内の少なくとも2つの容器の前壁及び後壁の両方の外面を形成することを特徴とする、請求項1または2記載のパッケージ。
【請求項4】
パッケージは、単一のパネルから形成されることを特徴とする、請求項1乃至3いずれか1項記載のパッケージ。
【請求項5】
前記容器は、それぞれ
パネルの一部と、
パネルに接合された実質的に平行六面体の箱(350、550、750)を含む、
ことを特徴とする、請求項1乃至3いずれか1項記載のパッケージ。
【請求項6】
前記容器それぞれのの前壁または後壁の少なくとも一方は、実質的に平行六面体の前記箱のうちの1つからなるセクションをさらに含むことを特徴とする、請求項5記載のパッケージ。
【請求項7】
前記箱が内蔵式ユニットであり、前記箱のそれぞれの一面がパネルの表面に接着されていることを特徴とする、請求項5または6記載のパッケージ。
【請求項8】
前記容器のうちの少なくとも1つが複数の喫煙品を収納することを特徴とする、請求項1乃至7いずれか1項記載のパッケージ。
【請求項9】
情報をパッケージの使用者が視認できるようにパネルに印刷されることを特徴とする、請求項1乃至8いずれか1項記載のパッケージ。
【請求項10】
パッケージが、第1、第2及び第3の容器が平行六面体の形状になるように重ね合わせられたコンパクト化された状態になるように可動であることを特徴とする、請求項1乃至9いずれか1項記載のパッケージ。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【公表番号】特表2012−509822(P2012−509822A)
【公表日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−537931(P2011−537931)
【出願日】平成21年11月17日(2009.11.17)
【国際出願番号】PCT/EP2009/065315
【国際公開番号】WO2010/060829
【国際公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【出願人】(500252844)ブリティッシュ アメリカン タバコ (インヴェストメンツ) リミテッド (111)
【氏名又は名称原語表記】BRITISH AMERICAN TOBACCO (INVESTMENTS) LIMITED
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年11月17日(2009.11.17)
【国際出願番号】PCT/EP2009/065315
【国際公開番号】WO2010/060829
【国際公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【出願人】(500252844)ブリティッシュ アメリカン タバコ (インヴェストメンツ) リミテッド (111)
【氏名又は名称原語表記】BRITISH AMERICAN TOBACCO (INVESTMENTS) LIMITED
【Fターム(参考)】
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