説明

噴霧器

本発明はシルバーフォームブロック10の特徴を利用して一般水を銀イオン水に作り、傷のような細菌に感染しやすい人体の特定部位に噴霧して殺菌し、身体健康を維持できるように作られた新しい構成の噴霧器に関するものである。本発明によれば、水タンク30を含み、前記水タンク30内部にシルバーフォームブロック10が入って一般水を銀イオン水に作り、水タンク30の上部に結合された噴霧装置23により噴霧するように構成されたことを特徴とする噴霧器1が提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は噴霧器(dispenser device)に関するものであり、より詳細には、水を銀イオン水(silver ionized water)に変え、感染部位のように細菌に感染しやすい人体の必要な部位に銀イオン水を噴霧し、当該必要な部位を殺菌し、身体健康を維持する噴霧器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、セラミックスなどにより活性水を噴霧する噴霧器(dispenser device)が開示されている。噴霧器は、活性水を、感染部位のように細菌に感染しやすい人体の必要な部位に噴霧し、殺菌する。しかし、このような従来の製品は殺菌力が非常に弱いので、大きな効果を発揮できなかった。その上、長期間放置する場合、噴霧器内部に細菌が繁殖しやすいという欠点がある。このような場合、人々の健康に有益でなければならないという本来の目的とは異なり、有害な細菌による各種皮膚病を誘発する可能性がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は前述のような問題点に着眼して提案されたもので、本発明の目的は、水を銀イオン水(silver ionized water)に変え、感染部位のように細菌に感染しやすい人体の必要な部位に銀イオン水を噴霧し、当該必要な部位を殺菌し、身体健康を維持する噴霧器を提供することにある。
【0004】
本発明によれば、噴霧器は、水タンク(container)30と、水タンク30内に充填されているシルバーフォームブロック(silver foam block)10と、水タンク30の上部に結合されている噴霧装置(pumping unit)20とからなり、水タンク30に入れられた水が、シルバーフォームブロック10により銀イオン水(silver ionized water)に変わり、噴霧装置20により噴射される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
以下、本発明の好ましい実施例を、添付した図面に基づいて説明する。
【0006】
図1は本発明による噴霧器の分解図であり、図2は本発明の完成図である。図に示すように、本発明は、水タンク30、シルバーフォーム10と、噴霧装置20とからなる。
【0007】
水タンク30は長い瓶形状をしており、内部に水を充填する。水タンクの材質は透明な合成樹脂である。シルバーフォームブロック10は、水タンク30の底に充填されている。シルバーフォームブロック10は、内部に多数の穴が開いている多孔性のブロック形態である。従って、水タンク30に入れられた水は、シルバーフォームブロック10により銀イオン水に変化が可能である。
【0008】
噴霧装置20は、キャップ25、チューブ23および押しボタン21を含む。キャップ25は、ねじ式で水タンク30の上部の外周縁と組み合わせる。チューブ23はキャップ25から下方に延びている。押しボタン21は、チューブ23と連結された穴22を有する。また、押しボタン21は、抜け出せるように、キャップ25の上部に配備されている。これにより、もし、押しボタン21が下方に押されれば、水タンク30内部の銀イオン水がチューブ23を通じて上方へ噴霧され、押しボタン21についた穴11を通じて外方へ噴射することができる。また、図1と図2の参照番号40はオーバーキャップである。
【0009】
上述のように、水タンク30内部に充填された水は、シルバーフォームブロック10により銀イオン水に変わり、銀イオン水は使用者が押しボタン21を押す時、人体の特定部位に噴射され得る。また、本発明によれば、噴射された銀イオン水は、感染部位及びその他の部位を効率よく殺菌することができる。
【0010】
ここで、本発明は、動植物全てに使用可能であり、人体に使用した時と同一な効果を得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0011】
以上のように本発明によれば、前記噴霧器は、その内部にシルバーフォームブロックが充填され、水を銀イオン水に変え、細菌に感染しやすい人体の特定部位に噴霧して殺菌し、身体健康を維持することができるという利点がある。特に擦り傷や手術後の傷などに使用時、傷が悪化しないようにし、早く治癒するように助ける。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明による噴霧器の分解図。
【図2】本発明による噴霧器の完成図。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水タンク(30)と、
水タンク(30)内に充填されているシルバーフォームブロック(10)と、
水タンク(30)の上部に結合されている噴霧装置(20)と、
水タンク(30)に入れられた水が、シルバーフォームブロック(10)により銀イオン水に変わり、噴霧装置(20)により噴射される噴霧器。

【公表番号】特表2007−533372(P2007−533372A)
【公表日】平成19年11月22日(2007.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−502717(P2007−502717)
【出願日】平成17年3月10日(2005.3.10)
【国際出願番号】PCT/KR2005/000671
【国際公開番号】WO2005/094908
【国際公開日】平成17年10月13日(2005.10.13)
【出願人】(505351636)
【Fターム(参考)】