説明

囲い込み型ウェブシステム

【課題】
リモコン装置のボタン操作によってホームページを閲覧する場合には、どのホームページを閲覧するかはユーザの任意事項であるため、ホームページを提供する者のメリットが発生しないため、実現性に乏しいという課題がある。
【解決手段】
リモコン信号出力装置と、リモコン信号受信装置と、インターネット閲覧装置と、情報サーバ装置と、からなる情報閲覧システムを提供する。リモコン信号出力装置がポータルページに関する情報を有しているため、ポータルページにアクセスするユーザを固定的に囲い込むことが可能となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報閲覧システムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年インターネットの普及が急速に進んでいる。インターネットで各種の情報を閲覧する場合には、コンピュータ上でマウスなどを操作して画面上のリンク先を示す部分をクリックすることで、各種の情報の閲覧を行っている。また、ブラウザによっては、コンピュータのキーボードの「Tab」と刻印されたキーボードを押下することによって各項目を選択することができ、リンクを示す項目に該当した場合には、実行キーを押下することで、リンク先にアクセスして、情報を閲覧することが可能となっている。
【0003】
しかしながら、リビングなどでテレビを見ながらインターネットを閲覧する場合には、離れた箇所にあるキーボードやマウスをわざわざ操作しなければならず、手間がかかっていた。また、コンピュータの操作に不慣れなユーザはインターネットの閲覧自体に抵抗感を有していた。
【0004】
これらの問題を解決するために、特許文献1では、テレビのリモートコントローラとほぼ同じリモートコントローラを使用して、インターネットテレビを無線で制御し、簡単に操作できるようにすることを目的にしたインターネットテレビに関する発明が開示されている。特許文献1の発明は、ホームページデータ内に埋め込まれた、ホームページ上の選択項目とリモートコントローラのボタンとを対応付けた定義情報を受信し解釈して、選択項目とリモートコントローラのボタンとの対応表であるボタン割付テーブルを作成し、リモートコントローラのボタン操作に応じて、ボタン割付テーブルを参照して、操作されたボタンに対応する選択項目を決定して実行する構成を有するものである。
【特許文献1】特許第3359236号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術においては、データが埋め込まれた特殊なホームページをリモートコントローラのボタン操作に応じて閲覧する場合であっても、どのホームページを閲覧するかはユーザの任意事項であり、ホームページを提供する者にとってメリットが得られないため、普及実現性に乏しいという課題がある。
【0006】
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、インターネットをリモコン装置からの信号によって閲覧可能にすることで、利用者の利便性を向上させると同時に、最初にアクセスするポータルページを固定化することで、利用者の囲い込みを実現させた情報閲覧システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、本発明においては、かかる課題を解決するために、リモコン信号出力装置と、リモコン信号受信装置と、インターネット閲覧装置と、情報サーバ装置と、からなる情報閲覧システムを提供する。リモコン信号出力装置は、リモコン信号出力部と、情報サーバ装置に備えられたポータルページを識別するためのポータルページ識別情報をリモコン信号出力部から出力するために保持するポータルページ識別情報保持部と、を有し、リモコン信号受信装置は、リモコン信号を受信するリモコン信号受信部と、受信したリモコン信号をキーボード信号に変換するキーボード信号変換部と、キーボード信号変換部に備えられ、リモコン信号受信部にて受信したポータルページ識別情報をURL情報を含むインターネット閲覧装置用のキーボード信号形式のアクセス情報に変換するアクセス情報変換手段と、キーボード信号をインターネット閲覧装置に対して出力するキーボード信号出力部と、を有し、インターネット閲覧装置は、インターネット通信をするための通信部と、取得したアクセス情報に基づいて該当するポータルページを閲覧するための閲覧部と、閲覧部と接続されたキーボードインターフェイスと、を有し、情報サーバ装置は、キーボード信号に基づいてインターネット閲覧装置の閲覧部が他のページにリンクするための情報を含むHTML情報からなるポータルページをインターネット閲覧装置の通信部に対して送信するHTML情報送信部を有する。また、リモコン信号出力装置は、ポータルページ識別情報保持部に保持されているポータルページ識別情報を他のポータルページ識別情報に書換え可能な書換部を有していてもよい。また、情報サーバ装置は、複数のポータルページを備え、HTML情報送信部から送信されるHTML情報に含まれるリンクするための情報は、複数のポータルページのなかのいずれかのポータルページへのリンクをするための情報を含んでいてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、リモコン装置からの信号によって、離れた位置からホームページの閲覧が可能になるため、テレビのチャンネルをリモコン装置で切り替えることと同様の感覚でインターネット上の情報を閲覧することができる。また、ユーザがインターネットを閲覧する際に最初にアクセスするポータルページを固定的に制御することができるため、ユーザの囲い込みを実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
【0010】
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。
実施形態1は、主に請求項1、4、5、6、7、8などについて説明する。
実施形態2は、主に請求項2などについて説明する。
実施形態3は、主に請求項3などについて説明する。
【0011】
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は、情報閲覧システムに関するものである。
【0012】
図1は、本実施形態の概念の一例を示す図である。リモコン信号出力装置(0101)からはリモコン信号がリモコン信号受信装置(0102)に対して出力される。リモコン信号受信装置(0102)からは、リモコン信号を変換したキーボード信号がインターネット閲覧装置(0103)に対して出力される。そして、インターネット閲覧装置は、受信したキーボード信号に基づいて情報サーバ装置(0104)と、情報のやり取りを行う。また、情報サーバ装置(0104)からは、インターネット閲覧装置(0103)に対して、キーボード信号を利用したホームページ閲覧を可能にするべく、キーボード信号にてアクセス可能な状態となっているホームページに関する情報が送信される。そして、インターネット閲覧装置(0103)には、リモコンの操作によってホームページを閲覧し易くするために、例えば12チャンネル化されたホームページの画面が表示される。
【0013】
<実施形態1の構成>
図2は、本実施形態の情報閲覧システムの一例を示す機能ブロック図である。図2で示す本実施形態の情報閲覧システム(0200)は、「リモコン信号出力装置」(0210)と、「リモコン信号受信装置」(0220)と、「インターネット閲覧装置」(0230)と、「情報サーバ装置」(0240)と、からなる。
【0014】
「リモコン信号出力装置」(0210)は、「リモコン信号出力部」(0211)と、「ポータルページ識別情報保持部」(0212)と、を有する。
【0015】
「リモコン信号受信装置」(0220)は、「リモコン信号受信部」(0221)と、「キーボード信号変換部」(0222)と、「キーボード信号出力部」(0223)と、を有する。「キーボード信号変換部」(0222)は、「アクセス情報変換手段」(0224)を有する。
【0016】
「インターネット閲覧装置」(0230)は、「通信部」(0231)と、「閲覧部」(0232)と、「キーボードインターフェイス」(0233)と、を有する。
【0017】
「情報サーバ装置」(0240)は、「HTML情報送信部」(0241)を有する。
【0018】
本件発明の構成要素である各部は、ハードウエア、ソフトウエア、ハードウエアとソフトウエアの両者、のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウエアと、これらのハードウエア上にて実行可能なソフトウエアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される(本明細書の全体を通じて同様である)。
【0019】
<実施形態1の構成の説明>
最初にリモコン信号出力装置(0210)の各構成について説明する。なお、本明細書においては、リモコン信号出力装置を、「リモコン装置」と記載する場合もある。
【0020】
「リモコン信号出力部」(0211)は、リモコン信号を出力するものである。「リモコン信号」とは、離れた場所にある機器を制御するための信号である。一例としては、赤外線通信を利用した信号が挙げられる。リモコン信号は、本発明の情報閲覧システムに特化した特別な信号である必要はなく、例えばテレビ、ビデオなどの日常用いているリモコンの信号であっても本実施形態のリモコン信号に該当し得る。リモコン信号は、リモコン信号出力部(0211)から後述するリモコン信号受信装置(0220)のリモコン信号受信部(0221)に対して出力される。
【0021】
「ポータルページ識別情報保持部」(0212)は、情報サーバ装置(0240)に備えられたポータルページを識別するためのポータルページ識別情報を前記リモコン信号出力部(0211)から出力するために保持する。「情報サーバ装置」については後述する。「ポータルページ」とは、一般的にブラウザがインターネットにアクセスする場合に、最初にアクセスするホームページのことを意味するものであるが、本明細書においては、さらにウェブページの全般のことを示す用語としても使用するものとする。「ポータルページ識別情報」とは、ポータルページを識別するための情報である。なお、ポータルページ識別情報は、必ずしもURL(Uniform Resource Locator)やIP(Internet Protocol)アドレスではなくてもよい。後述する「リモコン信号受信装置」(0220)にてポータルページを識別する情報として識別可能な程度の情報であればよい。例えばリモコン信号受信装置(0220)が、所定の信号を受信した場合にはポータルページ識別情報とみなすようなルールを保持している場合には、その所定の信号がポータルページ識別情報に該当することになる。図3はリモコン信号出力装置の一例を示す図である。例えば図3の例では、ポータルページ用ボタン「HOME」(0301)を押下した場合に、ポータルページ識別情報をリモコン信号として出力することになる。
【0022】
このように、リモコン信号出力装置はポータルページに関する情報を保持しているために、利用者はキーボードやマウスなどを用いることなく、リモコン信号出力装置の所定のボタンを一度押下するだけでポータルページに対してアクセスすることが可能となる。また、本実施形態の情報閲覧システム(0200)は、ユーザが最初にアクセスするポータルページに関する情報をリモコン信号出力装置が保持していることにより、ユーザを所定のポータルページに固定的に導き、囲い込むことが可能となる。なお、ポータルページ識別情報保持部(0212)には、複数のポータルページ識別情報が保持されていてもよいし、また、ポータルページ識別情報は、実施形態2で説明するように書換え可能であってもよい。
【0023】
「リモコン信号出力装置」(0210)の一例としては、テレビ、ビデオなどのリモコン装置などが挙げられる。リモコン信号出力装置は、テンキーを有するリモコン装置であることが望ましい。テンキーを有するリモコン装置の場合には、後述するリモコン信号受信装置(0220)において、リモコン信号をキーボード信号に変換するための所定のルールなどを共通化することができるからである。また、テンキーを有するリモコン装置の場合には、製造各社のリモコン信号の仕様がほぼ固定されているため、リモコン信号受信装置(0220)において、ポータルページ識別情報のリモコン信号の判別を容易に行うことができるからである。また、リモコン信号出力装置(0201)は、赤外線通信などの近距離通信に対応している携帯電話であってもよい。赤外線通信に対応している携帯電話は、対応するアプリケーションなどを利用することで、テレビなどの機器に対応した赤外線のリモコン信号を出力することが可能であるからである。なお、リモコン信号出力装置(0201)がカメラ付き携帯電話などである場合には、ポータルページ識別情報は、QRコード(登録商標)などを利用して取得して保持されてもよいし、携帯電話用のインターネットサイトから取得して保持されてもよい。
【0024】
次に「リモコン信号受信装置」(0220)の構成について説明する。
【0025】
「リモコン信号受信部」(0221)は、リモコン信号を受信する。受信するリモコン信号は、リモコン信号出力装置(0210)のリモコン信号出力部(0211)から出力される信号である。なお、リモコン信号受信部(0221)は、赤外線などを利用したリモコン信号を受信するための受光素子を有していても良く、受信した信号を復調するための復調回路を有していても良い。
【0026】
「キーボード信号変換部」(0222)は、リモコン信号受信部(0221)にて受信したリモコン信号をキーボード信号に変換する。「キーボード信号」とは、例えばキーボードの各ボタンを押下した場合に出力される信号のことであり、キーコードと呼ばれる各キーに対応したキーボードのコードを示す信号のことである。
【0027】
図4は、キーコードの一例を示す図である。図4に示すように各キーボードにはそれぞれキーコードが付されており、例えば「A」と刻印されているボタンを押下した場合には、キーボードからキーコード「65」のボタンが押下されたという信号が出力されることになる。また、文字に関するキーだけではなく、例えばキーコード「40」のように、カーソルキーもキーコードを有しているものである。なお、キーボード信号変換部(0222)は、リモコン信号をキーボード信号に変換するための所定のルールを有していてもよい。例えば、携帯電話などのテンキーを利用した文字入力で利用されている変換ルールを利用して、リモコン信号をキーボード信号に変換してもよい。リモコン信号をキーボード信号に変換することで、リモコン信号出力装置及びリモコン信号受信装置を、インターネット閲覧装置の入力装置の代替装置として使用することができる。本実施形態のリモコン信号受信装置(0202)は、リモコン信号をキーボード信号に変換することで、後述するポータルページの閲覧を容易に行うことができる。
【0028】
「アクセス情報変換手段」(0224)は、キーボード信号変換部(0222)に備えられるものであり、前記リモコン信号受信部(0221)にて受信したポータルページ識別情報をURL情報を含むインターネット閲覧装置用(0230)のキーボード信号形式のアクセス情報に変換する。「URL情報」とは、URLに関する情報のことであり、例えば「http://www.quixun.co.jp/」といった文字に関する情報のことである。URL情報はIPアドレスに関する情報であってもよい。このURL情報は、例えばリモコン信号受信装置がポータルページ識別情報と関連付けて保持しているものである。
【0029】
「キーボード信号形式」とは、例えば図5で示すように、URLなどの文字をキーボードで押下した場合に出力されるキーコードを出力する信号形式のことである。「アクセス情報」とは、URL情報の他に所定のキーコードを加えたキーボード形式の信号である。例えばインターネット閲覧装置においてブラウザを立ち上げるために必要な所定のキーボード信号をURL情報に加えてもよいし、更にはコマンドを実行するための実行キーに相当するキーボード信号を加えてもよい。具体的な例を、キーボード信号が出力される先のインターネット閲覧装置のOS(Operating System)がウィンドウズ(登録商標)である場合を基に図4で示すキーボード信号を例に挙げて説明する。まず、アクセス情報として、スタートメニューを開くためのウィンドウズ(登録商標)キーを押下した場合に出力されるキーボード信号(91)と、その後「ファイル名を実行してスタート」を行うために、「R」のキーを押下した場合に出力されるキーボード信号(82)と、を生成し、続いてURL情報を生成する。その後、実行キーを押下した場合に出力されるキーボード信号(13)を生成する。生成されたアクセス情報は、いずれも各キーコードに対応したキーボード信号形式の情報となっている。このようなキーボード信号形式のアクセス情報を利用することにより、「インターネット閲覧装置」(0230)がブラウザを起動して、ポータルページを閲覧することが可能となる。
【0030】
なお、キーボード信号変換部(0222)は、リモコン信号受信部(0221)にて受信したリモコン信号がポータルページ識別情報であるか否かを判断する機能を有していてもよい。
【0031】
「キーボード信号出力部」(0223)は、キーボード信号をインターネット閲覧装置(0230)に対して出力する。インターネット閲覧装置に対して出力されるキーボード信号には、既に説明したキーボード信号形式のアクセス情報や、あるいは、ポータルページ識別情報以外のリモコン信号を変換したキーボード信号が含まれる。リモコン信号受信装置からインターネット閲覧装置に対してキーボード信号を出力する際には、例えばUSBケーブルなどを介してキーボード信号を出力してもよい。
【0032】
次に、「インターネット閲覧装置」(0230)について説明する。
【0033】
「通信部」(0231)は、インターネット通信をするためのものである。「インターネット通信」とは、個々の通信ネットワークを相互に結んで様々な情報のやり取りを行うことである。一例としては、通信プロトコルであるTCP/IPを用いて通信を行うことが挙げられる。
【0034】
「閲覧部」(0232)は、取得したアクセス情報に基づいて該当するポータルページを閲覧するためのものである。閲覧部の一例としては、ブラウザが挙げられる。閲覧部が取得するアクセス情報は、キーボードインターフェイス(0233)から取得するものである。アクセス情報を利用することでブラウザを起動させ、該当するポータルページを閲覧することが可能となる。既述したように、リモコン信号受信装置(0220)から出力されるアクセス情報は、一般的なキーボード信号と何ら変わりはないため、インターネット閲覧装置(0230)は特別な機能を追加することなく、ポータルページを閲覧することができる。
【0035】
「キーボードインターフェイス」(0233)は、閲覧部(0232)と接続されたものである。「閲覧部と接続」とは、閲覧部がキーボードインターフェイスからのキーボード信号に基づいて、ポータルページを閲覧することが可能であることを示している。後述するように、閲覧しているポータルページが、キーボード信号に基づいてリンク先にアクセスできる情報を有しているため、キーボードインターフェイスからのキーボード信号に基づいてポータルページを閲覧することができる。
【0036】
次に、「情報サーバ装置」(0240)について説明する。
【0037】
「HTML情報送信部」(0241)は、前記キーボード信号に基づいてインターネット閲覧装置(0230)の閲覧部(0232)が他のページにリンクするための情報を含むHTML情報からなるポータルページをインターネット閲覧装置(0230)の通信部(0231)に対して送信する。「HTML情報」とは、ポータルページを記述するための情報であり、例えばHTML(HyperText Markup Language)言語や、XML(eXtensible Markup Language)言語などによって記載されている。
【0038】
図6は、情報サーバ装置からインターネット閲覧装置の通信部に対して送信されるHTML情報の一例を部分的に示す図である。図中の点線枠で示すようにHTML情報には、キーボード信号に基づいて他のページに対してアクセスするための情報が含まれている。図6では、インターネット閲覧装置に対して、例えばキーコード「50」がキーボード信号として入力された場合には、インターネット閲覧装置はポータルページ「http://www.quixun.co.jp/」に対してアクセスするために、情報サーバ装置に対して情報の要求を行うことになる。このように、情報サーバ装置から送信されるHTML情報には、キーボード信号に基づいて他のページにリンクするための情報が含まれているため、ユーザはリモコン信号出力装置のボタンを押下するだけで、情報を閲覧することができる。また、このようなポータルページを情報サーバ装置(0240)が階層的に有している場合には、キーボード信号を次々に押下するだけで、ポータルページを次々に閲覧することが可能となる。なお、情報閲覧システム(0200)は、複数の情報サーバ装置から構成されていてもよいし、また、情報サーバ装置(0240)は、所定のポータルページにアクセスしたユーザを、自動的に別のポータルページに再アクセスさせるような転送サーバの役割を有する装置であってもよい。
【0039】
このように、情報サーバ装置(0240)から送信されるHTML情報には、「キーボード信号」に基づいて閲覧部が他のページに対してアクセスする情報が含まれているものである。従って、他のページにリンクするための情報は、特定のリモコン装置に特化させた情報ではないため、ポータルページを製作する者は既存のキーボード信号に対応したページを作成するだけで、多数のユーザから閲覧してもらうことができる。また、ユーザとしては自身の所有しているリモコン装置と、リモコン信号をキーボード信号に変換させるリモコン受信装置とを利用することで、テレビを視聴する感覚でインターネットを閲覧することが可能となる。さらには、ユーザが最初にアクセスするポータルページは、リモコン装置によって固定的に決定されるため、ポータルページを提供する者はユーザを囲い込むことができる。
【0040】
なお、情報サーバ装置に備えられたポータルページは、「キーボード信号」に応じてリンクするための情報が含まれているため、リモコン装置からではなく、通常のキーボード装置を押下した場合であってもリンク先のページを閲覧することは可能である。さらには、表示画面上の所定のリンク先をクリックしても、他のページにアクセスすることも可能である。従って、リモコン装置を利用しないユーザであっても当該ポータルページを閲覧することに何ら支障は生じることがないため、ポータルページを提供する側にとってもリモコン装置のユーザに限定することなく当該ポータルページを提供ることができる。また、リモコン装置を利用してユーザが最初にアクセスしたポータルページから、他のページにアクセスする場合には、ポータルページの提供者の管理する範囲内の情報にのみアクセスすることになるため、例えばポータルページの提供者にとって不利な情報を排除することも可能となる。
【0041】
<実施形態1の具体例>
本実施形態の具体例を、ポータルページの画面表示を基に説明する。
【0042】
図7は、情報サーバ装置のポータルページをインターネット閲覧装置にて閲覧する場合に表示される画面の一例を示す図である。図7で示すように、画面上には、1から12までの数字と、閲覧目的に応じた項目とが大きく表示されている。ここでは、分かり易く説明するために、当該画面上の数字は、リモコン装置のボタンに刻印されている数字と対応しているものとして説明を行う。
【0043】
なお、図7で示すように、各画面に表示されるキーボード信号に対応した数字の個数は1から12までの個数であることが望ましい。従来からテレビのリモコン装置として使用されているチャンネルボタンの数は12個であるため、画面に表示される数字が12個である場合には、ユーザがテレビを視聴する場合と何ら変わりがないために、違和感なくポータルページを閲覧することができるからである。
【0044】
また、各数字を擬似的にテレビのチャンネルとみなすこともできる。即ち、12チャンネル毎のリンク先を表すポータルページを階層的に構成した場合には、テレビを視聴する際にチャンネルを次々に切り替えることと同様に、各ポータルページを閲覧することが可能となる。このように、12チャンネル化した画面は、文字や数字などを大きく表示することが可能となるため、リビングで休息している場合などユーザがインターネット閲覧装置から離れた場所にいる場合であっても、リモコン信号出力装置のボタンを押下するだけで、ポータルページを次々に切り替えることができ、容易にウェブサーフィンを行うことができる。
【0045】
例えば、図7で示す画面表示がされている場合に、ユーザがショッピングに関する情報を閲覧したいと考えた場合には、リモコン信号出力装置の「4」のボタンを押下すればよい。図7の画面上で「4」は、ショッピングchと表示されており、「4」のボタンを押下した場合にはショッピングに関連したポータルページが表示される。図8は、図7で示す画面表示がされている場合に、「4」のボタンを押下した場合に表示される画面の一例である。図8では、ショッピングに関する情報が細分化され、再び12チャンネルの画面として表示される。ユーザは、この12チャンネルの中から所望する情報を閲覧するために、再度リモコン装置のボタンを押下して、目的とする情報を閲覧する。なお、かかる動作はテレビのチャンネルを切り替えることと同様の感覚で行うことができるため、インターネットの操作に不慣れなユーザであっても容易にインターネットの情報を閲覧することが可能となる。
【0046】
図7の例に戻って説明する。ユーザが天気予報を閲覧したい場合には、リモコン装置の「2」のボタンを押下すればよい。図9は、リモコン信号出力装置の「2」のボタンを押下した場合に表示される画面表示の一例を示す図である。図9で示すように、天気予報の画面を表示する場合であっても、チャンネル化したページを用いることができる。例えば関東地方の天気を閲覧したいユーザは、「1」のボタンを押下すればよい。このように、本実施形態の情報閲覧システムを用いることによって、ユーザはテレビ感覚でポータルページを閲覧することが可能となるため、従来のキーボードとマウスを使用したポータルページの閲覧方法とは、全く異なる閲覧方法を確立することが可能となる。また、ポータルページの提供者にとっては、ユーザが最初にアクセスするポータルページをリモコン装置に応じて固定的に決定することができるため、ポータルページにアクセスするユーザを囲い込むことができる。
【0047】
本発明は、ユーザに対しては斬新なインターネットの閲覧方法を提供することができ、また、ポータルページの提供者に対してはユーザの囲い込みを実現させることが可能となるため、閲覧者と提供者の双方に大きなメリットが発生する。この結果、情報閲覧システムが飛躍的に普及することが期待でき、従来のインターネットの閲覧概念を覆す斬新なシステムを提供することができる。
【0048】
<実施形態1の処理の流れ>
図10は、本実施形態における情報閲覧システムの処理の流れの一例を示す図である。リモコン信号出力装置から、ポータルページ識別情報がリモコン信号受信装置に対して出力される(S1001)。ポータルページ識別情報を受け取ったリモコン信号受信装置では、ポータルページ識別情報をアクセス情報に変換し(S1002)、キーボード信号としてインターネット閲覧装置に対して出力する(S1003)。アクセス情報を受け取ったインターネット閲覧装置は、アクセス情報に基づいて該当するポータルページを閲覧するための要求を情報サーバ装置に送る(S1004)。情報サーバ装置からは、閲覧要求をしたインターネット閲覧装置に対してHTML情報を送信する(S1005)。HTML情報を受信したインターネット閲覧装置では、当該HTML情報からなるポータルページを表示する。
【0049】
また、当該表示されたポータルページのリンク先のページを閲覧するためには、リモコン信号出力装置から、リモコン信号をリモコン信号受信装置に対して出力する(S1006)。リモコン信号受信装置は、受信したリモコン信号をキーボード信号に変換し、キーボード信号をインターネット閲覧装置に対して出力する(S1007)。インターネット閲覧装置は、受け取ったキーボード信号と、表示されているポータルページを構成するHTML情報と、に基づいて、他のポータルページを閲覧するための要求を情報サーバ装置に送る(S1008)。情報サーバ装置からは、閲覧要求をしたインターネット閲覧装置に対してHTML情報を送信する(S1009)。HTML情報を受信したインターネット閲覧装置では、受信したHTML情報からなるポータルページを表示する。なお、ステップS1008にて要求する先の情報サーバ装置は、ステップS1004にて要求をした情報サーバ装置とは異なる情報サーバ装置であってもよい。
【0050】
図11に本実施形態におけるリモコン信号出力装置の処理の流れの一例を示す。リモコン信号出力装置は、出力するリモコンの種別がポータルページ識別情報である場合には、リモコン信号としてポータルページ識別情報を出力する(S1102)。その他の場合には、リモコン信号をそのまま出力する(S1103)。
【0051】
図12に本実施形態におけるリモコン信号受信装置の処理の流れの一例を示す。リモコン信号受信装置は、リモコン信号出力装置からリモコン信号を受信する(S1201)。次に、ステップS1201にて受信したリモコン信号がポータルページ識別情報かを判断する(S1202)。ステップS1202にて、リモコン信号がポータルページ識別情報であると判断した場合には、ポータルページ識別情報をURL情報を含むインターネット閲覧装置用のキーボード信号形式のアクセス情報に変換する(S1203)。ステップS1202にて、ポータルページ識別情報でないと判断した場合には、リモコン信号をキーボード信号に変換する(S1204)。ステップS1205においては、ステップS1203又はステップS1204にて変換されたキーボード信号を出力する。インターネット閲覧装置と、情報サーバ装置の処理の流れについては図10で説明したものに付加する点がないため、省略する。
【0052】
<実施形態1の効果>
本実施形態の情報閲覧システムによれば、リモコン装置からの信号によってインターネット閲覧装置から離れた位置からも容易にポータルページを閲覧することが可能となるため、テレビ放送をリモコン装置で操作することと同様の感覚でポータルページを閲覧することができる。また、ポータルページの提供者に対してはユーザの囲い込みを実現させることが可能となる。従って、閲覧ユーザと提供者の双方に大きなメリットが発生するため、かかる相乗効果によって本発明の情報閲覧システムが飛躍的に普及することが期待でき、従来のインターネットの閲覧概念を覆す斬新なシステムを提供することができる。
【0053】
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態は、リモコン信号出力装置にて保持されているポータルページ識別情報を他のポータルページ識別情報に書き換えることが可能であることを特徴とする情報閲覧システムに関するものである。
【0054】
<実施形態2の構成>
図13は、本実施形態の情報閲覧システムの一例を示す機能ブロック図である。図13で示す本実施形態の情報閲覧システム(1300)は、「リモコン信号出力装置」(1310)と、「リモコン信号受信装置」(1320)と、「インターネット閲覧装置」(1330)と、「情報サーバ装置」(1340)と、からなる。「リモコン信号出力装置」(1310)を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0055】
「リモコン信号受信装置」(1320)は、「リモコン信号出力部」(1311)と、「ポータルページ識別情報保持部」(1312)と、「書換部」(1313)を有する。「書換部」(1313)を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0056】
<実施形態2の構成の説明>
「書換部」(1313)は、ポータルページ識別情報保持部(1312)に保持されているポータルページ識別情報を他のポータルページ識別情報に書換え可能なものである。本実施形態の情報閲覧システムは、リモコン信号出力装置(1310)が保持しているポータルページ識別情報に基づいて最初に閲覧するポータルページが決定されるため、ポータルページ識別情報を書き換えることでユーザが最初にアクセスするページを変更することができる。このため、例えば特定の企業のポータルページを、ポータルページ識別情報として書換えることにより、当該企業がユーザを取り込むことが可能となる。
【0057】
図14を用いて具体的な例を説明する。ここで、情報閲覧システムは複数の情報サーバ装置(A、B)から構成されているものとし、情報サーバ装置Aは「http://www.quixun.co.jp/」で示される転送サーバ装置であるものとする。また、リモコン信号受信装置からは「http://www.quixun.co.jp/1844」というURL情報を含むアクセス情報がインターネット閲覧装置に出力されたものとする。この場合においてポータルページ識別情報を書き換える例を説明する。まず、転送サーバ装置に関する動作を説明する。インターネット閲覧装置はアクセス情報に基づいて情報サーバ装置Aに備えられている「http://www.quixun.co.jp/1844」というポータルページを閲覧しようとするが、当該ページからは、アクセスしたインターネット閲覧装置に対して「http://www.mevael.co.jp/」のポータルページを表示させる情報が送信される。この結果、ユーザは「http://www.mevael.co.jp/」のポータルページを閲覧することになる。ここで、ポータルページ識別情報の一部を「1845」と書換えた場合には、同様に、「http://www.quixun.co.jp/1845」というポータルページからの情報に基づいて、「http://www.mevael.co.jp/」のポータルページを閲覧することになる。このように、ポータルページ識別情報を書き換えることによって、ユーザを他のポータルページへと導くことが可能となるため、ユーザの囲い込みの促進が可能となる。なお、ポータルページ識別情報を書き換える場合には、既に説明したようにQRコード(登録商標)などからポータルページ識別情報を取得して、書換えてもよい。
【0058】
<実施形態2の効果>
本実施形態における情報閲覧システムは、ポータルページ識別情報を、他のポータルページ識別情報に書換え可能であることによって、ユーザの囲い込みの促進が可能となるため、各種の広告効果が期待できる。
【0059】
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
本実施形態は、情報サーバ装置が複数のポータルページを有していることを特徴とする情報閲覧システムに関するものである。
【0060】
<実施形態3の構成>
本実施形態の情報閲覧システムは、「リモコン信号出力装置」と、「リモコン信号受信装置」と、「インターネット閲覧装置」と、「情報サーバ装置」と、からなる。「情報サーバ装置を除く各構成については実施形態1又は2で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0061】
<実施形態3の構成の説明>
本実施形態における「情報サーバ装置」は、実施形態1または2で説明した情報サーバ装置に、さらに複数のポータルページを備えたものである。情報サーバ装置が複数のポータルページを備えていることにより、キーボード信号に基づいてアクセス可能なポータルページを階層的に構成することが可能となる。また、前記HTML情報送信部から送信されるHTML情報に含まれるリンクするための情報は、前記複数のポータルページのなかのいずれかのポータルページへのリンクをするための情報を含むものである。従って、ポータルページ識別情報に基づいて閲覧したポータルページではなく、キーボード信号に基づいて閲覧したポータルページも、同様にキーボード信号に基づいてアクセスすることが可能であるため、ウェブページを階層的なチャンネル構造にすることができる。
【0062】
<実施形態3の効果>
本実施形態における情報閲覧システムは、情報サーバ装置が複数のポータルページを備え、当該ポータルページのいずれかのページへリンクするための情報を含んでいることにより、キーボード信号に基づいてアクセスすることが可能なポータルページを階層的に構成することができる。このため、ユーザはリモコン装置のボタンを押すだけで次々とポータルページを切り替えることが可能となるため、インターネットの閲覧を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0063】
【図1】実施形態1を説明するための概念図
【図2】実施形態1を説明するための機能ブロック図
【図3】リモコン信号出力装置の一例を示す図
【図4】キーコードを説明するための図
【図5】キーボード信号を説明するための図
【図6】HTML情報の一例を示す図
【図7】ポータルページの一例を示す第一図
【図8】ポータルページの一例を示す第二図
【図9】ポータルページの一例を示す第三図
【図10】情報閲覧システムの処理の流れを説明する図
【図11】リモコン信号出力装置の処理の流れを説明する図
【図12】リモコン信号受信装置の処理の流れを説明する図
【図13】実施形態2を説明するための機能ブロック図
【図14】ポータルページ識別情報の書換えを説明する図
【符号の説明】
【0064】
0200 情報閲覧システム
0210 リモコン信号出力装置
0220 リモコン信号受信装置
0230 インターネット閲覧装置
0240 情報サーバ装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
リモコン信号出力装置と、リモコン信号受信装置と、インターネット閲覧装置と、情報サーバ装置と、からなる情報閲覧システムであって、
リモコン信号出力装置は、
リモコン信号出力部と、
情報サーバ装置に備えられたポータルページを識別するためのポータルページ識別情報を前記リモコン信号出力部から出力するために保持するポータルページ識別情報保持部と、
を有し、
リモコン信号受信装置は、
リモコン信号を受信するリモコン信号受信部と、
リモコン信号受信部にて受信したリモコン信号をキーボード信号に変換するキーボード信号変換部と、
キーボード信号変換部に備えられ、前記リモコン信号受信部にて受信したポータルページ識別情報をURL情報を含むインターネット閲覧装置用のキーボード信号形式のアクセス情報に変換するアクセス情報変換手段と、
キーボード信号をインターネット閲覧装置に対して出力するキーボード信号出力部と、
を有し、
インターネット閲覧装置は、
インターネット通信をするための通信部と、
取得したアクセス情報に基づいて該当するポータルページを閲覧するための閲覧部と、
閲覧部と接続されたキーボードインターフェイスと、
を有し、
情報サーバ装置は、
前記キーボード信号に基づいてインターネット閲覧装置の閲覧部が他のページにリンクするための情報を含むHTML情報からなるポータルページをインターネット閲覧装置の通信部に対して送信するHTML情報送信部を有する、
情報閲覧システム。
【請求項2】
リモコン信号出力装置は、
ポータルページ識別情報保持部に保持されているポータルページ識別情報を他のポータルページ識別情報に書換え可能な書換部を有する請求項1に記載の情報閲覧システム。
【請求項3】
情報サーバ装置は、
複数のポータルページを備え、前記HTML情報送信部から送信されるHTML情報に含まれるリンクするための情報は、前記複数のポータルページのなかのいずれかのポータルページへのリンクをするための情報を含む請求項1又は2に記載の情報閲覧システム。
【請求項4】
請求項1又は2に記載のリモコン信号出力装置。
【請求項5】
請求項1に記載のリモコン信号受信装置。
【請求項6】
請求項1に記載のインターネット閲覧装置。
【請求項7】
請求項1又は3に記載の情報サーバ装置。
【請求項8】
リモコン信号出力装置と、リモコン信号受信装置と、インターネット閲覧装置と、情報サーバ装置と、からなる情報閲覧システムの動作方法であって、
リモコン信号出力装置に、
リモコン信号を出力させるステップと、
情報サーバ装置に備えられたポータルページを識別するための保持されているポータルページ識別情報を前記リモコン信号出力ステップにて出力するステップと、
を実行させ、
リモコン信号受信装置に、
リモコン信号を受信するリモコン信号受信ステップと、
リモコン信号受信ステップにて受信したリモコン信号をキーボード信号に変換するキーボード信号変換ステップと、
前記リモコン信号受信ステップにて受信したポータルページ識別情報をURL情報を含むインターネット閲覧装置用のキーボード信号形式のアクセス情報に変換するアクセス情報変換ステップと、
キーボード信号をインターネット閲覧装置に対して出力するキーボード信号出力ステップと、
を実行させ、
インターネット閲覧装置に、
インターネット通信をするための通信ステップと、
取得したアクセス情報に基づいて該当するポータルページを閲覧するための閲覧ステップと、
を実行させ、
前記情報サーバ装置に、
前記キーボード信号に基づいてインターネット閲覧装置の閲覧ステップにおいて他のページにリンクするための情報を含むHTML情報からなるポータルページをインターネット閲覧装置に対して送信するHTML情報送信ステップを実行させる
情報閲覧システムの動作方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2007−18279(P2007−18279A)
【公開日】平成19年1月25日(2007.1.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−199275(P2005−199275)
【出願日】平成17年7月7日(2005.7.7)
【出願人】(502002902)株式会社クイックサン (12)
【Fターム(参考)】