説明

圧力吸収体を備えた容量形ポンプ

本発明は、ゴムを加圧するチャンバ(14)を画定するポンプ本体(12)と、ゴム加圧チャンバにゴムを供給する要素(16)とを有する容量形ポンプ(10)に関する。供給要素(16)は、ポンプ本体(12)に対して主軸線(X)回りに回転することができるオーガ(42)及びオーガ(42)に軸方向に固定されていて、ゴム加圧チャンバ(14)の圧力を吸収する本体(50)を有する。吸収本体(50)は、ゴム加圧チャンバ(14)を画定すると共にオーガ(42)と軸方向反対側に配置された表面(54)を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤの製造のための粘弾性品、特にゴムのための容量形ポンプの技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
仏国特許第2721662号明細書は、図1A及び図1Bに示されている容量形ポンプを既に開示している。
【0003】
図1Aは、先行技術の空の且つ休止状態にあるポンプを示している。容量形ポンプ10′は、ポンプ本体12′及びウォーム42′を備えたフィーダ又は供給装置16′を有する。ウォーム42′は、主軸線X回りに本体12′に対して回転することができる。
【0004】
容量形ポンプ10′は、ゴム加圧チャンバ14′及び加圧チャンバ14′と連通した2つのゴム計量チャンバ18′,20′を有する。各計量チャンバ18′,20′は、ゴム流れ通路26′,28′中に開口し、これらゴム流れ通路は、ゴム分配部材30′の取り入れチャンバ32′中に開口している。
【0005】
ポンプ10′は、計量チャンバ18′,20′内で上死点と下死点との間で周期的往復運動で動くことができる2つのピストン60′,62′を更に有している。
【0006】
図1Bは、先行技術のゴムを収容すると共に作動中のポンプを示している。ピストン60′,62′のうちの一方が上死点にあるとき、加圧チャンバ14′内のゴム圧力が上昇する。ポンプの往復運動により、計量チャンバ18′,20′は、予測できず、しかもゴムの流動性に従って変化する時点で満杯状態にある。この結果、加圧チャンバ14′内の圧力が極めて大きく変化する。
【0007】
圧力は、先ず最初にチャンバ14′内でウォーム42′に軸方向に及ぼされ、次にウォーム42′と一線をなして軸方向に位置決めされているポンプ本体12′の部分に及ぼされる。この圧力は、図1Bに矢印で概略的に示されている。軸方向圧力のこの増大に対する反作用として、ポンプ本体12′は、長さL1だけ軸方向に伸長状態になり、これに対し、ウォーム42′は、長さL2だけ軸方向に圧縮状態になる。
【0008】
ポンプ本体12′の軸方向伸長長さL1により、計量チャンバ18′,20′及び流れ通路26′,28′の容積が変化する。さらに、本体12′の軸方向伸長長さL1により、取り入れチャンバ32′と各流れ通路26′,28′との間にオフセットが生じる。したがって、ゴムは、それほど圧縮可能ではないので、これら容積の変化及びオフセットにより、ポンプ10′の出口側における圧力及び流量が変化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】仏国特許第2721662号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、比較的一様なポンプ出口流量を得ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
これを達成するため、本発明の要旨は、ゴム加圧チャンバを画定するポンプ本体と、ゴム加圧チャンバにゴムを供給するフィーダとを有する容量形ポンプであって、フィーダは、ポンプ本体に対して主軸線回りに回転することができるウォームを有し、フィーダは、ゴム加圧チャンバの圧力を吸収すると共にウォームとは別個独立の状態でウォームに軸方向に固定され、吸収本体は、ゴム加圧チャンバを画定すると共にウォームと一線をなして軸方向に配置された表面を有することを特徴とする容量形ポンプにある。
【0012】
本発明の容量形ポンプにより、一様な出口流量を得ることができる。具体的に説明すると、本発明のポンプでは、圧力の増大は、ウォーム及び吸収本体に及ぼされる。先行技術のポンプのポンプ本体に及ぼされた圧力は、フィーダ、特に吸収本体と本発明のポンプのウォームとの間に位置するフィーダの部分によって吸収される。かくして、加圧チャンバ内のゴムにより及ぼされる圧力は、同一の要素、この場合、フィーダ、特にウォーム及び吸収本体に及ぼされる。吸収本体は、ウォームに軸方向に固定されているので、フィーダだけが限定された仕方で又はそれどころか非伸長状態で変形する。したがって、加圧チャンバ内のゴムにより及ぼされる軸方向圧力は、先行技術のポンプの場合のように互いに対して軸方向にシフトすることができる2つの要素には及ぼされない。ポンプ本体の軸方向伸長が生じない場合、計量チャンバ及び流れ通路は、これらのそれぞれの容積を維持し、かくして、一定の圧力を維持し、したがって一様な出口流量を維持することができる。
【0013】
表面は、ウォームと一線をなして軸方向に位置決めされ、即ち、表面は、ウォーム、特にそのねじ山に軸方向に向き、或いは、変形例として、ウォーム、特にそのねじ山と表面は、軸方向に互いに向かい合う。
【0014】
好ましくは、吸収本体とウォームは、単一部品である。
【0015】
有利には、ポンプ本体は、吸収本体のための受け入れ開口部を有し、ハウジング内において、吸収本体は、ポンプ本体に対して摺動することによって動くことができる。
【0016】
かくして、先行技術のポンプを改造し、これを本発明のポンプに変換することが容易に可能である。特に、加圧チャンバの容積を不変に保つことが可能である。
【0017】
本発明のポンプの追加の特徴によれば、
‐このポンプは、回転分配部材を有し、回転分配部材は、分配部材の取り入れチャンバを介して計量チャンバをポンプの吐き出しチャンバに連通させることができる。
‐このポンプは、計量チャンバ内でポンプ本体に対して動くことができる少なくとも1つのゴム計量ピストンを有し、分配部材は、各計量ピストン及び/又はフィーダと同期される。
‐各ピストンは、
‐ゴムを計量チャンバから吐き出しチャンバに排出する位相に対応した上死点と、
‐ゴムを加圧チャンバから計量チャンバに取り入れる位相に対応した下死点との間で動くことができる。
‐このポンプは、周期的往復運動で、好ましくは位相を逆にして第1及び第2の計量チャンバ内でそれぞれポンプ本体に対して動くことができる第1及び第2の計量ピストンを有する。
‐分配チャンバは、ポンプ本体に対し、
‐各第1及び第2のピストンの上死点にそれぞれ対応したゴムを各第1及び第2の計量チャンバから吐き出す位置と、
‐各第1及び第2のピストンの下死点にそれぞれ対応したゴムを各第1及び第2の計量チャンバ内に取り入れる位置との間で動くことができる。
【0018】
‐別のオプションとしての特徴によれば、
‐吐き出し位置は、計量チャンバに対応し、吐き出しチャンバは、取り入れチャンバを介して互いに連通状態に配置され、
‐取り入れ位置は、加圧チャンバに対応し、計量チャンバは、互いに連通状態に配置されている。
【0019】
本発明の別の要旨は、実質的に主軸線に関して回転対称を呈する軸方向ゴム剪断部及び軸方向ゴム分配部を有する容量形ポンプ用のゴムフィーダであって、軸方向剪断部と軸方向分配部との間でゴムにより及ぼされる圧力を吸収する軸方向吸収部を有し、軸方向吸収部は、軸方向剪断部と一線をなして軸方向に位置決めされた表面を備えた吸収本体を有することを特徴とするゴムフィーダにある。
【0020】
本発明の内容は、非限定的な例として与えられているに過ぎず、図面を参照して行なわれる以下の説明を読むと良好に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】先行技術の容量形ポンプの略図(A及びB)である。
【図2】本発明の容量形ポンプの略図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明の容量形ポンプが図2において全体として参照符号10で示されている。
【0023】
容量形ポンプ10は、ゴム、特にタイヤを製造するようになったストリップを形成するたびに用いられるゴムを計量するために使用できる。ポンプ10は、ゴムを加圧する加圧チャンバ14を画定するポンプ本体12を有する。ポンプ10は、本体12内に配置されたフィーダ又は供給装置16を更に有する。
【0024】
ポンプ10は、連通ポート22,24を介して加圧チャンバ14と連通した第1及び第2のゴム計量チャンバ18,20を有する。
【0025】
各計量チャンバ18,20は、それぞれのゴム流れ通路26,28中に開口している。
【0026】
各通路26,28は、ゴム分配部材30内に開口している。部材30は、ゴムを部材30内に取り入れる入口通路31を有する。この通路31は、ゴム取り入れチャンバ32を形成している。取り入れチャンバ32又は通路31は、部材30の周囲に形成された半径方向入口34及び部材30の軸方向端部のところに形成された軸方向出口36を有する。
【0027】
取り入れチャンバ32は、ゴムをポンプ10の外部に吐き出す吐き出しチャンバ38中に開口している。取り入れチャンバ32は、各通路26,28を吐き出しチャンバ38に連通させるような仕方で配置されている。
【0028】
フィーダ16は、本体12に対して主軸線X回りに回転することができる。この目的のため、本体12は、実質的に円筒形のスリーブ40を有し、フィーダ16は、このスリーブ内で回転する。フィーダ16は、本体12に対して軸方向に固定されている。
【0029】
要素16は、ゴムを混合し、これを所定温度にするようになったウォームを形成するねじ山付き軸方向剪断部42を有する。剪断部42は、ねじ山44を有している。
【0030】
フィーダ16は、ポンプ10からのゴムをその外部に分配させる軸方向ゴム分配部46を更に有する。軸方向ゴム分配部46は、特に、部材30を含む。
【0031】
さらに、フィーダ16は、軸方向圧力吸収部48を有し、この軸方向圧力吸収部48は、軸方向剪断部42と軸方向圧力吸収部48との間でゴムにより及ぼされた圧力を吸収するようになっており、この軸方向圧力吸収部48は、軸方向剪断部42と軸方向ゴム分配部46との間に軸方向に介在して設けられている。軸方向吸収部48は、軸方向剪断部42及び軸方向ゴム分配部46とは別個独立である。
【0032】
軸方向吸収部48は、チャンバ14内のゴムの圧力を吸収する圧力吸収本体50を有する。本体50は、ウォーム42に軸方向且つ接線方向に固定されている。本体50及びウォーム42は、この場合、単一部品として作られ、このことは、本体50が本体12に対して軸線X回りに回転することができるということを意味している。本体50は、軸線Xに関して回転対称の実質的に円筒形のものであり、本体50は、チャンバ14がウォーム42と本体50との間に軸方向に介在して設けられるよう形作られている。本体50は、本体12、ウォーム42及び部材30とは別個独立である。
【0033】
本体50は、ポンプ本体12と接触状態ある。ポンプ本体12は、吸収本体50を受け入れる受け入れハウジング51を有し、吸収本体50は、このハウジング51内においてポンプ本体12に対して摺動することにより動くことができる。
【0034】
チャンバ14は、第1に、ポンプ本体12により、第2に吸収本体50によって画定されている。この特定の場合、チャンバ14は、ポンプ本体12の表面52及び吸収本体50の表面54によって画定されている。
【0035】
ポンプ本体の表面52は、ゴムを計量チャンバ18,20に向かって半径方向に案内する表面52a,52bから成り、スリーブ40の表面56は、ゴムを軸方向に案内するようになっている。表面52a,52bは、チャンバ14の各側で互いに向かい合っている。表面52a,52b,54は、実質的に軸方向の圧力を受け、表面56は、実質的に半径方向の圧力を受ける。
【0036】
吸収本体の表面54は、軸方向剪断部、この場合ウォーム42と一線をなすと共にスリーブ40と一線をなして軸方向に位置決めされている。換言すると、表面54は、ウォーム42及びスリーブ40の方に軸方向に向いている。図2に示されているように、表面54は、ねじ山44と一線をなして軸方向に位置決めされ、このことは、表面54とねじ山44が互いに軸方向に向かい合っているということを意味している。吸収本体50は、ポンプ本体12とポンプ本体12と接触状態にあるチャンバ14との間で軸方向に配置されていて、フィーダ16は、加圧チャンバ14内でウォーム42、この場合ねじ山44と吸収本体50、この場合表面54との間でゴムにより及ぼされた軸方向圧力を吸収するようになっている。吸収本体50の半径方向寸法は、ウォーム42の半径方向寸法以上であり、その結果、ウォーム42は、表面54とのみ一線をなして軸方向に位置決めされている。本体50の半径方向寸法、この場合直径は、スリーブ40又はウォーム42の半径方向寸法に実質的に等しい。この特定の場合、本体50の直径は、スリーブ40の直径に実質的に等しく、したがって、表面54は、ポンプ本体12のどの表面の方にも向くことがないようになっている。かくして、ウォーム42、この場合ねじ山44は、ウォーム42、この場合ねじ山44が表面54とのみ一線をなして軸方向に位置するよう配置されている。表面54は、これが本体12のポンプ10と一線をなして軸方向に実質的に位置決めされるようなことがなく、しかも表面54がウォーム42、この場合ねじ山44とのみ一線をなして軸方向に位置決めされるよう配置されている。本体50とねじ山44との間でゴムにより及ぼされる軸方向圧力は、フィーダ16によって完全に吸収される。各表面52aは、表面52bと一線をなして位置決めされている。表面54とねじ山44は、互いに反対側の2つの軸方向端停止部を形成し、これら2つの端停止部相互間でゴムにより及ぼされる圧力を吸収する。
【0037】
さらに、ポンプ10は、計量チャンバ18,20内でそれぞれ、
‐ゴムを計量チャンバ18から吐き出しチャンバ38に排出する位相に対応した上死点(図2のピストン60)と、
‐ゴムを加圧チャンバ14から計量チャンバ20に取り入れる位相に対応した下死点(図2のピストン62)との間で動くことができる第1及び第2のピストン60,62を有する。
【0038】
ピストン60,62は、周期的往復運動で位相を逆にして動くことができ、このことは、各ピストン60,62が上死点と下死点との間で振動的に動くことを意味すると共にピストン60,62のうちの一方が上死点にあるとき、他方のピストン60,62は、下死点にあることを意味している。各ピストン60,62が上死点にあるとき、ピストンは、加圧チャンバ14を画定する。
【0039】
分配部材30は、ポンプ10の本体に対し軸線X回りに、
‐各ピストン60,62の上死点に対応していて、ゴムを各計量チャンバ18,20から吐き出す吐き出し位置(チャンバ18に対する部材30の位置であり図2のピストン60の位置)と、
‐各ピストン60,62の下死点に対応していて、ゴムを各計量チャンバ18,20中に取り入れる取り入れ位置(チャンバ20に対する部材30の位置であり図2のピストン62の位置)との間で回転することができる。
【0040】
分配部材30は、各計量ピストン60,62に対して同期される。かくして、吐き出し位置は、計量チャンバ18,20が取り入れチャンバ32を介して吐き出しチャンバ34と流体連通状態にあることに対応している。取り入れ位置は、加圧チャンバ14が計量チャンバ18,20と流体連通状態にあることに対応している。
【図1A−1B】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴム加圧チャンバ(14)を画定するポンプ本体(12)と、前記ゴム加圧チャンバにゴムを供給するフィーダ(16)とを有する容量形ポンプ(10)であって、前記フィーダ(16)は、前記ポンプ本体(12)に対して主軸線(X)回りに回転することができるウォーム(42)を有し、前記フィーダ(16)は、前記ゴム加圧チャンバ(14)の圧力を吸収すると共に前記ウォーム(42)とは別個独立の状態で前記ウォーム(42)に軸方向に固定され、前記吸収本体(50)は、前記ゴム加圧チャンバ(14)を画定すると共に前記ウォーム(42)と一線をなして軸方向に配置された表面(54)を有する、ポンプ。
【請求項2】
前記吸収本体(50)と前記ウォーム(42)は、単一部品である、請求項1記載のポンプ(10)。
【請求項3】
前記ポンプ本体(12)は、前記吸収本体(50)のための受け入れ開口部(51)を有し、前記ハウジング内において、前記吸収本体(50)は、前記ポンプ本体(12)に対して摺動することによって動くことができる、請求項1又は2記載のポンプ(10)。
【請求項4】
回転分配部材(30)を有し、前記回転分配部材(30)は、前記分配部材(30)の取り入れチャンバ(32)を介して計量チャンバ(18,20)を前記ポンプ(10)の吐き出しチャンバ(38)に連通させることができる、請求項1〜3のうちいずれか一に記載のポンプ(10)。
【請求項5】
前記計量チャンバ(18,20)内で前記ポンプ本体(12)に対して動くことができる少なくとも1つのゴム計量ピストン(60,62)を有し、前記分配部材(30)は、各計量ピストン(60,62)及び/又は前記フィーダ(16)と同期される、請求項4記載のポンプ(10)。
【請求項6】
各ピストン(60,62)は、
‐ゴムを前記計量チャンバ(18,20)から前記吐き出しチャンバ(38)に排出する位相に対応した上死点と、
‐ゴムを前記加圧チャンバ(14)から前記計量チャンバ(18,20)に取り入れる位相に対応した下死点との間で動くことができる、請求項5記載のポンプ(10)。
【請求項7】
周期的往復運動で、好ましくは位相を逆にして前記第1及び前記第2の計量チャンバ(18,20)内でそれぞれ前記ポンプ本体(12)に対して動くことができる第1及び第2の計量ピストン(60,62)を有する、請求項5又は6記載のポンプ(10)。
【請求項8】
前記分配チャンバ(30)は、前記ポンプ本体(12)に対し、
‐各第1及び第2のピストン(60,62)の上死点にそれぞれ対応したゴムを各第1及び第2の計量チャンバ(18,20)から吐き出す位置と、
‐各第1及び第2のピストン(60,62)の下死点にそれぞれ対応したゴムを各第1及び第2の計量チャンバ(18,20)内に取り入れる位置との間で動くことができる、請求項6に従属した請求項7記載のポンプ(10)。
【請求項9】
‐前記吐き出し位置は、前記計量チャンバ(18,20)に対応し、前記吐き出しチャンバ(38)は、前記取り入れチャンバ(32)を介して互いに連通状態に配置され、
‐前記取り入れ位置は、前記加圧チャンバ(14)に対応し、前記計量チャンバ(18,20)は、互いに連通状態に配置されている、請求項8記載のポンプ(10)。
【請求項10】
実質的に主軸線(X)に関して回転対称を呈する軸方向ゴム剪断部(42)及び軸方向ゴム分配部(46)を有する容量形ポンプ用のゴムフィーダであって、前記軸方向剪断部(42)と前記軸方向分配部(48)との間で前記ゴムにより及ぼされる圧力を吸収する軸方向吸収部(48)を有し、前記軸方向吸収部(48)は、前記軸方向剪断部(42)と一線をなして軸方向に位置決めされた表面(54)を備えた吸収本体(50)を有する、ゴムフィーダ。

【図2】
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【公表番号】特表2012−524863(P2012−524863A)
【公表日】平成24年10月18日(2012.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−506550(P2012−506550)
【出願日】平成22年4月20日(2010.4.20)
【国際出願番号】PCT/FR2010/050763
【国際公開番号】WO2010/122268
【国際公開日】平成22年10月28日(2010.10.28)
【出願人】(512068547)コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン (169)
【出願人】(508032479)ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム (499)
【Fターム(参考)】