説明

型枠カッパ

【課題】生コンクリートを型枠に打設する途中また、打設後雨、雪等が降ってきた時、早くて確実な養生ができ、打設したコンクリートに余計な水等が混ざらないようにして、理想的なコンクリートの強度を確保し、丈夫な建築物を完成させる。
【解決手段】プラスチック製かFRPなどの軽くて水などの液体を浸透させない材質で、半円状か三角形の型枠かっぱ1でを型枠を覆い、上側に設置して、端部をクリップ6等で型枠にはさむ。この型枠かっぱを設置すればボルト等をあやまって動かすこと無く雨なども避けることが出来る。1は、型枠かっぱ、2は、アンカーボルト、3は、型枠、4は、コンクリート耐圧盤、5は、鉄筋、6は、滑り止め用のクリップである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はコンクリート型枠に関するものであり、生コンクリート打設後又は打設途中、雨・雪などに対して養生するための商品である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
従来は生コンクリート打設後又は途中に雨などが降ってくると、ブルーシートや、テント生地のようなもので覆っていました。それでは、基礎と土台をつなぐアンカーボルトやホールダウンアンカーなどに接触してボルトを動かしていたり、シートの真ん中に水が溜まり結局型枠の中に雨水などが侵入して施工上問題がありました
そして、シート設置に時間がかかることも問題です。
本発明はこのような不都合を解決する事を課題とする
【課題を解決するための手段】
【0003】
この課題を解決する為の請求項1の発明はプスティック製かFRPなどの軽くて水などの液体を浸透させない材質で半円状か三角形のものを型枠の上に設置する。
【発明の効果】
【0004】
本発明により生コンクリート打設途中、打設後に雨や雪等からの養生がしっかりと出来るようになる。ということは、余計な水等が混ざらない為、理想的なコンクリートの強度を確保する事が出来、丈夫な建築物が完成させる事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
図1は断面図であり、型枠かっぱと型枠がクリップ等ではさみ易いように水平に近いほうがよい。そして、端部は返しをつけて片枠のつめに引っ掛かるようにする。
【0006】
図2は正面図で型枠には縦の鋼板が設置されているのでその部分に型枠かっぱの端部分があたると施工しにくいので折り返し部分は約3cm位の間隔でカットをいれておいてもよいし、当たる所だけ現場ではさみをいれてもよい。
【0007】
本発明品の材料は軽くて水、液体等を透さず現場で加工がしやすいものならなんでもよい。また、断面を半円状で無く、三角形や四角形としてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0008】
本発明品は工業的に量産することが可能であるため産業上の利用可能性を要する
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】発明品、型枠かっぱを設置した時の断面図である。
【図2】型枠かっぱを設置した時の正面図である
【図3】型枠かっぱの入隅部分と出隅部分を真上から見た図である。
【符号の説明】
【0010】
1 本発明品の型枠かっぱ
2 アンカーボルト
3 型枠
4 コンクリート耐圧盤
5 鉄筋
6 滑り止め用のクリップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プラスティックやFRP等の水分を吸わない水を透さない材質で半円状か三角形か四角形のもの
そして軽くて、施工性の良い物
【請求項2】
型枠と接する部分は返しをつけて風等になるべく耐えられるようにするそして、一定間隔で切れ目をいれて現場施工がし易いように加工する更にクリップのようなもので固定できるようにする。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−188838(P2006−188838A)
【公開日】平成18年7月20日(2006.7.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−382988(P2004−382988)
【出願日】平成16年12月29日(2004.12.29)
【出願人】(505038324)
【Fターム(参考)】