説明

外壁浮き検知システム、外壁浮き検知方法並びに外壁浮き検知用移動飛行体

【課題】移動飛行体を使用した建築物外壁の浮きを検知するシステムと検知方法、そして外壁浮き検知に使用する移動飛行体の提供を図る。
【解決手段】建築物外壁の浮きを検知するためのシステムであって、屋外に配置される検知装置と、それらを遠隔操作する監視・操縦装置と、からなり、前記検知装置は、移動飛行体に搭載されるとともに、打診器と、移動飛行体操縦受信器と、集音装置並びに打診音送信器と、で構成され、前記監視・操縦装置は、移動飛行体操縦送信器と、打診音受信器並びにスピーカーと、で構成されている。打診器が搭載された移動飛行体を遠隔地から遠隔操縦して適宜建築物の外壁を該打診器により打診し、その打診音を集音装置により集音し、集音された打診音を遠隔地においてスピーカーから出力することにより、建築物外壁の浮きが生じている箇所を特定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物の外壁面に発生する浮いた箇所を検知するための外壁浮き検知システム、外壁浮き検知方法並びに外壁浮き検知用移動飛行体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
建築物の外壁は、経年劣化とともに壁面の浮きが発生することがある。かかる外壁の浮きが発生すると、その浮いた外壁が落下して重大事故を招く危険がある。そのような外壁落下の危険を未然に防止すべく、外壁面の打診調査が適宜行われることとなるが、特に我が国においては、2008年の建築基準法の改正により、ビル等の高層建築物における竣工若しくは改修から10年超過した建築物の外壁全面打診調査が義務付けられることとなった。従来より行われている打診調査として、テストハンマーを用いて人手によって外壁を打診し、打診音の異常を確認する調査方法が採られている。
【0003】
しかしながら、ここで問題となるのは、その打診調査の範囲である。すなわち全面打診調査となると、仮説ゴンドラやチェアゴンドラを使用したり、あるいは、壁面全面に作業用足場を架設するなどして、ビル等の上から下まで隈なく調査することとなるため、調査規模が大きくなって調査コストが嵩むだけでなく、作業者の手間やゴンドラ使用による高所作業の危険性が伴うものであった。
また、隣接する建築物の間が狭い場合など、作業者が入り込めないような狭いスペースにおける外壁面の打診調査の要請に対し、何ら手立てがないのが現状である。
【0004】
このような問題を解決すべく、特開2003−14711号公報(特許文献1)に記載の「建物壁面診断ロボット及びこれを用いた建物壁面診断方法」や、実開平7−34367号公報(特許文献2)に記載の「外壁の浮き診断装置」が提案されている。
【0005】
特許文献1に記載の「建物壁面診断ロボット及びこれを用いた建物壁面診断方法」の技術は、外壁面の上部案内レールに上部スライダを走行可能に取り付けるとともに、建物の下部に下部台車を走行可能に設け、該上部スライダと下部台車とに外壁面に沿って鉛直方向に延びる支柱を配し、該支柱に沿って外壁面を打診する建物壁面診断ロボットが上下に昇降可能な構造となっている。この技術によれば、確かに人手によらず外壁面の打診調査が可能であるが、この技術を採用するためには、調査対象たる建築物に上部案内レールを設ける必要があるため、調査方法として恒常化することは困難である。
【0006】
また、特許文献2に記載の「外壁の浮き診断装置」の技術は、調査対象建築物の壁面に対して所定間隔をもって縦に張設されたワイヤと、このワイヤに対して昇降自在に取付けられた診断装置本体とから構成されている。この技術によれば、特許文献1同様、人手によらず外壁面の打診調査が可能であるが、この技術を採用するべく、調査対象たる建築物の壁面にワイヤを張設する作業が必要であり、手間が煩雑であるだけでなく、建築物の構造によっては、壁面にワイヤを張設することができなかったり、壁面に凹凸が存在するためワイヤを張設することでは全面調査ができない場合もあるため、上記同様、調査方法として恒常化することは困難である。
【0007】
【特許文献1】特開2003−14711号公報
【特許文献2】実開平7−34367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記問題点を鑑み、移動飛行体を使用した建築物外壁の浮きを検知するシステムと検知方法、そして外壁浮き検知に使用する移動飛行体を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、請求項1記載の本発明は、建築物外壁の浮きを検知するためのシステムであって、屋外に配置される検知装置と、それらを遠隔操作する監視・操縦装置と、からなり、前記検知装置は、移動飛行体に搭載されるとともに、打診器と、移動飛行体操縦受信器と、集音装置並びに打診音送信器と、で構成され、前記監視・操縦装置は、移動飛行体操縦送信器と、打診音受信器並びにスピーカーと、で構成されている。
【0010】
また、請求項2記載の本発明は、前記外壁浮き検知システムにおいて、前記検知装置にビデオカメラ並びにビデオ映像送信器が備えられているとともに、前記監視・操縦装置にモニター並びにビデオ映像受信器が備えられている構成となっている。
【0011】
さらに、請求項3記載の本発明は、前記外壁浮き検知システムにおいて、前記検知装置に、マーキング装置が備えられている構成を採用する。
【0012】
そして、請求項4記載の本発明は、建築物外壁の浮きを検知する方法であって、打診器が搭載された移動飛行体を遠隔地から遠隔操縦して適宜建築物の外壁を該打診器により打診し、その打診音を集音装置により集音し、集音された打診音を遠隔地においてスピーカーから出力することにより、建築物外壁の浮きが生じている箇所を特定する方法となっている。
【0013】
また、請求項5記載の本発明は、 前記外壁浮き検知方法において、前記移動飛行体にビデオカメラ並びにビデオ映像送信器を備え、該ビデオ映像送信器から送信された映像をビデオ映像受信器を介してモニターに映し出す方法を採用する。
【0014】
さらに、請求項6記載の本発明は、前記外壁浮き検知方法において、前記移動飛行体にマーキング装置を備え、特定された建築物外壁の浮きが生じている箇所にマーキングを行う方法を採用する。
【0015】
そしてまた、請求項7記載の本発明は、遠隔地から遠隔操作するための操縦受信器を備えた建築物外壁の浮きを検知するために用いられる移動飛行体であって、建築物外壁の浮きを検知するための打診器が搭載されるとともに、打診音を集音するための集音装置並びに集音された打診音を遠隔地に送信するための打診音送信器が備えられて構成されている。
【0016】
また、請求項8記載の本発明は、前記外壁浮き検知用移動飛行体において、該移動飛行体の建築物への接近を補助するためのガイドフレームが備えられている構成となっている。
【0017】
さらに、請求項9記載の本発明は、前記外壁浮き検知用移動飛行体において、ビデオカメラ並びにビデオ映像送信器が搭載されている構成を採用する。
【0018】
またさらに、請求項10記載の本発明は、前記外壁浮き検知用移動飛行体において、建築物外壁の浮きが生じている箇所にマーキングを行うためのマーキング装置が搭載されている構成となっている。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、遠隔操作による移動飛行体(ラジコンヘリコプター)を使用することによって、作業員が高所作業することなく、地上の監視・操縦装置で建築物における外壁の浮きを確認することが可能となって、人手による打診調査の手間及び時間的ロスを省くことができるとともに、その手段においてゴンドラの設置や足場架設等のコスト及び手間を省くこともでき、作業者による高所作業の危険性を回避して、地上で安全に作業可能といった優れた効果と経済性が得られるものである。
【0020】
また、本発明によれば、打診箇所のビデオ撮影並びにモニター確認が可能であって、その画像保存並びにプリント出力を行うことで、外壁の浮きが生じている箇所の確認や、補修の見積りに関しての客観的な情報開示・資料提供が容易であり、コスト削減にもつながるといった優れた効果が得られるものである。
【0021】
さらに、本発明によれば、外壁の打診作業を移動飛行体操縦者が最低一人でも行うことが可能であるため、人的コストの削減に資するとともに、繰り返し確認作業が瞬時に行えるため、外壁の浮きが生じている箇所を正確に把握することができるという優れた効果も得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】図1は、本発明における実施形態の主要装置を示した概略説明図である。
【図2】図2は、本発明における実施形態の移動飛行体の一部を示す概略説明図である。
【図3】図3は、本発明における実施形態の作業状態を示す概略説明図である。
【図4】図4は、本発明における実施形態の作業状態を示す概略説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
本発明は、建築物外壁Wの浮きを検知するにあたって、移動飛行体(ラジコンヘリコプター)50に搭載される打診器31により、外壁打診調査を行うことを最大の特徴とする。以下、本発明にかかる実施形態を、図面に基づき説明する。
【0024】
なお、本発明は、下記の実施形態に示した構成に特に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の要旨に逸脱しない範囲で任意に変更することができるものである。
【0025】
図1は、図1は、本発明における実施形態の主要装置を示した全体模式図であり、図1(a)は監視・操縦装置40の全体模式図を示し、図1(b)は、移動飛行体50を利用した検知装置30の全体模式図を示している。
すなわち、本発明にかかる外壁浮き検知システム10は、屋外に配置される検知装置30と、それらを遠隔操作する監視・操縦装置40と、で構成されている。
【0026】
検知装置30は、打診器31と移動飛行体操縦受信器32、集音装置33並びに打診音送信器34により構成され、さらに必要に応じて、ビデオカメラ35及びビデオ映像送信器36やマーキング装置37が構成として付加され、移動飛行体50に搭載される。
【0027】
本発明に使用される移動飛行体50については、特に限定はないが、外壁面近傍において静止することを可能ならしめるべく、ラジコンヘリコプター50を使用することが考え得る。
なお、一般的なラジコンヘリコプター50は、動力としてエンジンを使用しているものが主流であるが、そのエンジン音は非常にうるさく、外壁面Wの打診音を集音するという本発明の目的上不向きであるため、本発明で使用するラジコンヘリコプター50の動力については、電動モータを使用することが望ましい。
【0028】
打診器31は、建築物の外壁Wを打診して該外壁の浮きを検知するためのものであって、移動飛行体50の前方に搭載された遊動自在のテストハンマー31aと、該テストハンマー31aを遊動させる遊動機構31bとからなる。図2は、該打診器31を含む移動飛行体の一部を示す概略説明図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は側面図を示している。該打診器31は、監視・操縦装置40からの遠隔操作により遊動機構31bを介してテストハンマー31aを遊動させ、外壁Wの打診を行うものである。なお、図面では、遊動機構31bとしてワイヤーによるクランク機構を採用した場合について例示している。
【0029】
移動飛行体操縦受信器32は、移動飛行体50の操縦のほか、打診器31やビデオカメラ35、マーキング装置37の操作など、監視・操縦装置40からの遠隔操作を行うべく、移動飛行体操縦送信器41との間で送受信を行うものである。
【0030】
集音装置33は、前記打診器31により得られた打診音を集音するものであって、その集音された打診音は、打診音送信器34を介して遠隔地の監視・操縦装置40にある打診音受信器42へ送られる。
【0031】
ビデオカメラ35は、建築物外壁Wの打診箇所とその周域を撮影するためのものであって、該ビデオカメラ35で撮影された映像は、ビデオ映像送信器36を介して遠隔地の監視・操縦装置40にあるビデオ映像受信器45へ送られる。
なお、ビデオカメラ35による撮影操作は、監視・操縦装置40において遠隔操作により行われる。
【0032】
マーキング装置37は、建築物における外壁の浮きが生じている箇所(異常箇所)Dにマーキングを行うためのものであって、移動飛行体50の前方に搭載され、監視・操縦装置40により遠隔操作される。マーキングの色や材質等は特に限定はないが、例えば目立つ赤色系の色を用いたり、落とすことの可能なチョーク材を用いることが考え得る。
【0033】
監視・操縦装置40は、移動飛行体操縦送信器41と、打診音受信器42並びにスピーカー43により構成され、さらに必要に応じて、モニター44並びにビデオ映像受信器45が構成として付加されている。
【0034】
移動飛行体操縦送信器41は、移動飛行体50の操縦のほか、打診器31やビデオカメラ35、マーキング装置37の操作など、監視・操縦装置40からの遠隔操作を行うべく、検知装置30における移動飛行体操縦受信器32との間で送受信を行うものである。
【0035】
打診音受信器42は、前記検知装置30における打診音送信器34から送られてくる打診音を受信するためのものであって、受信された打診音はスピーカー43を介して作業者が聞くことができる。
【0036】
ビデオ映像受信器45は、前記検知装置30におけるビデオ映像送信器36から送られてくる映像を受信するためのものであって、受信された映像はモニター44を介して作業者が見ることが可能である。
【0037】
なお、本発明で使用する移動飛行体50には、図2に示すように、建築物への接近を補助するためのガイドフレーム51が備えられている。すなわち、ガイドフレーム51の先端部には、衝撃回避を備える弾性ガイド体が取り付けられており、建築物の外壁面Wに該ガイドフレーム51の先端部を接触させた状態で、打診調査を行うことを可能にするものである。
【0038】
以上の各構成要素からなる本発明の実際の作業方法について、以下説明する。図3及び図4は、本発明における実施形態の作業状態を示す概略説明図である。
すなわち、本発明にかかる外壁浮き検知方法は、打診器31が搭載された移動飛行体50を遠隔地から遠隔操縦し、適宜建築物の外壁Wを該打診器31により打診する。
該打診器31により得られた打診音は、集音装置32によって集音される。集音された打診音は、遠隔地においてスピーカー43から出力され、作業者は該スピーカー43からの打診音を聞き、該打診音の異常を察知することで、建築物外壁Wの浮きが生じている箇所(異常箇所)Dを特定することとなる。
【0039】
このとき、移動飛行体50には、ビデオカメラ35並びにビデオ映像送信器36が備えられている態様が考え得る。かかる態様を採用することで、該ビデオカメラ35により建築物外壁Wの打診箇所とその周域を撮影することができる。撮影された映像はビデオ映像送信器36から送信され、ビデオ映像受信器45を介してモニター44に映し出す。これにより、建築物外壁Wの浮きが生じている箇所(異常箇所)Dを、モニター44を通して目視できるだけでなく、その画像を保存したり、あるいは、プリント出力を行うことで、異常箇所Dの確認や、修理見積りに関しての客観的な情報開示・資料提供が容易となる。
【0040】
また、移動飛行体50に、マーキング装置37を備える態様も可能である。かかる態様を採用することで、特定された建築物外壁Wの浮きが生じている箇所(異常箇所)Dにマーキングを行うことが可能となる。なお、該マーキング装置37は、移動飛行体50の前方に搭載され、遠隔操作によりマーキングを行う。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明は、人手に頼っていた建築物外壁Wの打診調査を機械化するのみならず、あらゆる建築物に対し新たな装置・設備を施すことなく、必要時に本発明を即採用することが可能であって、本発明の産業上の利用可能性は非常に高いものと思量する。
【符号の説明】
【0042】
10 漏水検知システム
30 検知装置
31 打診器
31a テストハンマー
31b 遊動機構
32 移動飛行体操縦受信器
33 集音装置
34 打診音送信器
35 ビデオカメラ
36 ビデオ映像送信器
37 マーキング装置
40 監視・操縦装置
41 移動飛行体操縦送信器
42 打診音受信器
43 スピーカー
44 モニター
45 ビデオ映像送受信器
50 移動飛行体(ラジコンヘリコプター)
51 ガイドフレーム
W 外壁(面)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
建築物外壁の浮きを検知するためのシステムであって、
屋外に配置される検知装置と、それらを遠隔操作する監視・操縦装置と、からなり、
前記検知装置は、移動飛行体に搭載されるとともに、打診器と、移動飛行体操縦受信器と、集音装置並びに打診音送信器と、で構成され、
前記監視・操縦装置は、移動飛行体操縦送信器と、打診音受信器並びにスピーカーと、で構成されていることを特徴とする外壁浮き検知システム。
【請求項2】
前記外壁浮き検知システムにおいて、
前記検知装置にビデオカメラ並びにビデオ映像送信器が備えられているとともに、前記監視・操縦装置にモニター並びにビデオ映像受信器が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の外壁浮き検知システム。
【請求項3】
前記外壁浮き検知システムにおいて、
前記検知装置に、マーキング装置が備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の外壁浮き検知システム。
【請求項4】
建築物外壁の浮きを検知する方法であって、
打診器が搭載された移動飛行体を遠隔地から遠隔操縦して適宜建築物の外壁を該打診器により打診し、その打診音を集音装置により集音し、集音された打診音を遠隔地においてスピーカーから出力することにより、建築物外壁の浮きが生じている箇所を特定することを特徴とする外壁浮き検知方法。
【請求項5】
前記外壁浮き検知方法において、
前記移動飛行体にビデオカメラ並びにビデオ映像送信器を備え、該ビデオ映像送信器から送信された映像をビデオ映像受信器を介してモニターに映し出すことを特徴とする請求項4に記載の外壁浮き検知方法。
【請求項6】
前記外壁浮き検知方法において、
前記移動飛行体にマーキング装置を備え、特定された建築物外壁の浮きが生じている箇所にマーキングを行うことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の外壁浮き検知方法。
【請求項7】
遠隔地から遠隔操作するための操縦受信器を備えた建築物外壁の浮きを検知するために用いられる移動飛行体であって、
建築物外壁の浮きを検知するための打診器が搭載されるとともに、打診音を集音するための集音装置並びに集音された打診音を遠隔地に送信するための打診音送信器が備えられていることを特徴とする外壁浮き検知用移動飛行体。
【請求項8】
前記外壁浮き検知用移動飛行体において、
該移動飛行体の建築物への接近を補助するためのガイドフレームが備えられていることを特徴とする請求項7に記載の外壁浮き検知用移動飛行体。
【請求項9】
前記外壁浮き検知用移動飛行体において、
ビデオカメラ並びにビデオ映像送信器が搭載されていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の外壁浮き検知用移動飛行体。
【請求項10】
前記外壁浮き検知用移動飛行体において、
建築物外壁の浮きが生じている箇所にマーキングを行うためのマーキング装置が搭載されていることを特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに記載の外壁浮き検知用移動飛行体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−145346(P2012−145346A)
【公開日】平成24年8月2日(2012.8.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−1631(P2011−1631)
【出願日】平成23年1月7日(2011.1.7)
【出願人】(507224152)江田特殊防水工業株式会社 (2)
【Fターム(参考)】