説明

多段スイッチ装置

【課題】 入力手段として配設された単体のスイッチ装置において、3種以上の入力操作を可能とすること。
【解決手段】 静電容量式センサにより入力可能とされた第1入力手段3と、第1入力手段3の背面に配設され、第1入力手段3を押し込んだときに押圧力によりスイッチング動作が可能な第2入力手段4と、第2入力手段4の背面に配設され、第1入力手段3を押し込み、第2入力手段4をも押し込んだときに押圧力によりスイッチング動作が可能な第3入力手段5とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、3種類の入力信号を出力させることができる多段スイッチ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、デジタルカメラを始めとする各種の電子機器には、操作体を浅く押し込むと第1の接点部がスイッチオンし、深く押し込むと第2の接点部がスイッチオンするというように、作動ストロークの異なる2段の押圧操作が可能なスイッチ装置が利用されている。
【0003】
このような多段スイッチ装置の一従来例としては、昇降可能な駆動体上に第1の接点部を載置し、該駆動体の下方に第2の接点部を載置するという構成のものが知られている。かかる多段スイッチ装置では、操作体を所定量押し込むと、駆動体上に配置されたタクトばね等を介して第1の接点部がスイッチオンして1段目の押圧入力信号が出力され、第1の接点部をスイッチオンさせた状態で操作体をさらに押し込み、駆動体を一定量下降させると、この駆動体の下方に配置されたタクトばね等を介して第2の接点部がスイッチオンして2段目の押圧入力信号が出力される。
【0004】
また、従来の多段スイッチ装置の別の従来例としては、第1入力部としての静電容量式あるいは感応式のセンサの下方に、第2入力部としての接点部を配置するという構成のものである(たとえば、特許文献1)。かかる多段スイッチ装置では、第1入力部としてのセンサの表面に指などの指示体が触れることで座標入力信号が出力され、その状態で、前記1次入力部のセンサの表面側をさらに押し込んで一定量下降させると、センサの下方に配置された第2入力部としての接点部がスイッチオンして2段目の押圧入力信号が出力される。
【0005】
【特許文献1】特開2003−331681号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、近年は各種電子機器の操作が多様化しており、そのため、所望の操作を実現するための入力手段としてのスイッチ装置もより多くの数が必要となっている。
【0007】
しかしながら、電子機器本体に単体のスイッチ装置を単純に増設するとすれば、その分の配設面積を確保しなければならず、該電子機器が近年の電子機器の小型化の要請に反するものとなることが懸念される。また、入力装置の配設数を増やすとなると、電子機器の操作が複雑化するため使用感が悪くなり、製造コストの面でも安価に製造できないといった問題が生じる。
【0008】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、入力手段として配設された単体のスイッチ装置において、3種以上の入力操作を可能とする多段スイッチ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した目的を達成するため、本発明に係る多段スイッチ装置は、静電容量式センサにより入力可能とされた第1入力手段と、前記第1入力手段の背面に配設され、前記第1入力手段を押し込んだときに押圧力によりスイッチング動作が可能な第2入力手段と、前記第2入力手段の背面に配設され、前記第1入力手段を押し込み、前記第2入力手段をも押し込んだときに押圧力によりスイッチング動作が可能な第3入力手段とを有している。
【0010】
このような構成を採用したことにより、単体のスイッチ装置の入力操作で該電子機器の3つの機能を実行することが可能となる。
【0011】
そして、このように、単体のスイッチ装置で多数の機能を実行することができるようになれば、該電子機器の機能が複雑になっても、そのためにスイッチ装置の配設領域を平面的に確保する必要がないので、該電子機器の小型化を図ることが可能となるし、デザイン性や使用感の優れたものとなる。
【0012】
この本発明の多段スイッチ装置の具体的なものとしては、S字状の折り返し部を形成する可撓性を備えたシート部材を有し、前記第1入力手段は前記折り返し部を形成するシート部材の上段上面に配設され、前記第2入力手段は前記折り返し部を形成するシート部材の中断上面に配設され、前記第3入力手段は前記折り返し部を形成するシート部材の下段上面に配設されるとともに、前記第1入力手段乃至第3入力手段が平面視同一位置に重ねて配置されている点を特徴とする多段スイッチ装置を挙げることができる。
【0013】
また、本発明の多段スイッチ装置の別の具体的なものとして、基板上に前記第2入力手段および第3入力手段からなる2段スイッチが配設され、前記2段スイッチの上方に前記第1入力手段を上面に備えた可撓性を有するシート部材が配設されるとともに、前記第1入力手段乃至第3入力手段が平面視同一位置に重ねて配置されていることを特徴とする多段スイッチ装置を挙げることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明に係る多段スイッチ装置によれば、入力手段として配設された単体のスイッチ装置において、3種の入力操作を確実かつ容易に行うことができるなどの極めて優れた効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
【0016】
本発明の多段スイッチ装置は、電子機器の機能操作において各種機能を3回連続させて駆動操作する場合等の入力手段として好適な操作スイッチであり、静電容量式センサにより入力可能とされた第1入力手段と、前記第1入力手段の背面に配設され、前記第1入力手段を押し込んだときに押圧力によりスイッチング動作が可能な第2入力手段と、前記第2入力手段の背面に配設され、前記第1入力手段を押し込み、前記第2入力手段をも押し込んだときに押圧力によりスイッチング動作が可能な第3入力手段とから構成されている。
【0017】
図1は本発明に係る多段スイッチ装置の第1実施形態を示す模式的正面図である。
【0018】
本発明の第一実施形態の多段スイッチ装置1は、S字状の折り返し部2aを形成する可撓性を備えたシート部材からなる配線基板2を有し、前記折り返し部の配線基板2の上段上面に、1次入力操作に用いる第1入力手段としての静電容量式センサ3(以下、静電センサ3という。)が配設され、前記折り返し部2aの配線基板2の中段上面に2次入力操作に用いる第2入力手段としてのスイッチ4(以下、2次スイッチ4という。)が配設され、前記折り返し部2aの配線基板2の下段上面に3次入力操作に用いる第3入力手段としてのスイッチ5(以下、3次スイッチ5という。)が配設されているとともに、入力手段としての静電センサ、2次スイッチ4および3次スイッチ5は平面視同一位置に重ねて配置された構成を有している。
【0019】
配線基板2としては、例えば、FPC(可撓配線基板:Flexible Printed Circuit、以下、FPCという。)等の樹脂シートを例示することができる。FPCは、電極(導体)の回路パターンを構成するCu、Ni、あるいはAu等の金属箔を挟むようにして、ポリイミドフィルム、エポキシ樹脂等の絶縁性基板からなるベースフィルムおよびカバーフィルムが配設された積層構造を有する軽薄なシート部材として形成されている。配線基板2はS字状に彎曲されて折り返し部2aが形成されており、このS字状の折り返し部2aの上段上面(配線基板2の表面側)、中段上面(配線基板2の裏面側)及び下段上面(配線基板2の表面側)には、前記電極の回路パターンと接続させて、順に、前記第1入力手段の静電センサ3、2次スイッチ4および3次スイッチ5が配設されている。なお、配線基板2としては、S字状に形成された折り返し部2aにおいて、該多段スイッチ装置が押圧操作されていない場合における上段、中段、下段の各段間の高さ(各段の積層方向)寸法を略一定に保持することができ、該多段スイッチ装置が押圧操作された場合に折り曲げ部分2aで適当な弾性を以て撓み、その変位にともなって、下層に配設された各スイッチ4、5の押圧操作を可能な剛性を有するものを使用する。
【0020】
第1入力手段としての静電センサ3は、Ag(銀)系ペーストで形成された引き回し電極及びランドが絶縁性を有しかつ所定の誘電率を有するPET(ポリエチレンテレフタレート)などで形成されたシート部材の上面に形成されており、前記シート部材は前記配線基板2上に配置され、前記静電センサ3の各電極は前記配線基板2に形成された回路パターンに接続されている。
【0021】
このような構成からなる静電センサ3によれば、静電センサ3の表面に指などの誘電体が触れることで、前記ランドの形成された位置において静電容量が変化するため、この静電容量の変化を監視することで入力操作の有無を判断することができる。
【0022】
また、前記2次スイッチ4および3次スイッチ5は、それぞれの上層に配設された入力手段を操作者が指などで押し込んだときにその押圧力によりスイッチング動作が可能とされている。
【0023】
本実施形態の2次スイッチ4および3次スイッチ5は、それぞれ、前記配線基板2上に、固定接点(図示せず)と、この固定接点の周囲に位置する複数の外側固定接点(図示せず)と、各固定接点から導出された引き廻しパターン(図示せず)とが印刷により形成されている。また、配線基板2上にはタクトばね7が載置されており、このタクトばね7の外周部は保持シート(図示せず)によって保持されている。タクトばね7は外側固定接点と常時接触しており、タクトばね7を反転可能な金属接点(可動接点)として機能させている。
【0024】
2次スイッチ4に配設された各固定接点は前記配線基板2に形成された回路パターンに対し、前記配線基板2の裏面側で電気的に接続され、3次スイッチ5に配設された各固定接点は前記配線基板2に形成された回路パターンに対し、前記配線基板2の表面側で電気的に接続されている。
【0025】
このように構成された本実施形態の多段スイッチ装置においては、操作者の操作によって第1入力手段としての静電センサ3の表面に操作者の指などの誘電体が触れることで、触れた位置において静電容量が変化し、第1の入力信号が出力される(第1入力手段の機能)。
【0026】
そして、静電センサ3に更なる押圧を加え、第1入力手段としての静電センサ3が配設された配線基板2の折り曲げ部2aにおける上段を、該折り曲げ部2aを以て撓ませつつ押し込むと、前記配線基板2の上段下面が2次スイッチ4を構成するタクトばね7の上面中央に当接し、前記上面中央部が反転して固定接点に接触するので、固定接点と外側固定接点とがタクトばね7を介して導通され、第2の入力信号が出力される(第2入力手段の機能)。
【0027】
またさらに静電センサ3に押圧を加え、第1入力手段としての静電センサ3が配設された配線基板2の折り曲げ部2a(図中右側の折り曲げ部)における上段のみならず中段をも、折り曲げ部2a(図中左側の折り曲げ部)を以て撓ませつつ押し込むと、前記配線基板2の中段下面が3次スイッチ5を構成するタクトばね7の上面中央に当接し、前記上面中央部が反転して固定接点に接触するので、固定接点と外側固定接点とがタクトばね7を介して導通され、第3の入力信号が出力される(第3入力手段の機能)。
【0028】
このように、第1実施形態における多段スイッチ装置においては、比較的簡単な構成で、単一のスイッチ装置において異なる3種の機能操作に関する入力信号を出力させることが可能となる。
【0029】
図2は本発明に係る多段スイッチ装置の第2実施形態を示す模式的断面斜視図である。
【0030】
本発明の第2実施形態の多段スイッチ装置1は、配線基板17上に、第2入力手段としての2次スイッチ4および第3入力手段としての3次スイッチ5を有する2段スイッチ14が配設され、前記2段スイッチ14の上方に可撓性を有する樹脂シート部材としての配線基板2の上面に配設された前記第1入力手段としての静電センサ3が配設されており、前記入力手段としての静電センサ3、2次スイッチ4および3次スイッチ5は平面視同一位置に重ねて配置された構成を有している。
【0031】
第2実施形態に係る多段スイッチ装置に組み込まれる2段スイッチ14については公知の構成のものを使用することができる。
【0032】
図3には2段スイッチ14の構成の一例を示す。図3に示した2段スイッチ14は、前記配線基板17上に、内側固定接点18と、この内側固定接点18の周囲に位置する複数の第1外側固定接点19と、これら複数の第1外側固定接点19の周囲に位置する複数の第2外側固定接点20と、各固定接点18〜20から導出された図示せぬ引き廻しパターンとが印刷形成されている。また、配線基板17上には第1タクトばね22が載置されており、この第1タクトばね22の外周部は第1保持シート23によって保持されている。第1タクトばね22は第1外側固定接点19と常時接触しており、第1タクトばね22を反転可能な金属接点(可動接点)として機能させている。さらに、配線基板17上には、第2外側固定接点20と常時接触した状態で第1タクトばね22より大径な第2タクトばね24が載置されており、この第2タクトばね24も反転可能な金属接点として機能させている。大径な第2タクトばね24は小径な第1タクトばね22を覆うように配置されており、第2タクトばね24を第2保持シート25が被覆して保持している。そして、前記第2タクトばね24は中央部が反転すると第1タクトばね22に接触し、第1タクトばね22は中央部が反転すると内側固定接点18に接触するように構成されている。第2タクトばね24を被覆する第2保持シート25の上方には操作体26が昇降可能に配置されており、この操作体26を支持する支持ケース27の脚部27aが第2保持シート25の周縁部を下向きに押さえ付けている。そして、このように構成された2段スイッチにおいては、第1タクトばね22、第2タクトばね24、第1外側固定接点19および第2外側固定接点20は第1入力手段に概略相当し、第1タクトばね22、内側固定接点18および第1外側固定接点19は第2入力手段に概略相当する。
【0033】
また、第1入力手段としての静電センサ3においては、Ag(銀)系ペーストで形成された引き回し電極およびランドが、絶縁性を有しかつ所定の誘電率を有するPET(ポリエチレンテレフタレート)などで形成されたシート部材の上面に形成されており、前記シート部材は導電パターンが形成された可撓性の樹脂シートとしての配線基板2上に配置され、前記各電極を配線基板17に形成された導電パターンに接続させている。
【0034】
なお、本実施形態を示す図2には、第1入力手段の上方に誘電体としてのキートップ30を配設した状態を例に示す。キートップ30はその底面を第1入力手段の静電センサ3の表面と対向させて配設されており、前記底面にはキートップ30の押圧操作により前記静電センサ3の表面に接触する凸部30aが形成されている。キートップ30は、押圧がなされないときには凸部30aの先端と静電センサの表面との間に間隙が形成され、押圧がなされた時には凸部30aの先端が静電センサ3の表面に当接するように、第1入力手段との間に介在させたばね部材31によって静電センサ3の上方に位置され、電子機器の筐体(図3中点線で示す)によって可動に支承されている。
【0035】
このように構成された多段スイッチ装置1においては、操作者の操作によって第1の入力手段としての静電センサ3の表面に誘電体としてのキートップ30の凸部30aが触れることで、触れた位置において静電容量が変化し、第1の入力信号が出力される(第1入力手段の機能)。
【0036】
そして、静電センサ3に更なる押圧を加え、第1入力手段としての静電センサ3が配設された配線基板12を撓ませ、2段スイッチの前記操作体26を所定ストローク押し込むと、第2タクトばね24の中央部が反転して第1タクトばね22に接触し、このとき第2保持シート25も第2タクトばね24と同形状に弾性変形する。こうして第1タクトばね22と第2タクトばね24が接触すると、第1外側固定接点19と第2外側固定接点19が導通されるので、第2の入力信号が出力される(第2入力手段の機能)。
【0037】
また、この状態で操作体26をさらに一定量押し込み、反転状態の第2タクトばね24を介して第1タクトばね22の中央部を反転させると、第1タクトばね22が内側固定接点18に接触するので、内側固定接点18と第1外側固定接点19とが第1タクトばね22を介して導通され、第3の入力信号が出力される(第3入力手段の機能)。
【0038】
このように、第2実施形態における多段スイッチ装置の場合も、比較的簡単な構成で、単一のスイッチ装置において異なる3種の機能操作に関する入力信号を出力させることが可能となる。
【0039】
前述したような構成を有する本発明の多段スイッチ装置は、例えば、オートフォーカス機能付きのデジタルカメラ等の電子機器に使用する場合に、第1入力手段としての静電センサ3に接触する入力操作により、該デジタルカメラの本スイッチをON状態とし、次の第2入力手段としての2次スイッチ4を押圧する入力操作により、該デジタルカメラのオートフォーカス・ロック機能を駆動させ、最後の第3入力手段としての3次スイッチ5を押圧する入力操作により、シャッタ機能を駆動させるというように、単体のスイッチ装置の入力操作で該電子機器の一連の3つの機能を段階的に実行することが可能となる。
【0040】
そして、このように、単体のスイッチ装置で多数の機能を実行することができるようになれば、該電子機器の機能が複雑になっても、そのためにスイッチ装置の配設領域を平面的に確保する必要がないので、該電子機器の小型化を図ることが可能となるし、該多段スイッチ装置が配設された電子機器においてはデザイン性や使用感の優れたものとすることができる。
【0041】
なお、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明に係る多段スイッチ装置の第1実施形態における模式的平面図
【図2】本発明に係る多段スイッチ装置の第2実施形態における模式的平面図
【図3】本発明の第2実施形態の多段スイッチ装置に組み込まれた2段スイッチの構造を示す要部断面図
【符号の説明】
【0043】
1 多段スイッチ装置
2 配線基板
2a (S字状)折り返し部
3 静電センサ
4 2次スイッチ
5 3次スイッチ
7 タクトばね
12 配線基板
14 2段スイッチ
17 配線基板
18 内側固定接点
19 第1外側固定接点
20 第2外側固定接点
22 第1タクトばね
23 第1保持シート
24 第2タクトばね
25 第2保持シート
26 操作体
27 支持ケース
27a 脚部
30 キートップ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
静電容量式センサにより入力可能とされた第1入力手段と、
前記第1入力手段の背面に配設され、前記第1入力手段を押し込んだときに押圧力によりスイッチング動作が可能な第2入力手段と、
前記第2入力手段の背面に配設され、前記第1入力手段を押し込み、前記第2入力手段をも押し込んだときに押圧力によりスイッチング動作が可能な第3入力手段と、
を有することを特徴とする多段スイッチ装置。
【請求項2】
S字状の折り返し部を形成する可撓性を備えたシート部材を有し、前記第1入力手段は前記折り返し部を形成するシート部材の上段上面に配設され、前記第2入力手段は前記折り返し部を形成するシート部材の中断上面に配設され、前記第3入力手段は前記折り返し部を形成するシート部材の下段上面に配設されるとともに、前記第1入力手段乃至第3入力手段が平面視同一位置に重ねて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の多段スイッチ装置。
【請求項3】
基板上に前記第2入力手段および第3入力手段からなる2段スイッチが配設され、前記2段スイッチの上方に前記第1入力手段を上面に備えた可撓性を有するシート部材が配設されるとともに、前記第1入力手段乃至第3入力手段が平面視同一位置に重ねて配置されていることを特徴とする請求項1に記載の多段スイッチ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2006−156170(P2006−156170A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−346087(P2004−346087)
【出願日】平成16年11月30日(2004.11.30)
【出願人】(000010098)アルプス電気株式会社 (4,263)
【Fターム(参考)】