説明

家電機器及び家電機器システム

【課題】家電機器によって出力される、製品情報に対応する音響信号音を、携帯端末機がノイズとして認識できないようにする家電機器及び家電機器システムを提供すること。
【解決手段】家電機器によって出力される製品情報に対応する音響信号は、携帯端末機を介してサービスセンタに送信することができる。家電機器は、携帯端末機のノイズ検出区間を回避するために、製品情報に対応する信号に対して予め決定された時間間隔で不感時間を設定する制御部と、上記信号を予め決定された帯域の音響信号に変換する変換部と、上記音響信号を音として出力する音響出力部と、を含むことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、家電機器及び家電機器システムに関する。
【背景技術】
【0002】
家電機器及び家電システムは、既に公知である。しかしながら、上述した家電機器及び家電機器システムにはいろいろな短所がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本明細書に開示される実施形態の一つの目的は、携帯端末機を介して家電機器の状態及び/又は故障情報などの製品情報を提供できる家電機器及び家電機器システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本明細書に開示される実施形態に係る家電機器及び家電機器システムは、家電機器動作情報及び/又は故障情報を含んでもよい製品情報を音響信号に変換し、この音響信号に不感時間を設定することによって、携帯端末機が音響信号をノイズとして認識できないようにして、対応する家電機器の状態点検及びアフタサービスを容易にすることができる。
【0005】
本明細書に開示される実施形態に係る家電機器は、携帯端末機のノイズ検出区間を回避するために、製品情報に対応する信号に対して予め決定された時間間隔で不感時間を設定する制御部と、前記信号を予め決定された帯域の音響信号に変換する変換部と、前記音響信号を音として出力する音響出力部と、を備えることができる。
【0006】
以降、次の図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。図面において、類似の参照符号は類似の要素を指す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】家電機器がサービスセンタに接続される方法を例示する、実施形態に係る家電機器及び家電機器システムを示す概念図である。
【図2】携帯端末機のノイズ除去を例示する概念図である。
【図3】実施形態に係る家電機器のブロック図である。
【図4】実施形態に係る信号区間及びフレーム間空白(IFS)の構造を示す概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以降、添付された図面を参照して、本実施形態を詳細に説明する。
【0009】
本明細書に開示される実施形態は、家電機器及び家電機器システムに関するものである。家電機器及び家電機器システムの実施形態は、例えば、洗濯物処理機器及び洗濯物処理機器システムを参照して説明される。しかしながら、本実施形態は、洗濯物処理機器及び洗濯物処理機器システムに限定されず、他の家電機器及び家電機器システムとして適用されうる。このような家電機器は、例えば、TV、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、電気炊飯器、又は電子レンジ又は従来型のオーブンを含んでもよい。
【0010】
家電機器は、動作途中にその動作に対する設定された値、動作途中に生成される情報、及び固定情報などを記憶することができる。故障時に、家電機器は、ユーザが家電機器の状態を認識できるように、予め決定されたアラームを出力することができる。このような家電機器は、ディスプレイ、ランプなどのような出力部を介して動作完了情報又は故障発生を表す情報だけでなく、詳細な故障情報を出力してもよい。
【0011】
家電機器の故障が発生した場合、ユーザは、サービスセンタに連絡して家電機器の現在の状態に対する助言を求めるか、又はサービスセンタにその家電機器の修理に対する迅速な処理を要請し、アフタサービスを受けることができる。この場合、故障情報は、例えばユーザが理解できないコードとして家電機器から出力されることがあり、このためユーザが故障に対処することは難しい。さらに、ユーザがサービスセンタと接続することができても、ユーザは、家電機器の正確な状態をサービスセンタに知らせることができない場合もある。したがって、修理エンジニアがユーザの家庭を訪問する場合、修理エンジニアが家庭を訪問する前に家電機器の正確な状態が分からないため、対応する家電機器を修理するためには、多くの時間と費用がかかることがある。例えば、修理エンジニアが家電機器を修理するために必要な部品を有していない場合、修理エンジニアは、家庭を再度訪問しなければならず、それによる時間及び努力が要求される。
【0012】
上述した問題を解決するために、家電機器は、予め決定された通信部を介してサービスセンタのサーバに接続してもよいが、このためには、専用通信網を構築しなければならない。
【0013】
図1は、家電機器がサービスセンタに接続される方法を例示する一実施形態に係る家電機器及び家電機器システムを示す概念図である。図1に示すように、家電機器1を備える家電機器システム100が示されている。家電機器1は、家電機器の状態及び/又は故障情報を含んでもよい製品情報を出力する出力部70を備えることができる。出力部70は、ディスプレイ71及び音響出力部72を備えてもよい。
【0014】
ディスプレイ71は、家電機器の状態情報及び/又は故障情報のような製品情報を可視的に表示できる、例えば、発光ダイオード(LED)、液晶ディスプレイ(LCD)又は有機発光ダイオード(OLED)のような発光装置であってもよい。音響出力部72は、家電機器の状態情報及び/又は故障情報のような製品情報に対応する音を可聴的に出力してもよい。
【0015】
家電機器1が運転中に故障が発生した場合、家電機器1は、ディスプレイ部71又は音響出力部72を介して、故障の発生をユーザに知らせることができる。このとき、ユーザは、故障の発生をサービスセンタ90に通報し、その電子機器の診断をサービスセンタ90に要請できる。同時に、ユーザは、例えば家電機器1のモデル番号及び故障状態を含む製品情報を家電機器1によって出力された音響信号の形態でサービスセンタ90に通報して、製品情報をサービスセンタ90に提供できる。そうすれば、サービスセンタ90は、必要で適当なアフタサービスをユーザに提供できる。
【0016】
家電機器1は、家電機器1の状態情報及び/又は故障情報を含んでもよい製品情報に対応する音響信号を発生し、携帯端末機5は、家電機器1が発生した音響信号をサービスセンタ90に提供し、サービスセンタ90は、音響信号を分析してユーザが提供した製品情報に対応する家電機器1の故障を処理するための適当な措置を行うことができる。
【0017】
家電機器1から携帯端末機5に出力される音響信号は、予め決定された時間間隔で制御できる。すなわち、家電機器10から出力される音響情報は、音声信号とは異なり、他の携帯端末機5によってノイズとして認識されることがある。一定の大きさ及び周波数を有する音響信号が連続的に印加されたとき、携帯端末機5は、音響信号をノイズとして認識して、ノイズ除去を実行してもよい。
【0018】
以下、図2を参照して、携帯端末機のノイズ除去について説明する。図2は、携帯端末機のノイズ除去を例示する概念図である。
【0019】
図2に示すように、携帯端末機5は、可聴周波数帯域の信号のうち、変化する信号Aをデータとして認識し、時間が経過しても一定のパターンを有する信号Bをノイズとして認識してもよい。携帯端末機5は、ノイズとして認識された信号Bの利得を減少させて波形Cを生成する。したがって、家電機器1から発生するエラーコードを表現するためのビープ音及び機械音は、携帯端末機5によってノイズとして認識されることがある。
【0020】
本明細書に開示される実施形態によれば、製品情報に対応する音響信号が、家電機器1によって発生されて、携帯端末機50を介してサービスセンタ90に送信されたとき、音響信号を、製品情報に対応する音響信号がノイズとして認識されないように断続信号に変換してもよい。断続信号に変換された音響信号は、携帯端末機5によってノイズとして認識されず、通常は音声信号として認識され、サービスセンタ90に提供されることがある。
【0021】
ユーザは、相談者又は自動応答システム(ARS)によってサービスセンタ90に製品情報を伝達するために、携帯端末機5を利用してサービスセンタ90に呼接続を設定してもよい。サービスセンタ90と接続している間に、ユーザは、携帯端末機5が製品情報に対応する音響信号をサービスセンタ90に提供できるように、携帯端末機5を家電機器1のそばに移動させてもよい。
【0022】
サービスセンタ90は、携帯端末機5を介して受信した音響信号を分析して、家電機器1の故障状態を含んでもよい製品情報を決定できる。また、サービスセンタ90は、分析結果に基づいて家電機器1を修理するために必要な必須部品や必要なサービス種類を判定し、家電機器1がある場所に修理エンジニア93を派遣することによって、迅速かつ正確なアフタサービスを提供することができる。
【0023】
図3は、本明細書に開示される実施形態に係る家電機器のブロック図である。図3に示すように、家電機器1は、入力部20、検出部30、駆動部40、記憶部50、変換部60、出力部70及び家電機器1の全体動作を制御するマイクロコントローラ又は制御部10を含んでもよい。出力部70は、ディスプレイ部71及び音響出力部72を含んでもよい。
【0024】
駆動部40の動作は、家電機器1が制御信号に対応する動作を実行できるように、制御部40から印加される制御信号に応答して制御してもよい。例えば、洗濯物処理機器の場合、駆動部40は、例えば洗濯槽又はドラムを回転させるモータを駆動させて、洗濯物の汚染を除去するために洗濯槽又はドラムを回転させてもよい。また、駆動部40は、制御信号に応答して洗濯水を給水又は排水するバルブを制御してもよい。
【0025】
検出部30は、家電機器1の動作状態に対するデータを測定する少なくとも一つのセンサを備え、家電機器1が駆動部40によって指定された動作を行う間、測定されたデータを制御部10に印加してもよい。例えば、洗濯物処理機器の場合、検出部30は、洗濯水の給水又は排水時に水位を測定し、給水される水の温度及び洗濯槽又はドラムの回転速度を測定してもよい。
【0026】
記憶部50は、例えば、家電機器1の動作途中に発生する動作状態データ、入力部20によって入力された設定データのような動作情報、及び家電機器1の故障時に故障の原因及び故障部位に対する情報を含む故障情報を記憶してもよい。また、記憶部50は、家電機器1の動作を制御するための制御データと、動作制御の間に利用された基準データとを記憶してもよい。
【0027】
入力部20は、少なくとも一つの入力メカニズムを含み、家電機器1がユーザの望む機能を実行するように、ユーザが制御信号を入力できるようにしてもよい。家電機器1が洗濯物処理機器である場合、入力部20は、例えば一連のキー(又はボタン)を含み、例えば、洗濯物に給水される水の温度、水の量、ドラムの回転方法、ドラムの回転時間、及び洗濯物の乾燥有無などを、ユーザが設定できるようにしてもよい。
【0028】
入力部20を介した入力結果は、制御部10に印加してもよく、制御部10は、入力部20を介して設定された状態を参照して、家電機器1を駆動させてもよい。入力部20は、例えば、ボタン、ドームスイッチ、タッチパッド(抵抗膜方式/静電容量方式)、ジョグホイール、ジョグスイッチ、フィンガーマウス、ロータリースイッチ、ジョグダイヤル又はユーザの動作によって予め決定された入力データを発生できるすべての装置として構成してもよい。
【0029】
制御部10は、ユーザが入力部20を介して設定した設定値に基づいて、家電機器1の全体動作を制御してもよい。家電機器1の動作中に故障があった場合、制御部10は、対応する家電機器1の故障情報を含んでもよい製品情報を処理して、処理されたパケットデータを変換部60に提供してもよい。制御部10は、携帯端末機5によってノイズとして認識されないように製品情報に関するパケットデータを発生してもよい。
【0030】
制御部10は、エラー決定部11、不感時間設定部12、及びパケット処理部13を備えてもよい。エラー決定部11は、検出部30を介して家電機器1のエラーを検出するか、家電機器1を構成する部品のうち、制御できない部品を判定してもよい。家電機器1から発生したエラーの形態を判定した後に、エラー決定部11は、エラーの形態に対応するエラーコードを選択し、選択されたエラーコードを不感時間設定部12に提供してもよい。
【0031】
エラーコードを音響信号に変換するとき、不感時間設定部12は、音響信号が携帯端末機5によってノイズとして認識されないように、エラーコードの信号区間及びフレーム間空白IFSを繰り返してもよい。約2.5ないし3秒以上の間に同じ周波数を有する音響信号を検出したとき、大部分の携帯端末機は、音響信号をノイズとして判定し、特に、最大約10秒以上の間に同じ周波数を有する音響信号を検出したとき、大部分の端末機は、音響信号をノイズとして判定する。不感時間設定部12は、エラーコードに対する音響信号が携帯端末機50によってノイズとして認識されず、信号区間が最大約10秒を超えないように、約2.5ないし3秒以内にエラーコードの信号区間を設定してもよい。
【0032】
IFSは、エラーコードに対する音響信号の中間に繰り返し挿入してもよい。以下、IFS及び信号区間に対して図4を参照して詳細に説明する。
【0033】
図4は、信号区間及びフレーム間空白IFSの構造を示す概念図である。図4に示すように、不感時間設定部12は、エラーコードに対する音響信号を信号区間(データ)とIFSとに分割してもよく、IFSは予め決定された時間間隔で繰り返される。
【0034】
IFSが予め決定された時間間隔で繰り返されるとき、音響信号は、断続音の形態で再生されることがある。断続音が携帯型端末機15によってノイズとして認識されないため、製品情報に対応する音響信号を携帯端末機5を介してサービスセンタ90に提供することができる。不感時間設定部12によって発生される音響信号は、可聴周波数帯域内の信号でなくてもよく、以後に説明する変換部60によって可聴周波数帯域内の一つの信号に変換され、その後、音響出力部72によって再生される信号に対応するものでもよい。
【0035】
IFSのサイズが小さいほど、単位時間(例えば、約1秒)当たりに送信できる信号の量は増加する。しかし、音響信号は携帯端末機5によってノイズとして認識されることがある。反面、IFSのサイズが大きいほど、音響信号は、携帯端末機5によってノイズとして認識されないが、単位時間(例えば、約1秒)当たりに送信できる信号の量は減少する。したがって、IFSは、約0.1ないし1秒の範囲の値であってよい。
【0036】
パケット処理部13は、不感時間設定部12によって設定されたIFSを有する音響信号をパケット形態に変換してもよい。パケット処理部13は、製品情報に対応する音響信号を信号と巡回冗長符号(CRC)との組合せに変換してもよい。CRCは、サービスセンタ90によって受信された音響信号のエラーを訂正するために利用してもよい。
【0037】
変換部60は、制御部10によって提供される音響信号を予め決定された周波数帯域内のアナログ信号に変換してもよい。変換部60は、例えば、周波数偏移変調、振幅偏移変調又は位相偏移変調によって音響信号を変換してもよい。変換部60は、不感時間が設定されたIFSの間は信号変換を中止してもよい。
【0038】
音響出力部72は、制御部10の制御信号によって起動及び停止し、変換部60から出力された音響信号を受信して予め決定された信号音を出力してもよい。ここで、音響出力部72は、例えば、スピーカー、ブザー又はこれらと類似の装置のような音を出力する手段であってよい。
【0039】
音響出力部72が音響信号に対する再生音を出力した後に出力動作が完了したとき、音響出力部72は停止し、入力部20によって信号出力命令が入力されたとき、音響出力部72は、予め決定された信号音を出力するように再度動作してもよい。
【0040】
ディスプレイ部71は、制御部10の制御入力によって、家電機器1の動作状態に関する情報及び/又は家電機器1の動作完了に関する情報のような、入力部20によって入力される情報を表示してもよい。また、ディスプレイ部71は、家電機器1が故障した場合に、故障情報を表示してもよい。この場合、出力部70は、音響出力部72に加えて、点灯又は点滅するランプ又は振動素子を更に含んでもよいが、これについての詳細な説明は省略する。
【0041】
上述したように、音響出力部72によって音として出力されるデータ又は音響信号は、一連のパケットから構成してもよい。各々のパケットは、個別に分析されるように構成され、それによって、これらの抽出に必要なすべての情報を含むように設計され、アナログ信号から元来のパケットを再生するために、いかなる情報も他のパケットから利用されないことに注目すべきである。
【0042】
パケットは、制御部10によってデジタル形態に編集され、変換部60によってアナログ信号に変換されて音響出力部72によって音として出力される。
【0043】
例えば、一実施形態に係るパケットは、82フィールドのデータ(別種のデータ)及び約1000シンボルを含んでもよい。全体パケットの送信は、約12ないし約13秒かかることがある。不感時間設定部12は、データフレームを約3秒未満の送信時間を各々有するいくつかのグループのデータフレームに分割し、各々のグループのデータフレームの間にIFSを挿入してもよい。例えば、データフレームのグループは、例えば約250シンボルを各々含み、約3秒の送信時間を有してもよい。IFSは、例えば約16シンボルを含み、約192msの送信時間を有してもよい。IFSは、携帯端末機5がパケットをノイズではなくデータとして処理するようにする。
【0044】
本明細書において参照した「一実施形態」、「一つの実施形態」、「例示的な実施形態」などと記載された表現は、本実施形態に関連して説明された特定機能、構造又は特徴が本発明の少なくとも一つの実施形態に含まれることを意味する。本明細書の複数個所にそのような文句の表現は、同じ実施形態においてすべて引用しなければならないものではない。また、そのような特定機能、構造又は特徴がある実施形態と関連して説明されたとき、様々な実施形態のうち、他の実施形態と関連してそのような機能、特徴又は特徴が適用されうることは、当業者が予測しうる範囲内である。
【0045】
本発明の実施形態を、多様な例示的な実施形態を参照して説明したが、当業者は、本開示原理の精神と範囲内で当業者によって、多様な他の変更案及び実施形態が誘導されうることが分かるはずである。より具体的には、本願明細書、図面及び請求の範囲内で、発明主題の組合せ装置の構成要素及び/又は装置に多様な変更案及び修正案がありうる。また、当業者には、構成要素及び/又は装置において変更案及び修正案と共に、代替案がありうることは自明である。
【産業上の利用可能性】
【0046】
上述のとおり、本願において開示された実施形態による家電機器は、携帯端末機が製品情報信号音をノイズとして認識しないようにすることができ、したがって、製品情報信号音を、携帯端末機を介してサービスセンタへ送信することができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
製品情報に対応するデジタル信号を出力する制御部であって、前記デジタル信号は、各々のフレームが予め決定された時間間隔によって分離されている複数のフレームを有する、制御部と、
前記制御部からデジタル信号を受信して、該デジタル信号を変調信号に変換する変換部と、
前記変換部から変調された信号を受信して、該変調された信号を家電機器から予め決定された音として出力する音響出力部と、を備える家電機器。
【請求項2】
前記複数のフレームの各々は、約1秒ないし約10秒の送信時間を有する、請求項1に記載の家電機器。
【請求項3】
前記予め決定された時間間隔は、約0.1秒ないし約1秒の送信時間を有する、請求項1に記載の家電機器。
【請求項4】
前記変換部は、周波数偏移変調、振幅偏移変調又は位相偏移変調によって前記デジタル信号を変調された信号に変換する、請求項1に記載の家電機器。
【請求項5】
前記製品情報は、前記家電機器の状態情報を含む、請求項1に記載の家電機器。
【請求項6】
前記製品情報は、前記家電機器の故障情報を含む、請求項1に記載の家電機器。
【請求項7】
前記製品情報に対応するデジタル情報はパケットの形態である、請求項1に記載の家電機器。
【請求項8】
前記パケットの総送信時間は、約12秒ないし約13秒である、請求項7に記載の家電機器。
【請求項9】
前記パケットは、約1000シンボルを含む、請求項8に記載の家電機器。
【請求項10】
前記複数のフレームの各々は、約250シンボルを含む、請求項9に記載の家電機器。
【請求項11】
前記複数のフレームの各々は、約3秒の送信時間を有する、請求項9に記載の家電機器。
【請求項12】
前記予め決定された時間間隔は、約16シンボルを含むフレーム間空白(IFS)を含む、請求項9に記載の家電機器。
【請求項13】
前記予め決定された時間間隔は、約192msの送信時間を有するフレーム間空白(IFS)を含む、請求項9に記載の家電機器。
【請求項14】
請求項1に記載の家電機器を備える家電機器システム。
【請求項15】
パケットの形態で製品情報に対応するデジタル信号を出力する制御部であって、前記パケットは、複数のフレームを含み、該複数のフレームの各々は、フレーム間空白(IFS)によって分離されている、制御部と、
前記制御部から前記デジタル信号を受信して、該デジタル信号を変調信号に変換する変換部と、
前記変換部から変調された信号を受信して、該変調された信号を家電機器から予め決定された音として出力する音響出力部と、を備える家電機器。
【請求項16】
前記複数のフレームの各々は、約1秒ないし約10秒の送信時間を有する、請求項15に記載の家電機器。
【請求項17】
前記フレーム間空白は、約0.1秒ないし約1秒の送信時間を有する、請求項15に記載の家電機器。
【請求項18】
前記パケットの総送信時間は、約12秒ないし約13秒である、請求項15に記載の家電機器。
【請求項19】
前記パケットは、約1000シンボルを含む、請求項18に記載の家電機器。
【請求項20】
請求項15に記載の家電機器を備える家電機器システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公表番号】特表2012−523740(P2012−523740A)
【公表日】平成24年10月4日(2012.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−504624(P2012−504624)
【出願日】平成22年4月9日(2010.4.9)
【国際出願番号】PCT/KR2010/002211
【国際公開番号】WO2010/117242
【国際公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【出願人】(502032105)エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド (2,269)
【Fターム(参考)】