説明

容器を少なくとも1つの顆粒製品で充填するための機械

【課題】容器を少なくとも1つの顆粒製品で充填する機械を改善すること。
【解決手段】容器(F)を少なくとも1つの顆粒製品で充填するための連続作動機械では、各々の容器(F)は、関連の計量装置(13)と合わせて所定の通路(P)に沿って送られ、この計量装置は、タンク(12a、12b)から製品を引き抜き、引き抜かれた製品を容器(F)内に送り、またピストン(17)によって底部で画定された計量シリンダ(14)を有し、ピストン(17)は、計量シリンダ(14)に沿って、製品を関連の容器(F)内に降ろすための落下シュート(16)に計量シリンダ(14)内の製品を送るための送り位置にまたそこから移動し、ピストン(17)は、空圧式押圧アセンブリ(27)によってカム(21)との接触が維持されるカムフォロア(24)を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器を少なくとも1つの顆粒製品で充填するための機械に関する。
【0002】
より詳しくは、本発明は、純粋に一例として次の説明が言及する顆粒の形態の医薬製品でカプセルを充填するための機械に関する。
【背景技術】
【0003】
製薬業界では、カプセルを顆粒医薬製品で充填するために機械が使用され、この機械は、所定の通路に沿って連続的に移動して、それぞれのカプセルのそれぞれの底部シェルを各々が受容するためのいくつかのポケットを有するコンベヤ装置と、製品用の少なくとも1つの容器と、略垂直の長手方向軸線を中心に連続的に回転するように装着された計量ホイールとを備える。
【0004】
計量ホイールは、いくつかの計量装置を有し、それらの各々は、それぞれの底部シェルと合わせて、前記通路の部分に沿って計量ホイールと共に移動して、容器から製品を引き抜き、製品を底部シェル内に送る。
【0005】
各々の計量装置は、容器から製品を受容するための計量シリンダと、計量シリンダ内の製品をそれぞれの底部シェル内に降ろすための落下シュートと、計量シリンダの底部を画定し、かつカムに係合するピストンのカムフォロアローラによって、製品を落下シュートに送るために計量シリンダに沿って送り位置にまたそこから移動されるピストンとを備える。
【0006】
上記の種類の公知の機械は、コンベヤ装置の対応するポケットが底部シェルを含むか又は含まないかに関係なく、製品を関連の落下シュートに送るために各々のピストンを送り位置に常に移動させる主にカムフォロアローラによるカムの係合のため、複数の不都合を有する。
【0007】
上記のタイプの公知の機械の他の不都合は、異なる顆粒製品を収容する2つの容器を使用した場合、カムフォロアローラによるカムの係合のため、容器の内の1つのみの容器の製品を底部シェル内に選択的に計量できないことである。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、前述の不都合を排除するように設計された、容器を少なくとも1つの顆粒製品で充填するための機械を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明によれば、添付の特許請求の範囲に請求されるように、容器を少なくとも1つの顆粒製品で充填するための機械が提供される。
【0010】
本発明の非限定的実施形態について、添付図を参照して一例として説明する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
図1と図5を参照すると、番号1は、全体として、公知のカプセル(図示せず)を少なくとも1つの顆粒製品で充填するための機械を示している。各々のカプセル(図示せず)は、略カップ形状の底部シェルFと、底部シェルFに取り付けられた頂部シェル(図示せず)とを備える。
【0012】
機械1は、支持シャフト(図示せず)を備える計量ホイール2を備え、計量ホイールは、略垂直の長手方向軸線3を有し、機械1の固定フレーム4に回転するように取り付けられ、公知の図示していない作動装置によって軸線3を中心にかつフレーム4に対し回転され、また頂部計量ドラム5を支持する。
【0013】
ドラム5は、軸線3に対し垂直であり、角度を付けて固定して前記支持シャフト(図示せず)に取り付けられる底部プレート6と、プレート6の頂縁に軸線3と同軸に固定された環状頂部プレート7とを備える。
【0014】
スプロケット8は、プレート6の外面に形成され、軸線3と同軸であり、所定の通路Pに沿って各々の底部シェルFを送るための公知のコンベヤ装置9の部分を形成する。装置9は、いくつかの動力式スプロケット(この内、スプロケット8のみが図5と図6に示されている)を中心に環状にされかついくつかのポケット11を有するチェーンコンベヤ10を備え、これらのポケットは、ポケットの凹面が上方に面する略カップ形状であり、コンベヤ10に沿って等しく離間し、コンベヤ10によって通路Pに沿って連続的に送られ、またポケットの各々は、各々の凹面が上方に面するそれぞれの底部シェルFを受容する。
【0015】
図示した実施例では、フレーム4には、2つの管状容器12a、12bが取り付けられ、管状容器は、プレート7に装着され、軸方向に開口し、軸線3を中心に配置され、また管状容器の各々は、軸線3を中心にそれぞれの所定角度で延びて、それぞれの顆粒医薬製品を収容する。
【0016】
ドラム5は、軸線3を中心に等しく離間し、かつホイール2によって軸線3を中心に連続的に供給を受けるいくつか(図示した実施例では、32)の計量装置13を有する。各々の装置13は、各々の容器12a、12bから所定量の医薬製品を通常引き抜くように、かつ引き抜いた医薬製品をそれぞれの底部シェルF内に送るように、通路Pの部分に沿って、それぞれのポケット11と合わせてホイール2によって送られる。
【0017】
各々の装置13は、計量シリンダ14を備え、この計量シリンダは、プレート6と7を通して延び、軸線3に対し平行の長手方向軸線15を有し、関連のポケット11に対し半径方向にオフセットされ、またプレート7を通して形成された傾斜落下シュート16によって関連のポケット11に接続される。
【0018】
シリンダ14は、ピストン17の頂端によって最下部で閉じられ、このピストンは、軸線15と同軸に装着され、頂部で、軸線15に対し傾いている平坦面18によって境界付けられ、軸方向に摺動してドラム5に取り付けられ、また軸線3と15に対し平行の方向20に、ドラム5に対しかつ作動装置19の制御下で、直線的に前後に移動される。
【0019】
装置19は、カム21を備え、このカムは、軸線3を中心に延び、すべての計量装置13のピストン17に対し共通であり、次に、互いに面する頂部トラック22及び底部トラック23と、ピストン17と係合カム21とによって支承されたカムフォロアローラ24とを備える。各々の容器12a、12bでは、カム21は、トラック22と23の間の方向20に対し平行に測定した距離がローラ24の直径よりも大きい第1の部分25(図5a〜図5dと図6a〜6d)と、トラック22と23の間の距離がローラ24の直径と略等しい第2の部分26(図5eと図6e)とを備える。
【0020】
部分25では、ローラ24は、環状ドラム28を備える空圧式押圧装置27によってトラック22と23と接触して維持され、この管状ドラムは、軸線3と同軸に装着され、軸線3を中心に連続的に回転するように、角度をなして固定して前記支持シャフト(図示せず)に取り付けられ、底部で、軸線3に対し略垂直の平坦面29によって境界付けられ、またシリンダ14の数と等しいいくつかの空洞30を有し、これらの空洞は、シリンダ14と同一の間隔で軸線3を中心に等しく離間し、これらの空洞の各々は、それぞれの軸線15と同軸であり、また表面29で外側に開口する。
【0021】
空洞30は、軸線3を中心に連続的に回転するように角度をなして固定してドラム28に取り付けられた環状分配ディスク31によって底部で閉じられ、ドラムは、表面29と接触してかつ空洞30と共に、いくつかの作動シリンダ32を画定し、作動シリンダの各々で、それぞれのピストン17の底端部を摺動させ、このように、それぞれのシリンダ32の出力ロッドを画定し、それぞれのシリンダ32の内側で、円筒状底部室33と環状頂部室34とを画定する。
【0022】
カム21の部分25で、室34は、通常、フレーム4に固定されかつ軸線3と同軸の環状ヘッダ36と、各々の室34について、ドラム28を通して形成されかつヘッダ36に流密に接続されたそれぞれの半径方向導管37と、を備える空圧回路35を介して公知の圧縮空気空圧装置(図示せず)と連通する。
【0023】
カム21の部分25で、室33は、分配ディスク31に部分的に形成され、かつディスク31の下のまたそれに面するフレーム4に固定された送りディスク39に部分的に形成された空圧回路38を介して、選択的に前記空圧式圧縮空気装置(図示せず)と連通する。
【0024】
図2に示したように、各々の計量装置13について、したがって、各々の室33について、ディスク31は、それぞれの輪郭付き空洞40を備え、この空洞は、方向20に対し平行にディスク31に形成され、関連の室33と空圧式に連通するために前記関連の室に面して位置決めされ、また方向20に対し平行にディスク31を通して形成され、かつ軸線3を中心に所定角度で延びるスリット41を有する。
【0025】
上述のことに関連して、指摘すべきは、図示した実施例では、
32のスリット41は、スリット41の8つの群42に分割され、各々の群は、軸線3を中心に等しく離間した円周方向に整列された4つのスリット41を備え、
スリット41の各々の群42内のスリット41は、スリット41の他の群42内のスリット41と互い違いであり、また
スリット41の各々の群42内のスリット41は、スリット41の他の群42内のスリット41に対し、半径方向及び円周方向の両方でオフセットされることである。
【0026】
図3を参照すると、送りディスク39は、軸線3に対し垂直の頂面43によって軸方向に境界付けられ、分配ディスク31に接触する表面43と共に位置決めされ、また軸線3を中心に延び、かつ容器12a、12bの1つと各々が関連する送りチャネル45の2つの群44を有する。
【0027】
チャネル45の各々の群44内のチャネル45は、半径方向に整列され、表面43で外側に開口し、また軸線3を中心に180°未満に延びる。ディスク31が軸線3を中心に回転するとき、各々のチャネル45は、スリット41(図4)の群42内のスリット41によって係合される。
【0028】
各々のチャネル45は、表面43の部分47によって分離された周方向に整列された2つの部分46a、46bを備え、部分47は、ディスク31と協働して部分46a、46bを流密に分離し、部分47の円周方向の幅は、チャネル45と関連するスリット41の円周方向の幅よりも小さい。
【0029】
各々の部分46a、46bは導管48を有し、この導管は、方向20に対し平行にディスク39を通して延び、表面43に対し平行にかつ反対に、ディスク39の底面49で外側に開口し、他の部分46a、46bの導管48に対し半径方向及び円周方向の両方でオフセットされ、またソレノイド弁50を介して前記空圧式圧縮空気装置に接続される。
【0030】
次に、1つの底部シェルFを容器12a内の医薬製品で充填することを参照して、図5を参照して機械1の操作について説明し、この例では(図5a)、
容器12aの下の所定の位置に互いに合わせて当該の底部シェルF及び関連の計量装置13が移動され、
関連のカムフォロアローラ24が、容器12aと関連するカム21の部分25に係合し、この結果、空圧回路35によって頂部室34に送られた圧縮空気により、ピストン17は下方に移動され、この結果、ローラ24が底部トラック23に係合し、
容器12a内の医薬製品は重力によって関連の計量シリンダ14内に送られ、また
関連のチャネル45は、関連のソレノイド弁50によって前記空圧式圧縮空気装置(図示せず)から遮断される。
【0031】
装置13が軸線3を中心に回転するとき、装置13は、シリンダ14(図5b)の内側の所定量の医薬製品を有する容器12aを係合解除し、ピストン17は送り位置内に下げられ、この位置で、落下シュート16に沿って底部シェルF(図5cと図5d)内に医薬製品を送る。この時点で、方向20のピストン17の移動が、容器12aと関連するカム21の部分26によって案内され、ピストン17は、シリンダ14から上方に突出して、シリンダ14(図5e)のなお内側のすべての顆粒を排出するように、導管37の上方に最初に持ち上げられ、次に、導管37(図5a)の下方に移動して戻されて、容器12bで記載した動作シーケンスを繰り返す。
【0032】
機械1の利点は、計量シリンダ14が、底部シェルFを有しない関連のポケットと合わせて前進させられる場合に、各々の計量装置13の動作を選択的に制御して、容器12a、12bのいずれか又は両方からの、あるいは計量シリンダ14が、他の容器12a、12bからの医薬製品で充填されるべき関連の底部シェルFと合わせて前進させられる場合に、容器12a、12bの一方からの医薬製品の供給を防止する空圧式押圧装置27にある。
【0033】
次に、1つの底部シェルF及び容器12aを参照して、図6を参照して供給遮断操作モードについて説明し、この例では、計量装置13のソレノイド弁50が作動されており、関連のカムフォロアローラ24は、容器12aと関連するカム21の部分25に係合している。
【0034】
ホイール2が軸線3を中心に回転するとき(図4の時計回り)、当該の装置13の作動シリンダ32に関連するスリット41は、関連のチャネル45の部分46aに係合し、この結果、関連の導管48に沿った圧縮空気は最初にスリット41を通して、次に関連の空洞40内に、最後にシリンダ32の底部室33内に流れる。
【0035】
室33は、室34よりも大きな断面を有し、室33内に送られる圧縮空気によってピストン17に及ぼされる上向きの推力は、室34内に送られる圧縮空気によってピストン17に及ぼされる下向きの推力よりも大きく、この結果、カムフォロアローラ24はカム21の頂部トラック22に移動され、ピストン17は上昇位置(図6a)に移動される。
【0036】
この結果、計量シリンダ14は、関連の軸線15(図6b)に対するピストン17の頂面18の傾斜によって画定される比較的少量の医薬製品を有する容器12aを係合解除する。
【0037】
スリット41が部分46a及び/又は46bに係合すると、またカム21の部分25の形状を前提として、ピストン17はさらに持ち上げられ、シリンダ14から突出して、容器12aから引き抜かれた医薬製品をシリンダ14から排出し、室33を導管37(図6c)に接続する。
【0038】
この時点で、スリット41は、関連のチャネル45の部分46bを係合解除し、ソレノイド弁50は非作動にされ、またシリンダ14から排出された医薬製品は、通路Pに沿って装着された収集ビン52の吸引導管51内に吸い込まれる(図6d)。
【0039】
最後に、カムフォロアローラ24(図6e)によってカム21の部分26の係合と、容器12bと関連するチャネル45の群44内のチャネル45のソレノイド弁50の作動とを組み合わせることによって、ピストン17は、図6aの位置に移動して戻され、何の医薬製品も容器12bから引き抜かれず、これに対し、カムフォロアローラ24(図6e)によってカム21の部分26の係合と、上述のソレノイド弁50の作動とを組み合わせることによって、ピストン17は、図5aの位置に移動して戻されて、医薬製品を容器12bから引き抜く。
【0040】
上述のことに関連して、対応するスリット41よりも円周方向により狭い部分47により、各々のスリット41は、関連のチャネル45の部分46a、46bと同時に連通できることを指摘したい。したがって、スリット41の同一の群42内の連続スリット41を前提として、関連のチャネル45の部分46bのソレノイド弁50を作動して、軸線3を中心とするホイール2の回転方向の下流スリット41に圧縮空気を送ることが可能であり、同時に、関連のチャネル45の部分46aのソレノイド弁50を非作動にして、軸線3を中心とするホイール2の回転方向の上流スリット41への圧縮空気の供給を遮断することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明による機械の好ましい実施形態の概略斜視図である。
【図2】図1の機械の第1の細部の概略斜視図である。
【図3】図1の機械の第2の細部の概略斜視図である。
【図4】図2と図3の細部の平面図である。
【図5a】図1の機械の第1の操作モードの概略図である。
【図5b】図1の機械の第1の操作モードの概略図である。
【図5c】図1の機械の第1の操作モードの概略図である。
【図5d】図1の機械の第1の操作モードの概略図である。
【図5e】図1の機械の第1の操作モードの概略図である。
【図6a】図1の機械の第2の操作モードの概略図である。
【図6b】図1の機械の第2の操作モードの概略図である。
【図6c】図1の機械の第2の操作モードの概略図である。
【図6d】図1の機械の第2の操作モードの概略図である。
【図6e】図1の機械の第2の操作モードの概略図である。
【0042】
F 容器
2 計量ホイール
9 搬送手段
12a,12b タンク
13 計量装置
14 計量シリンダ
16 落下シュート
17 ピストン
19,27 作動手段
21 カム
22 頂部トラック
23 底部トラック
24 カムフォロア
27 押圧手段
32 作動シリンダ
33 頂部室
34 底部室
35、38 第1、第2押圧手段
39 固定送りディスク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
容器(F)を少なくとも1つの顆粒製品で充填するための機械であって、
所定の通路(P)に沿って各々の容器(F)を連続的に送るための搬送手段(9)と、
前記製品収容する少なくとも1つのタンク(12a、12b)と、
略垂直のそれぞれの長手方向軸線(3)を中心に連続的に回転するように装着された少なくとも1つの計量ホイール(2)と、
前記関連の容器(F)内に前記製品を送るために、関連の前記容器(F)と合わせて前記通路(P)の部分に沿って前記計量ホイール(2)と共に移動するいくつかの計量装置(13)であって、各々の計量装置(13)が、前記タンク(12a、12b)から製品を受容するための計量シリンダ(14)と、前記計量シリンダ(14)内の前記製品を前記関連の容器(F)内に降ろすための落下シュート(16)と、前記計量シリンダ(14)の底部を画定し、かつ前記計量シリンダ(14)に沿って、前記軸線(3)に対し略平行の方向(20)に、前記製品を前記落下シュート(16)に送るための送り位置にまた該送り位置から移動するピストン(17)と、を含む計量装置(13)と
前記方向(20)に前記ピストン(17)を移動させるための作動手段(19、27)であって、少なくとも1つのカム(21)と、各々のピストン(17)について前記カム(21)と協働する少なくとも1つのカムフォロア(24)とを備える作動手段(19、27)と、を具備しているものにおいて、
前記作動手段(19、27)が、さらに、前記カムフォロア(24)による前記カム(21)の係合を維持するための空圧式押圧手段(27)を備えることを特徴とする機械。
【請求項2】
前記カム(21)が、頂部トラック(22)と底部トラック(23)とを備え、前記頂部トラック(22)及び前記底部トラック(23)が、少なくとも部分的に、前記カムフォロア(24)の寸法よりも大きな、前記方向(20)に対し平行に測定された、同様に前記方向(20)に対し平行に測定された距離だけ分離される、請求項1に記載の機械。
【請求項3】
前記押圧手段(27)が、各々の計量装置(13)について、関連の前記カムフォロア(24)と、それぞれ前記頂部トラックと前記底部トラック(22、23)との接触を維持するための第1及び第2の押圧手段(38、35)を備える、請求項2に記載の機械。
【請求項4】
前記押圧手段(27)が、さらに、加圧ガス供給手段と、各々の計量装置(13)について作動シリンダ(32)とを備え、各々のピストン(27)が、関連の作動シリンダ(32)の出力ロッドを画定し、また前記関連の作動シリンダ(32)内部で、前記供給手段と空圧式に連通する底部室(33)及び頂部室(34)を画定する、請求項3に記載の機械。
【請求項5】
前記底部室(33)の断面が、前記頂部室(34)よりも大きい、請求項4に記載の機械。
【請求項6】
前記第1及び第2の押圧手段(38、35)が、それぞれ、前記供給手段を関連の前記底部室及び前記頂部室(33、34)それぞれに接続するための第1及び第2の空圧回路(38、35)を備える、請求項4又は5に記載の機械。
【請求項7】
前記第2の空圧回路(35)が、前記供給手段を前記関連の頂部室(34)に連続的に接続して、前記関連のカムフォロア(24)と前記底部トラック(23)との接触を維持する、請求項6に記載の機械。
【請求項8】
前記第1の押圧手段(38)がまた、前記関連のカムフォロア(24)を移動させて、前記第2の押圧手段(35)に対抗して前記頂部トラック(22)と接触させるように、前記第1の空圧回路(38)を前記供給手段に選択的に接続するための制御手段(50)を備える、請求項6又は7に記載の機械。
【請求項9】
前記第1の押圧手段(38)がまた、固定送りディスク(39)と、前記軸線(3)を中心に前記計量ホイール(2)と共に移動可能な分配ディスク(31)とを備え、前記第1の空圧回路(38)が、前記送りディスク(39)を通して形成されかつ前記供給手段に選択的に接続可能である第1の部分(45、48)と、前記分配ディスク(31)を通して形成されかつ前記底部室(33)と前記第1の部分(45、48)とを接続するための第2の部分(40、41)とを備える、請求項5〜8のいずれか1項に記載の機械。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5a】
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【図5b】
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【図5c】
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【図5d】
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【図5e】
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【図6a】
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【図6b】
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【図6c】
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【図6d】
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【図6e】
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【公開番号】特開2007−308202(P2007−308202A)
【公開日】平成19年11月29日(2007.11.29)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2007−130730(P2007−130730)
【出願日】平成19年5月16日(2007.5.16)
【出願人】(505353375)エムジードゥエ ソチエタ レスポンサビリタ リミテ (14)
【Fターム(参考)】