説明

居眠り防止装置

【課題】目蓋の瞬きの歪みと弛みをマイコンにより正確に判別し、音響装置や振動装置で装着者に警報を発する居眠り防止装置を提供する。
【解決手段】初期設定として瞬きの目蓋の歪みデーター取りと、居眠りの歪みデーターをメモリー5に保存して置いて、マイコン2で居眠りを判断し、居眠りと判断された場合は音響装置と振動装置で装着者に警報を発する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歪変換器を使用した目蓋の歪みを検出するのに観測確認が容易な居眠り防止に関するものである。
【背景技術】
【0002】
歪変換器は、ロボットのハンドに使用され実用に共されている。
実用の居眠り防止装器は、耳に装着した傾きセンサーで耳が傾くと音響で装着者に警報を発する物で耳の傾きを居眠りと判別し実用上十分であった。
【0003】
しかし、耳の傾きで居眠りを判別するにはかなり深い居眠り、むしろ睡眠状態にならないと耳の傾きに反映されない欠点があった。
【0004】
車の運転等に居眠り防止器を使用することは、睡眠検出となり居眠り検出としては遅すぎる、この欠点は致命的な問題であった。
【0005】
この改善策として、目蓋に接着した歪変換器とマイコンにより瞬きと居眠りを正確に判別し、かつ音響と振動により装着者に警報を発する物である。図2はこの方法による実装形態を示すための説明図である。
図2で、1は歪センサ、2はマイコン、3は音響装置、4は振動装置である。
【特許文献1】特許公開平7−116257号公報
【特許文献2】特許公開平7−55611号広報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、眠気を生理的に判別する物で、眠くなると目蓋が弛むと言う生理現象と瞬きを正確に判別するための仕組みである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、1歪変換器と2マイコンを駆使し、目蓋の弛みを眠気と判断する物で、かつ瞬きには反応しない仕組みである。これで居眠りと判断された場合は3音響装置と4振動装置により装着者に警報を発する物である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の居眠り防止装置は、耳の傾き・すなわち頭の傾きを検出する従来の居眠り防止器では不可能だった、生理現象である目蓋の弛みを居眠りの判断基準にする物で、かつ瞬きとは区別しマイコンにより判断することで、誰にでも装着可能である。特に眼鏡使用者にも対応可能という利点がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
1歪変換器、2マイコン、3音響装置、4振動装置、5メモリー、6バッテリーは既存の技術の応用で対応出来ることから、低コスト・ダウンサウジングが可能で比較的実現性の高さを、最小の部品点数で、装着感を損なわずに実現した。
【実施例1】
【0010】
図1は、本発明装置の1実施例の装着図であって、図2は1歪変換器、2マイコン、3音響装置、4振動装置、5メモリー、6バッテリーである。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】歪変換器貼り付けの実施方法を示した説明図である。
【図2】居眠り防止装置の構成を示した説明図である。(実施例1)
【符号の説明】
【0012】
1 歪変換器
2 マイコン
3 音響装置(イヤホン)
4 振動装置(バイブレーター)
5 メモリー
6 バッテリー(充電式)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
目蓋に貼った歪変換器で、目蓋の歪みを検出しマイコンで瞬きと居眠りを判別して、音響と振動により装着者に警報を発する居眠り防止装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2007−185406(P2007−185406A)
【公開日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−7015(P2006−7015)
【出願日】平成18年1月16日(2006.1.16)
【出願人】(300017061)
【Fターム(参考)】