説明

店舗内決済システム

【課題】非現金決済と現金決済の精算処理が混在する状況でも、精算処理の現場における係員の対応遅れを生じることがなく、しかもレシートの発行を要することなく精算処理の内容を買い物客に適切に知らせることができ、これにより買い物客の待ち時間を大幅に短縮できて利便性の向上、混雑の緩和、売上げの向上などが図れる店舗内決済システムを提供する。
【解決手段】店舗20内に、第1レジスタ21における非現金決済の精算処理、および係員が待機する第2レジスタ31における非現金決済および現金決済の選択的な精算処理という、2段階の精算処理が順次に存在する。また、店舗20ではレシートを発行せず、レシート情報を買い物客が必要に応じてインターネット上で閲覧およびプリントできる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、店舗内のカートに収容された商品の金額を合計して決済する店舗内決済システムに関する。
【背景技術】
【0002】
百貨店、量販店、飲食店、小売専門店などでの店舗において、商品搬送用のカートに投入される商品の金額を自動的に取得して合計し、その合計金額を店舗内の精算装置で精算するシステムがある(例えば特許文献1,2)
この精算システムを採用することにより、買い物客の利便性の向上などが図れる。
【特許文献1】特開平11―120438号公報
【特許文献2】特開平9―305865号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
店舗での購入商品の精算処理には、クレジットカード、銀行カード、プリペイドカード、携帯電話器などを用いるいわゆる非現金決済の精算処理のほかに、現金決済の精算処理がある。
【0004】
このような非現金決済と現金決済の精算処理が混在する状況では、上記の精算システムが採用されても、店舗の出口付近の精算処理の現場で係員の対応に遅れが生じ易く、買い物客の待ち時間が長くなるなどの問題がある。
【0005】
また、精算処理に際しては、精算処理の内容を記録したレシートがレジスタから発行され、そのレシートが店員から買い物客に手渡される。このレシートは、購入した商品および精算金額を知るために重要である反面、係員と買い物客との間の受け渡しに手間がかかり、この点でも遅れが生じ易い。買い物客にとっては、レシートの受け取りや保管が面倒なことも多い。
【0006】
この発明は上記の事情を考慮したもので、その目的は、非現金決済と現金決済の精算処理が混在する状況でも、精算処理の現場における係員の対応遅れを生じることがなく、しかもレシートの発行を要することなく精算処理の内容を買い物客に適切に知らせることができ、これにより買い物客の待ち時間を大幅に短縮できて利便性の向上、混雑の緩和、売上げの向上などが図れる店舗内決済システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る発明の店舗内決済システムは、店舗内に移動可能に設けられた商品搬送用のカートと、このカートに設けられ、そのカートに投入される商品の金額を投入ごとに取得して合計し、その合計金額を表示するとともに同合計金額の非現金による決済操作を受付ける無線通信機能付きの決済処理ユニットと、店舗内に設置され、上記カートの接近に伴い、そのカートにおける上記決済処理ユニットとの無線通信により同決済処理ユニットから上記決済操作の情報を受けて、その情報に応じた精算処理を実行する第1レジスタと、店舗内に設置され、上記カートの接近に伴い、そのカートにおける上記決済処理ユニットとの無線通信により、同決済処理ユニットに対する上記第1レジスタの精算処理が完了しているか否かを判定し、完了していない場合に、同決済処理ユニットに対して決済を要求する旨の案内情報を送るとともに、同決済処理ユニットでの決済操作に応じた精算処理および現金による精算処理を実行する第2レジスタと、上記第1レジスタおよび上記第2レジスタの精算処理の内容をレシート情報として記憶し、記憶したレシート情報を外部からのネットワークによるアクセスに応じて公開する手段と、を備えている。
【発明の効果】
【0008】
この発明の店舗内決済システムによれば、非現金決済と現金決済の精算処理が混在する状況でも、精算処理の現場における係員の対応遅れを生じることがなく、しかもレシートの発行を要することなく精算処理の内容を買い物客に適切に知らせることができる。よって、買い物客の待ち時間を大幅に短縮できて、利便性の向上、混雑の緩和、売上げの向上などが図れる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
図1において、1は商品搬送用のカートで、上部が開口された格子状の商品収容部2を有し、その商品収容部2の開口の先端側領域が蓋体3によって閉塞されることにより、その開口の手元側に商品投入口2aが形成されている。そして、このカート1における蓋体3の端縁に、商品投入口2aに臨むように、無線通信機能付きの決済処理ユニット10が設けられている。
【0011】
決済処理ユニット10は、タッチパネル式の液晶表示部11、およびカード(クレジットカード、銀行カード、プリペイドカードなど)のスキャンが可能なカード挿入口12を有し、商品に付けられたタグとの非接触によるデータ通信、あるいは商品に付けられたバーコードの非接触による読取りにより、商品投入口2aに投入される商品の金額を投入ごとに取得して合計し、その合計金額を液晶表示部11で表示するとともに、同合計金額の非現金による決済操作(カード挿入口12でのカードスキャン)を受付けるもので、後述する第1レジスタ21および第2レジスタ31との無線通信が可能である。なお、決済処理ユニット10は、商品投入口2aからの商品の取出しに際し、その取出される商品の金額を合計金額から減算する機能を有するとともに、支払方法として非現金決済および現金決済のいずれかを選択させるための選択画面を液晶表示部11で表示する機能を有している。
【0012】
この決済処理ユニット10を持つ多数台のカート1が、図2に示すように、店舗20内にそれぞれ移動可能に設けられている。
【0013】
店舗20内には、図示していないが商品の陳列棚およびショーケースが設置されているとともに、出口20aに近い側に複数台の第1レジスタ21が並んで配置されている。そして、各第1レジスタ21の相互間に、買い物客およびカート1の通行が可能な第1レジ通路22がそれぞれ確保されている。これら第1レジスタ21は、係員が不要ないわゆる無人機である。
【0014】
また、店舗20内において、出口20aを監視できる位置に、第2レジスタ31が配置されている。そして、第2レジスタ31の横位置に、出口20aに向かって買い物客およびカート1の通行が可能な第2レジ通路32が確保されている。さらに、第2レジスタ22の横に、精算の最終チェックを行う係員が配置されている。なお、出口20aの外側には、使用済みのカート1を置いておくためのカート回収エリア33が用意されている。
【0015】
各第1レジスタ21は、カート1が第1レジ通路22に進入して接近するのに伴い、そのカート1における決済処理ユニット10との無線通信により同決済処理ユニット10から決済操作の情報を受けて、その情報に応じた精算処理を実行する。また、各第1レジスタ21は、精算処理に伴い、精算金額に対応するサービスポイントやクーポンコードを登録する機能を有している。
【0016】
第2レジスタは、第1レジ通路22を経たカート1が第2レジ通路32に進入して接近するのに伴い、あるいはカート1が第1レジ通路22を経ないで第2レジ通路32に直接的に進入して接近するのに伴い、そのカート1における決済処理ユニット10との無線通信により、同決済処理ユニット10に対する第1レジスタ21の精算処理が完了しているか否かを判定し、完了していない場合に、同決済処理ユニット10に対して決済を要求する旨の案内情報を送るとともに、同決済処理ユニット10での決済操作に応じた精算処理および現金による精算処理を選択的に実行する。この第2レジスタも、精算処理に伴い、精算金額に対応するサービスポイントやクーポンコードを登録する機能を有している。
【0017】
これら第1レジスタ21および第2レジスタ31は、図3に示すように、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)41を介して店舗20内の管理サーバ40に接続されている。一方、外部のパーソナルコンピュータ50から管理サーバ40に対し、通信ネットワークたとえばインターネット60を介したアクセスが可能となっている。パーソナルコンピュータ50は、ディスプレイ50aを有するとともに、プリンタ51を付属して備えている。このプリンタ51からは、後述するレシートRが印字出力される。
【0018】
管理サーバ40は、各第1レジスタ21および第2レジスタ31の精算処理の内容をレシート情報として記憶し、記憶したレシート情報をパーソナルコンピュータ50からのアクセスに応じて公開する手段を有している。なお、1台のパーソナルコンピュータ50のみ示しているが、実際には、多数台のパーソナルコンピュータ50や携帯端末から管理サーバ40へのアクセスが可能である。
【0019】
つぎに、図4のフローチャートを参照しながら、作用について説明する。
買い物客によってカート1の商品投入口2aに商品が投入されると、その投入される商品の金額が決済処理ユニット10に取得されて合計され、その合計金額が買い上げ金額(税額含む)として決済処理ユニット10の液晶表示部11で表示される(ステップ101)。この表示画面を図5に示している。すなわち、液晶表示部11には、メイン表示窓、買い上げ金額表示窓、税額表示窓、税込み小計額表示窓、取消ボタン、決済ボタン、ガイダンス表示窓、置数表示窓、テンキーボタン、クリアボタンなどが表示されており、上記買い上げ金額が買い上げ金額表示窓に表示される。
【0020】
買い物客によって液晶表示部11の決済ボタンがオン(タッチ操作)されると(ステップ102のYES)、液晶表示部11のメイン表示窓に、支払方法として非現金決済および現金決済のいずれかを選択させるための選択画面が液晶表示部11のメイン表示窓に表示される(ステップ103)。この選択画面で非現金決済が選択され、かつ買い物客のカードがカード挿入口12に挿入されてスキャンされることにより、決済操作が完了する(ステップ104のYES)。
【0021】
決済操作の完了に伴い、液晶表示部11の表示画面が図6のように切換わる。すなわち、液晶表示部11には、メイン表示窓、税込み小計額表示窓、預かり額表示窓、釣額表示窓、取消ボタン、戻りボタン、ガイダンス表示窓、置数表示窓、テンキーボタン、クリアボタンなどが表示されており、カード決済される予定の金額が税込み小計額表示窓に表示される。
【0022】
決済操作の後、買い物客が商品の買い忘れに気が付いて、表示画面の戻りボタンをオン(タッチ操作)すると(ステップ105のYES)、上記決済操作が取り消しとなって、ステップ101からの買い上げ処理が繰り返される。
【0023】
表示画面の戻りボタンがオンされないまま(ステップ105のNO)、カート1が第1レジ通路22に進入したとき(ステップ106のYES)、非現金決済が選択されていれば(ステップ107のNO)、“お待ち下さい。精算します”という案内文字がガイダンス表示窓で表示される(ステップ108)。この表示に伴い、第1レジスタ21では、決済処理ユニット10から受ける決済操作の情報に応じて、精算処理が実行される(ステップ109)。この精算処理の内容がレシート情報として管理サーバ40に記憶されるとともに、精算金額に対応するサービスポイントやクーポンコードが管理サーバ40に登録(積算)される。なお、レシート情報の記憶およびサービスポイントやクーポンコードの登録に際しては、買い物客の識別情報が必要である。この識別情報は、初めにカート1を選んだときに、決済処理ユニット10の液晶表示部11で予め入力しておくことが可能である。
【0024】
第1レジスタ21の精算処理が終了したとき(ステップ110のYES)、あるいは現金決済が選択されている場合(ステップ107のYES)、決済処理ユニット10の液晶表示部11で“お通り下さい”という案内文字が表示される(ステップ111)。
【0025】
この表示に従って買い物客およびカート1が第2レジ通路32に移動して進入したとき(ステップ112のYES)、非現金決済が選択されていて(ステップ113のNO)、しかも第1レジスタ21による精算処理が完了していれば(ステップ117のNO)、決済処理ユニット10の液晶表示部11で“ありがとうございました”という案内文字が表示される(ステップ116)。買い物客およびカート1は、この表示に従って出口20aを通り抜けることができる。第2レジスタ31の表示部には、“OK”の文字が表示される。この表示に従い、第2レジスタ31の係員は、買い物客およびカート1の出口20aの通り抜けを許容する。
【0026】
ただし、買い物客およびカート1が第2レジ通路32に進入したとき(ステップ112のYES)、非現金決済が選択されているにもかかわらず(ステップ113のNO)、第1レジスタ21による精算処理が完了していなければ(ステップ117のYES)、決済処理ユニット10に対して決済を要求する旨の案内情報として、“お待ち下さい。精算します”という案内文字が液晶表示部11のガイダンス表示窓で表示される(ステップ118)。この表示に伴い、第2レジスタ31では、決済処理ユニット10から受ける決済操作の情報に応じて、精算処理が実行される(ステップ119)。この精算処理の内容がレシート情報として管理サーバ40に記憶されるとともに、精算金額に対応するサービスポイントやクーポンコードが管理サーバ40に登録(積算)される。
【0027】
また、買い物客およびカート1が第2レジ通路32に進入した際に(ステップ112のYES)、現金決済が選択されている場合(ステップ113のYES)、決済処理ユニット10に対して現金決済を要求する旨の案内情報として、“お支払い下さい”という案内文字が液晶表示部11のガイダンス表示窓で表示される(ステップ114)。第2レジスタ31の表示部には、“現金”の文字が表示される。第2レジスタ31の係員は、この表示に従い、買い物客から必要額の現金を受取り、それを第2レジスタ31に入金するとともに、第2レジスタ31において受取完了操作を行う。この操作により、第2レジスタ31から決済処理ユニット10に対し、受取完了通知が送られる。決済処理ユニット10では、受取完了通知に応答する形で(ステップ115のYES)、液晶表示部11で“ありがとうございました”という案内文字が表示される(ステップ116)。支払を済ませた買い物客およびカート1は、出口20aを通り抜けることができる。また、この現金による精算処理の内容がレシート情報として管理サーバ40に記憶されるとともに、精算金額に対応するサービスポイントやクーポンコードが管理サーバ40に登録(積算)される。
【0028】
このように、第1レジスタ21における非現金決済の精算処理、および係員が待機する第2レジスタ31における非現金決済および現金決済の選択的な精算処理という、2段階の精算処理が順次に存在するので、非現金決済および現金決済が混在する状況であっても、効率的でしかも漏れのない精算処理が実行される。精算処理の現場における係員の対応遅れを生じることもない。よって、買い物客の待ち時間を大幅に短縮できて、利便性の向上、混雑の緩和、売上げの向上などが図れる。
【0029】
なお、第1レジスタ21の精算処理および第2レジスタ31の精算処理のいずれにおいても、レシートは発行されない。買い物客は、自宅に戻り、パーソナルコンピュータ50からインターネット60を介して管理サーバ40にアクセスして自身の識別情報(例えば会員番号、住所、氏名など)を入力することにより、自身の全ての精算処理の内容をレシート情報としてパーソナルコンピュータ50のディスプレイ50aで確認することができる。
【0030】
すなわち、買い物客は、パーソナルコンピュータ50から管理サーバ40にアクセスし、予め登録されている自身の識別情報を入力することにより、自身の全ての精算処理の内容を含む図7のレシート選択画面がディスプレイ50a上に表示される。このレシート選択画面において、参照希望日の年月日データを入力して決定ボタンをクリック操作するか、あるいは表示されているいくつかの年月日ボタンのうちの1つをクリック操作することにより、参照希望日が指定される。年月日ボタンは1画面だけでなく、複数画面が用意されており、その各画面を進むボタンおよび戻るボタンのクリック操作により切換表示することができる。終了ボタンがクリックされた場合、レシート選択画面の表示が終了する。
【0031】
このレシート選択画面で参照希望日が指定されると、ディスプレイ50aの表示が図8のレシート明細表示画面に切換わる。このレシート明細表示画面には、参照希望日の買い物の商品名、単価、個数、量、合計金額、獲得サービスポイント、支払いの種類、担当者名、問合せ番号などが表示される。これを見ることにより、買い物の具体的な内容を知ることができる。データ量が多い場合は、進むボタンのクリック操作により他のデータも見ることができる。終了ボタンがクリックされると、レシート明細表示画面の表示が終了する。また、印刷ボタンがクリックされると、レシート明細表示画面の内容がプリンタ51で用紙にプリントされて、レシートRが発行される。明細に間違いがある場合など、このレシートRを店舗20に持って行き、店舗20側に間違いを指摘することができる。
【0032】
このように、店舗20ではレシートを発行せず、レシート情報を買い物客が必要に応じてインターネット上で閲覧およびプリントできることにより、店舗20における店員から買い物客へのレシートの手渡し作業が不要となり、精算に要する時間の短縮が図れ、また店員の負担が軽減され、買い物客にとっては面倒なレシートの受け取りや保管が不要となる。この点でも、利便性の向上、混雑の緩和、売上げの向上などが図れる。
【0033】
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】一実施形態のカートおよび決済処理ユニットの外観を示す斜視図。
【図2】一実施形態の全体的な構成を示す図。
【図3】一実施形態のレシート情報の閲覧に必要な機器の構成を示すブロック図。
【図4】一実施形態の作用を説明するためのフローチャート。
【図5】一実施形態の決済処理ユニットの表示画面を示す図。
【図6】一実施形態の決済処理ユニットの別の表示画面を示す図。
【図7】一実施形態のパーソナルコンピュータのレシート選択画面を示す図。
【図8】一実施形態のパーソナルコンピュータのレシート明細表示画面を示す図。
【図9】一実施形態のパーソナルコンピュータでプリントされるレシートを示す図。
【符号の説明】
【0035】
1…カート、2…商品収容部、2a…商品投入口、3…蓋体、10…決済処理ユニット、20…店舗、20a…出口、21…第1レジスタ、22…第1レジ通路、31…第2レジスタ、32…第2レジ通路、33…カート回収エリア、41…LAN、40…管理サーバ、50…パーソナルコンピュータ、51…プリンタ、60…インターネット(通信ネットワーク)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
店舗内に移動可能に設けられた商品搬送用のカートと、
前記カートに設けられ、そのカートに投入される商品の金額を投入ごとに取得して合計し、その合計金額を表示するとともに同合計金額の非現金による決済操作を受付ける無線通信機能付きの決済処理ユニットと、
店舗内に設置され、前記カートの接近に伴い、そのカートにおける前記決済処理ユニットとの無線通信により同決済処理ユニットから前記決済操作の情報を受けて、その情報に応じた精算処理を実行する第1レジスタと、
店舗内に設置され、前記カートの接近に伴い、そのカートにおける前記決済処理ユニットとの無線通信により、同決済処理ユニットに対する前記第1レジスタの精算処理が完了しているか否かを判定し、完了していない場合に、同決済処理ユニットに対して決済を要求する旨の案内情報を送るとともに、同決済処理ユニットでの決済操作に応じた精算処理および現金による精算処理を選択的に実行する第2レジスタと、
前記第1レジスタおよび前記第2レジスタの精算処理の内容をレシート情報として記憶し、記憶したレシート情報を外部からのネットワークによるアクセスに応じて公開する手段と、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の店舗内決済システム。
【請求項2】
前記決済処理ユニットは、前記カートからの商品の取出しに際し、その取出される商品の金額を合計金額から減算することを特徴とする請求項1に記載の店舗内決済システム。
【請求項3】
前記決済処理ユニットは、支払方法として非現金決済および現金決済のいずれかを選択させるための選択画面の表示機能を有することを特徴とする請求項1に記載の店舗内決済システム。
【請求項4】
前記第1レジスタは、精算処理に伴い、精算金額に対応するサービスポイントを登録し、
前記第2レジスタも、精算処理に伴い、精算金額に対応するサービスポイントを登録する、
ことを特徴とする請求項1に記載の店舗内決済システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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