説明

廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材

【課題】ビニールやプラスチックなどの合成樹脂や金属類や廃棄竹製品や廃タイヤや高炉スラグはゴミとしての処分に困っていた。鉄筋コンクリートはじん性が少なかった。ゴミを複合的に処理した物質を提供し、鉄筋コンクリートのじん性の改善に貢献する。
【解決手段】ビニールやプラスチックなどの合成樹脂や廃タイヤや高炉スラグを巧みに複合させ骨材とすることで新しい付加価値を生み出して、主として鉄筋コンクリートのじん性を改善するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この廃棄物再生利用複合骨材は建築・土木技術に関する内容である。
【背景技術】
【0002】
【特許文献1】特許出願2003−97820
【特許文献2】特許出願2000−402178
【特許文献3】特許出願2000−95842
【特許文献4】特許出願平8−344319
【特許文献5】特許出願2003−45609
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
化石燃料を安易に燃焼させることによって大気中の二酸化炭素の増加をうみ地球温暖化が進み、海面上昇、気候変動による台風の襲来などで国民は困っている。
【0004】
環境問題に目を転じればゴミ処理の問題で自治体は苦しんでいる。家庭の主婦は、燃えるゴミ、燃やせないゴミ、プラスチックゴミなどの分別に難儀している。分別できるものは資源として有効再利用すればよいが、混ざってしまった大量のゴミ類はいかんともしがたい。
【0005】
日本には古来「つくもがみ」といって万物に神性が宿るという精神文化の伝統や考えを大切にしてきた。それゆえに物をとても大切にしてきた文化がある。一番こまることはアメリカ流の使い捨て文化は困ったものである。いたるところにハンバーガーの文字が入ったゴミが捨ててある。
【0006】
ほんとうに大切なことは考え方を変えるということである。あらゆるものはつながっているという考えを当然のものとして受け入れなければ、これから未来永劫にわたる人類の精神文化史においてとことん困ったことである。
【0007】
上にあるものは下にあるごとく。下にあるものは上にあるごとく。あらゆる上と下の知恵と物を結集して再利用せねば、困ったことである。物を通じて心に至るの精神である。本発明が使い捨て文化に対する警鐘となることを切に願うものである。
【0008】
廃石油製品である各種合成樹脂、プラスチック製品・ペットボトルの原料であるポリエチレンテレフタレート・ビニール等や廃棄ゴム製品類は、混ざってしまった場合、再利用するためには製品の原料によって細かく分類する必要があり手間がかかって困っている。
【0009】
大量の石油製品がいったん混ざってしまると、ゴミとしての処分に困っている。廃棄石油製品類が乱雑に混ざってしまった大量のゴミは、ゴミ処理場の燃焼炉が高温となるために困っている。最終的には、埋め立て処分されることが多い。その埋め立て処分場もなかなか場所が確保できなくなっているので困っているのが現状である。
【0010】
廃タイヤはゴミの山積みになって処分に困っている。夏場には廃タイヤに水がたまり蚊が大量に発生する。近くのの住民は古タイヤの山の火災延焼に不安である。廃棄タイヤの処分に困っている。
【0011】
大量の製鉄高炉スラグなどの産業廃棄物は、その廃棄場所がなかなか見つからないので困っているというニュースを見た。このときに製鉄高炉スラグの再利用をおもいついた。
【0012】
住宅の鉄筋コンクリートのべた基礎の場合、病院や老人ホームや保育園は、セントラルヒーテングを行っても冬場の寒さのために床かかなり冷たいので、病人や老人や子供がかなり困っている。
【0013】
それは暖かい熱が窓や建築物の基礎を通じて地面に散逸してしまうためである。コンクリート住宅等の壁や屋根は断熱問題に困っている。住宅の壁や床は防音が難しいので困っている。
【0014】
鉄筋コンクリート基礎や壁などにはひび割れが入りやすいので困っている。それはコンクリートが乾燥収縮するので、セメントモルタルや砕石の骨材には有る程度の自由度を有しながら伸び縮みするという性質が少ないためである。
【0015】
従来の鉄筋コンクリート構造物は断面を小さくするためにコンクリートの強度を大きくして鉄筋量を増やす傾向にある。そのために強い地震時には兵庫南部沖地震で高速道路の単柱形式の橋脚が根元で折れてしまったように急激な破壊や崩壊をまねく。これは砕石を用いた従来の鉄筋コンクリートには繰り返し荷重に耐えるというじん性が少ないためである。
【0016】
鉄筋コンクリート構造の家に住みながら、柱や壁や天井が崩れて人が圧死するのはかなり困ったことである。家具の転倒による被害が4割であるから残りは家屋の倒壊等の犠牲になられ方々だろうと推測される。地震で家に殺されるのは困ったことである。
【0017】
従来の骨材を用いた鉄筋コンクリート構造物はじん性が少なく、地震時のエネルギーを徐々に吸収することが困難である。そのために強い地震では急激に破壊崩落することが多かった。
【0018】
巨大地震時に構造物の破壊は免れ得ない。地震による圧縮と引っ張りによる交番繰り返し載荷重と変位の図の履歴ループにおいて履歴ループの描く積算累積面積は構造物の変形によって消費されたエネルギーを示している。
【0019】
構造物の損傷の程度を示すこの構造物の荷重変形履歴による吸収エネルギーを増大させることはとても大切である。
【0020】
たとえ鉄筋コンクリート構造物は部分的に壊れても、全体的な破壊や崩壊にいたらないので、尊い人命は急激な崩落から救うことができるのである。この困難を克服することは、建築・土木技術者の使命である。
【0021】
鉄筋コンクリート構造物の損傷の程度に関係する地震エネルギーを構造物が累積積算される荷重変位履歴吸収エネルギー。つまり鉄筋コンクリート構造物の分子間の摩擦として地震エネルギーが熱エネルギーとして放散される。
【0022】
しかし、鉄筋コンクリート構造物は硬く剛であるので地震荷重が大きいと急激に壊れることが多い。
【0023】
コンクリート構造物が有る程度柔らかくて繰り返しの変形に耐えて、そのジシンエネルギーを分子間の摩擦エネルギーへの散逸として受けとめることによって構造物のじん性能力は。増大する。
【0024】
東南海巨大地震を目前にして建築・土木工学の分野においては鉄筋コンクリート構造物のじん性能力の改善は緊急の課題である。
【0025】
住宅やビルの屋根の場合、従来の砕石を用いたコンクリート屋根では重量が大きいので地震時に重量バランスの問題で地震等で困っている。
【0026】
コンクリート屋根やベランダはコンクリートの施工後に防水加工する必要がある。従来のシート防水では強度が弱く紫外線による防水表面の劣化等の経年変化によってゴムシートが脆弱になり漏水することが多くて本当に困っている。かといって道路舗装のような瀝青材料での普通の砕石を使用すると重量が重くなって困ってしまう。
【0027】
病院・老人ホーム・保育園等でのコンクリートの床や歩道は冷たく固く滑りやすくて病人や老人や子供に対して優しくなくて寒い冬には困っている。
【課題を解決するための手段】
【0028】
廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1を水洗いして、加硫等の化学処理をする。ロータリーキルン等の加熱回転炉で、この廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1をみずあめ状態にに溶融するように温度を調節して混合回転攪拌する。
【0029】
このみずあめ状態に溶融した廃棄合成樹脂等のなかに市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2を適当な分量だけ投入して混合攪拌する。市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2の表面に溶融した廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1を使用して食物繊維の酸化防止等の目的でコーテングする。
【0030】
この加熱混合された廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2の混合物のなかに旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3を投入攪拌する。
【0031】
これらの混合物が十分加熱混合攪拌されることによって旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3の表面が加熱混合された廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1を使用することによって金属表面の酸化防止等の目的でコーテングする。
【0032】
市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2や旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3金属類を廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の溶融物に投入するのは強度補強が目的である。
【0033】
この加熱混合された廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3の混合物のなかに廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4を投入過熱混合攪拌する。
【0034】
これら物体1と2と3と4の混合物が渾然一体の混合物を形成するまで過熱混合攪拌を継続する。廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4をこれらの混合物物体1と2と3の混合物に投入するのは弾性力確保のためである。
【0035】
この間の過熱混合過程を必要な時間継続することによって、加熱混合された廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の溶融母基体のなかで廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4の表面が熱の影響で柔らかくなり解け始める。さらに高分子の架橋構造の促進などの化学的な作用で廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4は物理的化学的な結合が促進される。
【0036】
これらの複合体の廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の溶融母基体のなかで廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4が十分に物理的かつ化学的な結合が行われてこれらの混合物が渾然一体となるまで加熱と攪拌は実行される。
【0037】
この加熱混合された廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4を投入過熱混合攪拌してこれらの廃棄物等が渾然一体の混合物を形成するまで過熱混合攪拌を継続した複合物のなかに水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5が投入される。これらの5つの物体は加熱混合攪拌され渾然一体となって溶融物のなかに固形物が立体構造を形成するまで加熱攪拌されるものとする。
【0038】
この時に投入される水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5の形状は粉体または砂粒の大きさ、砕石の大きさ、にぎりこぶし大、またはそれ以上など複合骨材の使用目的に応じて定めるものとする。
【0039】
加熱混合攪拌が十分に継続されることによって溶融した液体である廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の溶融母基体のなかに廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4の表面が解けて液状になったものと物体4が解け残って固体状態をたもったものと、固体である市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3が十分に分散することでこれら5つの物体の固体と液体が渾然一体となった複合物を形成する。
【0040】
溶融液体である廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1のなかに市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5である固体が、瓦礫の様な形状で積み重なったり、市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4が複雑な立体形状を構成する固形物の間に溶融液体である廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1が入り込んだ状態になって渾然一体となった複合物を構成する。
【0041】
この渾然一体となった複合物をつくる過程の化学処理のタイミングは最初から冷えてかたまるまでの間でイオウの加硫などの化学処理を行うものとする。合成樹脂等とゴム類の加硫による化学処理または熱的化学結合によって高分子化合物の分子レベルの架橋化が行われる。その結合を促進する化学物質である触媒や添加物の選択を適切に行う。
【0042】
廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5が混合される順番はこの複合骨材が到達目標である断熱、防音、放水、耐摩耗性、耐紫外線、じん性改善、衝撃力緩和等の諸性質を得るために定めるものとする。
【0043】
植物繊維である市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3は酸化防止の目的で溶融した廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1によってコーテングされていることが好ましい。
【0044】
廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5が十分に過熱混合攪拌され液体と固体となって渾然一体となった複合体を徐々に冷やしていく。
【0045】
この渾然一体物を徐々に冷やしていく段階の説明を行う。物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物が冷えて固まらせる過程で、増量する物体は一種類だけではなくて便宜組み合わせて使用可能とする。断熱、防音、放水、耐摩耗性、耐紫外線、じん性改善、衝撃力緩和等、のさまざまな各目的の性質を得るために徐々に冷え固まるときに添加混合回転攪拌していいく渾然一体になった複合融合物体を徐々に冷やしていく段階で廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5である5つの物体のうちいずれかの組み合わせまたはその複合骨材の表面特性を得るための他物体等の物体を表面に結合させる。図2の6は、物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物から冷えて固まらせる過程で、増量して複合骨材の表面に結合させる物体は一種類だけではなくて粒度に幅をもたせた物体1と2と3と4と5の複数を組み合わせた物体や複合骨材の求める表面特性を得るための他の別物体との混合物である。この物体6の成分を少しずつ増量して、冷えて固まらせる過程で空気を多く含ませるなどの加工などを行い回転攪拌を行いつつ徐々に冷やして固める。この方法によって、複合物の性質を決定する。さまざまに異なる性質を有する複合骨材の製造が可能である。
【0046】
この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の成分を多く増量して空気を混入しながら多孔質骨材状態に固めると、断熱材料や、壁の防音材料や冷たくなく柔らかくて滑りにくい床材料や防水材料の骨材として使用可能である。同時に微細に粉砕した製鉄高炉スラグやガラスの粉をまぶして固めれば滑りにくい耗性も生じることになる。
【0047】
この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2の成分を多く増量して骨材状態に固めると軽くて引っ張り力に対して強い骨材として使用可能である。引っ張り力に強くするためにはワイヤーなどの寸断した鋼線類を増量してもよい。
【0048】
この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3の成分を多く増量して骨材状態に固めると、コンクリートやアスファルト等の瀝青材料のじん性を有する骨材として使用可能である。
【0049】
この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4の成分を多く増量して骨材状態に固めると弾性を有するコンクリートやアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等の床材料の骨材として使用可能である。
【0050】
この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5の成分を多く増量して骨材状態に固めると耐摩耗性や耐紫外線効果を有するコンクリートやアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等の骨材として使用可能である。
【0051】
この物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物が冷えて固まらせる過程で、増量する物体は一種類だけではなくて便宜組み合わせて使用可能とする。断熱、防音、放水、耐摩耗性、耐紫外線、じん性改善、衝撃力緩和等、のさまざまな各目的の性質を得るために徐々に冷え固まるときに添加混合回転攪拌していく渾然一体になった複合融合物体を徐々に冷やしていく段階で廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5である5つの物体のうちいずれかの組み合わせまたはその複合骨材の表面特性を得るため他別物体等の物体の性質が表面の特性を決定する。物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物から冷えて固まらせる過程で、増量して複合骨材の表面に結合させる物体は一種類だけではなくて粒度に幅をもたせた物体1と2と3と4と5の複数を組み合わせた物体や複合骨材の求める表面特性を得るための他の別物体との混合物6が廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材の断面図として図2に示される。図1は廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材の概観である。
【0052】
この発明による複合骨材を鉄筋コンクリートやアスファルトなどの瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等の骨材として使用するときは、この複合材料が各材料のなかでうまく分散するように物体1と2と3と4と5と6の配合の量によって重量を調節するひつようがある。あまりに軽いと浮力のせいで浮かんでしまい、あまりに重いと沈んでしまうので、分離せずに分散するような重量バランスを調節する必要がある。
【0053】
物体1と2と3と4と5と6の混合過熱回転攪拌に際しては、おのおのの表面の極性の違いだとかの材料特性の違いを考慮して各材料間の結合が複合体として強固なもので、できあがった複合骨材の表面が、混合するコンクリートやアスファルトなどの瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等とのくいつきをよくすることが考慮されなければならない。
【0054】
この発明の複合骨材を鉄筋コンクリートの骨材として使用する場合には、圧縮強度に対しては主として製鉄高炉スラグと金属類が応力を伝達し、引っ張り強度に対しては、市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くず等や繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3が担当する。
【0055】
強力な地震などの圧縮と引っ張りの繰り返し荷重にたいしては、市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5が交じり合い瓦礫が積み重なった立体構造を形成する。その立体構造は有る程度の変形が可能である。その瓦礫が積み重なったような立体構造の隙間に廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4が熱で融合して入り込み弾性力を有し衝撃を緩和する。市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3による繊維補強により繰り返し荷重に対するじん性をもつ。
【0056】
鉄筋コンクリート等の骨材として使用した場合、荷重と変位の履歴においてヒステリシズループの面積を増大させることによって、履歴吸収エネルギーを増大たらしめ、損傷に対してじん性を改善することができる。このじん性能力を改善することは鉄筋コンクリート構造物ではとても重要な考えである。普通の鉄筋コンクリートはコンクリートが圧縮強度で圧壊するか鉄筋が引っ張り強度で伸びてしまうか破断するかというある意味で急激な破壊を生むからである。
【0057】
鉄筋コンクリート本体がじん性を有する骨材ないし繊維補強されたコンクリートを使用することによって圧縮と引っ張りの交番荷重による本来であれば破壊に使われるエネルギーを載荷と変形を繰り返すことによって載荷と変形による履歴により鉄筋コンクリート本体が地震エネルギーを吸収することができる。地震エネルギーは廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4を投入過熱混合攪拌してこれらの廃棄物等が渾然一体の混合物を形成するまで過熱混合攪拌を継続したなかに水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5の分子間の摩擦エネルギーとして熱に変換されるかである。
【0058】
耐震工学的には、弾性エネルギと塑性エネルギーを分担する構造物の損傷を受け持つエネルギーの容量が多くなることを示している。また地震エネルギーが分子間の摩擦の熱エネルギーとして放散されることによって鉄筋コンクリート構造物の減衰特性も改善する。
【0059】
巨大地震で構造物は有る程度の損傷をまぬかれえない。歴史的にも鉄筋コンクリート構造物はセン断破壊などの急激な破壊や崩落によって尊い人命が損なわれてきた。たとえ構造物は壊れてもゆっくりと壊れ、しかも有る程度繰り返し荷重で変形しても、全体的な破壊や崩落に至らないことによって尊い人命を確保することができる。地震エネルギーを吸収しうる複合骨材としての本発明の意義は大きい。
【0060】
鉄筋コンクリート構造物は急激に壊れるものであるという固定概念がらの脱出こそが重要なことである。乾燥したせんべいはすぐに割れるけれどもしめったせんべいはふにゃふにゃと折れる。鉄筋コンクリート構造物に硬い剛敵な強度を求める固定概念から脱出せねばならない。これは意識の変革である。柳に雪折れなし。柔らかい構造物はたとえ壊れても尊い人命を失いようにせねばならない。耐震工学が耐震から免振へと変化したように鉄筋コンクリート構造物自体も工学的進歩発展をとげなければならない。意識改革というブレイクスルーこそがこれをなしとげるものである。
【0061】
竹は腐るから弱いものであるという誤った固定概念がある。水中に没し続けて酸化のうきめにあわない木材は考古学的な経年変化でも朽ちないのである。これは歴史的事実が証明することである。大切なことは適材適所に使うことである。竹ほど繁殖力が強く、世界上に広く分布する植物はまれである。竹を割ったようなまっすぐに生きたいものである。竹は精神文化のみならず産業的にもとても有効である。庭に植えると家をひっくりかえすぐらいの生命力があり、安易な気持ちで植えたりすれば、増えすぎる竹にもなかなか手に終えないこまったものがあるのが痛感される。
【0062】
竹などの植物繊維は廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1によってコーテングされることによって酸化や腐敗等の強度の劣化を防止することが可能である。
【0063】
この発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材は本来ならば廃棄してある材料を材料特性の違いを考え、再生資源利用のために巧みに組み合わせ複合させて、断熱、防音、放水、耐摩耗性、耐紫外線、じん性改善、衝撃力緩和等、柔らかさなどのさまざまな新たなる付加価値を生み出すものである。この廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材は建築・土木工学やその他の産業分野において幅広い使用の可能性を有するものである。大量生産されることによってコストパフォーマンスも良好である。建築材料や土木材料の新素材としての経済効果も期待できる。資源再利用の循環型社会をうみ、竹は成長と繁殖力が強いので竹を建築・土木材料とし幅広く使うことで二酸化炭素を減らす意味でも環境にとても優しい。この発明は二宮尊徳翁の理念にかない世のため人のために意義のあることである。
【0064】
この発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材使用目的の第一目的は一般住居用住宅の断熱基礎である。コンクリートの床は冬には冷えて老人が泣いている。住居用住宅の場合、基礎は強度としても重要であるが、冬場の地面への熱の放散そ考えるうえで断熱はかなり重要である。また壁や床の複合骨材として使用した場合は防音にも効果がある。コンクリートの冷たさをなんとかしたというのがひらめきの最初であった。コンクリートの仲に古タイヤを寸断していれても浮力で浮かんでしまうしセメントとの食いつきも悪い。そこで本発明の手段によった。断熱が可能であるならば防音も可能であると考え付いた。
【0065】
第二の使用目的は住宅のルーフイングである。コンクリート屋根はひび割れるし、シート防水しても紫外線や経年変化でぼろぼろになって雨もれする。アスファルト等の瀝青材料を考えたが普通の骨材ではやはり屋根には重い。廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4を熱的に融合させて使用することでが一体となった複合骨材と瀝青材料を混合することによって一般のフーフィング以上の強度を有する一般住居用住宅の屋根の断熱防水加工が可能になる。ルーフィングの表面に粉砕した製鉄高炉粉砕スラグを用いれば紫外線対策ともなるしルーフィングの強度も確保できると考えた。ルーフィングの下部には防水効果のよい瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂などを中間層は強度をもたせた複合骨材屋根の上部には紫外線対策として粉砕した製鉄高炉粉砕スラグを用いれば紫外線対策とすれば従来のシート防水やゴム加工製品であるルーフィング材料よりも性能が良い。また表面が製鉄高炉粉砕スラグであれば耐火性脳も良い。
【0066】
床についてはさらに考えた。この複合骨材のうち廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1のうちでビニールやポリエチレンテレフタレートの成分を多くした複合骨材とアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂類と混合形成することによって、病院や老人ホームや保育園等の歩道や床材料として用いることによって、冷たくなく、柔らかく、滑りにくい病人や老人や子供に優しい床を提供できる。
【発明の効果】
【0067】
廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1を資源として再利用することができる。
【0068】
市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2を利用することで空気中の二酸化炭素を固定することができる。
【0069】
旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3を資源として再利用することができる。
【0070】
廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4を資源として再利用することができる。
【0071】
水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5を資源として再利用することができる。
【0072】
本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を用いることによって、従来の骨材と比較して鉄筋コンクリートならびにアスファルトなどの瀝青形成物、ゴム加工製品、合成樹脂等の材料の骨材として用いることで軽量化を実施することができる。
【0073】
本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を複合骨材として加熱混合攪拌の過程でうまく空気を混入させることでコンクリートならびにアスファルト等の瀝青形成物やゴム加工製品や合成樹脂等のなかに骨材として用いることによって断熱化・防音を実施することができる。
【0074】
本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を複合骨材としてアスファルト等の瀝青形成物やゴム加工製品や合成樹脂等のなかに骨材として用いることによって強度を保ちつつ防水効果を実施することができる。
【0075】
防水として住宅やビルの屋根に用いる場合は、下層にアスファルト等の瀝青形成物やゴム加工製品や合成樹脂等の防水効果の高いもの。中間層には廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材でも強度のあるもの、上層には廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材でも製鉄高炉粉砕スラグを多くしたものを用いて耐紫外線対策や耐候対策とする。
【0076】
本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を複合骨材として、従来の砕石骨材とセメントモルタルと一緒に用いることによってひび割れを抑制したコンクリートを形成実施するこができる。
【0077】
住宅やビルのベランダに本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を複合骨材として従来のシート防水と比較して有る程度の柔らかさを保った状態で表面を滑りにく加工実施することが可能である。下放水として層にアスファルト等の瀝青形成物やゴム加工製品や合成樹脂等の防水効果の高いもの。中間層には廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材でも強度のあるもの、上層には廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材でも製鉄高炉粉砕スラグを多くしたものを用いて耐紫外線対策や耐候対策とする。
【0078】
本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を複合骨材として鉄筋コンクリートならびにアスファルト等の瀝青形成物やゴム加工製品や合成樹脂等の床や舗装材料として、病院・老人ホーム・保育園等の床ならびに歩道に使用することによって、冷たくなく・柔らかく・滑りにくい子供や老人に優しい床や歩道を実現できる。
【0079】
本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を複合骨材として鉄筋コンクリート等の骨材として使用した場合、土木・建築構造物等を急激な破壊や崩壊から防止することができる。
【0080】
本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を複合骨材として鉄筋コンクリート等の骨材として使用した場合、有る程度の強度を保ちつつ、同時にじん性を増加させることができる。荷重と変位の履歴において履歴ループの面積を増大させることによって、履歴吸収エネルギーを増大たらしめ、損傷に対してじん性を改善することができる。地震の強大なエネルギーを構造物全体が分子間の摩擦エネルギーによる熱エネルギーとして放散し、ある程度の損傷を受けたとしても、急激な破壊や崩壊を防ぐことができる。柳に雪折れなしの喩えの如く、これが鉄筋コンクリートにおけるじん性改善の効果である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0081】
廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4を投入過熱混合攪拌してこれらの廃棄物等が渾然一体の混合物を形成するまで過熱混合攪拌を継続したなかに水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5が混合過熱攪拌されるのはロータリーキルンの様な過熱回転炉が好ましい。
【0082】
廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4を投入過熱混合攪拌してこれらの廃棄物等が渾然一体の混合物を形成するまで過熱混合攪拌を継続したなかに水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5の各成分量は廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材の使用目的に応じて調整されるのが最良の形態である。
【0083】
建築・土木工学の分野では、鉄筋コンクリートが巨大地震のために大きな繰り返し荷重をうけてついには急激に崩壊して人命を失う可能性がある。そのような繰り返し荷重を受ける鉄筋コンクリート構造物の骨材に本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を複合骨材として鉄筋コンクリート等の骨材として使用した場合、構造物のじん性が改善される。鉄筋コンクリート構造物においてじん性を有する本発明の複合骨材が使用されると最適である。強力な繰り返し地震荷重にによって鉄筋コンクリート構造物の一部が破壊されても構造全体が一気に崩落することは、複合骨材内部のある程度の弾性を有する複合骨材の性質のために未然に防ぐことができ。人命を救うことができるのが最良の形態である。
【0084】
本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を鉄筋コンクリートならびにアスファルト等の瀝青形成物やゴム加工製品や合成樹脂等のひび割れ抑制に使用するのであれば、廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2の混合物のなかに旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3を投入攪拌する。十分加熱混合攪拌されることによって旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くず等3や廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4などの繊維補強や弾性を有する材料を多く用いるのが最良の形態である。
【0085】
病院や老人ホームや保育園の床などで柔らかさと滑りにくさを期待するのであれば、この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の成分を多く増量して空気を混入しながら多孔質骨材状態に固める。水砕等で粉砕された製鉄高炉スラグ4は砂粒の形状が好ましい。冷たくなく柔らかくて滑りにくい床材料の骨材として使用するのが最良の形態である。
【0086】
断熱材料や、壁や床のの防音材料として使用するのであれば、渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の成分を多く増量して空気を混入しながら多孔質骨材状態に固める。これを複合骨材として使用するのが最良の形態である。
【0087】
こ渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2の成分を多く増量して骨材状態に固めると軽くて引っ張り力に対して強い骨材として使用するのが最良の形態である。
【0088】
衝撃力緩和等やじん性改善については、渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3の成分を多く増量して骨材状態に固めると。廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4の成分も多くして弾性を確保してかためる。鉄筋コンクリートやアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等の性質を改善するのに最良の形態である。
【0089】
渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4の成分を多く増量して骨材状態に固めると弾性を有するコンクリートやアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等の床材料の骨材として使用するのが最良の形態である。
【0090】
渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5の成分を多く増量して骨材状態に固めると耐摩耗性や耐紫外線効果を有するコンクリートやアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等の骨材として使用するのが最良の形態である。
【0091】
この物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物が冷えて固まらせる過程で、増量する物体は一種類だけではなくて数種類の物体その他を組み合わせて使用するのが最良の形態である。
【0092】
防水として住宅やビルの屋根に複合骨材を骨材として用いる場合は、下層にアスファルト等の瀝青形成物やゴム加工製品や合成樹脂等の防水効果の高いもの。中間層には廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材でも強度のあるもの、上層には廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材でも製鉄高炉粉砕スラグを多くしたものを用いて耐紫外線対策や耐候対策とするのが最良の形態である。
【0093】
住宅やビルのベランダに本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を複合骨材として従来のシート防水と比較して有る程度の柔らかさを保った状態で表面を滑りにく加工実施することが可能である。下放水として層にアスファルト等の瀝青形成物やゴム加工製品や合成樹脂等の防水効果の高いもの。中間層には廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材でも強度のあるもの、上層には廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材でも製鉄高炉粉砕スラグを多くしたものを用いて耐紫外線対策や耐候対策とするのが最良の形態である。
【0094】
耐摩耗性については、床においてこの複合骨材のうち廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1のうちでビニールやポリエチレンテレフタレートの成分を多くした複合骨材とアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂類と混合形成することによって、病院や老人ホームや保育園等の歩道や床材料として用いることによって、冷たくなく、柔らかく、滑りにくい病人や老人や子供に優しい床をや歩道を提供するのが最良の形態である。
【0095】
骨材の強度や重さを追求する目的であれば、製鉄高炉スラグはにぎりこぶしより大きいものが好ましい。緻密な骨材を要求するのであれば製鉄高炉スラグは粉砕され砂粒より小さなものが最良の形態である。
【0096】
破断裁断された廃ゴムの化学処理としてはイオウの加硫等が好ましい。複合材料の加熱混合攪拌は十分に行われロータリーキルン等の加熱回転炉が最良の形態である。
【0097】
各材料の混合過熱回転攪拌は各段階で確実に行われ、とくに物体1と2と3と4と5の渾然一体となった液体と半固体と固体の混合溶融物は、十分に混ざって過熱混合攪拌されることが最良の形態である。
【0098】
加熱回転炉への材料投入の手順は、廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材の使用目的に応じて変化させ混合するのが最良の形態である。
【0099】
物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物から冷えて固まらせる過程で、増量して複合骨材の表面に結合させる物体は一種類だけではなくて粒度に幅をもたせた物体1と2と3と4と5の複数を組み合わせた物体や複合骨材の求める表面特性を得るための他の別物体との混合物6は複合骨材の表面の性質を決定するので各複合骨材の使用目的に合致した金属・ガラス・粉砕した陶器などの種類や形状の選択が行われることが最良に形態である。
【実施例】
【0100】
本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を建築材料の骨材として、鉄筋コンクリート用骨材として建築物基礎や柱や壁やベランダや屋根等に実施することができる。
【0101】
本発明の廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材を建築材料の骨材として、鉄筋コンクリート用骨材として土木構造物である橋脚や鉄筋コンクリート橋げた等に実施することができる。
【0102】
鉄筋コンクリート製の住宅の壁や床やべた基礎や壁等に本発明の複合骨材を用いることによって断熱効果を実施し、ひび割れ抑制機能を実施することができる。
【0103】
住宅の壁や床にコンクリートやゴム加工製品・合成樹脂等・アスファルト等の瀝青材料とともに本複合骨材を使用することで防音を実施することができる。
【0104】
屋根材の下部にはゴム加工製品・合成樹脂等・アスファルト等の瀝青材料の成分を多くする。中間層はこの複合材料を用いる。上層部にはこの複合骨材でも製鉄高炉粉砕スラグの成分を多くした複合骨材をもちいることで住宅の屋根材料として用いることができる。屋根材料の複合骨材として実施することができる。
【0105】
ベランダに本発明の廃棄物利用再生複合骨材をアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等とともに用いることによってシート防水等よりも強度を保ちつつ防水加工や耐火耐紫外線加工を実施することができる。
【0106】
本発明の廃棄物利用再生複合骨材をアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等とともに用いることによって有る程度の柔らかさを保った状態で表面を滑りにく加工実施することが可能である、これは病院や老人ホームや保育園の床材料として断熱防水効果がありある程度の柔らかさを保ちつつ滑りにくいので老人・病院・保育園等にに優しい歩道や床を実施することができる。また一般歩道の舗装にも実施可能である。
【産業上の利用可能性】
【0107】
建築材料や土木材料として、産業上で幅広く利用可能性がある。
【0108】
鉄筋コンクリート構造物の骨材として、強度を保持しながら、特にじん性を大きくしたい部分の複合骨材として産業上で幅広い利用可能性がある。
【0109】
引っ張り強度と弾性を有する複合骨材として産業上の幅広い利用が可能である。
【0110】
鉄筋コンクリートやアスファルトなどの瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等の複合骨材として耐衝撃性能力増加、びひび割れ抑制に幅広く利用可能である。
【0111】
住宅建築において、この複合骨材をアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等のなかに用いることによって、壁や床やべた基礎の断熱効果や防音効果を有する複合骨材として幅広く利用することができる。

住宅の屋根材料やベランダの防水材料としてこの複合骨材をアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等のなかに用いることによって、強度を有する防水や耐紫外線や耐候の性質を有することで幅広く利用可能である。
【0112】
病院や老人ホームや保育園の床材料としてコンクリートやアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等のなかに柔らかい複合骨材を使用することで施工後の表面の柔らかさを保って同時に、滑りにくくすることで利用可能である。この複合骨材は各種成形物の複合骨材として利用することで幅広い産業上の利用可能性がある。一般の歩道の舗装用複合骨材として幅広い産業状の利用性がある。
【図面の簡単な説明】
【0113】
【図1】廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材の概観図である。
【図2】廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材のA-A断面図である。
【符号の説明】
【0114】
1 廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類である。
2 市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類である。
3 旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くず等や繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体である。
4 廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4
5 水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5
6 物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物から冷えて固まらせる過程で、増量して複合骨材の表面に結合させる物体は一種類だけではなくて粒度に幅をもたせた物体1と2と3と4と5の複数を組み合わせた物体や複合骨材の求める表面特性を得るための他の別物体との混合物である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】

廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1を水洗いして、加硫等の化学処理をする。ロータリーキルン等の加熱回転炉で、この廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1をみずあめ状態に溶融するように温度を調節して混合回転攪拌する。この溶融した廃棄合成樹脂等のなかに市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2を投入して混合攪拌する。市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2の表面に溶融した廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1を酸化防止等の目的でコーテングする。

このみずあめ状態に加熱混合された廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2の混合物のなかに旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3を投入攪拌する。十分加熱混合攪拌されることによって旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くず等3の表面が加熱混合された廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1によって酸化防止等の目的でコーテングする。竹等の植物繊維、金属類を廃棄合成樹脂等の溶融物に投入するのは強度補強が目的である。

この加熱混合された廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くず等や繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3の混合物のなかに廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4を投入過熱混合攪拌してこれらの廃棄物等が渾然一体の混合物を形成するまで過熱混合攪拌を継続する。廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4を廃棄合成樹脂等の溶融物に投入するのは弾性力確保のためである。

この間の過熱混合過程は、加熱混合された廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の溶融母基体のなかで廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4の表面が熱の影響で柔らかくなり解け始める。さらに化学的な作用で廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4は物理的化学的な結合が促進される。これらの複合体の廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の溶融母基体のなかで廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4が十分に物理的かつ化学的な結合が行われてこれらの混合物が渾然一体となるまで実行される。

この加熱混合された廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4を投入過熱混合攪拌してこれらの廃棄物等が渾然一体の混合物を形成するまで過熱混合攪拌を継続したなかに水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5が投入される。これらの5つの物体は加熱混合攪拌され一体物を形成するまで混合過熱されるものとする。

この時に投入される水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5の形状は粉体または砂粒の大きさ、砕石の大きさ、にぎりこぶし大、またはそれ以上など複合骨材の使用目的に応じて定めるものとする。

加熱混合攪拌が十分に継続されることによって溶融した液体である廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の溶融母基体のなかに廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4の表面が解けて液状になったものと物体4が解け残って固体状態をたもったものと、固体である市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3が十分に分散することでこれら5つの物体の固体と液体が渾然一体となった複合物を形成する。

溶融液体である廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1のなかに市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5である固体が、瓦礫の様な形状で積み重なったり、市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4が複雑な立体形状を構成する固形物の間に溶融液体である廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1が入り込んだ状態になって渾然一体となった複合物を構成する。

この渾然一体となった複合物をつくる過程の化学処理のタイミングは最初から冷えてかたまるまでの間でイオウの加硫などの化学処理を行うものとする。合成樹脂等とゴム類の加硫による化学処理または熱的化学結合によって高分子化合物の分子レベルの架橋化が行われる。その結合を促進する化学物質である触媒や添加物の選択を適切に行う。

廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5が混合される順番は適宜定めるものとする。

植物繊維である市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3は酸化防止の目的で溶融した廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1によってコーテングされていることが好ましい。

廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5が十分に過熱混合攪拌され液体と固体となって渾然一体となった複合体を徐々に冷やしていく。

この渾然一体物を徐々に冷やしていく段階の説明を行う。物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物が冷えて固まらせる過程で、増量する物体は一種類だけではなくて便宜組み合わせて使用可能とする。断熱、防音、放水、耐摩耗性、耐紫外線、じん性改善、衝撃力緩和等、のさまざまな各目的の性質を得るために徐々に冷え固まるときに添加混合回転攪拌していいく渾然一体になった複合融合物体を徐々に冷やしていく段階で廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5である5つの物体のうちいずれかの組み合わせまたはその複合骨材の表面特性を得るための他物体等の物体を表面に結合させる。

図2に示す通り、物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物から冷えて固まらせる過程で、増量して複合骨材の表面に結合させる物体は一種類だけではなくて粒度に幅をもたせた物体1と2と3と4と5の複数を組み合わせた物体や複合骨材の求める表面特性を得るための他の別物体との混合物6の成分を少しずつ増量して、冷えて固まらせる過程で空気を多く含ませるなどの加工を行い回転攪拌を行いつつ徐々に冷やして固める。この方法によって、この複合物の性質を決定する。異なる性質を有する骨材が製造可能である。

この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1の成分を多く増量して空気を混入しながら多孔質骨材状態に固めると、断熱材料や、壁の防音材料や冷たくなく柔らかくて滑りにくい床材料や防水材料の骨材として使用可能である。

この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2の成分を多く増量して骨材状態に固めると軽くて引っ張り力に対して強い骨材として使用可能である。

この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3の成分を多く増量して骨材状態に固めると、コンクリートやアスファルト等の瀝青材料のじん性を有する骨材として使用可能である。

この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4の成分を多く増量して骨材状態に固めると弾性を有するコンクリートやアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等の床材料の骨材として使用可能である。

この渾然一体となった複合物が冷えて固まらせる過程で、水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5の成分を多く増量して骨材状態に固めると耐摩耗性や耐紫外線効果を有するコンクリートやアスファルト等の瀝青材料やゴム加工製品や合成樹脂等の骨材として使用可能である。

この物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物が冷えて固まらせる過程で、増量する物体は一種類だけではなくて便宜組み合わせて使用可能とする。断熱、防音、放水、耐摩耗性、耐紫外線、じん性改善、衝撃力緩和等、のさまざまな各目的の性質を得るために徐々に冷え固まるときに添加混合回転攪拌していいく渾然一体になった複合融合物体を徐々に冷やしていく段階で廃棄合成樹脂等・ビニール・ポリエチレンテレフタレート等・プラスチック製品・ゴム類1と市販割り箸の太さで1/5程度の長さの寸法形状寸断された竹加工類またはつまようじの大きさの形状に寸断された竹加工類2と旋盤加工またはスピンドル加工またはドリル穴あけ加工時等で生じた螺旋状廃棄金属くずを寸断したものあるいは自動車スクラプミル寸断金属片類などの寸断された鉄くずまたはワイヤ等の廃棄鋼線類を寸断した鉄くずや繊維補強材料としてグラスウール・ロックウール等の物体3と廃タイヤを細かく粒状態に破断または紐状態に裁断された物体4と水砕等の方法で粉砕された製鉄高炉粉砕スラグ5である5つの物体のうちいずれかの組み合わせまたはその複合骨材の表面特性を得るため他別物体等の物体の性質が表面の特性を決定する。物体1と2と3と4と5が渾然一体となった溶融複合物から冷えて固まらせる過程で、増量して複合骨材の表面に結合させる物体は一種類だけではなくて粒度に幅をもたせた物体1と2と3と4と5の複数を組み合わせた物体や複合骨材の求める表面特性を得るための他の別物体との混合物6が廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材の断面図として図2に示される。図1は廃棄物再生利用渾然一体複合多目的骨材の概観である。







【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−196868(P2009−196868A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−42320(P2008−42320)
【出願日】平成20年2月25日(2008.2.25)
【出願人】(306037182)
【Fターム(参考)】