説明

建築物仕上げパネルの連結構造

【課題】装飾美が優れていて、火災の発生時に有毒ガスの発生を防止して、施工が簡便に行われる、建築物仕上げパネルの連結構造を提供する。
【解決手段】本発明によれば、「コ」字型の断面を有して、隣接して位置するパネルの側面板が両側面に各々結合され、底面は壁面に固定部材によって固定される連結部材と、連結部材の両側面と各々結合されたパネルの側面を密着させた状態で一体に固定する複数の締結部材と、連結部材の両側面に各々結合固定された隣接して位置するパネルの側面板間の隙間に挿入されて固定される金属材の目地仕上げ材とを含む、建築物仕上げパネルの連結構造が提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建築物仕上げパネルの連結構造に関するものであって、より詳細には、パネルが互いに連結される目地部分を金属材の目地仕上げ材で仕上げることによって、装飾美が優れていて、火災の発生時に有毒ガスの発生を基本的に防止して、美しい外観を維持することができる、建築物仕上げパネルの連結構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、建物の内壁及び外壁、天井、屋根などには、断熱及び防音、優れた装飾美などのために、仕上げパネルが付着設置される。
前記仕上げパネルは、壁面全体の大きさに対応する大きさに形成して付着することができないため、一定の大きさのパネルを製作し、互いに隣接して位置するように配置して設置している。したがって、パネルが互いに接する部分に目地と呼ばれる隙間が発生するようになる。
従来は、前記パネル間の隙間(目地)部分をシリコンなどを利用して埋めるコーキング作業を主に施工してきた(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−323631
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、シリコンを利用して目地部分を埋めると、火災の発生時に有毒物質(ガス)が発生して、人体に害を及ぼす可能性が高い。さらに、目地部分を埋めているシリコンは、その材質の特性上、埃や汚れが付きやすく、美観を阻害し、衛生面でも不潔な印象を与える問題がある。
また、シリコンを利用して目地部分を埋めるコーキング作業(隙間部分が深い場合には数回のコーキング作業を繰り返して行う)は、非常に難しくて危険であるので、施工に多くの時間がかかり、多くの労働力が必要である。
【0005】
本発明は、このような点に着眼して創案されたもので、パネル間の目地部分にシリコンを利用してコーキング作業を施工する代わりに、金属材の目地仕上げ材を挿入設置することによって、装飾美が優れていて、火災の発生時に有毒ガスの発生を防止して、施工が簡便な、建築物仕上げパネルの連結構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が提案する建築物仕上げパネルの連結構造は、「コ」字型の断面を有して、隣接して位置するパネルの側面板が両側面に各々結合され、底面は壁面に固定部材によって固定される連結部材と、前記連結部材の両側面と各々結合されたパネルの側面を密着させた状態で一体に固定する複数の締結部材と、前記連結部材の両側面に各々結合固定された隣接して位置するパネルの側面板間の隙間に挿入されて固定される金属材の目地仕上げ材とを含んで構成される。
【0007】
前記目地仕上げ材は、金属板材を片側に凹ませたり膨らませて形成される円弧形状、「U」字型、「W」字型、一側辺(例えば、互いに平行な上辺及び下辺のうちの相対的に長さが長い下辺)がない台形などの断面を有する形状にベンディング加工したり押出成型して使用する。
前記目地仕上げ材は、長く形成した後でパネルの長さや幅に対応する長さに切断して使用することもでき、パネルの長さや幅に対応する長さに形成して使用することもできる。
【0008】
前記連結部材の両側面に各々結合固定されたパネルの側面板において、互いに対向する面(目地に向かう面)には前記目地仕上げ材の断面の両側端部が係止される係止突起を突出形成することもできる。
【発明の効果】
【0009】
本発明による建築物仕上げパネルの連結構造によれば、金属材からなる目地仕上げ材を目地部分に挿入することによって目地に対する仕上げ作業が行われるので、従来のシリコンを利用したコーキング作業に比べて施工が簡便で迅速に行われ、時間及び労働力が大幅に節減される。
【0010】
そして、本発明による建築物仕上げパネルの連結構造によれば、金属材の目地仕上げ材を使用するので、火災の発生時に有毒ガスの発生を防止して、金属材特有の光沢及び色彩によって、美しくて高級感のある外観を提供することができる。さらに、水や布(はぎれやぞうきん)などを利用して容易に清掃することができるので、常に清潔な状態が維持される。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明による建築物仕上げパネルの連結構造の一実施例が適用された壁面を示した部分断面斜視図である。
【図2】本発明による建築物仕上げパネルの連結構造の一実施例を示した断面図である。
【図3】本発明による目地仕上げ材の第1実施例を示した斜視図である。
【図4】本発明による目地仕上げ材の第2実施例を示した斜視図である。
【図5】本発明による目地仕上げ材の第3実施例を示した斜視図である。
【図6】本発明による目地仕上げ材の第4実施例を示した斜視図である。
【図7】本発明による建築物仕上げパネルの連結構造の一実施例において、目地仕上げ材を反対方向に挿入した構成を示した断面図である。
【図8】本発明による目地仕上げ材の第5実施例を示した斜視図である。
【図9】本発明による目地仕上げ材の第6実施例を示した斜視図である。
【図10】本発明による建築物仕上げパネルの連結構造の一実施例において、目地仕上げ材の第5実施例を適用した構成を示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
それでは、本発明による建築物仕上げパネルの連結構造の好ましい実施例を図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明による建築物仕上げパネルの連結構造の一実施例は、図1乃至図3に示したように、連結部材10、締結部材20、及び目地仕上げ材30を含んで構成される。
図1に示したように、形状及び大きさが規格化されたパネル2を一定の間隔で配列して壁面1に付着して仕上げ処理を行う時に、前記目地仕上げ材30を使用して目地に対する仕上げ処理を行う。
【0013】
前記連結部材10は、図1及び図2に示したように、「コ」字型の断面を有するように形成する。例えば、前記連結部材10は、両側面14及び底面12が「コ」字型、「U」字型、一側辺(例えば、互いに平行な上辺及び下辺のうちの相対的に長さが長い下辺)がない台形状、円弧形状などの断面を有するように一体に連結される形状に形成される。
前記連結部材10は、パネル2の長さや幅に対応する長さに長く形成して使用することもでき、一定の間隔をおいて設置されるように短く形成して使用することもできる。
【0014】
前記連結部材10は、隣接して位置するパネル2の側面板3を両側面14に各々結合させた状態で設置する。本実施例では、パネル2の側面板3の内面に連結部材10の側面14が接する状態に設置したが、パネル2の側面板3の外面に連結部材10の側面14が接する状態に設置することもできる。
前記連結部材10は、底面12を壁面(または屋根や床など)に固定部材90によって固定することによって設置される。
前記固定部材90は、一般のボルトやアンカーボルト、小さいねじ、釘などの多様な締結手段から選択して使用することができる。
【0015】
前記締結部材20は、前記連結部材20の両側面14と各々結合されたパネル2の側面板3を密着させた状態で一体に固定する機能を行う。
前記締結部材20は、ボルト、小さいねじ、釘、リベットなどの多様な締結手段から選択して使用することができる。また、前記締結部材20としては、図示しなかったが、接着剤を使用したり、溶接などを行うこともできる。
前記のように締結部材20を使用して連結部材10及びパネル2を互いに一体に連結固定することによって、パネル2が壁面に固定された状態を維持することができる。
【0016】
前記目地仕上げ材30は、図1及び図2に示したように、前記連結部材10の両側面14に各々結合固定される隣接して位置するパネル2の側面板3間の隙間に挿入されて固定される。
前記目地仕上げ材30は、特有の光沢及び色彩を有して、火災の発生時に有毒ガスが発生しない金属材で形成して使用する。
例えば、前記目地仕上げ材30は、銅、アルミニウム、ステレンス鋼、メッキ鋼板などの多様な金属板材を利用して形成することができる。
【0017】
前記目地仕上げ材30は、金属板材を多様な形状に屈曲加工したり押出加工して使用する。
前記目地仕上げ材30は、長く形成した後でパネル2の長さや幅に対応する長さに切断して使用することもでき、パネル2の長さや幅に対応する長さに形成して使用することもできる。
また、前記目地仕上げ材30は、パネル2の長さや幅に関係なく一定の長さに形成した後で互いに密着させた状態で連続するように設置することもできる。
【0018】
前記目地仕上げ材30は、金属板材を片側に凹ませたり膨らませて形成される円弧形状、「U」字型、「W」字型、一側辺(例えば、互いに平行な上辺及び下辺のうちの相対的に長さが長い下辺)がない台形などの断面を有する形状に成型して使用する。
前記目地仕上げ材30は、パネル2の表面側に中央部が膨らんで突出する状態に設置することもでき、目地の内側に中央部が凹んで入る状態に設置することもできる。つまり、前記目地仕上げ材30の開口された面がパネル2の表面側に向かうように設置することもでき、目地側に向かうように設置することもできる。
【0019】
前記目地仕上げ材30の第1実施例は、図2及び図3に示したように、ほぼ「W」字型の断面を有するように成型する。
例えば、両側面の端部は高く、中央の屈曲部は低い形状の「W」字型の断面を有するように目地仕上げ材30を成型して使用する。
【0020】
前記目地仕上げ材30の第2実施例は、図4に示したように、ほぼ一側辺(例えば、互いに平行な上辺及び下辺のうちの相対的に長さが長い下辺)がない台形の断面を有するように成型する。
前記目地仕上げ材30の第3実施例は、図5に示したように、円弧形状または半円形状の断面を有するように成型する。
前記目地仕上げ材30の第4実施例は、図6に示したように、中央は円弧形状であり、両端は水平な断面を有するように形成する。
【0021】
前記のように、目地仕上げ材30を多様な断面形状を有するように形成する場合には、目地仕上げ材30の断面形状の両側端部が外側に広がろうとする弾性力を自然に保有するようになり、目地仕上げ材30の両側端部を若干屈曲させた状態で目地(互いに隣接するパネル2の側面板3間の隙間)に挿入するようになると、目地仕上げ材30の両側端部が広がって両側パネル2の側面板3を加圧するようになって、目地仕上げ材30の結合状態が維持される。
【0022】
そして、図3乃至図6に示したように、成型される目地仕上げ材30を使用する場合には、図2に示したように、パネル2の側面板3に係止突起40を形成して、目地仕上げ材30を固定支持することもできる。
例えば、前記連結部材10の両側面14に各々結合固定されるパネル2の側面板3で互いに対向する面(目地に向かう面)に前記目地仕上げ材30の断面の両側端部が係止される係止突起40を突出形成する。
【0023】
前記のように係止突起40を形成すると、前記目地仕上げ材30をパネル2の表面側から目地の内側に強制的に挿入する作業によって、目地仕上げ材30の施工が簡便に完了する効果が得られる。
前記で、係止突起40を目地の内側に傾斜して突出形成すると、目地仕上げ材30の両側端部に対する支持がより確実に行われる。
【0024】
前記で、目地仕上げ材30をパネル2の表面側から目地の内側に強制的に挿入すると(図2に一点鎖線で示した)、目地仕上げ材30の両側端部が係止突起40と接して内側に縮むように変形して係止突起40を越え、金属材からなる目地仕上げ材30そのものの弾性力によって内側に縮まった両側端部が係止突起40の下で再び広がって、係止突起40の下側(目地の内側)面に目地仕上げ材30の両側端部が係止されるようになって(図2に実線で示した)、目地仕上げ材30の離脱が防止される。
したがって、目地仕上げ材30を強制的に押して挿入するだけで、目地に対する仕上げ処理の施工が簡便に完了する。
【0025】
そして、図2に示したように、前記係止突起40から目地仕上げ材30の断面の高さに対応する間隔をおいてパネル2の側面板3に支持突起42を突出形成することもできる。
前記のように支持突起42を形成すると、係止突起40を越えて挿入された目地仕上げ材30の底面側の表面を支持突起42が加圧するようになり、目地仕上げ材30は、係止突起40及び支持突起42間に堅固に挟まれた状態で確実に挿入されて固定される。
前記で、支持突起42の突出の長さを係止突起40の突出の長さより長く形成することが、開口された面の両側端部に比べて相対的に狭く形成される目地仕上げ材30の中央部側を効果的に支持することができるので好ましい。
【0026】
図2には、図3に示した目地仕上げ材30の第1実施例を適用した状態を示したが、図4乃至図6に示した目地仕上げ材30の第2実施例乃至第4実施例の場合にも、同一な結合過程によって施工が行われて、同一な作用効果を得ることができる。
【0027】
そして、前記では、目地仕上げ材30の開口された面を目地の外側(パネル2の表面側)に向かうように挿入設置することを説明したが、本発明は、図7に示したように、前記目地仕上げ材30の開口された面を目地の内側に向かうように挿入設置することもできる。
前記のように、目地仕上げ材30の開口された面を目地の内側に向かうように挿入設置する場合には、開口された面の両側端部に比べて相対的に狭く形成される目地仕上げ材30の中央部側を効果的に支持することができるように、係止突起40を支持突起42より長く形成するのが好ましい。
【0028】
前記で、係止突起40及び支持突起42は、パネル2の側面板3の長さ全体に対して形成することもでき、一部にだけ形成することもできる。
前記係止突起40及び支持突起42は、パネル2の側面板3から別途に延長されて突出されて一体に形成することもでき、パネル2の側面板3の一部を切断(パンチング加工)して目地側(外側)に突出させて一体に形成することもできる。
【0029】
なお、図7では、目地仕上げ材30の開口された側の両端部を支持突起42で支持したが、支持突起42を形成しないで、パネル2の側面板3に突出している締結部材20で目地仕上げ材30の開口された側の両端部を固定してもよい。
【0030】
そして、前記目地仕上げ材30の第5実施例は、図8に示したように、開口された面の両側端部の外側に突出するステップ35を形成する。
例えば、図8に示した一側辺がない台形の断面形状を有する目地仕上げ材30において、両側端部を外側に丸く巻くシーム工法によってステップ35を形成する。
図9には、前記目地仕上げ材30の第6実施例を示し、ステップ35が階段形状になるように両側端部をベンディング加工することによって形成する。
【0031】
前記のようにステップ35を形成するようになると、図10に示したように、パネル2の側面板3に形成される係止突起40にステップ35が係止されて、目地仕上げ材30が結合された状態を維持して、目地仕上げ材30が離脱するのを防止する。
前記で、目地仕上げ材30にステップ35を形成する場合には、係止突起40を目地の内側に行くほど傾斜して突出する形状に形成することが、目地仕上げ材30が離脱する方向に移動する時に前記係止突起40がステップ35の内側に食い込んで、より確実な結合が維持されるのでより好ましい。
前記のように、目地仕上げ材30にステップ35を形成する場合には、パネル2の側面板3に支持突起42を追加的に形成しなくてもよい。
【0032】
前記実施例では、目地仕上げ材30の断面形状を数種類だけ例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、弾性力を保有する多様な形状に目地仕上げ材30を成型して使用することができ、パネル2間の目地を美しく装飾するために、目地の表面に露出される目地仕上げ材30の中央部に多様な形状及び模様を付与することもできる。
【0033】
前記では、本発明による建築物仕上げパネルの連結構造の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれに限定されず、特許請求の範囲、発明の詳細な説明、及び添付した図面の範囲内で多様に変形して実施することができ、これも本発明の範囲に属する。
【符号の説明】
【0034】
1 壁面
2 パネル
3 側面板
10 連結部材
12 底面
14 側面
20 締結部材
30 目地仕上げ材
35 ステップ
40 係止突起
42 支持突起
90 固定部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
「コ」字型の断面を有して、隣接して位置するパネルの側面板が両側面に各々結合され、底面は壁面に固定部材によって固定される連結部材と、
前記連結部材の両側面と各々結合されたパネルの側面を密着させた状態で一体に固定する複数の締結部材と、
前記連結部材の両側面に各々結合固定された隣接して位置するパネルの側面板間の隙間である目地に挿入されて固定されて、金属板材を片側に凹ませたり膨らませて形成される断面を有する形状に成型して使用される金属材の目地仕上げ材とを含み、
前記連結部材の両側面に各々結合固定されるパネルの側面板において、互いに対向する目地の側面には前記目地仕上げ材の断面の両側端部が係止される係止突起を突出形成する、建築物仕上げパネルの連結構造。
【請求項2】
前記目地仕上げ材は、円弧形状、「U」字型、「W」字型、一側辺(互いに平行な上辺及び下辺のうちの相対的に長さが長い下辺)がない台形から選択した断面形状に成型される、請求項1に記載の建築物仕上げパネルの連結構造。
【請求項3】
前記目地仕上げ材の開口された側の両側端部には外側に突出するステップを形成する、請求項2に記載の建築物仕上げパネルの連結構造。
【請求項4】
前記目地仕上げ材は、開口された面がパネルの表面側に向かうように設置される、請求項1に記載の建築物仕上げパネルの連結構造。
【請求項5】
前記目地仕上げ材は、開口された面が目地の内側に向かうように設置される、請求項1に記載の建築物仕上げパネルの連結構造。
【請求項6】
前記目地仕上げ材の開口された側の両側端部を締結部材を利用して固定する、請求項5に記載の建築物仕上げパネルの連結構造。
【請求項7】
前記係止突起から目地仕上げ材の断面の高さに対応する間隔をおいてパネルの側面板に支持突起を突出形成する、請求項1に記載の建築物仕上げパネルの連結構造。
【請求項8】
前記係止突起を目地の内側に行くほど傾斜して突出する形状に形成する、請求項1に記載の建築物仕上げパネルの連結構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−174613(P2010−174613A)
【公開日】平成22年8月12日(2010.8.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−11880(P2010−11880)
【出願日】平成22年1月22日(2010.1.22)
【出願人】(510021306)信一パネル株式会社 (1)
【Fターム(参考)】