説明

情報処理装置および情報処理方法、データ構造、記録媒体の製造方法、プログラム、並びに、プログラム格納媒体

【課題】非同期のピクチャインピクチャをユーザの所望のタイミングで開始させる。
【解決手段】メインストリームの再生前または再生中のある時点αにおいて、非同期のPiPの表示を指令する第3のPiP選択ボタンが選択決定された場合、コマンドが発行され、第3のレジスタに再生開始ボタンに対応するIGであるIG#0がセットされる。そして、ユーザの所望のタイミングβにおいて、再生開始ボタンが押下されたとき、第1のレジスタおよび第2のレジスタにおいて、PiPを表示させるための設定を実行することを指令するコマンドが発行される。これにより、ユーザの所望のタイミングで、第1のレジスタおよび第2のレジスタにおいてPiPを表示させるための設定が実行されるので、非同期型のPiPをユーザの所望のタイミングで表示開始させるようにすることができる。本発明は、再生装置に適用できる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ストリームの再生を制御する情報処理装置において、
前記ストリームの主の再生パスとともに再生可能な前記主の再生パスとは異なる1つまたは複数の副の再生パスであって、前記主の再生パスに対して予め定められたタイミングで表示が制御される第1の副の再生パスと、前記主の再生パスに対して表示が制御されるタイミングが定められていない第2の副の再生パスとのうち、所望の前記第1の副の再生パスまたは前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生を指令するためのユーザの操作入力の補助となる表示情報を表示させるために必要な情報を取得する情報取得手段と、
前記表示情報の表示を制御する情報表示制御手段と、
前記ユーザの操作入力を受ける操作入力取得手段と、
前記操作入力取得手段により取得された前記ユーザの操作入力を基に、前記主の再生パスに対応するストリームの再生を制御するとともに、必要に応じて、前記第1の副の再生パスまたは前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生を制御するストリーム再生制御手段と
を備え、
前記情報表示制御手段は、前記ユーザが、前記第1の副の再生パスおよび前記第2の副の再生パスのうちの所望の副の再生パスを選択決定する操作を入力するための補助となる第1の表示情報の表示を制御し、
前記操作入力取得手段が、前記情報表示制御手段により表示が制御された前記第1の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスを選択決定する操作入力を取得した場合、前記情報表示制御手段は、前記ユーザが、選択決定された前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生開始を指令する操作を入力するための補助となる第2の表示情報の表示を制御し、
前記操作入力取得手段が、前記情報表示制御手段により表示が制御された前記第2の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生開始を指令する操作入力を取得した場合、前記ストリーム再生制御手段は、前記ユーザにより選択された前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生を制御する
情報処理装置。
【請求項2】
前記表示情報の表示を制御する所定のコマンドを発生するコマンド発生手段を更に備え、
前記操作入力取得手段が、前記情報表示制御手段により表示が制御された前記第1の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスを選択決定する操作入力を取得した場合、前記コマンド発生手段は、前記情報表示制御手段に前記第2の表示情報の表示を制御させるためのコマンドを発生する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ストリームの再生を制御する所定のコマンドを発生するコマンド発生手段を更に備え、
前記操作入力取得手段が、前記情報表示制御手段により表示が制御された前記第2の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生開始を指令する操作入力を取得した場合、前記コマンド発生手段は、前記ストリーム再生制御手段に前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生を制御させるためのコマンドを発生する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記操作入力取得手段が、前記情報表示制御手段により表示が制御された前記第1の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第1の副の再生パスを選択決定する操作入力を取得した場合、前記ストリーム再生制御手段は、前記主の再生パスに対して予め定められたタイミングで前記ユーザにより選択された前記第1の副の再生パスに対応するストリームの再生を制御する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記ストリームの再生を制御する所定のコマンドを発生するコマンド発生手段を更に備え、
前記操作入力取得手段が、前記情報表示制御手段により表示が制御された前記第1の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第1の副の再生パスを選択決定する操作入力を取得した場合、前記コマンド発生手段は、前記ストリーム再生制御手段に、前記主の再生パスに対して予め定められたタイミングで前記ユーザにより選択された前記第1の副の再生パスに対応するストリームの再生を制御させるためのコマンドを発生する
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記情報表示制御手段は、前記主の再生パスに対して予め定められたタイミングで前記ユーザにより選択された前記第1の副の再生パスに対応するストリームの再生が予定されていることを示す第3の表示情報の表示を更に制御する
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記ストリーム再生制御手段により、前記主の再生パスとともに前記副の再生パスに対応するストリームの再生が制御されるとき、前記情報表示制御手段は、前記ユーザが前記主の再生パスとともに再生可能な他の前記副の再生パスに対応するストリームの再生を指令する操作を入力するための補助となる第3の表示情報の表示を更に制御し、
前記操作入力取得手段が、前記情報表示制御手段により表示が制御された前記第3の表示情報を参照した前記ユーザによる他の前記副の再生パスを選択決定する操作入力を取得した場合、前記ストリーム再生制御手段は、前記ユーザにより選択された他の前記副の再生パスに対応するストリームの再生を制御する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
ストリームの再生を制御する情報処理装置の情報処理方法において、
前記ストリームの主の再生パスとともに再生可能な前記主の再生パスとは異なる1つまたは複数の副の再生パスであって、前記主の再生パスに対して予め定められたタイミングで表示が制御される第1の副の再生パスと、前記主の再生パスに対して表示が制御されるタイミングが定められていない第2の副の再生パスとの2種類の副の再生パスとのうち、所望の前記第1の副の再生パスまたは前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生を指令するためのユーザの操作入力の補助となる表示情報を表示させるために必要な情報を取得し、
取得された前記表示情報を表示させるために必要な情報を基に、前記ユーザが、前記第1の副の再生パスおよび前記第2の副の再生パスのうちの所望の副の再生パスを選択決定する操作を入力するための補助となる第1の表示情報の表示を制御し、
前記第1の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスを選択決定する操作入力が取得された場合、取得された前記表示情報を表示させるために必要な情報を基に、前記ユーザが、選択決定された前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生開始を指令する操作を入力するための補助となる第2の表示情報の表示を制御し、
前記第2の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生開始を指令する操作入力が取得された場合、前記ユーザにより選択された前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生を制御する
ステップを含む情報処理方法。
【請求項9】
ストリームの再生を制御する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記ストリームの主の再生パスとともに再生可能な前記主の再生パスとは異なる1つまたは複数の副の再生パスであって、前記主の再生パスに対して予め定められたタイミングで表示が制御される第1の副の再生パスと、前記主の再生パスに対して表示が制御されるタイミングが定められていない第2の副の再生パスとの2種類の副の再生パスとのうち、所望の前記第1の副の再生パスまたは前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生を指令するためのユーザの操作入力の補助となる表示情報を表示させるために必要な情報の取得を制御し、
取得された前記表示情報を表示させるために必要な情報を基に、前記ユーザが、前記第1の副の再生パスおよび前記第2の副の再生パスのうちの所望の副の再生パスを選択決定する操作を入力するための補助となる第1の表示情報の表示を制御し、
前記第1の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスを選択決定する操作入力が取得された場合、取得された前記表示情報を表示させるために必要な情報を基に、前記ユーザが、選択決定された前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生開始を指令する操作を入力するための補助となる第2の表示情報の表示を制御し、
前記第2の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生開始を指令する操作入力が取得された場合、前記ユーザにより選択された前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生を制御する
ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
【請求項10】
請求項9に記載のプログラムが格納されているプログラム格納媒体。
【請求項11】
再生装置において再生可能なストリームを含むデータ構造であって、
前記ストリームの主の再生パスと、前記主の再生パスとは異なる1つまたは複数の副の再生パスとを用いて前記ストリームの再生を管理する再生管理情報と、
前記主の再生パスに基づいて再生可能な主のストリームと、
前記主の再生パスに対して予め定められたタイミングで表示が制御される第1の副の再生パス、または、前記主の再生パスに対して表示が制御されるタイミングが定められていない第2の副の再生パスとに基づいて再生可能な副のストリームと、
ユーザが、前記第1の副の再生パスまたは前記第2の副の再生パスのうちの所望の副の再生パスを選択決定する操作を入力するための補助となる第1の表示情報を表示させるために必要な第1の情報と、
前記第1の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスを選択決定する操作入力を取得した場合に表示させる表示情報であって、前記ユーザが、選択決定された前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生開始を指令する操作を入力するための補助となる第2の表示情報を表示させるために必要な第2の情報と
を含むデータ構造。
【請求項12】
前記第1の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第1の副の再生パスを選択決定する操作入力を取得した場合に表示させる表示情報であって、前記主の再生パスに対して予め定められたタイミングで前記ユーザにより選択された前記第1の副の再生パスに対応するストリームの再生が予定されていることを示す第3の表示情報を表示させるために必要な第3の情報
を更に含む請求項11に記載のデータ構造。
【請求項13】
前記主の再生パスに対応するストリームとともに前記副の再生パスに対応するストリームの再生が制御されるときに表示させる表示情報であって、前記ユーザが前記主の再生パスに対応するストリームとともに再生可能な他の前記副の再生パスに対応するストリームの再生を指令する操作を入力するための補助となる第3の表示情報を表示させるために必要な第3の情報
を更に含む請求項11に記載のデータ構造。
【請求項14】
再生装置において再生可能なストリームを含むデータが記録された記録媒体であって、
前記ストリームの主の再生パスと、前記主の再生パスとは異なる1つまたは複数の副の再生パスとを用いて前記ストリームの再生を管理する再生管理情報と、
前記主の再生パスに基づいて再生可能な主のストリームと、
前記主の再生パスに対して予め定められたタイミングで表示が制御される第1の副の再生パス、または、前記主の再生パスに対して表示が制御されるタイミングが定められていない第2の副の再生パスとに基づいて再生可能な副のストリームと、
ユーザが、前記第1の副の再生パスまたは前記第2の副の再生パスのうちの所望の副の再生パスを選択決定する操作を入力するための補助となる第1の表示情報を表示させるために必要な第1の情報と、
前記第1の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスを選択決定する操作入力を取得した場合に表示させる表示情報であって、前記ユーザが、選択決定された前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生開始を指令する操作を入力するための補助となる第2の表示情報を表示させるために必要な第2の情報と
を含むデータが記録された記録媒体。
【請求項15】
再生装置において再生可能なストリームを含むデータが記録された記録媒体の製造方法において、
前記ストリームの主の再生パスと、前記主の再生パスとは異なる1つまたは複数の副の再生パスとを用いて前記ストリームの再生を管理する再生管理情報と、
前記主の再生パスに基づいて再生可能な主のストリームと、
前記主の再生パスに対して予め定められたタイミングで表示が制御される第1の副の再生パス、または、前記主の再生パスに対して表示が制御されるタイミングが定められていない第2の副の再生パスとに基づいて再生可能な副のストリームと、
ユーザが、前記第1の副の再生パスまたは前記第2の副の再生パスのうちの所望の副の再生パスを選択決定する操作を入力するための補助となる第1の表示情報を表示させるために必要な第1の情報と、
前記第1の表示情報を参照した前記ユーザによる前記第2の副の再生パスを選択決定する操作入力を取得した場合に表示させる表示情報であって、前記ユーザが、選択決定された前記第2の副の再生パスに対応するストリームの再生開始を指令する操作を入力するための補助となる第2の表示情報を表示させるために必要な第2の情報と
を含むデータ構造を有するデータを生成し、
生成されたデータを記録媒体に記録する
ステップを含む記録媒体の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【公開番号】特開2008−54081(P2008−54081A)
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−228737(P2006−228737)
【出願日】平成18年8月25日(2006.8.25)
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】