情報処理装置
【課題】 表示部の表現、表示内容の構成等を利用者が選択又は入力することにより、ある程度ユーザオリエントな表示に変更することが可能な画像処理装置を提供する。
【解決手段】 この情報処理装置100は、入力装置2を制御する入力制御部1と、キー又はタッチキーにより操作情報を入力する入力装置2と、入力制御部1、表示内容制御部4の処理を制御するメイン処理部3と、表示内容編集部7を制御する表示内容制御部4と、表示タイミングを登録する表示タイミング登録部5と、新たに登録された表示内容を登録する表示内容新規登録部6と、表示装置8に表示する表示内容を編集する表示内容編集部7と、各処理機能についてのガイダンス情報及びキー形状画像を表示する表示装置8と、表示装置8を制御する表示制御部9と、表示判定部10と、表示内容の情報を格納する表示内容情報格納部11と、を備えて構成される。
【解決手段】 この情報処理装置100は、入力装置2を制御する入力制御部1と、キー又はタッチキーにより操作情報を入力する入力装置2と、入力制御部1、表示内容制御部4の処理を制御するメイン処理部3と、表示内容編集部7を制御する表示内容制御部4と、表示タイミングを登録する表示タイミング登録部5と、新たに登録された表示内容を登録する表示内容新規登録部6と、表示装置8に表示する表示内容を編集する表示内容編集部7と、各処理機能についてのガイダンス情報及びキー形状画像を表示する表示装置8と、表示装置8を制御する表示制御部9と、表示判定部10と、表示内容の情報を格納する表示内容情報格納部11と、を備えて構成される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関し、さらに詳しくは、操作部に表示される表示内容の変更技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
情報処理装置を複数の利用者で利用する場合、表示部の表現(ガイダンス/キートップ)について、ある利用者にとっては理解しにくいと感じていても、別の利用者は特に理解しにくいとは感じない場合がある。また情報処理装置の表示内容の構成(画面のレイアウト)は情報処理装置提供メーカーにより決められてしまっているので、ユーザーにとってわかりにくいし、もしくは操作しにくい場合がある。またガイダンスやキー(ボタン)トップ表示内容や、形状、レイアウト等の内容を変更した利用者だけでなく、他の利用者が情報処理装置を利用している場合にも適用できれば便利である。
この技術に関連する従来技術として特許文献1には、あらかじめ記憶してある操作ガイダンス情報に対して、利用者が編集できること、操作状況/要求された処理内容/一定時間入力が無い場合等に自動的にガイダンス情報を表示できる技術について開示されている。
【特許文献1】特開平11−155811号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に開示されている従来技術は、操作ガイダンス情報を利用者が編集する場合、記憶部に記憶された操作ガイダンス情報の中から操作状況/要求された処理内容に応じて自動的に選択して表示するものであり、あくまでも決められた操作ガイダンス以外の変更は不可能であり、ユーザオリエントな表示内容に変更することはできない。
本発明は、かかる課題に鑑み、表示部の表現、表示内容の構成等を利用者が選択又は入力することにより、ある程度ユーザオリエントな表示に変更することが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、キーボード又はタッチパネルにより操作情報を入力する入力装置と、各処理機能についてのガイダンス情報及びキー形状画像を表示する表示部と、該表示部に表示する表示内容を編集する表示内容編集部と、前記表示内容の情報を格納する表示内容情報格納部と、前記入力装置、表示部及び表示内容編集部の処理を制御するメイン処理部と、を備え、前記メイン処理部は、前記表示部に表示可能な表示内容を編集する場合、前記入力装置により入力された利用者IDが前記表示内容情報格納部に格納されている利用者IDと一致したときに前記編集動作を実行するように前記表示内容編集部を制御することを特徴とする。
編集内容は利用者が使用しやすいように編集される。従って、不特定多数の他の利用者によってその編集内容を変更されないようにしなければならない。そこで本発明では、利用者IDが登録されている利用者のみが編集できるようにして、それ以外の利用者には編集の権限を与えないようにするものである。
請求項2は、前記編集動作は、少なくとも前記表示部に表示可能なガイダンス情報の内容変更、キー形状の変更又はキートップ文字列の内容変更であることを特徴とする。
本発明においては、ガイダンス情報を利用者がわかり易いように変更したり、タッチキーの形状を大きくしたり、或いは外形を変えたり、またキートップ名称の文字列の内容を変更することができる。例えば、文字列の場合、英文字表記を日本語に変えたりすることである。
請求項3は、前記編集動作は、少なくとも前記表示部に表示可能なガイダンス情報、キー又はキートップ文字列の表示位置変更であることを特徴とする。
タッチパネルの場合、表示位置を変更することはある程度可能である。即ち、利用者はガイダンス情報、キー又はキートップ文字列の表示位置がデフォルトな位置で見易いとは限らない。そこで本発明では、利用者が操作しやすい位置に変更可能とするものである。
請求項4は、前記メイン処理部は、前記入力装置により入力した利用者IDによる編集内容を、当該利用者ID以外の利用者IDに対しても前記編集内容を表示できるように前記表示内容編集部を制御することを特徴とする。
一人の利用者が編集した内容は基本的にその利用者特有の内容である。しかし、同じ編集を行なう利用者もいるはずである。そこで本発明では、内容を編集した利用者は、他の利用者にも自分の編集内容を開示して利用させ、操作の手間を省略するものである。
【発明の効果】
【0005】
請求項1の発明によれば、メイン処理部は、表示部に表示可能な表示内容を編集する場合、入力装置により入力された利用者IDが表示内容情報格納部に格納されている利用者IDと一致したときに編集動作を実行するように表示内容編集部を制御するので、編集した内容は利用者の操作時に限定して表示することができ、利用者個別の表示画面に対応することができる。
また請求項2では、編集動作は、少なくとも表示部に表示可能なガイダンス情報の内容変更、キー形状の変更又はキートップ文字列の内容変更であるので、利用者が使いやすい内容に変更して利便性を高めることができる。
また請求項3では、編集動作は、少なくとも表示部に表示可能なガイダンス情報、キー又はキートップ文字列の表示位置変更であるので、利用者が見やすい位置、操作しやすい位置にレイアウト変更することで利用者にとって操作しやすくなる。
また請求項4では、メイン処理部は、入力装置により入力した利用者IDによる編集内容を、当該利用者ID以外の利用者IDに対しても編集内容を表示できるように表示内容編集部を制御するので、変更した利用者だけでなく、複数の利用者で変更内容を利用することが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の情報処理装置の構成図である。この情報処理装置100は、入力装置2を制御する入力制御部1と、キー又はタッチキーにより操作情報を入力する入力装置2と、入力制御部1、表示内容制御部4の処理を制御するメイン処理部3と、表示内容編集部7を制御する表示内容制御部4と、表示タイミングを登録する表示タイミング登録部5と、新たに登録された表示内容を登録する表示内容新規登録部6と、表示装置8に表示する表示内容を編集する表示内容編集部7と、各処理機能についてのガイダンス情報及びキー形状画像を表示する表示装置8と、表示装置8を制御する表示制御部9と、表示判定部10と、表示内容の情報を格納する表示内容情報格納部11と、を備えて構成される。尚、図1の1本線は制御線を示し、2本線はデータ線を示す。
【0007】
図2は表示内容情報格納部に格納されているデータのフォーマット例を示す図である。表示内容情報格納部11には、あらかじめ図2のデータフォーマットで構成されているガイダンス情報およびキー表示名称の内容、表示位置、表示タイミング等が登録されているものとする。
メッセージID20はメッセージ(表示内容)を識別する。このIDはシステム全体で1つの表示内容について1つのIDが振られるものである。
表示種別21で、このメッセージが「ガイダンス」「タイトル」「タッチキー」「警告メッセージ」「サービスメッセージ」のうちのどれなのかを識別する。
表示座標22とは、メッセージの表示座標のデータである。(開始X,開始Y,終了X,終了Y)というデータになっている。
表示画面ID23とは、このメッセージが表示される画面のID(画面を識別するためのID)を管理している。複数画面に同じメッセージが表示される場合もあり、その場合はここに複数画面のIDが登録される。
関連情報24により、どの画面のどの部分との関連がある等の情報が管理される。例えば、あるメッセージ内の「OK」の部分がそのメッセージが表示される画面の右下に表示されるタッチキーと同じ名称である必要がある、などの情報である。
変更可ユーザー情報25により、このメッセージIDの変更が許可されているユーザーを管理する。メッセージの変更時に必ずユーザーIDを入力させ、そのユーザーIDがこの情報に登録されている場合のみ、変更操作を行なうことができる。
表示内容:デフォルト26には、情報機器に表示される内容で情報機器提供側から最初に提供されている情報(ユーザーごとに編集した内容ではない)へリンク情報が格納されている。リンク先は各言語ごとに管理されているメッセージになる。
【0008】
表示内容27には、編集を行なったユーザーごとに編集した内容へのリンク情報が登録されている。編集を行なった場合のみ登録される内容で、ユーザーが何も編集していない場合には、ここの情報にはデータの終端を示す「ターミネーター」のみが登録されている状態となる。このフォーマットでメッセージを管理することにより、メッセージ内のある部分の表現が、別の表示内容に関連している等、表示内容を変更する場合に必要な情報が管理でき、その情報をもとに利用者は表示内容を変更することができる。
表示属性:デフォルト28には、情報機器に表示される表示属性(タッチキーの場合は形状、メッセージの表示位置:水平方向に中央寄せ、等の情報)で情報機器提供側から最初に提供されている情報(ユーザーごとに編集した内容ではない)へリンク情報が格納されている。
表示属性29には、変更を行なったユーザーごとに変更した内容へのリンク情報が登録されている。変更を行なった場合のみ登録される内容で、ユーザーが何も変更していない場合には、ここの情報にはデータの終端を示す「ターミネーター」のみが登録されている状態となる。
また、この情報処理装置は、ユーザーの入力する手段としてテンキーを持ち、また入力モード(テンキー入力、アルファベット入力、数字入力、漢字入力など)を切り替えることができるモード切替キーを持つ。
図3(a)は情報処理装置のある表示画面例を示す図である。図3(a)の画面において、3行目に表示される「直接入力」キー15(3行目の3つのキーはそれぞれタッチキー)の形状を変更し、図3(b)のような画面の「直接入力」キー15aにした場合の例を以下に示す。そのようなケースで、利用者(ユーザーID:USERA)が行なう操作フローを図3以降に示す。
【0009】
図4は本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。図5、図6を参照しながら説明する。デフォルト画面として図5の表示1のような画面が表示装置8に表示されている。そして表示1の「表示内容変更」キー30を押下する(S1)。すると表示2の画面が3秒表示後に画面が消え、表示3の画面を表示する(S2)。表示3の画面では「表示内容変更」30が「表示内容変更指定」31に変わっている。次に「直接入力」キー41を押下して、続いて「表示内容変更指定」キー31を押下する(S3)。すると表示4の画面となり、この画面では「キートップ表示内容」32が選択されている状態であるが、ここではキー形状を変更したいので「−>」33を押して「キー形状」35を選択する(S4)。その結果画面が表示5となり、「OK」キー34を押下する(S5)。すると画面が表示6となり、「「直接入力」キーの形状を変更しますか?ユーザーIDを入力してOKを押してください。」のメッセージが表示されるので、ユーザーID「USERA」36を入力装置2から入力すると表示7にようになり(S6)、「OK」37を押下する(S7)。
その結果、表示8の画面が表示され、「変更したいキー形状を選択して「OK」を押下してください」のメッセージが表示される。その画面からキー形状38を押下して「OK」39を押下する(S8)。そして数秒間表示9の画面が表示された後(S9)、表示10の画面が表示され、「直接入力」キー40の形状が変更される(S10)。
【0010】
図7は本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。図8、図9を参照しながら説明する。デフォルト画面として図8の表示1のような画面が表示装置8に表示されている。そして表示1の「表示内容変更」キー30を押下する(S11)。すると表示2の画面が3秒表示後に画面が消え、表示3の画面を表示する(S12)。表示3の画面では「表示内容変更」30が「表示内容変更指定」31に変わっている。次に「直接入力」キー41を押下する(S13)。すると表示4の画面となり、この画面では「キートップ表示内容」32が選択されている状態であるが、ここではキー表示位置を変更したいので「−>」33を2回押して「キー表示位置」42を選択する(S14)。その結果画面が表示5となり、「OK」キー34を押下する(S15)。すると画面が表示6となり、「「直接入力」キーの形状を変更しますか?ユーザーIDを入力してOKを押してください。」のメッセージが表示されるので、ユーザーID「USERA」36を入力装置2から入力すると表示7にようになり(S16)、「OK」37を押下する(S17)。
その結果、表示8の画面が表示され、「「直接入力」キーを表示したい位置をタッチしてください。その後右下の「表示内容変更指定」キーを押下してください。」のメッセージが表示される。その画面から「表示内容変更指定」キー43を押下して。そして数秒間表示8の画面が表示された後(S18)、表示9の画面が表示され(S19)、表示画面9の反転部分44を押下して「表示内容変更指定」キー43を押下する(S20)。そして数秒間表示10の画面が表示された後(S21)、表示画面11が表示されて「直接入力」キー45の位置が変更される(S22)。
【0011】
図10は本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。図11、図12を参照しながら説明する。デフォルト画面として図11の表示1のような画面が表示装置8に表示されている。そして表示1の「表示内容変更」キー30を押下する(S31)。すると表示2の画面が3秒表示後に画面が消え、表示3の画面を表示する(S32)。表示3の画面では「表示内容変更」30が「表示内容変更指定」31に変わっている。次に「直接入力」キー41を押下する(S33)。すると表示4の画面となり、この画面では「キートップ表示内容」32が選択されている状態であるが、ここではキー表示位置を変更したいので「−>」33を2回押して「キー表示位置」42を選択する(S44)。その結果画面が表示5となり、「OK」キー34を押下する(S35)。すると画面が表示6となり、「「直接入力」キーの形状を変更しますか?ユーザーIDを入力してOKを押してください。」のメッセージが表示されるので、ユーザーID「USERA」36を入力装置2から入力すると表示7にようになり(S36)、「OK」37を押下する(S37)。
その結果、表示8の画面が表示され、「この変更内容を以下のユーザーID以外で適用しますか?「適用する」/「適用しない」キーで指定してください。」のメッセージが表示される。その画面から「適用する」キー46を押下すると(S38)、表示9の画面が表示され、「変更内容を適用したいユーザーIDを指定してOKを押してください。」のメッセージが表示される。そしてユーザーID「USERB」47を入力装置2から入力すると表示10にようになり(S39)、「OK」48を押下する(S40)。すると、表示11の画面が表示され、「この変更内容を以下のユーザーID以外で適用しますか?「適用する」/「適用しない」キーで指定してください。」のメッセージが表示される。その画面から「適用しない」キー49を押下すると(S41)、表示12の画面が表示され、「「直接入力」キーの表示位置を変更するユーザー以外です。よければ「OK」を押してください。」のメッセージが表示される。よければ「OK」50を押下する(S42)。すると、表示13の画面が表示され、「「直接入力」キーを表示したい位置をタッチしてください。その後右下の「表示内容変更指定」キーを押下してください。」のメッセージが表示され、「表示内容変更指定」キー51を押下すると、数秒間表示13の画面が表示された後(S43)、表示14の画面が表示され(S44)、表示画面14の反転部分52を押下して「表示内容変更指定」キー53を押下する(S45)。そして数秒間表示15の画面が表示された後(S46)、表示画面16が表示されて「直接入力」キー54の位置が変更される(S47)。
【0012】
以上の通り本発明によれば、メイン処理部3は、表示装置8に表示可能な表示内容を編集する場合、入力装置2により入力された利用者IDが表示内容情報格納部11に格納されている利用者IDと一致したときに編集動作を実行するように表示内容編集部7を制御するので、編集した内容は利用者の操作時に限定して表示することができ、利用者個別の表示画面に対応することができる。
また、編集動作は、少なくとも表示装置8に表示可能なガイダンス情報の内容変更、キー形状の変更又はキートップ文字列の内容変更であるので、利用者が使いやすい内容に変更して利便性を高めることができる。
また、編集動作は、少なくとも表示装置8に表示可能なガイダンス情報、キー又はキートップ文字列の表示位置変更であるので、利用者が見やすい位置、操作しやすい位置にレイアウト変更することで利用者にとって操作しやすくなる。
また、メイン処理部3は、入力装置1により入力した利用者IDによる編集内容を、当該利用者ID以外の利用者IDに対しても編集内容を表示できるように表示内容編集部7を制御するので、変更した利用者だけでなく、複数の利用者で変更内容を利用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の情報処理装置の構成図。
【図2】表示内容情報格納部に格納されているデータのフォーマット例を示す図。
【図3】情報処理装置のある表示画面例を示す図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャート。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その1)。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その2)。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャート。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その1)。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その2)。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャート。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その1)。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その2)。
【符号の説明】
【0014】
1 入力制御部、2 入力装置、3 メイン処理部、4 表示内容制御部、5 表示タイミング登録部、6 表示内容新規登録部、7 表示内容編集部、8 表示装置、9 表示制御部、10 表示判定部、11 表示内容情報格納部、100 情報処理装置
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関し、さらに詳しくは、操作部に表示される表示内容の変更技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
情報処理装置を複数の利用者で利用する場合、表示部の表現(ガイダンス/キートップ)について、ある利用者にとっては理解しにくいと感じていても、別の利用者は特に理解しにくいとは感じない場合がある。また情報処理装置の表示内容の構成(画面のレイアウト)は情報処理装置提供メーカーにより決められてしまっているので、ユーザーにとってわかりにくいし、もしくは操作しにくい場合がある。またガイダンスやキー(ボタン)トップ表示内容や、形状、レイアウト等の内容を変更した利用者だけでなく、他の利用者が情報処理装置を利用している場合にも適用できれば便利である。
この技術に関連する従来技術として特許文献1には、あらかじめ記憶してある操作ガイダンス情報に対して、利用者が編集できること、操作状況/要求された処理内容/一定時間入力が無い場合等に自動的にガイダンス情報を表示できる技術について開示されている。
【特許文献1】特開平11−155811号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に開示されている従来技術は、操作ガイダンス情報を利用者が編集する場合、記憶部に記憶された操作ガイダンス情報の中から操作状況/要求された処理内容に応じて自動的に選択して表示するものであり、あくまでも決められた操作ガイダンス以外の変更は不可能であり、ユーザオリエントな表示内容に変更することはできない。
本発明は、かかる課題に鑑み、表示部の表現、表示内容の構成等を利用者が選択又は入力することにより、ある程度ユーザオリエントな表示に変更することが可能な画像処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明はかかる課題を解決するために、請求項1は、キーボード又はタッチパネルにより操作情報を入力する入力装置と、各処理機能についてのガイダンス情報及びキー形状画像を表示する表示部と、該表示部に表示する表示内容を編集する表示内容編集部と、前記表示内容の情報を格納する表示内容情報格納部と、前記入力装置、表示部及び表示内容編集部の処理を制御するメイン処理部と、を備え、前記メイン処理部は、前記表示部に表示可能な表示内容を編集する場合、前記入力装置により入力された利用者IDが前記表示内容情報格納部に格納されている利用者IDと一致したときに前記編集動作を実行するように前記表示内容編集部を制御することを特徴とする。
編集内容は利用者が使用しやすいように編集される。従って、不特定多数の他の利用者によってその編集内容を変更されないようにしなければならない。そこで本発明では、利用者IDが登録されている利用者のみが編集できるようにして、それ以外の利用者には編集の権限を与えないようにするものである。
請求項2は、前記編集動作は、少なくとも前記表示部に表示可能なガイダンス情報の内容変更、キー形状の変更又はキートップ文字列の内容変更であることを特徴とする。
本発明においては、ガイダンス情報を利用者がわかり易いように変更したり、タッチキーの形状を大きくしたり、或いは外形を変えたり、またキートップ名称の文字列の内容を変更することができる。例えば、文字列の場合、英文字表記を日本語に変えたりすることである。
請求項3は、前記編集動作は、少なくとも前記表示部に表示可能なガイダンス情報、キー又はキートップ文字列の表示位置変更であることを特徴とする。
タッチパネルの場合、表示位置を変更することはある程度可能である。即ち、利用者はガイダンス情報、キー又はキートップ文字列の表示位置がデフォルトな位置で見易いとは限らない。そこで本発明では、利用者が操作しやすい位置に変更可能とするものである。
請求項4は、前記メイン処理部は、前記入力装置により入力した利用者IDによる編集内容を、当該利用者ID以外の利用者IDに対しても前記編集内容を表示できるように前記表示内容編集部を制御することを特徴とする。
一人の利用者が編集した内容は基本的にその利用者特有の内容である。しかし、同じ編集を行なう利用者もいるはずである。そこで本発明では、内容を編集した利用者は、他の利用者にも自分の編集内容を開示して利用させ、操作の手間を省略するものである。
【発明の効果】
【0005】
請求項1の発明によれば、メイン処理部は、表示部に表示可能な表示内容を編集する場合、入力装置により入力された利用者IDが表示内容情報格納部に格納されている利用者IDと一致したときに編集動作を実行するように表示内容編集部を制御するので、編集した内容は利用者の操作時に限定して表示することができ、利用者個別の表示画面に対応することができる。
また請求項2では、編集動作は、少なくとも表示部に表示可能なガイダンス情報の内容変更、キー形状の変更又はキートップ文字列の内容変更であるので、利用者が使いやすい内容に変更して利便性を高めることができる。
また請求項3では、編集動作は、少なくとも表示部に表示可能なガイダンス情報、キー又はキートップ文字列の表示位置変更であるので、利用者が見やすい位置、操作しやすい位置にレイアウト変更することで利用者にとって操作しやすくなる。
また請求項4では、メイン処理部は、入力装置により入力した利用者IDによる編集内容を、当該利用者ID以外の利用者IDに対しても編集内容を表示できるように表示内容編集部を制御するので、変更した利用者だけでなく、複数の利用者で変更内容を利用することが可能になる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
図1は本発明の情報処理装置の構成図である。この情報処理装置100は、入力装置2を制御する入力制御部1と、キー又はタッチキーにより操作情報を入力する入力装置2と、入力制御部1、表示内容制御部4の処理を制御するメイン処理部3と、表示内容編集部7を制御する表示内容制御部4と、表示タイミングを登録する表示タイミング登録部5と、新たに登録された表示内容を登録する表示内容新規登録部6と、表示装置8に表示する表示内容を編集する表示内容編集部7と、各処理機能についてのガイダンス情報及びキー形状画像を表示する表示装置8と、表示装置8を制御する表示制御部9と、表示判定部10と、表示内容の情報を格納する表示内容情報格納部11と、を備えて構成される。尚、図1の1本線は制御線を示し、2本線はデータ線を示す。
【0007】
図2は表示内容情報格納部に格納されているデータのフォーマット例を示す図である。表示内容情報格納部11には、あらかじめ図2のデータフォーマットで構成されているガイダンス情報およびキー表示名称の内容、表示位置、表示タイミング等が登録されているものとする。
メッセージID20はメッセージ(表示内容)を識別する。このIDはシステム全体で1つの表示内容について1つのIDが振られるものである。
表示種別21で、このメッセージが「ガイダンス」「タイトル」「タッチキー」「警告メッセージ」「サービスメッセージ」のうちのどれなのかを識別する。
表示座標22とは、メッセージの表示座標のデータである。(開始X,開始Y,終了X,終了Y)というデータになっている。
表示画面ID23とは、このメッセージが表示される画面のID(画面を識別するためのID)を管理している。複数画面に同じメッセージが表示される場合もあり、その場合はここに複数画面のIDが登録される。
関連情報24により、どの画面のどの部分との関連がある等の情報が管理される。例えば、あるメッセージ内の「OK」の部分がそのメッセージが表示される画面の右下に表示されるタッチキーと同じ名称である必要がある、などの情報である。
変更可ユーザー情報25により、このメッセージIDの変更が許可されているユーザーを管理する。メッセージの変更時に必ずユーザーIDを入力させ、そのユーザーIDがこの情報に登録されている場合のみ、変更操作を行なうことができる。
表示内容:デフォルト26には、情報機器に表示される内容で情報機器提供側から最初に提供されている情報(ユーザーごとに編集した内容ではない)へリンク情報が格納されている。リンク先は各言語ごとに管理されているメッセージになる。
【0008】
表示内容27には、編集を行なったユーザーごとに編集した内容へのリンク情報が登録されている。編集を行なった場合のみ登録される内容で、ユーザーが何も編集していない場合には、ここの情報にはデータの終端を示す「ターミネーター」のみが登録されている状態となる。このフォーマットでメッセージを管理することにより、メッセージ内のある部分の表現が、別の表示内容に関連している等、表示内容を変更する場合に必要な情報が管理でき、その情報をもとに利用者は表示内容を変更することができる。
表示属性:デフォルト28には、情報機器に表示される表示属性(タッチキーの場合は形状、メッセージの表示位置:水平方向に中央寄せ、等の情報)で情報機器提供側から最初に提供されている情報(ユーザーごとに編集した内容ではない)へリンク情報が格納されている。
表示属性29には、変更を行なったユーザーごとに変更した内容へのリンク情報が登録されている。変更を行なった場合のみ登録される内容で、ユーザーが何も変更していない場合には、ここの情報にはデータの終端を示す「ターミネーター」のみが登録されている状態となる。
また、この情報処理装置は、ユーザーの入力する手段としてテンキーを持ち、また入力モード(テンキー入力、アルファベット入力、数字入力、漢字入力など)を切り替えることができるモード切替キーを持つ。
図3(a)は情報処理装置のある表示画面例を示す図である。図3(a)の画面において、3行目に表示される「直接入力」キー15(3行目の3つのキーはそれぞれタッチキー)の形状を変更し、図3(b)のような画面の「直接入力」キー15aにした場合の例を以下に示す。そのようなケースで、利用者(ユーザーID:USERA)が行なう操作フローを図3以降に示す。
【0009】
図4は本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。図5、図6を参照しながら説明する。デフォルト画面として図5の表示1のような画面が表示装置8に表示されている。そして表示1の「表示内容変更」キー30を押下する(S1)。すると表示2の画面が3秒表示後に画面が消え、表示3の画面を表示する(S2)。表示3の画面では「表示内容変更」30が「表示内容変更指定」31に変わっている。次に「直接入力」キー41を押下して、続いて「表示内容変更指定」キー31を押下する(S3)。すると表示4の画面となり、この画面では「キートップ表示内容」32が選択されている状態であるが、ここではキー形状を変更したいので「−>」33を押して「キー形状」35を選択する(S4)。その結果画面が表示5となり、「OK」キー34を押下する(S5)。すると画面が表示6となり、「「直接入力」キーの形状を変更しますか?ユーザーIDを入力してOKを押してください。」のメッセージが表示されるので、ユーザーID「USERA」36を入力装置2から入力すると表示7にようになり(S6)、「OK」37を押下する(S7)。
その結果、表示8の画面が表示され、「変更したいキー形状を選択して「OK」を押下してください」のメッセージが表示される。その画面からキー形状38を押下して「OK」39を押下する(S8)。そして数秒間表示9の画面が表示された後(S9)、表示10の画面が表示され、「直接入力」キー40の形状が変更される(S10)。
【0010】
図7は本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。図8、図9を参照しながら説明する。デフォルト画面として図8の表示1のような画面が表示装置8に表示されている。そして表示1の「表示内容変更」キー30を押下する(S11)。すると表示2の画面が3秒表示後に画面が消え、表示3の画面を表示する(S12)。表示3の画面では「表示内容変更」30が「表示内容変更指定」31に変わっている。次に「直接入力」キー41を押下する(S13)。すると表示4の画面となり、この画面では「キートップ表示内容」32が選択されている状態であるが、ここではキー表示位置を変更したいので「−>」33を2回押して「キー表示位置」42を選択する(S14)。その結果画面が表示5となり、「OK」キー34を押下する(S15)。すると画面が表示6となり、「「直接入力」キーの形状を変更しますか?ユーザーIDを入力してOKを押してください。」のメッセージが表示されるので、ユーザーID「USERA」36を入力装置2から入力すると表示7にようになり(S16)、「OK」37を押下する(S17)。
その結果、表示8の画面が表示され、「「直接入力」キーを表示したい位置をタッチしてください。その後右下の「表示内容変更指定」キーを押下してください。」のメッセージが表示される。その画面から「表示内容変更指定」キー43を押下して。そして数秒間表示8の画面が表示された後(S18)、表示9の画面が表示され(S19)、表示画面9の反転部分44を押下して「表示内容変更指定」キー43を押下する(S20)。そして数秒間表示10の画面が表示された後(S21)、表示画面11が表示されて「直接入力」キー45の位置が変更される(S22)。
【0011】
図10は本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャートである。図11、図12を参照しながら説明する。デフォルト画面として図11の表示1のような画面が表示装置8に表示されている。そして表示1の「表示内容変更」キー30を押下する(S31)。すると表示2の画面が3秒表示後に画面が消え、表示3の画面を表示する(S32)。表示3の画面では「表示内容変更」30が「表示内容変更指定」31に変わっている。次に「直接入力」キー41を押下する(S33)。すると表示4の画面となり、この画面では「キートップ表示内容」32が選択されている状態であるが、ここではキー表示位置を変更したいので「−>」33を2回押して「キー表示位置」42を選択する(S44)。その結果画面が表示5となり、「OK」キー34を押下する(S35)。すると画面が表示6となり、「「直接入力」キーの形状を変更しますか?ユーザーIDを入力してOKを押してください。」のメッセージが表示されるので、ユーザーID「USERA」36を入力装置2から入力すると表示7にようになり(S36)、「OK」37を押下する(S37)。
その結果、表示8の画面が表示され、「この変更内容を以下のユーザーID以外で適用しますか?「適用する」/「適用しない」キーで指定してください。」のメッセージが表示される。その画面から「適用する」キー46を押下すると(S38)、表示9の画面が表示され、「変更内容を適用したいユーザーIDを指定してOKを押してください。」のメッセージが表示される。そしてユーザーID「USERB」47を入力装置2から入力すると表示10にようになり(S39)、「OK」48を押下する(S40)。すると、表示11の画面が表示され、「この変更内容を以下のユーザーID以外で適用しますか?「適用する」/「適用しない」キーで指定してください。」のメッセージが表示される。その画面から「適用しない」キー49を押下すると(S41)、表示12の画面が表示され、「「直接入力」キーの表示位置を変更するユーザー以外です。よければ「OK」を押してください。」のメッセージが表示される。よければ「OK」50を押下する(S42)。すると、表示13の画面が表示され、「「直接入力」キーを表示したい位置をタッチしてください。その後右下の「表示内容変更指定」キーを押下してください。」のメッセージが表示され、「表示内容変更指定」キー51を押下すると、数秒間表示13の画面が表示された後(S43)、表示14の画面が表示され(S44)、表示画面14の反転部分52を押下して「表示内容変更指定」キー53を押下する(S45)。そして数秒間表示15の画面が表示された後(S46)、表示画面16が表示されて「直接入力」キー54の位置が変更される(S47)。
【0012】
以上の通り本発明によれば、メイン処理部3は、表示装置8に表示可能な表示内容を編集する場合、入力装置2により入力された利用者IDが表示内容情報格納部11に格納されている利用者IDと一致したときに編集動作を実行するように表示内容編集部7を制御するので、編集した内容は利用者の操作時に限定して表示することができ、利用者個別の表示画面に対応することができる。
また、編集動作は、少なくとも表示装置8に表示可能なガイダンス情報の内容変更、キー形状の変更又はキートップ文字列の内容変更であるので、利用者が使いやすい内容に変更して利便性を高めることができる。
また、編集動作は、少なくとも表示装置8に表示可能なガイダンス情報、キー又はキートップ文字列の表示位置変更であるので、利用者が見やすい位置、操作しやすい位置にレイアウト変更することで利用者にとって操作しやすくなる。
また、メイン処理部3は、入力装置1により入力した利用者IDによる編集内容を、当該利用者ID以外の利用者IDに対しても編集内容を表示できるように表示内容編集部7を制御するので、変更した利用者だけでなく、複数の利用者で変更内容を利用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の情報処理装置の構成図。
【図2】表示内容情報格納部に格納されているデータのフォーマット例を示す図。
【図3】情報処理装置のある表示画面例を示す図。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャート。
【図5】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その1)。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その2)。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャート。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その1)。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その2)。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の動作を説明するフローチャート。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その1)。
【図12】本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の表示画面例の図(その2)。
【符号の説明】
【0014】
1 入力制御部、2 入力装置、3 メイン処理部、4 表示内容制御部、5 表示タイミング登録部、6 表示内容新規登録部、7 表示内容編集部、8 表示装置、9 表示制御部、10 表示判定部、11 表示内容情報格納部、100 情報処理装置
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キーボード又はタッチパネルにより操作情報を入力する入力装置と、各処理機能についてのガイダンス情報及びキー形状画像を表示する表示部と、該表示部に表示する表示内容を編集する表示内容編集部と、前記表示内容の情報を格納する表示内容情報格納部と、前記入力装置、表示部及び表示内容編集部を制御するメイン処理部と、を備え、
前記メイン処理部は、前記表示部に表示可能な表示内容を編集する場合、前記入力装置により入力された利用者IDが前記表示内容情報格納部に格納されている利用者IDと一致したときに前記編集動作を実行するように前記表示内容編集部を制御することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記編集動作は、少なくとも前記表示部に表示可能なガイダンス情報の内容変更、キー形状の変更又はキートップ文字列の内容変更であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記編集動作は、少なくとも前記表示部に表示可能なガイダンス情報、キー又はキートップ文字列の表示位置変更であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記メイン処理部は、前記入力装置により入力した利用者IDによる編集内容を、当該利用者ID以外の利用者IDに対しても前記編集内容を表示できるように前記表示内容編集部を制御することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項1】
キーボード又はタッチパネルにより操作情報を入力する入力装置と、各処理機能についてのガイダンス情報及びキー形状画像を表示する表示部と、該表示部に表示する表示内容を編集する表示内容編集部と、前記表示内容の情報を格納する表示内容情報格納部と、前記入力装置、表示部及び表示内容編集部を制御するメイン処理部と、を備え、
前記メイン処理部は、前記表示部に表示可能な表示内容を編集する場合、前記入力装置により入力された利用者IDが前記表示内容情報格納部に格納されている利用者IDと一致したときに前記編集動作を実行するように前記表示内容編集部を制御することを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記編集動作は、少なくとも前記表示部に表示可能なガイダンス情報の内容変更、キー形状の変更又はキートップ文字列の内容変更であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記編集動作は、少なくとも前記表示部に表示可能なガイダンス情報、キー又はキートップ文字列の表示位置変更であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記メイン処理部は、前記入力装置により入力した利用者IDによる編集内容を、当該利用者ID以外の利用者IDに対しても前記編集内容を表示できるように前記表示内容編集部を制御することを特徴とする請求項1、2又は3に記載の情報処理装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【公開番号】特開2007−79870(P2007−79870A)
【公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−266079(P2005−266079)
【出願日】平成17年9月13日(2005.9.13)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年9月13日(2005.9.13)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】
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