説明

情報処理装置

【課題】携帯用の小型化した情報処理装置に対して、各面に割り当てられた文字の出力が可能な回転体を操作することで文字入力が可能となり、文字入力における作業性の簡便化、操作性及び作業効率の向上を図る文字入力装置を備える情報処理装置を提供する。
【解決手段】複数のそれぞれ異なるマルチメディア処理を同一の画面に表示する表示部115を備え、複数のそれぞれ異なる処理を同時に実施可能な情報処理装置であって、360°回転可能で複数の面に囲まれた立体であり、回転することで複数の面それぞれに割り付けられた文字コードを切り替えて出力する文字選択部111と、文字コードを受信し、文字画像を生成する文字生成部112とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置に関し、特に正多面体の回転体を回転することで文字を入力することが可能な情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、情報処理装置の文字入力装置として、パーソナルコンピュータ(以下において、「PC」という。)用のキーボード及びマウス、手書き入力装置、タブレットパネル及び数字キー等が使用されている。
【0003】
PCの文字入力装置として代表されるキーボードは、平盤の表面上に多数(数十〜数百以上)の打鍵キーが所定の配列で取り付けられており、PCのユーザは複数の打鍵キーを両手の五指で打ち分けることができる。さらに、このようなキーボードは、ユーザの訓練及び習慣によって、打鍵キーを見なくても正確に操作することが可能となり、他の文字入力装置と比べ文字入力速度は飛躍的に上昇する。
【0004】
ところで、携帯用等の小型情報処理装置は高機能化を目指すため、PCのインタフェース機能を網羅するため、本体の入力装置にPCの入力装置の形状を踏襲するものが存在する(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2001−350569
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、携帯電話及び携帯ゲーム機等に代表される小型化された情報処理端末において、上記の文字入力装置は端末のサイズに合わせて小型化され、ミニキーボードとして形成されている。そのため、打鍵キーのキーサイズ、キーピッチ及びキーストローク等の大きさがユーザの指よりも小さくなり、ユーザは操作が困難であると共に、ユーザに対して誤操作を誘発させる問題がある。また、打鍵キーのサイズダウンのせいで、ユーザはPCのキーボードであれば可能であった、いわゆるブラインドタッチを実行することが不可能となり、文字入力の迅速性という優位な特徴を損なってしまう。そのため、ユーザはミニキーボードをボールペンの先で操作するケースも発生し、キーボードそのものが備える優位な特徴を十分に発揮することができない。
【0006】
さらに、小型の情報処理装置において、打鍵キー等の配列、配置及び数は制限されるため、1つの打鍵キーに割り当てられる文字及び機能等は、PC等に付属のキーボードのものより増加する。そのため、1つの打鍵キーに割り当てられた複数の機能を同時に実行することは不可能となり、情報処理装置が実行している複数の処理に対してユーザが同時に扱える数は制限される。例えば、小型の情報処理端末において、ポインティングデバイスを操作してゲームの処理を実行すると同時に、打鍵キーを操作して文字入力を行いチャットの処理を実行することは非常に困難である。
【0007】
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ユーザの片手で容易及び迅速に操作可能で、複数の処理を実行するに当たってポインティングデバイス及び打鍵キーを同時に扱う操作性を向上させた文字入力装置を備えた情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の一様態は、複数のそれぞれ異なるマルチメディア処理を同一の画面に表示する表示部を備え、複数のそれぞれ異なる処理を同時に実施可能な情報処理装置に関する。即ち、一様態に係る情報処理装置は、(イ)360°回転可能で複数の面に囲まれた立体であり、回転することで複数の面それぞれに割り付けられた文字コードを切り替えて出力する文字選択部と、(ロ)記文字コードを受信し、文字画像を生成する文字生成部とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、特に携帯用の小型化した情報処理装置に対して、各面に割り当てられた文字の出力が可能な回転体を操作することで文字入力が可能となり、文字入力における作業性の簡便化、操作性及び作業効率の向上を図る文字入力装置を備える情報処理装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、装置やシステムの構成等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な構成は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの構成の異なる部分が含まれていることは勿論である。
【0011】
また、以下に示す本発明の実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
【0012】
(実施の形態)
<情報処理装置の構成>
本発明の実施の形態に係る情報処理装置は、図13に示すように、複数のそれぞれ異なるマルチメディア処理を同一の画面に表示する表示部115を備え、複数のそれぞれ異なる処理を同時に実施可能である。情報処理装置100は、360°回転可能で複数の面に囲まれた立体であり、回転することで複数の面それぞれに割り付けられた文字コードを切り替えて出力する文字選択部111と、文字コードを受信し、文字画像を生成する文字生成部112とを備える。
【0013】
また、情報処理装置100は、文字生成部112が生成した文字画像の文字種を変換して異なる文字種の文字画像を生成する文字変換部113と、文字生成部112が生成した文字画像及び文字変換部113が変換した文字画像の入力を確定する文字確定部114と、文字生成部112が生成した文字画像、文字変換部113が変換した文字画像及び文字確定部114が入力を確定した文字画像をそれぞれ表示する表示部115を備える。ここで、「文字種」とは具体的に、アルファベット、ひらがな、カタカナ、漢字及び世界各国それぞれにおいて使用されている言語等を指す。
【0014】
文字選択部111は、360°いかなる方向にも自由に回転可能な立体である。文字選択部111は回転し、文字選択部111が備える複数の面において、それぞれの面に割り付けられた文字等に該当する文字コードを出力する。面に割り付けられた文字コードは、情報処理装置100が備える、図18に示す記憶装置209が一元的に管理してもよく、各面がそれぞれ備える記憶装置209に、面の固有情報として記憶してもよい。
【0015】
文字生成部112は、文字選択部111から出力された「文字コード」を変換して文字画像を生成する。生成された文字画像は、入力文字候補として後述する表示部115に表示される。ここで、「文字コード」とは、コンピュータ上で文字及び記号を利用するために各文字及び各記号に割り当てられるバイト表現(数字、番号)又はバイト表現と文字及び記号との対応関係(文字コード体系)である。文字コードには、JIS漢字コード(情報交換用符号化漢字集合)、句点コード、JISコード(符号化方式)、シフトJISコード、EUCコード、ASCIIコード、JISローマ字コード及びUNICODE等が存在する。
【0016】
文字生成部112によって生成された文字画像は、図19に示すように、「入力文字候補」の状態で表示部115に表示される。ここで、「入力文字候補」とは、ユーザの指示に基づいて、文字入力部110から入力された文字列が、送信先に出力する段階まで確定しておらず、確定するまでに文字の変換をすることが可能な状態である。例えば、ユーザの指示に基づいて文字選択部111が、「G」を選択した際に、文字選択部111が出力する「G」に対応した文字コードに基づいて、文字生成部112は文字画像「G」を生成し、図19(a)に示すように、表示部115は文字色と背景が反転した「G」を表示する。文字が反転されることで、表示された文字は文字変換可能である「入力文字候補」のステイタスを示していることがわかる。なお、このときの初期入力モードは、「漢字入力モード」が「ローマ字入力」、「文字種」が「全角ひらがな」、「漢字変換モード」が「連文節」であるとする。「漢字入力モード」とは、ローマ字入力(R 漢)する か、かな入力(カナ漢)するかの設定であり、「文字種」とは、漢字入力モードのときに、入力した文字がどのように表示されるかの設定であり、「漢字変換モード」とは、入力した文字をどのように漢字かな交じり文に変換するかの設定である。
【0017】
つづいて、文字選択部111が「E」を選択すると文字生成部は文字画像「E」を生成し、表示部115には「G」に続いて「E」が表示されるが、「漢字入力モード」が「ローマ字入力」のため後述する文字変換部113が自動的に「げ」に変換し、表示部115は反転した「げ」を表示する。反転した「げ」は、入力文字確定前であり変換可能な入力文字候補のステイタスであることを示す。このとき表示された「げ」は後述する文字変換部113が、「毛」、「下」、「ゲ」及び「解」等に変換可能である。
【0018】
文字変換部113は、入力文字候補のステイタスを示す文字に対して文字種を変換する。図19(a)及び(b)に示すように、文字選択部111が「G」、「E」と順次選択した際、入力された文字列は「漢字入力モード」が「ローマ字入力」のため、自動的に「げ」に変換される。さらに、文字変換部113は、入力文字候補の「げ」を「毛」、「下」、「ゲ」及び「解」等に変換する。
【0019】
文字確定部114は、ユーザの指示に基づいて入力した複数の文字が所定の文字列として完成した際に、送信対象の文字列として確定する。
【0020】
表示部115は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ等であり、中央演算処理装置201からバス204及び入出力インタフェース205を介して表示手段207において表示させる出力信号を受信し、例えば中央演算処理装置201の処理結果等を表示する装置である。図14に示すように、ゲームをしている最中に、ゲームの対戦相手とコミュニケーションを取りたい場合、ユーザの指示に基づいて文字入力部110は文字を入力するが、文字入力エリア61は、図15に示すように、ゲームエリア60の下方に別途確保することも可能であり、図16に示すように、ゲームエリア60と重なって、透過的に表示することも可能である。
【0021】
本発明の実施の形態に係る情報処理装置が備える文字入力部110は、図13に示すように、文字選択部111、文字生成部112、文字変換部113及び文字確定部114によって構成される。文字入力部110は、中央演算処理装置(CPU)の一部として構成すればよい。文字選択部111、文字生成部112、文字変換部113及び文字確定部114はそれぞれ専用のハードウェアで構成しても良く、オープンプラットフォーム上で動作する通常のコンピュータシステムのCPUを用いて、ソフトウェアで実質的に等価な機能を有しても構わない。
【0022】
ここで、「オープンプラットフォーム」とは、情報処理装置及び通信ネットワーク等の接続において、機器間の相互接続性、OS等のソフトウェアの再利用性、サービスの相互運用性及びユーザインタフェースの統一性等を保障するために必要な部分の設計仕様が公開されているハードウェア及びソフトウェア基盤を指す。「オープンプラットフォーム」上で稼動するシステム、すなわちオープンプラットフォームシステムが構築されると、接続された各機器間における既存の情報資源を利用することが可能となる。
【0023】
つぎに、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100は、図18に示すように、中央演算処理装置201、ROM(Read Only Memory)202、RAM(Random Access Memory)203及び入出力インタフェース205が、バス204を介して接続されている。入出力インタフェース205には、ユーザインタフェース手段206、表示手段207、通信制御手段208、記憶装置209及びリムーバブルディスク210が接続されている。
【0024】
中央演算処理装置201は、ユーザインタフェース手段206からの入力信号に基づいてROM202から情報処理装置100等を起動するためのブートプログラムを読み出して実行し、さらに記憶装置209に記憶されたオペレーティングシステムを読み出す。さらに中央演算処理装置201は、ユーザインタフェース手段206や通信制御手段208等の入力信号に基づいて、各種装置の制御を行い、RAM203や記憶装置209等に記憶されたプログラム及びデータを読み出してRAM203にロードするとともに、RAM203から読み出されたプログラムのコマンドに基づいて、データの計算または加工など、後述する一連の処理を実現する処理装置である。
【0025】
ユーザインタフェース手段206は、操作者が各種の操作を入力するキーボード、マウスなどの入力デバイスにより構成されており、操作者の操作に基づいて入力信号を作成し、入出力インタフェース205及びバス204を介して中央演算処理装置101に送信される。ユーザインタフェース手段206は、図13に示す文字入力部110、図1に示す数字キー23及びタブキー15等が該当する。
【0026】
表示手段207は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイ等であり、中央演算処理装置201からバス204及び入出力インタフェース205を介して表示手段207において表示させる出力信号を受信し、例えば中央演算処理装置201の処理結果等を表示する装置である。表示手段207は、ユーザインタフェース手段206が入力した文字及び数字及び中央演算処理装置201が記憶装置209に記憶したプログラムを実行したゲーム等を表示する。表示手段207は、図13に示す表示部115に該当する。
【0027】
通信制御手段208は、LANカードやモデム等の装置であり、情報処理装置100をインターネットやLAN等の通信ネットワーク及びコンピュータ通信網に接続する装置である。通信制御手段208を介して通信ネットワークと送受信したデータは入力信号または出力信号として、入出力インタフェース205及びバス204を介して中央演算処理装置201に送受信される。
【0028】
記憶装置209は、半導体記憶装置や磁気ディスク装置であって、中央演算処理装置201で実行されるプログラムやデータが記憶されている。リムーバブルディスク210は、光ディスクやフレキシブルディスクのことであり、ディスクドライブによって読み書きされた信号は、入出力インタフェース205及びバス204を介して中央演算処理装置201に送受信される。
【0029】
本発明の実施の形態に係る情報処理装置100の記憶装置209には、ゲーム、チャット、メール等を支援するプログラムが記憶されるとともに、文字選択部111の各面に割り付けられる文字コード等が記憶される。また、文字入力処理の管理に関するプログラムが情報処理装置100の中央演算処理装置201に読み込まれ実行されることによって、文字入力部110が情報処理装置100に実装される。
【0030】
つぎに、「元気ですかー?」の文字列を入力する際の文字入力及び変換方法を簡単に説明する。なお、このときの初期入力モードは、「漢字入力モード」が「ローマ字入力」、「文字種」が「全角ひらがな」、「漢字変換モード」が「連文節」であるとする。
【0031】
図15に示す文字入力エリアにおいて文字選択部111は、ユーザの指示に基づいて、「G」を選択する。すなわち、図1に示す第1の文字入力回転体10が回転し、「G」の表示された面が上面に来ることで、「G」が選択候補となる。このとき、表示部115は「G」を、点滅状態で表示する。図1に示す第1の文字選択キー12が押下することで「G」は、図19(a)に示すように、反転した点灯状態で表示され、文字入力候補としての選択が完了する。つぎに、文字選択部111は、「E」を選択する。その際、文字の「漢字入力モード」が「ローマ字入力」のため、文字変換部113は「GE」を自動的に「げ」に変換し、図19(b)に示すように、文字入力エリアには「げ」と表示される。以下同様にして、図19(c)〜(f)に示すように、文字選択部111は「N」、「N」、「K」及び「I」を選択して、表示部115は反転した「げんき」を表示する。
【0032】
同様の操作を繰り返し、表示部115は図12(a)に示すように、反転した「げんきですかー?」を表示する。つぎに、文字変換部113は、ユーザの指示に基づいて、文字列「げんきですかー?」を変換する。文字変換部113は、図1に示す変換キー14を押下するごとに変換を繰り返す。すなわち、1回目に変換キー14を押下すると、文字変換部113は、「げんきですかー?」を図12(b)に示すように「元気ですかー?」と変換する。つづいて、2回目に変換キー14を押下すると、文字変換部113は図12(c)に示すように、「原器ですかー?」と変換する。3回目に変換キー14を押下すると、文字変換部113は図12(d)に示すように、「ゲンキデスカー?」と変換する。4回目に変換キー14を押下すると、図12(a)に示すように、「げんきですかー?」と変換し、元の状態に戻る。このように、変換キー14を押下するごとに、文字変換部113は、文字列「げんきですかー?」の変換を、図12(a)〜(d)に示すように、順次繰り返す。
【0033】
つぎに、ユーザの指示に基づき、表示部115が文字列「げんきですかー?」の所定の変換結果を図15に示す文字入力エリア61に表示している状態で、図1に示すタブキー15が押下されることで、図13に示す文字確定部114は、変換された文字列を確定する。例えば、図15に示す文字入力エリア61において、表示部115が文字列「げんきですかー?」の変換結果「元気ですかー?」を表示している際に、ユーザの希望する変換結果と一致した場合、ユーザの指示に基づきタブキー15が押下されることで変換が確定する。確定した文字列は図15の文字入力エリア61に示すように通常の形式で表示される。
【0034】
<情報処理装置の概要>
つぎに、図1に示すように、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100は本体表面に、主にアルファベットを選択可能な第1の文字入力回転体10と、主に記号を選択可能な第2の文字入力回転体11と、第1の文字入力回転体10が選んだ文字を変換候補として選択する第1の文字選択キー12と、第2の文字入力回転体11が選んだ記号を変換候補として選択する第2の文字選択キー13と、変換候補として列挙された複数の文字及び記号を異なる文字種に変換する変換キー14と、変換後の文字及び記号の列を確定するタブキー15と、変換候補として列挙された文字及び記号、確定された文字及び記号を訂正の目的で削除するバックスペースキー16、ポインタを移動させ、情報処理装置100が備える各種キーの機能を実現する位置を指定したり、画面上に表示されたオブジェクトを捜査する十字キー17と、特定のキーの操作による機能の実現を中止し、その操作のひとつ前の状態に戻すキャンセルキー18と、情報処理装置100の電源をオン及びオフすること等が可能なアスタリスクキー19及びシャープキー20と、紙面上方にスライドさせることが可能な画面21と、画面21の背面に配置され、F1〜FXそれぞれ個別に、文字の漢字入力モード、文字種及び漢字変換モード等を変更する特定の機能を割り付けることが可能なファンクションキー22と、画面21の背面に配置され、文字入力において数字を入力したり、電話としての通話の際にダイアルすることが可能な数字キー等によって構成される。
【0035】
第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11は、図10に示すように、例えば正十二面体で、情報処理装置100の円筒状に形成された凹みに配置する。図10(a)に示すように、正十二面体である第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11は、常にいずれかの面を情報処理装置100と平行な状態で位置し、図11(a)に示すように、360°自由に回転可能である。第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11は、図11(b)に示す文字入力回転体回転軌跡から明らかなように、情報処理装置100の凹みの内壁に接触せずに回転可能である。第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11は、図10(b)に示すように、情報処理装置100の凹みの所定の位置に設けられた環状の弾性体41によって支持される。また、第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11の任意の面は、情報処理装置100の凹み底面に配置されたスプリング42に支持された平板44が備える第1の電極43と接触する。図10(b)に示す第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11が紙面上方から力を加えられ、紙面下方に移動した際に、紙面下方への移動量だけ、弾性体41及びスプリング42は回転体の接触部分において紙面下方向に収縮する。
【0036】
第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11が回転するには、図6に示すように、図6(a)の定常状態から図6(b)に示すように、回転体の表面に対して鉛直に力を加え、情報処理装置100の凹みの底面方向へ押し込む。図7(a)に示すように、回転体を押し込んだイ状態で、図7(b)に示すように所定の方向へ更に力を加えることで、図7(c)に示すように、図6(a)に示す面とは異なる面に移動可能である。
【0037】
なお、図5(a)に示すように、第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11の任意の面である回転体板45の表面に施された溝には第2の電極46が配置され、第2の電極46の足は図5(b)に示す端子穴47に挿入される。第2の電極46は端子穴47を通して、図5(c)に示す文字コード記憶メモリ48の配線49とそれぞれ接触する。文字コード記憶メモリ48は、第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11の回転体板45の各裏面にそれぞれに配置される。第2の電極46は、図10(b)に示すように、第1の電極43と接触し、文字コード記憶メモリ48が記憶する文字コードを図13に示す文字生成部112等に出力する。例えば、「P」を表示させる際、「O」、「P」、「、」が表示された面を上面に移動させることで、その対抗面である「A」、「Y」、「−」が表示された面が備える文字コード記憶メモリ48から「O」、「P」、「、」の文字コードを出力する。文字コード記憶メモリ48は、図8(a)及び図9(a)に示すアルファベット及び記号の組み合わせが記憶される。すなわち、第1の文字入力回転体10には図8(a)に示すアルファベット及び記号の中から、「ニュートラル」、「シフト」及び「アルト」それぞれ1文字ずつの組み合わせを第1の文字入力回転体10の任意の1面に割り付ける。ここで、図8(a)に示す「ニュートラル」は、第1の文字入力回転体10が回転のみで表示する文字及び記号であり、「シフト」はシフトキー29を押下した状態で第1の文字入力回転体10が回転した際に表示される文字及び記号である。さらに、図8(a)に示す「アルト」はアルトキー34を押下した状態で第1の文字入力回転体10が回転した際に表示される文字及び記号である。図8(b)に示す第1の文字入力回転体10の展開図は、図8(a)の文字コードを基に、ニュートラル、シフト及びアルトで設定された複数の文字及び記号の中から1文字ずつ選択し、任意に組み合わせた結果である。図9(b)に示す第2の文字入力回転体11の展開図からわかるように、第2の文字入力回転体11の各面には図9(a)に基づいて選択され、任意に組み合わされた記号が割り付けられる。
【0038】
ここで、例えば図1において、第1の文字入力回転体10、第2の文字入力回転体11、第1の選択キー及び第2の選択キーが図13に示す文字選択部111に、変換キー14が文字変換部113、タブキーが文字確定部114に、画面21が表示部115に該当する。
【0039】
また、図4に示すように、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100は本体背面に、情報処理装置100が稼動するために必要な電源を供給する電池パックを装着する電池パックスロット24と、各種電波の受信の効果を高めるアンテナ26と、アイテムの選択とクリック、文書内でのカーソルの位置決め、アイテムのドラッグ等を行うマウスAボタン27と、クリックした場所によって異なる処理やオプションのメニュー表示等を行うマウスBボタン28と、1つのボタンに異なる処理機能を割り付け、割り付けられた機能を実行することが可能なシフトキー29及びアルトキー34と、画面のスクロール等を行うマウスセンターローラー33と、無線通信における音声出力部35及び無線通信における音声入力部36とを備える。
【0040】
さらに、図2及び図3に示すように、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100は本体側面に、メモリカードを挿入し読み書き可能となるメモリカードスロット25と、デジタル機器との接続を可能にするデジタル入出力端子30と、USB接続を可能にするUSB端子31と、家庭用コンセント等の外部から電源を供給することが可能な外部電源端子32とを更に備える。
【0041】
なお、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100は、携帯情報機器、携帯ゲーム機、携帯通信機器のいずれか1つ又はこれらの機能を組み合わせた機器に適用可能である。すなわち、(イ)情報処理機能、(ロ)ゲーム機能、(ハ)通信機能、及び(ニ)情報処理機能、ゲーム機能、通信機能の任意の組み合わせにおいて、複数の複合した機能、の少なくとも1つの機能を有している。
【0042】
携帯情報機器としては、デジタルカメラ、テレビカメラ、デジタルビデオカメラ、携帯音楽プレーヤー、IC(Integrated Circuit)レコーダ、ポケットコンピュータ、ノートパソコン、携帯プリンター、携帯スキャナー、PDA(Personal Digital Assistant)、電子辞書、電子決済端末、電子手帳、携帯電話・移動体端末向けの1セグメント部分受信サービス端末及びポータブルデータターミナル及びこれらを組み合わせた機能を所持したものが適用可能である。また、携帯ゲームとしては、ニンテンドーDS(登録商標)、プレイステーション・ポータブル(登録商標)、遊技場における遊技機によって構成されるネットワークシステム及びこれらを組み合わせた機能を所持したものが適用可能である。さらに、携帯通信機器としては、携帯電話、スマートフォン、PHS(Personal Handy-phone System)、ボケットベル、放送受信機、携帯ラジオ、携帯テレビ、GPS(Global Positioning System)、近接無線技術端末及びこれらを組み合わせた機能を所持したものが適用可能である。
【0043】
また、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100は、ゲームの実行、文書及び画像作成ソフトの実行、テレビの視聴、ビデオの視聴、インターネットウェブブラウザ、チャットの実行及びメールの実行等のいずれか異なる2つ以上の処理の組み合わせ同時に実施することが可能である。
【0044】
<情報処理装置による文字入力処理>
次に本発明の実施の形態に係る情報処理装置100が、「おやすみ」の文字列に対し文字入力を実行する方法について、図17のフローチャートを参照しながら説明する。
【0045】
(イ)ステップS101において、ファンクションキー22における例えばF1がユーザの指示に基づいて押下され、F1に割り付けられた機能を実行するプログラムを図18に示す中央演算処理装置201がロードする。つづいて、情報処理装置100は、文字入力プログラムを起動し、図14に示すように、情報処理装置100がゲーム機能を処理している状態で図15及び図16に示す文字入力エリア61を表示する。ステップS102において、文字選択部111は、ユーザが第1の文字入力回転体10を回転させ、「O」が表示された面を上面に位置させることで、図13に示す文字生成部112は対応する文字画像を生成し、表示部115は「O」を図15に示すような文字入力エリア61で文字色と背景色を反転させ点滅させた状態で表示する。
【0046】
(ロ)ステップS103において、選択を確定するため、ユーザが図1に示す第1の文字選択キー12を押下することで、文字選択部111は、「O」の選択を確定し、変換待ちの状態にする。第1の文字選択キー12が押下された際、「漢字入力モード」が「ローマ字入力」のために、文字変換部113は自動的に「O」を「お」に変換する。このとき、表示部115は、「お」を、文字色と背景色を反転させ点灯させた状態で表示する。ステップS104において、ユーザが第1の文字入力回転体10を回転させ、「Y」が表示された面を上面に位置させることで、図13に示す文字生成部112は対応する文字画像を生成し、表示部115は「Y」を図15に示すような文字入力エリア61で文字色と背景色を反転させ点滅させた状態で表示する。
【0047】
(ハ)ステップS105において、選択を確定するため、ユーザが図1に示す第1の文字選択キー12を押下することで、文字選択部111は、「Y」の選択を確定し、変換待ちの状態にする。ステップS106において、ユーザが第1の文字入力回転体10を回転させ、「A」が表示された面を上面に位置させることで、図13に示す文字生成部112は対応する文字画像を生成し、表示部115は「A」を図15に示すような文字入力エリア61で文字色と背景色を反転させ点滅させた状態で表示する。ステップS107において、選択を確定するため、ユーザが図1に示す第1の文字選択キー12を押下することで、文字選択部111は、「A」の選択を確定し、変換待ちの状態にする。第1の文字選択キー12が押下された際、「漢字入力モード」が「ローマ字入力」のために、文字変換部113は自動的に、直前に入力され変換待ちの状態になっている「Y」と合わせて「や」に変換し、反転して点灯した「や」を表示部115は表示する。
【0048】
(ニ)ステップS108において、ユーザが第1の文字入力回転体10を回転させ、「S」が表示された面を上面に位置させることで、図13に示す文字生成部112は対応する文字画像を生成し、表示部115は「S」を図15に示すような文字入力エリア61で文字色と背景色を反転させ点滅させた状態で表示する。ステップS109において、選択を確定するため、ユーザが図1に示す第1の文字選択キー12を押下することで、文字選択部111は、「S」の選択を確定し、変換待ちの状態にする。ステップ110において、ユーザが第1の文字入力回転体10を回転させ、「U」が表示された面を上面に位置させることで、図13に示す文字生成部112は対応する文字画像を生成し、表示部115は「U」を図15に示すような文字入力エリア61で文字色と背景色を反転させ点滅させた状態で表示する。ステップS111において、選択を確定するため、ユーザが図1に示す第1の文字選択キー12を押下することで、文字選択部111は、「U」の選択を確定し、変換待ちの状態にする。第1の文字選択キー12が押下された際、「漢字入力モード」が「ローマ字入力」のために、文字変換部113は自動的に、直前に入力され変換待ちの状態になっている「S」と合わせて「す」に変換し、反転して点灯した「す」を表示部115は表示する。
【0049】
(ホ)ステップS112において、ユーザが第1の文字入力回転体10を回転させ、「M」が表示された面を上面に位置させることで、図13に示す文字生成部112は対応する文字画像を生成し、表示部115は「M」を図15に示すような文字入力エリア61で文字色と背景色を反転させ点滅させた状態で表示する。ステップS113において、選択を確定するため、ユーザが図1に示す第1の文字選択キー12を押下することで、文字選択部111は、「M」の選択を確定し、変換待ちの状態にする。ステップS114において、ユーザが第1の文字入力回転体10を回転させ、「I」が表示された面を上面に位置させることで、図13に示す文字生成部112は対応する文字画像を生成し、表示部115は「I」を図15に示すような文字入力エリア61で文字色と背景色を反転させ点滅させた状態で表示する。ステップS115において、選択を確定するため、ユーザが図1に示す第1の文字選択キー12を押下することで、文字選択部111は、「I」の選択を確定し、変換待ちの状態にする。第1の文字選択キー12が押下された際、「漢字入力モード」が「ローマ字入力」のために、文字変換部113は自動的に、直前に入力され変換待ちの状態になっている「M」と合わせて「み」に変換し、反転して点灯した「み」を表示部115は表示する。
【0050】
(ヘ)ステップS116について、表示部115が表示する反転して点灯した「おやすみ」の文字列を、ユーザが図1に示す変換キーを押下することで、図13に示す文字変換部113は変換する。ステップS117において、変換後の文字列がユーザ所望の文字列「おやすみ」と一致した際に、ユーザが図1に示すタブキー15を押下することで、図13に示す文字確定部114は、入力文字を確定する。
【0051】

以上説明したように、本発明の実施の形態に係る情報処理装置100によれば、ユーザは文字入力部の構造から文字入力作業を簡易、迅速に行うことができる。特に、携帯用等の小型の情報処理端末において本発明の実施の形態に係る情報処理装置100を採用することで、文字入力作業において誤操作の少ない正確で安定した文字入力を実現できる。すなわち、従来の携帯用等に用いられる情報処理装置が本体の小型化に伴って文字入力部もユーザの指より著しく小さくなったことに起因する文字入力操作の困難を回避することが可能となる。
【0052】
また、文字入力部を立体的に構築することで文字入力スペースのダウンサイジング化に貢献することができる。さらに、文字入力部の構造が簡易なため、故障に強く、耐久性も飛躍的に向上し、省コスト化にも貢献する。
【0053】
本発明の実施の形態に係る情報処理装置100のユーザは、片手で本体の操作が可能であるため、ゲーム及びネットサーフィン等の複数の処理を実行しながら、同時に文字入力が可能となる。
【0054】
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
【0055】
例えば、本発明の実施の形態においては、第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11は、その形状を正十二面体としている。しかし、操作性の向上や文字割付の簡易性等を考慮して、ダビンチスター型等にしてもよい。ここで、ダビンチスターとは、正多面体の各面に多角錐等を加えたものである。また、ロータリースイッチとは、円形に文字入力キーが配置されたものである。
【0056】
また、本発明の実施の形態においては、第1の文字入力回転体10及び第2の文字入力回転体11の各面に割り付けられた文字コードは文字コード記憶メモリ48が記憶する。しかし、回転体板45の内部に記憶装置を備えても良いし、文字コードの出力には赤外線通信、近接無線技術等の無線通信を利用しても良い。
【0057】
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の表面の概略図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る情報処理装置を図1に示す概略図の紙面上部から下方への側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る情報処理装置を図1に示す概略図の紙面下部から上方への側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の裏面の概略図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の文字入力回転体において、各面に割り付けられた文字コードの出力のための構成の概略図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の文字入力回転体を回転させる際の説明図
【図7】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の文字入力回転体を回転させる際の説明図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の文字入力回転体に割り付ける文字コード及び回転体の各面に任意の組み合わせで割り付けた概略図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の文字入力回転体に割り付ける文字コード及び回転体の各面に任意の組み合わせで割り付けた概略図である。
【図10】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の文字入力部の概略図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の文字入力部の概略図である。
【図12】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の文字の変換における説明図である。
【図13】本発明の実施の形態に係る情報処理装置のブロック図である。
【図14】本発明の第実施の形態に係る情報処理装置においてゲームを実施した際の概略図である。
【図15】本発明の第実施の形態に係る情報処理装置においてゲーム及びチャットを実施した際の概略図である。
【図16】本発明の第実施の形態に係る情報処理装置においてゲーム及びチャットを実施した際の概略図である。
【図17】本発明の実施の形態に係る情報処理装置が文字を入力する際のフローチャート図である。
【図18】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の概略図である。
【図19】本発明の実施の形態に係る情報処理装置の文字の入力における説明図である。
【符号の説明】
【0059】
10…第1の文字入力回転体
11…第2の文字入力回転体
12…第1の文字選択キー
13…第2の文字選択キー
14…変換キー
15…タブキー
16…バックスペースキー
17…十字キー
18…キャンセルキー
19…アスタリスクキー
20…シャープキー
21…画面
22…ファンクションキー
23…数字キー
24…電池パックスロット
25…メモリカードスロット
26…アンテナ
27…ボタン
28…ボタン
29…シフトキー
30…デジタル入出力端子
31…USB端子
32…外部電源端子
33…マウスセンターローラー
34…アルトキー
100…情報処理装置
101…中央演算処理装置
110…文字入力部
111…文字選択部
112…文字生成部
113…文字変換部
114…文字確定部
115…表示部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のそれぞれ異なるマルチメディア処理を同一の画面に表示する表示部を備え、前記複数のそれぞれ異なる処理を同時に実施可能な情報処理装置であって、
360°回転可能で複数の面に囲まれた立体であり、回転することで複数の面それぞれに割り付けられた文字コードを切り替えて出力する文字選択部と、
前記文字コードを受信し、文字画像を生成する文字生成部
とを備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記文字生成部が生成した文字画像の文字種を変換して異なる前記文字種の前記文字画像を生成する文字変換部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記文字生成部が生成した前記文字画像及び前記文字変換部が変換した前記文字画像の入力を確定する文字確定部を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記文字生成部が生成した前記文字画像、前記文字変換部が変換した前記文字画像及び前記文字確定部が入力を確定した前記文字画像をそれぞれ表示する表示部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
情報処理機能、
ゲーム機能、
通信機能、
前記情報処理機能、前記ゲーム機能、前記通信機能の任意の組み合わせにおいて、複数の複合した機能
のうち、少なくとも1つの機能を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記複数のそれぞれ異なる処理は、ゲームの実行、文書及び画像作成ソフトの実行、テレビの視聴、ビデオの視聴、チャットの実行及びメールの実行等のいずれか異なる2つであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
インターネット等のコンピュータ通信網に接続するために通信制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【公開番号】特開2010−26879(P2010−26879A)
【公開日】平成22年2月4日(2010.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−189136(P2008−189136)
【出願日】平成20年7月22日(2008.7.22)
【出願人】(598098065)
【出願人】(508220906)
【Fターム(参考)】