抗体製剤
本発明は、ヒトインターフェロンαポリペプチドに特異的に結合する抗体又はそのフラグメントの高濃度液体製剤を提供する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒトインターフェロンαに特異的に結合する抗体又はそのフラグメントを含む、無菌の安定な水性製剤。
【請求項2】
前記抗体又はそのフラグメントが、凍結乾燥を受けていない、請求項1に記載の製剤。
【請求項3】
前記抗体又はそのフラグメントが、IgA、IgE、IgM、IgD、IgY及びIgGからなる群より選択される免疫グロブリンタイプに由来する、請求項1に記載の製剤。
【請求項4】
前記抗体又はそのフラグメントが、IgG1、IgG2、IgG3又はIgG4のヒトイソタイプである、請求項1に記載の製剤。
【請求項5】
前記抗体又はそのフラグメントが、マウス抗体若しくはそのフラグメント、キメラ抗体若しくはそのフラグメント、ヒト化抗体若しくはそのフラグメント、又はヒト抗体若しくはそのフラグメントである、請求項1に記載の製剤。
【請求項6】
前記抗体又はそのフラグメントが、配列番号1の重鎖可変配列を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項7】
前記抗体又はそのフラグメントが、配列番号2の軽鎖可変配列を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項8】
前記抗体又はそのフラグメントが、配列番号1の重鎖可変配列及び配列番号2の軽鎖可変配列を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項9】
前記抗体が、13H5抗ヒトインターフェロンα抗体である、請求項1から5のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項10】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも50mg/ml、少なくとも60mg/ml、少なくとも70mg/ml、少なくとも80mg/ml、少なくとも90mg/ml、少なくとも100mg/ml、少なくとも120mg/ml、少なくとも150mg/ml、少なくとも160mg/ml、少なくとも180mg/ml、少なくとも200mg/ml、少なくとも250mg/ml、又は少なくとも300mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項11】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも100mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項12】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも125mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項13】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも150mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項14】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも175mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項15】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも200mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項16】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、約90mg/ml〜約250mg/mlの間の濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項17】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、約110mg/ml〜約250mg/mlの間の濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項18】
少なくとも1種の緩衝成分を更に含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項19】
少なくとも1種の賦形剤を更に含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項20】
前記緩衝成分が、ヒスチジン、クエン酸塩、リン酸塩、グリシン及び酢酸塩からなる群より選択される、請求項18又は19に記載の製剤。
【請求項21】
前記緩衝成分が、ヒスチジンである、請求項18又は19に記載の製剤。
【請求項22】
前記ヒスチジンが、約1nM〜約200nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項23】
前記ヒスチジンが、約10nM〜約50nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項24】
前記ヒスチジンが、約20nM〜約30nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項25】
前記ヒスチジンが、約25nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項26】
前記緩衝成分がクエン酸塩である、請求項18又は19のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項27】
前記クエン酸塩が、約1nM〜約200nMの濃度である、請求項26に記載の製剤。
【請求項28】
前記クエン酸塩が、約10nM〜約50nMの濃度である、請求項26に記載の製剤。
【請求項29】
前記クエン酸塩が、約20nM〜約30nMの濃度である、請求項26に記載の製剤。
【請求項30】
前記クエン酸塩が、約25nMの濃度である、請求項26に記載の製剤。
【請求項31】
前記賦形剤が糖である、請求項19に記載の製剤。
【請求項32】
前記糖が二糖である、請求項31に記載の製剤。
【請求項33】
前記二糖が、トレハロース又はスクロースである、請求項32に記載の製剤。
【請求項34】
前記二糖がトレハロースである、請求項32に記載の製剤。
【請求項35】
前記トレハロースが、約1%〜約40%の濃度である、請求項34に記載の製剤。
【請求項36】
前記トレハロースが、約2%〜約20%の濃度である、請求項34に記載の製剤。
【請求項37】
前記トレハロースが、約4%〜約15%の濃度である、請求項34に記載の製剤。
【請求項38】
前記トレハロースが、約8%の濃度である、請求項34に記載の製剤。
【請求項39】
前記二糖が、スクロースである、請求項32に記載の製剤。
【請求項40】
前記スクロースが、約1%〜約40%の濃度である、請求項39に記載の製剤。
【請求項41】
前記スクロースが、約2%〜約20%の濃度である、請求項39に記載の製剤。
【請求項42】
前記スクロースが、約2%〜約15%の濃度である、請求項39に記載の製剤。
【請求項43】
前記スクロースが、約5%の濃度である、請求項39に記載の製剤。
【請求項44】
前記賦形剤がポリオールである、請求項19に記載の製剤。
【請求項45】
前記ポリオールがマンニトールである、請求項44に記載の製剤。
【請求項46】
前記マンニトールが、約0.1%〜約10%の濃度である、請求項45に記載の製剤。
【請求項47】
前記マンニトールが、約0.5%〜約5%の濃度である、請求項45に記載の製剤。
【請求項48】
前記マンニトールが、約1.5%の濃度である、請求項45に記載の製剤。
【請求項49】
前記賦形剤が塩である、請求項19に記載の製剤。
【請求項50】
前記塩が塩化ナトリウムである、請求項49に記載の製剤。
【請求項51】
前記塩化ナトリウムが、約50mM〜約200mMの濃度である、請求項50に記載の製剤。
【請求項52】
前記塩化ナトリウムが、約125mMの濃度である、請求項50に記載の製剤。
【請求項53】
前記賦形剤が界面活性剤である、請求項19に記載の製剤。
【請求項54】
前記界面活性剤がポリソルベートである、請求項53に記載の製剤。
【請求項55】
前記ポリソルベートが、ポリソルベート20又はポリソルベート80である、請求項54に記載の製剤。
【請求項56】
前記ポリソルベートが、ポリソルベート80である、請求項54に記載の製剤。
【請求項57】
前記ポリソルベート80が、約0.001%〜約2%の濃度である、請求項56に記載の製剤。
【請求項58】
前記ポリソルベート80が、約0.02%の濃度である、請求項56に記載の製剤。
【請求項59】
約5.5〜6.5の間のpHを有する、請求項189から58のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項60】
約6.0のpHを有する、請求項189から58のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項61】
等張である、請求項189から60のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項62】
約40℃で少なくとも4週間の保存時に安定である、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項63】
約5℃で少なくとも3カ月の保存時に安定である、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項64】
約5℃で少なくとも12カ月の保存時に安定である、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項65】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項66】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項67】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項68】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項69】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項70】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項71】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項72】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項73】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項74】
前記抗体又はそのフラグメントが、凝集、断片化又は脱アミド化を受け易い、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項75】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、凝集体を形成する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項76】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、凝集体を形成する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項77】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、凝集体を形成する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項78】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、断片化される、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項79】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、断片化される、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項80】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、断片化される、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項81】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの60%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項82】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの30%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項83】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの60%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項84】
目視検査で判定した場合、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、透明で無色である、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項85】
目視検査で判定した場合、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、透明で無色である、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項86】
注射製剤である、請求項189から85のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項87】
静脈内、皮下又は筋肉内投与に適している、請求項86に記載の製剤。
【請求項88】
前記製剤が、静脈内投与に適しており、抗体又は抗体フラグメントの濃度が、約20mg/ml〜約40mg/mlである、請求項87に記載の製剤。
【請求項89】
前記製剤が、皮下投与に適しており、抗体又は抗体フラグメントの濃度が、約70mg/ml〜約250mg/mlである、請求項87に記載の製剤。
【請求項90】
エアロゾル投与に適している、請求項189から85のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項91】
適切な容器中に請求項189から85のいずれか一項に記載の抗体製剤を含む、ヒトへの非経口投与に適した医薬単位剤形。
【請求項92】
抗体製剤が、静脈内、皮下又は筋肉内に投与される、請求項91に記載の医薬単位剤形。
【請求項93】
適切な容器中に請求項189から85のいずれか一項に記載の抗体製剤を含む、ヒトへのエアロゾル投与に適した医薬単位剤形。
【請求項94】
抗体製剤が、鼻腔内に投与される、請求項93に記載の医薬単位剤形。
【請求項95】
請求項189から90のいずれか一項に記載の製剤を含有する密封容器。
【請求項96】
請求項189から90のいずれか一項に記載の製剤を含むキット。
【請求項97】
炎症性疾患又は障害、自己免疫疾患又は障害、増殖性疾患、感染症、インターフェロンαポリペプチドの異常な発現及び/又は活性に付随する又はそれを特徴とする疾患又は障害、インターフェロンα受容体又は一つ若しくは複数のそのサブユニットの異常な発現及び/又は活性に付随する又はそれを特徴とする疾患又は障害、或いはそれらの1種又は複数の症状を予防、管理、処置又は改善する方法であって、それを必要とする被験体に、請求項189から90のいずれか一項に記載の抗体製剤の予防又は治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項98】
疾患又は障害が全身性エリテマトーデスである、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
疾患又は障害が、多発性硬化症、炎症性腸疾患、インスリン依存性糖尿病、乾癬、自己免疫性甲状腺炎、関節リウマチ、糸球体腎炎、特発性炎症性筋疾患(IIM)、皮膚筋炎(DM)、多発性筋炎(PM)及び封入体筋炎(IBM)からなる群より選択される、請求項97に記載の方法。
【請求項100】
疾患又は障害が、移植拒絶反応又は移植片対宿主病である、請求項97に記載の方法。
【請求項101】
前記被験体に、インターフェロンαポリペプチドに特異的に結合する抗体又は抗体フラグメント以外の、予防剤又は治療剤の予防又は治療有効量を投与することを更に含む、請求項97に記載の方法。
【請求項102】
前記予防剤又は治療剤が、抗炎症剤、免疫調節剤、血管新生阻害剤又は抗癌剤である、請求項101に記載の方法。
【請求項103】
13H5抗ヒトインターフェロンα抗体を含み、ヒスチジン、塩化ナトリウム、スクロース、トレハロース又はポリソルベート80を更に含む、無菌の安定な水性製剤。
【請求項104】
13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、ヒスチジン、トレハロース及びポリソルベート80を含む、請求項103に記載の組成物。
【請求項105】
前記組成物が、13H5抗ヒトインターフェロンα抗体を約50mg/ml〜約150mg/mlの間、ヒスチジンを約1mM〜約100mMの間、トレハロースを約1%〜約40%の間、及びポリソルベート80を約0.001%〜約5%の間で含み、前記組成物のpHが約5〜約7の間にある、請求項104に記載の組成物。
【請求項106】
前記組成物が、13H5抗ヒトインターフェロンα抗体を約80mg/ml〜約120mg/mlの間、ヒスチジンを約10mM〜約50mMの間、トレハロースを約4%〜約20%の間、及びポリソルベート80を約0.005%〜約1%の間で含み、前記組成物のpHが約5.5〜約6.5の間にある、請求項104に記載の組成物。
【請求項107】
前記組成物が、約100mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約8%のトレハロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項104に記載の組成物。
【請求項108】
13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、ヒスチジン、スクロース及びポリソルベート80を含む、請求項103に記載の組成物。
【請求項109】
前記組成物が、約100mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約5%のスクロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項108に記載の組成物。
【請求項110】
前記組成物が、約125mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約5%のスクロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項108に記載の組成物。
【請求項111】
前記組成物が、約150mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約5%のスクロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項108に記載の組成物。
【請求項112】
前記組成物が、約175mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約5%のスクロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項108に記載の組成物。
【請求項113】
前記組成物が、約200mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約5%のスクロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項108に記載の組成物。
【請求項114】
等張である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項115】
前記製剤が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに安定である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項116】
前記製剤が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに安定である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項117】
前記製剤が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに安定である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項118】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項119】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項120】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項121】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項122】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項123】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項124】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項125】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項126】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項127】
前記抗体又はそのフラグメントが、凝集、断片化又は脱アミド化を受け易い、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項128】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、凝集体を形成する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項129】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、凝集体を形成する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項130】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、凝集体を形成する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項131】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、断片化される、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項132】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、断片化される、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項133】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、断片化される、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項134】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの60%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項135】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの30%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項136】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの60%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項137】
目視検査で判定した場合、前記製剤が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、透明で無色である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項138】
目視検査で判定した場合、前記製剤が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、透明で無色である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項139】
前記製剤が注射製剤である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項140】
前記製剤が、静脈内、皮下又は筋肉内投与に適している、請求項139に記載の組成物。
【請求項141】
静脈内投与に適している、請求項140に記載の製剤。
【請求項142】
皮下投与に適している、請求項140に記載の製剤。
【請求項143】
前記製剤が、エアロゾル投与に適している、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項144】
請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物を調製する方法であって、
(a)13H5抗体溶液を約10mg/ml〜約50mg/mlの間に濃縮するステップと、
(b)前記濃縮13H5抗体に対し、ヒスチジンを含む溶液でダイアフィルトレーションを行うステップと
を含む方法。
【請求項145】
(c)ヒスチジンを含む溶液でダイアフィルトレーションを行った前記13H5抗体を、約50mg/ml〜約250mg/mlの間に濃縮するステップと、
(d)前記濃縮13H5溶液を、少なくとも1種の賦形剤を含む少なくとも1種の溶液と混合するステップと
を更に含む、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
13H5抗体を約pH 6でヒスチジン-HCl、トレハロース及びポリソルベート80と組み合わせることを含む、13H5抗体を安定化する方法。
【請求項147】
前記13H5抗体の濃度が、約80mg/ml〜約120mg/mlの間にある、請求項146に記載の方法。
【請求項148】
13H5抗体を約pH 6でヒスチジン-HCl、スクロース及びポリソルベート80と組み合わせることを含む、13H5抗体を安定化する方法。
【請求項149】
前記13H5抗体の濃度が、約90mg/ml〜約210mg/mlの間にある、請求項148に記載の方法。
【請求項150】
適切な容器中に請求項104から143のいずれか一項に記載の抗体製剤を含む、ヒトへの非経口投与に適した医薬単位剤形。
【請求項151】
抗体製剤が、静脈内、皮下又は筋肉内に投与される、請求項150に記載の医薬単位剤形。
【請求項152】
適切な容器中に請求項104から143のいずれか一項に記載の抗体製剤を含む、ヒトへのエアロゾル投与に適した医薬単位剤形。
【請求項153】
抗体製剤が、鼻腔内に投与される、請求項152に記載の医薬単位剤形。
【請求項154】
請求項104から143のいずれか一項に記載の製剤を含有する密封容器。
【請求項155】
請求項104から143のいずれか一項に記載の製剤を含むキット。
【請求項156】
炎症性疾患又は障害、自己免疫疾患又は障害、増殖性疾患、感染症、インターフェロンαポリペプチドの異常な発現及び/又は活性に付随する又はそれを特徴とする疾患又は障害、インターフェロンα受容体又は一つ若しくは複数のそのサブユニットの異常な発現及び/又は活性に付随する又はそれを特徴とする疾患又は障害、或いはそれらの1種又は複数の症状を予防、管理、処置又は改善する方法であって、それを必要とする被験体に、請求項104から143のいずれか一項に記載の抗体製剤の予防又は治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項157】
疾患又は障害が全身性エリテマトーデスである、請求項156に記載の方法。
【請求項158】
疾患又は障害が、多発性硬化症、炎症性腸疾患、インスリン依存性糖尿病、乾癬、自己免疫性甲状腺炎、関節リウマチ、糸球体腎炎、特発性炎症性筋疾患(IIM)、皮膚筋炎(DM)、多発性筋炎(PM)及び封入体筋炎(IBM)からなる群より選択される、請求項156に記載の方法。
【請求項159】
疾患又は障害が、移植拒絶反応又は移植片対宿主病である、請求項156に記載の方法。
【請求項160】
前記被験体に、インターフェロンαポリペプチドに特異的に結合する抗体又は抗体フラグメント以外の、予防剤又は治療剤の予防又は治療有効量を投与することを更に含む、請求項156に記載の方法。
【請求項161】
前記予防剤又は治療剤が、抗炎症剤、免疫調節剤、血管新生阻害剤又は抗癌剤である、請求項160に記載の方法。
【請求項162】
医薬として許容可能な製剤である、請求項1から90又は103から143のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項1】
ヒトインターフェロンαに特異的に結合する抗体又はそのフラグメントを含む、無菌の安定な水性製剤。
【請求項2】
前記抗体又はそのフラグメントが、凍結乾燥を受けていない、請求項1に記載の製剤。
【請求項3】
前記抗体又はそのフラグメントが、IgA、IgE、IgM、IgD、IgY及びIgGからなる群より選択される免疫グロブリンタイプに由来する、請求項1に記載の製剤。
【請求項4】
前記抗体又はそのフラグメントが、IgG1、IgG2、IgG3又はIgG4のヒトイソタイプである、請求項1に記載の製剤。
【請求項5】
前記抗体又はそのフラグメントが、マウス抗体若しくはそのフラグメント、キメラ抗体若しくはそのフラグメント、ヒト化抗体若しくはそのフラグメント、又はヒト抗体若しくはそのフラグメントである、請求項1に記載の製剤。
【請求項6】
前記抗体又はそのフラグメントが、配列番号1の重鎖可変配列を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項7】
前記抗体又はそのフラグメントが、配列番号2の軽鎖可変配列を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項8】
前記抗体又はそのフラグメントが、配列番号1の重鎖可変配列及び配列番号2の軽鎖可変配列を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項9】
前記抗体が、13H5抗ヒトインターフェロンα抗体である、請求項1から5のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項10】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも50mg/ml、少なくとも60mg/ml、少なくとも70mg/ml、少なくとも80mg/ml、少なくとも90mg/ml、少なくとも100mg/ml、少なくとも120mg/ml、少なくとも150mg/ml、少なくとも160mg/ml、少なくとも180mg/ml、少なくとも200mg/ml、少なくとも250mg/ml、又は少なくとも300mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項11】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも100mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項12】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも125mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項13】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも150mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項14】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも175mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項15】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、少なくとも200mg/mlの濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項16】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、約90mg/ml〜約250mg/mlの間の濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項17】
前記抗体又はそのフラグメントの濃度が、約110mg/ml〜約250mg/mlの間の濃度である、請求項1から9のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項18】
少なくとも1種の緩衝成分を更に含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項19】
少なくとも1種の賦形剤を更に含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項20】
前記緩衝成分が、ヒスチジン、クエン酸塩、リン酸塩、グリシン及び酢酸塩からなる群より選択される、請求項18又は19に記載の製剤。
【請求項21】
前記緩衝成分が、ヒスチジンである、請求項18又は19に記載の製剤。
【請求項22】
前記ヒスチジンが、約1nM〜約200nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項23】
前記ヒスチジンが、約10nM〜約50nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項24】
前記ヒスチジンが、約20nM〜約30nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項25】
前記ヒスチジンが、約25nMの濃度である、請求項21に記載の製剤。
【請求項26】
前記緩衝成分がクエン酸塩である、請求項18又は19のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項27】
前記クエン酸塩が、約1nM〜約200nMの濃度である、請求項26に記載の製剤。
【請求項28】
前記クエン酸塩が、約10nM〜約50nMの濃度である、請求項26に記載の製剤。
【請求項29】
前記クエン酸塩が、約20nM〜約30nMの濃度である、請求項26に記載の製剤。
【請求項30】
前記クエン酸塩が、約25nMの濃度である、請求項26に記載の製剤。
【請求項31】
前記賦形剤が糖である、請求項19に記載の製剤。
【請求項32】
前記糖が二糖である、請求項31に記載の製剤。
【請求項33】
前記二糖が、トレハロース又はスクロースである、請求項32に記載の製剤。
【請求項34】
前記二糖がトレハロースである、請求項32に記載の製剤。
【請求項35】
前記トレハロースが、約1%〜約40%の濃度である、請求項34に記載の製剤。
【請求項36】
前記トレハロースが、約2%〜約20%の濃度である、請求項34に記載の製剤。
【請求項37】
前記トレハロースが、約4%〜約15%の濃度である、請求項34に記載の製剤。
【請求項38】
前記トレハロースが、約8%の濃度である、請求項34に記載の製剤。
【請求項39】
前記二糖が、スクロースである、請求項32に記載の製剤。
【請求項40】
前記スクロースが、約1%〜約40%の濃度である、請求項39に記載の製剤。
【請求項41】
前記スクロースが、約2%〜約20%の濃度である、請求項39に記載の製剤。
【請求項42】
前記スクロースが、約2%〜約15%の濃度である、請求項39に記載の製剤。
【請求項43】
前記スクロースが、約5%の濃度である、請求項39に記載の製剤。
【請求項44】
前記賦形剤がポリオールである、請求項19に記載の製剤。
【請求項45】
前記ポリオールがマンニトールである、請求項44に記載の製剤。
【請求項46】
前記マンニトールが、約0.1%〜約10%の濃度である、請求項45に記載の製剤。
【請求項47】
前記マンニトールが、約0.5%〜約5%の濃度である、請求項45に記載の製剤。
【請求項48】
前記マンニトールが、約1.5%の濃度である、請求項45に記載の製剤。
【請求項49】
前記賦形剤が塩である、請求項19に記載の製剤。
【請求項50】
前記塩が塩化ナトリウムである、請求項49に記載の製剤。
【請求項51】
前記塩化ナトリウムが、約50mM〜約200mMの濃度である、請求項50に記載の製剤。
【請求項52】
前記塩化ナトリウムが、約125mMの濃度である、請求項50に記載の製剤。
【請求項53】
前記賦形剤が界面活性剤である、請求項19に記載の製剤。
【請求項54】
前記界面活性剤がポリソルベートである、請求項53に記載の製剤。
【請求項55】
前記ポリソルベートが、ポリソルベート20又はポリソルベート80である、請求項54に記載の製剤。
【請求項56】
前記ポリソルベートが、ポリソルベート80である、請求項54に記載の製剤。
【請求項57】
前記ポリソルベート80が、約0.001%〜約2%の濃度である、請求項56に記載の製剤。
【請求項58】
前記ポリソルベート80が、約0.02%の濃度である、請求項56に記載の製剤。
【請求項59】
約5.5〜6.5の間のpHを有する、請求項189から58のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項60】
約6.0のpHを有する、請求項189から58のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項61】
等張である、請求項189から60のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項62】
約40℃で少なくとも4週間の保存時に安定である、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項63】
約5℃で少なくとも3カ月の保存時に安定である、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項64】
約5℃で少なくとも12カ月の保存時に安定である、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項65】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項66】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項67】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項68】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項69】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項70】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項71】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項72】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項73】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項74】
前記抗体又はそのフラグメントが、凝集、断片化又は脱アミド化を受け易い、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項75】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、凝集体を形成する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項76】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、凝集体を形成する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項77】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、凝集体を形成する、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項78】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、断片化される、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項79】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、断片化される、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項80】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、断片化される、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項81】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの60%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項82】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの30%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項83】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの60%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項84】
目視検査で判定した場合、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、透明で無色である、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項85】
目視検査で判定した場合、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、透明で無色である、請求項189から61のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項86】
注射製剤である、請求項189から85のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項87】
静脈内、皮下又は筋肉内投与に適している、請求項86に記載の製剤。
【請求項88】
前記製剤が、静脈内投与に適しており、抗体又は抗体フラグメントの濃度が、約20mg/ml〜約40mg/mlである、請求項87に記載の製剤。
【請求項89】
前記製剤が、皮下投与に適しており、抗体又は抗体フラグメントの濃度が、約70mg/ml〜約250mg/mlである、請求項87に記載の製剤。
【請求項90】
エアロゾル投与に適している、請求項189から85のいずれか一項に記載の製剤。
【請求項91】
適切な容器中に請求項189から85のいずれか一項に記載の抗体製剤を含む、ヒトへの非経口投与に適した医薬単位剤形。
【請求項92】
抗体製剤が、静脈内、皮下又は筋肉内に投与される、請求項91に記載の医薬単位剤形。
【請求項93】
適切な容器中に請求項189から85のいずれか一項に記載の抗体製剤を含む、ヒトへのエアロゾル投与に適した医薬単位剤形。
【請求項94】
抗体製剤が、鼻腔内に投与される、請求項93に記載の医薬単位剤形。
【請求項95】
請求項189から90のいずれか一項に記載の製剤を含有する密封容器。
【請求項96】
請求項189から90のいずれか一項に記載の製剤を含むキット。
【請求項97】
炎症性疾患又は障害、自己免疫疾患又は障害、増殖性疾患、感染症、インターフェロンαポリペプチドの異常な発現及び/又は活性に付随する又はそれを特徴とする疾患又は障害、インターフェロンα受容体又は一つ若しくは複数のそのサブユニットの異常な発現及び/又は活性に付随する又はそれを特徴とする疾患又は障害、或いはそれらの1種又は複数の症状を予防、管理、処置又は改善する方法であって、それを必要とする被験体に、請求項189から90のいずれか一項に記載の抗体製剤の予防又は治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項98】
疾患又は障害が全身性エリテマトーデスである、請求項97に記載の方法。
【請求項99】
疾患又は障害が、多発性硬化症、炎症性腸疾患、インスリン依存性糖尿病、乾癬、自己免疫性甲状腺炎、関節リウマチ、糸球体腎炎、特発性炎症性筋疾患(IIM)、皮膚筋炎(DM)、多発性筋炎(PM)及び封入体筋炎(IBM)からなる群より選択される、請求項97に記載の方法。
【請求項100】
疾患又は障害が、移植拒絶反応又は移植片対宿主病である、請求項97に記載の方法。
【請求項101】
前記被験体に、インターフェロンαポリペプチドに特異的に結合する抗体又は抗体フラグメント以外の、予防剤又は治療剤の予防又は治療有効量を投与することを更に含む、請求項97に記載の方法。
【請求項102】
前記予防剤又は治療剤が、抗炎症剤、免疫調節剤、血管新生阻害剤又は抗癌剤である、請求項101に記載の方法。
【請求項103】
13H5抗ヒトインターフェロンα抗体を含み、ヒスチジン、塩化ナトリウム、スクロース、トレハロース又はポリソルベート80を更に含む、無菌の安定な水性製剤。
【請求項104】
13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、ヒスチジン、トレハロース及びポリソルベート80を含む、請求項103に記載の組成物。
【請求項105】
前記組成物が、13H5抗ヒトインターフェロンα抗体を約50mg/ml〜約150mg/mlの間、ヒスチジンを約1mM〜約100mMの間、トレハロースを約1%〜約40%の間、及びポリソルベート80を約0.001%〜約5%の間で含み、前記組成物のpHが約5〜約7の間にある、請求項104に記載の組成物。
【請求項106】
前記組成物が、13H5抗ヒトインターフェロンα抗体を約80mg/ml〜約120mg/mlの間、ヒスチジンを約10mM〜約50mMの間、トレハロースを約4%〜約20%の間、及びポリソルベート80を約0.005%〜約1%の間で含み、前記組成物のpHが約5.5〜約6.5の間にある、請求項104に記載の組成物。
【請求項107】
前記組成物が、約100mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約8%のトレハロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項104に記載の組成物。
【請求項108】
13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、ヒスチジン、スクロース及びポリソルベート80を含む、請求項103に記載の組成物。
【請求項109】
前記組成物が、約100mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約5%のスクロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項108に記載の組成物。
【請求項110】
前記組成物が、約125mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約5%のスクロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項108に記載の組成物。
【請求項111】
前記組成物が、約150mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約5%のスクロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項108に記載の組成物。
【請求項112】
前記組成物が、約175mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約5%のスクロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項108に記載の組成物。
【請求項113】
前記組成物が、約200mg/mlの13H5抗ヒトインターフェロンα抗体、約25mMのヒスチジン、約5%のスクロース、及び約0.02%のポリソルベート80を含み、前記組成物のpHが約6である、請求項108に記載の組成物。
【請求項114】
等張である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項115】
前記製剤が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに安定である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項116】
前記製剤が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに安定である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項117】
前記製剤が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに安定である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項118】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項119】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項120】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも80%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項121】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項122】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項123】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも90%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項124】
前記抗体又はそのフラグメントが、約40℃で少なくとも4週間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項125】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも3カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項126】
前記抗体又はそのフラグメントが、約5℃で少なくとも12カ月間保存する前の抗体を表す基準抗体と比較して、ヒトインターフェロンαポリペプチドに対する結合能の少なくとも95%を保持する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項127】
前記抗体又はそのフラグメントが、凝集、断片化又は脱アミド化を受け易い、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項128】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、凝集体を形成する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項129】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、凝集体を形成する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項130】
HPSECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの2%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、凝集体を形成する、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項131】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、断片化される、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項132】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、断片化される、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項133】
RP-HPLCで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの5%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、断片化される、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項134】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの60%未満が、約40℃で少なくとも4週間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項135】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの30%未満が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項136】
IECで決定した場合、前記抗体又はそのフラグメントの60%未満が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、脱アミド化を受ける、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項137】
目視検査で判定した場合、前記製剤が、約5℃で少なくとも3カ月間保存したときに、透明で無色である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項138】
目視検査で判定した場合、前記製剤が、約5℃で少なくとも12カ月間保存したときに、透明で無色である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項139】
前記製剤が注射製剤である、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項140】
前記製剤が、静脈内、皮下又は筋肉内投与に適している、請求項139に記載の組成物。
【請求項141】
静脈内投与に適している、請求項140に記載の製剤。
【請求項142】
皮下投与に適している、請求項140に記載の製剤。
【請求項143】
前記製剤が、エアロゾル投与に適している、請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項144】
請求項104から113のいずれか一項に記載の組成物を調製する方法であって、
(a)13H5抗体溶液を約10mg/ml〜約50mg/mlの間に濃縮するステップと、
(b)前記濃縮13H5抗体に対し、ヒスチジンを含む溶液でダイアフィルトレーションを行うステップと
を含む方法。
【請求項145】
(c)ヒスチジンを含む溶液でダイアフィルトレーションを行った前記13H5抗体を、約50mg/ml〜約250mg/mlの間に濃縮するステップと、
(d)前記濃縮13H5溶液を、少なくとも1種の賦形剤を含む少なくとも1種の溶液と混合するステップと
を更に含む、請求項144に記載の方法。
【請求項146】
13H5抗体を約pH 6でヒスチジン-HCl、トレハロース及びポリソルベート80と組み合わせることを含む、13H5抗体を安定化する方法。
【請求項147】
前記13H5抗体の濃度が、約80mg/ml〜約120mg/mlの間にある、請求項146に記載の方法。
【請求項148】
13H5抗体を約pH 6でヒスチジン-HCl、スクロース及びポリソルベート80と組み合わせることを含む、13H5抗体を安定化する方法。
【請求項149】
前記13H5抗体の濃度が、約90mg/ml〜約210mg/mlの間にある、請求項148に記載の方法。
【請求項150】
適切な容器中に請求項104から143のいずれか一項に記載の抗体製剤を含む、ヒトへの非経口投与に適した医薬単位剤形。
【請求項151】
抗体製剤が、静脈内、皮下又は筋肉内に投与される、請求項150に記載の医薬単位剤形。
【請求項152】
適切な容器中に請求項104から143のいずれか一項に記載の抗体製剤を含む、ヒトへのエアロゾル投与に適した医薬単位剤形。
【請求項153】
抗体製剤が、鼻腔内に投与される、請求項152に記載の医薬単位剤形。
【請求項154】
請求項104から143のいずれか一項に記載の製剤を含有する密封容器。
【請求項155】
請求項104から143のいずれか一項に記載の製剤を含むキット。
【請求項156】
炎症性疾患又は障害、自己免疫疾患又は障害、増殖性疾患、感染症、インターフェロンαポリペプチドの異常な発現及び/又は活性に付随する又はそれを特徴とする疾患又は障害、インターフェロンα受容体又は一つ若しくは複数のそのサブユニットの異常な発現及び/又は活性に付随する又はそれを特徴とする疾患又は障害、或いはそれらの1種又は複数の症状を予防、管理、処置又は改善する方法であって、それを必要とする被験体に、請求項104から143のいずれか一項に記載の抗体製剤の予防又は治療有効量を投与することを含む方法。
【請求項157】
疾患又は障害が全身性エリテマトーデスである、請求項156に記載の方法。
【請求項158】
疾患又は障害が、多発性硬化症、炎症性腸疾患、インスリン依存性糖尿病、乾癬、自己免疫性甲状腺炎、関節リウマチ、糸球体腎炎、特発性炎症性筋疾患(IIM)、皮膚筋炎(DM)、多発性筋炎(PM)及び封入体筋炎(IBM)からなる群より選択される、請求項156に記載の方法。
【請求項159】
疾患又は障害が、移植拒絶反応又は移植片対宿主病である、請求項156に記載の方法。
【請求項160】
前記被験体に、インターフェロンαポリペプチドに特異的に結合する抗体又は抗体フラグメント以外の、予防剤又は治療剤の予防又は治療有効量を投与することを更に含む、請求項156に記載の方法。
【請求項161】
前記予防剤又は治療剤が、抗炎症剤、免疫調節剤、血管新生阻害剤又は抗癌剤である、請求項160に記載の方法。
【請求項162】
医薬として許容可能な製剤である、請求項1から90又は103から143のいずれか一項に記載の製剤。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【公表番号】特表2010−523493(P2010−523493A)
【公表日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−501161(P2010−501161)
【出願日】平成20年3月25日(2008.3.25)
【国際出願番号】PCT/US2008/058132
【国際公開番号】WO2008/121615
【国際公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【出願人】(504333972)メディミューン,エルエルシー (108)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年3月25日(2008.3.25)
【国際出願番号】PCT/US2008/058132
【国際公開番号】WO2008/121615
【国際公開日】平成20年10月9日(2008.10.9)
【出願人】(504333972)メディミューン,エルエルシー (108)
【Fターム(参考)】
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