抗菌薬
本発明は、トリアゾロピリジン誘導体の新規のクラス、その抗菌薬としての使用、およびこれらの化合物を含む医薬品に関する。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記式の化合物またはその塩。
【化1】
(式中、XはNH−C(J)−T−R1またはNH−SO2−NH−R1で表され、
JはOまたはSで表され、
TはNHまたはOで表され、
R1は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル、
iv)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいフェニル、ならびに
vi)アルキルおよびフェニル部分がそれぞれ置換されていてもよいフェニル(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R2、R3、R4およびR5は、それぞれ独立に
i)水素、
ii)ハロゲン、
iii)シアノ、
iv)ヒドロキシ、
v)置換されていてもよい(C1〜C12)アルキル、
vi)置換されていてもよい(C2〜C12)アルケニル、
vii)置換されていてもよい(C2〜C12)アルキニル、
viii)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ix)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
x)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
xi)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
xii)置換されていてもよいヘテロアリール、
xiii)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
xiv)置換されていてもよい複素環、
xv)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキル、
xvi)(CH2)z−SR6、
xvii)(CH2)z−OR6、
xviii)(CH2)z−NR7R6、
xix)(CH2)z−COOR6、
xx)(CH2)z−CONR6R7、
xxi)(CH2)z−NR7COR6、
xxii)(CH2)z−OCOR6、
xxiii)(CH2)z−C(O)R6、
xxiv)(CH2)z−C(O)C(O)NR6R7、
xxv)(CH2)z−SOxR6、
xxvi)(CH2)z−SO2NR6R7、
xxvii)(CH2)z−NR7SO2R6、
xxviii)C(R6)=NOR7、
xxix)
【化2】
(式中、
【化3】
は結合点を示す)、ならびに
xxx)
【化4】
(式中、
【化5】
は結合点を示す)からなる群から選択される置換基で表され、
zは0、1、2、3または4から選択される整数であり、
xは1または2から選択される整数であり、
R6は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C12)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C2〜C12)アルケニル、
iv)置換されていてもよい(C2〜C12)アルキニル、
v)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
vi)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
vii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
viii)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
ix)置換されていてもよいヘテロアリール、
x)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
xi)置換されていてもよい複素環、
xii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R7は水素および(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
ただし、R2またはR5のうち1つは、水素、ハロゲン、メチル、シアノ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシおよびメトキシからなる群から選択される置換基で表される。)
【請求項2】
XがNH−C(J)−T−R1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
JがOであり、TがNHである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R2が水素、ハロゲン、メチル、シアノ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシおよびメトキシからなる群から選択される置換基で表される、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
R3が
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、ならびに
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキルで表される、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
R4が水素、(C1〜C12)アルキル、(CH2)z−OR6、ハロゲンまたはシアノで表される、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
R5が
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキル、
ix)CH2)z−SR6、
x)(CH2)z−OR6、
xi)(CH2)z−NR7R6、
xii)(CH2)z−COOR6、
xiii)(CH2)z−CONR6R7、
xiv)(CH2)z−NR7COR6、
xv)(CH2)z−OCOR6、
xvi)(CH2)z−C(O)R6、
xvii)(CH2)z−C(O)C(O)NR6R7、
xviii)(CH2)z−SOxR6、
xix)(CH2)z−SO2NR6R7、
xx)(CH2)−NR7−SO2R6または
xxi)C(R6)=NOR7で表される、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
下記式の化合物またはその塩。
【化6】
(式中、XはNH−C(J)−T−R1で表され、
JはOまたはSで表され、
TはNHまたはOで表され、
R1は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル、
iv)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいフェニル、ならびに
vi)アルキルおよびフェニル部分がそれぞれ置換されていてもよいフェニル(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R2は水素、ハロゲンまたはシアノで表され、
R3は
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、または
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキルで表され、
R4は
i)水素、
ii)ハロゲン、
iii)シアノ、
iv)ヒドロキシル、
v)C1〜C6アルキル、
vi)置換されていてもよいフェニル、または
vii)フェニルおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいフェニルC1〜C6アルキルで表され、
R5は
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキル、
ix)(CH2)z−OR6、
x)(CH2)z−NR6R7、
xi)(CH2)z−SR6、
xii)(CH2)z−COOR6、
xiii)(CH2)z−CONR6R7、
xiv)(CH2)z−NR7COR6、
xv)(CH2)z−OCOR6、
xvi)(CH2)z−C(O)R6、
xvii)(CH2)z−C(O)C(O)NR6R7、
xviii)(CH2)z−SOxR6、
xix)(CH2)z−SO2NR6R7、
xx)(CH2)z−NR7SO2R6または
xxi)C(R6)=NOR7で表され、
zは0、1、2、3または4から選択される整数であり、
xは1または2から選択される整数であり、
R6は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C12)アルキル、
iii)ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、複素環、
iii)置換されていてもよい(C2〜C12)アルケニル、
iv)置換されていてもよい(C2〜C12)アルキニル、
v)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、ならびに
vi)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R7は水素および(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表される。)
【請求項9】
下記式の化合物またはその塩。
【化7】
(式中、XはNH−C(J)−T−R1で表され、
JはOまたはSで表され、
TはNHまたはOで表され、
R1は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル、
iv)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいフェニル、ならびに
vi)アルキルおよびフェニル部分がそれぞれ置換されていてもよいフェニル(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R2は
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキル、
xxii)(CH2)z−OR6、
xxiii)(CH2)z−NR6R7、
ix)(CH2)z−SR6、
x)(CH2)z−COOR6、
xi)(CH2)z−CONR6R7、
xii)(CH2)z−NR7COR6、
xiii)(CH2)z−OCOR6、
xiv)(CH2)z−C(O)R6、
xv)(CH2)z−C(O)C(O)NR6R7、
xvi)(CH2)z−SOxR6、
xvii)(CH2)z−SO2NR6R7、
xviii)(CH2)z−NR7−SO2R6または
xix)C(R6)=NOR7で表され、
R3は
i)水素、
ii)ハロゲン、
iii)シアノ、
iv)ヒドロキシル、
v)C1〜C6アルキル、
vi)置換されていてもよいフェニル、または
viii)フェニルおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいフェニルC1〜C6アルキルで表され、
R4は
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、または
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキルで表され、
R5は水素、ハロゲンまたはシアノで表され、
zは0、1、2、3または4から選択される整数であり、
xは1または2から選択される整数であり、
R6は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C12)アルキル、
iii)ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、複素環、
iii)置換されていてもよい(C2〜C12)アルケニル、
iv)置換されていてもよい(C2〜C12)アルキニル、
v)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、ならびに
vi)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R7は水素および(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表される。)
【請求項10】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物の、医薬としての使用。
【請求項11】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物の、細菌感染症用薬物の製造における使用。
【請求項12】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物と少なくとも1種の薬学的に許容できる担体との混合物を含む医薬組成物。
【請求項1】
下記式の化合物またはその塩。
【化1】
(式中、XはNH−C(J)−T−R1またはNH−SO2−NH−R1で表され、
JはOまたはSで表され、
TはNHまたはOで表され、
R1は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル、
iv)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいフェニル、ならびに
vi)アルキルおよびフェニル部分がそれぞれ置換されていてもよいフェニル(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R2、R3、R4およびR5は、それぞれ独立に
i)水素、
ii)ハロゲン、
iii)シアノ、
iv)ヒドロキシ、
v)置換されていてもよい(C1〜C12)アルキル、
vi)置換されていてもよい(C2〜C12)アルケニル、
vii)置換されていてもよい(C2〜C12)アルキニル、
viii)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ix)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
x)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
xi)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
xii)置換されていてもよいヘテロアリール、
xiii)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
xiv)置換されていてもよい複素環、
xv)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキル、
xvi)(CH2)z−SR6、
xvii)(CH2)z−OR6、
xviii)(CH2)z−NR7R6、
xix)(CH2)z−COOR6、
xx)(CH2)z−CONR6R7、
xxi)(CH2)z−NR7COR6、
xxii)(CH2)z−OCOR6、
xxiii)(CH2)z−C(O)R6、
xxiv)(CH2)z−C(O)C(O)NR6R7、
xxv)(CH2)z−SOxR6、
xxvi)(CH2)z−SO2NR6R7、
xxvii)(CH2)z−NR7SO2R6、
xxviii)C(R6)=NOR7、
xxix)
【化2】
(式中、
【化3】
は結合点を示す)、ならびに
xxx)
【化4】
(式中、
【化5】
は結合点を示す)からなる群から選択される置換基で表され、
zは0、1、2、3または4から選択される整数であり、
xは1または2から選択される整数であり、
R6は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C12)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C2〜C12)アルケニル、
iv)置換されていてもよい(C2〜C12)アルキニル、
v)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
vi)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
vii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
viii)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
ix)置換されていてもよいヘテロアリール、
x)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
xi)置換されていてもよい複素環、
xii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R7は水素および(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
ただし、R2またはR5のうち1つは、水素、ハロゲン、メチル、シアノ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシおよびメトキシからなる群から選択される置換基で表される。)
【請求項2】
XがNH−C(J)−T−R1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
JがOであり、TがNHである、請求項2に記載の化合物。
【請求項4】
R2が水素、ハロゲン、メチル、シアノ、ヒドロキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシおよびメトキシからなる群から選択される置換基で表される、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
R3が
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、ならびに
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキルで表される、請求項4に記載の化合物。
【請求項6】
R4が水素、(C1〜C12)アルキル、(CH2)z−OR6、ハロゲンまたはシアノで表される、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
R5が
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキル、
ix)CH2)z−SR6、
x)(CH2)z−OR6、
xi)(CH2)z−NR7R6、
xii)(CH2)z−COOR6、
xiii)(CH2)z−CONR6R7、
xiv)(CH2)z−NR7COR6、
xv)(CH2)z−OCOR6、
xvi)(CH2)z−C(O)R6、
xvii)(CH2)z−C(O)C(O)NR6R7、
xviii)(CH2)z−SOxR6、
xix)(CH2)z−SO2NR6R7、
xx)(CH2)−NR7−SO2R6または
xxi)C(R6)=NOR7で表される、請求項6に記載の化合物。
【請求項8】
下記式の化合物またはその塩。
【化6】
(式中、XはNH−C(J)−T−R1で表され、
JはOまたはSで表され、
TはNHまたはOで表され、
R1は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル、
iv)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいフェニル、ならびに
vi)アルキルおよびフェニル部分がそれぞれ置換されていてもよいフェニル(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R2は水素、ハロゲンまたはシアノで表され、
R3は
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、または
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキルで表され、
R4は
i)水素、
ii)ハロゲン、
iii)シアノ、
iv)ヒドロキシル、
v)C1〜C6アルキル、
vi)置換されていてもよいフェニル、または
vii)フェニルおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいフェニルC1〜C6アルキルで表され、
R5は
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキル、
ix)(CH2)z−OR6、
x)(CH2)z−NR6R7、
xi)(CH2)z−SR6、
xii)(CH2)z−COOR6、
xiii)(CH2)z−CONR6R7、
xiv)(CH2)z−NR7COR6、
xv)(CH2)z−OCOR6、
xvi)(CH2)z−C(O)R6、
xvii)(CH2)z−C(O)C(O)NR6R7、
xviii)(CH2)z−SOxR6、
xix)(CH2)z−SO2NR6R7、
xx)(CH2)z−NR7SO2R6または
xxi)C(R6)=NOR7で表され、
zは0、1、2、3または4から選択される整数であり、
xは1または2から選択される整数であり、
R6は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C12)アルキル、
iii)ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、複素環、
iii)置換されていてもよい(C2〜C12)アルケニル、
iv)置換されていてもよい(C2〜C12)アルキニル、
v)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、ならびに
vi)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R7は水素および(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表される。)
【請求項9】
下記式の化合物またはその塩。
【化7】
(式中、XはNH−C(J)−T−R1で表され、
JはOまたはSで表され、
TはNHまたはOで表され、
R1は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル、
iv)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C6)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいフェニル、ならびに
vi)アルキルおよびフェニル部分がそれぞれ置換されていてもよいフェニル(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R2は
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキル、
xxii)(CH2)z−OR6、
xxiii)(CH2)z−NR6R7、
ix)(CH2)z−SR6、
x)(CH2)z−COOR6、
xi)(CH2)z−CONR6R7、
xii)(CH2)z−NR7COR6、
xiii)(CH2)z−OCOR6、
xiv)(CH2)z−C(O)R6、
xv)(CH2)z−C(O)C(O)NR6R7、
xvi)(CH2)z−SOxR6、
xvii)(CH2)z−SO2NR6R7、
xviii)(CH2)z−NR7−SO2R6または
xix)C(R6)=NOR7で表され、
R3は
i)水素、
ii)ハロゲン、
iii)シアノ、
iv)ヒドロキシル、
v)C1〜C6アルキル、
vi)置換されていてもよいフェニル、または
viii)フェニルおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいフェニルC1〜C6アルキルで表され、
R4は
i)置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル、
ii)アルキルおよびシクロアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよい(C3〜C10)シクロアルキル(C1〜C6)アルキル、
iii)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、
iv)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキル、
v)置換されていてもよいヘテロアリール、
vi)ヘテロアリールおよびアルキル部分がそれぞれ置換されていてもよいヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、
vii)置換されていてもよい複素環、または
viii)アルキルおよび複素環部分がそれぞれ置換されていてもよい複素環(C1〜C12)アルキルで表され、
R5は水素、ハロゲンまたはシアノで表され、
zは0、1、2、3または4から選択される整数であり、
xは1または2から選択される整数であり、
R6は
i)水素、
ii)置換されていてもよい(C1〜C12)アルキル、
iii)ヘテロアリール、ヘテロアリール(C1〜C12)アルキル、複素環、
iii)置換されていてもよい(C2〜C12)アルケニル、
iv)置換されていてもよい(C2〜C12)アルキニル、
v)置換されていてもよい(C6〜C10)アリール、ならびに
vi)アルキルおよびアリール部分がそれぞれ置換されていてもよい(C6〜C10)アリール(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表され、
R7は水素および(C1〜C6)アルキルからなる群から選択される置換基で表される。)
【請求項10】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物の、医薬としての使用。
【請求項11】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物の、細菌感染症用薬物の製造における使用。
【請求項12】
請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物と少なくとも1種の薬学的に許容できる担体との混合物を含む医薬組成物。
【公表番号】特表2008−515874(P2008−515874A)
【公表日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−535272(P2007−535272)
【出願日】平成17年9月23日(2005.9.23)
【国際出願番号】PCT/IB2005/003112
【国際公開番号】WO2006/038116
【国際公開日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【出願人】(503181266)ワーナー−ランバート カンパニー リミテッド ライアビリティー カンパニー (167)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年5月15日(2008.5.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年9月23日(2005.9.23)
【国際出願番号】PCT/IB2005/003112
【国際公開番号】WO2006/038116
【国際公開日】平成18年4月13日(2006.4.13)
【出願人】(503181266)ワーナー−ランバート カンパニー リミテッド ライアビリティー カンパニー (167)
【Fターム(参考)】
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