説明

排気カバー

【課題】コジェネレーションユニットからの排気ガスの排出部がユニットケースの天板に設置される排出部構造を採用するコジェネレーションユニットにおいて、排出部からケース天板に沿う排気ガスの流れをなくして、ケース天板上での排気ガスの結露による水溜りの発生やさびの発生を防止する排気カバーを提供すること。
【解決手段】エンジンを動力源とした発電機と給湯システムとが組み込まれたコジェネレーションユニット103の天板107に、台座部3を介して取付けられ、内部に排気通路が形成される円筒部7と、該円筒部7の上部の周方向の一部壁面に軸方向に形成される複数のスリットからなる排気口15と、円筒部7の中心に対して排気口15と反対側の壁面から排気口15の上端部に掛けて円弧状に湾曲した背面部19とを有し、円筒部7内を下方から上方へ流れる排気ガスを背面部19と円筒部7内の周壁とによって排気口15に導くようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンを動力源とした発電機と該エンジンの排熱を利用した給湯システムとが組み込まれたコジェネレーションユニットにおいて、ユニットケースからエンジンの排気ガスを外部へ排出する排出部に設けられる排気カバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
都市ガスを燃料としたガスエンジン等を動力源とした発電機と、該ガスエンジンの排熱を利用した給湯システムとをユニット化したコジェネレーションユニットが知られており、近年、家庭用等に使用する比較的小型のユニットが普及し始めている。
この種のガスエンジンに用いられる排気熱交換器では排気が冷却されるため排気が凝縮して凝縮水が生じやすく、また、前記コジェネレーション装置が家庭用等に自家発電として利用される場合には排気騒音の低減のために、複数の排気サイレンサが設けられ、そのサイレンサでは排気がチャンバ内で膨張することによって低温化して排気中の水分がさらに凝縮して凝縮水が発生しやすい。
【0003】
図8に示すように、排気通路101から凝縮水を分離排出しやすくするために、排気ガスの排出部はコジェネレーションユニット103のユニットケース105の天板107に設けられている。そして、この排出部には排気カバー109が設けられているが、排気口を真上方向に向けると、子供のいたずらや、鳥の糞の浸入等で該排出部が塞がれるおそれがあるため、横方向を向いて、かつ周囲に障害物がない方向を指向して排出されるように設置されている。
【0004】
一方、このようなコジェネレーション装置については、特許文献1(特開2006−283579号公報)、特許文献2(特開2006−97646号公報)が知られており、特許文献1においては、排気ガス中の水蒸気が排気通路内で凍結するのを防止するために、熱媒体の循環経路に電熱ヒータを設ける構成が示され、さらには排気ガスをユニット装置から排出する排出部をユニットケースの天板に設置して、排気カバーで横方向に排気ガスを排出する構成が示されている(図8参照)。
また、特許文献2においては、平面視長方形状のケース内に、発電機と、発電機用エンジンと、エンジンの排熱を利用した熱交換器とをパッケージングするレイアウトについて示され、そこに、ケースの天板部に排気ガスの排出部が設けられている構成が示されている。
【0005】
【特許文献1】特開2006−283579号公報
【特許文献2】特開2006−97646号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、図8に示すような横方向へ排出する排気カバー109では、排気の一部がユニットケース105の天板107に沿って流れるおそれがあり、さらに、排気ガスが排気熱交換器や排気サイレンサで温度低下しているため、排気中の水分が凝縮して凝縮水が発生しやすく、天板107に排気ガスが触れると、結露して天板107の上面に水溜りが生じやすく、さびの発生の問題、また見栄上も好ましくない。
【0007】
また、前記特許文献1、特許文献2には、ユニットケースの天板部に排出部を設置することは示されているだけであり、排出部の排気カバーの構造については詳細には示されてなく、天板上面での水溜りの発生やさびの発生の問題についての解決技術については示されていない。
【0008】
そこで、本発明は、このような背景に鑑みなされたものであり、コジェネレーションユニットからの排気ガスの排出部がユニットケースの天板に設置される排出部構造を採用するコジェネレーションユニットにおいて、排出部からケース天板に沿う排気ガスの流れをなくして、ケース天板上での排気ガスの結露による水溜りの発生やさびの発生を防止する排気カバーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するため、本発明は、エンジンを動力源とした発電機と該エンジンの排熱を利用した給湯システムとが組み込まれたコジェネレーションユニットにおける前記エンジンからの排気ガスをユニットケースから外部へ排出する排出部に設けられる排気カバーにおいて、前記ユニットケースの天板に台座部を介して取付けられ内部に排気通路が形成される円筒形状の円筒部と、該円筒部の上部の周方向の一部壁面に円筒部の軸方向に形成される複数のスリット状の排気口と、円筒部中心に対して前記排気口と反対側の壁面から排気口上端部に掛けて円弧状に湾曲した背面部とを有し、前記円筒部内を下方から上方へ流れる排気ガスを前記背面部と円筒部内の周壁とによって前記排気口に導くように構成したことを特徴とする。
【0010】
かかる発明によれば、円筒部内の排気通路を下方から上方へ流れる排気ガスは、円筒部中心に対して排気口と反対側の壁面から排気口上端部に掛けて円弧状に湾曲した背面部によって排気口に導かれ、さらに、円筒形状の内壁の周方向に沿って排気口に集まるように流れるため、排気口から排出される排気ガスの流出速度が高く維持されて、ユニットケースの天板方向への排出をなくして、天板上に排気ガスが接触して結露が発生することを防止できる。
【0011】
本発明において、好ましくは、前記排気口の複数のスリットは円筒部の径方向に対して直角な一方向を指向して形成されるとよい、すなわち複数のスリットの指向性は放射状ではなく、円筒部の径方向に対して直角な一方向を指向しているため、排気ガスの排出速度が高く維持され、ユニットケースの天板方向への速度成分を持つ排出がさらに防止される。
【0012】
また、好ましくは、前記円筒部は上方の径が下方より小さくなった円錐台形状に形成されているとよく、円錐台形状とすることによって、上方の排気口へ向かうに従って排気通路が絞られるため、排気口からの排気ガスの排出速度が高く維持され、ユニットケースの天板方向への速度成分を持つ排出がさらに防止される。そして、排気口の開口面が水平方向に対して約10°程度上方を指向しているとよい。
【0013】
また、好ましくは、前記複数のスリット状の排気口は、円筒部の周壁に沿って形成され、複数スリットの両サイドのスリットの開口面積が中央部のスリットの開口面積より小さく形成されているとよく、排出速度は中央のスリットよりも両サイドのスリットの方が低下しやすいが、開口面積が両サイドのスリット部の方を中央のスリット部より小さくしているため、排出速度の低下を回避でき、複数スリットの両側のスリットからの排出も流速を高く維持でき、ユニットケースの天板方向への速度成分をさらになくすことができる。
【0014】
また、好ましくは、該円筒部の上部側に形成された複数のスリット状の排気口と、該排気口の下部の前記円筒部壁面との間に棚部が形成されるとよく、排気口の下部の円筒部壁面との間の棚部によって、複数のスリットからの排気が排出後すぐに下方向に向かうことが回避されるため、ユニットケースの天板方向への速度成分をさらになくすことができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、コジェネレーションユニットからの排気ガスの排出部がユニットケースの天板に設置される排出部構造を採用するコジェネレーションユニットにおいて、排出部からケース天板に沿う排気ガスの流れをなくして、ケース天板上での排気ガスの結露による水溜りの発生やさびの発生を防止する排気カバーを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。但しこの実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0017】
図1は、本発明の実施形態にかかる排気カバー1の全体斜視図を示し、図1(a)は後方斜視図を示し、図1(b)は前方斜視図を示す。
図1において、排気カバー1は、図8で示すコジェネレーションユニット103のユニットケース105の天板107に設けられ、エンジンからの排気ガスを該ユニットケース105外に排出する排出部に装着されている。
【0018】
このコジェネレーションユニット103は、家庭用のコジェネレーションユニットであり、都市ガス等を燃料とするガスエンジン等のエンジンを動力源として発電、およびガスエンジンの排熱を利用して給湯を行うものであり、前記のようにガスエンジンからの排気ガスをユニットケース105外に天板107から排出する構成になっている。
【0019】
図2は、排気カバー1の全体構成を示す平面図であり、図3は正面図であり、図4は側面図であり、図5は図2のA−A線断面図である。
排気カバー1は、天板107に、該排気カバー1を取付ける円形の台座部3と、該台座部3から立設され内部に排気通路5が形成される円筒形状の円筒部7から主になっていて、樹脂にて一体成形されている。台座部3には排気カバー1を天板107に固定するためのビスが貫通する固定穴11が形成され、排気カバー1の向きを変えることができるように90°毎に設けられている。
【0020】
また、円筒部7の底部は円形の台座部3の中心部と同心状に位置し、上方に向かうに従って、径が小さくなるように正面視で垂直に対して約5°の傾斜(図3参照)を有して形成され、さらに後方側に約10°の傾斜(図4参照)を有して傾くように立設されている。
【0021】
円筒部7の上部の一方側の壁面部には円筒部7の軸方向に延びて長方形状に開口された4本のスリット13a、13b、13c、13dからなる排気口15が形成されている。そして、円筒部7の中心部に対して該排気口15と反対側の壁面から円筒部7の頂部17さらに排気口15の上端部に掛けて半径Rの円弧状に湾曲した背面部19が形成されている。
排気口15の上端部における半径Rの円弧形状の接線方向は上方に約10°程度上向きになっている(図4参照)。
【0022】
このように、円筒部7内の排気通路5を下方から上方へ流れる排気ガスは、背面部19によって排気口15に導かれる(図5矢印B)とともに、さらに、円筒部7の円筒形状によって、内壁の周方向に沿う流れが排気口15に集まるように流れ、4本のスリットの両サイドから中央部のスリット13b、13cに排気ガスが集められるように(図2矢印C)流れる。このため、4本のスリット13a、13b、13c、13dから排出される排気ガスの流出速度が高く維持され、特に、複数スリットの中央部のスリット13b、13cだけでなく、両サイドのスリット13a、13dからの排出流速を高く維持でき、ユニットケースの天板方向への速度成分をもつ排出をなくして、天板上に排気ガスが接触して結露が発生することを防止できる。
【0023】
また、排気口15を構成する4本のスリット13a、13b、13c、13dは円筒部7の径方向に対して直角な一方向を指向して形成されている。すなわち、図2の矢印Dで示すように、各スリットからの排出方向が同一の一方向に向かっている。
従って、各スリットからの指向性は放射状ではなく、一方向のため、排気ガスの排出速度が分散されず高い速度が維持されるため、ユニットケースの天板方向への速度成分を持つ排出が防止される。
また、排気口15は水平より上方に約10°向いて排出されるため(図4参照)、ユニットケース105の天板107へ一層接触しにくくなる。なお、あまり大きい角度で上方向を指向して排出するようにすると、外部からゴミや鳥の糞等の異物が侵入しやすくなる。
【0024】
さらに、前記円筒部7は上方の径が下方より小さくなった円錐台形状に形成されているため、すなわち、図3のように上方が絞られているため、上方に向かうにつれて速度が速められることで、背面部19による排気口15への導き作用および、円筒部7の円筒形状による内壁の周方向に沿う流れを排気口15に集める作用が効果的に得られるようになる。
【0025】
また、前記4本のスリット13a、13b、13c、13dは、円筒部7の周壁に沿って形成されるとともに、両サイドのスリット13a、13dの開口面積は、中央部のスリット13b、13cの開口面積より小さく形成されている。
このため、両サイドのスリット13a、13dに対する排出速度の低下を回避でき、両側のスリット13a、13dからの排出速度を高く維持でき、ユニットケース105の天板107方向への速度成分をさらになくすことができる。
【0026】
また、図2、図4に示すように、円筒部7の上部側に形成された4本のスリット状の排気口15と、該排気口15の下部の円筒部7の壁面との間に棚部21が張り出して形成され、さらに前記排気口15の下部の円筒部7の壁面の高さが円筒部7の全高の略1/3以上形成されている。このため、複数のスリット13a、13b、13c、13dからの排気が排出後すぐに下方向に向かうことが回避され、さらに向かったとしても、円筒部7の壁面の高さがあるため、排気ガスのユニットケース105の天板107への接触が防げられる。
【0027】
次に、以上の構成からなる排気カバー1について、排気特性の解析結果を説明する。図6(a)(b)は、比較例の解析結果を示すものであり、該比較例の排気カバー50は、排気カバー50を取付ける円形の台座部52と、該台座部52から立設され内部に排気通路54が形成される箱型の突出部56から主になっていて、該箱型の突出部56の一側面には縦方向に同一形状のスリット58a、58b、58c、58dが形成されている。
【0028】
そして、排気ガス相当のガス物性の試験ガスを流入速度を略24m/sで排気カバーに流して、熱流体解析(CFD解析:Computational Fluid Dynamics解析)を行ってスリット58a、58b、58c、58dからの排出速度と、方向、温度を解析した。
図6(a)は、中央寄りのスリット58b、58cから排出されるガス流線を示し、(b)はサイド寄りのスリット58a、58dからの排出されるガス流線を示す。
【0029】
この結果より、中央寄りのスリット58b、58cからの排気ガスは、斜め上方向に排出されていることがわかり、天板107の方向に向かう成分は見られなかったが、サイド寄りのスリット58a、58dからの排気ガスは、図6(b)のように主流Pは斜め上向きであるが、一部、天板107に沿う流れQが見られた。
【0030】
これは、突出部56内の排気通室を下から上へ流れる排気ガスに対して、背面の傾斜部60によってスリット58a、58b、58c、58dに向かうようにするが、突出部56が箱形であり、スリットが設けられていない両側壁部が平面形状のため、本発明のように円筒内壁の周方向に沿ってスリット部分に寄せ集める流れが生じないため、サイド寄りのスリット58a、58dに対しては、排出流速が十分得られないためと考えられる。
【0031】
さらに、比較例においては、傾斜部60のスリット58a、58b、58c、58dの上端部における接線方向が、水平方向であるため、上方向に排出しにくい角度設定になっていて、排出流速が上方向に十分得られずサイド寄りのスリット58a、58dからの排気ガスに対して一層、下方に向かって天板107に沿う流れを生じやすくなっていると考えられる。
【0032】
一方、本発明の排気カバー1による比較例と同一条件での解析結果を、図7(a)、(b)に示す。
図6と同様に、中央寄りのスリット13b、13cから排出されるガス流線を、図(a)に示し、サイド寄りのスリット13a、13dから排出されるガス流線を、図(b)に示す。
【0033】
中央寄りのスリット13b、13cからの排気ガスは、斜め上方向に排出されて天板107の方向に向かう成分は見られなかった。さらに、比較例に対してより上方向へ排出されていることが見られた。
また、両サイドのスリット13a、13dからの排気ガスは、斜め上方に向けて排出され天板107に沿う流れは見らなかった。
【0034】
以上の解析結果より、本発明の排気カバー1によれば、コジェネレーションユニットからの排気ガスの排気口15がユニットケースの天板107に設置される排出部構造を採用するコジェネレーションユニットにおいて、排気口15から天板107に沿う排気ガスの流れをなくすことが確認された。
そして、このような排気カバー1を採用することで、天板107上での排気ガスの結露による水溜りの発生やさびの発生を防止することができる。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明によれば、コジェネレーションユニットからの排気ガスの排出部がユニットケースの天板に設置される排出部構造を採用するコジェネレーションユニットにおいて、排出部からケース天板に沿う排気ガスの流れをなくして、ケース天板上での排気ガスの結露による水溜りの発生やさびの発生を防止する排気カバーを提供できるので、コジェネレーション装置におけるエンジンからの排気ガスをユニット外に排出する排出部の排気カバーに適用に際して有益である。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施形態にかかる排気カバーの全体斜視図であり、(a)は後方斜視図を、(b)は前方斜視図である。
【図2】排気カバーの平面図である。
【図3】排気カバーの正面図である。
【図4】排気カバーの側面図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】比較例の排気カバーにおける熱流体解析結果示す特性図である。
【図7】本発明の排気カバーにおける熱流体解析結果示す特性図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
【0037】
1 排気カバー
3 台座部
5 排気通路
7 円筒部
13a、13b、13c、13d スリット
15 排気口
19 背面部
21 棚部
103 コジェネレーションユニット
105 ユニットケース
107 天板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エンジンを動力源とした発電機と該エンジンの排熱を利用した給湯システムとが組み込まれたコジェネレーションユニットにおける前記エンジンからの排気ガスをユニットケースから外部へ排出する排出部に設けられる排気カバーにおいて、
前記ユニットケースの天板に台座部を介して取付けられ内部に排気通路が形成される円筒形状の円筒部と、該円筒部の上部の周方向の一部壁面に円筒部の軸方向に形成される複数のスリット状の排気口と、円筒部中心に対して前記排気口と反対側の壁面から排気口上端部に掛けて円弧状に湾曲した背面部とを有し、前記円筒部内を下方から上方へ流れる排気ガスを前記背面部と円筒部内の周壁とによって前記排気口に導くように構成したことを特徴とする排気カバー。
【請求項2】
前記排気口の複数のスリットは円筒部の径方向に対して直角な一方向を指向して形成されることを特徴とする請求項1記載の排気カバー。
【請求項3】
前記円筒部は上方の径が下方より小さくなった円錐台形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の排気カバー。
【請求項4】
前記複数のスリット状の排気口が、水平方向に対して約10°上方を指向していることを特徴とする請求項3記載の排気カバー。
【請求項5】
前記複数のスリット状の排気口は、円筒部の周壁に沿って形成され、複数スリットの両サイドのスリットの開口面積が中央部のスリットの開口面積より小さく形成されていることを特徴とする請求項1記載の排気カバー。
【請求項6】
該円筒部の上部側に形成された複数のスリット状の排気口と、該排気口の下部の前記円筒部壁面との間に棚部が形成されることを特徴とする請求項1記載の排気カバー。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2009−275658(P2009−275658A)
【公開日】平成21年11月26日(2009.11.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−129620(P2008−129620)
【出願日】平成20年5月16日(2008.5.16)
【出願人】(000006208)三菱重工業株式会社 (10,378)
【出願人】(000000284)大阪瓦斯株式会社 (2,453)
【Fターム(参考)】