説明

携帯端末

【課題】 機器筐体の内部にLCD装置を収容設置するとともに、機器筐体にLCD装置の表示面に臨む視認用開口を形成し、LCD装置の表示面を覆いかつ視認用開口を閉塞する保護パネルの内方面に、振動素子を取付けて成るパネルスピーカ構造を備えた携帯端末を対象とし、落下等の衝撃による保護パネルの脱落を未然に防止しつつ、パネルスピーカ構造による音質を大幅に向上させ得る携帯端末の提供を目的としている。
【解決手段】 機器筐体の内部に収容設置されてLCD装置を実装する基板に、板金材料から形成されて保護パネルの周縁部に倣った枠形状を呈する支持フレームを設置し、該支持フレームにサスペンション部材を介して保護パネルを保持するとともに、機器筐体に保護パネルの外方面における周縁部を全周に亘って覆うフランジを形成している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機器筐体の内部にLCD装置を収容設置するとともに、機器筐体にLCD装置の表示面に臨む視認用開口を形成し、LCD装置の表示面を覆いかつ視認用開口を閉塞する保護パネルの内方面に、振動素子を取付けて成るパネルスピーカ構造を備えた携帯端末に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、携帯端末の一例である昨今の携帯電話機においては、各種情報を文字や画像によって使用者に通知するためのLCD(Liquid Crystal Display)装置を搭載するとともに、このLCD装置を覆う保護パネルにDMA(Distributed Mode Actuator)素子(振動素子)を取付けて成るパネルスピーカを搭載したものが提供されている。
【0003】
図10〜図12に示した折畳み式の携帯電話機Aは、ヒンジ部Bを介して相対的に回動自在に連結された下筐体Cと上筐体Dとを具備し、下筐体Cには送話部Caおよび操作部Cb等が設けられている一方、上筐体Dには受話部Daおよび液晶表示部Db等が設けられている。
【0004】
上内ケースDiと上外ケースDoとから成る上筐体Dの内部には、基板Eに実装されたLCD装置Fが収容設置されており、上筐体Dにおける上内ケースDiにはLCD装置Fの表示面Faに臨む視認用開口Dhが形成され、さらに上記上内ケースDiには、視認用開口Dhを閉塞するとともにLCD装置Fの表示面Faを覆う保護パネルPが取り付けられている。
【0005】
上記保護パネルPの内方面Piには、圧電効果を用いた駆動素子であるDMA素子(振動素子)Qが装着され、これによってパネルスピーカが構成されており、該パネルスピーカの構成要素でもある保護パネルPは、内方面Piにおける周縁部の全周を、サスペンションスポンジ(サスペンション部材)Sを介して上内ケースDiに取り付けられている。なお、上記サスペンションスポンジSは、両面接着テープ等を用いて、上内ケースDiおよび保護パネルPに取り付けられている。
【0006】
また、上記保護パネルPの内方面Piと、LCD装置Fの表示面Faとの間には、異物の侵入を防止するためのダストスポンジ(ダストシール部材)Tが、上記LCD装置Fの全周に亘って介装されており、上記ダストスポンジTは、両面接着テープ等を用いて、内方面Piと表示面Faとに取り付けられている。
【0007】
ここで、出願人の知っている上述の如き先行技術は、既に広く知られている公知・公用の技術であって、文献公知発明に係わるものではないので、特に記載するべき先行技術文献情報はない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、上述した構成の携帯電話機Aにおいて、上筐体Dにおける液晶表示部Dbの保護パネルPは、上内ケースDiの視認用開口Dhを覆うようにして、上内ケースDiの外側から取り付けられているため、落下時において衝撃力が作用した場合には、上内ケースDiから保護パネルPが脱落する懸念がある。
【0009】
そこで、例えば独立発泡のスポンジ材等から成る強度の大きなサスペンションスポンジSを用いて、上内ケースDiに保護パネルPを取り付けているのであるが、強度の大きいサスペンションスポンジSは、反面、柔軟性に欠けていることは否めない。
【0010】
一方、保護パネルPとDMA素子Qとを備えて成るパネルスピーカは、上記DMA素子Qの動作により保護パネルPを振動させて音声を放出するものであるため、上内ケースDiに対して保護パネルPを支持しているサスペンションスポンジSが硬い場合、上記サスペンションスポンジSによって保護パネルPの振動が阻害され、パネルスピーカからの音質が大幅に低下してしまう問題があった。
【0011】
本発明の目的は、上記実状に鑑みて、パネルスピーカ構造を搭載している携帯端末において、落下等の衝撃による保護パネルの脱落を未然に防止しつつ、上記パネルスピーカ構造による音質を大幅に向上させ得る携帯端末の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するべく、請求項1の発明に関わる携帯端末は、機器筐体の内部にLCD装置を収容設置するとともに、機器筐体にLCD装置の表示面に臨む視認用開口を形成し、LCD装置の表示面を覆いかつ視認用開口を閉塞する保護パネルの内方面に、振動素子を取付けて成るパネルスピーカ構造を備えた携帯端末において、機器筐体の内部に収容設置されてLCD装置を実装する基板に、板金材料から形成されて保護パネルの周縁部に倣った枠形状を呈する支持フレームを設置し、該支持フレームにサスペンション部材を介して保護パネルを保持するとともに、機器筐体に保護パネルの外方面における周縁部を全周に亘って覆うフランジを形成したことを特徴としている。
【0013】
請求項2の発明に関わる携帯端末は、請求項1の発明に関わる携帯端末において、支持フレームとLCD装置との間に、該LCD装置の全周に亘ってダストシール部材を介装したことを特徴としている。
【0014】
請求項3の発明に関わる携帯端末は、請求項1の発明に関わる携帯端末において、機器筐体のフランジと保護パネルとの間に、該保護パネルの全周に亘ってクッション部材を介装したことを特徴としている。
【発明の効果】
【0015】
請求項1の発明に関わる携帯端末によれば、機器筐体に収容設置された基板に設けた支持フレームに、サスペンション部材を介して保護パネルを保持したことと併せ、機器筐体に保護パネルの外方面における周縁部を全周に亘って覆うフランジを形成したことで、上記保護パネルは支持フレームと機器筐体とに挟まれて保持される格好となり、もって落下時等において衝撃力が作用した場合でも、上記保護パネルが機器筐体から脱落することを未然に防止できる。
【0016】
また、上述した如く、機器筐体に収容設置された基板に設けた支持フレームに、サスペンション部材を介して保護パネルを保持したことと併せ、機器筐体に保護パネルの外方面における周縁部を全周に亘って覆うフランジを形成したことで、上記保護パネルが機器筐体から脱落することを未然に防止できるため、支持フレームに保護パネルを保持するためのサスペンション部材に、強度を考慮することなく柔軟なスポンジ材を採用することが可能となり、柔軟なサスペンション部材を採用することによって、該サスペンション部材が保護パネルPの振動を妨げることが抑えられ、もってパネルスピーカからの音質を大幅に向上させることができる。
【0017】
このように、請求項1の発明に関わる携帯端末においては、落下等の衝撃による保護パネルの脱落を未然に防止しつつ、パネルスピーカ構造による音質を大幅に向上させることが可能となる。
【0018】
請求項2の発明に関わる携帯端末によれば、請求項1の発明に関わる携帯端末と同様、落下等の衝撃による保護パネルの脱落を未然に防止しつつ、パネルスピーカ構造による音質を大幅に向上させ得ることと併せ、支持フレームとLCD装置との間にダストシール部材を介装したことにより、上記ダストシール部材を保護パネルと接触させることなくLCD装置と保護パネルとの間を封止できるので、ダストシール部材が保護パネルPの振動を妨げることなく、すなわちパネルスピーカ構造による音質の低下を招くことなく、LCD装置と保護パネルとの間に異物が侵入することを防止できる。
【0019】
請求項3の発明に関わる携帯端末によれば、請求項1の発明に関わる携帯端末と同様、落下等の衝撃による保護パネルの脱落を未然に防止しつつ、パネルスピーカ構造による音質を大幅に向上させ得ること併せ、機器筐体のフランジと保護パネルとの間にクッション部材を介装したことにより、振動する保護パネルが機器筐体のフランジと接触することに起因する異音の発生を未然に防止することができ、もってパネルスピーカ構造による音質を向上させることが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1〜図7は、携帯端末の一態様である折畳み式の携帯電話機に本発明を適用した実施例を示しており、この携帯電話機1は、図1に示す如くヒンジ部2を介して相対的に回動自在に連結された下筐体3と上筐体4とを具備し、下筐体3には送話部3aおよび操作部3b等が設けられている一方、上筐体4には受話部4aおよび液晶表示部4b等が設けられている。
【0021】
図2〜図5に示す如く、互いに組み付けられた上内ケース4Iと上外ケース4Oとを有する上筐体4の内部には、各種の電子部品を実装した基板5が収容設置されているとともに、該基板5の上内ケース4Iと対向する実装面には、液晶表示部4b(図1参照)を構成するLCD装置6が実装されている。
【0022】
一方、上筐体4の上内ケース4Iには、上記LCD装置6の表示面6aに臨む視認用開口4oが形成されており、この視認用開口4oは、LCD装置6の表示面6aを覆う保護パネル7によって閉塞されている。
【0023】
上記保護パネル7における内方面7iの端部には、圧電効果を用いた駆動素子であるDMA素子(振動素子)8が装着されており、これによって上記DMA素子8の動作により保護パネル7を振動させて音声を放出するパネルスピーカが構成されている。
【0024】
上筐体4に収容設置された基板5には、上記保護パネル7の周縁部に倣った枠形状を呈する支持フレーム9が、基板5に実装されているLCD装置5の周囲を囲う態様で取り付けられている。
【0025】
上記支持フレーム9は、板金材料をプレス加工することにより形成され、保護パネル7の周縁部に倣った外枠部9aを有するとともに、LCD装置5の表示面5aに臨む開口9oとDMA素子8の遊嵌する開口9pとを仕切る桟部9bを有している。
【0026】
また、上記支持フレーム9には、パネルスピーカの構成要素でもある保護パネル7が、サスペンションスポンジ(サスペンション部材)10を介して取り付けられている。
【0027】
上記サスペンションスポンジ10は、例えば連続発泡による柔軟なスポンジ材から形成され、上記支持フレーム9に対応した外枠部10aと桟部10bとを有しており、上記支持フレーム9の外枠部9aおよび桟部9bに、両面接着テープ(図示せず)等を用いて取り付けられているとともに、上記保護パネル7の内方面7iに、同じく両面接着テープ(図示せず)等を用いて取り付けられている。
【0028】
また、支持フレーム9とLCD装置5との間には、異物の侵入による液晶表示部4a(図1参照)の汚損を防ぐ目的で、表示面5aの全周に亘ってダストスポンジ(ダストシール部材)11が介装されており、上記ダストスポンジ11は、支持フレーム9および表示面5aに、それぞれ両面接着テープ(図示せず)等を用いて取り付けられている。
【0029】
一方、上筐体4の上内ケース4Iには、視認用開口4oを閉塞している保護パネル7の外方面7o、詳しくは外方面7oにおける周縁部を全周に亘って覆うフランジ4fが形成されている。
【0030】
さらに、上記フランジ4fと保護パネル7との間には、上記保護パネル7の全周に亘ってパネルスポンジ(クッション部材)12が介装されており、上記パネルスポンジ12は、上記フランジ4fおよび保護パネル7の外方面7oと、それぞれ両面接着テープ(図示せず)等を用いて取り付けられている。
【0031】
因みに、図6および図7に示す如く、上筐体4は上内ケース4Iと、保護パネル7、サスペンションスポンジ10、支持フレーム9およびダストスポンジ11から成るパネルアセンブリ15と、基板5およびLCD装置6を備えた基板アセンブリ16と、上外ケース4Oとを互いに組み付けることで製造され、上筐体4の全体を組み立てた状態においては、基板アセンブリ16に対してパネルアセンブリ15が取り付けられ、支持フレーム9が基板5に対して固設されることとなる。
【0032】
上述した構成の携帯電話機1によれば、上筐体4に収容設置された基板5に設けた支持フレーム9に、サスペンションスポンジ10を介して保護パネル7を保持したことと併せ、上筐体4に保護パネル7の外方面7oにおける周縁部を全周に亘って覆うフランジ4fを形成したことで、上記保護パネル7は支持フレーム9と上筐体4のフランジ4fとに挟まれて保持される格好となり、もって落下時等において衝撃力が作用した場合でも、上記保護パネル7が上筐体4から脱落することを未然に防止できる。
【0033】
また、上述した如く、保護パネル7が上筐体4から脱落することを未然に防止できるため、支持フレーム9に保護パネル7を保持するためのサスペンションスポンジ10に、強度を考慮することなく柔軟なスポンジ材を採用することが可能となり、柔軟なサスペンションスポンジ10を採用することによって、該サスペンションスポンジ10が保護パネル7の振動を妨げることが抑えられ、もってパネルスピーカからの音質を大幅に向上させることができる。
【0034】
また、上記構成の携帯電話機1によれば、支持フレーム9とLCD装置5との間に、ダストスポンジ11を介装したことによって、上記ダストスポンジ11を保護パネル7と接触させることなく、LCD装置5と保護パネル7との間を封止できるので、ダストスポンジ11が保護パネル7の振動を妨げることなく、すなわちパネルスピーカ構造による音質の低下を招くことなく、LCD装置5と保護パネル7との間に異物が侵入することを防止できる。
【0035】
さらに、上記構成の携帯電話機1によれば、上筐体4における上内ケース4Iのフランジ4fと保護パネル7との間に、クッション部材としてのパネルスポンジ12を介装したことにより、振動する保護パネル7が上筐体4のフランジ4fと接触することに起因する異音の発生を未然に防止することができ、もってパネルスピーカ構造による音質を向上させることが可能となる。
【0036】
ここで、支持フレーム9に保護パネル7を保持するためのサスペンションスポンジ10を、可及的に柔軟なものとするには、材質の選択とともに幅を狭く形成することが得策であるが、固より柔軟なスポンジ材を幅狭に加工することは難しく、また取り扱いも煩雑なものとなってしまう問題がある。
【0037】
そこで、図8(a)〜(c)に示すサスペンションスポンジ100は、幅方向の略中央部に形成したスリット100sによって、サスペンション部100Aと余肉部100Bとを区分し、サスペンションスポンジ100の底面全体を支持フレーム9に取付ける一方、サスペンション部100Aのみを保護パネル7に取り付けている。
【0038】
これにより、例えば全体の幅Wを比較的に幅広な約2mmとしても、サスペンション部100Aの幅wは約1mmの幅狭なものとなるので、サスペンション部100Aの柔軟性が大幅に向上するとともに、サスペンションスポンジ100の全体は幅広であるために取り扱いが容易となる。
【0039】
また、図8(d)に示すサスペンションスポンジ(サスペンション部材)100′は、幅方向の略中央部に形成したスリット100s′によって、サスペンション部100A′とクッション部100B′とを区分するとともに、クッション部100B′の高さを大きく設定している。
【0040】
これにより、サスペンションスポンジ100と同様の作用効果と併せて、クッション部100B′がクッションスポンジとして作用するため、上記クッションスポンジが不用となることによって部品点数の削減が図れる。
【0041】
図9に示すサスペンションスポンジ200は、高さ方向の略中央部に形成したスリット200sによって、サスペンション部100Aとクッション部200Bとを区分し、上記スリット200sに保護パネル7の周縁部を嵌め入れて取り付けるとともに、サスペンション部100Aを支持フレーム9に取付ける一方、クッション部200Bを上内ケース4Iのフランジ4fに取り付けている。
【0042】
これにより、サスペンションスポンジ200のクッション部200Bがクッションスポンジとして作用するため、上記クッションスポンジが不用となることによって部品点数の削減が図れる。
【0043】
なお、上述した各実施例においては、本発明を携帯端末の一態様である折り畳め式の携帯電話機に適用した例を示したが、例えば電子辞書やPDA(パーソナル・データ・アシスタンス)等、LCD装置の保護パネルを構成部品としたパネルスピーカを搭載した各種の携帯端末に対しても、本発明が極めて有効に適用し得るものであることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】(a)および(b)は、本発明に関わる携帯端末の一実施例である折畳み式の携帯電話機を示す正面図および側面図。
【図2】図1中の II−II 線断面図。
【図3】図1中の II−II 線断面を概念的に表現した断面図。
【図4】図1中の IV−IV 線断面図。
【図5】図1中の IV−IV 線断面を概念的に表現した断面図。
【図6】図1に示した携帯電話機における上筐体の分解斜視図。
【図7】図1に示した携帯電話機における保護パネルの周辺の分解斜視図。
【図8】サスペンション部材の変形例を示す概念図。
【図9】サスペンション部材の他の変形例を示す概念図。
【図10】携帯端末の一例である従来の携帯電話機を示す外観斜視図。
【図11】図10中の XI−XI 線断面図。
【図12】図10中の XII−XII 線断面図。
【符号の説明】
【0045】
1…携帯電話機(携帯端末)、
4…上筐体(機器筐体)、
4I…上内ケース、
4o…視認用開口、
4f…フランジ、
5…基板、
6…LCD装置、
6a…表示面、
7…保護パネル、
7i…内方面、
7o…外方面、
8…DMA素子(振動素子)、
9…支持フレーム、
10…サスペンションスポンジ(サスペンション部材)、
11…LCDスポンジ(ダストシール部材)、
12…パネルスポンジ(クッション部材)、
100、100′、200…サスペンションスポンジ(サスペンション部材)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機器筐体の内部にLCD装置を収容設置するとともに、前記機器筐体に前記LCD装置の表示面に臨む視認用開口を形成し、前記LCD装置の表示面を覆いかつ前記視認用開口を閉塞する保護パネルの内方面に、振動素子を取付けて成るパネルスピーカ構造を備えた携帯端末において、
前記機器筐体の内部に収容設置されて前記LCD装置を実装する基板に、板金材料から形成されて前記保護パネルの周縁部に倣った枠形状を呈する支持フレームを設置し、該支持フレームにサスペンション部材を介して前記保護パネルを保持するとともに、前記機器筐体に前記保護パネルの外方面における周縁部を全周に亘って覆うフランジを形成したことを特徴とする携帯端末。
【請求項2】
前記支持フレームと前記LCD装置との間に、該LCD装置の全周に亘ってダストシール部材を介装したことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
【請求項3】
前記機器筐体のフランジと前記保護パネルとの間に、該保護パネルの全周に亘ってクッション部材を介装したことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate


【公開番号】特開2006−352762(P2006−352762A)
【公開日】平成18年12月28日(2006.12.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−179288(P2005−179288)
【出願日】平成17年6月20日(2005.6.20)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【Fターム(参考)】