説明

操作表示装置およびこれを有する画像形成装置

【課題】バリアフリー化に対応可能であり、画像形成装置本体との無線通信手段を搭載した操作表示部を取り外し可能にし、本来の操作表示部の位置よりも低い位置や操作しやすい角度で操作表示部を操作可能にする画像形成装置を提供し、操作表示部を取り外した状態でも、画像形成装置本体の機器の状態等を表示可能にする。
【解決手段】画像形成装置本体1に着脱自在な操作表示装置13であって、無線通信可能なUSBドライバを搭載し、画像形成装置本体1上に設置されている場合には画像形成装置本体1の操作表示部であり、画像形成装置本体1から分離されるとそれを検知してUSBドライバを介して画像形成装置本体1の操作入力を無線通信するとともに、画像形成装置本体1の画像形成に係る情報を画像形成装置本体1から入力して表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置用の操作表示装置およびこれを有する画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置において操作部ユニットを画像形成装置本体に対して着脱自在に構成した画像形成装置が知られている(例えば特許文献1)。
またPHS電話機を複写機の操作部に使用できる発明も知られている。より詳細には、複写機の操作パネル上のキーによって入力されるコマンドとPHS電話機の既存のキーとをコードによって対応付けるコード表をあらかじめ複写機に格納しておき、PHS電話機が複写機に接近すると、そのコード表をPHS電話機に送信して、PHS電話機の既存のキーを複写機の操作パネル上のキーとして使用できるようにする発明も知られている(特許文献2)。
また、本願出願人の発明として、情報端末装置の表示部を使い、わかり易い情報を使用者に示し、印刷したい蓄積文書をより容易に選択できるようにするとともに、使用者の状況に応じたプリント指示を可能にする発明も知られている。
この情報端末装置としては、PDAの表示画面を使用できることが開示されている(特許文献3)。
また本願出願人の発明として、メインディスプレイ/操作部とサブディスプレイとを備え、画像形成装置の各種情報を相互に関連付けて、あるいはそれぞれ別個に表示・操作する画像形成装置の発明が知られている。そしてこの画像形成装置のサブディスプレイは予め画像形成装置に設置されている設置位置から取り外して移動させることができるので、画像形成装置の近傍に使用者がいない場合であっても、画像形成装置の情報をサブディスプレイによって把握することができる効果が得られている(特許文献4)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで近年、バリアフリー化の波に伴い使い勝手を追求した画像形成装置の開発が望まれている。
本発明は、このようなバリアフリー化に対応可能であり、画像形成装置本体との無線通信手段を搭載した操作表示部を取り外し可能(脱離可能)にし、本来の操作表示部の位置よりも低い位置や操作しやすい角度で操作表示部を操作可能にする画像形成装置を提供すること、またこのような画像形成装置において、操作表示部を取り外した状態でも、画像形成装置本体の機器の状態を表示したり、ユーザへの警告や入力などのエラーなど、画像形成装置本体の異常の状態、画像形成に係る操作のミス、入力情報の不足などを表示可能にする事を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を解決するために、以下の解決手段を有する。
請求項1の発明は、画像形成装置本体に着脱自在に配設可能な画像形成装置用の操作表示装置であって、前記画像形成装置本体に装着されている場合には前記画像形成装置本体の操作表示部であり、前記画像形成装置本体からの脱離が検出されると、当該操作表示装置に設けた第1の無線通信手段及び前記画像形成装置本体に設けた第2の無線通信手段により前記画像形成装置本体への操作入力を無線通信するとともに、前記画像形成装置本体の画像形成に係る情報を前記画像形成装置本体から前記第1の無線通信手段により受信して表示する画像形成装置用の操作表示装置を特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の操作表示装置を前記画像形成装置本体に搭載した画像形成装置であって、前記操作表示装置が前記画像形成装置本体に装着されている場合には、前記操作表示装置を、バス又は前記第1及び第2の無線通信手段を介して前記画像形成装置本体に対する画像形成に係る入力を行い、かつ前記画像形成装置本体の画像形成に係る情報の当該操作表示部装置に設けた第1の表示部への表示を行う操作表示手段とし、前記操作表示装置が前記画像形成装置本体から脱離されたことが検出されると、前記操作表示装置を、第1及び第2の無線通信手段を介して前記画像形成装置本体に対する画像形成に係る入力を行い、かつ前記画像形成装置本体の画像形成に係る情報の前記第1の表示部への表示を行う操作表示手段とし、前記画像形成装置本体に設けた第2の表示部を機能させ、前記画像形成装置の画像形成に係る情報の表示を前記第2の表示部に表示する画像形成装置を特徴とする。
また、請求項3の発明は、前記画像形成に係る情報には、前記画像形成装置の状態を示す状態情報と前記画像形成装置の機能メニューを示す機能情報とが含まれ、前記操作表示装置が前記画像形成装置本体に装着時には、前記第1の表示部に前記機能情報および前記状態情報を表示し、前記操作表示装置の脱離時には、前記第1の表示部に前記機能情報および前記状態情報を表示するとともに、前記第2の表示部に前記状態情報を表示する請求項2に記載の画像形成装置を特徴とする。
【0005】
また、請求項4の発明は、前記操作表示装置は、当該操作表示装置に電源を供給する蓄電手段と、該蓄電手段の充電を行なう充電手段と、備え、前記画像形成装置本体への装着時には、前記画像形成装置本体の電源から電源供給するとともに、前記画像形成装置本体からの離脱時には、前記蓄電手段からの給電により動作する請求項2又は3に記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項5の発明は、前記画像形成装置本体は、定期的に前記操作表示装置の状態取得のための通信を行う請求項2乃至4の何れか一項に記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項6の発明は、前記状態取得のための通信が所定期間行われなかった場合、前記操作表示装置の電源をOFFすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
また、請求項7の発明は、前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体から脱離した状態で、前記画像形成装置本体の電源がOFFされた場合、前記第1の表示部に、前記画像形成装置本体の電源がOFFされた旨を表示する請求項2乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項8の発明は、前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体から脱離した状態で、前記画像形成装置本体の電源がOFFされた場合でも、操作表示装置の電源はOFFしない請求項2乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項9の発明は、前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体から脱離した状態で、前記画像形成装置本体の電源がONされた場合、前記第2の表示部に、前記操作表示装置を前記画像形成装置本体に装着するべき旨を表示する請求項2乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項10の発明は、前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体の電源がONされた場合、前記第2の表示部に、前記操作表示装置を前記画像形成装置本体に装着するべき旨を表示しない請求項2乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置を特徴とする。
また、請求項11の発明は、前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体から離脱した状態で、前記画像形成装置本体の電源がONされた場合、前記操作表示装置を前記画像形成装置本体に装着するべき旨を前記第2の表示部に表示し、前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体に装着された場合は、前記第2の表示部への表示を中止する請求項2乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置を特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、画像形成装置本体との無線通信手段を搭載した操作表示部をこの本体から取り外し可能(脱離可能)にし、バリアフリー化に対応して、画像形成装置の周辺のあらゆる位置や操作しやすい角度で操作表示部を操作可能にする操作表示部を操作表示装置としていわゆるリモコン化した画像形成装置を提供でき、また、操作表示部を取り外した状態でも、その取り外した操作表示部から画像形成装置本体の機器の状態を表示できるので、ユーザへの警告や入力などのエラーなど、画像形成装置本体の異常の状態、画像形成に係る操作のミス、入力情報の不足などを表示可能としたので、画像形成装置本体への画像形成装置およびその操作などに係る機能を有する操作表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の一実施形態である画像形成装置の内部構成を示す概略図である。
【図2】本発明の画像形成装置の装置本体と操作表示部における各部のブロック構成を示す図である。
【図3】操作表示部が画像形成装置に取付けられた状態を示す図である。
【図4】操作表示部が画像形成装置に「装着/脱離」機能を有することを示す図である。
【図5】画像形成装置が操作表示部の「装着/脱離」により、補助表示部の表示を「非表示/表示」にするフローを示す図である。
【図6】操作表示部が画像形成装置に「装着/脱離」により、操作表示部の電源を、「本体からの供給/操作表示部内の二次電池」への切替えを行うフローを示す図である。
【図7】補助表示部の画面と操作表示部上の表示部の画面との関係を示す図であり、(a)は表示部の画面下部分、(b)は補助表示部の画面下部分に機能情報が表示されている例を示す図である。
【図8】補助表示部の画面と操作表示部上の表示部の画面との関係を示す図であり、(a)および(b)の画面下部分に、トナー交換に関する状態表示が表示される例を示す図である。
【図9】補助表示部の画面の制御フローを示す図である。
【図10】操作表示部上の表示部の画面の制御フローを示す図である。
【図11】接続コンテキストのデータ構造の実施形態を示す図である。
【図12】接続コンテキストを用いたWirelessUSBリンク確立手順の実施形態を示したシーケンス図である。
【図13】操作表示部に向けた装置本体側のデータ送受信フローを示す図である。
【図14】装置本体の操作表示部に対する送受信動作に対応した操作表示部側の動作を説明するフローを示す図である。
【図15】(a)および(b)は操作表示部が装置本体から取り外されている場合の、画像形成装置の補助表示部と操作表示部の表示部の画面表示を示す図である。
【図16】(a)および(b)は操作表示部が装置本体から取り外されている場合の、画像形成装置の補助表示部と操作表示部の表示部の画面表示を示す図である。
【図17】(a)および(b)は操作表示部13が装置本体1から取り外されている場合の、装置本体1の補助表示部109と操作表示部13の表示部57の画面表示を示す図である。
【図18】図17における予告メッセージを表示する制御を説明するフローを示す図である。
【図19】(a)および(b)は操作表示部13が装置本体1から取り外されている場合の、装置本体1の補助表示部109と操作表示部13の表示部57の画面表示を示す図である。
【図20】図19におけるメッセージを表示する制御を説明するフローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、本発明の画像形成装置を実施形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態である画像形成装置の内部構成を示す概略図である。
本発明の画像形成装置は、画像形成装置本体(以下、単に装置本体という)1と、それに着脱可能な操作表示装置(操作表示部)13から構成される。
装置本体1には、着脱可能なプロセスカートリッジ2が搭載される。このプロセスカートリッジ2は、少なくとも感光体3、クリーニング手段及び排トナー回収部5を有して構成されるが、この他に帯電ローラ4、現像手段及びトナー収納部6等により構成されるものであってもよい。装置本体1には、光学系8が配設される。この光学系8は、図示しないが、ポリゴンモータ、ポリゴンミラー、Fθレンズ、レーザダイオード、ミラー等により構成される。また、装置本体1には、給紙装置が配設される。この給紙装置では、給紙カセット11から給紙コロ9により記録紙12が1枚ずつ順次ピックアップされ、感光体3へ搬送される。
以下に、本発明の画像形成装置の動作について説明する。感光体3は、たとえば時計回り方向に回転駆動され、その際に帯電ローラ4によって表面を帯電され、光学系8からのレーザ光が照射されて感光体3上に静電潜像が形成される。この静電潜像が、現像手段及びトナー収納部6を通る時にトナーによって可視像化(いわゆる現像化)される。このトナーによる可視像は転写ローラ7により、感光体3へ搬送された記録紙12に転写され、その後、トナーによる可視像が載置された記録紙は定着ローラ10に搬送され、記録紙12上の可視像は定着され、定着像が形成された記録紙は装置本体1の外部へ排紙される。
【0009】
図2は本実施形態の画像形成装置における装置本体1と、装置本体1に電気的に連結された操作表示部13における各部のブロック構成図である。
装置本体1は、CPU(Central Processing Unit)101が予めROM(Read Only Memory)102内に格納した制御プログラムを読み出し、RAM(Random Access Memory)103を画像データやセンサ信号などを一時記憶するワークエリアとして使用して、画像形成装置の電気的に構成される各部を統括制御することにより、データ処理装置としての各種処理を行うと共に、本発明に係る画像形成処理を実行する。
装置本体1はCPU101に、ROM102、RAM103およびネットワークI/F(Interface)106と共に、画像をプリントアウトするプロッタ108、プリントする画像データを保存するハードディスク105、プリントコマンド等を受け取るネットワークI/F106、装置本体1の設定データを保存する不揮発性メモリ107がシステムバスを介して接続されている。
また、装置本体1は、CPU101が装置各部を制御する際に利用するタイマー104を備え、タイマー104は、装置各部を同期させるためのタイミングをカウントする際などに利用される。さらに操作表示部13と無線通信を行なうWirelessUSBの通信ポートのUSBドライバ110と、操作表示部13に対して電源供給を行なう電源出力部111、操作表示部13が装置本体1から取り外されている場合に装置本体1の状態を表示する補助表示部109で構成される。
【0010】
次に、操作表示部13の機能ブロックを説明する。
操作表示部13においてCPU51は、ROM52内に格納した制御プログラムを読み出し、RAM53に表示部57に表示するデータを生成したり、入力部58から入力されたデータを一時記憶するワークエリアとして使用して操作表示部13を統括制御する。操作表示部13内の不揮発性メモリ54は、操作表示部13の設定データを保存する。
メモリカードI/F63は、デジタルスチルカメラなどで撮影された写真データを装置本体1に読み込ませるための入力ポートである。
タイマー55は、入力部58からの信号のタイミングカウントや省エネモード移行の時間管理に使用される。
装置本体1との通信(無線通信手段)は、たとえば前記したWirelessUSBの通信ポートであるUSBドライバ56の使用により行われるが、これはその一例である。
以上説明したCPU51、ROM52、RAM53、不揮発性メモリ54、タイマー55、USBドライバ56、表示部57、入力部58、メモリカードI/F63に加え、後述するGPIO(General Purpose Input/Output)64により、操作表示部13の制御部50を構成している。
なお、これら操作表示部13で使用される電源は、装置本体1への装着時に装置本体1から電源を受け取る電源入力部59、非装着時に電源を供給する二次電池61、二次電池を充電する充電器60、操作表示部13の装置本体1への装着/非装着により、電源を二次電池61か電源入力部59かに切り替える電源切替部62などで構成される。
操作表示部13の装置本体1への装着/非装着を、電源入力部59の入力状態をGPIO64が検出することにより検出してCPU51に伝達し、CPU51は操作表示部13が装置本体1に装着されている場合は、制御部50への電源供給を電源入力部59から行い、非装着の場合は二次電池61から行うという制御を、電源切替部62に対して、GPIO64を介して行う。
操作表示部13に、電源を供給する二次電池と無線通信手段を搭載することにより、操作表示部13が装置本体1に取り付けられている状態でも、取り外されている状態でも、装置本体1との間で、無線通信手段を用いたデータ通信を行うことが出来る。
【0011】
次に、図3および図4を用いて、操作表示部13と装置本体1の補助表示部109の配置例について述べる。
図3は、操作表示部13が装置本体1に取付けられた状態(装着状態)を示している図である。
図3に示すように、操作表示部13には図2で説明した入力部58、表示部57、そしてメモリカードから写真データなどの画像データを装置本体1に読み込ませるためのメモリカードI/F63が配置されている。
図4は、操作表示部13が装置本体1に装着/脱離可能な機能を有することを示す図である。
例えば、図3に示した装着状態ではメモリカードI/F63にメモリカードを挿入してメモリカードから写真データを画像形成装置に読み込ませる操作をしづらいユーザなどが、図4のように操作表示部13を装置本体1から取り外す(脱離させる)して操作を行うことが出来る。
取り外した操作表示部13の位置には補助表示部109が配置され、補助表示部109の表示は通常はOFF状態とされている。そして電源出力部111にある操作表示部13向けの電源出力端子が取付けられていて、操作表示部13が取り外され電源出力部111からの電源出力がなくなった事を検出すると、補助表示部109はON状態に移行され、操作表示部13が無い状態で補助表示部109の表示内容を任意にユーザは視認でき、装置本体1の状態を知ることが可能となる。
【0012】
次に図5および図6により、装置本体1および操作表示部13の動作について説明する。
図5は装置本体1が操作表示部13の「装着/脱離」により補助表示部109の表示を「非表示/表示」にするフローを示す図である。
CPU101は電源出力部111から出力される電流を検出して操作表示部13の装着または非装着(脱離)を判断する(ステップS11)。操作表示部13が装着されている場合(ステップS11でYes)は補助表示部を非表示にしておき(ステップS12)、操作表示部13が非装着の場合は(ステップS11でNo)補助表示部の表示を有効にする(ステップS13)。なお、この例では電流の検出によりCPU101は操作表示部13の装着/脱離を判断する例を示したが、本発明では、その他の電気的な変化(電圧変動など)を感知して操作表示部13の装着を外したことを判断して補助表示部109の表示を有効にすることもでき、いずれであってもよい。
図6は、操作表示部13が装置本体1に装着または非装着(脱離)により操作表示部13の電源を、「本体からの供給/操作表示部13内の二次電池61」で切替えを行うフローを示す図である。
CPU51は電源入力部59で検出される入力電圧を検出して装置本体1からの電源供給の有無を判断する(ステップS21)。
装置本体(本体と言うことがある)からの電源供給がある場合(ステップS21でYes)、二次電池の出力をOFFにし(ステップS22)、本体からの電源供給がない場合(ステップS21でNo)、二次電池からの出力をONにして、二次電池からの電源供給を有効にする(ステップS23)。
【0013】
図7および図8は補助表示部109の画面と操作表示部13上の表示部57の画面との関係を示す図であり、何れの画面も上側の領域は注意および警告メッセージを表示する一行メッセージ表示欄(57−1、109−1)となっている。
これらの図において、補助表示部109の画面(第2の画面)と表示部57の画面(第1の画面)との違いは一行メッセージ表示欄より下側の部分(57−2、109−2)にある。
図7(a)は表示部57の画面下側領域57−2に機能情報(画像度の鮮明さ、光沢度などの画像形成に係る情報)の表示を行う例を示しており、この場合、図7(b)に示す補助表示部109の画面下側領域109−2には機能情報は表示されない。
一方、警告表示(画像形成に係る各部の異常などの警告を必要とする表示)が出ている図8においては、図8(a)に示す表示部57の画面下側領域57−2、図8(b)に示す補助表示部109の画面下側領域109−2に、トナー交換に関する状態表示などが表示される。
【0014】
図9および図10は補助表示部109の画面と操作表示部13上の表示部57の画面の制御フローを示す図である。
図9に示す表示部57の画面の制御フローでは、ユーザに対して報知すべき優先順位の高い警告画面、注意画面から順に、画面表示の有無を確認する。そして何も無ければ機能表示であるユーザ画面を表示部57の画面下部分に表示する。
詳しくは、表示すべき警告画面があれば(ステップS31でYes)、警告画面を操作表示部画面表示にセットして(ステップS32)、操作表示部13の表示部57に警告画面を表示する(ステップS36)。表示すべき警告画面が無く(ステップS31でNo)、注意画面があれば(ステップS33でYes)、注意画面を操作表示部画面表示にセットして(ステップS34)、操作表示部13の表示部57に注意画面を表示する(ステップS36)。警告画面も、注意画面も無い場合(ステップS33でNo)、ユーザ画面を操作表示部画面表示にセットして(ステップS35)、操作表示部13の表示部57に表示する(ステップS36)。
一方、図10に示す補助表示部109の画面では、優先順位の高い警告画面、注意画面から順に画面表示の有無を確認し、何も無ければ空白画面を表示部57の画面下部分に表示する。
詳しくは、表示すべき警告画面あれば(ステップS41でYes)、警告画面を補助画面にセットし(ステップS42)、補助表示部109の画面に表示する(ステップS46)。表示すべき警告画面がなく(ステップS41でNo)、注意画面があれば(ステップS43)、注意画面にセットして(ステップS44)、補助表示部109の画面に表示する(ステップS46)。また、警告画面も注意画面もなければ(ステップS43でNo)、空白画面を補助画面表示にセットして(ステップS45)、補助表示部109の画面に表示する(ステップS46)。
【0015】
なお、補助表示部109は、警告画面や注意画面を表示するのみならず、タッチパネルを用いた補助的な操作部としてもよく、その場合、画像形成装置を利用する場合に、操作表示装置13からの入力以外に画像形成装置本体の操作入力もできるのでユーザにとって使い勝手な画像形成装置が提供できる。
その場合、以下の構成および動作により、装置本体1および操作表示部13とでの入力優先順位を決めておくこともできる。
たとえば装置本体1において、操作表示部13が取り外されたことを検知した場合、補助表示部13からの入力と操作表示部からの入力とで、どちらを優先して画像形成を実行するかなどをユーザに報知することができる。あるいは操作表示部において、画像形成を実行するための情報の一部が欠落して画像形成が実行できない場合などにおいて、ユーザにその情報を操作表示部13内に一時的に記憶しておくことを報知したり、その記憶情報の記憶位置のアドレスなどを報知することもできる。
また操作表示部13内の二次電池の電圧が所定以下になると警告したり、操作表示部13をどこに置いたかを忘れた場合など、本体の補助表示部を介して位置を音などで知らせる報知機能を有するなど、自在に変更可能である。
また操作表示部13は、画像形成装置本体の操作部とバスを介して接続されている場合、装置本体がホストコンピュータとなり、操作表示部13はゲストとなってもよく、また表示部57と入力部が機能し、他のブロックは休止状態になるように設定することもできる。
【0016】
次に、図11および図12を用いて、図2に示す装置本体1内のWUSB(Wireless USB)ドライバ110と操作表示部13内のWUSBドライバ56間とで確立される無線通信であるWirelessUSBのリンク確立までの手段について述べる。
図11は装置本体1内のWUSBドライバ110や操作表示部13内のWUSBドライバ56で用いられる接続コンテキストのデータ構造の実施形態を示す図である。
図11に示すコンテキストは装置本体1内の不揮発性メモリ107や操作表示部13内の不揮発性メモリ54に格納されている。これらは装置本体1と操作表示部13が相互に自己に帰属する装置であることを識別・認識することを可能にしている。同時に、任意のホスト機器が操作表示部13からの接続要求を先取り的に取得してハンドシェイクを確立してしまい、任意のホスト機器との間でデータ送信が発生することを防止している。
図11に示した接続コンテキストは関連付けられた装置本体1に固有に付けられた識別値Host ID120と操作表示部13に固有に付された識別値Device ID121と暗号通信のための秘密鍵Connection Key122とを含んでいる。
【0017】
図12はこれらの接続コンテキストを用いた装置本体1内のWUSBドライバ110と操作表示部13内のWUSBドライバ56間のWirelessUSBリンク確立手順の実施形態を示したシーケンス図である。
操作表示部13は不揮発性メモリ54に保存されているHost IDをWUSBドライバ56から装置本体1内のWUSBドライバ110に宛ててHost IDを識別値として接続要求を送信する。装置本体1内のWUSBドライバ110は操作表示部13内のWUSBドライバ56からの接続要求を受信すると不揮発性メモリ107内に格納されているDevice IDを検索しDevice IDが検索できた場合、そのDevice IDに向けて接続応答を返す(P2)。次に装置本体1と操作表示部13間でセクション鍵を共有し、ハンドシェイクを確立する(P3)。
ハンドシェイクを確立した後、操作表示部13は不揮発性メモリ54に保存されている秘密鍵から生成したセクション鍵で暗号化したデータを装置本体1へ送信し、セキュアなWirelessUSBデータ転送を実行する(P4)。以降、セクション鍵を使用した認証プロトコルを使用してセッションが継続され、WUSB接続によるデータ処理が実行される(P5)。
装置本体1と操作表示部13との間で、定期的に状態取得の無線通信を行うことで、操作表示部13における操作データや表示データを、装置本体1との間で同期する。
【0018】
図13から図20を使って装置本体1および操作表示部13の通信動作について説明する。
図13は装置本体1内の、CPU101が予めROM102内に格納した制御プログラムを読み出してRAM103をワークエリアとして実行される、操作表示部13に向けた装置本体1側のデータ送受信フローを示す図である。
CPU101は操作表示部13に対して送受信を試みる時間間隔を調べるためROM102内に予め設定された時間間隔に基づきCPU101によりセットされるポーリングフラグがセットされているかを調べる(ステップS51)。ポーリングフラグがセットされてなければ(ステップS51でNo)そのまま終了し、ポーリングフラグがセットされていれば(ステップS51でYes)、装置本体1内のWUSBドライバ110経由で操作表示部13内のWUSBドライバ56に対して操作表示部13の状態を取得するためのステイタスコマンドを発行する(ステップS52)。
操作表示部13からイベントありの返答があった場合は(ステップS53でYes)イベント処理を行い(ステップS54)、操作表示部13からイベント無しという返答があった場合は(ステップS53でNo)、操作表示部13の表示部57の画面を更新すべきか判断し(ステップS55)、表示部57の画面を更新する場合(ステップS55でYes)は、画面を操作表示部13に送信して表示部57の画面を更新させる(ステップS56)。その後ポーリングフラグをクリアして終了する(ステップS57)。ステップS55で、表示部57の画面を更新しないと判断した場合は(ステップS55でNo)、そのままポーリングフラグをクリアする(ステップS57)。
【0019】
図14は、図13で説明した装置本体1の操作表示部13に対する送受信動作に対応した操作表示部13側の動作を説明するフロー図である。
これらの動作は操作表示部13のCPU51が予めROM52内に格納した制御プログラムを読み出し、RAM53をワークエリアとして実行している。
動作としては、装置本体1におけるポーリング処理により発生するコマンドを受信したかを判断し(ステップS61)、コマンドを受取っていれば(ステップS61でYes)、コマンドに対応したステイタスを装置本体1に返す(ステップS62)。さらに一定時間間隔に装置本体1からステイタスコマンドが発行されるかを調べるポーリングカウンタをクリアする(ステップS63)。コマンドを受取っていなければ(ステップS61でNo)これらの処理は行わない。
さらにポーリングカウンタが装置本体1の電源OFF状態を意味するポーリングカウンタフル状態であるかを調べ(ステップS64)、ポーリングカウンタフルであれば(ステップS64でYes)、装置本体1は電源OFFであるので表示部57に本体電源OFF表示を行う(ステップS65)。ポーリングカウンタがフル状態でなければ(ステップS64でNo)ポーリングカウンタを加算して(ステップS66)終了する。
以上説明した構成および動作により装置本体1および操作表示部13間の通信動作を可能にしている。
【0020】
図15及び16は、操作表示部13が装置本体1から取り外されている場合の、装置本体1の補助表示部109と操作表示部13の表示部57の画面表示を示す図である。
図15は正常時の装置本体1の補助表示部109(図15b)と操作表示部13の表示部57(図15a)を示しており、また、図16は装置本体1の電源がOFFされた時の状態を示していて、装置本体1の補助表示部109(図16b)は電源が切られているため何も表示をしていない。
一方操作表示部13の表示部57(図16a)は図14で示した動作フローにより表示部57に装置本体1の電源OFFを表示している。
また、装置本体1(特に画像形成部)の電源がOFFされた場合、操作表示部13の表示データが装置本体1から送信されなくなってしまうが、そうした場合でも、操作表示部13の表示部に、装置本体の電源がOFFされた旨を表示して、ユーザに通知する。また、操作表示部13は電源をOFFすることなく、装置本体1の電源がOFFされた旨の表示を維持する。
図17は、操作表示部13が装置本体1から取り外されている場合の、装置本体1の補助表示部109と操作表示部13の表示部57の画面表示を示す図であり、装置本体1の電源がOFFされている場合の画面表示を示す図である。
図17において、装置本体1は電源がOFFされているため、図17bに示す装置本体1の補助表示部109には何も示されておらず、図17aに示す操作表示部13の表示部57には、電源OFFの予告メッセージが表示されている。
図18は、図13で説明した装置本体1の操作表示部13に対する送受信動作に対応した操作表示部13側の第2の動作を説明するフロー図であり、図17における予告メッセージを表示する制御を説明するフロー図である。
これらの動作は操作表示部13のCPU51が予めROM52内に格納した制御プログラムを読み出し、RAM53をワークエリアとして実行している。
動作としては、装置本体1におけるポーリング処理により発生するコマンドを受信したかを判断し(ステップS71)、コマンドを受取っていれば(ステップS71でYes)、コマンドに対応したステイタスを装置本体1に返す(ステップS72)。さらに一定時間間隔に装置本体1からステイタスコマンドが発行されるかを調べるポーリングカウンタをクリアする(ステップS73)。コマンドを受取っていなければ(ステップS71でNo)これらの処理は行わない。
さらにポーリングカウンタが装置本体1の電源OFF状態を意味するポーリングカウンタフル状態であるかを調べ(ステップS74)、ポーリングカウンタフルであれば(ステップS74でYes)、装置本体1は電源OFFであるので、操作表示部13の電源をOFFする旨の予告表示を表示部57に行う(ステップS75)。
予告表示が終わると(ステップS77でYes)、操作表示部13の電源をOFFする(ステップS78)。
ポーリングカウンタがフル状態でなければ(ステップS74でNo)ポーリングカウンタを加算して(ステップS76)終了する。
このように、装置本体1から定期的に送信されるポーリングを監視して、それが操作表示部13で一定期間受信出来ない場合(ポーリングカウンタフル)は、操作表示部13の電源(操作表示部13内の制御部50の電源)をOFFすることで、操作表示部13内の2次電池61(図2参照)の電力消費を低減することが出来る。
図19は、操作表示部13が装置本体1から取り外されている場合の、装置本体1の補助表示部109と操作表示部13の表示部57の画面表示を示す図である。
図19において、図19bに示す装置本体1の電源はONであり、操作表示部13を装置本体1に装着するように促すメッセージを表示している。
図20は、図19におけるメッセージを表示する制御を説明するフロー図である。
これらの動作は操作表示部13のCPU51が予めROM52内に格納した制御プログラムを読み出し、RAM53をワークエリアとして実行している。
装置本体1の電源がONされた直後に、電源ONフラグをセットする(ステップS81)。ルーチン上では、その電源ONフラグがセットされているかを調べて(ステップS82)、セットされていれば(S82でYes)、操作表示部13が装置本体1に装着されているかを判断し(ステップS83)、装着されていなければ(ステップS83でNo)、操作表示部13を装置本体1への装着を促す操作表示部装着メッセージを表示する(ステップS86)。このようなメッセージを表示して操作表示部13の本体1への装着を使用者に促すことで、操作表示部13の確実な電源確保が可能となる。
操作表示部13が装着されている場合(ステップS83でYes)、電源ONフラグをクリアし(ステップS84)、補助表示部109の表示をクリアする(ステップS85)。このようにすることで、装置本体1の消費電力を低減させることが出来る。
ステップS82で電源ONフラグがセットされていなければ(ステップS82でNo)、通常のイベント表示フローに入り、イベントが発生していれば(ステップS87でYes)、イベント内容を補助表示部109に表示し(ステップS88)、イベントが発生していなければ(ステップS87でNo)、補助表示部109の内容をクリアする(ステップS89)。
【符号の説明】
【0021】
1 画像形成装置本体、2 プロセスカートリッジ、3 感光体、4 帯電ローラ、5 排トナー回収部、6 トナー収納部、7 転写ローラ、8 光学系、9 給紙コロ、10 定着ローラ、11 給紙カセット、12 記録紙、13 操作表示部、51 CPU、52 ROM、53 RAM、54 不揮発性メモリ、55 タイマー、56 USBドライバ、57 表示部、58 入力部、59 電源入力部、60 充電器、61 二次電池、62 電源切替部、63 メモリカードI/F、64 GPIO、101 CPU、102 ROM、103 RAM、104 タイマー、105 ハードディスク、107 不揮発性メモリ、108 プロッタ、109 補助画面、109 補助表示部、110 USBドライバ、110 WUSBドライバ、111 電源出力部、120 ID、121 ID、122 Key
【先行技術文献】
【特許文献】
【0022】
【特許文献1】特開平8−146688号公報
【特許文献2】特開2001−245370公報
【特許文献3】特開2005−135315公報
【特許文献4】特開2007−312318公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置本体に着脱自在に配設可能な画像形成装置用の操作表示装置であって、
前記画像形成装置本体に装着されている場合には前記画像形成装置本体の操作表示部であり、前記画像形成装置本体からの脱離が検出されると、当該操作表示装置に設けた第1の無線通信手段及び前記画像形成装置本体に設けた第2の無線通信手段により前記画像形成装置本体への操作入力を無線通信するとともに、前記画像形成装置本体の画像形成に係る情報を前記画像形成装置本体から前記第1の無線通信手段により受信して表示することを特徴とする画像形成装置用の操作表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の操作表示装置を前記画像形成装置本体に搭載した画像形成装置であって、
前記操作表示装置が前記画像形成装置本体に装着されている場合には、前記操作表示装置を、バス又は前記第1及び第2の無線通信手段を介して前記画像形成装置本体に対する画像形成に係る入力を行い、かつ前記画像形成装置本体の画像形成に係る情報の当該操作表示部装置に設けた第1の表示部への表示を行う操作表示手段とし、
前記操作表示装置が前記画像形成装置本体から脱離されたことが検出されると、前記操作表示装置を、第1及び第2の無線通信手段を介して前記画像形成装置本体に対する画像形成に係る入力を行い、かつ前記画像形成装置本体の画像形成に係る情報の前記第1の表示部への表示を行う操作表示手段とし、
前記画像形成装置本体に設けた第2の表示部を機能させ、前記画像形成装置の画像形成に係る情報の表示を前記第2の表示部に表示することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
前記画像形成に係る情報には、前記画像形成装置の状態を示す状態情報と前記画像形成装置の機能メニューを示す機能情報とが含まれ、前記操作表示装置が前記画像形成装置本体に装着時には、前記第1の表示部に前記機能情報および前記状態情報を表示し、
前記操作表示装置の脱離時には、前記第1の表示部に前記機能情報および前記状態情報を表示するとともに、前記第2の表示部に前記状態情報を表示することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記操作表示装置は、当該操作表示装置に電源を供給する蓄電手段と、該蓄電手段の充電を行なう充電手段と、備え、前記画像形成装置本体への装着時には、前記画像形成装置本体の電源から電源供給するとともに、前記画像形成装置本体からの離脱時には、前記蓄電手段からの給電により動作することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成装置本体は、定期的に前記操作表示装置の状態取得のための通信を行うことを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記状態取得のための通信が所定期間行われなかった場合、前記操作表示装置の電源をOFFすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体から脱離した状態で、前記画像形成装置本体の電源がOFFされた場合、前記第1の表示部に、前記画像形成装置本体の電源がOFFされた旨を表示することを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体から脱離した状態で、前記画像形成装置本体の電源がOFFされた場合でも、操作表示装置の電源はOFFしないことを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体から脱離した状態で、前記画像形成装置本体の電源がONされた場合、前記第2の表示部に、前記操作表示装置を前記画像形成装置本体に装着するべき旨を表示することを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体に装着された状態で、前記画像形成装置本体の電源がONされた場合、前記第2の表示部に、前記操作表示装置を前記画像形成装置本体に装着するべき旨を表示しないことを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置。
【請求項11】
前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体から離脱した状態で、前記画像形成装置本体の電源がONされた場合、前記操作表示装置を前記画像形成装置本体に装着するべき旨を前記第2の表示部に表示し、
前記操作表示装置が、前記画像形成装置本体に装着された場合は、前記第2の表示部への表示を中止することを特徴とする請求項2乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2011−207205(P2011−207205A)
【公開日】平成23年10月20日(2011.10.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−127093(P2010−127093)
【出願日】平成22年6月2日(2010.6.2)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】