説明

操作装置及び画像形成装置

【課題】複数キーの同時押しによる入力ミスが発生した場合でも、余計な操作を行うことなく(ユーザーに煩わしさを与えることなく)、本来の操作を継続することの可能な操作装置を提供する。
【解決手段】複数の操作キーと、前記複数の操作キーの内、押下された操作キーに応じた処理を実行する処理部と、を備え、前記処理部は、前記複数の操作キーの内、特定の操作キーとその周辺の操作キーとの同時押しを検知した場合、前記特定の操作キーに応じた処理を実行する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作装置及び画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、日本語入力環境において、キーボード入力された文字を変換するにはスペースキーを押す必要があるが、この時、スペースキーとその周りに配置されたキーの同時押しによる入力ミスが発生する場合がある。この場合、デリートキー或いはバックスペースキーを押して誤入力された文字を消去することが一般的である。
例えば下記特許文献1には、漢字変換後の文字列に入力ミスがあった場合に、バックスペースキーを押すことにより、漢字変換済みの文字列を元の仮名読み文字列に戻すと同時に仮名読み文字列の末尾の一字を消去する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平1−8476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような、複数キーの同時押しによる入力ミスは、キーボード(このキーボードにはハード、ソフトの両方を含む)が小型化するほど頻繁に発生するため、単にデリートキー等を押して誤入力された文字を消去する手法では、消去操作が頻発してユーザーに煩わしさを与える要因となる。
また、上記特許文献1の技術では、最初の漢字変換時に誤入力の判断がされず、ユーザーが誤入力に気付いてバックスペースキーを押すことで初めてこの技術が活かされる。そして、バックスペースキーを押下する操作自体は必要なので、操作ステップが削減されるわけではなく、依然としてユーザーの煩わしさを解消できない。
【0005】
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数キーの同時押しが発生した場合でも、余計な操作を行うことなく(ユーザーに煩わしさを与えることなく)、本来の操作を継続することの可能な操作装置及びその操作装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明では、操作装置に係る第1の解決手段として、複数の操作キーと、前記複数の操作キーの内、押下された操作キーに応じた処理を実行する処理部とを備え、前記処理部は、前記複数の操作キーの内、特定の操作キーとその周辺の操作キーとの同時押しを検知した場合、前記特定の操作キーに応じた処理を実行する、という手段を採用する。
【0007】
また、本発明では、操作装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、所定の画像を表示する表示部をさらに備え、前記複数の操作キーは、文字入力キー、文字変換キー及び確定キーを含み、前記処理部は、押下された前記文字入力キーに応じた文字を前記表示部に表示させ、前記文字変換キーが押下された場合に前記文字の変換を行い、前記確定キーが押下された場合に現在の文字で確定するという処理を行い、前記文字変換キー或いは前記確定キーとその周辺の前記文字入力キーとの同時押しを検知した場合、前記文字変換キー或いは前記確定キーに応じた処理を実行する、という手段を採用する。
【0008】
また、本発明では、操作装置に係る第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、前記処理部は、前記文字変換キー或いは前記確定キーとその周辺の前記文字入力キーとの同時押しを検知した場合、前記文字変換キー或いは前記確定キーに応じた処理に加えて、同時押しされた前記文字入力キーに応じた文字を前記表示部に一旦表示させた後、当該文字を表示から削除する、という手段を採用する。
【0009】
また、本発明では、操作装置に係る第4の解決手段として、上記第2または第3の解決手段において、前記表示部は、前記画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルに対向配置されたタッチパネルとを含み、前記操作キーは、前記表示パネルに表示されるソフトウェアキーであり、前記処理部は、前記タッチパネルから出力される、前記タッチパネル上にて押下された部位の座標を示す信号に基づいて、前記表示パネルに表示中のどの操作キーが押下されたかを特定する、という手段を採用する。
【0010】
一方、本発明では、画像形成装置に係る解決手段として、上記第1〜第4のいずれかの解決手段を採用する操作装置を備える、という手段を採用する。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、複数の操作キーの内、特定の操作キーとその周辺の操作キーとの同時押しが発生した場合であっても、前記特定の操作キーに応じた処理が実行されるので、その周辺の操作キーの押下による誤入力を解消するための余計な操作を行うことなく、つまりユーザーに煩わしさを与えることなく、本来の操作を継続することが可能となる。
【0012】
例えば、複数の操作キーが、文字入力キー、文字変換キー及び確定キーを含んでおり、文字変換キー或いは確定キーとその周辺の文字入力キーとの同時押しが発生した場合、文字変換キー或いは確定キーに応じた処理が実行されるので、同時押しされた文字入力キーに応じた文字が誤入力されない(表示部に表示されない)ので、誤入力を解消するための余計な操作を行うことなく、本来の操作を継続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本実施形態に係る複合機1の要部構成を示す正面透視図である。
【図2】本実施形態に係る複合機1の機能ブロック図である。
【図3】本実施形態に係る操作表示部30(操作装置)による文字入力動作に関する第1の説明図である。
【図4】本実施形態に係る操作表示部30(操作装置)による文字入力動作に関する第2の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。なお、以下では、本発明に係る操作装置を備えた画像形成装置として、コピー機、プリンター及びファクシミリ等の機能を併せ持つ複合機を例示して説明する。
図1は、本実施形態に係る複合機1の要部構成を示す正面透視図である。図2は、複合機1の機能ブロック図である。これらの図に示すように、複合機1は、印刷部10と、原稿読取部20と、操作表示部(本発明に係る操作装置に相当)30と、通信部40と、制御部50とを備えている。
【0015】
印刷部10は、制御部50による制御の下、印刷用紙に画像を印刷して印刷物として出力するものであり、給紙部11、トナー画像形成部12、定着部13及び排紙トレイ14等を備えている。給紙部11は、定型の印刷用紙を複数枚(例えば、数十枚程度)収容可能であると共に、複合機1の正面から引出し可能な給紙カセット11aを複数備えている。給紙カセット11aの各々に収容された印刷用紙のうちの最上位の印刷用紙は、ピックアップローラー11bの駆動によって繰り出されてトナー画像形成部12へ搬送される。
【0016】
トナー画像形成部12は、印刷すべき画像に応じたトナー画像を印刷用紙に形成するものであり、感光体ドラム12a、露光部12b、現像部12c及び転写部12d等を備えている。感光体ドラム12aは、印刷すべき画像に応じた静電潜像が形成されると共に、現像されたトナー画像を担持する円筒形の感光体である。露光部12bは、感光体ドラム12aの表面に静電潜像を形成するためのレーザー光を感光体ドラム12aに照射する。現像部12cは、静電潜像が形成された感光体ドラム12aにトナーを供給することにより、静電潜像を現像してトナー画像にする。転写部12dは、感光体ドラム12aに担持されているトナー画像を、給紙部11から搬送されてきた印刷用紙に転写する。
【0017】
定着部13は、トナー画像形成部12によって印刷用紙に転写(形成)されたトナー画像を加熱及び加圧して印刷用紙に定着させた後、当該定着処理後の印刷用紙を所望の画像が印刷された印刷物として排紙トレイ14へ排出(出力)する。排紙トレイ14は、定着部13から出力される印刷物を溜め置きするための部位であり、印刷部10の上部に設けられている。
【0018】
原稿読取部20は、制御部50による制御の下、ユーザーにセットされた原稿を読み取り、その原稿の画像(原稿画像)を示す原稿画像データを生成して制御部50に出力するものであり、ADF(自動原稿送り装置)21、キャリッジ22、原稿台23及び原稿読取スリット24等を備えている。ADF21は、読み取りを行うべき原稿を順次自動給紙する装置である。キャリッジ22は、露光ランプ及びCCD(Charge Coupled Device)センサー等を搭載しており、ADF21によって順次給紙される原稿、或いは原稿台23にセットされた原稿を読み取る。
【0019】
具体的に、原稿台23にセットされた原稿を読み取る場合には、キャリッジ22は、原稿台23の長手方向に移動しながらCCDセンサーにより原稿を読み取る。これに対し、ADF21から給紙される原稿を読み取る場合には、キャリッジ22は、原稿読取スリット24に対向する位置(原稿読取スリット24の下方の位置)において、ADF21から順次給紙される原稿を、原稿読取スリット24を介してCCDセンサーにより読み取る。
【0020】
操作表示部30は、ユーザーによる操作に応じた信号(操作信号)を制御部50に出力すると共に、制御部50から通知される複合機1の状態を示す情報等の各種情報を表示するGUI(Graphical User Interface)であり、ハードキー31、表示部32及び処理部33を備えている。
【0021】
ハードキー31は、コピースタートキー、コピーストップ/クリアキー、テンキー(数値入力キー)及び機能切替キー等のハードウェアで構成された操作キーである。なお、機能切替キーとは、複合機1で実現されるコピー機能、プリント機能、スキャン機能及びファクシミリ機能の各々をユーザーが使用する場合に、各機能の動作モードへ複合機1を切り替える為のキーである。
【0022】
表示部32は、処理部33の制御の下、所定の画像を表示する表示パネル32aと、この表示パネル32aに対向配置されたタッチパネル32bとを備えている。表示パネル32aは、例えば液晶パネル或いは有機ELパネルなどである。また、タッチパネル32bは、タッチパネル32b上にて押下された部位の座標を示す信号を処理部33に出力する。なお、図3(a)に示すように、表示パネル32aには、文字入力キー100、スペースキー(文字変換キー)200及びエンターキー(確定キー)300などを含む複数の操作キーがソフトウェアキーとして表示される。
【0023】
処理部33は、例えばCPU(Central Processing Unit)やメモリ、入出力インターフェイスなどが一体的に組み込まれたマイクロプロセッサである。この処理部33は、制御部50から通知される複合機1の状態を示す情報等の各種情報を表示パネル32aに表示させたり、押下されたハードキー31に応じた処理や、タッチパネル32bの出力信号(押下された部位の座標を示す信号)に基づいて、表示パネル32aに表示中のどの操作キーが押下されたかを特定し、その特定した操作キーに応じた処理を実行する。
【0024】
例えば、処理部33は、ハードキー31の内、コピースタートキーの押下を検知した場合、制御部50に対してコピースタートキーが押下されたことを示す操作信号を出力する。また、例えば、処理部33は、表示パネル32aに表示される操作キーの内、押下された文字入力キー100に応じた文字を表示パネル32aに表示させ、スペースキー200が押下された場合に表示中の文字の変換(例えば漢字変換など)を行い、エンターキー300が押下された場合に現在表示中の文字で確定するという処理を行う。
【0025】
詳細は後述するが、この処理部33は、本実施形態における特徴的な機能として、スペースキー200或いはエンターキー300とその周辺の文字入力キー100との同時押しを検知した場合、文字入力キー100の押下(つまり文字入力)を無効としてスペースキー200或いはエンターキー300に応じた処理のみを実行する機能を有している。なお、本実施形態における「同時押し」とは、厳密に複数キーの押下タイミングが一致することのみならず、一定時間内(例えば数十ms内)に複数キーが異なるタイミングで連続して押下されることをも含む概念である。
【0026】
通信部40は、相手先ファクシミリやパーソナルコンピューター等の外部機器との通信を行うものであり、ファクシミリ通信部41及びネットワークI/F部42を備える。ファクシミリ通信部41は、公衆電話回線に接続されて相手先ファクシミリとの間で通信を行う。ネットワークI/F部42は、例えばLAN(Local Area Network)に接続されて、同じくLANに接続されたパーソナルコンピューター等の端末装置との間で通信を行う。
【0027】
制御部50は、操作表示部30から入力された操作信号、及び通信部40を介して外部機器から受信した信号に基づいて、複合機1の全体動作を統括制御する。例えば、制御部50は、コピーモード時において、操作表示部30からコピースタートキーが押下されたことを示す操作信号が入力された場合、原稿読取部20に対して原稿の読み取りを指示し、原稿読取部20にて生成された原稿画像データを基に、読み取った原稿画像が所定サイズの印刷用紙に印刷されるように印刷部10を制御する。
【0028】
次に、上記のように構成された複合機1の動作について説明する。なお、以下では、コピーモード時やプリントモード時などにおける一般的な複合機1の動作についての説明は省略し、本実施形態の特徴的な動作、つまり操作表示部30による文字入力動作に着目して説明する。
【0029】
まず、図3(a)に示すように、操作表示部30の表示パネル32aに、文字入力キー100、スペースキー200及びエンターキー300などを含む複数の操作キーが表示されており、各種の文字入力キー100の押下(正確にはタッチパネル32bの押下)によって、「ほんじつはせいてんなり」という平仮名の文字列が入力された場合を想定する。ここで、スペースキー200が押下されれば、問題なく、「ほんじつはせいてんなり」という平仮名の文字列が「本日は晴天なり」という仮名漢字混じりの文字列に変換される。
【0030】
しかしながら、例えば、スペースキー200と、その隣の小文字「l(エル)」に対応する文字入力キー100とが同時に押下された場合、従来では、図3(b)に示すように、「ほんじつはせいてんなり」という文字列が「本日は晴天なり」という文字列に変換されると同時に、その文字列の末尾に「l」の文字が入力される。既に述べたように、従来では、このようなスペースキー200とその周りに配置された文字入力キー100との同時押しによる入力ミスが発生した場合、図3(c)に示すように、ユーザーはデリートキー400を押して誤入力された文字を消去することが一般的であった。
【0031】
一方、本実施形態において、操作表示部30の処理部33は、スペースキー200或いはエンターキー300とその周辺の文字入力キー100との同時押しを検知した場合、文字入力キー100の押下(つまり文字入力)を無効としてスペースキー200或いはエンターキー300に応じた処理のみを実行する機能を有している。
【0032】
つまり、処理部33は、タッチパネル32bの出力信号を基に、例えば、スペースキー200と、その隣の小文字「l」に対応する文字入力キー100との同時押しを検知した場合、小文字「l」の文字入力を無効としてスペースキー200に応じた処理(つまり文字変換処理)のみを実行する。これにより、図4(a)に示すように、「ほんじつはせいてんなり」という文字列の変換処理のみ、つまりユーザーが本来意図していた操作に応じた処理のみが実行されることになる。
【0033】
また、処理部33は、上記のように、「ほんじつはせいてんなり」という文字列を「本日は晴天なり」という文字列に変換した後、タッチパネル32bの出力信号を基に、例えば、エンターキー300と、その隣の大文字「L」に対応する文字入力キー100との同時押しを検知した場合、大文字「L」の文字入力を無効としてエンターキー300に応じた処理(つまり文字確定処理)のみを実行する。これにより、「本日は晴天なり」という文字列の確定処理のみ、つまりユーザーが本来意図していた操作に応じた処理のみが実行されることになる。
【0034】
以上のように、本実施形態によれば、スペースキー200或いはエンターキー300とその周辺の文字入力キー100との同時押しが発生した場合、スペースキー200或いはエンターキー300に応じた処理のみが実行されるので、同時押しされた文字入力キー100に応じた文字が誤入力されないので、誤入力を消去するための余計な操作を行うことなく(ユーザーに煩わしさを与えることなく)、本来の操作を継続することが可能となる。
【0035】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
例えば、図4(b)に示すように、スペースキー200或いはエンターキー300とその周辺の文字入力キー100との同時押しを検知した場合に、スペースキー200或いはエンターキー300に応じた処理に加えて、同時押しされた文字入力キー100に応じた文字を表示パネル32aに一旦表示させた後、当該文字を表示から自動的に削除する機能を処理部33に設けても良い。
【0036】
また、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置として複合機1を参照しながら説明したが、本発明に係る操作装置(操作表示部30)は、コピー機やプリンターなどの他の画像形成装置の操作装置として広く適用することができる。
【0037】
また、上記実施形態では、画像形成装置に適用する操作装置としてタッチパネル32bによる文字入力(つまりソフトウェアキーによる文字入力)に特化した操作表示部30を例示したが、本発明に係る操作装置は、操作キーとしてハードウェアキーを備え、このハードウェアキーの操作によって文字入力を行うものにも適用することができる。
【0038】
また、本発明に係る操作装置は、文字入力操作だけに限らず、複数の操作キーを備え、特定の操作キーとその周辺の操作キーとの同時押しが発生する虞のあるものに広く適用することができる。例えば、複合機1に搭載された操作表示部30を例示すると、特定の操作キーとしてコピースタートキーと、その周辺の操作キーとが同時に押された場合、コピースタートキーに応じた処理を実行する機能を処理部33に持たせることが考えられる。
【符号の説明】
【0039】
1…複合機(画像形成装置)、10…印刷部、20…原稿読取部、30…操作表示部(操作装置)、32…表示部、32a…表示パネル、32b…タッチパネル、33…処理部、40…通信部、50…制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の操作キーと、
前記複数の操作キーの内、押下された操作キーに応じた処理を実行する処理部と、
を備え、
前記処理部は、前記複数の操作キーの内、特定の操作キーとその周辺の操作キーとの同時押しを検知した場合、前記特定の操作キーに応じた処理を実行することを特徴とする操作装置。
【請求項2】
所定の画像を表示する表示部をさらに備え、
前記複数の操作キーは、文字入力キー、文字変換キー及び確定キーを含み、
前記処理部は、押下された前記文字入力キーに応じた文字を前記表示部に表示させ、前記文字変換キーが押下された場合に前記文字の変換を行い、前記確定キーが押下された場合に現在の文字で確定するという処理を行い、
前記文字変換キー或いは前記確定キーとその周辺の前記文字入力キーとの同時押しを検知した場合、前記文字変換キー或いは前記確定キーに応じた処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記処理部は、前記文字変換キー或いは前記確定キーとその周辺の前記文字入力キーとの同時押しを検知した場合、前記文字変換キー或いは前記確定キーに応じた処理に加えて、同時押しされた前記文字入力キーに応じた文字を前記表示部に一旦表示させた後、当該文字を表示から削除することを特徴とする請求項2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記表示部は、前記画像を表示する表示パネルと、前記表示パネルに対向配置されたタッチパネルとを含み、
前記操作キーは、前記表示パネルに表示されるソフトウェアキーであり、
前記処理部は、前記タッチパネルから出力される、前記タッチパネル上にて押下された部位の座標を示す信号に基づいて、前記表示パネルに表示中のどの操作キーが押下されたかを特定することを特徴とする請求項2または3に記載の操作装置。
【請求項5】
請求項1〜4のいずれか一項に記載の操作装置を備えることを特徴とする画像形成装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2013−114447(P2013−114447A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−260022(P2011−260022)
【出願日】平成23年11月29日(2011.11.29)
【出願人】(000006150)京セラドキュメントソリューションズ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】