説明

放送受信装置

【課題】本装置の設置時に、EPGが正常に受信できるか否かを知らせることのできる放送受信装置を提供することである。
【解決手段】放送受信装置10は、現在の設置地域が設定されると、モニタ17に、ユーザに診断モードを実行するか否かの選択を促す画面を表示し、診断モードの実行を指示されると、受信部11が、EPGを送出しているチャンネルのテレビ放送電波を受信し、EPG抽出部14が、EPGデータを抽出し、制御部15が、受信したテレビ放送電波の所定のフレーム数に対して、抽出できたEPGデータのライン数を算出し、該ライン数が規定の閾値以下である場合は正常に受信できていないと判定し、一方、該ライン数が規定の閾値より多い場合は正常に受信できていると判定し、EPGデータが正常に受信できていない場合に警告画面をモニタ17に表示する診断モードを実行する構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、EPGを利用した放送受信装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、地上アナログ放送の放送電波に文字信号を重畳させ、放送する番組のジャンルや放送時間などに関するEPG(電子番組表:Electronic Program Guide)を送信する技術が普及している。このEPGは、各家庭の放送受信装置により取り出され、テレビ画面に番組表として表示させることにより、視聴者の好みに合わせた番組の検索を行うことができる。
【0003】
図8は、EPGをテレビ画面に表示させるためのGガイドシステム100のシステム構成を示す概略図である。Gガイドシステム100は、送信側において、放送事業者により作成された番組案内情報を所定のファイル形式に変換し、圧縮、暗号化した後、テレビ放送電波のVBI(垂直帰線消去時間:Vertical Blanking Interval)に文字信号を挿入して編成し、送出装置から各放送受信装置へ送信する。一方、受信側は、放送受信装置によりテレビ放送電波を受信してVBIから文字信号をデータとして取り出し、このデータを一旦メモリ等に格納した後、データの復号化、伸長を行って、上述した所定のファイルを取り出して、テレビ画面に番組表として表示させる。
【0004】
ところでEPGの受信については様々な提案がなされている。例えば特許文献1には、現在受信中のチャンネルから他のチャンネルへの変更を指示する操作を検出すると、他のチャンネルおよび他のチャンネルに隣接するチャンネルのEPGデータを受信してメモリに記憶し、記憶した3つのチャンネルのEPGデータに応じてEPG表示データを生成し、映像表示部に表示する受信装置が開示されている。
【0005】
また特許文献2には、受信装置の使用の履歴を記憶する履歴記憶手段と、前記履歴に基づいてEPGを取得すべき時刻の優先順位を設定する第1設定手段と、前記履歴に基づいてEPGを取得すべきチャンネルの優先順位を設定する第2設定手段とを備えたデジタル放送受信装置が開示されている。
【0006】
また特許文献3には、電子番組表受信装置が開示されている。この電子番組表受信装置は、EPGデータ受信開始判断部で、最初に受信すべきEPGデータファイルかをファイル種別と日付から判断し、受信中フラグセット部で、最初に受信すべきEPGデータファイルであれば、受信中フラグをセットする。EPGデータ受信中に中断があれば、受信中フラグをリセットし、最終EPGデータファイルが確認された場合は最終ファイル受信フラグをセットする。EPGデータ受信完了判断部で、受信中フラグと最終ファイル受信フラグの両方がセットされたことを認識すると、EPGデータを中断なく受信できたと判断し、受信中フラグがリセットされている場合は、取得したEPGデータを破棄する。
【0007】
また特許文献4には、番組表を作成するための情報を取得するチャンネルを外部からの操作に基づいて選定可能とするとともに、情報取得中のチャンネルを画面に表示するようにした放送受信装置が開示されている。
【特許文献1】特開2005−184620号公報
【特許文献2】特開2005−26810号公報
【特許文献3】特開2001−326872号公報
【特許文献4】特開2005−57473号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記の特許文献1〜4には、EPGの受信についての記載はあるが、EPGが受信できる環境であるか否かの判断についての記載や示唆はない。上記の特許文献1〜4では、EPGを受信できることが前提となっている。
【0009】
しかしながら、弱電の地域ではEPGを正常に受信できず、EPGが全く取得できなかったり、抜けが生じたりする。これは、放送受信装置を購入して設置した後や引っ越し等で放送受信装置を移動させて設置した後に、EPGが正常に表示されないことで判明する。また、アナログ周波数変更、所謂アナアナ変更によっても、アナログ放送のチャンネルが変更されてEPGを送出しているチャンネルが弱電となることが考えられ、EPGが正常に表示されなくなる場合がある。
【0010】
本発明は、本装置の設置時に、EPGが正常に受信できるか否かを知らせることのできる放送受信装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記目的を達成するために本発明は、テレビ放送電波を受信する受信部と、テレビ放送電波のVBIからEPGデータを取り出すEPG抽出部と、EPGデータを処理する制御部とを備えた放送受信装置において、前記受信部が、EPGを送出しているチャンネルのテレビ放送電波を受信し、前記EPG抽出部が、EPGデータを抽出し、前記制御部が、EPGデータが正常に受信できているか否かを判定し、判定結果を出力する診断モードを有することを特徴とする。
【0012】
この構成によると、設置時等に診断モードを実行することで、EPGが正常に受信できるか否かがわかる。
【0013】
上記放送受信装置において、現在の設置地域が設定されると、前記診断モードを実行するようにしてもよい。この構成によると、放送受信装置を購入したときの設置時や引っ越し等で放送受信装置を移動させて設置したときに、EPGが正常に受信できるか否かがわかる。
【0014】
また上記放送受信装置において、EPGを受信するチャンネルが変更されると、前記診断モードを実行するようにしてもよい。この構成によると、アナアナ変更があった場合にEPGを取得するチャンネルを変更した際に、EPGが正常に受信できるか否かがわかる。
【0015】
また上記放送受信装置において、前記診断モードの実行前に、ユーザに前記診断モードを実行するか否かの選択を促すようにしてもよい。この構成によると、ユーザは、放送受信装置を購入したときの設置時等には診断モードの実行を選択したり、放送受信装置を移動させても地域が変わらない等の場合には診断モードの実行を選択しなかったりすることができる。
【0016】
また上記放送受信装置において、EPGデータが正常に受信できているか否かの前記判定は、受信した前記テレビ放送電波の所定のフレーム数に対して、抽出できたEPGデータのライン数を算出し、該ライン数が規定の閾値以下である場合は正常に受信できていないと判定し、一方、該ライン数が前記規定の閾値より多い場合は正常に受信できていると判定するようにすればよい。
【0017】
この構成によると、例えば、所定のフレーム数を800とすれば、十数秒で判定することができる。
【0018】
また上記放送受信装置において、前記判定結果の出力は、EPGデータが正常に受信できていない場合に行う警告画面の出力とすることができる。この構成によると、ユーザにブースター等の設置を促すことができる。
【0019】
上記の本発明を具体化すると、テレビ放送電波を受信する受信部と、テレビ放送電波のVBIからEPGデータを取り出すEPG抽出部と、EPGデータを処理する制御部と、EPGを表示するモニタとを備えた放送受信装置において、現在の設置地域が設定されると、前記モニタに、ユーザに診断モードを実行するか否かの選択を促す画面を表示し、前記診断モードの実行を指示されると、前記受信部が、EPGを送出しているチャンネルのテレビ放送電波を受信し、前記EPG抽出部が、EPGデータを抽出し、前記制御部が、受信した前記テレビ放送電波の所定のフレーム数に対して、抽出できたEPGデータのライン数を算出し、該ライン数が規定の閾値以下である場合は正常に受信できていないと判定し、一方、該ライン数が前記規定の閾値より多い場合は正常に受信できていると判定し、EPGデータが正常に受信できていない場合に警告画面を前記モニタに表示する診断モードを実行する構成となる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、設置時に、EPGが正常に受信できるか否かがわかるので、EPGが正常に受信できないとわかった場合にユーザはブースターを取り付けるなどの対策を講じることができる。その結果、ユーザは設置後の使用中にEPGが正常に表示されないことに初めて気付くということがなく、設置時に使用上の問題を解決することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
図1は、放送受信装置の構成を示すブロック図、図2は、図1のEPG抽出部及び制御部の構成を示すブロック図である。なお、図1及び図2は、本発明に必要な構成のみを示し、説明に不要なその他の構成は省略してある。放送受信装置10は、受信部11、音声検波回路12、映像検波回路13、EPG抽出部14、制御部15、スピーカ16、モニタ17、受光部18、リモコン19等から構成されている。
【0022】
受信部11は、アンテナ11aを備え、放送局から送られてくる放送電波をアンテナ11aにより受信し、その中から所望の放送番組を選局して受信するチューナとしての機能を有している。受信部11は、受信した放送電波のうち映像信号及び音声信号を抽出して、映像信号及び音声信号をそれぞれ映像検波回路13及び音声検波回路12に出力する。また、受信部11は、放送電波に重畳された文字信号を抽出するためのEPG抽出部14へ放送電波を出力する。
【0023】
音声検波回路12は、受信部11から入力された映像信号及び音声信号のうち音声信号を検波して、この音声信号を増幅回路(不図示)により増幅してスピーカ16へ出力する。
【0024】
映像検波回路13は、受信部11から入力された映像信号及び音声信号のうち映像信号を検波して、この映像信号を増幅回路(不図示)により増幅してモニタ17へ出力する。
【0025】
EPG抽出部14は、放送電波に重畳して送出される文字信号を抽出して、EPGを取得する。ここで、EPGには、番組の番組名、放送日、番組開始時間、番組終了時間、予約コード、チャンネル、ジャンル等の情報が2週間分程度含まれており、これらの情報がEPG記憶部(図2参照)に記憶される。
【0026】
制御部15は、リモコン19から送出された選局操作やモード選択操作等が受光部18を介して入力されると、システムプログラムや制御プログラムに従って放送受信装置10の各部を駆動制御する。
【0027】
図2を参照してEPG抽出部14及び制御部15について詳細に説明する。図2に示すように、EPG抽出部14は、データ取込回路14a、バッファメモリ14b、EPG記憶部14c、出力IF14d等から構成されている。また制御部15は、CPU(Central Processing Unit)15a、ROM(Read Only Memory)15b、RAM(Random Access Memory)15c、入力IF15d等から構成されている。そして、EPG抽出部14の各部及び制御部15の各部はバス15eにより接続されている。
【0028】
データ取込回路14aは、受信部11から入力された映像データのVBIに挿入されたEPGデータである文字信号を抽出して、この文字信号に対して同期再生及び誤り訂正を行った後、バッファメモリ14bに一時的に記憶する。バッファメモリ14bは、CPU15aの制御に応じて、蓄積されたEPGデータをページ単位でEPG記憶部14cへ出力する。
【0029】
EPG記憶部14cは、バッファメモリ14bからページ単位で転送されるEPGデータを記憶し、CPU15aの制御により、送信側の送出装置からEPGが送出される時刻になるとEPGを更新して記憶する。出力IF14は、EPG記憶部14cから読み出されるEPGをモニタ17へ出力する。
【0030】
CPU15aは、ROM15bに記憶されている制御プログラム及びRAM15cに記憶されている制御データにより動作する。CPU15aは、データ取込回路14aにおける文字信号のタイミング制御及びデータ取込回路14aからバッファメモリ14bへのデータ転送を制御する。また、CPU15aは、バッファメモリ14bに一時的に記憶させたEPGデータをページ単位でEPG記憶部14cに転送して記憶させる。
【0031】
CPU15aは、送信側の送出装置からEPGが送出される時刻になると、EPG抽出部14を制御して新たなEPGデータを取得させる。これによりEPG記憶部14cに記憶させたEPGを更新することができる。
【0032】
また、CPU15aは、リモコン19からEPGの表示指示が入力されると、EPG記憶部14cからEPGを読み出し、出力IF14dからEPGを出力し、モニタ17にEPGを表示させる。
【0033】
入力IF15dは、受光部18を介して入力される操作指示をCPU15aへ出力する。
【0034】
次に、放送受信装置10がEPGデータを正常に受信できているかを判定する診断モードについて説明する。図3は、放送受信装置10の動作を示すフローチャートである。放送受信装置10を購入して設置する場合や、引っ越し等で放送受信装置10を移動させて設置する場合、ユーザは初期設定で現在の設置地域を設定する。これは、一般的に市外局番を入力することで設定できる。そして、設置地域の設定が終わると、放送受信装置10は、ステップS10において診断モードを実行するか否か、つまりEPGの信号診断を行うか否かについて、選択を促す画面を表示する。図4に画面の一例を示す。画面30では信号診断を行うか否かの問いに対して、「はい」か「いいえ」をカーソル31で選択できるようになっている。
【0035】
次に、ステップS10からステップS11へ進んで信号診断するか否かを判定する。画面30で「はい」が選択されると、信号診断をすると判定し、ステップS12へ進んで診断モードを実行する。一方、画面30で「いいえ」が選択されると、信号診断しないと判定し、処理を終了する。ユーザは、放送受信装置10を購入したときの設置時には画面30で「はい」を選択した方がよいが、放送受信装置10を移動させても地域が変わらない場合には画面30で「いいえ」を選択すればよい。
【0036】
なお、ステップS10及びステップS11の処理は必ずしも必要ではなく、初期設定で設置地域が設定された場合は強制的に診断モードを実行するようにしてもよい。また、図5に示すような場合に診断モードを実行するようにしてもよい。図5は、放送受信装置10の他の動作を示すフローチャートである。アナアナ変更があった場合、EPGを取得するチャンネルを変更する必要がある。この場合、ユーザにより初期設定でEPG取得チャンネルの項目が選択されると、放送受信装置10は、ステップS20においてEPG取得チャンネルを設定する画面(不図示)を表示する。
【0037】
そして、ユーザによりEPG取得チャンネルが確定されると、ステップS21へ進んでEPG取得チャンネルが変更されたか否かを判定する。EPG取得チャンネルが変更された場合は、ステップS10へ進む。ステップS10からステップS12までは図3と同様であるので説明を省略する。一方、ステップS21においてEPG取得チャンネルが変更されなかった場合は、EPGの診断モードを実行する必要がないので処理を終了する。
【0038】
次に、診断モードにおける放送受信装置10の動作について説明する。図6は、診断モードにおける放送受信装置10の動作を示すフローチャートである。診断モードが実行されると、ステップS30において受信部11が、現在の設置地域でEPGを送出しているチャンネル(EPG取得チャンネルが変更された場合は変更後のチャンネル)のテレビ放送電波を受信し、ステップS31へ進んで、EPG抽出部14が放送電波の映像信号からEPGデータを抽出する。
【0039】
続いてステップS32へ進んで制御部15が、EPGデータが正常に受信できているか否かを判定する。具体的には、受信したテレビ放送電波の映像信号の所定のフレーム数(例えば800)に対して、抽出できたEPGデータのライン数を算出し、該ライン数が規定の閾値(例えば780)以下であるか否かを判定する。そして、ライン数が規定の閾値以下であると正常に受信できていないと判定し、ステップS33へ進んで、図7に示すような、EPGデータが正常に受信できていないからブースターを用いることを勧める警告の画面を表示する。一方、ライン数が規定の閾値より多いと正常に受信できていると判定し、診断モードを終了する。なお、ステップS32において正常に受信できていると判定した場合は、その旨を表示してから診断モードを終了するようにしてもよい。
【0040】
このように、放送受信装置10にEPGの診断モードを設けることにより、設置時に、EPGが正常に受信できるか否かがわかるので、EPGが正常に受信できないとわかった場合にユーザはブースターを取り付けるなどの対策を講じることができる。その結果、従来のように設置後の使用中にEPGが正常に表示されないことに初めて気付くということがなくなり、ユーザは設置時に、使用上の問題を解決することができる。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明の放送受信装置は、テレビジョン受信装置をはじめ、ビデオ装置、DVDレコーダ、HDDレコーダ等に搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の放送受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のEPG抽出部及び制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の放送受信装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の診断モードを実行するか否かの選択を促す画面の一例を示す図である。
【図5】本発明の放送受信装置の他の動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の診断モードにおける放送受信装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の警告の画面の一例を示す図である。
【図8】従来のGガイドシステムのシステム構成を示す概略図である。
【符号の説明】
【0043】
10 放送受信装置
11 受信部
14 EPG抽出部
15 制御部
17 モニタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
テレビ放送電波を受信する受信部と、テレビ放送電波のVBIからEPGデータを取り出すEPG抽出部と、EPGデータを処理する制御部と、EPGを表示するモニタとを備えた放送受信装置において、
現在の設置地域が設定されると、前記モニタに、ユーザに診断モードを実行するか否かの選択を促す画面を表示し、前記診断モードの実行を指示されると、
前記受信部が、EPGを送出しているチャンネルのテレビ放送電波を受信し、前記EPG抽出部が、EPGデータを抽出し、前記制御部が、受信した前記テレビ放送電波の所定のフレーム数に対して、抽出できたEPGデータのライン数を算出し、該ライン数が規定の閾値以下である場合は正常に受信できていないと判定し、一方、該ライン数が前記規定の閾値より多い場合は正常に受信できていると判定し、EPGデータが正常に受信できていない場合に警告画面を前記モニタに表示する診断モードを実行することを特徴とする放送受信装置。
【請求項2】
テレビ放送電波を受信する受信部と、テレビ放送電波のVBIからEPGデータを取り出すEPG抽出部と、EPGデータを処理する制御部とを備えた放送受信装置において、
前記受信部が、EPGを送出しているチャンネルのテレビ放送電波を受信し、前記EPG抽出部が、EPGデータを抽出し、前記制御部が、EPGデータが正常に受信できているか否かを判定し、判定結果を出力する診断モードを有することを特徴とする放送受信装置。
【請求項3】
現在の設置地域が設定されると、前記診断モードを実行することを特徴とする請求項2記載の放送受信装置。
【請求項4】
EPGを受信するチャンネルが変更されると、前記診断モードを実行することを特徴とする請求項2記載の放送受信装置。
【請求項5】
前記診断モードの実行前に、ユーザに前記診断モードを実行するか否かの選択を促すことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の放送受信装置。
【請求項6】
EPGデータが正常に受信できているか否かの前記判定は、受信した前記テレビ放送電波の所定のフレーム数に対して、抽出できたEPGデータのライン数を算出し、該ライン数が規定の閾値以下である場合は正常に受信できていないと判定し、一方、該ライン数が前記規定の閾値より多い場合は正常に受信できていると判定することを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の放送受信装置。
【請求項7】
前記判定結果の出力は、EPGデータが正常に受信できていない場合に行う警告画面の出力であることを特徴とする請求項2〜6の何れかに記載の放送受信装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate


【公開番号】特開2007−214687(P2007−214687A)
【公開日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−30086(P2006−30086)
【出願日】平成18年2月7日(2006.2.7)
【出願人】(000201113)船井電機株式会社 (7,855)
【Fターム(参考)】