説明

新規化合物、光重合性組成物、カラーフィルタ用光重合性組成物、カラーフィルタ、及びその製造方法、固体撮像素子、並びに、平版印刷版原版

【課題】波長365nmや405nmの光に対する感度が高く、経時安定性に優れ、更に、加熱経時による着色を抑制しうる硬化膜を形成可能な光重合性組成物、及び該光重合性組成物に好適に用いられる新規オキシム化合物を提供すること。
【解決手段】下記一般式(1)で表される新規化合物、及び該新規化合物と重合性化合物とを含有することを特徴とする光重合性組成物〔一般式(1)中、R及びBは各々独立に一価の置換基を表し、Aは二価の有機基を表し、Arはアリール基を表す。〕。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(1)で表されることを特徴とする化合物。
【化1】


〔上記一般式(1)中、R及びBは各々独立に一価の置換基を表し、Aは二価の有機基を表し、Arはアリール基を表す。〕
【請求項2】
下記一般式(2)で表されることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
【化2】


〔上記一般式(2)中、R及びXは各々独立に一価の置換基を表し、A及びYは各々独立に二価の有機基を表し、Arはアリール基を表す。nは0〜5の整数である。〕
【請求項3】
下記一般式(3)で表されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の化合物。
【化3】


〔上記一般式(3)中、R及びXは各々独立に一価の置換基を表し、Aは二価の有機基を表し、Arはアリール基を表す。nは0〜5の整数である。〕
【請求項4】
(A)請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の化合物、及び(B)重合性化合物を含有することを特徴とする光重合性組成物。
【請求項5】
(C)着色剤を更に含有することを特徴とする請求項4に記載の光重合性組成物。
【請求項6】
前記(C)着色剤が顔料であり、且つ、(D)顔料分散剤を更に含有することを特徴とする請求項5に記載の光重合性組成物。
【請求項7】
前記(C)着色剤が黒色着色剤であることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の光重合性組成物。
【請求項8】
請求項5〜請求項7のいずれか1項に記載の光重合性組成物を含有することを特徴とするカラーフィルタ用光重合性組成物。
【請求項9】
支持体上に、請求項8に記載のカラーフィルタ用光重合性組成物を用いてなる着色パターンを有することを特徴とするカラーフィルタ。
【請求項10】
支持体上に、請求項8に記載のカラーフィルタ用光重合性組成物を塗布して光重合性組成物層を形成する工程と、
前記光重合性組成物層をマスクを介して露光する工程と、
露光後の前記光重合性組成物層を現像して着色パターンを形成する工程と、
を含むことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
【請求項11】
請求項9に記載のカラーフィルタを備えた固体撮像素子。
【請求項12】
支持体上に、請求項4に記載の光重合性組成物を含む感光層を有することを特徴とする平版印刷版原版。

【公開番号】特開2009−191061(P2009−191061A)
【公開日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−218722(P2008−218722)
【出願日】平成20年8月27日(2008.8.27)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】