説明

方向転換装置

【課題】縦長な物品であっても連続的に高能率に安定な状態で方向転換させることができる方向転換装置を提供する。
【解決手段】搬送ライン上で回転駆動される回転体4に放射状に設けられたアーム12の先端にバケット13が回動自在に支持され、該バケット13に取り付けられたカムフォロワー20が、回転体4の回転中心を囲むように閉ループ状に形成されたカム溝22に遊嵌され、搬送ライン上を搬送される物品を前記バケット13で受取り、バケット13と共に物品を90°方向転換させた後、搬送ライン上に払い出すように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送ライン上を搬送される各種飲料や薬品、食品等を密封状に包装した包装体、カートン(箱詰め品)等の物品あるいは包装や箱詰めされることなく搬送される中間製品や包装や箱詰めされる前の物品等々の各種物品を方向転換させるようにした方向転換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
搬送ライン上を搬送される物品を、例えば、90°方向転換させて引き続き同搬送ライン上を搬送させる場合、従来では、搬送ライン上に設けたバキューム装置に物品を吸着させ、そのバキューム装置の回転機構によって物品を回動させるような方法が採られていた。しかし、このような方法では、処理能力が低く高速化が要求される搬送ラインには適用できなかった。
【0003】
そこで、物品を上から押さえ付けて90°転回させるような装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これは、搬送ライン上に回動自在なベルトコンベア装置を設け、そのベルトコンベア装置に搬送されてきた物品をストッパーで停止させておき、その上からベルト巻掛け機構で物品を押さえ、そのベルト巻掛け機構を90°回動させることで、物品の方向転換を行った後、搬送ライン上に払い出すように構成される。
【0004】
【特許文献1】特開平5−147615号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上述の従来例(特許文献1)のように、物品を上から押さえて転回させる場合、偏平な物品であれば倒れる虞はないが、例えば、各種飲料の包装体のような縦長な(高さのある)物品では、上から押さえると転倒する虞があるため、そのままでは適用することができない。また、個々の物品毎に、ベルト巻掛け機構を回動動作させなければならないため、方向転換のための動作が煩雑であった。従って、多数の縦長な物品を立て置き状態で連続的に方向転換させて高能率に搬送しようとする場合には適用できなかった。
【0006】
本発明は、このような実情に鑑みてなされ、縦長な物品であっても安定な状態で連続的に高能率に方向転換させることができる方向転換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明に係る方向転換装置は、回転駆動される回転体4に放射状に設けられたアーム12の先端にバケット13が回動自在に支持され、該バケット13に取り付けられたカムフォロワー20が、前記回転体4の回転中心を囲むように閉ループ状に形成されたカム溝22に遊嵌され、搬送される物品3を前記バケット13で受取り、前記バケット13と共に物品3を方向転換させて払い出すように構成したことを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、搬送される物品3をバケット13で受取り、そのバケット13と共に物品3を方向転換させるので、物品3がたとえ縦長なものであっても立て置き状態で転倒させることなく方向転換させることができる。また、バケット13を、回転体4に放射状に設けたアーム12の先端に設け、各バケット13に取り付けられたカムフォロワー20を、閉ループ状に形成されたカム溝22に遊嵌させているため、方向転換のための構成が簡易なものとなり、かつ、複数のバケット13に受け取った物品を回転体4の回転動作で順次連続的に方向転換させることができる。
【0009】
(2)本発明に係る別の方向転換装置は、搬送ライン1上に回転中心を有して水平面内に回転駆動される回転体4と、
前記回転体4に放射状に取り付けられた複数のアーム12と、
前記アーム12の先端に回動自在に支持される支軸18に固定され、前記搬送ライン1上の受取位置14と払出位置15とに対応可能な物品受取り用のバケット13と、
前記支軸18に一端を固定される回動レバー19と、
前記回動レバー19の他端に回動自在に支持されるカムフォロワー20と、
前記搬送ライン1上に回転中心を囲むように閉ループ状に形成されて、前記カムフォロワー20を遊嵌させるカム溝22と、を備え、
前記搬送ライン1上を搬送される物品3を受取位置14にて前記バケット13で受取り、前記バケット13が払出位置15に移動する間に、前記バケット13と共に物品3を90°方向転換させて前記搬送ライン1上に払い出すように構成したことを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、搬送ライン1上を搬送される物品3を受取位置14にてバケット13で受取り、そのバケット13と共に物品3を90°方向転換させた後、搬送ライン1上の払出位置15に払い出すので、物品3がたとえ縦長なものであっても転倒させないで方向転換させることができる。また、バケット13を、回転体4に放射状に設けたアーム12の先端に設け、各バケット13に回動レバー19を介して取り付けたカムフォロワー20を、回転体4の回転中心を囲むように閉ループ状に形成されたカム溝22に遊嵌させているため、方向転換のための構成が簡易なものとなり、かつ、複数のバケット13に受け取った物品3を回転体4の回転動作で順次連続的に方向転換させることができる。
【0011】
(3)このような方向転換装置にあっては、前記搬送ライン1上の受取位置14には、搬入される物品3に直接当接する位置決め用のガイド部材26が設けられる一方、前記バケット13には、前記ガイド部材26を貫通させるための切欠部17aが設けられてもよい。このようにすれば、受取位置14に搬入された物品3の位置決めを精度よく行えるため、物品3の方向転換の精度も向上する。
【発明の効果】
【0012】
本発明の方向転換装置は、カム溝とカムフォロワーからなるカム機構により、物品を受け取ったバケットに取り付けたカムフォロワーを、閉ループ状に形成されたカム溝に遊嵌させた搬送される物品をバケットで受取り、カム機構によって、そのバケットと共に物品を方向転換させるので、物品がたとえ縦長なものであっても転倒させないで方向転換させることができる。また、回転体に放射状に設けたアームの先端に回動自在に支持されたバケットを、カム溝とカムフォロワーからなるカム機構によって方向転換させるため、方向転換のための構成が簡易なものとなり、かつ、複数のバケットに受け取った物品を回転体の回転動作で順次連続的に方向転換させることができるため、物品搬送の高能率化、高速化に適切に対処することができる。
【0013】
本発明の別の方向転換装置は、物品を受け取るバケットに回動レバーを介して取り付けたカムフォロワーを、閉ループ状に形成されたカム溝に遊嵌させ、搬送ライン上を搬送される物品を受取位置にてバケットで受取り、カム機構によって、そのバケットと共に物品を90°方向転換させた後、搬送ライン上の払出位置に払い出すので、物品がたとえ縦長なものであっても方向転換動作中に転倒させないようにすることができる。また、回転体に放射状に設けた複数のアームの先端に回動自在に支持されたバケットを、カム溝と、そのカム溝に遊嵌されるカムフォロワーからなるカム機構によって方向転換させるため、方向転換のための構成が簡易なものとなり、かつ、複数のバケットに受け取った物品を回転体の回転動作で順次連続的に方向転換させることができるため、物品搬送の高能率化、高速化に適切に対処することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下に、本発明の最良の実施の形態に係る方向転換装置について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は方向転換装置の平面図、図2は図1のA−A線矢視断面図、図3は図1のB−B線矢視断面図、図4は図3のE部拡大詳細図、図5は図3のC−C線矢視断面図、図6は図3のD−D線矢視断面図である。まず、図1にて、符号1は搬送ラインで、二点鎖線で示すコンベアベルト2を備えている。3は、コンベアベルト2で搬送される物品で、例えば、各種飲料等を密封状に包装した包装体からなりコンベアベルト2上に立て置き状に載置される。なお、3aは、搬送ライン1の上流側(図1の左側)で包装体3に付着されたストローである。
【0015】
次いで、図2にて、4は、搬送ライン1上に回転中心を有して水平面内に回転駆動される回転体で、その支軸5は、地上に立設される架台6の上部に配設された軸受けベース7に設けてある軸受8に軸支され、支軸5の上部は、カップリング9を介して架台6の天板10に載設されたモータ11の出力軸に固定されている。回転体4には、複数のアーム12が放射状に取り付けられ(図5参照)、そのアーム12の先端には、物品3を受け取るためのバケット13が回動自在に支持され、そのバケット13が、図1にて、例えば、時計回りに回転駆動され、搬送ライン1上の受取位置14と払出位置15とに対応できるようになっている。
【0016】
バケット13は、図2及び図3に示すように、天井部16と横断面が略L字状に折曲された縦壁17を有して無底状に形成され、縦壁17の下部とコンベアベルト2との間には、干渉を避けるための若干の隙間が設定されており、バケット13の上部には、支軸18が固定され(図2,3,4参照)、その支軸18が、アーム12の先端に回動自在に支持されている。また、支軸18には、図5に示すように、回動レバー19の一端が固定され、回動レバー19の他端には、回転自在なローラからなるカムフォロワー20が支持されている。一方、架台6の天板10には、カム板21(図6参照)が固定されており、そのカム板21に形成されたカム溝22に、カムフォロワー20が摺動自在に遊嵌している(図5参照)。
【0017】
上述の搬送ライン1上の受取位置14の直上流位置には、挟み付け装置23が設けられており(図1,7参照)、コンベアベルト2上を押せ押せ状態で搬送されてくる物品3を、アクチュエータによって作動する押し付けガイド24と、固定状態に立設される基準ガイド25とによって挟み付けて、ラインプレッシャーを除去した物品3を受取位置14に搬入するようにしている。これにより、ラインプレッシャーの作用で物品同士が絡み合って離間できなくなるのを防止することができる。
【0018】
搬送ライン1の受取位置14に対応する位置には、導入される物品3の位置決めを行うためのガイド部材26,27が設けられている(図1,2参照)。一方のガイド部材(アッパーガイド)26は、バケット13の内側の回転軌跡に沿うような円弧状の当接面を有して、2本の支持部材によって軸受けベース7に固定状態に支持され、そのガイド部材26が、バケット13の縦壁17に形成された切欠部17aに嵌まり、物品3の側面に直接当接する。他方のガイド部材(アンダーガイド)27は、ガイド部材26より大きな円弧状に形成された板材からなり、ガイド部材26の直下の位置に対応するように配設され、バケット13の縦壁17の下端と間に若干の隙間が形成され、先端の円弧状の当接面が物品3の底部に直接当接する。
【0019】
搬送ライン1上の払出位置15には、図1に示すように、90°方向転換された物品3をガイドするための一対のガイド部材28,29が配設されている。一方のガイド部材28は、物品3をコンベアベルト2のセンターライン上に位置決めするための搬送ライン1に沿う直線状の基準面28aを有している。他方のガイド部材29は、バケット13から払い出される物品3の位置が払出位置15から多少ずれていても、確実に方向転換された状態で物品3をセンターライン上に誘導できるように、物品搬送方向(矢印方向)に向けて先窄まり状に傾斜したガイド面29aと、基準面28aに平行なガイド面29bとを有している。
【0020】
受取位置14から払出位置15に至るバケット13の転回軌跡の外側には、半円弧状のガイド壁30が立設され(図1参照)、かつ、その間におけるバケット13の移動ルートには、無底のバケット13に受け取られた物品3をスライド自在に受載する半円弧状のスライドプレート31が設けられている(図3,4参照)。このスライドプレート31は、コンベアベルト2と同一高さレベルに設定されて、受取位置14と払出位置15でコンベアベルト2の側部に対応する臨設部分は、コンベアベルト2との間で物品3を無理なく移動させることができるように、面取り状に形成されている。
【0021】
以上のように構成される方向転換装置では、図1に示す搬送ライン1のコンベアベルト2上に立て置き状態に載置されて、いわゆる押せ押せ状態で図示右方向に搬送される多数の物品の中の数個が、方向転換装置の直前位置に配設されている挟み付け装置23によって挟み付けられ、ラインプレッシャーが除去された状態とされた後、適切なタイミングで受取位置14に搬入される。受取位置14に搬入された先頭の物品3は、位置決め用のガイド部材26,27によって位置決めされた状態で、その位置に転回してきたバケット13によって受け取られ、コンベアベルト2からスライドプレート31に移動し、バケット13と共に図示時計回りに転回し、次いで、次の物品3が位置決め用のガイド部材26,27によって位置決めされ、その位置に転回してきた次のバケット13によって受け取られ、同様に、図示時計回りに移動する。
【0022】
受取位置14から払出位置15に移動するまでの間、バケット13は、カム溝22とカムフォロワー20からなるカム機構によって、90°転回動作するため、物品3も同方向に方向転換され、払出位置15では、物品3は、スライドプレート31からコンベアベルト2上に払い出されているため、ガイド部材28の基準面28aに沿って搬送方向(図示右方向)に移動する。このような払い出しが行われる間に、続いて、挟み付け装置23によって挟み付けられていた次の数個の物品3が、同様に、受取位置14に搬入されてバケット13によって払出位置15に移動され、90°方向転換されてコンベアベルト2上に払い出される動作が繰り返し行われる。
【0023】
このような搬送過程において、物品3は、バケット13に収納された状態で、バケット13と共に転回動作されるため、縦長の物品3を立て置き状にコンベアベルト2に載置しても、転倒させることなく方向転換させることができる。また、複数のバケット13(この場合8個)を単一のモータ11によって回転駆動させて、各バケット13を連続的に受取位置14と払出位置15に対応させるので、多数の物品3を能率よく連続的に方向転換させて搬送することができ、物品搬送の高能率化、高速化に適切に対処できる。
【0024】
カム溝22とカムフォロワー20からなるカム機構によるバケット13の姿勢の変化動作は、例えば、図8に示される。図示のように、バケット13は、従来例のような急激な転回動作を伴うことなく、無段階連続的に転回姿勢が変化するため、受取位置14から払出位置15に至るまでの間、物品3は安定に保持される。従って、方向転換動作中(転回動作中)に、物品3に収納された内容物に衝撃が与えられる虞もなく、また、包装が疵付けられることもなく、その外部に付着させてあるストロー3aが脱落することもない。なお、物品3は、各種飲料等を密封状に包装した包装体の他、各種薬品や食品等を密封状に包装した包装体やカートン(箱詰め品)等の物品、あるいは包装や箱詰めされることなく搬送される中間製品や、包装や箱詰めされる前の物品等々であってもよい。
【0025】
このような方向転換装置は、搬送ライン1上に設けているため、物品3を方向転換させずにストレートに搬送することも可能である。その場合には、例えば、図3の矢印Pのレベルで架台6を上下に2分し、図示は省略するが、歯車機構やボールネジ機構又はリンク機構等からなる押上手段を、ハンドルやレバー等の操作具によって操作することにより、方向転換装置が含まれる上側部分を、搬送ライン1を搬送される物品と干渉しない程度の高さまで押し上げることができるように構成すればよい。即ち、物品3をストレートに搬送する場合には、方向転換装置を押し上げた状態として、その直下に物品3を通過させるようにすればよい。
【0026】
なお、本発明は、実施の形態に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜、必要に応じて設計変更や改良等を行うのは自由である。例えば、本実施の形態では、直線状の搬送ラインから物品を受取り、その搬送ラインに方向転換した物品を払い出しているが、これに限らず、物品を方向転換させた後、物品を搬入した搬送ラインとは別の搬送ラインに物品を払い出すようにしてもよい。その別の搬送ラインは、物品を搬入した搬送ラインに対して直線状に配設されている必要はなく、適宜な角度、例えば、30°傾斜した対応状態で配設されていてもよい。その場合、方向転換装置で物品を70°転回させて、結果として、別の搬送ライン上では物品が90°方向転換されるようにしてもよい。要するに、方向転換装置による物品の転回角度は、カム機構の設計変更により適宜に設定することができるため、搬送ラインのレイアウト等に応じて、適宜な転回角度が選択されればよい。また、転回操作されるアームの数及びバケットの数も適宜に選択されてよく、バケットは、物品を安定な状態で受け取ることができれば適宜に設計されてよく、その形状や構成の如何を問わない。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施の形態に係る方向転換装置の平面図である。
【図2】同図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】同図1のB−B線矢視断面図である。
【図4】同図3のE部拡大図である。
【図5】同図3のC−C線矢視断面図である。
【図6】同図3のD−D線矢視断面図である。
【図7】同挟み付け装置の説明図である。
【図8】同バケットの姿勢の変化状態の説明図である。
【符号の説明】
【0028】
1…搬送ライン、3…物品、4…回転体、12…アーム、13…バケット、14…受取位置、15…払出位置、17a…切欠部、18…支軸、19…回動レバー、20…カムフォロワー、22…カム溝、26…ガイド部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転駆動される回転体(4)に放射状に設けられたアーム(12)の先端にバケット(13)が回動自在に支持され、該バケット(13)に取り付けられたカムフォロワー(20)が、前記回転体(4)の回転中心を囲むように閉ループ状に形成されたカム溝(22)に遊嵌され、搬送される物品(3)を前記バケット(13)で受取り、前記バケット(13)と共に物品(3)を方向転換させて払い出すように構成したことを特徴とする方向転換装置。
【請求項2】
搬送ライン(1)上に回転中心を有して水平面内に回転駆動される回転体(4)と、
前記回転体(4)に放射状に取り付けられた複数のアーム(12)と、
前記アーム(12)の先端に回動自在に支持される支軸(18)に固定され、前記搬送ライン(1)上の受取位置(14)と払出位置(15)とに対応可能な物品受取り用のバケット(13)と、
前記支軸(18)に一端を固定される回動レバー(19)と、
前記回動レバー(19)の他端に回動自在に支持されるカムフォロワー(20)と、
前記搬送ライン(1)上に回転中心を囲むように閉ループ状に形成されて、前記カムフォロワー(20)を遊嵌させるカム溝(22)と、を備え、
前記搬送ライン(1)上を搬送される物品(3)を受取位置(14)にて前記バケット(13)で受取り、前記バケット(13)が払出位置(15)に移動する間に、前記バケット(13)と共に物品(3)を90°方向転換させて前記搬送ライン(1)上に払い出すように構成したことを特徴とする方向転換装置。
【請求項3】
前記搬送ライン(1)上の受取位置(14)には、搬入される物品(3)に直接当接する位置決め用のガイド部材(26)が設けられる一方、前記バケット(13)には、前記ガイド部材(26)を貫通させるための切欠部(17a)が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の方向転換装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−168853(P2006−168853A)
【公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−359997(P2004−359997)
【出願日】平成16年12月13日(2004.12.13)
【出願人】(000110125)トキワ工業株式会社 (16)
【Fターム(参考)】