説明

映像表示装置及び遠隔制御装置並びにその動作方法

【課題】本発明の目的は、ユーザーの使い勝手を向上させることができる映像表示装置及び遠隔制御装置並びにその動作方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の映像表示装置の動作方法は、IRブラスターメニュー画面を表示する段階と、画面に含まれる電子機器のいずれか一つに対する選択入力を受信する段階と、選択入力に基づいて、選択された電子機器のIRフォーマットキー情報または選択された電子機器の機器情報を遠隔制御装置に送信する段階と、を含み、本発明の遠隔制御装置の動作方法は、映像表示装置から所定電子機器のIRフォーマットキー情報または機器情報を受信する段階と、受信した情報に基づいて、入力されるコマンドを電子機器のIRフォーマットキーに適合するようにIR信号を生成する段階と、IR信号を電子機器に送信する段階と、を含む。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像表示装置及び遠隔制御装置並びにその動作方法に係り、特に、ユーザーの使い勝手を向上させることができる映像表示装置及び遠隔制御装置並びにその動作方法に関する。
【背景技術】
【0002】
映像表示装置は、ユーザーが視聴できる映像を表示する機能を備えた装置である。ユーザーは、映像表示装置から放送を視聴することができる。映像表示装置は、放送局から送出される放送信号のうち、ユーザーにより選択された放送をディスプレイに表示する。現在、放送は、全世界的にアナログ放送からデジタル放送へと移りつつある。
【0003】
デジタル放送とは、デジタル映像及び音声信号を送出する放送のことを指す。デジタル放送は、アナログ放送に比べて、外部雑音に強いためデータ損失が少なく、エラー訂正に有利で、解像度が高く、鮮明な画面を提供する。また、デジタル放送は、アナログ放送と違い、両方向サービスが可能である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、ユーザーの使い勝手を向上させることができる映像表示装置及び遠隔制御装置並びにその動作方法を提供することにある。
【0005】
また、本発明の他の目的は、映像表示装置及び遠隔制御装置を用いて、他の電子機器を簡便に制御することができる方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するための本発明の実施例に係る映像表示装置の動作方法は、IRブラスターメニュー画面を表示する段階と、画面に含まれる電子機器のいずれか一つに対する選択入力を受信する段階と、選択入力に基づいて、選択された電子機器のIRフォーマットキー情報または選択された電子機器の機器情報を遠隔制御装置に送信する段階と、を含む。
【0007】
上記目的を達成するための本発明の実施例に係る遠隔制御装置の動作方法は、映像表示装置から所定電子機器のIRフォーマットキー情報または電子機器の機器情報を受信する段階と、受信した情報に基づいて、電子機器のIRフォーマットキーに適合するようにIR信号を生成する段階と、IR信号を電子機器に送信する段階と、を含む。
【0008】
上記目的を達成するための本発明の実施例に係る映像表示装置は、IRブラスターモード画面を表示するディスプレイと、画面に含まれる電子機器のいずれか一つに対する選択入力を遠隔制御装置から受信するインターフェース部と、選択入力に基づいて、選択された電子機器のIRフォーマットキー情報または選択された電子機器の機器情報を遠隔制御装置に送信するように制御する制御部と、を備える。
【0009】
上記目的を達成するための本発明の実施例に係る遠隔制御装置は、映像表示装置から所定の電子機器のIRフォーマットキー情報または電子機器の機器情報を受信する第1モジュールと、受信した情報に基づいて、電子機器のIRフォーマットキーに適合するようにIR信号を生成し、または、変更するように制御する制御部と、IR信号を前記電子機器に送信する第2モジュールと、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、映像表示装置及び遠隔制御装置を用いて、他の電子機器を簡便に制御でき、ユーザーの使い勝手を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】IRブラスター(Blaster)を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施例に係る映像表示装置の内部ブロック図である。
【図3】図1における制御部の内部ブロック図である。
【図4】図2における遠隔制御装置の制御方法を示す図である。
【図5A】本発明の一実施例に係る遠隔制御装置の斜視図である。
【図5B】本発明の一実施例に係る遠隔制御装置の内部ブロック図である。
【図6】本発明の一実施例に係る映像表示装置の動作方法を示すフローチャートである。
【図7】図6の動作方法を説明するための図である。
【図8】図6の動作方法を説明するための図である。
【図9】本発明の一実施例に係る遠隔制御装置の動作方法を示すフローチャートである。
【図10】図9の動作方法を説明するための図である。
【図11】図9の動作方法を説明するための図である。
【図12】映像表示装置及び遠隔制御装置の動作方法を説明するために参照される図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照しつつ、本発明を詳しく説明する。
【0013】
以下の説明で用いられる構成要素に付けられる接尾辞「モジュール」及び「部」は、単に、本明細書作成上の容易さのみを考慮したもので、それ自体として特に重要な意味または役割を有するものではない。したがって、「モジュール」及び「部」は互いに混用されてもよい。
【0014】
図1は、IRブラスター(Blaster)を説明するための図である。
【0015】
IRブラスター機能は、主に、所定フォーマットの制御信号を受信し、周辺機器の制御に適合したIR信号を周辺機器の受光部に送信する機能のことを指す。
【0016】
かかるIRブラスター機能は、映像表示装置で行われてもよく、映像表示装置を活用して行われてもよい。
【0017】
同図を参照すると、映像表示装置100内に他の電子機器を制御するための統合(universal)IRマイコンを組み込み、入力された情報103について制御部で統合IRマイコンに情報を送ると、外部の有線ケーブル(Cable)IR送信機104を外部機器102のIR受光部に取り付けて外部機器を制御した。ここで、統合IRマイコンは制御部に統合したものでよい。
【0018】
一方、この場合、各種のデータを送受信するケーブル103の他に、別のIRブラスターケーブル104が要求される問題点がある。
【0019】
なお、近接している外部機器に限って適用できる制約がある他、ケーブルIR送信機の個数によって制御可能な外部機器の数にも制約が発生する。
【0020】
一方、映像表示装置の外部に設けられるIRブラスターボックスを用いて、多数の無線IRを様々な方向に対応可能とし、周辺の多数の装備を制御する方法が可能である。
【0021】
しかしながら、この場合にも、無線IR送信機の方向によって制約された制御しかできず、IR受信範囲外の角度に位置している外部機器は制御できないという制約があった。
【0022】
そこで、本発明は、外部の電子機器にIRブラスター機能を適用する際に、空間的な制約と外部機器への支援に対する広い拡張性の側面において有利な動作方法を提供する。
【0023】
図2は、本発明の一実施例に係る映像表示装置の内部ブロック図である。
図2を参照すると、本発明の一実施例に係る映像表示装置100は、放送受信部105、外部装置インターフェース部130、記憶部140、ユーザー入力インターフェース部150、センサー部(図示せず)、制御部170、ディスプレイ180、及びオーディオ出力部185を備えることができる。
【0024】
放送受信部105は、チューナー部110、復調部120、及びネットワークインターフェース部135を備えることができる。もちろん、必要によって、チューナー部110及び復調部120は備え、ネットワークインターフェース部135は省く設計にすることも可能であり、逆に、ネットワークインターフェース部135を備え、チューナー部110及び復調部120は省く設計にすることも可能である。
【0025】
チューナー部110は、アンテナから受信するRF(Radio Frequency)放送信号から、ユーザーにより選択されたチャンネルまたは既に記憶されている全てのチャンネルに該当するRF放送信号を選択する。また、選択されたRF放送信号を中間周波数信号、ベースバンド映像または音声信号に変換する。
【0026】
例えば、選択されたRF放送信号がデジタル放送信号であれば、デジタルIF信号(DIF)に変換し、アナログ放送信号であれば、アナログベースバンド映像または音声信号(CVBS/SIF)に変換する。すなわち、チューナー部110は、デジタル放送信号またはアナログ放送信号を処理することができる。チューナー部110から出力されるアナログベースバンド映像または音声信号(CVBS/SIF)は、制御部170に直接入力されることが可能である。
【0027】
また、チューナー部110は、ATSC(Advanced Television System Committee)方式に基づく単一キャリアのRF放送信号、またはDVB(Digital Video Broadcasting)方式に基づく複数キャリアのRF放送信号を受信することができる。
【0028】
一方、チューナー部110は、本発明でアンテナから受信するRF放送信号から、チャンネル記憶機能を通じて記憶された全ての放送チャンネルのRF放送信号を順次に選択し、これを中間周波数信号、ベースバンド映像または音声信号に変換することができる。
【0029】
一方、チューナー部110は、複数のチャンネルの放送信号を受信するために、複数のチューナーにしてもよい。または、複数のチャンネルの放送信号を同時に受信する単一のチューナーにしてもよい。
【0030】
復調部120は、チューナー部110で変換されたデジタルIF信号(DIF)を受信して復調動作を行う。
【0031】
復調部120は、復調及びチャンネル復号を行った後に、ストリーム信号(TS)を出力することができる。ここで、ストリーム信号は、映像信号、音声信号またはデータ信号が多重化された信号でよい。
【0032】
復調部120から出力されたストリーム信号は、制御部170に入力され、制御部170は、逆多重化、映像/音声信号処理などを行った後に、ディスプレイ180に映像を出力し、オーディオ出力部185に音声を出力することができる。
【0033】
外部装置インターフェース部130は、接続された外部装置190とデータを送信または受信することができる。そのために、外部装置インターフェース部130は、A/V入出力部(図示せず)または無線通信部(図示せず)を備えることができる。
【0034】
外部装置インターフェース部130は、DVD(Digital Versatile Disk)、ブルーレイ(Bluray)、ゲーム機器、カメラ、カムコーダー、コンピュータ(ノートパソコン)、セットトップボックスなどのような外部装置と有線/無線で接続可能であり、外部装置と入力/出力動作を行うこともできる。
【0035】
A/V入出力部は、外部装置の映像及び音声信号を取り込むことができる。一方、無線通信部は、他の電子機器と近距離無線通信を行うことができる。
【0036】
ネットワークインターフェース部135は、映像表示装置100をインターネット網を含む有線/無線ネットワークに接続するためのインターフェースを提供する。例えば、ネットワークインターフェース部135は、ネットワークを介して、インターネット、コンテンツプロバイダーまたはネットワーク運営者が提供するコンテンツまたはデータを受信することができる。
【0037】
一方、ネットワークインターフェース部135は、映像表示装置100周辺の隣接電磁機器とデータ通信を行うことができる。この時、ネットワークインターフェース部135は、他の電子機器の機器情報、他の電子機器の遠隔制御可能なチャンネル情報、周波数情報またはコード情報などを受信することもできる。
【0038】
記憶部140は、制御部170内の各信号処理及び制御のためのプログラムを格納することもでき、信号処理された映像、音声またはデータ信号を格納することもできる。
【0039】
また、記憶部140は、外部装置インターフェース部130に入力される映像、音声またはデータ信号を臨時記憶する機能を有することもできる。また、記憶部140は、チャンネルマップなどのチャンネル記憶機能を用いて所定の放送チャンネルに関する情報を記憶することもできる。
【0040】
また、記憶部140は、IR信号で他の電子機器を制御するためのIRフォーマットキー(key)コードを記憶することができ、複数の電子機器のIRフォーマットキーデータベースを記憶することができる。
【0041】
図2では、記憶部140が制御部170と別に設けられた実施例を示しているが、本発明の範囲はこれに限定されず、記憶部140は制御部170内に設けられてもよい。
【0042】
ユーザー入力インターフェース部150は、ユーザーの入力した信号を制御部170に伝達し、または、制御部170からの信号をユーザーに伝達する。
【0043】
例えば、ユーザー入力インターフェース部150は、遠隔制御装置200からの電源オン/オフ、チャンネル選択、画面設定などのユーザー入力信号を送信/受信し、電源キー、チャンネルキー、ボリュームキー、設定値などのローカルキー(図示せず)から入力されるユーザー入力信号を制御部170に伝達し、ユーザーのジェスチャーをセンシングするセンサー部(図示せず)から入力されるユーザー入力信号を制御部170に伝達し、または、制御部170からの信号をセンサー部(図示せず)に送信できる。
【0044】
本発明の実施例によって、ユーザー入力インターフェース部150は、遠隔制御装置200から個人情報を受信することができる。なお、個人情報の他に、個人情報に基づいて接続しているウェブサーバー情報をさらに受信することもできる。
【0045】
例えば、携帯端末機と遠隔制御装置200とが所定距離以内に接近して、近距離磁場通信(NFC)を行う場合に、遠隔制御装置200は、携帯端末機内に記憶されている個人情報を受信することができる。そして、遠隔制御装置200は、IR方式またはRF方式などによって、個人情報を映像表示装置100に送信することができる。この時、ユーザー入力インターフェース部150は、受信される個人情報を制御部170に伝達する。
【0046】
ここで、個人情報は、携帯端末機の個人ID情報、パスワード情報、個人電子メール情報などを含むことができる。または、個人情報は、映像表示装置100の個人ID情報、パスワード情報、個人電子メール情報などを含むことができる。または、個人情報は、携帯端末機をはじめとする各種の電子機器で共用可能な、個人ID情報またはパスワード情報などでもよい。または、個人情報は、携帯端末機であらかじめ記憶された所定ウェブサーバーへの個人ID情報、パスワード情報などでよい。または、個人情報は、携帯端末機をはじめとする映像表示装置100などで使用可能な、所定ウェブサーバーへの個人ID情報、パスワード情報などでよい。または、個人情報は、映像表示装置100に接続されたサーバーの、個人ID情報、パスワード情報などでよい。
【0047】
すなわち、個人情報は、電子機器またはサービスに所定のアカウントでログインするために必要な情報でよい。
【0048】
一方、ユーザー入力インターフェース部150は、遠隔制御装置200から伝送される、映像表示装置100周辺の隣接電子機器から、他の電子機器の機器情報、他の電子機器の遠隔制御可能なチャンネル情報、周波数情報またはコード情報などを受信することもできる。
【0049】
制御部170は、チューナー部110、復調部120または外部装置インターフェース部130を介して、入力されるストリームを逆多重化し、または、逆多重化された信号を処理して、映像または音声出力のための信号を生成及び出力することができる。
【0050】
制御部170で映像処理された映像信号は、ディスプレイ180に入力され、当該映像信号に対応する映像として表示されてもよく、または、外部装置インターフェース部130を介して外部の出力装置に入力されてもよい。
【0051】
制御部170で処理された音声信号は、オーディオ出力部185に音響出力されてもよく、外部装置インターフェース部130を介して外部の出力装置に入力されてもよい。
【0052】
図2には示していないが、制御部170は、逆多重化部、映像処理部などを有することができる。これについては、図3を参照して後述する。
【0053】
その他、制御部170は、映像表示装置100内の全般的な動作を制御することができる。例えば、制御部170は、チューナー部110を制御して、ユーザーにより選択されたチャンネルまたは既に記憶されているチャンネルに該当するRF放送を選択(Tuning)するように制御できる。
【0054】
また、制御部170は、ユーザー入力インターフェース部150を通じて入力されたユーザー命令または内部プログラムに応じて映像表示装置100を制御することができる。
【0055】
一方、制御部170は、映像を表示するようにディスプレイ180を制御することができる。この時、ディスプレイ180に表示される映像は、静止映像または動映像でよく、2D映像または3D映像でよい。
【0056】
一方、制御部170は、ディスプレイ180に表示される映像のうち、所定のオブジェクトに対して3Dオブジェクトとして生成して表示されるようにできる。例えば、オブジェクトは、接続されたウェブ画面(新聞、雑誌など)、EPG(Electronic Program Guide)、種々のメニュー、ウィジェット(widgets)、アイコン、静止映像、動映像、テキストの内の少なくとも一つでよい。
【0057】
一方、制御部170は、撮影部(図示せず)から撮影された映像に基づいて、ユーザーの位置を認識することができる。例えば、ユーザーと映像表示装置100間の距離(z軸座標)を把握することができる。その他、ユーザー位置に対応するディスプレイ180内のx軸座標及びy軸座標が把握できる。
【0058】
一方、本発明の実施例によって、制御部170は、遠隔制御装置200から受信した個人情報に基づいてログインを行うように制御することができる。ここで、ログインは、映像表示装置100自体へのログイン、映像表示装置100に接続したサーバーへのログイン、または個人情報により加入した所定ウェブサーバーへのログインでよい。
【0059】
例えば、遠隔制御装置200から受信する個人ID情報、パスワード情報に基づいて映像表示装置100自体にログインした場合に、制御部170は、ユーザーアカウント別に設定された個人画面をディスプレイ180に表示するように制御できる。視聴中の映像がある場合に、制御部170は、視聴中の映像と共に、個人設定画面を表示するように制御できる。または、視聴中の映像を個人設定画面に切り替えて表示するように制御することも可能である。
【0060】
他の例として、映像表示装置100に接続したサーバーにログインする場合に、制御部170は、当該サーバーから受信するサーバー接続画面がディスプレイ180に表示されるように制御することができる。この画面は、具体的に、アプリケーションサーバー(app server)画面でよい。視聴中の映像がある場合に、制御部170は、視聴中の映像と共に、サーバー接続画面を表示するように制御することができる。または、視聴中の映像をサーバー接続画面に切り替えて表示するように制御することも可能である。
【0061】
他の例として、受信する個人情報が他の電子機器、例えば、携帯端末機で接続している所定ウェブサーバーに関する個人情報である場合に、制御部170は、映像表示装置100がそれらのウェブサーバーに接続するように制御し、接続したウェブサーバーに対する画面をディスプレイ180に表示するように制御することができる。ここで、ウェブサーバーはソーシャルネットワークサービスを提供するウェブサーバーでよい。視聴中の映像がある場合に、制御部170は、視聴中の映像と共に、接続したウェブサーバーの画面を表示するように制御できる。または、視聴中の映像を、接続したウェブサーバーの画面に切り替えて表示するように制御することも可能である。
【0062】
一方、制御部170は、個人情報を受信した状態で、映像表示装置100の電源がオフ状態にあれば、映像表示装置100の電源をオンにするように電源供給部(図示せず)を制御することができる。すなわち、待機モードにおいて、ユーザー入力インターフェース部150から個人情報が受信されると、制御部170は、ウェイクアップモード(wake up mode)に切り替わって、各種モジュールまたはユニットに電源を供給するように電源供給部を制御することができる。
【0063】
一方、制御部170は、ネットワークインターフェース部135またはユーザー入力インターフェース部150から受信される、映像表示装置100周辺の隣接電子機器の機器情報、他の電子機器の遠隔制御可能なチャンネル情報、周波数情報またはコード情報などに基づき、遠隔制御装置200からの個人情報により各電子機器などが接続されたか否かを判断し、他の電子機器がログインされたことを示すオブジェクトをディスプレイ180に表示するように制御できる。
【0064】
または、制御部170は、映像表示装置100周辺の隣接電子機器の機器情報、他の電子機器の遠隔制御可能なチャンネル情報、周波数情報またはコード情報などに基づき、遠隔制御装置200に、該当の機器情報、チャンネル情報、周波数情報またはコード情報を伝送するように制御できる。
【0065】
一方、図示してはいないが、チャンネル信号または外部入力信号に対応するサムネイル映像を生成するチャンネルブラウジング処理部がさらに備えられてもよい。チャンネルブラウジング処理部は、復調部120から出力したストリーム信号(TS)または外部装置インターフェース部130から出力したストリーム信号などを取り込み、該ストリーム信号から映像を取り出してサムネイル映像を生成することができる。生成されたサムネイル映像は、復号された映像などと共にストリーム復号されて制御部170に入力され、制御部170は、入力されたサムネイル映像を用いて複数のサムネイル映像を有するサムネイルリストをディスプレイ180に表示することができる。
【0066】
この時、サムネイルリストは、ディスプレイ180に所定の映像を表示したまま、その一部の領域に表示される簡便閲覧方式で表示されてもよく、ディスプレイ180の大部分の領域に表示される全体閲覧方式で表示されてもよい。このようなサムネイルリスト中のサムネイル映像は順次にアップデートされてもよい。
【0067】
ディスプレイ180は、制御部170で処理された映像信号、データ信号、OSD信号、制御信号、または外部装置インターフェース部130から受信する映像信号、データ信号、制御信号などを変換して駆動信号を生成する。
【0068】
ディスプレイ180は、PDP、LCD、OLED、フレキシブルディスプレイ(flexible display)などでよく、3次元ディスプレイ(3D display)でもよい。
【0069】
一方、ディスプレイ180は、タッチスクリーンで構成され、出力装置の他、入力装置に用いられてもよい。
【0070】
オーディオ出力部185は、制御部170で音声処理された信号を受信して音声として出力する。
【0071】
撮影部(図示せず)はユーザーを撮影する。撮影部(図示せず)は、1個のカメラで具現されてもよいが、これに限定されず、複数個のカメラで具現されてもよい。一方、撮影部(図示せず)は、ディスプレイ180の上部において映像表示装置100に埋め込まれてもよく、別に配置されてもよい。撮影部(図示せず)で撮影した映像情報は制御部170に入力することができる。
【0072】
制御部170は、撮影部(図示せず)で撮影された映像、またはセンサー部(図示せず)からの感知された信号のそれぞれまたはその組み合わせに基づいてユーザーのジェスチャーを感知することができる。
【0073】
遠隔制御装置200は、ユーザー入力をユーザー入力インターフェース部150に送信する。そのために、遠隔制御装置200は、ブルートゥース(Bluetooth)、RF(Radio Frequency)通信、赤外線(IR)通信、UWB(Ultra Wideband)、ジクビー(ZigBee)方式、近距離磁場通信(NFC)方式などを用いることができる。
【0074】
また、遠隔制御装置200は、ユーザー入力インターフェース部150から出力した映像、音声またはデータ信号などを受信することができる。また、遠隔制御装置200は、該受信した映像、音声またはデータ信号に基づいて、遠隔制御装置200で表示したり音声出力したりできる。
【0075】
一方、本発明の実施例に係る遠隔制御装置200は、所定の電子機器と近距離磁場通信などにより、個人情報を受信することができる。個人情報は、上述したように、携帯端末機、映像表示装置、または電子機器などで使用可能な、個人ID情報、パスワード情報でよい。ここで、個人情報は、機器別に異なってもよいが、本発明の実施例では、一つの統合個人ID及びパスワードを中心に説明する。
【0076】
一方、遠隔制御装置200は、受信した個人情報を、映像表示装置100に伝送することができる。この時、通信方式にはIR方式またはRF方式を用いることができる。
【0077】
本発明の実施例では、遠隔制御装置200としてユーザーの動きに対応するポインタ表示ができる空間リモコンを挙げて説明する。すなわち、遠隔制御装置200は、RF方式を用いて映像表示装置100に個人情報などを伝送することができる。
【0078】
一方、遠隔制御装置200は、個人情報の他に、個人情報によって接続しているウェブサーバー情報などをさらに受信することもできる。例えば、携帯端末機でログイン接続中のソーシャルネットワークサービスに関するウェブサーバー情報を受信することもできる。このようなウェブサーバー情報も映像表示装置100に伝送される。
【0079】
一方、映像表示装置100周辺の隣接電子機器から、他の電子機器の機器情報、他の電子機器の遠隔制御可能なチャンネル情報、周波数情報またはコード情報などを受信することも可能である。このような他の電子機器情報に基づいて、該当の電子機器にチャンネル、周波数またはコードを割り当てて遠隔制御を行うことができる。
【0080】
一方、上述した映像表示装置100は、固定型または移動型のデジタル放送を受信可能なデジタル放送受信機でよい。
【0081】
一方、図2に示す映像表示装置100のブロック図は、本発明の一実施例のためのブロック図に過ぎない。ブロック図の各構成要素は、実際に具現される映像表示装置100の仕様に応じて統合、追加、または省略可能である。すなわち、必要によって、2以上の構成要素が一つの構成要素に統合され、あるいは一つの構成要素が2以上の構成要素に細分化されてもよい。また、各ブロックで行う機能は、本発明の実施例を説明するためのもので、その具体的な動作や装置に本発明の権利範囲が制限されることはない。
【0082】
一方、映像表示装置100は、図2とは違い、チューナー部110と復調部120を備えず、ネットワークインターフェース部135または外部装置インターフェース部130を介して映像コンテンツを受信し、これを再生する構成にしてもよい。
【0083】
図3は、図2に示す制御部の内部ブロック図である。
同図を参照すると、本発明の一実施例に係る制御部170は、逆多重化部310、映像処理部320、プロセッサ330、OSD生成部340、ミキサー345、フレームレート変換部350、及びフォーマッタ360を備えることができる。なお、音声処理部(図示せず)、データ処理部(図示せず)をさらに備えることもできる。
【0084】
逆多重化部310は、入力されるストリームを逆多重化する。例えば、MPEG−2 TSが入力される場合に、それを逆多重化してそれぞれ映像、音声及びデータ信号に分離することができる。ここで、逆多重化部310に入力されるストリーム信号は、チューナー110、復調部120または外部装置インターフェース部130から出力されるストリーム信号でよい。
【0085】
映像処理部320は、逆多重化された映像信号の映像処理を行うことができる。そのために、映像処理部320は、映像デコーダ325及びスケーラー335を備えることができる。
【0086】
映像デコーダ325は、逆多重化された映像信号を復号し、スケーラー335は、復号された映像信号の解像度をディスプレイ180に出力可能なようにスケーリング(scaling)する。
【0087】
映像デコーダ325は、様々な規格のデコーダを備えることができる。
【0088】
プロセッサ330は、映像表示装置100または制御部170の動作全般を制御することができる。例えば、プロセッサ330は、チューナー110を制御し、ユーザーにより選択されたチャンネルまたは既に記憶されているチャンネルに該当するRF放送を選択(Tuning)することができる。
【0089】
また、プロセッサ330は、ユーザー入力インターフェース部150を通じて入力されたユーザー命令または内部プログラムに応じて映像表示装置100を制御することができる。
【0090】
また、プロセッサ330は、ネットワークインターフェース部135または外部装置インターフェース部130とのデータ伝送の制御を行うことができる。
【0091】
また、プロセッサ330は、制御部170における逆多重化部310、映像処理部320、OSD生成部340などの動作を制御することができる。
【0092】
OSD生成部340は、ユーザー入力に基づいてまたは自体的にOSD信号を生成する。例えば、ユーザー入力信号に基づいて、ディスプレイ180の画面に各種の情報をグラフィック(Graphic)やテキスト(Text)として表示するための信号を生成することができる。生成されるOSD信号は、映像表示装置100のユーザーインターフェース画面、様々なメニュー画面、ウィジェット、アイコンなどの様々なデータを含むことができる。また、生成されるOSD信号は、2Dオブジェクトまたは3Dオブジェクトを含むことができる。
【0093】
また、OSD生成部340は、遠隔制御装置200から入力されるポインティング信号に基づいて、ディスプレイに表示可能な、ポインタを生成することができる。特に、このようなポインタはポインティング信号処理部で生成されるとよく、OSD生成部240は、このようなポインティング信号処理部(図示せず)を備えることができる。もちろん、ポインティング信号処理部(図示せず)がOSD生成部240内に設けられず、別に設けられることも可能である。
【0094】
一方、本発明の実施例に関連して、OSD生成部340は、映像表示装置100自体にログインされた場合に、設定された個人画面を生成または構成することができる。または、OSD生成部340は、接続されたサーバーにログインする場合に、当該サーバーから受信されるサーバー接続画面をディスプレイ180に表示するように、サーバー接続画面の少なくとも一部を生成したり構成したりできる。または、OSD生成部340は、個人情報により接続しているウェブサーバー情報に基づいて、当該ウェブサーバー接続画面の少なくとも一部を生成したり構成したりできる。
【0095】
ミキサー345は、OSD生成部340で生成されたOSD信号と映像処理部320で映像処理された復号された映像信号とをミキシングすることができる。ここで、OSD信号と復号された映像信号はそれぞれ、2D信号及び3D信号の少なくとも一つを含むことができる。ミキシングされた映像信号は、フレームレート変換部350に提供される。
【0096】
フレームレート変換部(Frame Rate Conveter、FRC)350は、入力された映像のフレームレートを変換することができる。一方、フレームレート変換部350は、入力映像を別にフレームレート変換せずにそのまま出力することもある。
【0097】
フォーマッタ(Formatter)360は、ミキサー345でミキシングされた信号、すなわち、OSD信号及び復号された映像信号を受信し、ディスプレイ180に適合するように信号のフォーマットを変更して出力する。例えば、R、G、Bデータ信号を出力することができ、これらR、G、Bデータ信号を、低電圧差動シグナリング(Low voltage differential signaling、LVDS)またはmini−LVDSで出力することができる。
【0098】
一方、フォーマッタ360は、3D映像表示のために、2D映像信号と3D映像信号とを分離することができる。また、3D映像信号のフォーマットを変更し、または、2D映像信号を3D映像信号に切り替えてもよい。
【0099】
一方、制御部170における音声処理部(図示せず)は、逆多重化された音声信号の音声処理を行うことができる。そのために、音声処理部(図示せず)は様々なデコーダを備えることができる。
【0100】
また、制御部170における音声処理部(図示せず)は、ベース(Bass)、トレブル(Treble)、音量調節などを処理することができる。
【0101】
制御部170におけるデータ処理部(図示せず)は、逆多重化されたデータ信号のデータ処理を行うことができる。例えば、逆多重化されたデータ信号が符号化されたデータ信号である場合に、それを復号することができる。符号化されたデータ信号は、各チャンネルで放映される放送番組の開始時間、終了時間などの放送情報を含むEPG(Electronic Program Guide)情報でよい。
【0102】
一方、図3では、OSD生成部340及び映像処理部320からの信号をミキサー345でミキシングした後に、フォーマッタ360で3D処理などをするとしたが、これに限定されず、ミキサーがフォーマッタの後に位置する構成にしてもよい。
【0103】
一方、図3に示す制御部170のブロック図は、本発明の一実施例のためのブロック図に過ぎず、ブロック図の各構成要素は、実際に具現される制御部170の仕様に応じて統合、追加、または省略可能である。
【0104】
特に、フレームレート変換部350及びフォーマッタ360は、制御部170内に設けられず、それぞれ別に設けられてもよい。
【0105】
図4は、図1における遠隔制御装置の制御方法を示す図である。
【0106】
図4の(a)は、ディスプレイ180に遠隔制御装置200に対応するポインタ205が表示されることを例示している。
【0107】
ユーザーは、遠隔制御装置200を上下、左右(図4の(b))、前後(図4の(c))に動かしたり回転させたりできる。映像表示装置のディスプレイ180に表示されたポインタ205は、遠隔制御装置200の動きに対応する。このような遠隔制御装置200は、同図のように、3D空間上の動きに従ってポインタ205が移動して表示されることから、空間リモコンと呼ぶこともできる。
【0108】
図4の(b)は、ユーザーが遠隔制御装置200を左に移動させると、映像表示装置のディスプレイ180に表示されたポインタ205もそれに対応して左に移動することを例示している。
【0109】
遠隔制御装置200のセンサーにより感知された遠隔制御装置200の動きに関する情報は、映像表示装置に伝送される。映像表示装置は、遠隔制御装置200の動きに関する情報からポインタ205の座標を算出することができる。映像表示装置は、算出した座標に対応するようにポインタ205を表示することができる。
【0110】
図4の(c)は、遠隔制御装置200中の特定ボタンを押した状態で、ユーザーが遠隔制御装置200をディスプレイ180から遠ざかるように移動させる場合を例示している。これにより、ポインタ205に対応するディスプレイ180内の選択領域をズームインして拡大表示することができる。これと逆に、ユーザーが遠隔制御装置200をディスプレイ180に近づかせることで、ポインタ205に対応するディスプレイ180内の選択領域をズームアウトして縮小表示することができる。一方、遠隔制御装置200がディスプレイ180から遠ざかると選択領域がズームアウトされ、遠隔制御装置200がディスプレイ180に近づくと選択領域がズームインされるようにしてもよい。
【0111】
一方、遠隔制御装置200中の特定ボタンを押した状態では、上下、左右の移動は認識されないようにすることができる。すなわち、遠隔制御装置200がディスプレイ180に対して遠ざける、または近づくように移動する場合に、上、下、左、右の移動は認識されず、前後の移動のみ認識されるようにすることができる。遠隔制御装置200中の特定ボタンを押していない状態では、遠隔制御装置200の上、下、左、右の移動によってポインタ205のみ移動するようになる。
【0112】
一方、ポインタ205の移動速度や移動方向は、遠隔制御装置200の移動速度や移動方向に対応すればよい。
【0113】
図5Aは、本発明の一実施例に係る遠隔制御装置の斜視図であり、図5Bは、遠隔制御装置の内部ブロック図である。
図5Aを参照すると、本発明の一実施例に係る空間リモコン200は、種々の入力キーまたは入力ボタンなどを備えることができる。
【0114】
例えば、空間リモコン200は、確認キー(Okay key)291、メニューキー292、四方キー293、チャンネル調整キー294、ボリューム調整キー296を備えることができる。
【0115】
例えば、確認キー291は、メニューまたは項目の選択時に使用可能であり、メニューキー292は、所定メニューの表示のために使用可能であり、四方キー293は、ポインタまたはインジケーターを上、下、左、右に移動する時に使用可能であり、チャンネル調整キー294は、チャンネルの上、下調整時に使用可能であり、ボリューム調整キー296は、ボリュームのアップ、ダウン調整時に使用可能である。
【0116】
また、空間リモコン200は、バックキー(back key)297、ホームキー(home key)298をさらに備えることができる。例えば、バックキー297は、前の画面への移動時に使用可能であり、ホームキー298は、ホーム画面への移動時に使用可能である。
【0117】
一方、同図のように、確認キー291は、スクロール機能が追加されたものでもよい。そのために、確認キー291をホイールキーの形態にすればよい。すなわち、確認キー291が押されると、該当のメニューまたは項目が選択され、確認キー291が上、下にスクロールされると、ディスプレイ画面のスクローリングまたはリストページの切替えなどが行われるようにすることができる。
【0118】
具体的には、ディスプレイ部180にディスプレイのサイズよりも大きい映像が表示された状態で、当該映像の探索のために確認キー291をスクローリングすると、現在ディスプレイに表示されていない映像領域がディスプレイに表示されるようにすることができる。他の例として、ディスプレイ部180にリストページが表示された場合に、確認キー291をスクローリングすると、現在ページの前のページまたは次のページが表示されるようにすることもできる。
【0119】
このようなスクロール機能を、確認キー291ではなく、別のキーで行うようにすることもできる。
【0120】
一方、四方キー293は、同図のように、円形タイプのものにし、その四方に上、下、左、右キーがそれぞれ配置される構成にすることができる。一方、四方キー293に対するタッチ入力も可能にすることができる。例えば、四方キー293中のアップキー(up key)からダウンキー(down key)までタッチ動作がある場合に、該当のタッチ入力によって、設定された機能を入力したり実行したりできる。
【0121】
図5Bを参照すると、遠隔制御装置200は、無線通信部220、ユーザー入力部230、センサー部240、出力部250、電源供給部260、記憶部270、制御部280を備えることができる。無線通信部220は、前述した本発明の実施例に係る映像表示装置のいずれか一つと信号を送受信する。本発明の実施例に係る映像表示装置の一つである映像表示装置100を一例として説明する。
【0122】
本発明の実施例によれば、映像表示装置100のインターフェース部150は、遠隔制御装置200と無線で信号を送受信できる無線通信部211と、遠隔制御装置200の動作に対応するポインタの座標値を算出できる座標値算出部215と、を備えることができる。
また、無線通信部211は、RFモジュール212を介して遠隔制御装置200と無線で信号を送受信することができる。また、IRモジュール213を介して、遠隔制御装置200がIR通信規格に基づいて伝送した信号を受信することができる。
【0123】
座標値算出部215は、無線通信部211を介して受信した遠隔制御装置200の動作に対応する信号から手の振れや誤差を修正し、ディスプレイ180に表示するポインタの座標値(x,y)を算出することができる。
【0124】
また、インターフェース部150を介して映像表示装置100に入力された遠隔制御装置200の伝送信号は、映像表示装置100の制御部170に伝送される。制御部170は、遠隔制御装置200から伝送された信号から、遠隔制御装置200の動作及びキー操作に関する情報を判別し、それに応じて映像表示装置100を制御することができる。
【0125】
他の実施例において、遠隔制御装置200は、遠隔制御装置の動作に対応するポインタの座標を算出でき、それを映像表示装置100のインターフェース部150に伝送することができる。映像表示装置100のインターフェース部150は、受信した座標情報を制御部170に伝送することができる。
【0126】
本実施例で、遠隔制御装置200は、RF通信規格に基づいて映像表示装置100と信号を送受信できるRFモジュール221を備えることができる。また、遠隔制御装置200は、IR通信規格に基づいて映像表示装置100と信号を送受信できるIRモジュール223を備えることができる。
【0127】
また、遠隔制御装置200は、電子機器との近距離磁場通信のためのNFCモジュール(図示せず)をさらに備えることができる。
【0128】
遠隔制御装置200は、遠隔制御装置200の動きなどに関する情報が含まれた信号を、RFモジュール221を介して映像表示装置100に伝送することができる。
【0129】
また、遠隔制御装置200は、映像表示装置100が伝送した信号を、RFモジュール221を介して受信することができる。また、遠隔制御装置200は、必要によって、IRモジュール223を介して映像表示装置100に電源オン/オフ、チャンネル変更、ボリューム変更などに関する命令を伝送することができる。
【0130】
一方、本実施例によって、遠隔制御装置200は、所定の電子機器と近距離磁場通信などにより、個人情報を受信することもできる。
【0131】
なお、遠隔制御装置200は、受信した個人情報を映像表示装置100に伝送することができる。この時、通信方式としてはIR方式またはRF方式を用いることができる。
【0132】
一方、遠隔制御装置200は、個人情報の他に、個人情報によって接続しているウェブサーバー情報などをさらに受信することもできる。例えば、携帯端末機でログイン接続中のソーシャルネットワークサービスに関するウェブサーバー情報を受信することもできる。このようなウェブサーバー情報も映像表示装置100に伝送することができる。
【0133】
一方、遠隔制御装置200は、他の電子機器の機器情報、他の電子機器の遠隔制御可能なチャンネル情報、周波数情報またはコード情報などを受信することもできる。このような他の電子機器情報に基づいて、該当の電子機器にチャンネル、周波数またはコードを割り当てて遠隔制御を行うことができる。
【0134】
ユーザー入力部230は、キーパッド、ボタン、タッチパッド、またはタッチスクリーンなどで構成することができる。ユーザーは、ユーザー入力部230を操作して遠隔制御装置200に映像表示装置100と関連した命令を入力することができる。ユーザー入力部230がハードキーボタンを備える場合に、ユーザーは、ハードキーボタンのプッシュ動作を通じて遠隔制御装置200に映像表示装置100と関連した命令を入力することができる。ユーザー入力部230がタッチスクリーンを備える場合に、ユーザーは、タッチスクリーンのソフトキーをタッチして遠隔制御装置200に映像表示装置100と関連した命令を入力することができる。また、ユーザー入力部230は、スクロールキやジョグキーなどのユーザー操作可能な種々の入力手段を備えることもでき、本実施例に本発明の権利範囲が制限されることはない。
【0135】
センサー部240は、ジャイロセンサー241または加速度センサー243を備えることができる。ジャイロセンサー241は、遠隔制御装置200の動きに関する情報をセンシングすることができる。
【0136】
一例として、ジャイロセンサー241は、遠隔制御装置200の動作に関する情報を、x、y、z軸を基準にセンシングすることができる。加速度センサー243は、遠隔制御装置200の移動速度などに関する情報をセンシングすることができる。さらに、距離測定センサーをさらに備えることもでき、これにより、ディスプレイ180との距離をセンシングすることができる。
【0137】
出力部250は、ユーザー入力部230の操作に対応し、または、映像表示装置100から伝送した信号に対応する映像または音声信号を出力することができる。出力部250を通じてユーザーは、ユーザー入力部230の操作有無または映像表示装置100の制御有無を認知することができる。
【0138】
例えば、出力部250は、ユーザー入力部230が操作され、または、無線通信部220を介して映像表示装置100と信号が送受信されると点灯するLEDモジュール251、振動を発生する振動モジュール253、音響を出力する音響出力モジュール255、または映像を出力するディスプレイモジュール257を備えることができる。
【0139】
電源供給部260は遠隔制御装置200に電源を供給する。電源供給部260は、遠隔制御装置200が所定時間動かない場合に電源供給を中断することで、電源の浪費を低減することができる。電源供給部260は、遠隔制御装置200に設けられた所定のキーが操作された場合に電源の供給を再開することができる。
【0140】
記憶部270は、遠隔制御装置200の制御または動作に必要な種々のプログラム、アプリケーションデータなどを格納することができる。もし、遠隔制御装置200が映像表示装置100とRFモジュール221を介して無線で信号を送受信するとすれば、遠隔制御装置200と映像表示装置100とは所定の周波数帯域を通じて信号を送受信する。遠隔制御装置200の制御部280は、遠隔制御装置200とペアリングされた映像表示装置100と信号を無線で送受信できる周波数帯域などに関する情報を記憶部270に記憶させて参照することができる。
【0141】
また、記憶部270は、IR信号で他の電子機器を制御するためのIRフォーマットキーコードを記憶することができ、複数の電子機器のIRフォーマットキーデータベースを記憶することができる。
【0142】
制御部280は、遠隔制御装置200の制御に関連した諸般事項を制御する。制御部280は、ユーザー入力部230の所定キー操作に対応する信号またはセンサー部240でセンシングした遠隔制御装置200の動きに対応する信号を、無線通信部220を介して映像表示装置100に伝送することができる。
【0143】
制御部280は、電子機器と近距離磁場通信などによって受信した個人情報が無線通信部220を介して映像表示装置100に伝送されるように制御することができる。特に、ユーザー入力部230の所定キーの入力がある場合に、制御部280は、受信した個人情報が無線通信部220を介して映像表示装置100に伝送されるように制御できる。
【0144】
なお、制御部280は、受信した個人情報が、映像表示装置100だけでなく、他の電子機器にも伝送されるように制御することができる。この時、各電子機器に対応して、それぞれ異なるチャンネル、周波数またはコードを用いることができる。このようなチャンネル、周波数またはコードは、あらかじめ他の電子機器から受信した機器情報、遠隔制御可能なチャンネル情報、周波数情報またはコード情報などに基づくものでよい。
【0145】
図6は、本発明の一実施例に係る映像表示装置の動作方法を示すフローチャートであり、図7及び図8は、図6の動作方法を説明するために参照される図である。
【0146】
まず、本発明の一実施例に係る映像表示装置100は、ディスプレイ180にIRブラスター(Blaster)メニュー画面を表示する(S610)。
【0147】
ここで、IRブラスターメニュー画面を、遠隔制御装置200の所定キー、例えばIRブラスターキー入力に対応して表示したり、映像表示装置のローカルキー入力に対応して表示したりできる。
【0148】
または、IRブラスターメニュー画面は、ディスプレイ180の画面に表示されたIRブラスターメニュー進入のためのオブジェクトが選択された場合に表示することができる。
【0149】
図7及び図8は、IRブラスターメニュー画面の一例を示す図である。
【0150】
図7及び図8を参照すると、IRブラスターメニュー画面710は、電子機器の種類721,722,723,724のいずれか一つを選択できる上位メニュー720と、電子機器のメーカー、モデル811,812,813,814のいずれか一つを選択できる下位メニュー810を含むことができる。
【0151】
IRブラスターメニュー画面710は、上位メニュー(1 depth)720をまず表示し、上位メニュー720から一つの項目(種類)が選択されると、選択された項目724に対応する下位メニュー(2 depth)810を順次に表示することができる。
【0152】
または、IRブラスターメニュー画面710は、最初から一つの画面に上位メニュー720及び下位メニュー810の両方を表示することもできる。
【0153】
その後、映像表示装置100は、IRブラスターメニュー画面710に含まれる電子機器のいずれか一つ811に対する選択入力を受信する(S620)。
【0154】
このような、選択入力は、インターフェース部150が遠隔制御装置200から受信することができる。
【0155】
一方、制御部170は、該選択入力に基づいて、選択された電子機器811のIRフォーマットキー情報または選択された電子機器の機器情報を遠隔制御装置200に送信するように制御できる(S630)。
ここで、制御部170が遠隔制御装置200に伝送する情報の内容は、実施例によって異なるものでよい。
【0156】
例えば、記憶部140が、選択された電子機器のIRフォーマットキー情報を既に記憶している場合には、選択された電子機器811のIRフォーマットキー情報を遠隔制御装置200に送信することができる。
【0157】
または、遠隔制御装置がユーザーのコマンド入力を受信し、該受信したコマンド入力に対応するIRフォーマットキー情報を映像表示装置に要求する場合に、映像表示装置は、コマンド入力に対応するIRフォーマットキー情報を遠隔制御装置に送信することができる。
すなわち、IRフォーマットキーデータベースの全体情報を一度に送信するのではなく、要求された情報に対応する情報のみを伝送することができる。
【0158】
一方、受信したコマンド入力に対応するIRフォーマットキー情報の要求は、該受信したコマンドを映像表示装置に伝達することであってもよい。
記憶部140は、選択された電子機器のIRフォーマットキー情報を含むIRフォーマットキーデータベースを記憶することができる。
【0159】
また、IRフォーマットキーデータベースを記憶している場合に、映像表示装置100は、IRフォーマットキーデータベースを周期的にまたは命令に応じてアップデートすることができる。
【0160】
または、映像表示装置100は、選択された電子機器のIRフォーマットキー情報が記憶されていない場合には、ネットワークを通じて自動でダウンロードした後に送信することもできる。
【0161】
一方、遠隔制御装置200がIRフォーマットキー情報を記憶している場合には、映像表示装置100は、選択された電子機器の機器情報を遠隔制御装置200に送信して、遠隔制御装置200がユーザーの選択した電子機器を把握するようにしてもよい。
【0162】
一方、インターフェース部150は、RFモジュール212を有し、情報送信段階(S630)で、RF通信方式により情報の送信を行うことができる。
【0163】
RF通信方式は、IR通信方式に比べて、距離及び方向性に制限がないというメリットがあるため、選択された電子機器のIRフォーマットキー情報または選択された電子機器の機器情報をRF通信方式で遠隔制御装置200に送信すると、ユーザーはより便利に他の電子機器を制御することができる。
【0164】
図9は、本発明の一実施例に係る遠隔制御装置の動作方法を示すフローチャートであり、図10及び図11は、図9の動作方法を説明するために参照される図である。
【0165】
図示のように、遠隔制御装置200は、映像表示装置100から所定の電子機器1000のIRフォーマットキー情報または機器情報を受信する(S910)。
【0166】
本発明は、遠隔制御装置の形状に限定されず、例えば、図10のように、キーボードと類似な形態の遠隔制御装置202も可能である。
【0167】
遠隔制御装置200は、映像表示装置100から情報を受信する第1モジュールを有することができる。この場合、第1モジュールはRFモジュール221でよく、該情報の受信は、RFモジュール221によりRF通信方式で行うことができる。
【0168】
RF通信方式は、IR通信方式に比べて、距離及び方向性に制限がないというメリットがある。そのため、ユーザーは、IR通信方式に比べてより遠い距離でもデータを受信することができ、ユーザーは、制御しようとする電子機器の近くに移動して遠隔制御装置で電子機器を制御することができる。
すなわち、図10のように、映像表示装置100と他の電子機器1000とが近接している場合の他にも、図11に示すように、遠隔制御装置は、情報を受信した後には、映像表示装置100と近接していない電子機器1100の近くに移動して、他の電子機器1100を制御することもできる。
【0169】
制御部280は、受信した情報及び入力されるコマンドに基づいて電子機器のIRフォーマットキーに適合するようにIR信号を生成したり変更するように制御する(S920)。
【0170】
選択された電子機器のIRフォーマットキー情報を遠隔制御装置200が受信した場合には、制御部280は、該受信された電子機器のIRフォーマットキー情報のうち、コマンドに対応する情報に基づいてIR信号を生成することができる。
すなわち、映像表示装置100から電子機器の制御に必要な情報を受信し、以降、ユーザーのコマンド入力があると、該情報にマッピングし、対応する信号を抽出して、コマンドに対応する信号を生成することができる。
【0171】
または、遠隔制御装置200は、受信した機器情報に対応する電子機器のIRフォーマットキー情報を含むIRフォーマットキーデータベースを記憶する記憶部270をさらに備えることができる。
すなわち、遠隔制御装置の記憶部270がIRフォーマットキーデータベースを記憶している場合には、映像表示装置100からユーザーがどの電子機器を選択したかに関する情報のみを受信することができる。
【0172】
この場合、制御部280は、既に記憶されているIRフォーマットキーデータベースのうち、当該機器情報に対応する情報に基づいて、IR信号を生成することができる。
【0173】
または、ユーザーのコマンド入力を受信する段階と、該受信したコマンド入力に対応するIRフォーマットキー情報を映像表示装置に要求する段階と、をさらに含むことができる。
すなわち、遠隔制御装置がユーザーのコマンド入力を受信し、該受信したコマンド入力に対応するIRフォーマットキー情報を映像表示装置に要求し、映像表示装置はコマンド入力に対応するIRフォーマットキー情報を遠隔制御装置に送信することができる。
【0174】
そのため、遠隔制御装置は、ユーザーのコマンド要求に対応するIRフォーマットキーを必要な度に受信して用いることができる。
すなわち、IRフォーマットキーデータベースの全体情報を一度に送信するのではなく、コマンド別に対応する情報を送信することができる。
【0175】
一方、全体IRフォーマットキー情報を受信した場合にも、ユーザーのコマンド入力に対応する信号がない場合にも、映像表示装置に必要な情報を要求することができる。
【0176】
一方、映像表示装置100からIRフォーマットキー情報を受信する場合にも、該受信した情報を記憶部270に臨時に記憶させてもよい。
【0177】
その後、制御部280は、第1モジュールとは異なる第2モジュールで生成されたIR信号を、電子機器に送信するように制御することができる(S930)。
【0178】
ここで、第2モジュールはIRモジュール223でよく、情報の送信は、IRモジュールによりIR通信方式で行うことができる。
【0179】
そのため、IR信号で制御される電子機器を制御するための情報を映像表示装置から距離及び方向性の制限を受けることなく受信することができ、当該電子機器がエラーなしでIR信号を受信できる位置で遠隔制御装置を用いてIR信号を送信することができる。
【0180】
図12は、映像表示装置と遠隔制御装置の動作方法を説明するために参照される図である。
遠隔制御装置200は、所定キー、例えば、IRブラスターキー入力に対応する信号またはディスプレイ180の画面に表示されたIRブラスターメニュー進入のためのオブジェクトに対する選択信号を映像表示装置100に伝送することができる(S1210)。このとき、RF信号の形態で信号を送受信することができる。
【0181】
映像表示装置100は、IRブラスターメニュー画面をディスプレイ180に表示する(S1220)。
【0182】
遠隔制御装置200は、外部電子機器のいずれか一つを選択する入力を映像表示装置100に送信し(S1230)、映像表示装置100は、選択された外部電子機器の制御に必要な情報を遠隔制御装置200に送信することができる(S1240)。
【0183】
一方、映像表示装置100の記憶部140にIRキーフォーマット情報が記憶されている場合に、制御部170は、選択された外部機器に関するIRキーフォーマット情報を記憶部140から読み出して送信するように制御することができる。
【0184】
一方、遠隔制御装置200の記憶部270がIRキーフォーマット情報を記憶している場合には、制御部170は遠隔制御装置200に、選択された外部機器を知らせる。
【0185】
一方、図9などを参照して説明したように、映像表示装置がIRフォーマットキーデータベースの全体情報を一度に送信するのではなく、コマンド別に対応する情報を伝送する実施例では、映像表示装置と遠隔制御装置とが情報をやり取りする段階(S1230、S1240)をコマンド別に追加したり反復したりできる。
【0186】
すなわち、遠隔制御装置は、ユーザーのコマンド要求に対応するIRフォーマットキーを必要な度に要求し、受信して用いることができる。
【0187】
例えば、遠隔制御装置は、ユーザーのコマンド入力を受信すると、該受信したコマンド入力に対応するIRフォーマットキー情報を映像表示装置に要求し、映像表示装置は、コマンド入力に対応するIRフォーマットキー情報を遠隔制御装置に送信できる。
【0188】
遠隔制御装置は、受信したコマンド入力に対応するIRフォーマットキー情報に基づいてIR信号を生成できる。
【0189】
一方、ユーザーのコマンド入力がある場合に、遠隔制御装置200は、受信した情報に基づいて、当該コマンド入力に対応するIR信号を生成し(S1250)、生成されたIR信号を電子機器に送出し、外部電子機器を制御することができる(S1260)。
【0190】
一方、IR信号の生成は、IRキーフォーマットデータベースに基づいて新しく生成すること、または、映像表示装置の制御のためのIR信号の単位コード当たりのビット数、コード間の間隔、各ビットの大きさ及びコード情報リストのうち少なくとも一つを変更することでよい。
【0191】
本発明によれば、映像表示装置に外部電子機器の制御のための別のIR送信機を備えなくても、外部電子機器の制御が可能になる。
【0192】
また、IR信号送受信の空間的な制約無しで外部機器を自由に制御でき、ユーザーが映像表示装置及び外部電子機器を制御しやすくなる。したがって、他の電子機器を簡便に制御でき、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。
【0193】
本発明は、映像表示装置の遠隔制御装置のみを用いて多くの外部機器を極めて容易に制御することができる。特に、遠隔制御装置で制御できるため、外部機器の位置や空間的な制約を受けず、ユーザーの便宜性が極めて高いという長所がある。
【0194】
本発明の実施例でいうIRフォーマットキー情報は、遠隔で装置及び/またはその各機能を動作させるための個別のコードまたはコードの集合のことを指す。例えば、IRフォーマットキー情報は、同じバイナリコード、ヘキサ(hexa)コードまたはその他コードのような様々なコードの類型を用いて具現することができる。
【0195】
本発明に係る遠隔制御装置及び映像表示装置の動作方法は、上述の実施例の構成と方法に限定されるものではなく、上述の実施例の様々な変形が可能なように、各実施例の全部または一部を選択的に組み合わせて構成することもできる。
【0196】
一方、本発明の遠隔制御装置及び映像表示装置の動作方法は、遠隔制御装置及び映像表示装置に設けられたプロセッサが読み取り可能な記録媒体に、プロセッサで読み込み可能なコードとすることもできる。プロセッサが読み取り可能な記録媒体は、プロセッサで読み込み可能なデータが記憶されるいかなる種類の記録装置をも含む。プロセッサが読み取り可能な記録媒体の例には、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶装置などがあり、さらには、インターネットを介した伝送などというキャリアウェーブの形態にしたものも含む。また、プロセッサが読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで接続されたコンピュータシステムに分散され、プロセッサで読み込み可能なコードが分散方式で記憶されて実行されてもよい。
【0197】
なお、以上では本発明の好適な実施例について図示及び説明したが、本発明は、上述した特定の実施例に限定されるものではなく、当該発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとっては、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨から逸脱すことなく、様々な変形実施が可能であるということは明らかである。また、それらの変形実施は、本発明の技術的思想や展望から別として理解されてはならない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
IRブラスターメニュー画面を表示する段階と、
前記画面に含まれる電子機器のいずれか一つに対する選択入力を受信する段階と、
前記選択入力に基づいて、選択された電子機器のIRフォーマットキー情報または前記選択された電子機器の機器情報を遠隔制御装置に送信する段階と、
を含む、映像表示装置の動作方法。
【請求項2】
前記IRブラスターメニュー画面は、電子機器の種類を選択できる上位メニュー、及び電子機器のメーカー、モデルを選択できる下位メニューを含む、請求項1に記載の映像表示装置の動作方法。
【請求項3】
前記選択された電子機器のIRフォーマットキー情報または前記選択された電子機器の機器情報の送信は、RF通信方式で行われる、請求項1に記載の映像表示装置の動作方法。
【請求項4】
前記選択された電子機器のIRフォーマットキー情報は、記憶部に既に記憶されている、請求項1に記載の映像表示装置の動作方法。
【請求項5】
IRフォーマットキーデータベースをアップデートする段階をさらに含む、請求項1に記載の映像表示装置の動作方法。
【請求項6】
映像表示装置から所定の電子機器のIRフォーマットキー情報または前記電子機器の機器情報を受信する段階と、
前記受信した情報に基づいて、前記電子機器のIRフォーマットキーに適合するようにIR信号を生成する段階と、
前記IR信号を前記電子機器に送信する段階と、
を含む、遠隔制御装置の動作方法。
【請求項7】
前記情報の受信は、RF通信方式で行われる、請求項6に記載の遠隔制御装置の動作方法。
【請求項8】
前記IR信号の送信は、IR通信方式で行われる、請求項6に記載の遠隔制御装置の動作方法。
【請求項9】
ユーザーのコマンド入力を受信する段階をさらに含み、
前記IR信号の生成段階は、前記受信した電子機器のIRフォーマットキー情報のうち、前記コマンド入力に対応する情報に基づいて、前記IR信号を生成する、請求項6に記載の遠隔制御装置の動作方法。
【請求項10】
前記IR信号の生成段階は、既に記憶されているIRフォーマットキーデータベース中の、前記機器情報に対応する情報に基づいて、前記IR信号を生成する、請求項6に記載の遠隔制御装置の動作方法。
【請求項11】
ユーザーのコマンド入力を受信する段階と、
前記受信したコマンド入力に対応するIRフォーマットキー情報を前記映像表示装置に要求する段階と、をさらに含む、請求項6に記載の遠隔制御装置の動作方法。
【請求項12】
IRブラスターモード画面を表示するディスプレイと、
前記画面に含まれる電子機器のいずれか一つに対する選択入力を遠隔制御装置から受信するインターフェース部と、
前記選択入力に基づいて、選択された電子機器のIRフォーマットキー情報または前記選択された電子機器の機器情報を前記遠隔制御装置に送信するように制御する制御部と、
を備える、映像表示装置。
【請求項13】
前記IRブラスターメニュー画面は、電子機器の種類を選択できる上位メニュー、及び電子機器のメーカー、モデルを選択できる下位メニューを含む、請求項12に記載の映像表示装置。
【請求項14】
前記インターフェース部は、RFモジュールを有し、
前記情報の送信は、前記RFモジュールによりRF通信方式で行われる、請求項12に記載の映像表示装置。
【請求項15】
前記選択された電子機器のIRフォーマットキー情報を含むIRフォーマットキーデータベースを記憶する記憶部をさらに備える、請求項12に記載の映像表示装置。
【請求項16】
前記制御部は、前記IRフォーマットキーデータベースをアップデートするように制御する、請求項15に記載の映像表示装置。
【請求項17】
映像表示装置から所定の電子機器のIRフォーマットキー情報または前記電子機器の機器情報を受信する第1モジュールと、
前記受信した情報に基づいて、前記電子機器のIRフォーマットキーに適合するようにIR信号を生成し、または、変更するように制御する制御部と、
前記IR信号を前記電子機器に送信する第2モジュールと、
を備える、遠隔制御装置。
【請求項18】
前記第1モジュールはRFモジュールであり、
前記情報の受信は、前記RFモジュールによりRF通信方式で行われる、請求項17に記載の遠隔制御装置。
【請求項19】
前記第2モジュールはIRモジュールであり、
前記信号の送信は、前記IRモジュールによりIR通信方式で行われる、請求項17に記載の遠隔制御装置。
【請求項20】
ユーザーのコマンド入力を受信するユーザー入力部をさらに備え、
前記制御部は、前記受信した電子機器のIRフォーマットキー情報のうち、前記コマンドに対応する情報に基づいて前記IR信号を生成する、請求項17に記載の遠隔制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2013−55650(P2013−55650A)
【公開日】平成25年3月21日(2013.3.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−173077(P2012−173077)
【出願日】平成24年8月3日(2012.8.3)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.BLUETOOTH
2.ZIGBEE
3.フロッピー
【出願人】(502032105)エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド (2,269)
【Fターム(参考)】