【課題】本発明は、甲殻類、卵の殻等の有機質を含む無機質の廃棄物処理にかかわる処理調整剤および該処理調整剤を用いた処理方法を提供する。
【解決手段】 有機物処理は、被処理物を処理機５の中に投入し そこにゼオライトと好気性バチルス属菌群で作られた調整剤４を入れ撹拌することにより通常の三分の一の時間で処理ができる。無機質の廃棄物は始めに粉砕機２にかけ細かく破砕し、処理機５に投入することにより卵、貝、骨に付着してる有機物は消滅する。処理しコンポスト化した卵の殻、甲殻類は飼料、肥料として利用でき、又、河川、海岸に散布すれば土壌改良、水質改善になる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、有機、無機質の廃棄物の処理に関わる発明です。
有機質の処理方法は色々とあるが、無機質の処理方法はなく、そのまま野積み状態が多い、本発明は野積みされている無機質の廃棄物を処理機に投入してゼオライト、内城菌と混合撹拌し、肥料、飼料にとかえる調整方法です。
【背景技術】
【０００２】
現在、卵の殻は水洗いして再利用されておりますが、大半は廃棄されてます。魚介類、家畜の骨も同様です。
廃棄されている無機質の廃棄物を最良の方法で処理する発明です。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
本発明は、有機物、無機質の廃棄物の処理調整材として発明した。基材は天然ゼオライト（和名）沸石と好気性バチルス属菌群を使用した基材です。これらの基材を使用することにより廃棄物の処理能力があがる。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
有機物処理は、処理機のなかに投入しそこにゼオライトと好気性バチルス属菌群で作られた基材を入れ撹拌することにより、悪臭、殺菌の効果もでる。処理能力は通常の三分の一の時間で処理が出来る。
無機質の廃棄物は、始めに粉砕機にかけ細かく破砕する、破砕後処理機に投入し有機物処理同様に行う事により卵、貝、骨に付着してる有機物は消滅する。
【発明の効果】
【０００５】
天然ゼオライトと好気性バチルス属菌群を調整基材に使用することにより処理能力が上がり、又ゼオライトにより、廃棄物を磨り潰す事により減容し処理能力も大幅に上がる。
従来の処理方法では、卵の殻貝殻等は処理が出来なかったが粉砕することによって微粒子化し、ゼオライトと混合して処理機の中に投入して、若干量の有機物を添加することでバクテリアが増殖して、ゼオライトの気孔に充分バクテリアが定着させることによって、卵の殻はさらに細かになる。調整剤のゼオライトにより悪臭、殺菌効果もある、卵の殻が細かく処理できたのを確認し、処理機より取りだす。処理された卵の殻は再び鳥の飼料にもなるし田、畑の土穣改良剤にもなる。
貝類も同じ要領で処理する。ホタテ貝、カキ貝、ハマグリ、あさり等の貝類も処理方法は卵の殻と同じです。貝類の処理後は土壌改良剤として使用するか、海岸に散布する。散布することにより海岸の浄化にもなる。田、畑に散布することにより連作障害の防止にもなる。
有機物の廃棄物も同じです。処理後の廃棄物は田、畑に散布撹拌する事により大変良い肥料と土壌改良剤になる。
本発明はこのような調整剤を発明した事により、廃棄物の処理能力に貢献出来ると思う。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
【図１】処理機の参考全体図
【符号の説明】
【０００７】
１ 撹拌羽
２ 粉砕機
３ 破砕物投入口
４ 調整剤
５ 処理機

【特許請求の範囲】
【請求項１】
本発明は、廃棄物処理に関わる発明です。
鳥類の卵の殻の処理方法です、卵の殻の処理をするには、第一に卵の殻を粉砕機にて、粒状にする、粉砕することにより卵の殻の内側の羊膜をも粉砕する、粉砕した卵の殻を処理機の中え投入する、殻を投入後、好気性バチルス属菌群複合菌を入れ、さらに天然のゼオライト（和名、沸石）を投入する。ゼオライトと内城菌は廃棄物処理の調整基材として使用。ゼオライトと卵の殻を処理機にて混合撹拌することにより殻はゼオライトにより、さらに細かく粉砕することが出来る。
【請求項２】
無機質の貝殻を粉砕機にて破砕し請求項１のような手順で行う、貝殻に付着してる貝柱や死骸も同時に処理できる発明です。
【請求項３】
牛豚鳥の骨も請求項１に準じて行う事が出来る。
骨に含まれるカルシュウム以外の物はすべて分解処理できる。

【図１】

【公開番号】特開２００７−７５８０５（Ｐ２００７−７５８０５Ａ）
【公開日】平成１９年３月２９日（２００７．３．２９）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−２９８１２８（Ｐ２００５−２９８１２８）
【出願日】平成１７年９月１３日（２００５．９．１３）
【出願人】（５０２２７０２７９）
【Ｆターム（参考）】