説明

木竹炭と木竹酢を培養土とした鉢物ベランダ園芸と菜園の営業システム

【課題】利用価値がないとされてきた木竹炭を培養土として活用し、ベランダ園芸及び家庭菜園システムを提供する。さらに上記システムを販売する営業システムを提供する。
【解決手段】木竹炭を種々サイズに加工するか粒又は粉末に加工して培養土Cとし、上記培養土を利用し園芸用又は家庭菜園用の鉢又は栽培容器に苗木Bを育成するベランダ園芸及び家庭菜園システム、および上記システムと栽培技術サービスおよび残物残土回収サービスとをセットにした営業システム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、利用価値のないものとして見放されている、木竹炭と木竹酢に関するものです。炭本来の特質、燃料としてではなく、鉢物栽培の培養土として活用することが、本発明の目的です。
木炭や竹炭には消臭・水質の濾過・殺菌・殺虫・土壌の改良に効果があると言われています。しかし鉢物栽培の培養土としての活用はされていません。そこで、少量の培養土の鉢物栽培に活用して、栽培効果を上げるのが発明のシステムです。
【背景技術】
【0002】
従来は、鉢物栽培の培養土として、木竹炭と木竹酢を活用した例はありません。それは自然環境が豊でしたから、ベランダ園芸や菜園などの必要がなかったのでしょう。
特に、ベランダ家庭菜園などはありませんでした。小さな鉢でトマトがなり、イチゴが取れスイカが食べられるなど、まったく考えられませんでした。それに錠剤の木竹炭木竹酢の害虫除け剤などもありません。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
第1の課題は、まだ経験したことのない人達に、ベランダ園芸、菜園がどんなに楽しいものかをPRして知っていただくことです。
第2の課題は、経験していただくこと。そして、第3の課題は、必ず満足できる栽培ができるようなシステムを確立することです。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の課題は、先ず、驚くようなベランダ園芸、ベランダ菜園の、実物見本を作り、それが、自宅のベランダで誰にでもできることを保証します。
第2の課題は、良質の種苗を育て、最適な培養土を製作使用し、さらに栽培するベランダに適した種苗を選び推薦して販売します。
【0005】
第3の課題は、園芸・菜園の鉢物を配達したとき、配達員はベランダ園芸、ベランダ菜園の環境を、ビデオ化し注意点などをメモして個別に「カルテ」を作り、その「カルテ」にもとずいて指導、助言を行い栽培します。
トマトやスイカなどは、熟れてくると鳥に食べられてしまいます。経験のない人には、考えられないことが起こりますので、定期的な助言をして課題を解決します。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
発明の実施の形態について、図面により説明します。
図1は、栽培用鉢に竹炭と木竹炭酢錠剤を使用した一例の説明図です。
A.栽培容器・鉢の本体。B.苗木。C.培養土。
D.竹炭。で、培養土のなかに差し込んだ一例です。差し込む位置は、栽培種苗に より適所に適した数を行います。
E.害虫除けと置き肥用の錠剤。で、木炭木酢竹炭竹酢、肥料や粘土などを調合し 混合した錠剤で、用土の上に蒔いて置けば良いので便利です。また錠剤が溶け て無くなるまで効果があるのでながもちします。
図2は、竹炭を栽培用鉢の培養土の表面に使用した一例の説明図です。
a.栽培容器・鉢の本体。b.苗木。c.培養土。d.竹炭。で、培養土の表面に乗 せて使用しています。表面に使用することにより、雨水や肥料などの散水の時の、 鉢の中の培養土の跳ね上がりが防止できます。
また、鉢の底部や培養土の中間など、種苗に合わせて効果的に活用できます。
なお、錠剤や粉末混合の木竹炭培養土は、自然土と同様の方法で使用できます。 本発明のシステムは、放置物を活用でき自然肥料により菜園ができるので、自然環 境の改善にも効果を上げることができます。
【発明の効果】
【0007】
本発明は上述の通りです。
【0008】
本発明のシステムは、「炭は燃料」の概念を一新して、炭を「植物栽培用土」に活用活用することの効果には計り知れないほど大きいものがあります。
第一に、放置されている木材竹材を、炭にすることの効果で植物の栽培に活用することは、自然環境の改善効果を上げることができます。
第二に、活用の目的が植物の栽培の「培養土」であり、培養土改良材とし使用することなので、炭の原料は植物、培養物も植物です。つまり「自然植物の回生」に他ならず、自然を愛する心の形成にも効果がある。
また、その実験が自宅のベランダで立派に証明できる、このシステムの効果はさらに大きい。自然環境の保護・自然植物の回生のシステム効果が本発明の効果です。.。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】は、栽培用鉢に竹炭と木竹炭酢錠剤を使用した一例の説明図です。
【図2】は,竹炭を栽培用鉢の培養土の表面に使用した一例の説明図です。
【符号の説明】
[図1]は、A.B.C.D.E.符号。
[図2]は、a.b.c.d.符号を使用しています。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
園芸や菜園の鉢物や栽培容器用に、木炭竹炭を鉢物栽培容器に合ったサイズに加工、または粒や粉末にして培養土を製作しこれを使用したベランダ園芸と家庭菜園のシステム。
【請求項2】
請求項1の、木炭木酢竹炭竹酢を粘土や肥料などを調合して混合し錠剤などにした、害虫除け追い肥と培養土の商品化と営業システム。
【請求項3】
請求項1,2,の培養土に鉢と種苗や草木に関する栽培方法の指導サービスをセットし、インターネットやその他の広告媒体を使用し、配達付き残物残土回収サービス付きの通信及び店頭販売の営業システム。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−183007(P2008−183007A)
【公開日】平成20年8月14日(2008.8.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−46160(P2007−46160)
【出願日】平成19年1月29日(2007.1.29)
【出願人】(500107717)
【Fターム(参考)】