説明

果肉だけにした柑橘類をカップ又は袋等の容器に入れた柑橘食品。

【課題】 従来の柑橘類を果肉だけにした食品は、代表的な物として「みかん缶詰」しかなかった。この食品は長期保存の為に、高熱を加えて殺菌してあるので、ビタミン類等の栄養素が壊れてしまっている。なおかつ甘みを重点に置く為にシラップ漬にしているので、本来のみかんの自然な味を味わうことが出来なかった。
【解決手段】
・ 柑橘類にある、ビタミン類やその他の栄養素が、壊れずにそのままの状態を維持する為に、高熱を加えずに柑橘類の果皮(1)皮(2)隔壁(3)袋(4)種子(5)を取り除いてカップ又は袋等の容器(7)に入れて食べ易くした。
・ 長期保存又は年中を通して柑橘類を食べられるように、冷凍にした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は柑橘類の果皮・皮・隔壁・種子・袋等を取り除いて果肉だけにして、容器又は袋等に入れて食べ易くした柑橘食品である。
【背景技術】
【0002】
長期保存を兼ねた缶詰等の熱加工をしたシラップ漬の柑橘食品しかなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これには次のような欠点があった。
(イ)高熱加工をすることによって、ビタミン等の栄養素が壊れてしまっている。
(ロ)シラップ漬にしている為、本来の柑橘類の味が全く得られない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
(イ)高熱による加工を施さない。
(ロ)シラップ等の一切の調味料を使用しない。
(ハ)長期保存又は、夏期に適した食感を得る為に容器に入れた果肉を冷凍にした。
【発明の効果】
【0005】
本発明は以上のような加工によって自然の味の柑橘類の果肉だけを一年中食べることができる。特にお年寄や、身体障害者の方達や小さな子供達は柑橘の種類によっては果肉だけを取り出すことは、手が果汁によってベトベトになったり、したたり落ちたり、時間がかかったり等の大変な手間の苦労がいるが、この発明は容易に快適に食することができる。
【0006】
本発明で食する果肉(6)だけの柑橘類は自然そのものの味を得ることができる。又冷凍することによって長期間の保存が出来て特に夏期の暑い時期には暑さを和らげる効果があると共に一年中柑橘類を手間いらずで味わうことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
(イ)柑橘類の果皮(1)皮(2)隔壁(3)袋(4)種子(5)を取り除き果肉(6)だけを取り出して容器又は袋(8)に入れる。
(ロ)冷凍する場合は果肉(6)だけを入れた容器又は袋(8)ごと冷凍する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の断面図である
【図2】本発明の果肉の正面図である。
【図3】本発明の果肉だけを容器又は袋に入れた正面図である。
【符号の説明】
【0009】
(1) 果皮
(2) 皮
(3) 隔壁
(4) 袋
(5) 種子
(6) 果肉
(7) 容器又は袋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
柑橘類の果皮(1)皮(2)隔壁(3)袋(4)種子(5)を取り除いた果肉(6)だけをカップ又は袋等の容器(8)に入れた柑橘食品。
【請求項2】
(請求項1)記載の柑橘食品を冷凍した事を特徴とする柑橘食品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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