説明

架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体

【課題】従来よりも表面硬度が低く、かつ高温での収縮変形が少なく、真空成形やスタンピング成形などによって自動車の内装材、ダクト、浮力材、制震材、断熱材、パッキン、目地材、緩衝材、洗浄スポンジなどの製品とするのに好適な架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の提供を目的とする。
【解決手段】示差操作熱量分析により測定された融点が118〜122℃、ショアA硬度が59〜86のブロックコポリマーからなるポリオレフィン系樹脂に、架橋剤と発泡剤を配合して混練した発泡性樹脂組成物を架橋及び発泡させて架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、柔軟性が高く、かつ耐熱性が良好な架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体に関する。
【背景技術】
【0002】
架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体は、熱可塑性であることから、加熱後に型押しし、冷却するなどの熱成形による賦形が可能であり、自動車の内装材、ダクト、浮力材、制震材、断熱材、パッキン、目地材、緩衝材、洗浄スポンジなど、様々な用途で使用されている。
【0003】
しかしながら、架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体は、ポリオレフィン系樹脂に架橋剤及び発泡剤を配合して混練により得た発泡性樹脂組成物を加熱し、架橋剤による架橋反応及び発泡剤の分解による発泡によって形成されたものであり、発泡前の段階で、既にある程度架橋反応が進行して分子構造が固定されているため、発泡前の形状に戻ろうとする力(歪み)が発泡後の発泡体内部に残存している。
【0004】
架橋ポリレオフィン系樹脂発泡体を熱成形で賦形した製品は、通常、比較的低い温度で使用されているため、賦形した形状が維持されているが、高温になると樹脂が軟化し、発泡前の段階で固定された形状に収縮し易い。特に柔軟性の高い(表面硬度の低い)架橋ポリレオフィン系樹脂発泡体は、後工程での加熱や、使用時の温度上昇(例えば70℃への上昇)によって、製品形状を保持できない場合がある。
【0005】
使用時の温度上昇による架橋ポリレオフィン系樹脂発泡体の変形例として、例えば次の場合がある。
(1)洗車機のスポンジブラシが、屋外の直射日光によって著しく変形する場合がる。
(2)架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の臭気を除去するために、架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体製品を70℃以上の恒温槽で所定時間加熱する場合に、3%以上の寸法収縮を生じる場合がある。
(3)屋外で使用するパッキンが、使用環境によって70℃程度の高温になって変形し、シール性が損なわれる場合がある。
【0006】
また、柔軟性及び伸びに優れ、且つ耐熱性に優れる架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体として、エチレンとα−オレフィンとの共重合体からなる架橋ポリエチレン系樹脂発泡体(特許文献1)、結晶化促進剤を用いた架橋ポリエチレン系樹脂発泡体(特許文献2)、直鎖状低・中密度ポリエチレン、高圧法低密度ポリエチレン、低分子量ポリオレフィンワックス、増核剤からなるポリエチレン系架橋発泡体(特許文献3)、ポリエチレン、ポリプロピレン、ブロック共重合体の水添加物からなる架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体(特許文献4)、ポリエチレンとポリプロピレンからなる熱可塑性エラストマーを含み、ゲル分率が45%以上の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体(特許文献5)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平10−259268号公報
【特許文献2】特開2004−224904号公報
【特許文献3】特開2004−137342号公報
【特許文献4】特開2005−97356号公報
【特許文献5】特開2008−266589号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、さらに表面硬度が低く柔軟性の高い、かつ高温での収縮変形が少ない耐熱性の高い架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体が求められている。
本発明は前記の点に鑑みなされたものであって、従来よりも表面硬度が低く、かつ高温での収縮変形が少ない架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、ポリオレフィン系樹脂に架橋剤と発泡剤を配合して混練した発泡性樹脂組成物を架橋及び発泡させた架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体において、前記ポリオレフィン系樹脂が、示差操作熱量分析により測定された融点が118〜122℃で、ショアA硬度が59〜86のブロックコポリマーからなることを特徴とする。前記ブロックコポリマーは、マルチブロックコポリマーがより好ましい。また、前記ポリオレフィン系樹脂は、密度0.89g/cm以下のものが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、従来品と比較して、さらに表面硬度が低く柔軟性に優れ、かつ高温での収縮変形が少ない耐熱性の高い架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体が得られる。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体は、ポリオレフィン系樹脂に架橋剤と発泡剤を配合して混練した発泡性樹脂組成物を架橋及び発泡させたものからなる。
本発明において使用されるポリオレフィン系樹脂は、示差操作熱量分析により測定された融点(結晶融解ピーク温度、DSC融点)が118〜122℃で、ショアA硬度が59〜86のブロックコポリマーからなる。示差走査熱量分析による融点(DSC融点)が118℃未満の場合、架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の耐熱性が劣るようになる。一方、ポリオレフィン系樹脂の示差走査熱量分析による融点(DSC融点)が122℃より高い場合には、発泡性樹脂組成物の混練がポリオレフィン系樹脂の融点以上の温度で行われるものであり、また、一般的に架橋剤の架橋反応が130℃程度から加速度的に進行し、また発泡剤の分解が130℃程度から進行するため、ポリオレフィン系樹脂のDSC融点より高い温度で行われる発泡性樹脂組成物の混練時に架橋及び発泡が始まってしまい、良好な架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体が得られなくなる。前記ショアA硬度が50未満の場合、出来上がった発泡体が柔らかすぎ、取り回し・加工などの作業が困難となり、一方、86を超える場合には、出来上がった発泡体が硬すぎ、触感、柔らかさが重視される場合に不向きとなるだけでなく、柔軟性による形状追従性が損なわれ、シール材として不適となる。前記ポリオレフィン系樹脂は、密度が089g/cm以下が好ましい。より好ましい密度の範囲は0.89g/cm以下、0.86g/cm以上である。
【0012】
前記ブロックコポリマーは、エチレンと、1種類以上のモノマー、例えば(1)C3〜C20の直鎖又は分岐のα−オレフィン、(2)C3〜C20のシクロオレフィン、(3)ジオレフィン又はポリオレフィン、(4)芳香族ビニル化合物、(5)ジエン(共役又は非共役、分岐鎖、環式又は多環式)との共重合体を挙げることができ、より好ましくは極性多官能基を有するマルチブロックコポリマーである。
【0013】
マルチブロックコポリマーは、好ましくは線状に結合した2以上の化学的に異なるセグメント(ブロックと称される)を含むポリマーである。さらに好ましいブロックコポリマーは、エチレンとC3〜C20のα−オレフィンコモノマー若しくは1又はそれ以上の追加の共重合性コモノマーとの共重合体を含むマルチブロックコポリマーである。好適なコモノマーは、ジオレフィン、環状オレフィン、及び環状ジオレフィン、ハロゲン化ビニル化合物、及びビニリデン芳香族化合物、C4〜C20の共役、非共役、又は分岐鎖、環式、又は多環式のジエンなどから選択される。
【0014】
前記マルチブロックコポリマーは、同等の結晶性又は弾性率における同じモノマー及びモノマー含有率を有するランダムコポリマーと比較すると、DSC融点が高い等、高い耐熱性を示す。そのため、マルチブロックコポリマーを用いた架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体は、高温における圧縮永久ひずみが低く、耐クリープ性が高く、さらに加熱時の収縮が少ないものとなる。また、前記マルチブロックコポリマーは、結晶化温度が高いため、早い硬化により、架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の発泡工程におけるサイクルタイムを短くすることができる等の利点もある。
【0015】
架橋剤は、従来、架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体に使用されている公知のものが用いられる。例えば、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ビス−ターシャリーブチルパーオキシヘキサン、1,3−ビス−ターシャリーパーオキシ−イソプロピルベンゼンなどの有機過酸化物等を挙げることができる。前記架橋剤の配合量は、通常、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対し3〜7重量部である。
【0016】
発泡剤は、加熱により分解してガスを発生する熱分解型のものが用いられ、特に制限されるものではない。例えばアゾジカルボンアミド、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、ジアゾアミノベンゼン、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ベンゼン−1,3−スルホニルヒドラジド、ジフェニルオキシド−4,4’−ジスルフォニルヒドラジド、4,4’−オキシビスベンゼンスルフォニルヒドラジド、パラトルエンスルフォニルヒドラジド、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、N,N’−ジニトロソ−N,N’−ジメチルフタルアミド、テレフタルアジド、p−t−ブチルベンズアジド、重炭酸ナトリウム、重炭酸アンモニウム等の一種又は二種以上が用いられる。特にアゾジカルボンアミド、4,4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジドが好適である。添加量としては、通常、ポリオレフィン系樹脂100重量部に対して、3〜7重量部とされる。
【0017】
前記ポリオレフィン系樹脂には、その他、必要に応じて充填剤や助剤が配合される。充填材としては、例えば、重質炭酸カルシウム、珪藻土、硫酸バリウム、酸化鉄、アルミナ(酸化アルミニウム)、水酸化アルミニウム、プラスチックパウダー等を挙げることができ、それらを単独または複数種類組み合わせて使用することができる。助剤としては、発泡助剤等がある。発泡助剤には、酸化亜鉛、酸化鉛等の金属酸化物、低級又は高級脂肪酸あるいはそれらの金属塩、尿素及びその誘導体等を挙げることができ、それらを単独または複数種類組み合わせて使用することができる。
【0018】
前記架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体の製造方法について説明する。まず、ポリオレフィン系樹脂に架橋剤、発泡剤及び適宜必要とされる充填材や助剤を配合し、押出機、バンバリーミキサー、ロールなどの混練装置に供給してポリオレフィン系樹脂の融点より高く、かつ発泡剤の分解温度以下の温度で混練し、発泡性樹脂組成物を得る。次に、前記発泡性樹脂組成物を、金型内に充填して密封し、加圧した状態で所定時間加熱(発泡剤の分解温度以上の温度で加熱)することにより、架橋剤の架橋及び発泡剤の分解を進行させ、その後、金型を開いて除圧することにより架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得る。
【0019】
このようにして製造した架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体は、その後にスタンピング成形や真空成形により所望の形状に賦形されて自動車の内装材やダクト、浮力材、制震材、断熱材、パッキン、目地材、緩衝材、洗浄スポンジなどの製品とされる。
【実施例】
【0020】
・実施例1
ポリオレフィン系樹脂として、ザ・ダウケミカルカンパニー製、品名:INFUSE D9507.10(DSC融点119℃、ショアA硬度59、密度0.866g/cm、マルチブロックコポリマー)、架橋剤として、化薬アクゾ株式会社製、品名:カヤクミルD(ジクミルパーオキサイド)、発泡剤として、永和化成株式会社製、品名:ビニホールAC#3(アゾジカルボンアミド)を用い、さらに発泡助剤(酸化亜鉛2種、ステアリン酸亜鉛)を用いてこれらを表1に示す配合量とし、この配合物を75L加圧ニーダーに供給し、自己発熱により溶融させて122℃で混練し、発泡性樹脂組成物を得た。この発泡性樹脂組成物を、金型(深さ50×600×1200mm)に充填して密封し、加圧状態下153℃で40分間加熱し、その後除圧して金型を開く加圧一段発泡により実施例1の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得た。
【0021】
・実施例2
ポリオレフィン系樹脂をザ・ダウケミカルカンパニー製、品名:INFUSE D9807.10(DSC融点118℃、ショアA硬度60、密度0.866g/cm、マルチブロックコポリマー)とした以外は実施例1と同様にして実施例2の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得た。
【0022】
・実施例3
ポリオレフィン系樹脂をザ・ダウケミカルカンパニー製、品名:INFUSE D9500(DSC融点122℃、ショアA硬度76、密度0.877g/cm、マルチブロックコポリマー)とした以外は実施例1と同様にして実施例3の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得た。
【0023】
・実施例4
ポリオレフィン系樹脂をザ・ダウケミカルカンパニー製、品名:INFUSE D9530.05(DSC融点119℃、ショアA硬度86、密度0.887g/cm、マルチブロックコポリマー)とした以外は実施例1と同様にして実施例4の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得た。
【0024】
・比較例1
ポリオレフィン系樹脂をザ・ダウケミカルカンパニー製、品名:エンゲージ 8842(DSC融点39℃、ショアA硬度51、密度0.857g/cm、ランダムコポリマー)とした以外は実施例1と同様にして比較例1の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得た。
【0025】
・比較例2
オレフィン系樹脂をザ・ダウケミカルカンパニー製、品名:エンゲージ 8100(DSC融点60℃、ショアA硬度75、密度0.870g/cm、ランダムコポリマー)とした以外は実施例1と同様にして比較例2の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得た。
【0026】
・比較例3
ポリオレフィン系樹脂を東ソー(株)製、品名:ニポロン−L FR152B(DSC融点123℃、ショアA硬度98、密度0.924g/cm、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE))とした以外は実施例1と同様にして比較例3の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得た。
【0027】
・比較例4
ポリオレフィン系樹脂を日本ポリエチレン株式会社、品名:カーネルKS260(DSC融点92℃、ショアA硬度90、密度0.902g/cmメタロセン系オレフィン樹脂)、発泡剤を6重量部、架橋剤を0.8重量部とし、実施例と同様にして比較例4の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得た。
【0028】
・比較例5
ポリオレフィン系樹脂を日本ポリエチレン株式会社、品名:カーネルKS260(DSC融点92℃、ショアA硬度90、密度0.902g/cmメタロセン系オレフィン樹脂)、発泡剤を8重量部、架橋剤を0.8重量部とし、実施例と同様にして比較例5の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得た。
【0029】
・比較例6
ポリオレフィン系樹脂を日本ポリエチレン株式会社、品名:カーネルKF270(DSC融点100℃、ショアA硬度93、密度0.907g/cmメタロセン系オレフィン樹脂)、発泡剤を6重量部、架橋剤を0.8重量部とし、実施例と同様にして比較例6の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体を得た。
各実施例及び各比較例において使用した樹脂の特性については表1に示し、また、各実施例及び各比較例の配合については表2に示す。
【0030】
【表1】

【0031】
【表2】

【0032】
各実施例及び各比較例の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体に対して、密度(JIS K 6767)、アスカーF硬度、アスカーC硬度、70℃24時間収縮率、100℃24時間収縮率を測定した。アスカーF硬度及びアスカーC硬度は、発泡体の表面硬度であり、柔軟性の指標となる。70℃24時間収縮率はJIS K 6767、熱的安定性B法の手順で行い収縮率を計算した。100℃24時間収縮率は、温度だけ変えてJIS K 6767、熱的安定性B法の手順で行い、収縮率を計算した。70℃24時間収縮率及び100℃24時間収縮率は、耐熱性の指標となる。これらの測定結果を表3に示す。なお、アスカーF硬度の測定に関し、比較例3〜6については、100に近く適正な測定ができなかった。
【0033】
【表3】

【0034】
表3に示すように、実施例1〜3の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体は、何れも表面硬度が低く、良好な柔軟性を有すると共に、高温時の収縮が少なく、耐熱性が高いものであった。一方、比較例1の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体は、表面硬度については低いものの収縮率が大きく、耐熱性が低いものであった。比較例2の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体は、表面硬度については実施例3と同程度であるものの、収縮率が大きく、耐熱性が低いものであった。比較例3は収縮率こそ小さいものの硬度が高かった。比較例4〜6は収縮率は比較的小さいが硬度が高かった。比較例5は柔軟性を得るために発泡体密度を小さくしているが加圧一段発泡では発泡体にワレを生じた。
【0035】
このように、本発明の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体は、表面硬度が低く柔軟に優れ、かつ高温での収縮変形が少ない耐熱性の高いものであり、自動車の内装材、ダクト、浮力材、制震材、断熱材、パッキン、目地材、緩衝材、洗浄スポンジなど、様々な用途に好適である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ポリオレフィン系樹脂に架橋剤と発泡剤を配合して混練した発泡性樹脂組成物を架橋及び発泡させた架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体において、
前記ポリオレフィン系樹脂が、示差操作熱量分析により測定された融点(DSC融点)が118〜122℃で、ショアA硬度が59〜86のブロックコポリマーからなることを特徴とする架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体。
【請求項2】
前記ポリオレフィン系樹脂が密度0.89g/cm以下であることを特徴とする請求項1に記載の架橋ポリオレフィン系樹脂発泡体。

【公開番号】特開2011−184574(P2011−184574A)
【公開日】平成23年9月22日(2011.9.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−51560(P2010−51560)
【出願日】平成22年3月9日(2010.3.9)
【出願人】(000119232)株式会社イノアックコーポレーション (1,145)
【Fターム(参考)】