説明

柄付き調理器具

【課題】従来の、柄が細い包丁では、硬い食材等を切るとき柄に力が入れにくかった。そこで近年、柄を覆うことで使用時に手が滑りにくくなるカバーが開発されている。しかしながら、このような滑り止め具では、調理器具の柄と滑り止め具との間に水分や汚れが入り込み易く、衛生的な状態を維持するためには、使用後に外して洗浄、乾燥する必要があった。そこで、衛生的で、かつ、グリップ感の優れた柄付き調理器具を提供する。
【解決手段】柄13を、中子12をインサート成形した内部材131と、内部材131を二重成形した外部材132と、から形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、柄付き調理器具に関する。
【背景技術】
【0002】
柄付きの調理器具、特に包丁は、単に食材を切断する以外にも、切っ先で肉のスジを切ったり、あごでジャガイモの芽をえぐり取ったり、果物の皮を剥いたり、野菜を飾り切りしたりするなど、多くの用途に使用される。そのため従来の包丁は、細かな動作が行い易いよう柄が細く作られていた。しかしそれでは、硬い食材等を切るとき柄に力が入れにくいという問題があった。
【0003】
そこで近年、柄を覆うことで使用時に手が滑りにくくなるカバーが開発されている。例えば、特許文献1には、調理器具等の柄に装着して使用する、合成樹脂製の滑り止め具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−104664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、このような滑り止め具では、調理器具の柄と滑り止め具との間に水分や汚れが入り込み易く、衛生的な状態を維持するためには、使用後に外して洗浄、乾燥する必要があった。
【0006】
そこで本発明は、衛生的で、かつ、グリップ感の優れた柄付き調理器具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る柄付き調理器具は、柄が、中子をインサート成形した内部材と、内部材を二重成形した外部材と、から形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
衛生的で、かつ、グリップ感の優れた柄付き調理器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】(a)〜(d)本発明の第1の実施形態に係る柄付き調理器具1の横面図及び上面図である。
【図2】(a)(b)本発明の変形例1に係る柄付き調理器具1aの上面図及び横面図である。(c)柄付き調理器具1aのB−B’線断面を矢視方向Aから見た場合の断面図である。
【図3】(a)(b)本発明の変形例1に係る柄付き調理器具1bの上面図である。
【図4】(a)本発明の変形例3に係る柄付き調理器具1cの横面図である。(b)柄付き調理器具1cの刀角度を説明するための説明図である。(c)柄付き調理器具1cの使用例を説明するための説明図である。
【図5】本発明の変形例に係る柄付き調理器具1dの斜視図である。
【図6】本発明の変形例に係る柄付き調理器具1eの斜視図である。
【図7】(a)(b)本発明の第2の実施形態に係る柄付き調理器具2の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、すべての図面において同様の構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
【0011】
<第1の実施形態>
図1(a)〜図1(d)に、本発明の第1の実施形態に係る柄付き調理器具1の斜視図を示す。
【0012】
図1(a)に示すように、柄付き調理器具1は、刀身11と柄13とを有する包丁である。
【0013】
具体的に、柄付き調理器具1は、柄から露出する刃部分である刀身11と、柄の内部に通る中子12と、中子12の周囲に形成される樹脂製の柄13と、からなる。
【0014】
刀身11は、ここでは、洋包丁と称される両面から刃付けが施された両刃構造の刃である。さらに、刀身11は、峰の先端部が丸みを帯びており、峰は刃先に対して安全な角度(例えば、60度以上)で交わり、切先を形成する。また、刃先はほぼ直線状の緩やかな曲線で形成されており、刃先中心と切先、及び、刃先中心とあごの差は、0.5〜3mmの範囲、好ましくは1mm程度である。
【0015】
なお、刀身11の形状はこれに限らず、どのような形状としてもよい。また、刀身11の素材としては、例えば、鋼鉄、ステンレス鋼、セラミック等を使用することができる。
【0016】
中子12は、図1(b)に示すように、一般的な包丁に使用される中子と同様に形成される板状の部材である。中子12は、刀身11と一体に形成されていてもよいし、同素材又は他の素材で形成した後、刀身11に溶接されていてもよい。また、中子12には、柄13を固定するための複数(本実施例では2つ)の貫通孔121が設けられている。
【0017】
本実施形態に係る中子12は、半中子と称される柄の中間程度にまで通される形状のものである。半中子であれば、後述する柄13に中子部分が全て覆われるため、中子が錆びることなく、また、水分の柄内部への進入が無い点で有利である。もちろん、より強度のある形状、例えば、柄の峰側のみに通る背通しや、柄と同形状の本通し等としてもよい。
【0018】
柄13は、図1(c)及び図1(d)に示すように、中子12を覆う内部材131と、内部材131を覆う外部材132と、からなる。なお、柄13は、ここではその軸が刃先とほぼ平行となるよう形成される。
【0019】
内部材131は、外部材132よりも剛性の樹脂よりなる部材であり、中子12を覆うよう形成されている。図1(c)に記載するような複合部品は、例えばインサート成形により製造できる。すなわち、内部材131の成形型内にインサート品である中子12を装填してそこへ溶融樹脂を注入し、中子12を溶融樹脂で包んで固化させることで一体化させる。この際、中子12の貫通孔121まで内部材131を形成する樹脂で満たされることで、内部材131と中子12とは連結固定される。なお、内部材131の素材としては、ポリプロピレン、ABS、ポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネイト等の、高い機械特性を有する樹脂が適している。
【0020】
内部材131と中子との連結法は上記に限らず、例えば、一般的な和包丁のように、貫通孔121の変わりに中子12にカギ形状を設けてインサート成形し、固化した樹脂がカギ形状に係合することで両者を連結固定することもできる。また、一般的な洋包丁のように、貫通孔121と内部材131を貫く鋲を通してからインサート成形したり、柄を差し込んだ後に高周波を利用して内部を部分的に溶かして固化させたりすることで、連結固定してもよい。
【0021】
また、内部材131は、図1(c)に示すように、親指、及び人差し指が刀身11側へ移動するのを防ぐために、なだらかに盛り上がった鍔131aと、親指及び人差し指を宛てるために、鍔131aの柄頭側がなだらかに落ち込んだ鍔元131bと、小指が刀身11とは逆側へ移動するのを防ぐために、柄の端部を刃先側へと湾曲させた柄頭131cと、を備える。
【0022】
外部材132は、内部材131よりも軟性の樹脂よりなる部材であり、内部材131を覆うように二重成形されている。具体的に、外部材132は、図1(c)に示す中間部品の内部材131をインサート品として、溶融樹脂を一体的に被覆成形する。外部材132が内部材131を均一に被覆すれば、鍔131aに応じて鍔132aが、鍔元131bに応じて鍔元132bが、柄頭131cに応じて柄頭132c形成される。なお、図1(d)に示すように、鍔元132bは、鍔元線M1が、刃先面M2に対して傾斜を有するように形成されている。
【0023】
なお、ここでは、外部材132は、内部材131の側面の縁までを覆うものとし、刀身側の面131dは内部材131が露出したまま残される。このように、応力によって破損の生じやすい柄と刀身の接合部を剛性の樹脂からなる内部材131のみで形成することで、柄13の強度を高めることができる。また、包丁差しに包丁を収納する際の衝撃にも強く、口金を設けなくともひびやわれ等を生じることがない。
【0024】
外部材132の厚さは、ここでは例えば5〜6mm程度であるが、適宜望ましい厚さに成形してよい。
【0025】
なお、柄13の鍔元132bの円周は、105mmから130mm程度であるのが望ましい。
【0026】
また、外部材132の素材としては、例えば、シリコンゴム、フッ素ゴム等のエラストマーを使用できる。
【0027】
また、このようにして形成される柄付き調理器具1の柄13は、インサート成形加工時に起こる内部材131のひけ等の成形不良を、外部材132を被覆することで補填して、外観よく加工成形することができる。また、これによれば、外部材132に滑り止め等の模様を付す場合にも、表面に成形不良が影響しないため、鮮明に刻印できる。また、内部材と外部材の色を変えれば、意匠性に優れた調理器具を提供することができる。
【0028】
また、柄13がインサート成形及び二重成形により一体に形成されているため洗いやすく、また、柄の内部に水分や汚れが入り込まずに衛生的である。
【0029】
さらに、上記のように、柄が太く形成された柄付き調理器具1は、従来の柄が細い(90mm程度)包丁に比べて力が入れ易い。また、柄が利用者の手指に合わせて流線型に形成されているために安定した高いグリップ性が実現できる。これにより、刀身に力が加えやすく、刃が横滑りしたり、手が痛くなったりすることを防止できる。
【0030】
また、例としてかぼちゃのような硬い食材を切る際は力が入った状態となり、刀身側に手指が滑ってしまう可能性があるが、柄13に鍔を設けたことでこれを防止できる。その結果、誰でも安全に硬い食材を切ることが可能であるため、調理を容易にするために電子レンジ等を使用して風味を落とすこと無く、生の食材をそのまま調理することが可能である。
【0031】
また、柄からの力を伝え難い刃先のそり(曲線部)部分を極力無くして刃先をほぼ直線状としたことで、図1(d)に示すように、まな板に当たる刃先の面積が大きく、全体に力を加えやすい。これにより、食材に割れを生じさせることなく、硬い食材も容易に切ることができる。
【0032】
上記の実施形態は、本発明の要旨を例示することを意図し、本発明を限定するものではない。本発明は、その技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。
【0033】
例えば、刀身及び柄の形状は、必ずしも上記である必要はない。以下に、変形例を示す。
<変形例1>
【0034】
図2(a)及び図2(b)に、本発明の変形例1に係る柄付き調理器具1aを示す。
【0035】
柄付き調理器具1aは、第1の実施形態に係る柄付き調理器具1の刀身11に幅広部111を、柄13に突き抜け部133を設けた構造である。
【0036】
図2(a)に示すように、幅広部111は、刀身幅が広がる方向に切先側の峰が曲線状に隆起している部分である。また、刀身11aの幅は幅広部111で最も広くなる。これにより、硬いものを切断するために峰を手で押し下げる際、切先側へ手が滑るのを防止することができる。
【0037】
また、図2(b)に示すように、断面がコの次状の当て具14を峰に取り付けることで、手で容易に峰を押すことができる。また、幅広部111により当て具14が切先側に滑り落ちることなく、安全に利用することが可能である。
【0038】
突き抜け部133は、内部材131に形成される複数(ここでは3つ)の凸部1311と、外部材132の凸部1311に対応する位置に形成される貫通孔1321と、からなる。図2(c)は、B−B’線断面を矢視方向Aから見た場合の断面図である。凸部1311は、少なくとも外部材132の厚さ以上の高さを有する隆起であり、これが外部材の貫通孔1321を貫通して、柄13aの表面に露出するよう形成されている。なお、突き抜け部133の形状は、本例ではかぼちゃの種を象った形状としているが、これに限定されない。また、突き抜け部の数も上記に限定されず、適宜変更してもよい。
【0039】
このような構成により、柄付き調理器具1aは、柄13aに負荷をかけた場合でも、内部材131が外部材132からズレたり、剥がれたりするのを防止する。また、凸部1311の高さを大きくしたり、形状、位置を調整したりすることで、利用者の指を引っ掛けることで、滑り止めの機能を付与することもできる。また、内部材131と外部材131とを違う色とすることで、デザイン性を出せる。
【0040】
<変形例2>
図3(a)及び図3(b)に、本発明の変形例2に係る柄付き調理器具1bを示す。
【0041】
柄付き調理器具1bは、変形例1に係る柄付き調理器具1の刀身11aの刃先に対して、柄の軸が傾くように連結固定されたものである。ここでは、図3(a)に示すように、鍔元線M1が、刃先面M2と実質的に垂直(85〜95度の範囲)となるようにしている。
【0042】
これにより、図3(b)に示すように、利用者は、刀身11bにより力を加え易い。特に、利用者の身長とまな板の高さの関係から背筋を伸ばし、かつ、脇をしめて肘を約直角に曲げて切る場合、刀身11bを上から下へと降ろす動作が容易になる。
【0043】
<変形例3>
図4(a)、及び図4(b)に、本発明の変形例3に係る柄付き調理器具1cを示す。
【0044】
柄付き調理器具1cは、変形例1に係る柄付き調理器具1aの刀身11aの身幅をさらに広くしたものである。
【0045】
具体的には、図4(a)に示すように、調理器具1cの刀身11cは、刀身の長さd1に対し、刀身の幅d2が4分の1以上の長さを有する。
【0046】
また、図4(b)に示すように、一般的に、包丁の切れ味は刀角の延長線の頂点の角度θに影響される。特に、角度θを小さくしたり、刃厚d3を薄くしたりすれば切れ味は上がっても、強度が低下してしまう。
【0047】
そこで、本例の刀身11cは、刀身の幅d2を45〜55mm、好ましくは50mm程度に広くとり、刃厚d3を2mm以下、好ましくは1.4〜1.8mm、より好ましくは1.6mm程度とすることにより、強度を保つと共に、切れ味のよい刀身を実現することができる。
【0048】
図4(c)に、柄付き調理器具1cでかぼちゃ5cの片身を内側から切る様子を示す。これによれば、柄付き調理器具1cは、刀身の長さd1が短いため、かぼちゃ5cの対面に切先が当たって邪魔をすることがなく、スムーズに切ることが可能である。また、刀身が短いことにより、利用者は自然に刃元を使用するため、柄の力がダイレクトに刃身に伝わり、硬い食材を容易に切ることができる。
【0049】
以上、本発明の変形例について説明した。なお、本発明は、上記以外にも、さまざまな用途に利用可能である。例えば、図5に示すような柄付き調理器具1d(フライパン)や、図6に示すような柄付き調理器具1e(フライ返し)等に柄13を適用することで、衛生的で、グリップ性の高い柄付き調理器具を提供することが可能である。また、内部材に熱耐性が高く、外部材に熱伝導性の低い樹脂を使用することで、加熱調理器具にも使用することができる。この他にも、スプーンやフォーク、ターナー、お玉、鍋の蓋の把手等、さまざまな調理器具に適用することができる。また、アイススコップやハンドミキサー等に適用すれば、手に冷たさや振動が伝わるのを防止し、快適に使用できる。
【0050】
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0051】
図7(a)及び図7(b)に、本発明の第2の実施形態に係る柄付き調理器具2の斜視図を示す。
【0052】
図7(a)に示すように、柄付き調理器具2は、刀身21と、中子22と、樹脂製の柄23と、からなる包丁である。
【0053】
刀身21、及び中子22は、一般的な洋包丁に使用されるものと同様のである。もちろん、刀身21及び中子22の形状はどのような形状としてもよく、また、その素材も自由である。中子22は、ここでは、第1の実施形態に係る中子11と同様に、柄23を固定するための複数の貫通孔221を備えている。
【0054】
柄23は、図7(a)及び図7(b)に示すように、中子22を覆う内部材231と、内部材231の両面を覆う一対の外部材232と、からなる。
【0055】
内部材231は、外部材232よりも剛性の樹脂よりなる、角を丸めた立方体形状の部材である。また、第1の実施形態に係る内部材131と同様に、インサート成形により中子22を覆うと共に、刀身21と連結固定されている。
【0056】
外部材232は、内部材231よりも軟性の樹脂よりなる、断面が蒲鉾型の部材である。なお、外部材232は、アウトサート成形により、内部材231の両面にそれぞれ付着固定してされている。なお、アウトサート成形に用いる鋳型に模様のための凹凸を形成しておくことで、外部材232に滑り止め等のための模様100を付すことができる。
【0057】
このような構成によれば、本発明の柄付き調理器具2は、アウトサート成形によって内部材231に外部材232を付着固定しているため、両者の間に水分等が進入することなく、衛生的な使用が可能である。また、グリップ性の高い軟質の樹脂を使用した外部材232により、より安全に、硬い食材を切ることができる。
【0058】
このように、本発明によれば、柄付き調理器具の柄を硬質の樹脂と軟質の樹脂とから形成することによって、衛生的で、かつ、グリップ感の優れた柄付き調理器具を提供する。
【符号の説明】
【0059】
1,1a〜1e,2:柄付き調理器具、11,11a〜11c,21:刀身、12,22:中子、13,13a、13b:柄、100:模様、121,221:貫通孔、131,231:内部材、132,232:外部材。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
柄付きの調理器具であって、
前記柄が、中子をインサート成形した内部材と、
前記内部材を二重成形した外部材と、から形成されていること
を特徴とする柄付き調理器具。
【請求項2】
請求項1に記載の柄付き調理器具であって、
前記内部材が、前記外部材を貫通する部位を備えていること
を特徴とする柄付き調理器具。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の柄付き調理器具であって、
前記柄は、鍔を有していること
を特徴とする柄付き調理器具。
【請求項4】
請求項1から3の何れか一項に記載の柄付き調理器具であって、
前記鍔の鍔元の円周が、105mmから130mmであること
を特徴とする柄付き調理器具。
【請求項5】
請求項1から4の何れか一項に記載の柄付き調理器具であって、
前記柄と、前記柄にインサートされる前記中子から延出する刀身と、を有する包丁であり、
前記刀身は、刀身長さに対し、刀身幅が4分の1以上であること
を特徴とする柄付き調理器具。
【請求項6】
請求項1から5の何れか一項に記載の柄付き調理器具であって、
前記刀身は、刀身幅が広がる方向に切先側の峰が隆起する幅広部を有していること
を特徴とする柄付き調理器具。
【請求項7】
請求項1から6の何れか一項に記載の柄付き調理器具であって、
前記刀身は、刀身の刃厚が2mm以下であること
を特徴とする柄付き調理器具。
【請求項8】
請求項1から7の何れか一項に記載の柄付き調理器具であって、
前記外部材は、内部材よりも軟質の樹脂で形成されていること
を特徴とする柄付き調理器具。
【請求項9】
請求項1から7の何れか一項に記載の柄付き調理器具であって、
前記外部材は、エラストマーであること
を特徴とする柄付き調理器具。
【請求項10】
柄付きの調理器具であって、
前記柄が、中子をインサート成形した内部材と、
前記内部材を挟んで両側にアウトサート成形された外部材と、から形成されていること
を特徴とする柄付き調理器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−212389(P2011−212389A)
【公開日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−85881(P2010−85881)
【出願日】平成22年4月2日(2010.4.2)
【出願人】(302045602)株式会社レーベン販売 (13)
【Fターム(参考)】