説明

染色体に基くプラットホーム

【課題】プラットホーム人工染色体への異種核酸の導入方法を提供すること。
【解決手段】プラットホーム人工染色体への異種核酸の導入方法であって、
(a)少なくとも第一組換え部位を含む人工染色体および少なくとも第二組換え部位および異種核酸を含むベクターを混合し、
(b)第一および第二組換え部位間の組換えが行なわれる条件下、生じた混合物を、少なくとも一つの組換えタンパク質の存在下でインキュベーションし、それによって異種核酸を人工染色体へ導入する
工程を含む方法を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
1個または複数のatt部位を含む真核生物染色体であって、
att部位が染色体にとって異種のものであり、そして
att部位がラムダ・インテグラーゼの存在下での位置指定組込みを可能にする
真核生物染色体。
【請求項2】
att部位が、attPおよびattBまたはattLおよびattR、またはその変異型から成る群から選択される、請求項1記載の真核生物染色体。
【請求項3】
人工染色体である、請求項1記載の真核生物染色体。
【請求項4】
人工染色体発現系(ACes)である、請求項1記載の真核生物染色体。
【請求項5】
主にヘテロクロマチンである、請求項4記載の真核生物染色体。
【請求項6】
約30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%または95%以下の割合でユークロマチンを含む人工染色体である、請求項1記載の染色体。
【請求項7】
植物染色体である、請求項1記載の染色体。
【請求項8】
動物染色体である、請求項1記載の染色体。
【請求項9】
植物人工染色体である、請求項7記載の染色体。
【請求項10】
動物人工染色体である、請求項8記載の染色体。
【請求項11】
哺乳類染色体である、請求項8記載の染色体。
【請求項12】
哺乳類人工染色体である、請求項11記載の染色体。
【請求項13】
人工染色体発現系(ACes)である、請求項6記載の染色体。
【請求項14】
リコンビナーゼ触媒による組換えに関与する1個または複数の部位を含むプラットホーム人工染色体発現系(ACes)。
【請求項15】
一部位を含む、請求項14記載のACes。
【請求項16】
主にヘテロクロマチンである、請求項14記載のACes。
【請求項17】
約30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%または95%以下の割合でユークロマチンを含む、請求項14記載のACes。
【請求項18】
植物ACesである、請求項14記載のACes。
【請求項19】
動物ACesである、請求項14記載のACes。
【請求項20】
魚、昆虫、爬虫類、両生類、蛛形類または哺乳類ACesから選択される、請求項14記載のACes。
【請求項21】
魚ACesである、請求項14記載のACes。
【請求項22】
リコンビナーゼおよび部位(複数も可)が、バクテリオファージP1のCre/lox系、ラムダファージのint/att系、酵母のFLP/FRT系、ファージMuのGin/gixリコンビナーゼ系、Cinリコンビナーゼ系、エシェリキア・コリ(E.coli)のPinリコンビナーゼ系、pSR1プラスミドのR/RS系、またはそれらの任意の組合わせに由来する、請求項14記載の人工染色体発現系(ACes)。
【請求項23】
異種核酸を染色体へ導入する方法であって、
染色体および核酸分子における部位間の組換えを促進するリコンビナーゼの存在下、異種核酸および組換え部位を共に含む核酸分子と請求項1または14のいずれかに記載の染色体を接触させることを含む方法。
【請求項24】
リコンビナーゼが、Cre、Gin、Cin、Pin、FLP、ファージインテグラーゼおよびpSR1プラスミドからのRから成る群から選択される、請求項23記載の方法。
【請求項25】
核酸分子が、治療的タンパク質、アンチセンス核酸をコード化するか、または人工染色体を含む、請求項23記載の方法。
【請求項26】
核酸分子が、酵母人工染色体(YAC)、細菌性人工染色体(BAC)または昆虫人工染色体(IAC)を含む、請求項25記載の方法。
【請求項27】
請求項1記載の染色体および同族組換え部位を含む第一ベクターを含む組み合わせであって、同族組換え部位が、染色体へ遺伝子操作により組込まれた部位との組換え部位である、組み合わせ。
【請求項28】
さらにリコンビナーゼをコード化する核酸を含み、核酸が第二ベクターまたは第一ベクター、または誘導性プロモーター下のACesにある、請求項27記載の組み合わせ。
【請求項29】
リコンビナーゼおよび部位が、バクテリオファージP1のCre/lox系、ラムダファージのint/att系、酵母のFLP/FRT系、ファージMuのGin/gixリコンビナーゼ系、エシェリキア・コリ(E.coli)のPinリコンビナーゼ系、pSR1プラスミドのR/RS系、またはそれらの任意の組合わせに由来する、請求項28記載の組み合わせ。
【請求項30】
ベクターがプラスミドpCXLamIntRである、請求項28記載の組み合わせ。
【請求項31】
ベクターがプラスミドpDsRedN1−attBである、請求項27記載の組み合わせ。
【請求項32】
請求項27記載の組み合わせおよび所望により染色体への異種核酸導入についての使用説明書を含んでいてもよい、キット。
【請求項33】
プラットホーム人工染色体への異種核酸の導入方法であって、
(a)少なくとも第一組換え部位を含む人工染色体および少なくとも第二組換え部位および異種核酸を含むベクターを混合し、
(b)第一および第二組換え部位間の組換えが行なわれる条件下、生じた混合物を、少なくとも一つの組換えタンパク質の存在下でインキュベーションし、それによって異種核酸を人工染色体へ導入する
工程を含む方法。
【請求項34】
人工染色体がACesである、請求項33記載の方法。
【請求項35】
混合工程(a)をエクスビボ細胞で実施する、請求項33記載の方法。
【請求項36】
混合工程(a)をインビトロ反応混合物中において細胞外的に実施する、請求項33記載の方法。
【請求項37】
少なくとも一つの組換えタンパク質が、バクテリオファージ・ラムダ、phi80、P22、P2、186、P4およびP1から成る群から選択されたバクテリオファージによりコード化される、請求項33記載の方法。
【請求項38】
少なくとも一つの組換えタンパク質が、バクテリオファージ・ラムダまたはその突然変異体によりコード化される、請求項37記載の方法。
【請求項39】
少なくとも一つの組換えタンパク質が、Int、IHF、Xis、Cre、yδ、Tn3リゾルベース、Hin、Gin、CinおよびFlpから成る群から選択される、請求項33記載の方法。
【請求項40】
組換え部位が、attおよびloxP部位から成る群から選択される、請求項33記載の方法。
【請求項41】
第一および/または第二組換え部位が、1個またはそれ以上の停止コドンを除去する少なくとも1つの突然変異を含む、請求項33記載の方法。
【請求項42】
第一および/または第二組換え部位が、ヘアピン形成を回避する少なくとも一つの突然変異を含む、請求項33記載の方法。
【請求項43】
第一および第二組換え部位が、配列番号41〜56:
【化1】

および対応するまたは相補的DNAまたはRNA配列、
(ただし、R=AまたはG、K=GまたはT/U、Y=CまたはT/U、W=AまたはT/U、N=AまたはCまたはGまたはT/U、S=CまたはG、およびB=CまたはGまたはT/U)、
から成る群から選択される少なくとも第一核酸配列を含み、
コア領域が1個またはそれ以上の読み枠において停止コドンを含まない、
請求項33記載の方法。
【請求項44】
第一および/または第二組換え部位が、組換え特異性を高める少なくとも1個の突然変異を含む突然変異att組換え部位、それと相補的なDNA配列、およびそれに対応するRNA配列から成る群から選択される少なくとも第一核酸配列を含む、請求項33記載の方法。
【請求項45】
第二部位を含むベクターがさらに少なくとも1個の選択マーカーをコード化する、請求項33記載の方法。
【請求項46】
マーカーが、プロモーター非随伴マーカーであって、組換え時、プロモーターの制御下にあり、それによって発現される、請求項45記載の方法。
【請求項47】
第一組換え部位がattPであり、組換え前にはセンス配向である、請求項46記載の方法。
【請求項48】
選択マーカーが、抗生物質耐性遺伝子および検出可能タンパク質から成る群から選択され、検出可能タンパク質が、色素原性、蛍光性であるか、または抗体により結合され、FACs選別され得るものである、請求項46記載の方法。
【請求項49】
選択マーカーが、緑色蛍光タンパク質(GFP)、赤色蛍光タンパク質(RFP)、青色蛍光タンパク質(BFP)、およびエシェリキア・コリ(E.coli)ヒスチジノールデヒドロゲナーゼ(hisD)から成る群から選択される、請求項48記載の方法。
【請求項50】
請求項1記載の染色体を含む細胞。
【請求項51】
細胞が核供与細胞である、請求項50記載の細胞。
【請求項52】
細胞が幹細胞である、請求項50記載の細胞。
【請求項53】
幹細胞がヒトのものであり、間葉幹細胞、造血幹細胞、成人幹細胞および胚性幹細胞から成る群から選択される、請求項52記載の幹細胞。
【請求項54】
細胞が哺乳類のものである、請求項50記載の細胞。
【請求項55】
哺乳類が、ヒト、霊長類、ウシ、ブタ、ウサギ、ヤギ、ヒツジ、マウス、ラット、モルモット、ハムスター、ネコ、イヌおよびウマから成る群から選択される、請求項54記載の細胞。
【請求項56】
細胞が植物細胞である、請求項50記載の細胞。
【請求項57】
請求項14記載のプラットホームACesを含む細胞。
【請求項58】
細胞が核供与細胞である、請求項57記載の細胞。
【請求項59】
細胞が幹細胞である、請求項57記載の細胞。
【請求項60】
幹細胞が、ヒトのものであり、間葉幹細胞、造血幹細胞、成人幹細胞および胚性幹細胞から成る群から選択される、請求項59記載の幹細胞。
【請求項61】
人工染色体を含むヒト間葉細胞。
【請求項62】
人工染色体がACesである、請求項61記載のヒト間葉細胞。
【請求項63】
ACesがプラットホームACesである、請求項62記載のヒト間葉細胞。
【請求項64】
請求項63記載の間葉細胞への異種核酸の導入方法であって、
(a)プラットホーム−ACesが第一組換え部位を有する請求項63記載の細胞へ、少なくとも第二組換え部位および異種核酸を含むベクターを導入し、
(b)第一および第二組換え部位間の組換えが行なわれる条件下、少なくとも一つの組換えタンパク質の存在下で生成した混合物をインキュベーションし、それによって異種核酸を間葉細胞内のプラットホームACesへ導入する
手順を含む方法。
【請求項65】
野生型ラムダ−intRの174位にグルタミン酸からアルギニンへの変化を含むラムダ−intRムテイン。
【請求項66】
ラムダ−intRムテインが配列番号37を含む、請求項65記載のラムダ−intRムテイン。
【請求項67】
プロモーター非随伴マーカーが異種核酸の転写的に下流であり、異種核酸が異種タンパク質をコード化し、そして発現レベルの選択マーカーが発現レベルの異種タンパク質に転写的に結合されている、請求項46記載の方法。
【請求項68】
選択マーカーおよび異種核酸が、それらの間におけるIRESの存在により転写的に結合されている、請求項67記載の方法。
【請求項69】
選択マーカーが、抗生物質耐性遺伝子および検出可能タンパク質から成る群から選択され、検出可能タンパク質が色素原性または蛍光性である、請求項68記載の方法。
【請求項70】
選択マーカーが、緑色蛍光タンパク質(GFP)、赤色蛍光タンパク質(RFP)、青色蛍光タンパク質(BFP)、およびエシェリキア・コリ(E.coli)ヒスチジノールデヒドロゲナーゼから成る群から選択される、請求項69記載の方法。
【請求項71】
さらに異種タンパク質を発現させ、異種タンパク質を単離することを含む、請求項67記載の方法。
【請求項72】
プラットホーム−ACesを胚細胞へ導入することを含む、トランスジェニック動物の製造方法。
【請求項73】
胚細胞が幹細胞である、請求項72記載の方法。
【請求項74】
胚細胞が胚にある、請求項72記載の方法。
【請求項75】
プラットホーム−ACesが、治療的生成物をコード化する異種核酸を含む、請求項72記載の方法。
【請求項76】
トランスジェニック動物が、魚、昆虫、爬虫類、両生類、蛛形類または哺乳類である、請求項72記載の方法。
【請求項77】
ACesが、細胞融合、担体系による脂質仲介トランスフェクション、マイクロインジェクション、ミクロセル融合、エレクトロポレーション、微粒子銃または直接DNA導入により導入される、請求項72記載の方法。
【請求項78】
請求項72記載の方法により製造されたトランスジェニック動物。
【請求項79】
内性染色体全体に無作為に組込まれた様々な異種組換え部位を含む、ACesのライブラリー作成に有用なセルライン。
【請求項80】
ゲノムのランダム部分を含むACesのライブラリーの作成方法であって、細胞染色体DNA内の様々な異種組換え部位へ、およびそこからのACesの位置特異的染色体アーム交換を促進する条件下、1個またはそれ以上のACesを請求項79記載のセルラインに導入し、様々なACesを単離することにより、多様なACesがその中のゲノムの異なる部分を有するACesのライブラリーを製造することを含む方法。
【請求項81】
ゲノムスクリーニングに有用な細胞のライブラリーであって、各細胞がそこの染色体核酸の相互限定的部分を有するACesを含む、様々な細胞を含むライブラリー。
【請求項82】
ライブラリーの細胞が、ACes内の染色体核酸とは異なる種に由来する、請求項81記載の細胞のライブラリー。
【請求項83】
1種またはそれ以上のセルラインの製造方法であって、
a)選択された細胞種の内性染色体DNAへ様々な異種組換え部位を組込み、
b)細胞内性染色体DNA内に組込まれた様々な異種組換え部位へ、およびそこからのACesの位置特異的染色体アーム交換を促進する条件下様々なACesを導入し、
c)様々なACesを単離することにより、様々なACesがそこの内性染色体DNAの相互限定的部分を有するACesのライブラリーを製造し、
d)工程c)の単離された様々なACesを様々な細胞へ導入することにより、細胞のライブラリーを作製し、
e)相互限定的なACesをそこに有する異なる細胞を選択し、異なる細胞をクローン細胞培養物へクローン的に拡張または分化させることにより、1種またはそれ以上のセルラインを作製する
工程を含む方法。
【請求項84】
組換え部位をもつ核酸分子がPCR産物である、請求項23記載の方法。
【請求項85】
リコンビナーゼがタンパク質であり、組換え事象がインビトロで生じる、請求項23記載の方法。
【請求項86】
ベクターが、第二組換え部位を含むPCR産物である、請求項33記載の方法。
【請求項87】
ムテインがさらに核局在性についてのアミノ酸シグナルを含む、請求項65記載のラムダ−intRムテイン。
【請求項88】
ムテインがさらにタンパク質精製のためのエピトープ標識を含む、請求項65記載のラムダ−intRムテイン。
【請求項89】
配列番号128を含む修飾鉄誘導プロモーター。
【請求項90】
請求項89のプロモーターを含むプラスミドまたは発現カセット。
【請求項91】
組換え用の認識部位、および
ベクターを増幅可能な染色体領域へターゲッティングするヌクレオチド配列
を含むベクター。
【請求項92】
増幅可能な領域がヘテロクロマチン核酸を含む、請求項91記載のベクター。
【請求項93】
増幅可能な領域がrDNAを含む、請求項91記載のベクター。
【請求項94】
rDNAが遺伝子間スペーサーを含む、請求項93記載のベクター。
【請求項95】
さらに、いかなるプロモーターとも機能し得るように結合されてはいない選択マーカーをコード化する核酸を含む、請求項91記載のベクター。
【請求項96】
染色体が哺乳類染色体である、請求項91記載のベクター。
【請求項97】
染色体が植物染色体である、請求項91記載のベクター。
【請求項98】
植物細胞であり、ACesプラットホームがMACである、請求項57記載の細胞。
【請求項99】
MACが、植物から誘導されたヌクレオチドの転写調節配列を含む、請求項98記載の植物細胞。
【請求項100】
調節配列が、プロモーター、ターミネーター、エンハンサー、サイレンサーおよび転写因子結合部位から成る群から選択される、請求項99記載の植物細胞。
【請求項101】
動物細胞であり、ACesプラットホームが植物人工染色体(PAC)である、請求項57記載の細胞。
【請求項102】
哺乳類細胞である、請求項101記載の細胞。
【請求項103】
MACが、植物から誘導されたヌクレオチドの転写調節配列を含む、請求項98記載の細胞。
【請求項104】
PACが、動物から誘導されたヌクレオチドの転写調節配列を含む、請求項102記載の細胞。
【請求項105】
調節配列が、プロモーター、ターミネーター、エンハンサー、サイレンサーおよび転写因子結合部位から成る群から選択される、請求項104記載の細胞。
【請求項106】
請求項91記載のベクターを細胞に導入し、
細胞を成長させ、そして
1個またはそれ以上の反復領域を含む人工染色体を含む細胞を選択する
ことを含む方法。
【請求項107】
ベクターの十分な部分が細胞における染色体へ組込まれることにより、染色体DNAが増幅される、請求項106記載の方法。
【請求項108】
人工染色体がACesである、請求項106記載の方法。
【請求項109】
リポーターACesを含む細胞を、試験化合物または既知化合物と接触させ、ただし
リポーターACesは1個または複数のリポーター構築物を含み、
リポーター構築物は、試験または既知化合物に応答する調節領域と機能し得るように結合されたリポーター遺伝子を含むものとし、そして
リポーターからのシグナル出力の増加または減少を検出することを含み、ただし、シグナルの変化は調節領域に対する試験または既知化合物の活性の指標であるものとする、
スクリーニング方法。
【請求項110】
リポーターが、シグナル伝達経路における遺伝子の発現を制御するプロモーターに機能し得るように結合されており、それによってシグナルの活性化または低減化が、試験化合物により経路が活性化またはダウンレギュレーションされたことを示すものである、請求項109記載の方法。
【請求項111】
構築物におけるリポーターが、薬剤耐性をコード化または蛍光タンパク質をコード化する、請求項109記載の方法。
【請求項112】
蛍光タンパク質が、赤色、緑色および青色蛍光タンパク質から成る群から選択される、請求項111記載の方法。
【請求項113】
ACesが、各々異なるリポーターを伴う、複数のリポーター結合構築物を含み、それにより試験化合物により影響される経路(複数も可)が解明され得る、請求項109記載の方法。
【請求項114】
リポーターが、DNA損傷に応答して転写調節されるプロモーターに機能し得るように結合されており、試験化合物が遺伝子毒性物質である、請求項109記載の方法。
【請求項115】
DNA損傷がアポトーシス、壊死または細胞周期摂動により誘導される、請求項114記載の方法。
【請求項116】
未知化合物をスクリーニングすることにより、それらが遺伝子毒性物質であるか否かを評価する、請求項114記載の方法。
【請求項117】
プロモーターがシトクロムP450プロファイルプロモーターである、請求項114記載の方法。
【請求項118】
細胞がトランスジェニック動物に存し、毒性を動物において評価する、請求項114記載の方法。
【請求項119】
細胞が患者細胞標本であって、その患者は罹患しており、
調節領域が薬剤または薬剤摂取法によりターゲッティングされるものであり、
方法が特定患者に関する病気の処置の有効性を評価するものである、
請求項109記載の方法。
【請求項120】
細胞が腫瘍細胞である、請求項119記載の方法。
【請求項121】
細胞が幹細胞または始原細胞であり、リポーターの発現が細胞で発現された調節領域に機能し得るように結合されていることにより、幹細胞または始原細胞が同定される、請求項109記載の方法。
【請求項122】
細胞が動物に存し、全身イメージングを含むことにより、動物におけるリポーターの発現をモニターする方法である、請求項109記載の方法。
【請求項123】
リポーター構築物が試験または既知化合物に応答する調節領域と機能し得るように結合されたリポーター遺伝子を含む、1個または複数のリポーター構築物を含むリポーターACes。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2009−17884(P2009−17884A)
【公開日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−207958(P2008−207958)
【出願日】平成20年8月12日(2008.8.12)
【分割の表示】特願2003−500228(P2003−500228)の分割
【原出願日】平成14年5月30日(2002.5.30)
【出願人】(503051213)クロモス・モレキユラー・システムズ・インコーポレーテツド (3)
【Fターム(参考)】