説明

桁の架設工法

【課題】 工事用作業帯を広く確保できない狭小な現場において、大型クレーンを使用せずに、しかも工期を短縮でき、短時間の交通止めで桁を架設することができる架設工法を提供する。
【解決手段】 既存道路1,1’上に、該道路を横切って桁2を架設する工法であって、既存道路を横切って桁を架設する二地点a,bの何れか一方側に、架設地点aから既存道路に沿って地組ヤード6を設置して桁2を組立て、その組立てた桁を、地組ヤードの先端側と反対側の架設地点b近傍に亘って架設設置した横取り軌条8に沿って水平旋回し、桁を二地点間に亘って架設する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は桁の架設工法に係り、更に詳しくは既存道路を横切って橋桁等を架設する場合、その架設地点の後方延長線上に地組ヤード等の設置スペースを確保できない現場(工事用作業帯を広く確保できない狭小な場所)における架設工法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、既存道路(高速道路を含む)上に、既存道路を横切って桁を架設する工法として下記のような工法が採用されている。
(1)桁の架設地点の後方延長線上に、地組ヤード等の設置スペースを確保することができる場合。
この場合は、架設地点の後方延長線上に地組ヤードを設置し、その地組ヤード上で桁を組立て、組立てた桁を地組ヤード上に敷設した軌条に装備した送り装置を作動して、架設地点(橋脚)上に配置した送り台に向けて送り出し架設する。
(2)桁の架設地点の後方延長線上に、地組ヤード等の設置スペースを確保することができない場合。
この場合は、桁の架設地点の延長線上以外の場所に地組ヤードを設置し、その地組ヤード上で組み上げた桁を、大型クレーンで吊り上げて架設地点に架設する、所謂一括架設工法が採用されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
以下、その大型クレーンによる一括架設工法について、図面に基づき簡単に説明する。
一般的な一括架設工法は図11に示すように、既存道路18,18’の際に地組ヤード19を設置し、ここで架設する桁20を組立てる。桁を組立てる為に大型クレーン21が必要で、その為に同所で大型クレーン21を組立てる。そして、組立てた桁20は、既存道路の交通を止めた後、大型クレーン21で吊り上げて、既存道路を横切って二地点間に架設するものである。
【0004】
従って、架設される桁の規模(重量及び桁の長さ)により大型のクレーンが必要となる。しかし、このクレーンの運搬費、組立て費及び解体費が工事費の中で大きな割合を占め、更に、工期に関しても前記大型クレーンの運搬、組立て、解体に多くの日数を要し、工期が長くなるという問題点を有する。又、工期が長期になると同時に、既存道路を交通止めする時間が長時間になるという問題を有する。
【0005】
又、クレーンの為、設置場所の地耐力が軟弱な場合には、地盤改良22を行い、不整地の場合はコンクリートを打設するなどして平坦に地盤改良を行い、架設作業完了後、地盤改良に使用した各部材は産業廃棄物として処分される。この地盤改良の施工費及びそれらの処分費用も又前記工事費用を高騰化している。
【0006】
【特許文献1】特開平6−101213号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、工事用作業帯を広く確保できない狭小な現場において、大型クレーンを使用せずに、しかも工期を短縮でき、短時間の交通止めで桁を架設することができる架設工法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決する為に本発明が講じた技術的手段は、既存道路(高速道路を含む)上に、該道路を横切って桁を架設する工法であって、
(a)既存道路を横切って桁を架設する二地点の何れか一方側に、架設地点から既存道路に沿って地組ヤードを設置すると共に、架設地点上に回転手段を、地組ヤードの先端側上部に横取り軌条及び台車設備を設置する第1工程と、
(b)その地組ヤード上において、一端は回転手段上に、他端側は台車設備上に位置するよう所定長さの桁を組立てる第2工程と、
(c)既存道路を挟む反対側の架設地点近傍に支持台を設置し、その支持台とに亘って前記地組ヤード側の横取り軌条を延長据付ける第3工程と、
(d)前記横取り軌条上に配置した台車設備を作動させて桁を、回転手段を中心として支持台に向けて回転し、桁を二地点間に亘って横取り架設する第4工程と、
(e)回転架設完了後、前記横取り軌条を撤去する第5工程と、
を有することを特徴とする(請求項1)。
上記回転手段を備える架設地点とは、一般的に橋脚を意味するが、橋脚以外の支持台(ベント)でもよい。
上記回転手段としては、橋脚或いは支持台上に設置される桁を支持する支承、或いは該支承の側近に別途回転軸等を配置して構成してもよい。
上記横取り軌条としては、一般的にH形鋼が使用される。
【0009】
上記手段によれば、既存道路の脇で桁を組立て、その組立てた桁を、架設地点の一方側の支承部を回転中心として、他方側を台車設備を作動して軌条に沿って横送り移動することで、桁は一方の架設地点を中心として水平回動され、水平回動する他方側はもう一方の架設地点上に載架されて架設が完了する。
【0010】
前記第3工程の横取り軌条の据付けは、支持台上に所定長さの横取り軌条を据付け、且つ既存道路上に、鉛直度調整手段を備えた自動架台を据付け、前記地組ヤード側又は前記支持台側の横取り軌条を延長して該自動架台上に据付け、反対側の横取り軌条と連結するようにしてもよい(請求項2)。
上記自動架台は、架台の四隅に鉛直度調整手段を備えたもので、その鉛直度調整手段としては油圧ジャッキを鉛直方向に向けて取り付け、各油圧ジャッキが作動して瞬時に鉛直(レベル)が確立されるように構成されている。
【0011】
上記手段によれば、地組ヤード側と支持台側にそれぞれ交通の支承にならない長さの横取り軌条を設置し、その後交通止めと同時に架設地点間の既存道路上に自動架台を据付け、その自動架台上に向けて地組ヤード側又は支持台側の横取り軌条を延長し、対応する反対側の横取り軌条と連結して横取り軌条を完成するため、交通止めの時間を短縮することができる。特に、前記自動架台は、道路上の路面勾配を架台下の油圧ジャッキシステムにより架台上部においてレベルとなるように自動システム化されており、桁の回転・横取りに必要な所定の計画高さが得られる設備で、交通止めの時間を短時間とするのに大きく貢献する。
【0012】
前記台車設備は、前記横取り軌条に対して固定/開放を切替え可能なクランプ装置に水平押動ジャッキを介して重量物搭載装置が連結され、その重量物搭載装置は軌条上面を移動するスライド装置に、該スライド装置の移動方向と交差する方向に回動する無限軌道帯を備えた重量物送り台を水平旋回可能に支持した構成とする(請求項3)。
上記クランプ装置は、横取り軌条に対した固定又は開放を切換できるものであればよく、横取り軌条としてH形鋼を使用した場合は、そのH形鋼のフランジを楔で固定する楔式クランプ装置が有効である。
又、横取り軌条上に載置するスライド装置は、軌条の上面(例えば、H形鋼の上フランジ上面)を移動(滑動、摺動)するもので、該スライド装置のスライド面(滑動面)は摩擦係数が小さい部材、例えばフッ素樹脂材を取り付けた装置、或いは回転自在なローラ(ころ)を備えた装置等が挙げられる。その装置としては、例えば実公平1−20323号公報で提案されているスライドジャッキ(重量物移動用油圧ジャッキ)を使用することができる。その構成は、油室に供給される作動油によってフリーピストンに設けた合成樹脂製(例えば、フッ素樹脂)の滑走部材が軌条方向に所定量突出して、軌条に摺接するように構成されている。
また、重量物送り台における無限軌道帯は回動自在であるが、機械的に該無限軌道帯を回動/停止切換え自在としてもよい。
上記台車設備は、架設する桁の横幅に応じて複数台を連結して使用し、それぞれの台車設備における重量物送り台上に桁のウエブ芯が搭載支持されるようにする。
【0013】
上記手段によれば、桁を横架載承する重量物送り台を搭載したスライド装置は、クランプ装置の固定と水平押動ジャッキの伸長動作により横取り軌条上を滑動して移動する。この時、重量物送り台における無限軌道帯の回動方向と、該重量物送り台を搭載するスライド装置の移動方向(横取り軌条の方向)が交差するため、スライド装置の移動に対して重量物送り台は水平旋回し、スライド装置の移動が許容される。それにより、一方の架設地点と横取り軌条上の台車設備とに亘って横架載承した桁を、架設地点側を回転中心としてスムーズに回動架設することができる。
【0014】
又、前記回転手段は、架設地点の橋脚上に設置した支承と桁との間に滑り板を挟み、桁を滑り板との接触面で回転させるようにする〈請求項)。
上記滑り板は摩擦係数が小さい部材、例えばフッ素樹脂板等が好適で、回転中心となる回転軸(例えば、支承側のせん断ピン)に対して水平方向外側から嵌脱し得るように構成されている。
【0015】
上記手段によれば、桁の回転側は滑り板によって摩擦抵抗が減少されるため、桁の回転をスムーズに行うことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の桁の架設工法は請求項1記載の構成により、地盤改良及び不整地の改良を伴う大型クレーンを用いないで、工事用作業帯を広く確保できない狭小の場所及び既存道路の使用で、桁を一括架設することができる。それにより、工期の短縮と工費のコストダウンが図れる。
そして、請求項2記載の構成とした場合は、桁を回転、横取りするための横取り軌条の据付けを、短時間の交通止めで行うことができる。それにより、工期の短縮に大きく貢献できる。
【0017】
又、請求項3、4記載の構成により、桁の回転、横取り作業を円滑に行うことができる。そして、この回転、横取りでは桁の重量により制約を受けることがなく幅広く対応することができる。即ち、大型クレーンでは吊能力にかなりの制約があるが、本発明の回転・横取り工法では桁の重量に対して鈍感な設備である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明に係る架設工法を図面に基づいて説明する。
図1は、既存道路1,1’を挟む架設地点a,bに亘って、該既存道路1,1’上に桁2を架設する場合を示し、架設地点a,bに亘って架設する桁を、既存道路1に沿った側方で組立て、組立て後、その桁の橋軸方向の一方側を載承する架設地点aを回転中心とし、他方側を組立て位置から前記既存道路1,1’を横切って他方の架設地点に亘って架設据付けた横取り軌条上を移動させて、桁の他方側を他方の架設地点に移動載架するものである。
【0019】
以下、その架設工程に沿って説明する。
[第1工程]
図3に示すように、先ず既存道路1,1’を横切って桁2を架設する架設地点a,bに桁2を支持する橋脚3,3’が起立設置され、その一方の架設地点aの橋脚3上には支承4を利用した回転手段5を装備し、更に、その架設地点aの橋脚3近傍から既存道路1に沿ってベントを用いて地組ヤード6を設置する。
そして、前記地組ヤード6の先端側、即ち橋脚3側とは反対側には、組立てた桁2を回転させる横取り軌条8aをベント7を介して据付け、更にその横取り軌条8a上に台車設備9を装備しておく。
【0020】
[第2工程]
前記第1工程で完成した地組ヤード6上において、桁2の組立てを行う。それにより、地組ヤード6上で組立てられる桁2は、橋脚3上の回転手段5と、横取り軌条8a上の台車設備9とに亘って載承される。
【0021】
上記回転手段5を支持する支持体は、橋脚3とは別に設置したベントでも可能であり、回転手段5の回転面は支承4の間に摩擦係数の小さい滑り板(例えば、フッ素樹脂板)10を挟んで回転させ、桁2を回転後、該桁をジャッキアップして前記滑り板10を撤去し、支承4の機能を回復させることができる。
尚、前記横取り軌条8aは前記地組ヤード6上において組立てた桁2を台車設備9に載せて移動案内するものであるから、該地組ヤード6を構成するベントに高さを調整して組み込んでおく。
【0022】
[第3工程]
図4に示すように、前記第2工程で組立てた桁2の艤装が完了し、その桁2を架設する直前に既存道路1,1’を挟んだ反対側の橋脚3’際にベントを用いて支持台11を設置し、その支持台11上に横取り軌条8bの据付けを行う。
更に、既存道路1,1’の交通止めと同時に、その既存道路1または1’(図面では既存道路1)上に自動架台12を据付け、据付け完了後、前記自動架台12上に向けて地組ヤード6側の横取り軌条8aの先に中央部の横取り軌条8cを連結して延長し、自動架台12に載架すると共に、支持台11側の横取り軌条8bと連結して横取り軌条8の据付けを完了する。
尚、この横取り軌条8の据付けは、図示するように、地組ヤード6側と反対側の支持台11側にそれぞれ所定長さの横取り軌条8a,8bを据付け、その後、既存道路1または1’上に自動架台12を設置し、設置後、どちらか一方の横取り軌条を延長して他方の横取り机上と連結する作業工程に限定されず、横取り軌条8bと8cを連結し、横取り軌条8aに一括で連結してもよい。
又、前記横取り軌条8は、所定長さのH形鋼を溶接により連結して必要な長さに形成する。
【0023】
自動架台12は、道路上の路面勾配を架台下の油圧ジャッキシステムにより架台上部においてレベルとなるように自動システム化されており、桁の回転・横取りに必要な所定の計画高さが得られる設備で、交通止めの時間を短時間とするのに大きく貢献する。
その構成は、H形鋼を井桁状に組んでベースを構成し、そのベースの四隅にブラケットを介して油圧ジャッキを鉛直に支持し、更にベース上にベントを及び鋼材を用いて所定高さの台を起立構成したもので、ベースの大きさはH形鋼相互の間隔を調整することで自由に調整でき、ボルト・ナットで連結固定されている。
【0024】
[第4工程]
横取り軌条8の据付けが完了した後、図5に示すように、該横取り軌条8上に装備した台車設備9を作動させて桁2を、前記橋脚3上の回転手段5を中心として、支持台11側に向けて水平旋回させる。そして、図6に示すように、桁2の先端側を橋脚3‘に移動し架設する。
【0025】
桁2を横取り回転させる台車設備9は、図9に示すように、前記横取り軌条8に対して固定/開放を切替え可能なクランプ装置14,14’に水平押動ジャッキ15を介して重量物搭載装置16,16’が連結されて構成されている。尚、重量物搭載装置16,16’は桁2の大きさなどに応じて使用台数を決定する。図面は、2台の重量物搭載装置を連結した状態を示す。
そして、その重量物搭載装置16,16’は横取り軌条8に沿って移動するスライド装置16aに、該スライド装置の移動方向と交差する方向に回動する無限軌道帯を備えた重量物送り台16bを水平旋回可能に支持して構成されている。
前記スライド装置16aは、基台16cに重量物送り台16bの水平旋回中心を挟んで2基のスライドジャッキ17が支持されて構成されている。
【0026】
[第5工程]
桁2の回転・横取り架設が完了後、図7に示すように横取り軌条8c及び自動架台12を撤去し、既存道路1,1’の交通止めを解除し、交通を可能とする。
更に、後日、地組ヤード6側の横送り軌条8aと、支持台11側の横送り軌条8b及び台車設備9を撤去して、図8に示すように既存道路1,1’上に桁2の架設が完了する。
尚、地組ヤード6側の横送り軌条8aと、支持台11側の横送り軌条8b及び台車設備9を撤去は、横取り軌条8c及び自動架台12の撤去と一緒に行ってもよいが、既存道路1,1’の交通止めの規制時間をできるだけ短くするためには、分割撤去が有効である。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明に係る桁の架設工法の概略を示す説明図。
【図2】桁の一方側を支持する橋脚の支持構造を示す側面図。
【図3】第1及び第2工程を示す同説明図。
【図4】第3工程を示す説明図で、(a)は平面図、(b)は側面図。
【図5】第4工程の回転・横取りの途中状態を示す説明図で、(a)は平面図、(b)は側面図。
【図6】第4工程の回転・横取りの最終状態を示す説明図で、(a)は平面図、(b)は側面図。
【図7】第5工程を示す説明図。
【図8】桁の架設完了状態を示す説明図。
【図9】桁の架設工法に使用する台車設備を示す一部切欠側面図
【図10】同台車設備を示す平面図。
【図11】従来の大型クレーンを用いた架設工法を示す説明図。
【符号の説明】
【0028】
1,1’…既存道路 2…桁
3,3’…橋脚 4…支承
5…回転手段 6…地組ヤード
8…横取り軌条 9…台車設備
10…滑り板 11…支持台
12…自動架台 14,14’…クランプ装置
15…水平押動ジャッキ 16,16’…重量物搭載装置
a,b…架設地点

【特許請求の範囲】
【請求項1】
既存道路上に、該道路を横切って桁を架設する工法であって、
(a)既存道路を横切って桁を架設する二地点の何れか一方側に、架設地点から既存道路に沿って地組ヤードを設置すると共に、架設地点上に回転手段を、地組ヤードの先端側上部に横取り軌条及び台車設備を設置する第1工程と、
(b)その地組ヤード上において、一端は回転手段上に、他端側は台車設備上に位置するよう所定長さの桁を組立てる第2工程と、
(c)既存道路を挟む反対側の架設地点近傍に支持台を設置し、その支持台とに亘って前記地組ヤード側の横取り軌条を延長据付ける第3工程と、
(d)前記横取り軌条上に配置した台車設備を作動させて桁を、回転手段を中心として支持台に向けて回転し、桁を二地点間に亘って横取り架設する第4工程と、
(e)回転架設完了後、前記横取り軌条を撤去する第5工程と、
を有することを特徴とする桁の架設工法。
【請求項2】
前記第3工程の横取り軌条の据付けは、支持台上に所定長さの横取り軌条を据付け、且つ既存道路上に、鉛直度調整手段を備えた自動架台を据付け、前記地組ヤード側又は支持台側の横取り軌条を延長して該自動架台上に据付け、反対側の横取り軌条と連結することを特徴とする請求項1記載の桁の架設工法。
【請求項3】
前記台車設備は、前記横取り軌条に対して固定/開放を切替え可能なクランプ装置に水平押動ジャッキを介して重量物搭載装置が連結され、その重量物搭載装置は軌条に沿って摺動するスライド装置に、該スライド装置の移動方向と交差する方向に回動する無限軌道帯を備えた重量物送り台を水平旋回可能に支持していることを特徴とする請求項1又は2記載の桁の架設工法。
【請求項4】
前記回転手段は、架設地点の橋脚上に設置した支承と桁との間に滑り板を挟み、桁を滑り板との接触面で回転させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の桁の架設工法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公開番号】特開2007−138514(P2007−138514A)
【公開日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−332864(P2005−332864)
【出願日】平成17年11月17日(2005.11.17)
【出願人】(506122246)三菱重工橋梁エンジニアリング株式会社 (111)
【出願人】(390027513)大瀧ジャッキ株式会社 (26)
【Fターム(参考)】