説明

椅子式マッサージ機

【課題】 被施療者の体型にあわせて座部から足裏保持部までの距離を円滑且つ容易に変更することのできる椅子式マッサージ機を提供する。
【解決手段】 被施療者が着座する座部2と、被施療者の脹脛を保持する脹脛保持部7及び被施療者の足裏を保持する足裏保持部8を有する脚載部6と、座部2の前方にて上下に回動自在に支持される連結支持部19と、連結支持部19に対して脚載部6を被施療者の足先方向に進退自在に連結させるスライド機構27と、左右に複数並設されて脚載部6を座部2に接近する方向に付勢する付勢手段32とを具備した椅子式マッサージ機とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脚載部を備えて脹脛や足裏を施療可能とした椅子式マッサージ機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、被施療者が着座する座部と、着座状態にある被施療者の下腿部にマッサージを行う為の脚載部とを具備して成る椅子式マッサージ機が知られている。これら椅子式マッサージ機の脚載部は、該脚載部に形成してある凹溝内に被施療者の脹脛を嵌め込み、この脹脛に対してエアバッグ等の施療手段によりマッサージを施す構造になっているが、足裏に対してはマッサージを施すことができないという問題があった。そこで、上記問題を解決するために、被施療者の脹脛を保持する脹脛保持部と、被施療者の足裏を保持する足裏保持部とから成る脚載部を有する椅子式マッサージ機が提案されており(特許文献1参照)、これにより更に効果的な脚部マッサージが可能になっている。
【0003】
しかし、上記脚載部を有する椅子式マッサージ機においては、被施療者の体型が様々であることから以下の問題が存在していた。即ち、例えば被施療者が膝下の短い体型であった場合には、着座状態にある被施療者の足裏が脚載部の足裏保持部にまで届かず、足裏にマッサージを施すことができないという問題や、被施療者が膝下の長い体型であった場合には、足裏保持部に足裏を保持させた着座姿勢が非常に窮屈になるとともに、脚載部をその先端側が上方に持ち上がるように回動させた場合には被施療者の膝関節周辺が圧迫等されて痛みを感じたり、また腱を傷める危険性があるという問題があった。
【特許文献1】特開2002−238963号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記問題点に鑑みて発明したものであって、被施療者の体型にあわせて座部から足裏保持部までの距離を円滑且つ容易に変更することのできる椅子式マッサージ機を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために本発明に係る椅子式マッサージ機を、被施療者が着座する座部2と、被施療者の脹脛を保持する脹脛保持部7及び被施療者の足裏を保持する足裏保持部8を有する脚載部6と、座部2の前方にて上下に回動自在に支持される連結支持部19と、連結支持部19に対して脚載部6を被施療者の足先方向に進退自在に連結させるスライド機構27と、左右に複数並設されて脚載部6を座部2に接近する方向に付勢する付勢手段32とを具備することを特徴としたものとする。
【0006】
上記構成の椅子式マッサージ機にあっては、座部2に着座状態にある被施療者が脚部の脹脛及び足裏部分を脚載部6の脹脛保持部7及び足裏保持部8に保持させながらマッサージを施すことができることに加えて、連結支持部19の回動により脚載部6の姿勢を変更させることや、スライド機構27により脚載部6をスライドさせて座部2から足裏保持部8までの距離を変更することが可能である。そして、付勢手段32を配してあることで、被施療者は付勢手段32の付勢力に抗して足裏保持部8を押し込むか、或いは付勢手段32の付勢力を利用して足裏保持部8を引き下げるかにより脚載部6を容易にスライドさせることができ、且つ、上記付勢手段32は左右に複数配してあるのでスライド時に脚載部6の左右のバランスが良好に保持されるとともに、付勢手段32一つ当りの負荷が小さくて済むので各付勢手段32を薄型に形成して座部2と脚載部6と間の機構をコンパクト化することができる。
【0007】
ここで、上記付勢手段32は、中央のスライド機構27を挟む左右両側に並設することが好適である。このようにすることで、中央に位置するスライド機構27の左右両側で付勢力を働かせるといったシンプルな構造により、左右のバランスを良好に保持したまま脚載部6を円滑且つ容易にスライドさせることが可能となる。
【0008】
更に、上記スライド機構27及び付勢手段32を挟む左右両側に、脚載部6が連結支持部19に対して所定の許容量を超えて傾倒することを防止する傾倒防止機構31を備えることも好適である。この場合、中央にスライド機構27が位置し、その左右両側に付勢手段32が位置し、更にその左右両側に傾倒防止機構31が位置する構造になるので、脚載部6の左右一方に大きな偏荷重が生じた場合には左右両側の傾倒防止機構31によって該脚載部6が大きく傾倒することを防止して円滑なスライドを確保するものである。しかも、傾倒防止機構31はスライド機構27及び引張ばね33を挟む左右両側に配した構造であり、この構造においては中央に配されるスライド機構27と両側の傾倒防止機構31との間の距離が最も大きく設定されるので、傾倒防止機構31を構成する部品の精度に多少のばらつきが存在する場合であっても該ばらつきは傾倒防止機構31全体の精度に殆ど影響を及ぼさないものとなる。即ち、上記のシンプルな構造により、左右のバランスを良好に保持したまま脚載部6を更に円滑且つ容易にスライドさせることが可能となる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の椅子式マッサージ機は、被施療者の体型にあわせて座部から足裏保持部までの距離を円滑且つ容易に変更することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。図7には、本発明の実施形態における一例の椅子式マッサージ機全体を示している。本例の椅子式マッサージ機は、被施療者が着座するための座部2と、座部2に着座状態にある被施療者が背中を凭れ掛けるために座部2の後方に起倒自在に設けた背凭れ部3と、座部2に着座状態にある被施療者が腕を置くために座部2の左右両側に設けた肘置き部4と、上記各部2〜4を支持する支持脚部5とで主体を成すマッサージ機本体1に、座部2に着座状態にある被施療者が脚部の膝下部分(即ち脹脛部分から足裏部分まで)を保持させるための脚載部6を姿勢変更自在に連結させたものである。なお、本文中に用いる上下、左右、前後等の各方向は、座部2に着座状態にある被施療者側から見た方向を基準とする。
【0011】
本例の脚載部6は、被施療者の脚部の脹脛部分を当ててこれを保持させる脹脛保持部7と、被施療者の脚部の足裏部分を当ててこれを保持させる足裏保持部8とを一体に形成したものである。脚載部6には、被施療者の脚部の膝下部分全体が嵌まり込む左右一対の凹溝9を形成しており、脚部の足先方向に伸びる凹溝9の基端側及び正面側を開放させて被施療者の脚部を該開放部分から出入自在に設けている。ここで、本例においては凹溝9の先端側に形成される部分が、被施療者の足裏及び足先、足首部分が嵌まり込む足裏保持部8の溝部分であり、足裏保持部8の該溝部分の内壁に配してあるエアバッグ等の施療手段(図示せず)を駆動することで足裏や足先、足首部分に対してマッサージを施すようになっている。そして、凹溝9であって上記足裏保持部8の溝部分よりも基端側の部分が、被施療者の脹脛部分が嵌まり込む脹脛保持部7の溝部分であり、脹脛保持部7の溝部分内壁に配してあるエアバッグ等の施療手段(図示せず)を駆動することで脹脛部分に対してマッサージを施すようになっている。なお、上記した凹溝9の基端側とは、該凹溝9の長手方向両端のうち座部2に近い側のことであり、凹溝9の先端側とは該凹溝9の長手方向両端のうち座部2から離れた側のことであり、また凹溝9の正面側とは脚載部6の先端を下方に向けた場合に前方を向く側のことである。
【0012】
図1等に示すように脚載部6は、両凹溝9の底壁部分を保持するベースパイプ10と、ベースパイプ10から立設されて各凹溝9の左右の側壁部分を保持する補強パイプ11及び補強板12と、ベースパイプ10から立設されて各凹溝9の先端側の側壁部分(即ち、足裏保持部8において足裏が当る部分)を保持する足裏保持部材13とで全体の枠組を形成し、この枠組上にカバー14を被嵌させることで主体を成している。本例においては上記足裏保持部材13に板金を用いることで、薄型でありながら被施療者の足裏部分から受ける荷重に耐えるだけの強度を保持させているので、座部2の座面高さの制約がある中で足裏保持部8を薄型に形成して脹脛保持部7の長さ領域を確保することが可能になっている。
【0013】
脚載部6の左右方向の中央部分には、ベースパイプ10と足裏保持部材13との間に架け渡すように、脚部の足先方向に(即ち、凹溝9の長手方向に)伸びるスライド部材15を固定している。上記スライド部材15は後述の連結支持部19に固定されるスライド支持部材26と脚部の足先方向(以下、これをスライド方向という)にスライド自在に嵌合することでスライド機構27を形成するものである。また、脚載部6には、上記スライド部材15と平行に即ちスライド方向に伸び、且つ多数の嵌合孔16をスライド方向に列設して成る調整部材17を固定しており、後述の連結支持部19に固定される位置決め部材28の可動ピン29を該嵌合孔16に嵌合可能に設けることでスライド固定機構30を形成している。更に、脚載部6の左右両端部には、断面コ字状を成す一対の傾倒防止部材18を互いの開口側が向い合うように固定しており、この傾倒防止部材18が後述の連結支持部19のサイドパイプ23を囲んで位置することで、傾倒防止機構31を形成している。上記各機構27,30,31については改めて詳述する。
【0014】
連結支持部19は、座部2の前方位置にてマッサージ機本体1に上下に回動自在に支持されるとともに脚載部6をスライド方向に進退自在に連結させるものであり、該連結支持部19を介することで、脚載部6はマッサージ機本体1に回動自在且つスライド自在に連結される構造になっている。上記連結支持部19は、左右方向に伸びるパイプ20と、パイプ20の左右両端に固定されており且つその一端側に回転軸受部21を開口させている支持板22と、パイプ20の左右両側からスライド方向に伸びるように延設される一対のサイドパイプ23と、左右両側のサイドパイプ23の間に架け渡すように固定される一対の連結板24とで主体を成すものである。
【0015】
スライド方向に列設される一対の連結板24のうち先端側の連結板24には、その左右方向の中央部分に、スライド方向に伸びる嵌合溝25を有する樹脂製のスライド支持部材26を固定しており、このスライド支持部材26の嵌合溝25に対してスライド部材15の凸状を成す底部がスライド自在に嵌合することで、連結支持部19に対して脚載部6をスライド方向に進退自在に連結させるスライド機構27を形成している。また、同じく先端側の連結板24には、ワイヤ(図示せず)を用いた遠隔操作により可動ピン29を突没自在に備えた位置決め部材28を固定しており、調整部材17にスライド方向に列設してある複数の嵌合孔16のいずれか一つに突出状態にある上記可動ピン29が嵌合するように設けることで、複数段階に設定されるスライド量の中から選択した任意のスライド量で脚載部6を固定させるスライド固定機構30を形成している。
【0016】
更に、連結支持部19の左右両端部に並設される一対のサイドパイプ23と、各サイドパイプ23を囲むように脚載部6の左右両端部に固定される一対の傾倒防止部材18とで、脚載部6が連結支持部19に対して所定の許容量を超えて傾倒することを防止する傾倒防止機構31を形成している。傾倒防止部材18は、サイドパイプ23との間に所定距離を保持するように該サイドパイプ23の外形よりも若干大きく形成し、通常はサイドパイプ23と接触しないように設けている。
【0017】
連結支持部19と脚載部6との間には、脚載部6を座部2と接近する方向に付勢する為の付勢手段32として、左右一対のコイル状の引張ばね33を介在させている。この引張ばね33は、連結支持部19の基端側に位置するパイプ20と、脚載部6の先端側に位置する足裏保持部材13との間に架設されるものであり、スライド機構27を挟む左右両側の対称な位置に同一のものが配置されることで、左右のバランスを保って脚載部6の円滑なスライドを確保している。
【0018】
上記連結支持部19は、その基端側の左右両端に設けてある支持板22の回転軸受部21に、マッサージ機本体1の座部2の前方位置に設けた左右方向に伸びる回転軸(図示せず)を回動自在に嵌合させることで、先端側を下げて座部2の座面と略直行するような垂直姿勢と、先端側を持ち上げて座部2の座面と略平行になるような水平姿勢との間で、回転軸を中心として上下方向に回動自在に連結されるものである。連結支持部19の姿勢を制御する為の機構は特に図示していないが、モータやエアで駆動されるリンク等の伸縮自在な支持手段を用いることが好適である。
【0019】
しかして、上記構成の椅子式マッサージ機において、マッサージ機本体1の座部2に着座した状態にある被施療者が自身の左右両脚部の膝下部分を脚載部6の左右一対の凹溝9内に夫々嵌め込むことで、脚載部6の先端側に形成される足裏保持部8の溝部分内底面に足裏部分を当てて該足裏部分を保持させ、脚載部6の基端側に形成される脹脛保持部7の溝部分内に脹脛部分を嵌合させて該脹脛部分を保持させ、足裏保持部8の溝部分内壁に配してある施療手段を駆動させて足裏部分や足先、足首部分にマッサージを施すとともに、脹脛保持部7の溝部分内壁に配してある施療手段を駆動させて脹脛部分にマッサージを施すことができる。
【0020】
脚載部6の姿勢を変更しようとする場合には、マッサージ機本体1の座部2前方に配してある回転軸を中心に連結支持部19を上下方向に回動させればよい。脚載部6の連結支持部19を介した回動により、該脚載部6を、先端側を下げて座部2の座面と略直行するような垂直姿勢と、先端側を持ち上げて座部2の座面と略平行になるような水平姿勢との間の任意の姿勢に移動させることができる。
【0021】
また、脚載部6のスライド位置を変更しようとする場合には、まず、通常時は調整部材17の嵌合孔16の一つに嵌合させてある突出状態の可動ピン29を、遠隔操作により位置決め部材28内に没入させ、可動ピン29の嵌合孔16との嵌合を解除する。そして、スライド機構27を介して連結支持部19に対する脚載部6のスライド量を変更したうえで、可動ピン29を突出させて前回嵌合していた嵌合孔16とは別の嵌合孔16に嵌合させ、変更したスライド量において脚載部6を連結支持部19に再度固定すればよい。
【0022】
スライド量の変更は以下のようにして行う。即ち、例えば被施療者が膝下の長い体型である等して脚載部6の先端側へのスライド量を増加させようとする場合には、被施療者は可動ピン29の嵌合を解除したうえで足裏保持部8に当接する自身の足裏部分を先端側へと押し込むことで、引張ばね33の引張力に抗して脚載部6を先端側へとスライドさせればよい。また、例えば被施療者が膝下の短い体型である等して脚載部6の先端側へのスライド量を減少させようとする場合、被施療者が可動ピン29の嵌合を解除すれば脚載部6は引張ばね33の引張力により基端側に向けてスライドされることとなり、これにより脚載部6を座部2に近付く側へと引き下げることができる。
【0023】
ここで、引張ばね33はスライド機構27を挟む左右両側の等間隔を隔てた箇所に一対設けているので、脚載部6は左右のバランスを維持しながら円滑にスライド可能となっている。また、引張ばね33は複数存在することから該引張ばね33一つ当りに要求される引張力も小さくて済み、したがって引張ばね33を細く設定することができる。マッサージ機本体1と脚載部6との間で両者1,6を連結させる機構中に配される引張ばね33を細く設定することで、マッサージ機本体1から脚載部6の凹溝9内底面までの距離も短く設定可能になるので、被施療者にとっては着座状態で脚部を保持させ易いものとなる。
【0024】
また、上記引張ばね33でバランスを保持する場合であっても脚載部6の左右一方に大きな偏荷重が生じた場合には該脚載部6が大きな傾倒を生じてしまってスライドに引掛かりを生じる場合が考えられるが、本例の脚載部6にあっては、連結支持部19の左右両端部のサイドパイプ23を所定間隔だけ隔てて外側から囲む傾倒防止部材18を備えていることから、脚載部6が連結支持部19に対して所定の許容量を超えて傾倒する前に該傾倒防止部材18が連結支持部19のサイドパイプ23に当り、したがってスライドに引掛りを生じるような脚載部6の過度な傾倒が防止される構造になっている。
【0025】
上記傾倒防止部材18は、スライド機構27及び引張ばね33を挟む左右両側に配した構造であるが、この構造にすることで、中央に配されるスライド機構27と両側の傾倒防止部材18との間の距離を最も大きく設定することが可能になっている。これにより、傾倒防止部材18とサイドパイプ23との間に保持すべき所定距離も比較的大きく設定することができ、したがって傾倒防止部材18の部品精度や取付精度に多少のばらつきが存在する場合であっても、このばらつきが傾倒防止機構31全体の精度に影響を及ぼし難くなっていて脚載部6の円滑なスライドが確保されている。
【0026】
なお、本例においては脚載部6として脹脛保持部7と足裏保持部8とが一体のものを用いているが、これに限らず脹脛保持部7と足裏保持部8が別体に形成された構造であっても構わない。また、引張ばね33も左右に一つずつでなく、左右に複数ずつ備えてあっても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施形態における一例の椅子式マッサージ機の脚載部の、左右一方にカバーを被せた状態を示す斜視図である。
【図2】同上の脚載部の、カバーを外した状態を示す斜視図である。
【図3】図2の脚載部の正面図である。
【図4】図2の脚載部の下面図である。
【図5】同上の椅子式マッサージ機の脚載部の、カバーを外して下方にスライドさせた状態を示す斜視図である。
【図6】図5の脚載部の正面図である。
【図7】同上の椅子式マッサージ機全体を示しており、(a)は側面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
【0028】
1 マッサージ機本体
2 座部
6 脚載部
7 脹脛保持部
8 足裏保持部
19 連結支持部
27 スライド機構
31 傾倒防止機構
32 付勢手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被施療者が着座する座部と、被施療者の脹脛を保持する脹脛保持部及び被施療者の足裏を保持する足裏保持部を有する脚載部と、座部の前方にて上下に回動自在に支持される連結支持部と、連結支持部に対して脚載部を被施療者の足先方向に進退自在に連結させるスライド機構と、左右に複数並設されて脚載部を座部に接近する方向に付勢する付勢手段と、を具備することを特徴とする椅子式マッサージ機。
【請求項2】
上記付勢手段を、中央のスライド機構を挟む左右両側に並設したことを特徴とする請求項1に記載の椅子式マッサージ機。
【請求項3】
上記スライド機構及び付勢手段を挟む左右両側に、脚載部が連結支持部に対して所定の許容量を超えて傾倒することを防止する傾倒防止機構を備えたことを特徴とする請求項2に記載の椅子式マッサージ機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2006−149475(P2006−149475A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−341134(P2004−341134)
【出願日】平成16年11月25日(2004.11.25)
【出願人】(000005832)松下電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】