説明

検出センサ

【課題】 機能の設定操作を有効化又は無効化させるための操作時間を状況に応じて適切に設定しうる構成を提供する。
【解決手段】 検出センサ10は、設定変更可能な1又は複数の機能を備えた構成をなし、作業者による操作が可能な第1キー12と第2キー14とを有している。本検出センサ10では、操作手段の操作に基づき、機能の設定を行うように構成され、この機能の設定に基づいて被検出対象の検出を行う構成をなしている。一方、操作手段が設定時間以上連続して操作されたことを条件として、機能の設定を有効化又は無効化する制御を行うようになっており、さらに、その設定時間を設定変更できるように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、検出センサに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、タイマ動作や応答時間、ヒステリシスなど、複数条件の設定変更が可能とされた検出センサが提供されている。このような設定変更可能な検出センサにおいては、検出動作中に誤って作業者が操作キーに触れるなどして設定条件が変更されてしまう虞がある。これに対し、このような問題を解決しうる構成として、特許文献1のような技術が提供されている。特許文献1では、42段落において、キーロックに関する記載がなされており、このようにキーロックを可能とすることで、作業者による誤った設定変更を防止できることとなる。
【特許文献1】特開2000−214908公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献1のような従来技術では、操作キーを一定時間以上長押しした場合に、それ以降の操作キーの操作を無効化するようにして誤操作による設定変更を防止していた。このような、無効化に至るまでの操作時間(長押し時間)は、あまり短くしてしまうと、作業者が長押しを意図して操作していないにもかかわらず長押しと判断されやすなり、逆にあまり長くしてしまうと、作業者にとって煩わしいものとなる。
【0004】
また、操作キーを操作する使用環境は様々であり、ある程度長い時間押すことが問題とならない場合もあれば、なるべく早い時間で無効化させたい場合もある。しかしながら、従来の構成では、このような問題を考慮しておらず、各種設定を行う際に必要となる操作時間が一定とされており、状況に応じた柔軟な使用が困難であった。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、設定を行う際に必要となる操作時間を適宜変更可能な構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、
作業者による操作が可能な操作手段と、
前記操作手段の操作を認識する操作認識手段と、
前記操作認識手段で認識された操作に基づいて設定を行う設定手段と、
前記設定手段にて設定された検出条件に基づき被検出物の検出を行う検出手段とを備え、
前記操作認識手段は、前記操作手段が設定時間以上連続して操作されたことを条件に、その操作を認識するように構成されてなり、
前記設定時間を設定変更する時間変更手段を備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の検出センサにおいて、
前記操作認識手段で認識された前記操作に基づいて、
前記検出手段の機能の設定動作を行う設定モードと、前記検出手段による検出動作を行う検出モードとの切換を行うモード切換手段を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項2に記載の検出センサにおいて、
前記モード切換手段は、前記操作認識手段で認識された前記操作に基づいて、前記検出モードから前記設定モードへの切換を行うことを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3に記載の検出センサにおいて、
前記操作認識手段により、前記操作手段が所定時間以上連続して操作されなかったことが検出された場合に、前記モード切換手段は、前記設定モードから前記検出モードへの切り換えを行うことを特徴とする。
【0010】
請求項5の発明は、請求項4に記載の検出センサにおいて、
前記所定時間を設定変更する設定変更手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項6の発明は、請求項5に記載の検出センサにおいて、
前記設定時間と前記所定時間とが同一時間とされており、前記時間変更手段と前記設定変更手段とが共通化されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
<請求項1の発明>
請求項1の構成によれば、設定を行う際に必要となる操作時間を適宜変更可能となり、使用環境に応じた柔軟な対応が可能となる。
【0013】
<請求項2の発明>
請求項2の構成によれば、モード切換手段を機能させるための時間を変更できるため、モード切換に要する操作時間を適切な時間にカスタマイズできる構成となる。
【0014】
<請求項3の発明>
請求項3の構成によれば、検出モードから設定モードに移行させるために要する操作時間を設定できるため、設定モードに移行しにくくしたり、逆に移行し易くすることが可能となる。
【0015】
<請求項4の発明>
請求項4の構成によれば、設定モードから検出モードへの切り換えを容易に行うことのできる構成となる。
【0016】
<請求項5の発明>
請求項5の構成によれば、設定モードから検出モードへの移行のし易さについても、環境に応じて適宜設定できる構成となる。
【0017】
<請求項6の発明>
請求項6の構成によれば、設定時間と所定時間とを別々に設定する必要がなく、構成の簡素化及び作業の容易化を共に図ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図8を参照しつつ説明する。
1.全体構成
図1は第1実施形態に係る検出センサを示し、図2には検出センサのブロック図を示している。また、図3には検出センサが複数隣接配置されて構成されるセンサシステムを示す。図1では、検出センサ10として複数の機能を備えたファイバセンサを例示しており、このファイバセンサは、各機能にそれぞれ対応した複数の設定項目を選択的に表示可能な表示手段16と、作業者によって入力操作可能に構成される操作手段11とを備えた構成をなしている。なお、図2に示す操作手段11は、図1に示すモードキー(第1キー12)及びスイッチ(第2キー14)を総称するものである。
【0019】
検出センサ10は、図2に示すように、所定の検出領域へ光を照射する投光素子(投光手段22)と、投光素子から照射された光を受光する受光手段24とを備えている。さらに、他の検出センサや制御ユニットから情報を受信するための受信手段26、他の検出センサや制御ユニットに対して情報を送信するための送信手段28、各種データを記憶するためのメモリ32をそれぞれ備えている。また、各種制御を行うCPU20が設けられており、CPU20は、特許請求の範囲でいう操作認識手段、設定手段、検出手段、時間変更手段、設定変更手段、モード切換手段に相当している。
【0020】
また、受光手段24の受光量に基づいて被検出物の検出を行うように構成されており、CPU20は、上述のように検出手段に相当している。さらに、投光素子の近傍に配置され、投光素子から照射される投光量を監視するモニタ用受光素子23を有している。
【0021】
図2に示す表示手段16は、図1に示す4桁の7セグメントLED16A〜16Dを総称するものである。本実施形態では、上述の操作手段11による入力操作に基づいて、複数の設定項目を切り換えて表示手段16に表示するよう制御を行うようになっている。
【0022】
本実施形態に係る検出センサ10は、設定変更可能な複数の機能を備えた構成をなすものであるが、この複数機能の一例として、モニタ用受光素子23の受光量に基づいて投光素子から照射される投光量が所定量となるように投光素子を駆動する機能を有している。そして、機能の設定変更の一例としては、このような駆動方法を有効化するか無効化するかのいずれかの設定を行うものが備わっている。駆動を無効化する設定がなされた場合には、その設定情報がメモリ32に記憶されることとなり、以降の処理においては、このような駆動制御方法が禁止されるように制御がなされることとなる。
【0023】
(基本設定)
また、検出センサ10では、操作認識手段(即ちCPU20)で認識された操作に基づいて各種設定が可能とされており、この各種設定は、具体的には、図5に示す基本設定と図7に示す詳細設定処理とに分けられる。基本設定処理は、RUN状態(即ち通常検出状態)において第1キー12を押すことにより処理が開始され、図3に示すように、まず通常検出状態からTEACH状態(ティーチングモード)に切り替わる。その後、第1キー12を押すごとに、「ADJ」(アジャスト設定)→「L/D ON」(L/D ON設定)→「TIMER」(タイマ動作設定)→「PRO」(詳細設定)→「MAS」(マスク設定)→「RUN」(通常検出状態)と切り替わるようになっている。基本設定の状態は、18A〜18Gのランプにて表示されるようになっている。具体的な処理の流れの一例としては図6に示すようなフローチャートのようなものが挙げられ、本実施形態では、各設定モードがランプ18A〜18Gに表示された状態で所定の操作を行うと、モード毎の処理が可能となる。
【0024】
本実施形態に係る検出センサ10では、図3に示す基本設定処理の「PRO」モードにおいて詳細設定を行うことができ、S180にて各種設定処理が選択された場合にS180にてYに進んで実行される。制御手段たるCPU20は、操作手段11の操作に応じて、設定項目を切り換えて表示手段16へ表示させるように制御を行う。
【0025】
具体的には、「PROモード」において、第2キー14を+側へ1回倒すと、応答時間切換に切り替わり、応答時間切換を行いたいときはこの状態でもう一度第2キー14を押すと設定画面に切り替わって応答時間が設定可能となる。他の設定をしたいときは、先の応答時間切換状態から第2キー14を+側へ倒すと、その回数によって、応答時間切換→タイマ設定→ヒステリシス→スタビリティ→キーロック時間設定→応答時間切換と順次切り替わることとなる。そして、所望の状態で第2キー14をプッシュすると、その設定が行えることとなる。設定が終わった状態で、第1キーの非操作状態を所定時間以上続けると、無効化状態となり、その後、RUN状態に復帰して通常検出を再開することとなる。検出センサ10では、このように設定された検出条件に基づき被検出物の検出を行うように構成されている。
【0026】
2.設定変更
上述のように、検出センサ10は、設定変更可能な1又は複数の機能を備え、作業者による操作が可能な操作手段11を有している。そして、この操作手段11の操作に基づき、検出に利用される各種機能の設定が行われるように構成され、この機能の設定に基づいて被検出対象の検出が行われるように構成されている。なお、上述したようにCPU20は、操作認識手段、設定手段、検出手段、時間変更手段、設定変更手段、モード切換手段に相当している。
【0027】
本実施形態に係る検出センサ10は、CPU20による制御により、操作手段11が設定時間以上連続して操作されたことを条件に、その操作を認識するように構成されており、その一方で、操作に要する時間(即ち設定時間)を設定変更できるように構成されている。即ち、操作手段11が設定時間以上連続して操作されたときに、その操作が認識され、各種設定変更が可能な有効化状態となる。一方、所定条件下において、操作手段11が所定時間以上連続して操作されないときには、各種設定変更が行えない無効化状態とするように制御をおこなう。
【0028】
本実施形態では、その所定時間と設定時間とが共に同時に設定変更可能とされている。具体的には、所定時間と設定時間とが同一時間Nとされており、時間変更手段と設定変更手段とが共通化されている。即ち、CPU20が、所定時間変更手段としての機能と設定時間変更手段としての機能を果たすと共に、単一の時間Nが所定時間と設定時間に兼用されることとなる。なお、このようにせずに、所定時間と設定時間とを別々に設定できるように構成してもよい。
【0029】
操作手段11は、設定動作を行う設定モードと、検出動作を行う検出モードとを切替可能な第1キー12と、設定モードの際に、設定動作を行うための情報を入力可能な第2キー14とを有し、CPU20では、第1キー12が上述の所定時間(即ち設定時間N)以上連続して操作されないときに、機能の設定を無効化状態(具体的には第1キー12を設定時間N以上操作しないと各種設定ができなくなる状態)とし、他方、第1キー12が設定時間N以上連続して操作されたときに機能の設定を有効化状態とするように制御を行う。即ち、CPU20(操作認識手段)により操作手段11(ここでは第1キー12)の操作が設定時間N以上連続したものと認識された場合に、検出モードから設定モードへの切り換えが行われるようになっている。一方、設定モードにおいて、CPU20(操作認識手段)により、操作手段11が所定時間以上連続して操作されなかったことが検出された場合に、設定モードから検出モードへの切り換えが行われるようになっている。
【0030】
次に、図5ないし図8を参照し、処理の流れについて説明する。
上述したように、検出センサ10では、設定時間が設定変更可能とされており、図5のS10に示すように、RUNモード(通常検出モード)においてこの設定時間N以上長押しが持続した場合S10にてYesに進み、S20にて設定処理を行う。
【0031】
設定処理では、S100、S120、S140、S160、S180、S200に示すように、それぞれの機能が設定可能とされており、いずれかの機能の設定変更を行う場合には、S100、S120、S140、S160、S180、S200にてYesが選択され、S110、S130、S150、S170、S190、S210にて設定が行われることとなる。
【0032】
一方、無効化状態とするまでの設定時間を設定する場合には、S180にてYesに進みS190の処理で行うこととなる。S190の処理では、詳細な設定が行えるようになっており、図7に示すように、各処理(処理1ないし処理4)、キーロック時間設定処理の詳細設定を行う。処理1ないし処理4は、図4に示す、応答時間切換、タイマ設定、ヒステリシス、スタビリティ、シフトのそれぞれの設定変更処理に相当するものである。
【0033】
一方、無効化状態に至るまでの時間を設定を行う場合(即ち、キーロック時間の設定を行う場合)には、S410にてYesが選択され、S420の処理が行われることとなる。このS420の処理では、図8に示すように、キーロック時間を設定する場合に、S421にてYesに進み、設定時間の入力を促すと共に、作業者から設定時間が入力された場合、その設定時間(設定時間N)をメモリに記憶することとなる。記憶された設定時間Nは、図5の処理で用いられることとなる。
【0034】
図5に戻り、設定処理が終了した後、メモリに記憶された設定時間N以内に操作がなされた場合、S20の処理を再び繰り返すこととなる。他方、設定処理が終了した後、設定時間N以内に操作がなされない場合、S40にて無効化状態に設定する。無効化状態に設定されると、設定時間Nをを超える長押しがなされない限り設定変更が行えなくなり(即ち、S10においてNとなる)、逆に設定時間Nを超える長押しがなされると、設定変更可能な有効化状態となる(即ち、S10にてYesに進むこととなり、S20の設定処理が可能となる)。
【0035】
なお、図9のようにしてもよい。図9では、第1キー12(モードキー)が設定時間N以上長押しされた場合に、図6に示す設定処理が開始されるように処理がなされ、第1キー12と第2キー14とが共に設定時間N以上長押しされた場合に、無効化処理を行うようになっている(S610)。即ち、図5の例では、設定処理後、非操作状態で一定時間経過した場合に自動的にキーロック状態となっていたが、図9の例では、図5におけるS30、S40の処理を省略し、図9(b)のように、第1キー12及び第2キー14が設定時間N以上長押しされた場合にキーロックがON(無効化状態)となるように構成されている。なお、無効化状態となった場合には、S500に示すように、第1操作キー12が設定時間N以上長押しされた場合にのみS510の設定処理が行えることとなる(即ち、この場合にのみ機能の設定変更が行えることとなる)。
【0036】
ここでも、CPU20が所定時間変更手段として機能と設定時間変更手段としての機能を果たすと共に、単一の設定時間Nが所定時間と設定時間に兼用されることとなる。勿論、図9の場合においても、所定時間と設定時間とを別々に設定できるように構成することができる。
【0037】
<実施形態2>
実施形態2では、実施形態1と同様の複数機能を備える検出センサにおいて、複数機能のうち各機能毎の設定が可能とされた例について示している。この例においても、操作手段が設定時間以上連続して操作されたことを条件に、その操作を認識するように構成されてなり、設定時間を設定変更できるように構成されている。本実施形態では、複数機能のうち、機能の設定の無効化状態と有効化状態との切り換えを可能とする対象機能を選択できるようにしている。そして、複数機能のうち、選択された対象機能の設定を無効化状態と有効化状態とで切り換えができるようにしている。
【0038】
例えば、本実施形態に係る検出センサ10ではRUNモードにおいて閾値の確認を行える機能が備えられているが、このような機能を無効化状態としたり、有効化状態としたりできるようになっている。具体的には、図7のS420におけるキーロック時間設定処理において、図10のような流れで行うことができる。図10の例では、キーロック時間設定が指示された場合S700にてYesに進み、S710にて上述のような閾値確認機能の設定変更を無効化状態とするかを判断する。作業者から閾値確認機能の設定変更を無効化状態とする指示がなされた場合、S710にてYesに進み、作業者に設定時間を入力される。作業者が設定時間を入力した場合(S720)のその設定時間をメモリに記憶することとなる(S730)。S740及びS750、S760及びS770、S780及びS790、にて同様の処理を行い各機能ごとに設定変更を無効化状態とするかを判断し、無効化状態とする場合には設定時間の入力を促すこととなる。このように無効化状態となった場合、各機能の設定変更を行う場合には、その設定のトリガとなる操作が設定時間以上持続しないと、設定変更できないこととなる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の実施形態1に係る検出センサを例示する図
【図2】図1の検出センサのブロック図
【図3】第1キーの操作に基づく設定項目の切り替わりを説明する説明図
【図4】キーロック設定を含めた詳細設定の切り替わりを説明する説明図
【図5】機能設定の流れについて説明するフローチャート
【図6】基本設定処理の流れについて説明するフローチャート
【図7】キーロック設定を含めた各種設定の流れを示すフローチャート
【図8】キーロック設定処理について例示するフローチャート
【図9】図5とは異なる処理例について例示するフローチャート
【図10】実施形態2の処理について例示するフローチャート
【符号の説明】
【0040】
10…検出センサ
12…第1キー(操作手段)
14…第2キー(操作手段)
20…CPU(操作認識手段、設定手段、検出手段、時間変更手段、設定変更手段、モード切換手段)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
作業者による操作が可能な操作手段と、
前記操作手段の操作を認識する操作認識手段と、
前記操作認識手段で認識された操作に基づいて設定を行う設定手段と、
前記設定手段にて設定された検出条件に基づき被検出物の検出を行う検出手段とを備え、
前記操作認識手段は、前記操作手段が設定時間以上連続して操作されたことを条件に、その操作を認識するように構成されてなり、
前記設定時間を設定変更する時間変更手段を備えたことを特徴とする検出センサ。
【請求項2】
前記操作認識手段で認識された前記操作に基づいて、
前記検出手段の機能の設定動作を行う設定モードと、前記検出手段による検出動作を行う検出モードとの切換を行うモード切換手段を備えることを特徴とする請求項1記載の検出センサ。
【請求項3】
前記モード切換手段は、前記操作認識手段で認識された前記操作に基づいて、前記検出モードから前記設定モードへの切換を行うことを特徴とする請求項2記載の検出センサ。
【請求項4】
前記操作認識手段により、前記操作手段が所定時間以上連続して操作されなかったことが検出された場合に、前記モード切換手段は、前記設定モードから前記検出モードへの切り換えを行うことを特徴とする請求項3に記載の検出センサ。
【請求項5】
前記所定時間を設定変更する設定変更手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の検出センサ。
【請求項6】
前記設定時間と前記所定時間とが同一時間とされており、前記時間変更手段と前記設定変更手段とが共通化されていることを特徴とする請求項5に記載の検出センサ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2006−243968(P2006−243968A)
【公開日】平成18年9月14日(2006.9.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−56483(P2005−56483)
【出願日】平成17年3月1日(2005.3.1)
【出願人】(000106221)サンクス株式会社 (578)
【Fターム(参考)】