説明

検索向け動態画像処理方法及びウェブサーバ

【課題】動態画面に対して詳細な検索ができ、かつ使用者が動態画像を処理し、値を入力して将来の検索に用いることができる検索向け動態画像処理方法と、他の多くの使用者と値を入力する処理を経た動態画像を利用して共有できるようにするウェブサーバの提供。
【解決手段】本発明の検索向け動態画像処理方法は、使用者がコンピュータまたはウェブサーバ1から動態画像20に対して複数の静止画像30のキャプチャを行い、さらに少なくとも1つの静止画像30に対して文字情報40を入力し、この文字情報40を検索可能な情報として用い、動態画像20が検索されるとき、動態画像20の特定部分の内様を検索で見つけ出すことができるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は動態画像の検索技術に関する。
【背景技術】
【0002】
映画やビデオ、MTV、アニメなどの動態画像が生活の中で占める重要性は非常に大きく、YouTubeサイトのアクセス数は人々の動態画像に対するニーズと興味を説明している。しかしながら、動態画像を検索するときは、基本的に動態画像の名称、または使用者が特別にある動態画像に対し別途追加した注記の注釈を検索できるのみである。
【0003】
動態画像(Dynamic Picture)の中の内容は非常に多く、静止画像(Still Picture)のように容易に描写できないため、Google、PCHome、Yahoo等の大規模検索サイトは静止画像(例えば「画像」、「写真」)に対する検索しか行っておらず、検索方法はキーワード入力によって「画像」や「写真」の名称またはこれら「画像」や「写真」に付加された注釈を検索するという方法である。
【0004】
動態画像について、静止画像の方法を模倣して、例えば動態画像に注釈を加え、検索できるのが動態画像の名称のみではないにした場合、これは動態画像の検索に役立つものの、その有用性は非常に限られている。例えば、有名な映画「北極のナヌー」(Arctic Tale、参考ホームページ:http://www.arctictalemovie.com)についてみると、静止画像の方法を模倣して、例えば「北極熊、氷山、アザラシ、鯨、北極狐、ナヌー(nanu、 the name of the little polar bear)、環境保護、感動、かわいそう、涙、地球温暖化」等のその他注釈を加えることができる。そのうち、注釈の「北極熊、氷山、アザラシ、鯨、北極狐、ナヌー」はこの映画に登場する具体的なものを形容しており、「環境保護、地球温暖化」はこの映画が訴求する目的を描写している。「感動、かわいそう、涙」はこの映画のある部分を見たときに感じることであり、例えばこの映画で全世界を最も感動させたのは、主役「ナヌー」が1つの流氷の上に孤独に立ちつくし(地球温暖化のため)、陸地が見えずにどうしたらいいか分からず、餓死の脅威に直面する場面である。
【0005】
例えば使用者が「北極狐」の動態画面を見つけたいとき、使用者は「北極狐」というキーワードを入力した後、この「北極のナヌー」という映画を見つけることができるが、「北極狐」の画面を見つけるために使用者はさらに時間をかけなければならない。これこそが、動態画像で静止画像の検索法を模倣することが不適切である理由である。
【0006】
この欠点を改善するため、米国特許公開第20040047589号(Method for creating caption−based search information of moving picture data, searching and repeating playback of moving picture data based on said search information, and reproduction apparatus using said method)は、動態画像の字幕の検索を開示しており、字幕に出現する時間を利用して対応する映像を見つけるものである。例えば、使用者が「北極のナヌー」を見ているとき、使用者が「北極狐」と入力すると、「北極狐」を表示している動態画面を迅速に見つけ出すことができる。これは、「北極のナヌー」に「北極狐」という字幕があるためである。このため、米国特許公開第20040047589号は動態画面に対してより詳細な検索を提供できる。しかしながら、この方法には次のような問題がある。
【0007】
動態画像と分離された「字幕」データが必要であり、例えば特許第20040047589号はDVDフォーマットに合う映画を例としている。しかし、一般のインターネットユーザがネットワーク(例:YouTube)にアップロードするビデオはほとんどすべて分離された「字幕」データはないため、この特許第20040047589号はインターネットを通した映像検索は達成が困難である。
【0008】
この特許第20040047589号は字幕に文字があるもののみ検索が可能であり、例えば主役「ナヌー」が1つの流氷の上に孤独に立ちつくしている場面を迅速に探そうとしても見つけ出すことは難しい。これは、その画面に特に思いつく字幕がないためである。
【0009】
また、動態画像中の内容の多くは字幕で形容できるものではなく、使用者が動態画像に対して感じることが重点であることも往々にしてあり、主役「ナヌー」が1つの流氷の上に孤独に立ちつくしている画面が最も感動を受ける部分であるとか、「ナヌー」が春に雪洞から這い出す様子が非常にかわいいと感じさせる画面であるなど、一般に人々は動態画像に対して1つや3つ、あるいは5つなど特別な感情を抱く画面があるが、現在提供されている技術には使用者がそれらを迅速に検索できるソリューションが提示されていない。このため、上述の欠点は改善の必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】米国特許公開第20040047589号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明の主な目的は、動態画面に対して詳細な検索ができ、かつ使用者が入力することができる、検索向け動態画像処理方法を提供することにある。
【0012】
本発明の別の目的は、使用者が動態画面に対して値を入力する処理を行い将来の検索を便利にすることができる、便利な操作インターフェースを提供することにある。「北極のナヌー」の実際の例についてみると、本発明の技術を応用すれば非常に迅速に主役「ナヌー」が1つの流氷の上に孤独に立ちつくしている画面を見つけ出すことができる。
【0013】
本発明のさらに別の目的は、使用者が動態画像を処理し、かつ動態画像を検索でき、さらに他の多くの使用者と値を入力する処理を経た動態画像を利用して共有できるようにする、ウェブサーバを構築し、提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上述の目的を達するため、本発明の検索向け動態画像処理方法は、使用者がコンピュータまたはウェブサーバを使用して、動態画像に対し値を入力する処理を行い、将来その動態画像を便利に検索できるようにする方法であって、次の手順を含む。前記動態画像に対するキャプチャコマンドを受信する。前記キャプチャコマンドに基づき複数の静止画像を生成する。そのうち、前記複数の静止画像は前記動態画像からキャプチャしたものである。前記使用者が入力する少なくとも1つの文字情報を受信する。そのうち、前記少なくとも1つの文字情報が前記複数の静止画像のうち1つの静止画像に対応する。動態画像データベースを形成する。そのうち、前記動態画像データベースは前記動態画像に対応し、前記動態画像データベースが、前記複数の静止画像と、各静止画像が前記動態画像において出現する時間のタイムスタンプと、前記少なくとも1つの文字情報の記録を含む。
【0015】
上述の手順により、前記使用者がキーワードを入力し、前記キーワードを前記動態画像データベースと照合し、前記キーワードに対応する静止画像を検索する。
【0016】
実施例においては、使用者の操作に便利なように、前記方法は操作インターフェースを提供し、前記操作インターフェースは動態画像再生区域、静止画像表示区域、及び文字情報表示区域を含む。
【発明の効果】
【0017】
本発明の検索向け動態画像処理方法によれば、使用者がコンピュータまたはウェブサーバを使用して、動態画像に対し値を入力する処理を行い、将来その動態画像を便利に検索することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の使用イメージ図である。
【図2】本発明の動態画像処理のフローチャートである。
【図3】本発明の操作インターフェースの実施例である。
【図4】本発明の操作インターフェースの実施例であり、複数の静止画像のキャプチャを表す。
【図5】本発明の操作インターフェースの実施例であり、文字情報の入力を表す。
【図6】本発明の操作インターフェースの実施例であり、複数の静止画像を表示した画面を表す。
【図7】本発明の動態画像データベースの実施例である。
【図8】本発明の動態画像検索のフローチャートである。
【図9】本発明の検索インターフェースの実施例である。
【図10】本発明の検索インターフェースの実施例であり、検索条件に合致する動態画像を表す。
【図11】本発明の検索後の操作インターフェースの実施例であり、キーワードを際立たせた表示を表す。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の技術内容を最良の実施例に基づき具体的に説明する。
【0020】
図1に本発明の使用イメージ図を示す。本発明のウェブサーバ10は、複数の使用者がパーソナルコンピュータ91を通してネットワーク90に接続し、動態画像の処理と検索を行うために用いられる。ウェブサーバ10はプロセッサ11とメモリ12を含み、メモリ12中にソフトウェアプログラム13が保存され、前記プロセッサ11に前記ソフトウェアプログラム13を実行させて動態画像の処理と検索の目的を達する。当然、前記ソフトウェアプログラム13は前記パーソナルコンピュータ91aのメモリ12aにインストールされ、前記プロセッサ11aが前記ソフトウェアプログラム13を実行して、使用者が自身のパーソナルコンピュータ91aを利用し、動態画像の処理と検索を行うようにすることもできる。
【0021】
以下、図2の動態画像処理のフローチャートと共に、図3〜図7を参照する。注意が必要なのは、図2のフローチャートがウェブサーバ10で動態画像処理を行う実施例である点である。
【0022】
手順201:
動態画像20のアップロード(upload)を接受し、前記動態画像20をメモリ12中に保存する。
【0023】
図3に示すように、本発明の操作インターフェース60はまず左側の半分を表示する。操作インターフェース60は動態画像再生区域62、動態画像処理のための再生制御ボタン621、キャプチャコマンド入力区域622、および動態画像アップロード操作区域623を含む。
【0024】
使用者は動態画像20アップロード操作区域623を用いて自身のパーソナルコンピュータ91中に保存された動態画像20をウェブサーバ10にアップロードする(通常はファイルが保存されたディレクトリとファイル名を指定する)。ウェブサーバ10は動態画像20を接受した後、前記動態画像20をメモリ12中に保存し、かつ前記動態画像再生区域62に表示する。前記動態画像再生区域62の下方には再生制御ボタン621があり、使用者は前記再生制御ボタン621を用いて動態画像20の再生を操作できる。
【0025】
手順202:
前記動態画像20に対するキャプチャコマンドを受信する。
【0026】
前記動態画像再生区域62下方にキャプチャコマンド入力区域622を有し、前記キャプチャコマンド入力区域622は使用者に動態画像20から静止画像30をキャプチャする方式を決定させる。
【0027】
キャプチャの方式は図3〜図5に示す3種類の方式があり、第一方式は一定秒数毎にキャプチャする方式622aで、例えば十分間のビデオの場合、30秒毎に1枚の静止画像をキャプチャすれば、20枚の静止画像30をキャプチャできる。第二方式は使用者が静止画像30のキャプチャ枚数を決定する方式622bで、例えばソフトウェアプログラム13がどのくらいの時間間隔に1枚静止画像30をキャプチャするかを自動計算させたり、ランダムにキャプチャさせたりすることができる。第三方式は、完全に使用者が決定する方式で、動態画像20の再生時、使用者は隨時カメラ機能622cを押して映像をキャプチャすることができる。動態画像20から映像をキャプチャする技術は従来技術であるため、ここでは説明を省略する。
【0028】
手順203:
キャプチャコマンドに基づき複数の静止画像30を生成する。そのうち、前記複数の静止画像30は、前記動態画像20からキャプチャされたものである。
【0029】
図4に示すように、例えば手順202で30秒毎に1枚キャプチャする方式とすると、複数の静止画像30は30秒毎に1枚の静止画像30を操作インターフェース60の右側の静止画像表示区域63に取り込む。前記静止画像表示区域63は複数の第一方形区域631を含み、各第一方形区域631は各静止画像30の表示に用いられ、基本的に複数の静止画像30が時間順序に従って上から下に配列される。
【0030】
また、操作インターフェース60の右側は文字情報表示区域64を含み、前記文字情報表示区域64は複数の第二方形区域641を含み、各第二方形区域641は一対一の方式で各第一方形区域631の右側に配置される。ここで注意が必要なのは、方形区域631、641が枠線のある、または枠線がない枠状のボックスから構成される点である。
【0031】
手順204:
使用者が入力する少なくとも1つの文字情報40を接受する。そのうち、少なくとも1つの文字情報40が複数の静止画像30のうちの1つの静止画像30に対応する。
【0032】
使用者は複数の静止画像30を見た後、興味がある静止画像30について対応する第二方形区域641に文字情報40(注釈や特徴、感想等の文字)を入力することができる。例えば図5に示すように、2つの静止画像30に対応する第二方形区域641に「Bird Flying」及び「River」とそれぞれ入力する。
【0033】
使用者が静止画像30のみを見たい場合、「Review All(全部表示)」ボタン632をクリックすると、図6に示すように、一度により多くの静止画像30を見ることができる。元の画面に戻りたい場合は、「Back(戻る)」ボタン633をクリックすると、図5の画面に戻る。
【0034】
手順205:
動態画像データベース70を形成してメモリ12中に保存する。そのうち、前記動態画像データベース70は前記動態画像20に対応する。
【0035】
処理を経た各動態画像20(静止画像30のキャプチャ、またはさらに入力文字情報40を含む)は動態画像データベース70を形成し、図7に示すように、前記動態画像データベース70は静止画像フィールド71、再生時間ブックマークフィールド72、及び文字情報フィールド73のフィールドを含む。前記静止画像フィールド71は各静止画像30のファイルまたはインデックスを記録する。前記再生時間ブックマークフィールド72は各静止画像30が前記動態画像20に出現する時間のタイムスタンプを記録し、前記文字情報フィールド73は各静止画像30の手順204で入力された文字情報40を記録する。
【0036】
各静止画像30が前記動態画像20で出現する時間は事実上手順203で生成されるため、操作インターフェース60は使用者が直接いずれかの静止画像30をクリックすると、前記静止画像30が出現する時間から前記動態画像20の再生を開始するよう設計することができる。このため、各静止画像30をブックマーク(bookmark)として用いることができる。ここで注意が必要なのは、複数の静止画像30をブックマーク(bookmark)とすることは本発明の効果の1つであり、現在一部DVD録画再生機もブックマーク(bookmark)を自己設定できるようになっているが、本発明のように文字検索の機能は備えていない点である。
【0037】
複数の使用者がウェブサーバ10を通して膨大な数量の動態画像20と、各動態画像20に対応する動態画像データベース70を構築することができる。前記動態画像データベース70は使用者が入力する文字情報40を記録するため、図8〜図10の検索に関する実施例に示すように、前記動態画像20に対して検索を行うことができる。
【0038】
手順801:
使用者が検索インターフェース80に入力したキーワードを接受する。例えば、使用者が入力したキーワードは「Bird」とする。
【0039】
前記検索インターフェース80は図9に示すとおりである。一般の検索インターフェース80のように、キーワードを入力するための入力ボックス81を備えている。図9において、前記入力ボックス81の上方には、例えば従来の「ウェブ」、「ニュース」、「画像」、「知識」など、異なるデータベースの検索機能があり、本発明の動態画像20の検索は従来の検索インターフェース80と共に配置し、前記入力ボックス81の上方に「動画」の検索を増加することができる。
【0040】
手順802:
動態画像データベース70と照合する。例えば、前記動態画像データベース70中のキーワード「Bird」と照合する。
【0041】
手順803:
検索結果インターフェース85が結果を表示する。図10に示すように、例えば3つの動態画像20aに対応する動態画像データベース70中にキーワード「Bird」がある。
【0042】
例えば、使用者が動態画像20aをクリックすると、図11に示すように操作インターフェース60に入り、キーワード「Bird」を際立たせて表示(異なる色や太字、斜体で表示するなど)して、使用者が容易に注意できるようにする。
【0043】
上述のように、本発明はその目的、手段、効果のいずれにおいても、従来技術とは異なる特徴を有している。上述のいくつかの実施例は単に説明のための例示であり、本発明の主張する権利範囲は特許請求の範囲に準じ、上述の実施例に限定されないことに注意が必要である。
【符号の説明】
【0044】
1 ウェブサーバ
11、11a プロセッサ
12、12a メモリ
13 ソフトウェアプログラム
20、20a 動態画像
30 静止画像
40 文字情報
60 操作インターフェース
62 動態画像再生区域
621 再生制御ボタン
622 キャプチャコマンド入力区域
622a 一定秒数毎にキャプチャする方式
622b 使用者が静止画像のキャプチャ枚数を決定する方式
622c カメラ機能
623 動態画像アップロード操作区域
63 静止画像表示区域
631 第一方形区域
632 「Review All(全部表示)」ボタン
633 「Back(戻る)」ボタン
64 文字情報表示区域
641 第二方形区域
70 動態画像データベース
71 静止画像フィールド
72 再生時間ブックマークフィールド
73 文字情報フィールド
80 検索インターフェース
81 入力ボックス
85 検索結果インターフェース
90 ネットワーク
91、91a パーソナルコンピュータ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者がコンピュータまたはウェブサーバにより動態画像に対し値を入力する処理を行い、将来前記動態画像を便利に検索できるようにするための検索向け動態画像処理方法であって、前記方法が、
前記動態画像に対するキャプチャコマンドを受信する手順と、
前記キャプチャコマンドに基づき前記動態画像からキャプチャした複数の静止画像を生成する手順と、
前記使用者が入力し、かつ前記複数の静止画像のうち1つの静止画像に対応する少なくとも1つの文字情報を受信する手順と、
前記動態画像に対応した動態画像データベースを形成する手順を含み、
そのうち、前記動態画像データベースが、
前記複数の静止画像と、
各静止画像が前記動態画像において出現する時間のタイムスタンプと、
前記少なくとも1つの文字情報の記録を含み、
上述の手順により、前記使用者がキーワードを入力し、前記キーワードを前記動態画像データベースと照合し、前記キーワードに対応する静止画像を検索することを特徴とする、検索向け動態画像処理方法。
【請求項2】
請求項1に記載の検索向け動態画像処理方法であって、そのうち前記方法がさらに操作インターフェースを提供し、前記操作インターフェースが、
前記動態画像の再生に用いる動態画像再生区域と、
前記複数の静止画像の表示に用いる静止画像表示区域と、
前記使用者に前記少なくとも1つの文字情報を入力させる文字情報表示区域を含むことを特徴とする、検索向け動態画像処理方法。
【請求項3】
請求項2に記載の検索向け動態画像処理方法であって、そのうち、
前記静止画像表示区域が複数の第一方形区域を含み、各第一方形区域が各静止画像の表示に用いられ、
前記文字情報表示区域が複数の第二方形区域を含み、各第二方形区域が各静止画像に対応する文字情報の表示に用いられることを特徴とする、検索向け動態画像処理方法。
【請求項4】
請求項3に記載の検索向け動態画像処理方法であって、そのうち各第一方形区域とそれに対応する各第二方形区域が左右に排列されることを特徴とする、検索向け動態画像処理方法。
【請求項5】
請求項4に記載の検索向け動態画像処理方法であって、そのうちいずれか1つの前記静止画像がクリックされると、前記動態画像の再生を行い、前記動態画像の再生開始の時間が、クリックされた前記静止画像が前記動態画像に出現する時間であることを特徴とする、検索向け動態画像処理方法。
【請求項6】
複数の使用者がネットワークを介して動態画像の処理と検索を行うために用いるウェブサーバであって、前記ウェブサーバがプロセッサとメモリを含み、前記メモリにソフトウェアプログラムが保存され、前記プロセッサに前記ソフトウェアプログラムを実行させて、
動態画像のアップロードを接受して前記動態画像を前記メモリ中に保存し、
前記動態画像に対するキャプチャコマンドを受信し、
前記キャプチャコマンドに基づき前記動態画像からキャプチャした複数の静止画像を生成し、
前記使用者が入力し、かつ前記複数の静止画像のうち1つの静止画像に対応する少なくとも1つの文字情報を受信し、
前記動態画像に対応した動態画像データベースを形成し、前記メモリ中に保存する、というメカニズムを完了させ、そのうち、前記動態画像データベースが、
前記複数の静止画像と、
各静止画像が前記動態画像において出現する時間のタイムスタンプと、
前記少なくとも1つの文字情報の記録を含み、
上述の手順により、前記使用者がキーワードを入力し、前記キーワードを前記動態画像データベースと照合し、前記キーワードに対応する静止画像を検索することを特徴とする、ウェブサーバ。
【請求項7】
請求項6に記載のウェブサーバであって、そのうち、前記ウェブサーバがさらに操作インターフェースを提供し、前記操作インターフェースが、
前記動態画像の再生に用いる動態画像再生区域と、
前記複数の静止画像の表示に用いる静止画像表示区域と、
前記使用者に前記少なくとも1つの文字情報を入力させる文字情報表示区域を含むことを特徴とする、ウェブサーバ。
【請求項8】
請求項7に記載のウェブサーバであって、そのうち、
前記静止画像表示区域が複数の第一方形区域を含み、各第一方形区域が各静止画像の表示に用いられ、
前記文字情報表示区域が複数の第二方形区域を含み、各第二方形区域が各静止画像に対応する文字情報の表示に用いられることを特徴とする、ウェブサーバ。
【請求項9】
請求項8に記載のウェブサーバであって、そのうち各第一方形区域とそれに対応する各第二方形区域が左右に排列されることを特徴とする、ウェブサーバ。
【請求項10】
請求項9に記載のウェブサーバであって、そのうちいずれか1つの前記静止画像がクリックされると、前記動態画像の再生を行い、前記動態画像の再生開始の時間が、クリックされた前記静止画像が前記動態画像に出現する時間であることを特徴とする、ウェブサーバ。
【請求項11】
請求項10に記載のウェブサーバであって、そのうち前記メモリに複数の異なる使用者が構築した動態画像データベースが保存され、前記キーワードで前記複数の異なる使用者が構築した前記動態画像データベースを検索できることを特徴とする、ウェブサーバ。
【請求項12】
請求項11に記載のウェブサーバであって、そのうち前記プロセッサが前記ソフトウェアプログラムを実行するとき、さらに前記使用者が前記キーワードを入力するために用いる検索インターフェースを提供するというメカニズムを含むことを特徴とする、ウェブサーバ。
【請求項13】
請求項12に記載のウェブサーバであって、そのうち前記プロセッサが前記ソフトウェアプログラムを実行するとき、さらに前記キーワードに対応する単一または複数の静止画像を表示する検索結果インターフェースを提供するというメカニズムを含むことを特徴とする、ウェブサーバ。
【請求項14】
使用者がコンピュータまたはウェブサーバにより動態画像に対し値を入力する処理を行い、将来前記動態画像を便利に検索できるようにする、動態画像に対して値を入力する処理を行う方法であって、前記方法が、
操作インターフェースを提供する手順と、
使用者が少なくとも1つのキーワードを入力するために用いる検索結果インターフェースを提供する手順を含み、そのうち、
前記操作インターフェースが、
前記動態画像の再生に用いる動態画像再生区域と、
前記動態画像からキャプチャされた複数の静止画像の表示に用いる静止画像表示区域と、
使用者が前記少なくとも1つの文字情報を入力するために用いる文字情報表示区域を含み、そのうち、前記少なくとも1つの文字情報が複数の静止画像のうちのいずれかの静止画像に対応することを特徴とする、動態画像に対して値を入力する処理を行う方法。
【請求項15】
請求項14に記載の項所述の動態画像に対して値を入力する処理を行う方法であって、そのうち、
前記静止画像表示区域が複数の第一方形区域を含み、各第一方形区域が各静止画像の表示に用いられ、
前記文字情報表示区域が複数の第二方形区域を含み、各第二方形区域が各静止画像に対応する文字情報の表示に用いられることを特徴とする、動態画像に対して値を入力する処理を行う方法。
【請求項16】
請求項15に記載の動態画像に対して値を入力する処理を行う方法であって、そのうち各第一方形区域とそれに対応する各第二方形区域が左右に排列されることを特徴とする、動態画像に対して値を入力する処理を行う方法。
【請求項17】
請求項16に記載の動態画像に対して値を入力する処理を行う方法であって、そのうちいずれか1つの前記静止画像がクリックされると、前記動態画像の再生を行い、前記動態画像の再生開始の時間が、クリックされた前記静止画像が前記動態画像に出現する時間であることを特徴とする、動態画像に対して値を入力する処理を行う方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2010−262620(P2010−262620A)
【公開日】平成22年11月18日(2010.11.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−148268(P2009−148268)
【出願日】平成21年6月23日(2009.6.23)
【出願人】(509177382)ディーヴイトゥディーピー コーポレイション (1)
【Fターム(参考)】