説明

機器管理システム、表示装置およびプログラム

【課題】過去の所定日時での動作スケジュールに従ったスケジュール制御による動作状態と実際の動作状態との違いをユーザに容易に把握させる。
【解決手段】機器管理システム1は、各機器8の動作を制御する制御装置2と、制御装置2と通信可能な表示装置3とを備える。制御装置2の制御部24は、スケジュール記憶部251の動作スケジュールに従って各機器8を制御する。動作履歴記憶部252は、過去の動作状態を動作日時に対応付けて動作履歴として記憶する。表示装置3の情報取得部34は、制御装置2から動作スケジュールおよび動作履歴を取得する。日時設定部36は、過去の日時を設定して設定日時とする。推定部37は、動作スケジュールを用いて設定日時での動作状態を推定する。抽出部38は、設定日時での実際の動作状態を動作履歴から抽出する。表示部31は、スケジュール制御による動作状態と実際の動作状態とを隣接させて表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の機器を管理する機器管理システム、複数の機器を制御する制御装置と通信可能な表示装置、および、複数の機器を制御する制御装置と通信可能なコンピュータに用いられるプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、温暖化に伴って省エネルギーの社会的要求が向上している。現在の省エネルギー法は、民生部門に対して、機器単体の性能を向上させるだけではなく、例えばBEMS(Building Energy Management System)などを利用した管理面での省エネルギー化を図ることを要求している。管理面での省エネルギー手法としては、機器の制御内容と制御日時とを対応付けた動作スケジュールを改善することが知られている。
【0003】
特許文献1には、複数の設備機器を制御するとともに監視する設備機器管理システムが開示されている。特許文献1に記載された設備機器管理システムは、各設備機器を制御するとともに監視するステーションと、ステーションに接続される情報端末とを備えている。特許文献1に記載された設備機器管理システムでは、ステーションが各設備機器の監視・制御の結果を情報端末に通知し、情報端末が各設備機器の監視・制御の結果を表示する。また、特許文献1に記載された情報端末は、各設備機器の動作スケジュールを表示する機能を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−303228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された情報端末は、各設備機器の監視・制御の結果と、各設備機器の動作スケジュールとを個別に表示することはできるが、同時に表示することはできなかった。このため、ユーザは、過去の所定日時での各設備機器の動作スケジュールに従った制御(以下「スケジュール制御」という)と実際の動作状態との違いを容易に把握することができず、その結果、以下の省エネルギー分析を行う際に手間がかかる。省エネルギー分析とは、スケジュール制御による動作状態と実際の動作状態とを比較することによって、各機器の不要なオン状態を判断したり、想定した省エネルギー効果と実際の省エネルギー効果との間に乖離がある場合に原因を解明したりすることである。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みて為され、本発明の目的は、過去の所定日時での動作スケジュールに従ったスケジュール制御による動作状態と実際の動作状態との違いをユーザに容易に把握させることができる機器管理システム、表示装置およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の機器管理システムは、複数の機器を管理する機器管理システムであって、前記複数の機器の各々の動作を通信によって制御する制御装置と、前記制御装置と通信可能な表示装置とを備え、前記制御装置は、前記複数の機器の各々について制御内容と制御日時とを対応付けた動作スケジュールを記憶するスケジュール記憶部と、前記動作スケジュールおよび動作切替に関する操作に従って前記複数の機器を制御する制御部と、前記複数の機器の各々について過去の動作状態を動作日時に対応付けて動作履歴として記憶する動作履歴記憶部とを含み、前記表示装置は、前記制御装置から前記動作スケジュールおよび前記動作履歴を取得する情報取得部と、過去の日時を設定して設定日時とする日時設定部と、前記複数の機器の各々について前記設定日時での前記動作スケジュールに従ったスケジュール制御による動作状態を推定する推定部と、前記複数の機器の各々について前記設定日時での実際の動作状態を前記動作履歴から抽出する抽出部と、前記複数の機器の各々について前記スケジュール制御による動作状態と前記実際の動作状態とを隣接させて表示する表示部とを含むことを特徴とする。
【0008】
この機器管理システムにおいて、前記表示装置は、可搬型の移動端末であり、前記複数の機器は、予め決められたエリア内に配置されることが好ましい。
【0009】
この機器管理システムにおいて、前記表示部は、前記複数の機器の各々について前記スケジュール制御による動作状態と前記実際の動作状態とを隣接させてアイコンで表示することが好ましい。
【0010】
この機器管理システムにおいて、前記表示部は、前記複数の機器の各々について当該機器の位置が示された地図上に前記アイコンを重ね合わせて表示することが好ましい。
【0011】
この機器管理システムにおいて、前記表示部は、前記スケジュール制御に遅れ時間がある場合、前記遅れ時間に関する経過情報を前記スケジュール制御による動作状態とともに表示することが好ましい。
【0012】
この機器管理システムにおいて、前記表示部は、前記制御日時および前記動作日時の少なくともいずれかの日時を時系列に表示し、前記日時設定部は、前記時系列の表示部分における日時の指定に応じて前記設定日時を設定することが好ましい。
【0013】
この機器管理システムにおいて、前記日時設定部は、前記制御日時および前記動作日時の少なくともいずれかの日時をインデックスとして前記設定日時を設定することが好ましい。
【0014】
この機器管理システムにおいて、前記表示装置は、前記設定日時に加減する刻み時間を設定する刻み時間設定部を含み、前記日時設定部は、前記刻み時間設定部で設定された前記刻み時間を前記設定日時に加減した日時を新しい設定日時に設定することが好ましい。
【0015】
この機器管理システムにおいて、前記刻み時間設定部は、前記制御日時の多い期間では前記刻み時間を短くし、前記制御日時の少ない期間では前記刻み時間を長くすることが好ましい。
【0016】
この機器管理システムにおいて、前記表示装置は、前記刻み時間の長さをタッチパネルで設定する際に用いられる操作部を含み、前記刻み時間設定部は、前記操作部への操作に応じて前記刻み時間の長さを設定することが好ましい。
【0017】
この機器管理システムにおいて、前記エリアの環境状態を計測するセンサ装置を備え、前記表示部は、前記センサ装置で計測された環境状態に応じて前記地図上の表示を変化させることが好ましい。
【0018】
本発明の表示装置は、制御内容と制御日時とを対応付けた動作スケジュールおよび動作切替に関する操作に従って複数の機器の各々の動作を通信によって制御するとともに前記複数の機器の各々について過去の動作状態を動作日時に対応付けて動作履歴として記憶する制御装置に対して通信可能な表示装置であって、前記制御装置から前記動作スケジュールおよび前記動作履歴を取得する情報取得部と、過去の日時を設定して設定日時とする日時設定部と、前記複数の機器の各々について前記設定日時での前記動作スケジュールに従ったスケジュール制御による動作状態を推定する推定部と、前記複数の機器の各々について前記設定日時での実際の動作状態を前記動作履歴から抽出する抽出部と、前記複数の機器の各々について、前記スケジュール制御による動作状態と前記実際の動作状態とを隣接させて表示する表示部とを備えることを特徴とする。
【0019】
本発明のプログラムは、制御内容と制御日時とを対応付けた動作スケジュールおよび動作切替に関する操作に従って複数の機器の各々の動作を通信によって制御するとともに前記複数の機器の各々について過去の動作状態を動作日時に対応付けて動作履歴として記憶する制御装置に対して通信可能なコンピュータを、前記制御装置から前記動作スケジュールおよび前記動作履歴を取得する情報取得手段、過去の日時を設定して設定日時とする日時設定手段、前記複数の機器の各々について前記設定日時での前記動作スケジュールに従ったスケジュール制御による動作状態を推定する推定手段、前記複数の機器の各々について前記設定日時での実際の動作状態を前記動作履歴から抽出する抽出手段、および、前記複数の機器の各々について、前記スケジュール制御による動作状態と前記実際の動作状態とを隣接させて表示する表示手段として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0020】
本発明は、設定日時におけるスケジュール制御による動作状態と実際の動作状態とを機器ごとに隣接して表示する。これにより、本発明では、ユーザに対して、設定日時での実際の動作状態とスケジュール制御の動作状態とを比較させやすくし、設定日時での実際の動作状態とスケジュール制御の動作状態との違いを把握させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】実施形態に係る機器管理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】複数の機器およびセンサ装置が配置されているエリアの平面図である。
【図3】同上に係る機器管理システムで用いられる動作スケジュールを示す図である。
【図4】同上に係る機器管理システムで用いられる動作履歴を示す図である。
【図5】同上に係る機器管理システムで用いられる位置情報を示す図である。
【図6】同上に係る表示装置の表示画面を示す図である。
【図7】同上に係る表示装置の他の表示画面を示す図である。
【図8】同上に係る機器管理システムで用いられるセンサ履歴を示す図である。
【図9】同上に係る機器管理システムで用いられる環境情報の閾値を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下の実施形態では、複数の機器を管理する機器管理システムについて説明する。本実施形態では、機器の動作状態を監視することと機器の動作を制御することとを総称して機器の「管理」と呼ぶ。したがって、機器の管理は、機器の監視と制御との少なくとも一方を意味する。
【0023】
本実施形態に係る機器管理システム1は、図1に示すように、複数の機器8,8,8,……の各々の動作を通信によって制御する制御装置2と、制御装置2と通信可能な表示装置3とを備えている。各機器8は、予め決められたエリア7内に配置されている。
【0024】
各機器8が配置されているエリア7は、例えば図2に示すような食品スーパーマーケットなどである。図2に示すエリア7には、肉売場71と鮮魚売場72と乾物売場73と野菜売場74とパン売場75とレジ76とロビー77と事務所78とが設けられている。なお、各機器8が配置されているエリア7は上記に限定されず、他の場所であってもよい。
【0025】
各機器8は、例えばエリア7の照明環境またはエリア7の空調環境などを調整する機器である。つまり、各機器8は、例えばエリア7内の明るさを調整する照明機器、エリア7内の気温を調整する空調機器、冷凍食品などのための冷凍機、または冷蔵機などである。複数の機器8,8,8,……は、異種(例えば照明機器、空調機器、冷凍機および冷蔵機のうちの少なくとも2つ)の組み合わせであってもよいし、全て同種(例えば照明機器、空調機器、冷凍機または冷蔵機のいずれか)であってもよい。
【0026】
次に、制御装置2について説明する。制御装置2は、CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)およびメモリが搭載されたコンピュータを主構成要素とし、各機器8の動作を指示したり、各機器8の動作状態に関する情報を収集したりする。制御装置2は、図1に示すように、第1の装置側通信部21と、計時部22と、日時情報取得部23と、制御部24と、装置側記憶部25と、第2の装置側通信部26とを備え、各機器8が配置されているエリア7とは異なる場所に設置されている。
【0027】
第1の装置側通信部21は、制御装置2と各機器8とが通信するための通信インタフェースである。制御装置2と各機器8との間の通信は、例えば時分割多重伝送、Ethernet(登録商標)またはRS−232Cなどのような有線通信であってもよいし、例えばZigBee(登録商標)などのような無線通信であってもよい。
【0028】
日時情報取得部23は、現在日時に関する日時情報を計時部22から取得する。計時部22は、例えばリアルタイムクロック(RTC:Real Time Clock)などであり、現在日時を計時する。計時部22で計時される現在日時は、日付(年・月・日)と時刻(時・分・秒)との組み合わせである。
【0029】
制御部24は、装置側記憶部25に記憶されている動作スケジュール41に従って各機器8を制御する。制御部24は、日時情報取得部23で取得された日時情報を定期的に参照し、日時情報の現在日時と動作スケジュール41に含まれる制御日時とが一致した場合に、制御対象となる機器8に制御信号を出力する。制御信号には、機器8の制御内容(オン・オフ)に関する情報が含まれている。
【0030】
また、制御部24は、例えば機器8の動作を切り替える切替スイッチ(図示せず)が操作された場合に、動作スケジュール41よりも優先して、切替スイッチへの操作に従って機器8を制御する。
【0031】
制御部24は、上記のように各機器8を制御する機能のほかにも、第1の装置側通信部21を用いて、各機器8の動作状態を定期的に監視する機能を有している。各機器8の動作状態は、装置側記憶部25に記憶される。
【0032】
装置側記憶部25は、動作スケジュール41を記憶するスケジュール記憶部251と、各機器8の動作状態を記憶する動作履歴記憶部252とを備えている。
【0033】
スケジュール記憶部251は、図3に示すような動作スケジュール41を記憶する。動作スケジュール41は、各機器8について制御内容と制御日時とを対応付けている。つまり、動作スケジュール41は、「いつ」・「どの機器8に対し」・「どのような制御を行うか」を対応付けている。動作スケジュール41は、図3の例のように毎日の制御内容が同じである場合、制御日時として制御時刻(時・分・秒)のみであってもよい。
【0034】
動作履歴記憶部252は、図4に示すように、各機器8の過去の動作状態を動作日時に対応付けて動作履歴42として記憶する。各機器8の動作状態は、上述したように制御部24によって定期的に監視される。動作履歴記憶部252は、機器8ごとに全ての動作日時の動作状態を記憶してもよいし、機器8ごとに動作状態が変化した時点のみを記憶してもよい。つまり、動作履歴記憶部252は、少なくとも「どの機器8が」・「いつ」・「どのように動作状態が変化したのか」ということがわかるような情報を記憶しておけばよい。
【0035】
また、装置側記憶部25は、地図情報と、図5に示すような位置情報43とを記憶している。地図情報は、各機器8が配置されているエリア7の地図情報である。位置情報43は、各機器8の位置を表わす情報である。
【0036】
第2の装置側通信部26は、制御装置2と表示装置3とが通信するための通信インタフェースであり、表示装置3と情報の授受を行う。具体的には、第2の装置側通信部26は、装置側記憶部25に記憶されている情報を表示装置3へ送信する。制御装置2と表示装置3との間の通信は、例えば有線LAN(Local Area Network)または無線LANなどを用いたIP通信であってもよいし、制御装置2に表示装置3が直接設置されるような専用線を用いた通信であってもよい。
【0037】
次に、表示装置3について説明する。表示装置3は、例えばタブレットパーソナルコンピュータなどのような可搬型(ポータブル型)の移動端末であり、CPUおよびメモリが搭載されている。表示装置3は、表示部31と、操作部32と、端末側通信部33と、情報取得部34と、端末側記憶部35と、日時設定部36と、推定部37と、抽出部38とを備えている。
【0038】
表示部31は、例えば液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどであり、各種の情報を表示する。詳細については後述する。
【0039】
操作部32は、ユーザが表示装置3へ情報を入力する際に用いられる。操作部32には、タッチパネルによって操作情報が入力される。操作情報としては、例えば設定日時(指定日時)・「次の動作履歴変化点/前の動作履歴変化点」・「次のスケジュール制御点/前のスケジュール制御点」などのような日時設定に関する操作情報がある。
【0040】
端末側通信部33は、制御装置2と表示装置3とが通信するための通信インタフェースであり、制御装置2と情報の授受を行う。具体的には、端末側通信部33は、情報取得部34が取得しようとする情報を通信によって制御装置2から受け取る。
【0041】
情報取得部34は、制御装置2から動作スケジュール41と動作履歴42と地図情報と位置情報43とを取得する。情報取得部34は、必要な情報を制御装置2から随時読み込んでもよいし、全ての情報を制御装置2から一度に読み込んでもよい。
【0042】
端末側記憶部35は、情報取得部34で取得された情報を記憶する。つまり、端末側記憶部35には、動作スケジュール41と動作履歴42と地図情報と位置情報43とが記憶されている。
【0043】
日時設定部36は、日時設定に関する操作情報が操作部32に入力された場合、上記操作情報の指定日時を設定日時として設定する。
【0044】
推定部37は、各機器8について、日時設定部36で設定された設定日時に対応付けられた制御内容を端末側記憶部35の動作スケジュール41から抽出してスケジュール制御(動作スケジュール41に従った制御)による動作状態を推定する。
【0045】
抽出部38は、各機器8について、日時設定部36で設定された設定日時での実際の動作状態を動作履歴42から抽出する。
【0046】
表示部31は、各機器8の位置を地図上にアイコン61で表示するために、端末側記憶部35に記憶されている地図情報と位置情報43とを読み込む。各種の情報を受け取った表示部31は、図6に示すように、画面中央部に、機器8ごとに設定日時でのスケジュール制御による動作状態と実際の動作状態とを隣接させてアイコン61で表示する。本実施形態では、表示部31は、各機器8の位置が示された地図上にアイコン61を重ね合わせて表示する。各アイコン61は、外枠がスケジュール制御による動作状態であり、内側が機器8の実際の動作状態であり、動作状態に応じて異なる形態となっている。表示部31は、画面上部に設定日時(図6の符号「65」)を表示する。
【0047】
表示部31は、日時設定部36で設定日時が変わった場合、新しい設定日時に対応する情報を受け取り、新しい設定日時でのスケジュール制御による動作状態と実際の動作状態とを隣接させてアイコン61で表示する。
【0048】
ところで、表示部31は、動作スケジュール41に含まれる制御日時と、動作履歴42に含まれる動作日時とを時系列に画面下部に表示する。制御日時はスライダー661の下側の矢印で表わされ(図6の符号「662」)、動作日時はスライダー661の上側の矢印で表わされている(図6の符号「663」)。
【0049】
日時設定部36は、時系列の表示部分における日時の指定に応じて設定日時を設定する。図6の例では、ユーザがスライダー661(ここではタッチパネルを前提とする)を操作することによって、日時設定部36は設定日時を設定する。また、制御日時と動作日時とがスライダー661の上下に矢印662,663で表示されているから、ユーザはこの矢印662,663を目安に設定日時を決定することができる。
【0050】
また、日時設定部36は、動作スケジュール41に含まれる制御日時をインデックスとして設定日時を設定することができる。図6に示すように、画面下部には、現在設定されている設定日時以前の制御日時を選択するための第1のアイコン621と、現在設定されている設定日時以後の制御日時を選択するための第2のアイコン622とが表示されている。ユーザが第1のアイコン621をn1(n1=1,2,……)回フリックすると、日時設定部36は、設定日時以前であって設定日時からn1番目に離れている制御日時を新しい設定日時に設定する。例えば、ユーザが第1のアイコン621を1回フリックすると、日時設定部36は、設定日時直前の制御日時を新しい設定日時に設定する。ユーザが第1のアイコン621を2回フリックすると、日時設定部36は、設定日時以前であって設定日時から2番目に離れている制御日時を新しい設定日時に設定する。ユーザが第2のアイコン622をn2(n2=1,2,……)回フリックすると、日時設定部36は、設定日時以後であって設定日時からn2番目に離れている制御日時を新しい設定日時に設定する。例えば、ユーザが第2のアイコン622を1回フリックすると、日時設定部36は、設定日時直後の制御日時を新しい設定日時に設定する。ユーザが第2のアイコン622を2回フリックすると、日時設定部36は、設定日時以後であって設定日時から2番目に離れている制御日時を新しい設定日時に設定する。
【0051】
さらに、動作履歴42に含まれる動作日時をインデックスとして設定日時を設定することができる。図6に示すように、画面下部には、現在設定されている設定日時以前の動作日時を選択するための第3のアイコン623と、現在設定されている設定日時以後の動作日時を選択するための第4のアイコン624とが表示されている。ユーザが第3のアイコン623をn3(n3=1,2,……)回フリックすると、日時設定部36は、設定日時以前であって設定日時からn3番目に離れている動作日時を新しい設定日時に設定する。例えば、ユーザが第3のアイコン623を1回フリックすると、日時設定部36は、設定日時直前の動作日時を新しい設定日時に設定する。ユーザが第3のアイコン623を2回フリックすると、日時設定部36は、設定日時以前であって設定日時から2番目に離れている動作日時を新しい設定日時に設定する。ユーザが第4のアイコン624をn4(n4=1,2,……)回フリックすると、日時設定部36は、設定日時以後であって設定日時からn4番目に離れている動作日時を新しい設定日時に設定する。例えば、ユーザが第4のアイコン624を1回フリックすると、日時設定部36は、設定日時直後の動作日時を新しい設定日時に設定する。ユーザが第4のアイコン624を2回フリックすると、日時設定部36は、設定日時以後であって設定日時から2番目に離れている動作日時を新しい設定日時に設定する。
【0052】
ところで、表示装置3は、図1に示すように、設定日時に加減する刻み時間を設定する刻み時間設定部39をさらに備えている。
【0053】
刻み時間設定部39は、操作部32のタッチパネルへの操作に応じて刻み時間を設定する。刻み時間とは、日時設定部36で設定された設定日時に加減する時間をいう。
【0054】
日時設定部36は、刻み時間設定部39で設定された刻み時間を設定日時に加減した日時を新しい設定日時とする。例えば、設定日時が「10:00」であって刻み時間が「2分」である場合、日時設定部36は、設定日時「10:00」での動作状態が表示部31に表示されてから1秒後に、設定日時「10:00」に刻み時間「2分」を加算した日時「10:02」を新しい設定日時に設定する。表示部31は、新しい設定日時「10:02」での動作状態を表示する。さらに、1秒後、日時設定部36は、設定日時「10:02」に刻み時間「2分」を加算した日時「10:04」を新しい設定日時に設定し、表示部31は、新しい設定日時「10:04」での動作状態を表示する。日時設定部36および表示部31は、上記の動作を繰り返す。
【0055】
図6に示すように、画面下部には、ボタン状のアイコン63が表示されている。ユーザがアイコン63を操作することによって、刻み時間設定部39は、刻み時間の長さを変更する。これにより、表示部31は、過去の動作状態を欠落させずに表示することができる。
【0056】
また、タッチパネル画面(表示画面)へのユーザのタッチ操作がフリックである場合、フリック操作の位置によって設定日時の変更が異なる。例えば、右フリックによって現在の設定日時から1分後の日時の動作状態が表示される場合、ユーザの右フリック操作によって、日時設定部36は、右フリック入力情報を受け取り、現在の設定日時に刻み時間「1分」を加算した日時を新しい設定日時に設定する。画面中央部には新しい設定日時(1分後の日時)の動作状態が表示される。逆に、左フリックの場合、ユーザの左フリック操作によって、日時設定部36は、左フリック入力情報を受け取り、現在の設定日時に刻み時間「1分」を減算した日時を新しい設定日時に設定する。画面中央部には新しい設定日時(1分前の日時)の動作状態が表示される。一方、下フリックの場合、現在の設定日時から例えば1日前の動作状態が表示され、上フリックの場合、現在の設定日時から1日後の動作状態が表示される。これにより、刻み時間設定部39は、ユーザの要望にあわせて、刻み時間の長さを変えることができる。
【0057】
ところで、刻み時間設定部39は、操作部32への操作に応じて刻み時間の長さを設定する機能だけではなく、スケジュール制御の多い期間では刻み時間を短くし、スケジュール制御の少ない期間では刻み時間を長くする機能も有している。具体的には、刻み時間設定部39は、制御日時の間隔を算出し、制御日時の間隔が短い場合に刻み時間を短く設定し、制御日時の間隔が長い場合に刻み時間を長く設定する。つまり、刻み時間は、スケジュール制御がスキップされないように設定される。
【0058】
なお、刻み時間設定部39は、スケジュール制御ではなく、動作日時の多い期間では刻み時間を短くし、動作日時の少ない期間では刻み時間を長くしてもよい。刻み時間は、実際の動作状態がスキップされないように設定される。
【0059】
また、表示部31は、スケジュール制御に遅れ時間がある場合、遅れ時間に関する経過情報をスケジュール制御による動作状態とともに表示する。例えば、図7の「事務室」で示すように、スケジュール制御によってオフ制御後、5分後に機器8がオフ状態になるような「遅れ点灯」の場合、表示部31は、アイコン61とともに経過時間64を表示する。これにより、対象となる機器8がスケジュール制御されたのか、ユーザによる消し忘れかを判断することができる。
【0060】
ところで、機器管理システム1は、図1に示すように、各々がエリア7(図2参照)の環境状態を計測する複数(図示例では2台)のセンサ装置5,5を備え、制御装置2は、各センサ装置5からセンサ情報を取得するセンサ情報取得部27を備えている。本実施形態におけるエリア7の環境状態としては、例えばエリア7の明るさまたはエリア7の温度などがある。エリア7の明るさとは、エリア7の照度または輝度などである。
【0061】
各センサ装置5は、例えばエリア7の明るさを計測する明るさセンサまたはエリア7の温度を計測する温度センサなどであり、エリア7に配置されている。明るさセンサとしては、例えば照度センサまたは輝度センサなどがある。複数のセンサ装置5,5は、異種(例えば明るさセンサおよび温度センサの少なくとも2つ)の組み合わせ(例えば明るさセンサおよび温度センサの組み合わせ)であってもよいし、全て同種(例えば明るさセンサまたは温度センサのいずれか)であってもよい。
【0062】
センサ情報取得部27は、各センサ装置5からセンサ情報を取得する。センサ情報とは、センサ装置5の計測結果に関する情報である。センサ情報取得部27で取得されたセンサ情報は、順次、装置側記憶部25の動作履歴記憶部252に記憶される。つまり、動作履歴記憶部252には、図8に示すように、センサ情報の履歴であるセンサ履歴44が記憶されている。
【0063】
図1に示す表示装置3において、情報取得部34は、制御装置2からセンサ履歴44を取得し、端末側記憶部35は、情報取得部34で取得されたセンサ履歴44を記憶する。
【0064】
表示部31は、設定日時におけるセンサ情報に含まれている環境状態に応じて、地図上におけるエリア7の表示を変化させることによって、設定日時におけるエリア7の環境状態を表示する。例えば、表示部31は、図7に示すように、地図上の「パン売場」について、「冷やし過ぎ」という意味で通常とは異なる形態で表示する。表示部31は、設定日時でのセンサ情報が閾値より低い場合に、対応する小エリアを「冷やし過ぎ」として通常とは異なる形態で表示する。一方、センサ情報が閾値より高い場合、表示部31は、対応する小エリアを「暖め過ぎ」として通常とは異なる形態で表示する。閾値は、図9に示すような環境情報の閾値45であり、装置側記憶部25および端末側記憶部35に記憶されている。
【0065】
なお、制御装置2の装置側記憶部25には、制御装置2が各種の機能を実行するためのプログラムが格納されている。つまり、装置側記憶部25には、制御装置(コンピュータ)2を、第1の装置側通信部21、計時部22、日時情報取得部23、制御部24、装置側記憶部25、第2の装置側通信部26およびセンサ情報取得部27として機能させるためのプログラムが格納されている。
【0066】
上記プログラムは、制御装置2の出荷時に装置側記憶部25に予め記憶される。ただし、制御装置2が上記プログラムを出荷後に搭載する場合、制御装置2が上記プログラムを搭載する手法の一例としては、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いる手法がある。記録媒体は、例えばメモリカード、CD−ROMまたはDVD−ROMなどである。記録媒体を用いる場合、制御装置2は、記録媒体のデータを読み取るためのドライブ装置(図示せず)を備えていればよい。また、他の手法としては、ネットワークを用いて上記プログラムをサーバからダウンロードする手法がある。ネットワークを介して上記プログラムをダウンロードする場合、制御装置2は、ネットワークを用いてサーバと通信するための通信機能(図示せず)を有していればよい。
【0067】
また、表示装置3の端末側記憶部35には、表示装置3が各種の機能を実行するためのプログラムが格納されている。つまり、端末側記憶部35には、表示装置(コンピュータ)3を、表示部31、操作部32、端末側通信部33、情報取得部34、端末側記憶部35、日時設定部36、推定部37および抽出部38として機能させるためのプログラムが格納されている。
【0068】
上記プログラムは、表示装置3の出荷時に端末側記憶部35に予め記憶される。ただし、表示装置3が上記プログラムを出荷後に搭載する場合、表示装置3が上記プログラムを搭載する手法の一例としては、上記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いる手法がある。記録媒体は、例えばメモリカード、CD−ROMまたはDVD−ROMなどである。記録媒体を用いる場合、表示装置3は、記録媒体のデータを読み取るためのドライブ装置(図示せず)を備えていればよい。また、他の手法としては、ネットワークを用いて上記プログラムをサーバからダウンロードする手法がある。ネットワークを介して上記プログラムをダウンロードする場合、表示装置3は、ネットワークを用いてサーバと通信するための通信機能(図示せず)を有していればよい。
【0069】
以上の説明より、本実施形態の機器管理システム1では、設定日時でのスケジュール制御による動作状態(動作スケジュール41から推定された動作状態)と実際の動作状態とを機器8ごとに隣接して表示装置3が表示する。これにより、本実施形態では、ユーザに対して、設定日時でのスケジュール制御の動作状態と実際の動作状態とを比較させやすくし、設定日時でのスケジュール制御の動作状態と実際の動作状態との違いを把握させやすくすることができる。その結果、省エネルギー提案のための分析を行いやすくすることができる。
【0070】
また、本実施形態の機器管理システム1は、スケジュール制御による動作状態と実際の動作状態とを隣接させてアイコン61で表示する。これにより、本実施形態では、スケジュール制御による動作状態および実際の動作状態を文字で表示する場合よりも、現場での分析を容易に行うことができる。
【0071】
さらに、本実施形態によれば、表示装置3が地図上の各機器8の位置にアイコン61を重ね合わせて表示することによって、現場での分析をさらに容易に行うことができる。
【0072】
また、本実施形態によれば、各機器8が予め決められたエリア7内に配置され、表示装置3が可搬型の移動端末であることによって、ユーザは、現場の状況を確認しながら、エリア7内の各機器8の動作状態を把握することができる。これにより、例えば動作スケジュール41を容易に調整することができる。
【0073】
さらに、本実施形態によれば、表示装置3の日時設定部36が制御日時および動作日時の少なくともいずれかの時系列の表示部分における日時の指定に応じて設定日時を設定することによって、実際に制御された設定日時の近傍の時間を容易に設定することができる。
【0074】
また、本実施形態の機器管理システム1によれば、日時設定部36が制御日時および動作日時の少なくともいずれかの日時をインデックスとして設定日時を設定することによって、実際に制御された設定日時まで変更させることができる。
【0075】
さらに、本実施形態によれば、表示装置3の日時設定部36が設定日時に刻み時間を加減して新しい設定日時を設定していくことによって、表示部31が複数の設定日時での実際の動作状態を連続して再現することができる。
【0076】
この際に、表示装置3では、制御日時の多い期間では刻み時間を短くし、制御日時の少ない期間では刻み時間を長くすることができる。これにより、スケジュール制御が多い期間をゆっくりと再現し、スケジュール制御の少ない期間を高速で再現することができるので、動作状態の変化が多い期間を自動的に強調して再現することができる。
【0077】
また、本実施形態では、操作部32のタッチパネルへの操作に応じて刻み時間の長さを設定することができるので、ユーザが例えばフリック操作で刻み時間の長さを指定することができ、直感的に早送りを行ったり、巻き戻しを行ったりすることができる。
【0078】
本実施形態では、表示装置3の表示部31がエリア7内の環境状態に応じて地図上の表示を変化させることによって、ユーザがエリア7内の環境状態を含めて省エネルギーのための分析を行うことができる。
【0079】
なお、本実施形態では、表示装置3側の地図情報および位置情報43を制御装置2から取得した場合について説明したが、本実施形態の変形例として、表示装置3側の地図情報および位置情報43を制御装置2とは関係なく別の手段で設定してもよい。
【符号の説明】
【0080】
1 機器管理システム
2 制御装置
24 制御部
251 スケジュール記憶部
252 動作履歴記憶部
27 センサ情報取得部
3 表示装置
31 表示部
32 操作部
34 情報取得部
36 日時設定部
37 推定部
38 抽出部
41 動作スケジュール
42 動作履歴
5 センサ装置
8 機器

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の機器を管理する機器管理システムであって、
前記複数の機器の各々の動作を通信によって制御する制御装置と、
前記制御装置と通信可能な表示装置とを備え、
前記制御装置は、
前記複数の機器の各々について制御内容と制御日時とを対応付けた動作スケジュールを記憶するスケジュール記憶部と、
前記動作スケジュールおよび動作切替に関する操作に従って前記複数の機器を制御する制御部と、
前記複数の機器の各々について過去の動作状態を動作日時に対応付けて動作履歴として記憶する動作履歴記憶部とを含み、
前記表示装置は、
前記制御装置から前記動作スケジュールおよび前記動作履歴を取得する情報取得部と、
過去の日時を設定して設定日時とする日時設定部と、
前記複数の機器の各々について前記設定日時での前記動作スケジュールに従ったスケジュール制御による動作状態を推定する推定部と、
前記複数の機器の各々について前記設定日時での実際の動作状態を前記動作履歴から抽出する抽出部と、
前記複数の機器の各々について前記スケジュール制御による動作状態と前記実際の動作状態とを隣接させて表示する表示部とを含む
ことを特徴とする機器管理システム。
【請求項2】
前記表示装置は、可搬型の移動端末であり、
前記複数の機器は、予め決められたエリア内に配置される
ことを特徴とする請求項1記載の機器管理システム。
【請求項3】
前記表示部は、前記複数の機器の各々について前記スケジュール制御による動作状態と前記実際の動作状態とを隣接させてアイコンで表示することを特徴とする請求項2記載の機器管理システム。
【請求項4】
前記表示部は、前記複数の機器の各々について当該機器の位置が示された地図上に前記アイコンを重ね合わせて表示することを特徴とする請求項3記載の機器管理システム。
【請求項5】
前記表示部は、前記スケジュール制御に遅れ時間がある場合、前記遅れ時間に関する経過情報を前記スケジュール制御による動作状態とともに表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の機器管理システム。
【請求項6】
前記表示部は、前記制御日時および前記動作日時の少なくともいずれかの日時を時系列に表示し、
前記日時設定部は、前記時系列の表示部分における日時の指定に応じて前記設定日時を設定する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の機器管理システム。
【請求項7】
前記日時設定部は、前記制御日時および前記動作日時の少なくともいずれかの日時をインデックスとして前記設定日時を設定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の機器管理システム。
【請求項8】
前記表示装置は、前記設定日時に加減する刻み時間を設定する刻み時間設定部を含み、
前記日時設定部は、前記刻み時間設定部で設定された前記刻み時間を前記設定日時に加減した日時を新しい設定日時に設定する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の機器管理システム。
【請求項9】
前記刻み時間設定部は、前記制御日時の多い期間では前記刻み時間を短くし、前記制御日時の少ない期間では前記刻み時間を長くすることを特徴とする請求項8記載の機器管理システム。
【請求項10】
前記表示装置は、前記刻み時間の長さをタッチパネルで設定する際に用いられる操作部を含み、
前記刻み時間設定部は、前記操作部への操作に応じて前記刻み時間の長さを設定する
ことを特徴とする請求項8記載の機器管理システム。
【請求項11】
前記エリアの環境状態を計測するセンサ装置を備え、
前記表示部は、前記センサ装置で計測された環境状態に応じて前記地図上の表示を変化させる
ことを特徴とする請求項4記載の機器管理システム。
【請求項12】
制御内容と制御日時とを対応付けた動作スケジュールおよび動作切替に関する操作に従って複数の機器の各々の動作を通信によって制御するとともに前記複数の機器の各々について過去の動作状態を動作日時に対応付けて動作履歴として記憶する制御装置に対して通信可能な表示装置であって、
前記制御装置から前記動作スケジュールおよび前記動作履歴を取得する情報取得部と、
過去の日時を設定して設定日時とする日時設定部と、
前記複数の機器の各々について前記設定日時での前記動作スケジュールに従ったスケジュール制御による動作状態を推定する推定部と、
前記複数の機器の各々について前記設定日時での実際の動作状態を前記動作履歴から抽出する抽出部と、
前記複数の機器の各々について、前記スケジュール制御による動作状態と前記実際の動作状態とを隣接させて表示する表示部と
を備えることを特徴とする表示装置。
【請求項13】
制御内容と制御日時とを対応付けた動作スケジュールおよび動作切替に関する操作に従って複数の機器の各々の動作を通信によって制御するとともに前記複数の機器の各々について過去の動作状態を動作日時に対応付けて動作履歴として記憶する制御装置に対して通信可能なコンピュータを、
前記制御装置から前記動作スケジュールおよび前記動作履歴を取得する情報取得手段、
過去の日時を設定して設定日時とする日時設定手段、
前記複数の機器の各々について前記設定日時での前記動作スケジュールに従ったスケジュール制御による動作状態を推定する推定手段、
前記複数の機器の各々について前記設定日時での実際の動作状態を前記動作履歴から抽出する抽出手段、および、
前記複数の機器の各々について、前記スケジュール制御による動作状態と前記実際の動作状態とを隣接させて表示する表示手段
として機能させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−243258(P2012−243258A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−115952(P2011−115952)
【出願日】平成23年5月24日(2011.5.24)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】