説明

水力発電所のためのユニットおよび前記ユニットを備えるモジュール式水力発電所

本発明は、水力発電所のための水中ユニット(1)、およびそのようなユニットを複数備えるモジュール式水力発電所(2)に関する。本発明によるユニット(1)は、従来の水力発電所の機能の原則を用い、かつ水圧管路(200)を備え、この水圧管路(200)は、少なくとも100m、好ましくは約150〜300mの「水頭」を備え、運動エネルギーを水から前記タービンへと伝達し、次いで運動エネルギーを電力に変換するように、運動エネルギーの高い水塊を、ため池の水面から、ため池自体の水面より下の深さに設けられる1つまたは複数のタービン(301a〜301f)へと運ぶ。タービンの下流に配置される体積可変排出タンク(313a、313b)を用いることにより、タービンを作動させるために用いられる水塊自体を、周囲環境へと、容易かつ効果的に戻すことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水力発電所のためのユニットに関する。より詳細には、本発明は、水力発電所のための水中ユニットに関する。
本発明はまた、少なくとも1つのそのようなユニットを備える水中水力発電所に関する。
【背景技術】
【0002】
水力発電所は、広く普及しており、発電のために用いられる。
これらの発電所は、流れる水塊を発電に用いる。水は、水の推力によって回転する1つまたは複数のタービン内へと運ばれ、それぞれのタービンは、回転運動を電力に変換する交流発電機に結合される。水によりタービンに与えられる速度は、少なくとも100m、好ましくは150〜300mの「水頭」と呼ばれる高差によって生み出され、タービンが配置される高さにて動圧に変換される。
【0003】
水力発電所の動作のための十分な貯水を有するために、一般に、ダムがある川の狭窄部の堰によって人工のため池が作り出され、このため池から水が水圧管路内で「水頭」によりタービンへと搬送され、そのブレードへと運動エネルギーを伝達する。
【0004】
水力発電所は、火力または原子力発電所に対して明らかな利点を有することができるが、欠点がないわけではない。
第1に、ため池とタービンとの間の高差の要求があることにより、発電所を設置することが可能な場所の選択が制限される。第2に、人工のため池を作り出す必要があることは、発電所の建設費に大きな影響を及ぼす。第3に、川の狭窄部を遮断するダムにより、川の固体(砂および砂利)の海への移送が遮断され、その場合、固体堆積物が減少またはなくなることにより、海岸侵食の現象が生じる。最後に、水力発電用の大型のため池は、風景を変えること、野生生物の生息地の破壊、人口の移動、農業地帯の喪失などによる、周囲地域への強力または重大な環境および社会経済上の影響を有する。
【0005】
大量の水塊が利用可能である必要性、およびため池とタービンの間の高差の必要性に関する問題を解決するために、水圧管路が水を、水面から深いところに配置されたタービンへと運ぶ、水中水力発電所を実現させることが考えられてきた。
【0006】
海、大きな湖、または同類の大規模なため池の底に水力発電所を設置することにより、人工のため池を作る必要がなくなり、ほぼ無限の水源を工場に利用することが可能になる。
【0007】
上記で説明した種類の水中水力発電所の例は、UA23002UおよびIT1117257に例示されている。
しかし、用いられる大量の水塊が、水圧管路の入口ポートと同じ圧力、すなわち実質的に大気圧である水力発電所から、はるかに高圧の周囲環境へと移動させられなければならないので、このやり方で自然のため池の深いところに水力発電所を設置すると、タービンから流出する水の処理の問題が生じる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の主な目的は、タービンから流れる水塊を容易かつ効果的に処理することができる水力発電所の水中ユニットを提供することにより、上述の問題を解決することである。
本発明の別の目的は、従来の水力発電所に匹敵する電力を生み出すことができる水中水力発電所を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
入口区間と、前記入口区間に対して少なくとも100mの深さ、好ましくは約150〜300mの深さに設けられる出口区間とを備える、水圧管路が存在することにより、(1つまたは複数の)タービンを動作させるのに十分な速度で本発明によるユニットに水が入ることを保証する、「水頭」を設けることが可能になる。
【0010】
好ましくは、前記水圧管路の前記入口区間は、ため池の水面付近に配置される。
さらに、発電用のタービンの下流に配置される、少なくとも1つの体積可変排出タンクが存在することにより、本発明による発電のためのユニットは、タービンを動作させるために用いられる水塊自体を周囲環境内に効果的に排出することを可能にする。
【0011】
好ましい一実施形態では、本発明によるユニットの連続的な動作を保証することを可能にするように、交互に充填および排出される少なくとも2つの体積可変タンクを備える。
好ましくは、前記体積可変タンクは、拡張タンクである。
【0012】
これに関して、体積可変排出タンクを備える水中水力発電所が、US2008/0159855に記載されていることに留意されたい。
しかし、この文書に記載の水力発電所は、明らかな欠点を有する。第1に、この水力発電所は、いかなる水圧管路も備えず、水用の入口ポートがタービンのすぐ上方に配置されるので、「水頭」が与えられないためタービンに入る水が高い速度をもたず、記載の発電所を動作させるために大量の低速の水が必要とされる。
【0013】
第2に、この発電所は、排出タンクから水を排出するために、複雑な圧縮空気システムを用い、このシステムでは、ため池の水面レベルの下のより高い深さにて非常に高圧の空気を提供する必要があることに関連して、製造コストが大幅に増える。
【0014】
最後に、発電所の入口ポートが深いところにあり、高圧下にあることにより、おそらく、タービン周囲を大気圧に保つための高価な加圧システムを設けることが必要となる。
有利には、本発明による水力発電所のためのユニットは、これらすべての欠点をもたない。
【0015】
本発明による複数のユニットは、モジュール式水力発電所を作り出すために、互いに関連付けることができる。
こうして得られるモジュール式発電所は、単一ユニットの故障、誤動作、保守、および/または交換の場合も、本発明の連続的な動作を可能にする。
【0016】
本発明の他の利点および特徴は、添付の図面を参照しながら非限定的な例として与えられる、本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明から明らかとなる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明による水力発電所のためのユニットを示す概略図である。
【図2】図1のユニットのタービンを収容する空間を示す正面概略断面図である。
【図3】図2の空間を示す横方向概略断面図である。
【図4】図2の空間を示すIV‐IVに沿った断面図である。
【図5】本発明による水力発電所を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1を参照すると、本発明による水力発電所の水中ユニット1は、自然(海、湖など)または人工の、いかなる種類のため池内にも配置されるように設計される。前記水中ユニット1は一般に、
実質的にため池の表面に設けられる、発電に用いられる水のための入口ポート100と、
ため池内の深いところに設けられる、発電に用いられる水がため池に戻ることを可能にするための出口ポート400と、
前記入口ポートを前記出口ポートと連結させる管構成であって、入口区間200aおよび出口区間200bを有する水圧管路200を備え、前記水圧管路のこの出口区間200bが、ため池内の深いところへ降下するよう、すなわち水に運動エネルギーを与えることを可能にする「水頭」をもたらすように、前記水圧管路200の前記入口区間200aに対して100mより深く、好ましくは150〜300m深いところにあり、前記水圧管路200が、好ましくは水圧管路自体の内側のキャビテーションの問題を回避するように傾斜する管構成と、
1つまたは複数のタービンであって、好ましくは空間300内に収容され、前記水圧管路に流入する水塊の運動エネルギーが前記タービンに伝達されるように、前記水圧管路200の下流で、前記入口ポート100と前記出口ポート400との間に、前記管構成に沿って配置され、空間300が、運動エネルギーを電力に変換するために前記タービンに関連付けられる交流発電機が同様に収容される、1つまたは複数のタービンとを備える。
【0019】
その内部で、水圧管路から流れる水塊からタービンへと運動エネルギーが伝達され、引き続いて電力に変換される前記空間300を、図2〜図4により詳細に示す。
空間300は、その内側の圧力が、ユニット1の入口ポートにおける実質的に大気圧と等しい圧力と等しくなるように、外部環境に対して水密である。
【0020】
空間300は、1つまたは複数(図示の実施形態では6つ)のタービン301a〜301fを収容し、これらのタービンは、空間300に入り分岐305に分かれる水圧管路自体の延長部303により、水圧管路200から流れる水を遮断するようにして構成され、分岐305はそれぞれ、水から前記タービンのブレードへと運動エネルギーが伝達されるように、それぞれのタービン301a〜301fに連結される。
【0021】
タービン301a〜301fは、好ましくは、高差が大きく水の流量がより少ない応用例における動作に特に適するペルトンタービンであるが、他の種類のタービンを用いることができる。
【0022】
それぞれのタービン301a〜301fのシャフトは、前記タービンのブレードの運動エネルギーを電力に変換することを可能にする対応する交流発電機(図示せず)と、知られたやり方で連結させられる。
【0023】
本発明によれば、タービン301a〜301fの動作のために用いられる水は、共通の通過チャンバ309内の、対応する出口チャネル307を通って運ばれる。前記共通チャンバは、ダクト311によって、少なくとも体積可変タンクと連結させられる。
【0024】
具体的には、図示の実施形態では、2つの体積可変タンク313a、313bが設けられ、ダクト311は、それぞれが1つずつ対応する体積可変タンク313a、313bに連結させられる2つの分岐317a、317bに分けられ、三方向選択弁315は、通過チャンバ309から流れる水をタンク313a、313bの一方または他方に向かって選択的に向けることができるように、ダクト311の分岐点に設けられる。
【0025】
他のいかなる種類の体積可変タンクを設けることができるとしても、前記体積可変タンク313a、313bは、好ましくは拡張タンクとして実現される。
図2および図3を特に参照すると、それぞれのタンク313a、313bは、可動壁319a、319bによって残りのタンクから分離させられる体積可変補償チャンバ321a、321bを備える。
【0026】
それぞれのタンクは、油圧駆動システムを備え、この油圧駆動システムは、それぞれの補償チャンバ321a、321bの可動壁部319a、319b上でそれをタンク自体の基部から離してまたはそれに近づけて動かすために動作する、1つまたは複数のシリンダを備える。
【0027】
ダクト311のそれぞれの分岐317a、317bは、選択弁315がダクト311を分岐317a(317b)と連通させるとき、水がタンク313a(313b)の前記補償チャンバ321a(321b)に入り体積を増大させるように、それぞれのタンクの補償チャンバ321a、321bと連通する。
【0028】
この充填段階では、油圧システムのシリンダは、可動壁部319a(319b)をタンクの基部から離して動かし、補償チャンバの容量を増す。
タンク313a、313bの補償チャンバ321a、321bはまた、たとえば逆止め弁など1つまたは複数の弁325a、325bによって、本発明によるユニット1の出口ポート400と連結させられる。
【0029】
こうして、タンクの補償チャンバが可能な最大拡張に到達すると、前記タンク内に収容された水を外に排出することができるように、タンクを出口ポート400、およびそれにより周囲環境と連通させることができる。
【0030】
この排出段階では、油圧システムのシリンダは、可動壁部をタンクの基部に近づけて動かし、補償チャンバの容量を減少させるように動作する。
明らかに、出口ポート400と連通する弁325a、325bを開く前に、タンク313a、313bとダクト311の間の連通が、選択弁315を適切に動作させることにより中断される。
【0031】
本発明によるユニット1の正しい動作を保証するには、体積可変タンクが1つのみで十分であることが明らかである。しかし、タンクが1つだけである場合、ユニット1の動作は、前記タンクが排出を必要とするたびに中断されるべきである。
【0032】
一方、交互に充填および排出されるようにダクト311と交互に連通させられる2つのタンク313a、313bが存在することにより、本発明によるユニット1の連続的な動作が保証され、すなわち選択弁315がダクト311を第1のタンク313aと連通させるときは、その補償チャンバ321aを徐々に充填することができ、この段階では第2のタンク313bが弁325bを通じて出口ポート400と連通し、排出させられ、第1のタンクの補償チャンバが最大に拡張するときは、選択弁315は、タンク313bの内部の水を移動させるためにダクト311を第2のタンク313bと連通させるように切り換えられ、第1のタンク313a内に収容される水を周囲環境内へと戻すために第1のタンク313aの弁325bが開かれることが、当業者には明らかとなるであろう。
【0033】
図4を参照すると、空間300が、タービンおよびそれらの交流発電機を収容する空間に加えて、ユニット1の機械的および電気的機器の管理、制御、および保守機器を収容する別の空間327も備えることが示されている。
【0034】
さらに、空間300内には、保守のために空間300に入るための通路329があり、明らかに、ユニット1の検査および保守を行うために、また、それが動作し深いところにあるとき、前記通路は端部にて水密隔壁331によって閉じられる。
【0035】
6つのタービン301a〜301fが設けられる図示の好ましい実施形態では、ため池のレベルの約150メートル下に空間があると仮定すると、本発明によるユニット1により、ほぼ6000kWの電力供給を得ることが可能になる。
【0036】
前記ユニットの機器の正しい動作、すなわちユニットのエネルギー自立に必要な電力の消費量は、発電される電力の5%未満であるおよそ200〜300kWと推定することができるが、残りの95%は、他の用途に利用可能である。
【0037】
本発明によれば、従来の発電所に匹敵する電力を有する水力発電所を得るために、上記の種類の適当な数のユニットを、互いに関連付けることができる。
図5を参照すると、そのように建設される発電所2が概略的に示されている。
【0038】
前記発電所2は、表面付近にため池の水のための供給導管600を備え、前記導管は、水力発電所のユニットの入口ポート100と連通するプレナム700内へと終端する。前記ユニットの水圧管路200は、前記プレナム700から始まり、それらはそれぞれ、発電のためのタービンおよび交流発電機を収容する、対応する空間300の内側で終端する。
【0039】
有利には、様々なユニットの空間300は、隣り合わせで、それぞれのユニットの内側に設けられた検査通路により相互に連通して構成される。
操作者が検査および保守動作のために、すべてのユニットの空間に表面から容易にアクセスすることができるように、表面500にアクセスするための装置が、ユニットのうちの1つ(図示の例では特に中央ユニット)と連通して設けられる。
【0040】
図示の例では、ユニットは、ほぼ90°の弧に沿ってスポーク様のパターンで構成され、合計ほぼ120MWの電力を発電するために21個設けられる。
明らかに、ユニットの構成およびその数は、要求に従って変えることができる。
【0041】
アクセスを容易にするため、および発電された電力を陸地へと送電させるためという明らかな理由により、発電所を沿岸付近(たとえば使用されていない港など)に配置することが好ましいが、それにより、隣り合わせで構成されるユニットによって形成される弧の範囲が、180°未満の角度に制限される。
【0042】
しかし、沿岸から離して配置され、360°の弧全体を覆うのに十分な数のユニットを備え、それに対応して発電量が増大する、本発明による発電所を設けることも可能である。
【0043】
本発明による水力発電所のユニット、および複数のそのようなユニットを並列することにより形成されるモジュール水力発電所は、巨大な自然のため池のほぼ無限の水源を用いることにより電力を得ること、ならびに、使用済みの水を容易、効率的、かつ経済的に前記ため池に戻すことを可能にするので、上記で説明した目的を達成することを可能にすることが上記説明から明らかである。
【0044】
上記実施形態は、非限定的な例として提供されており、添付の特許請求の範囲により規定される保護の範囲から逸脱することなく、多くの変形形態が可能であることも明らかである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ため池内で水中に配置するのに適した水力発電所(1)のためのユニットであって、
前記ため池の水を前記ユニットに供給するための入口ポート(100)と、
前記入口ポートよりも深いところに設けられる、前記ため池の水を前記ユニットから排出するための出口ポート(400)と、
前記入口ポートを前記出口ポートに連結する、水圧管路(200)を備える管構成(200、303、305、311、317a、317b)と、
前記水圧管路の下流に前記管構成に沿って設けられ、そこを流れる水を中断するように構成され、それぞれ対応する交流発電機に関連付けられる1つまたは複数のタービン(301a〜301f)とを備え、
前記水圧管路(200)が、入口区間(200a)および出口区間(200b)を備え、前記出口区間(200b)は、前記水圧管路を流れる水が対応する運動エネルギーを得るように、前記入口区間(200a)に対して少なくとも100メートルの深さにあること、および前記管構成において、前記タービン(301a〜301f)と前記出口ポート(400)との間に1つまたは複数の体積可変排出タンク(313a、313b)が設けられることを特徴とするユニット(1)。
【請求項2】
前記体積可変排出タンクが、体積可変補償チャンバ(321a、321b)を備える拡張タンク(313a、313b)である、請求項1に記載のユニット(1)。
【請求項3】
2つの前記体積可変排出タンク(313a、313b)が設けられる、請求項1または2に記載のユニット(1)。
【請求項4】
前記管構成が、前記2つのタンクのうちの一方を前記管構成と選択的に連結させるために、前記タービンと前記体積可変排出タンクとの間に配置される選択弁(315)を備える、請求項3に記載のユニット(1)。
【請求項5】
複数のタービン(301a〜301f)が設けられ、前記管構成が、前記管構成をそれぞれの前記タービンと連結されるように前記水圧管路と前記タービンとの間に設けられる複数の分岐(305)を備える、請求項1から4のいずれかに記載のユニット(1)。
【請求項6】
前記タービンそれぞれの下流に、前記管構成が水出口チャネル(307)を備え、前記出口チャネル(307)が、(1つまたは複数の)前記体積可変タンクに連結される共通の通過チャンバ(309)に連結される、請求項5に記載のユニット(1)。
【請求項7】
前記1つまたは複数のタービンならびに対応する交流発電機が、水密空間(300)内に収容される、請求項1から6のいずれかに記載のユニット(1)。
【請求項8】
前記空間(300)が、前記空間自体に入るための通路(329)を備え、前記通路が、その端部に水密隔壁(331)を備える、請求項7に記載のユニット(1)。
【請求項9】
前記入口ポート(100)が、前記ため池の水面付近に設けられる、請求項1から8のいずれかに記載のユニット(1)。
【請求項10】
前記水圧管路(200)の前記入口区間が、前記ため池の水面付近に設けられる、請求項7に記載のユニット(1)。
【請求項11】
前記水圧管路の前記出口区間が、前記水圧管路の前記入口区間に対してほぼ150〜300mの深さにある、請求項1に記載のユニット(1)。
【請求項12】
請求項1から11のいずれかに記載の発電のための複数のユニット(1)を備えることを特徴とする、発電所(2)。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2013−501182(P2013−501182A)
【公表日】平成25年1月10日(2013.1.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−522287(P2012−522287)
【出願日】平成22年7月19日(2010.7.19)
【国際出願番号】PCT/IB2010/053278
【国際公開番号】WO2011/013027
【国際公開日】平成23年2月3日(2011.2.3)
【出願人】(512022996)
【Fターム(参考)】