説明

水破砕式マイナスイオン発生機

【課題】微粒ミストを安定して発生させることが可能な水破砕式マイナスイオン発生機を提供する。
【解決手段】微粒ミストを発生させる水破砕式マイナスイオン発生機10において、ファン22を回転させるための略鉛直な回転軸24を有する駆動モータ23と、前記ファン22の下方において前記回転軸24に固定され、回転時の遠心力により水を吸い上げる円錐筒26と、前記円錐筒26の下端が水没するように所定の水位で水を貯留する水槽16と、前記水槽16に水を供給する給水タンク17と、を備えるようにした。前記給水タンク17は下方に開口18を有する密閉容器とし、この開口18が前記所定の水位よりも低い位置となるように形成した。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、水破砕式マイナスイオン発生機に関し、特に、微粒ミストを発生させる水破砕式マイナスイオン発生機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、空気清浄機は現代社会において広く利用されており、その機能や種類も多様である。例えば、フィルター式、コロナ放電式(プラズマ発生)、イオン・オゾン発生式などの様々な方式の空気清浄機が存在する。また、空気清浄機の効果に着目しても、ホコリやチリの除去を目的とするもの、消臭や脱臭を目的とするもの、除菌を目的とするもの、などが存在する。
【0003】
これらの空気清浄機は、いずれも快適かつ健康的な空気環境を維持するためのものであり、特に近年のインフルエンザなどのウイルス対策や花粉症対策等として広く利用に供されている。
【0004】
ところで、快適な空気環境の実現には、空気清浄機能と並んで加湿機能も重要視される。特に冬期における乾燥対策やインフルエンザ対策には加湿が効果的である。加湿機能を備えた空気清浄機として、レナード効果を利用してマイナスイオンを発生させ空気清浄を行うものがある。
【0005】
すなわち、空気清浄機内に貯留した水を破砕してマイナスイオンを発生させ、空気清浄機内に吸入された空気と接触して異物を吸着捕集するとともに、マイナスイオンの放出による保湿・調湿効果を発揮する水破砕式マイナスイオン発生機が知られている。
【0006】
例えば、特許文献1に記載の発明では、空気清浄機内に吸入した空気を微細水滴に接触させ、ミスト粒子の吸着効果によって空気中の微粒子と微生物を除去することとしている。この発明では、じょうご状の形状を有する内側ガイド部によって水を上方に移送し、この移送された水が内側ガイド部の上端に接続された水噴射ノズルから噴射され、この噴射された水がハウジングの内壁と衝突してマイナスイオンを発生させ、空気清浄機内に吸入された空気と接触して異物を吸着捕集するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特表2008−518776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上記した特許文献1記載の発明では、じょうご状の内側ガイド部で上方に移送される水はハウジング内に貯留されているのみであり、この貯留された水の水位が高いときは多量の水が上方に移送され、水位が下がれば上方に移送される水の量も少なくなる。このため、ミストの発生量が安定しないという問題点があった。
【0009】
そこで、本発明は、微粒ミストを安定して発生させることが可能な水破砕式マイナスイオン発生機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
【0011】
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、以下の点を特徴とする。
【0012】
すなわち、請求項1に記載の水破砕式マイナスイオン発生機は、微粒ミストを発生させる水破砕式マイナスイオン発生機であって、ファンを回転させるための略鉛直な回転軸を有する駆動モータと、前記ファンの下方において前記回転軸に固定され、回転時の遠心力により水を吸い上げる円錐筒と、前記円錐筒の下端が水没するように所定の水位で水を貯留する水槽と、前記水槽に水を供給する給水タンクと、を備え、前記給水タンクは下方に開口を有する密閉容器であり、この開口が前記所定の水位よりも低い位置に設けられていることを特徴とする。
【0013】
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
【0014】
すなわち、前記ファンから送られた空気は、前記ファンの周囲に設けられた正圧室から、この正圧室の下方に設けられたミスト生成室へと移動し、外部へと排出されるものであって、前記正圧室には、前記ファンの回転方向に巻設された巻壁部が形成され、前記ミスト生成室には、前記円錐筒が吸い上げた水を衝突粉砕して微粒ミストを発生させるための周壁が形成されるとともに、この周壁の下部には、前記ファンの回転方向に行くに従って徐々に低くなる螺旋状のスロープが形成されていることを特徴とする。
【0015】
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2記載の発明の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
【0016】
すなわち、前記円錐筒において、最下部の直径と、最上部の直径と、の寸法比率が、2:6から2:5の範囲となるように形成されるとともに、前記最上部の直径と、前記最下部から前記最下部までの距離と、の寸法比率は、5:8から6:8の範囲となるように形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、水槽に水を供給する給水タンクは下方に開口を有する密閉容器であり、この開口が所定の水位よりも低い位置に設けられている。このため、給水タンク上部の負圧が大気圧近くになるまで水を水槽側に放出するように形成されているため、水槽の水位を一定に保つことができ、微粒ミストを安定して発生させることができる。
【0018】
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、ファンの周囲に設けられた正圧室には、ファンの回転方向に巻設された巻壁部が形成されている。このため、ファンで発生した風は、巻壁部の間を通ることによって流速が上がる。さらに、この正圧室の下方に設けられたミスト生成室には、ファンの回転方向に行くに従って徐々に低くなる螺旋状のスロープが形成されている。このため、ここでもエアーの流速を上げることができ、発生した微粒ミストを効率良くエアーに乗せることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施の形態であって、水破砕式マイナスイオン発生機の外観図である。
【図2】本発明の実施の形態であって、水破砕式マイナスイオン発生機の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態であって、駆動ユニットの分解説明図である。
【図4】本発明の実施の形態であって、円錐筒の拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態であって、渦巻筒の平面図である。
【図6】本発明の実施の形態であって、螺旋筒の平面図である。
【図7】本発明の実施の形態であって、螺旋筒の断面図(図6のA−A断面図)である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
【0021】
本実施形態に係る水破砕式マイナスイオン発生機10は、図1に示すように、ケース11の上面に操作部12を備えている。この操作部12は水破砕式マイナスイオン発生機10を作動させるものであり、すなわち、この操作部12が操作されることにより、水破砕式マイナスイオン発生機10の内部に設けられた駆動ユニットが微粒ミストを発生させ、吸気口13から吸い込んだ空気をこの微粒ミストと接触させることにより、吹出口14からきれいな空気を室内に排出するようになっている。
【0022】
(水破砕式マイナスイオン発生機10の動作説明)
上述した駆動ユニットは、図2に示すように、略鉛直な回転軸24を有する駆動モータ23を備えている。この回転軸24は、後述するシロッコファン22を回転させるためのものであり、このシロッコファン22を回転させることにより、水破砕式マイナスイオン発生機10内部に空気の流れを生成する。
【0023】
シロッコファン22の周囲には、図2に示すように、渦巻筒31が設けられている。この渦巻筒31の内部には、シロッコファン22から送られた空気によって正圧状態となる正圧室32が形成されている。この正圧室32は、後述するように、渦巻筒31の下面に設けられた複数の開口により、下部のミスト生成室42と連通している。このため、シロッコファン22が回転して正圧室32内が正圧状態となると、この複数の開口を通じて下部のミスト生成室42へと空気が流れ込むようになっている。
【0024】
そして、ミスト生成室42は、微粒ミストを発生させるための空間であり、図2に示すように、螺旋筒37内部に形成される空間である。このミスト生成室42は、図2に示すように、円錐筒26の上端付近を覆うように設けられている。
【0025】
本実施形態に係る水破砕式マイナスイオン発生機10においては、このミスト生成室42へと空気が流れ込むことにより、流れ込んだ空気がミスト生成室42で発生した微粒ミストと接触するように形成されている。
【0026】
ミスト生成室42での微粒ミストの発生は、円錐筒26が回転時の遠心力により水を吸い上げて、この吸い上げた水を螺旋筒37の周壁38に衝突させて行う。
【0027】
すなわち、この円錐筒26は、シロッコファン22の下方において前述した回転軸24に固定されており、駆動モータ23が回転したときに、シロッコファン22と一緒に回転する。
【0028】
そして、この円錐筒26が回転すると、図2に示すように、円錐筒26の下端が水槽16の水に水没しているため、この下端に設けられた下部開口30から水を吸い上げて、円錐筒26の内周面を伝って、水が巻き上げられる。
【0029】
このように円錐筒26によって巻き上げられた水は、円錐筒26の上端付近に設けられた拡散孔28(図4参照)から拡散放出される。拡散放出された水は、ミスト生成室42の内部において、螺旋筒37の周壁38に衝突する。このように円錐筒26が吸い上げた水を衝突粉砕することにより、ミスト生成室42で微粒ミストが発生するようになっている。
【0030】
ここで、前述したように正圧室32とミスト生成室42とは連通しているため、正圧室32の空気はミスト生成室42に流れ込み、ミスト生成室42で発生した微粒ミストと接触する。そして、この微粒ミストと接触した空気が螺旋筒37の底部からミスト生成室42の外に流れ出し、図2に示すように、吹出口14から外部へと排出されるように形成されている。
【0031】
(給水タンク17)
給水タンク17は、前述した水槽16に水を供給するためのものであり、図2に示すように、水破砕式マイナスイオン発生機10のケース11内に装備される。
【0032】
この給水タンク17は、図1に示す給水タンクカバー15の内側にセットされるものであり、給水タンクカバー15を取り外した後に上へ引き上げることにより、ケース11から取り外すことができる。このように給水タンク17を取り外すことにより、水道などで給水ができる。
【0033】
一方、給水タンク17をケース11に取り付ける際には、図2に示すように、給水タンク17を水位維持シャフト19の上端位置にセットする。本実施形態に係る水破砕式マイナスイオン発生機10は、このように給水タンク17をセットすることにより、水槽16の水位を一定に保つことができるようになっている。
【0034】
すなわち、給水タンク17は、図2に示すように、下方に開口18を有する密閉容器であり、この開口18が所定の水位Wよりも低い位置に設けられている。このため、ケース11内に給水タンク17をセットすると、給水タンク17上部の負圧が大気圧近くになるまで水を水槽16側に放出するように形成されている。そして、水槽16の水位が所定の水位Wとなったときに、給水タンク17上部の負圧が大気圧と釣り合うように形成されているため、水槽16の水位は所定の水位Wで一定に保たれるようになっている。
【0035】
(駆動ユニットの構成)
次に、上述した駆動ユニットの構成について説明する。
【0036】
駆動ユニットは、図3に示すように、略鉛直な回転軸24を有する駆動モータ23と、この駆動モータ23の回転軸24に接続されて回転するシロッコファン22と、前記した駆動モータ23が固定される固定ベース20と、前記した回転軸24に固定される円錐筒蓋25及び円錐筒26と、前記したシロッコファン22を覆うように設けられる渦巻筒31と、前記した円錐筒26の上端付近を覆うように設けられる螺旋筒37と、を備えている。
【0037】
このように、駆動モータ23の回転軸24にシロッコファン22と円錐筒蓋25及び円錐筒26とが固定されているため、駆動モータ23が回転駆動すると、シロッコファン22と共に円錐筒蓋25及び円錐筒26が回転するようになっている。
【0038】
ここで、図4に示すように、円錐筒26の最上部27付近には、周方向に複数の拡散孔28が貫通しており、円錐筒26で水を吸い上げたときに、吸いあげた水がこの拡散孔28から放射状に拡散放出されるようになっている。すなわち、この円錐筒26の上面を円錐筒蓋25が覆っていることにより、円錐筒26の上端まで来た水が拡散孔28の方向に飛ばされるようになっている。
【0039】
そして、この拡散放出された水が螺旋筒37の周壁38(図6及び図7参照)に衝突して、微粒ミストが発生するようになっている。
【0040】
なお、本実施形態においては、円錐筒26の最下部29の直径は20mmであり、最上部の直径は55mmとしている。また、この円錐筒26の最下部29から最上部までの距離は、80mmとしている。
【0041】
(渦巻筒31)
渦巻筒31は、シロッコファン22の周囲に設けられて正圧室32を形成するものであり、図5に示すように、周囲を側壁36に囲まれた有底円筒状の部材である。
【0042】
この渦巻筒31の底部中心には、図5に示すように、下部と連通するように中央開口34が設けられている。
【0043】
また、この渦巻筒31の側壁36の内側には、図5に示すように、シロッコファン22の回転方向Dに巻設された巻壁部33が形成されている。
【0044】
また、この巻壁部33と側壁36との間には、周設孔35が複数設けられている。
【0045】
渦巻筒31は、上記のように形成されていることにより、シロッコファン22で発生した風の一部が中央開口34を通って下部のミスト生成室42に抜けるとともに、残りの風が、巻壁部33の間を通ることになる。そして、この巻壁部33を通る風は、流路が狭くなっていることによって流速が上がり、最終的には周設孔35と通ってミスト生成室42に抜けるようになっている。
【0046】
(螺旋筒37)
螺旋筒37は、円錐筒26の周囲に設けられてミスト生成室42を形成するものであり、図6に示すように、周囲を周壁38に囲まれた円筒状の部材である。
【0047】
この螺旋筒37の周壁38内側には、図6に示すように、スロープ板39が周設されている。
【0048】
このスロープ板39は、図7に示すように、シロッコファン22の回転方向Dに行くに従って徐々に低くなる螺旋状のスロープを形成しており、図6に示すように、円錐筒26の周壁38内側をほぼ一周するように、スロープの最上部40と最下部41とが設けられている。
【0049】
このため、正圧室32からミスト生成室42へと流れて込んできた風がこのスロープの上を流れるようになっており、エアーの流速を上げることができる。
【0050】
なお、この螺旋筒37は、上記した円錐筒26の拡散孔28の周囲を周壁38で覆うことにより、拡散孔28から拡散放出された水がこの周壁38に衝突するように形成されており、これにより微粒ミストが生成される。この微粒ミストの生成はスロープの上方に設けられた周壁38において行われるため、エアーが流れるスロープ上に微粒ミストを発生させることができ、微粒ミストを効率良くエアーに乗せることができる。
【0051】
(まとめ)
以上のように、本実施形態に係る水破砕式マイナスイオン発生機10によれば、水槽16に水を供給する給水タンク17は下方に開口18を有する密閉容器であり、この開口18が所定の水位Wよりも低い位置に設けられているため、給水タンク17上部の負圧が大気圧近くになるまで水を水槽16側に放出し、水槽16の水位を一定に保つことができ、微粒ミストを安定して発生させることができる。
【0052】
また、シロッコファン22の周囲には、シロッコファン22の回転方向に巻設された巻壁部33を有する渦巻筒31が設けられ、正圧室32を形成している。このため、シロッコファン22で発生した風は、巻壁部33の間を通ることによって流速が上がる。さらに、この正圧室32の下方には、シロッコファン22の回転方向に行くに従って徐々に低くなる螺旋状のスロープを有する螺旋筒37が設けられ、ミスト生成室42を形成している。このため、ここでもエアーの流速を上げることができ、発生した微粒ミストを効率良くエアーに乗せることができる。
【符号の説明】
【0053】
10 水破砕式マイナスイオン発生機
11 ケース
12 操作部
13 吸気口
14 吹出口
15 給水タンクカバー
16 水槽
17 給水タンク
18 開口
19 水位維持シャフト
20 固定ベース
21 空気孔
22 シロッコファン
23 駆動モータ
24 回転軸
25 円錐筒蓋
26 円錐筒
27 最上部
28 拡散孔
29 最下部
30 下部開口
31 渦巻筒
32 正圧室
33 巻壁部
34 中央開口
35 周設孔
36 側壁
37 螺旋筒
38 周壁
39 スロープ板
40 最上部
41 最下部
42 ミスト生成室
D ファンの回転方向
W 所定の水位
M 微粒ミスト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
微粒ミストを発生させる水破砕式マイナスイオン発生機であって、
ファンを回転させるための略鉛直な回転軸を有する駆動モータと、
前記ファンの下方において前記回転軸に固定され、回転時の遠心力により水を吸い上げる円錐筒と、
前記円錐筒の下端が水没するように所定の水位で水を貯留する水槽と、
前記水槽に水を供給する給水タンクと、
を備え、
前記給水タンクは下方に開口を有する密閉容器であり、この開口が前記所定の水位よりも低い位置に設けられていることを特徴とする、水破砕式マイナスイオン発生機。
【請求項2】
前記ファンから送られた空気は、前記ファンの周囲に設けられた正圧室から、この正圧室の下方に設けられたミスト生成室へと移動し、外部へと排出されるものであって、
前記正圧室には、前記ファンの回転方向に巻設された巻壁部が形成され、
前記ミスト生成室には、前記円錐筒が吸い上げた水を衝突粉砕して微粒ミストを発生させるための周壁が形成されるとともに、この周壁の下部には、前記ファンの回転方向に行くに従って徐々に低くなる螺旋状のスロープが形成されていることを特徴とする、請求項1記載の水破砕式マイナスイオン発生機。
【請求項3】
前記円錐筒において、最下部の直径と、最上部の直径と、の寸法比率が、2:6から2:5の範囲となるように形成されるとともに、前記最上部の直径と、前記最下部から前記最下部までの距離と、の寸法比率は、5:8から6:8の範囲となるように形成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の水破砕式マイナスイオン発生機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−242026(P2011−242026A)
【公開日】平成23年12月1日(2011.12.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−113081(P2010−113081)
【出願日】平成22年5月17日(2010.5.17)
【出願人】(000225740)南部化成株式会社 (41)
【Fターム(参考)】