説明

油圧ユニットの電源システム

【課題】DC−DCコンバータの使用率を上げることによって、DC−DCコンバータの効率を上げ、機械の稼動時間を延ばすことにより充放電のサイクル数を減らし、バッテリの長寿命化を図ることが可能な油圧ユニットの電源システムを提供する。
【解決手段】油圧ポンプ32と、ポンプ用電動モータ33と、油圧アクチュエータ35と、メインバッテリ41及びサブバッテリ42と、メインバッテリ41からの直流電力を交流電力に変換して供給させることによりポンプ用電動モータ33を作動させるインバータ43と、サブバッテリ42からの直流電力を受けて作動して、制御装置44とを備えた油圧ユニットの電源システムにおいて、メインバッテリ41からサブバッテリ42への充電をオン/オフするリレー47を備え、制御装置44が、サブバッテリ42のバッテリ残量を検出し、バッテリ残量が所定値より少なくなったとき、上記リレー47にオンさせることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動モータを動力源とする主として建設機械に用いられる油圧ユニットの電源システムに関する。
【背景技術】
【0002】
電動モータで油圧ポンプを稼動させ油圧ポンプから供給された作動油を用いて油圧アクチュエータを作動させる構成を有する油圧ユニットを備えた機械として、例えば、パワーショベル等の建設機械がある。油圧アクチュエータとしては油圧モータや油圧シリンダ等があるが、例えば建設機械では、これらの油圧アクチュエータを作動させることにより、走行装置、旋回装置、ブーム、アーム、バケット等のシリンダを作動させて走行、掘削等各種作業を行う。パワーショベルは、走行、掘削の作業の他に、車両の旋回や土砂を移動させるような作業も行うことができる。
【0003】
上述したような建設機械には、一般的に、例えば図3に示すように、作動油を貯留する作動油タンク131と、油圧駆動式の油圧ポンプ132と、油圧ポンプ132を駆動させる電動モータ133と、油圧ポンプ132から吐出された作動油の油量等を制御するコントロールバルブ134と、複数の油圧シリンダ及び油圧モータで構成される油圧アクチュエータ135とを備えて構成される油圧ユニット130が設けられる。また、電動モータ133に電力を供給する電源ユニット140を備え、電源ユニット140は、例えば充電器129を介して商用電源128の電力を蓄電するとともに直流電力を供給するバッテリ141と、バッテリ141の直流電力を交流電力に変換し電動モータ133に供給するインバータ143と、インバータ143の作動を制御する制御装置144と、バッテリ141の直流電圧を所定の電圧に変換してその電力を制御装置144に出力するDC−DCコンバータ146と、DC−DCコンバータ146を介してバッテリ141から得た電力により作動する前照灯等のオプション152とを備えて構成されている。
【0004】
また、バッテリはメインバッテリとサブバッテリから構成され、メインバッテリにDC−DCコンバータを介してサブバッテリを接続させることにより、上記のような制御装置に大容量で安定した電力を供給することを可能にしているハイブリッド式の建設機械(例えば、特許文献1を参照)が周知となっている。そして、バッテリが、電動モータに電力を供給する第1バッテリと、制御装置に電力を供給する第2バッテリとから構成され、充電装置が、第1バッテリを充電する第1充電装置と、第2バッテリを充電する第2充電装置とから構成され、車体に太陽光エネルギを受けて発電して起電力を第2充電装置に供給する太陽光発電装置が設けられている建設機械もある(例えば、特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2007−107231号公報
【特許文献2】特開2007−284874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述したようなバッテリが複数ある建設機械においては、制御装置が第1バッテリ(メインバッテリ)から電力を受け、また、ライト等のオプションも第1バッテリ(メインバッテリ)から電力を受ける構成となっている場合がある。このような構成では、第2バッテリ(サブバッテリ)が設けられていたとしても、常に第1バッテリから電力を消費するため、実質的に第1バッテリの寿命が長くならないという課題があった。また、DC−DCコンバータは、一般に使用率が高い程、電圧の変換効率が上がるが、上記の構成では使用頻度は低いが消費電力量は大きいライト、ホーン等を考慮した出力が必要となり、DC−DCコンバータの使用率が小さいためその効率が良くないという課題があった。
【0007】
本発明は上記のような課題に鑑みてなされたものであり、DC−DCコンバータの使用率を上げることによって、DC−DCコンバータの効率を上げ、機械の稼動時間を延ばすことにより充放電のサイクル数を減らし、バッテリの長寿命化を図ることが可能な油圧ユニットの電源システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、本発明に係る油圧ユニットの電源システムは、作動油を吐出する油圧ポンプと、油圧ポンプから吐出される作動油により駆動される油圧アクチュエータと、油圧ポンプを作動させる交流電動モータ(例えば、実施形態におけるポンプ用電動モータ33)と、直流電力を出力する第1バッテリ(例えば、実施形態におけるメインバッテリ41)と、第1バッテリからの電力供給を受けて充電可能な、直流電力を出力する第2バッテリ(例えば、実施形態におけるサブバッテリ42)と、第1バッテリからの直流電力を交流電力に変換して交流電動モータに供給させることにより交流電動モータを作動させるインバータと、第2バッテリからの直流電力を受けて作動して、インバータの作動を制御するインバータ制御装置(例えば、実施形態における制御装置44)とを備えた油圧ユニットの電源システムにおいて、第1バッテリから第2バッテリへの充電をオン/オフするスイッチ(例えば、実施形態におけるリレー47)と、第2バッテリのバッテリ残量を検出し、バッテリ残量が所定値より少なくなったとき、スイッチをオンさせるスイッチ制御装置(例えば、実施形態における制御装置44)とを備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る油圧ユニットの電源システムにおいては、第1バッテリの直流電圧を変換するDC−DCコンバータを備え、DC−DCコンバータから出力された電力により第2バッテリが充電されることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
以上、本発明に係る油圧ユニットの電源システムにおいては、第1バッテリ及び第2バッテリと、第1バッテリから第2バッテリへの充電をオンオフするスイッチと、第2バッテリのバッテリ残量が所定値以下になったときに上記スイッチをオンさせるスイッチ制御装置とを備えている。従って、作業中などに第2バッテリのバッテリ残量が低下したときに限り、第1バッテリから電力を出力し第2バッテリへの充電を行う構成になっているため、第1バッテリの電力の消費量を抑えることが可能になり、全体として第1及び第2バッテリの長寿命化を実現できる。
【0011】
また、本発明に係る油圧ユニットの電源システムにおいては、DC−DCコンバータが第1バッテリと第2バッテリの間に設けられている場合、第1バッテリと第2バッテリは第2バッテリのバッテリ残量が減少した場合にのみ接続されるようになっているため、DC−DCコンバータに従来より使用率を上げることが可能となり、DC−DCコンバータに効率良く電圧変換させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に係る油圧ユニットの電源システムを適用させた建設機械の一例として示すパワーショベルの斜視図である。
【図2】本発明に係る油圧ユニットの電源システムを示す油圧回路及び電気回路を示すブロック図である。
【図3】従来の油圧ユニットの電源システムを示す油圧回路及び電気回路を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1には、本発明に係る油圧ユニットの電源システムを適用させた建設機械の一例としてクローラ型のパワーショベル1を示している。このパワーショベル1は、平面視略H字状の走行台車4(車体)の左右に走行機構3,3が設けられて構成される走行装置2と、走行台車4の後部に上下に揺動自在に設けられたブレード9と、走行台車4の上部に旋回可能に設けられた旋回台11と、旋回台11の前部に設けられたショベル機構12と、旋回台11の上部に立設された運転者搭乗用のオペレータキャビン15(車体)とから構成されている。
【0014】
走行装置2を構成する左右一対の走行機構3,3は、走行台車4の左右前部に設けられた駆動用スプロケットホイール5と、走行台車4の左右後部に設けられたアイドラホイール6との間に履帯7が巻き掛けられて構成される。駆動用スプロケットホイール5は、電動モータあるいは油圧モータからなる走行モータにより回転駆動される。ブレード9は、油圧駆動式のブレードシリンダ(不図示)の作動により揺動される。旋回台11は、電動モータあるいは油圧モータからなる旋回モータ(不図示)により旋回動される。
【0015】
ショベル機構12は、旋回台11の前部に起伏動自在に枢結されたブーム21と、ブーム21の先端部にブーム21の起伏面内で上下に揺動自在に枢結されたアーム22と、アーム22の先端に上下で揺動自在に枢結されたバケット23と、油圧駆動式のブームシリンダ24、アームシリンダ25、及びバケットシリンダ26とから構成されている。ブーム21はブームシリンダ24により起伏動され、アーム22はアームシリンダ25により揺動され、バケット23はバケットシリンダ26により揺動される。以降の説明ではこれらのシリンダ24〜26やブレード9のブレードシリンダを纏めて「油圧アクチュエータ35」と呼ぶ(図2参照)。また、オペレータキャビン15は、上下前後左右が囲まれた矩形箱状に形成されており、内部に運転者が着座するためのオペレータシート16と、走行装置2やショベル機構12の作動操作を行うための操作装置17とが設けられている。
【0016】
ところで、図2に示すように、パワーショベル1には、油圧アクチュエータ35に作動油を供給し作動させる油圧ユニット30が設けられている。油圧ユニット30は、作動油を貯留するタンク31、所定油圧、所定流量の作動油を吐出する油圧ポンプ32、油圧ポンプ32を駆動させるポンプ用電動モータ33、及び、油圧ポンプ32から吐出される作動油を操作装置17の操作に応じた供給方向及び供給量で油圧アクチュエータ35に供給させる制御を行うコントロールバルブ34から構成されている。
【0017】
上記ポンプ用電動モータ33には、電源システム40から電力が供給されるようになっており、ポンプ用電動モータ33はこの電力により駆動するようになっている。この電源システム40について以下で図2を参照しながら説明する。図2では、電気的または光学的信号回路を実線の矢印で示し、油圧回路を点線の矢印で示している。なお、図2に示す構成では、上記走行モータ及び旋回モータは油圧モータからなり、これらのモータも油圧アクチュエータ35に含まれている。
【0018】
電源システム40は、メインバッテリ41と、サブバッテリ42と、インバータ43と、制御装置44と、DC−DCコンバータ46と、リレー47とを備えて構成されている。メインバッテリ41及びサブバッテリ42は、例えば一日の作業が終わった時点で、充電器29を介して外部の商用電源28から電力を受けて充電できるようになっている。本実施形態では、メインバッテリ41とサブバッテリ42が設けられ、後に詳述するが、制御装置44にはメインバッテリ41ではなくサブバッテリ42から電力が供給される構成となっているため、メインバッテリ41を有効に使用し、パワーショベル1の稼動時間を延ばすことが可能となっている。
【0019】
メインバッテリ41は、インバータ43を介してポンプ用電動モータ33に電力を供給するために設けられる。メインバッテリ41としては、例えばリチウムイオン電池や有機ラジカル電池等の二次電池を用いることができる。サブバッテリ42は、制御装置44及び後述するオプション52に電力を供給するために設けられる。サブバッテリ42としては、例えばリチウムイオン電池や鉛シール電池等を用いることができる。なお、メインバッテリ41からは、サブバッテリ42と比較して、高電圧の直流電流が供給される。インバータ43は、メインバッテリ41からの直流電力を任意の周波数の交流電力に変換してこの交流電力をポンプ用電動モータ33に供給する。
【0020】
制御装置44は、電源システム40を統括的に制御し、サブバッテリ42からの電力を受けて機能する。制御装置44は、モータ回転数検出センサ(不図示)、油圧・油温センサ(不図示)により、ポンプ用電動モータ33の回転数、作動油の油圧・油温を検出することが可能となっており、検出した回転数、油圧・油温に基づいて、油圧ポンプ32から供給される油圧等が最適状態になるように制御信号を生成し、当該制御信号をインバータ43に送信する。また、DC−DCコンバータ46は、いわゆる降圧型のものを使用しており、メインバッテリ41から供給される高電圧の直流電流を低電圧の直流電流(例えば、DC12.6V)に変換して安定化させる。
【0021】
DC−DCコンバータ46とサブバッテリ42の間には、リレー47の接点47aが接続されており、DC−DCコンバータ46とサブバッテリ42とはこのリレー47により接続及び切断される。リレー47の接点47aは、制御装置44の制御により接続及び切断されるように構成されている。この接点47aは、通常は切断状態(オフ状態)に維持され、制御装置44からリレー47に電圧が印加されるとオン状態となり、接点47aがオン状態になってメインバッテリ41及びDC−DCコンバータ46と、サブバッテリ42とが接続されるようになっている。こうして、接点47aがオン状態になると、DC−DCコンバータ46を介して、サブバッテリ42が充電されるように構成されている。
【0022】
オプション52は、前照灯等のライトや砕石機構を作動させるためのコントローラ等のサブアクチュエータから構成され、サブバッテリ42からの電力をそれぞれ受けて作動する。このように構成されることにより、DC−DCコンバータ46の仕様を、オプション52の消費電力から求められたサブバッテリ42の仕様のみに基づいて決めることができ、従来技術に比べて最適なDC−DCコンバータ46を選定することができる。なお、サブバッテリ42の容量は、一日の稼動における制御回路・保護回路・リレーの消費電力等に基づいて決定される。運転状況に応じて使用されるライトやホーン等オプション52の消費電力はサブバッテリ42の容量計算には含めず、必要に応じてメインバッテリ41からサブバッテリ42経由で、供給するものとしている。
【0023】
また、制御装置44は、サブバッテリ42から供給される電流及び電圧の値(電力量)に基づいてそのバッテリ残量を検出することが可能になっており、検出したバッテリ残量に応じてリレー47の作動を制御するように構成されている。具体的には、サブバッテリ42のバッテリ残量に応じて、メインバッテリ41からサブバッテリ42への充電を行うか否かを決定することが可能となっている。また、制御装置44は、上記充電を行うか否かの閾値として所定の上限値と下限値を設定することができるようになっており、サブバッテリ42のバッテリ残量が下限値(閾値)より下がったときは、リレー47に電圧を印加し接点47aをオン状態にし、リレー47の接点をつないで、メインバッテリ41からDC−DCコンバータ46を介してサブバッテリ42に一気に電力が補充され、サブバッテリ42への充電が開始されるようになる。そして、充電が進み、サブバッテリ42のバッテリ残量が上限値(閾値)まで到達した時点で、制御装置44は、接点47aをオフ状態にし、リレー47の接点47aを遮断する。
【0024】
また、DC−DCコンバータ46は、理論上は省略することも可能ではあるが、DC−DCコンバータ46は使用率が高いほど効率が上がるため、DC−DCコンバータ46を設けることにより、ある程度使用率を上げた状態でメインバッテリ41から効率良くサブバッテリ42に電力を供給することができるようになっている。
【0025】
このように、バッテリ残量が大きいときにはサブバッテリ42からのみ電力の供給を受けるようにすることでパワーショベル1の稼動時間を長くすることができる。また、サブバッテリ42のバッテリ残量が、例えば昼間の作業中に閾値未満(あるいは閾値以下)となったときにのみ、メインバッテリ41からDC−DCコンバータ46を介してサブバッテリ42に電力を供給させることにより、メインバッテリ41及びサブバッテリ42に充電された電力を有効活用することができる。
【0026】
以上、本実施形態におけるパワーショベル1は、電源システム40が上記のように構成されていることにより、サブバッテリ42のバッテリ残量が少なくなったときでも、制御装置44への電力供給を止めることなく、サブバッテリ42をメインバッテリ41により充電させることができ、従来と比較してパワーショベル1の稼動時間を長くすることができる。
【0027】
また、本実施形態において、制御装置44がインバータ43及びリレー47の作動を制御する例について説明したが、インバータ43の作動を制御するインバータ制御装置と、リレー47の作動を制御するリレー制御装置とを別体で設けても同様の効果が得られる。
【0028】
そして、本実施形態においては、メインバッテリ41及びサブバッテリ42を充電する手段として商用電源28及び充電器29を用いる例について説明したが、上記手段としてはこれに限定されることはない。例えば、太陽光エネルギを電気エネルギに変換するソーラーパネルを車体に配置してソーラーパネルに充電させるようにしてもよいし、専用の発電機を使用してもよい。
【0029】
さらに、本実施形態においては、油圧ユニットを備えた機械の一例として油圧ユニット30を備えたパワーショベル1を示したが、油圧ユニット30の構成は上記に限定されるものではない。また、機械についてもパワーショベル1に限定されず、高所作業車、移動式クレーン、フォークリフト、ローダ等に対しても本発明を適用することは可能である。更には、建設機械以外の機械の油圧ユニットにも本発明に係る電源システムを適用させることは可能である。
【符号の説明】
【0030】
30 油圧ユニット
32 油圧ポンプ
33 ポンプ用電動モータ(交流電動モータ)
35 油圧アクチュエータ
40 電源システム
41 メインバッテリ(第1バッテリ)
42 サブバッテリ(第2バッテリ)
43 インバータ
44 制御装置(インバータ制御装置、スイッチ制御装置)
46 DC−DCコンバータ
47 リレー(スイッチ)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
作動油を吐出する油圧ポンプと、
前記油圧ポンプから吐出される作動油により駆動される油圧アクチュエータと、
前記油圧ポンプを作動させる交流電動モータと、
直流電力を出力する第1バッテリと、
前記第1バッテリからの電力供給を受けて充電可能な、直流電力を出力する第2バッテリと、
前記第1バッテリからの直流電力を交流電力に変換して前記交流電動モータに供給させることにより前記交流電動モータを作動させるインバータと、
前記第2バッテリからの直流電力を受けて作動して、前記インバータの作動を制御するインバータ制御装置とを備えた油圧ユニットの電源システムにおいて、
前記第1バッテリから前記第2バッテリへの充電をオン/オフするスイッチと、
前記第2バッテリのバッテリ残量を検出し、前記バッテリ残量が所定値より少なくなったとき、前記スイッチをオンさせるスイッチ制御装置とを備えることを特徴とする油圧ユニットの電源システム。
【請求項2】
前記第1バッテリの直流電圧を変換するDC−DCコンバータを備え、
前記DC−DCコンバータから出力された電力により前記第2バッテリが充電されることを特徴とする請求項1に記載の油圧ユニットの電源システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2011−103720(P2011−103720A)
【公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−257348(P2009−257348)
【出願日】平成21年11月10日(2009.11.10)
【出願人】(000150154)株式会社竹内製作所 (50)
【Fターム(参考)】