説明

油飛散防止カバー

【課題】 揚げ物をすると、油が鍋のまわりに飛び散って、掃除がとても大変である。一般に使用されているアルミ製の衝立は、鍋と衝立の間に距離があり、汚れる範囲も広く、コンロに近づけると燃える危険性があった。また、鍋に直接取り付ける油飛散防止板は、決められたサイズの鍋にしか使用できなかった。
本発明は、調理器の油や汁物などの飛散を防止するための油飛散防止カバーを提供する。
【解決手段】 シリコンゴムのシートの下部にフックを設け、シリコンゴムのシートの左右に湾曲型の切り抜きを設けたことを特徴とする油飛散防止カバー。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、調理器の油飛散防止カバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、揚げ物をする時の油の飛散を防止するには、主にアルミ製の遮断パネルを調理台のコンロの周りに立設していた。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開2009−092319号公報
【特許文献3】特許公開2005−321174号公報
【特許文献4】特許公開2005−195213号公報
【特許文献5】特許公開2004−317023号公報
【特許文献6】特許公開平11−304164号公報
【特許文献7】特許公開平10−160173号公報
【特許文献8】特許公開平10−160172号公報
【特許文献9】特許公開平10−225384号公報
【特許文献10】実用新案公開平6−56611号公報
【特許文献11】登録実用新案第3113112号公報
【特許文献12】登録実用新案第3106658号公報
【特許文献13】登録実用新案第3018758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
揚げ物をすると、油が鍋のまわりに飛び散って、掃除がとても大変である。一般に使用されているアルミ製の衝立は、鍋と衝立の間に距離があり、汚れる範囲も広く、コンロに近づけると燃える危険性があった。また、鍋に直接取り付ける油飛散防止板は、決められたサイズの鍋にしか使用できなかった。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
シリコンゴムのシートの下部にフックを設け、シリコンゴムのシートの左右に湾曲型の切り抜きを設ける。
以上を特徴とする油飛散防止カバーである。
【発明の効果】
【0006】
鍋の縁部と衝立の間の空間を無くすことで、油や汁物の飛散を防止でき、衝立が受けた油や汁物は鍋本体に戻るので、調理後の掃除を楽にする。さらに本発明は、様々な形状の鍋やフライパンに使用でき、パーツも分解でき、繰り返し何度も洗って使用できるので、衛生的・経済的である。鍋の内側にセットすることで、衝立を燃えづらくすることも可能にした。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の使用状態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)シリコンゴムのシート(1)の下部にフック(2)を設ける。
(ロ)シリコンゴムのシート(1)の左右に、湾曲型の切り抜き(3)を設ける。
本発明は、以上のような構造である。
本発明を使用するときは、シリコンゴムのシート(1)を鍋(4)の内側に沿って湾曲させ、鍋(4)の縁にフック(2)で引っ掛け固定する。
また、シリコンゴムのシート(1)とフック(2)は取り外しができる。
【符号の説明】
【0009】
1 シリコンゴムのシート、2 フック、3 切り抜き、4 鍋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリコンゴムのシートの下部にフックを設け、シリコンゴムのシートの左右に湾曲型の切り抜きを設けたことを特徴とする油飛散防止カバー。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−251104(P2011−251104A)
【公開日】平成23年12月15日(2011.12.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−139915(P2010−139915)
【出願日】平成22年6月2日(2010.6.2)
【出願人】(510171151)
【出願人】(510171162)
【Fターム(参考)】